JPH08506975A - 駆動アッセンブリ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 複数の異なるシンボルを示すためのインジケータ手段（１２）及び前記シンボルを異なる表示位置間で異なる軸線を中心として移動するための駆動手段（１４）とを有し、前記インジケータ手段の少なくとも一つの側又は部分に軸（１８）が設けられ、この軸は、駆動手段の制御下で前記異なる軸線のうちの第２軸線を中心として少なくとも部分的に回転自在の支持体（２０）に関し、前記異なる軸線のうちの第１軸線を中心として少なくとも部分的に回転自在であり、駆動軌道（３２）がインジケータ手段の周囲の少なくとも部分に亘って設けられ、支持体（２０）が駆動手段によって駆動されるとき、軸（１８）が前記軌道に沿って転動する、駆動アッセンブリ（１０）。

Description

【発明の詳細な説明】 駆動アッセンブリ 本発明は、駆動アッセンブリに関し、更に詳細には、スロットマシン（fluitm achine）とかアミューズメントマシン（amusement machine）と呼ばれるゲーム 機に関する。 本明細書の読者に一読することが勧められる、英国特許第２２５３１５４号か ら、さいころのような、多数のシンボルが描いてある転がる本体（tumbling mul ti-symbol-carrying body）をゲーム機に設けることが周知である。 異なるシンボルを視認ステーション（viewing statioｎ）に示す異なる表示位 置間で本体を移動するため、駆動手段が設けられている。センサ手段が本体の配 向を検出し、視認ステーションに示されたシンボルを示す信号を発生する。制御 手段が信号をセンサ手段から受け取り、視認ステーションに示されるシンボルそ れ自体が知られ且つ制御されるように駆動手段を制御する。 本発明の目的は、英国特許第２２５３１５４号を改良し、簡単であり且つ賭博 機以外の用途で使用できる駆動アッセンブリを提供することである。 本発明による駆動アッセンブリは、複数の異なるシンボルを表示するためのイ ンジケータ手段（indicator means）及びシンボルを異なる表示位置間で異なる 軸線を中心として移動するための駆動手段を有する。 本発明は、主にセンサ手段及び制御手段を省略することによって、英国特許第 ２２５３１５４号よりも簡単にできるということは理解されよう。これらの手段 は、予め決定されたシンボルが予め決定された表示位置に表示されるようにイン ジケータ手段を駆動手段によって移動させる必要がない用途では必要とされない ものである。こうした場合には、完全にランダムな駆動アッセンブリとなる。 好ましくは、インジケータ手段は、多数の面を持つ、湾曲した、場合によって は球形の、従来のさいころの目又は色彩のブロックのような任意のシンボルが描 かれたプラスチック又は他の適当な材料からなる本体の形態である。 本体、特にシンボル間の材料が半透明であり、しかし、変形例では又は追加に シンボルのところが半透明の場合には、本体は、実際には背後から照明した場合 にあたかも内部から照明されているような喜ばしい外観を呈する。 好ましくは、駆動手段は回転自在のシャフトを持つ単一の電動モータの形態で あるが、ばね又は摩擦によって駆動される方式の回転自在のシャフトを持つ完全 に機械式の駆動手段であってもよい。 駆動手段は、全ての面／シンボルを予め決定された順序で次々に視認ステーシ ョンに表示するようにインジケータ手段を好ましくは実質的に垂直な二つの軸線 を中心として同時に回転させることができ、インジケータ手段は、二つの軸線を 中心として、１：ｎ／２（ここでｎは面／シンボルの数である）といった固定さ れた比率で同時に回転される。 好ましくは、回転自在のシャフトは軸線のうちの第１軸線と同軸であり、骨組 みからなる又は連続した全体に半球形形状の支持体に動力を伝達する。一対のス タブシャフトが軸線のうちの第２軸線と同軸であり、支持体を貫通するように構 成されており且つ支持体に関して回転自在である。スタブシャフトの内端は、シ ンボルが描かれている本体の向き合った部分に固定されており、これに対し、ス タブシャフトの外端は、固定環状軌道と係合し又は少なくとも固定環状軌道に当 接する。かくして、回転自在のシャフトで支持体を駆動すると、スタブシャフト は第１軸線を中心として支持体と調和して回転するばかりでなく、環状軌道に沿 って効果的に転動することによって第２軸線を中心として回転される。 その結果、駆動手段は、第１軸線及び第２軸線を中心とした回転をインジケー タ手段に同時に加える。 本発明は好ましい実施例に限定されないということは理解されよう。他の実施 例では、軌道は固定されていなくてもよく、環状でなくてもよく、一対のスタブ シャフトを、シンボルが描かれている本体を連続的に貫通しているか或いは一方 の側だけを延びる単一の軸に代えてもよい。 本発明は、更に一般的には、以下の好ましい特徴のうちの一つ又はそれ以上を 具現化するということは理解されるべきである。即ち、 インジケータ手段は、駆動手段の部分を形成する駆動軌道によって少なくとも 部分的に取り囲まれており、 駆動軌道は環状であり、固定されており、歯車の歯が形成されており、インジ ケータ手段の部分を収容するケースに形成されており、駆動手段の部分を隠し、 シンボルは、前記異なる軸線のうちの二つの実質的に垂直な軸線の各々を中心 として少なくとも部分的に回転自在であり、 シンボルは、前記実質的に垂直な軸線の両方を中心として完全に回転自在であ り、 インジケータ手段は、その二つの異なる側又はその部分の各々のところで支持 されており、 インジケータ手段は、その前記側又は部分の両方で積極的に駆動され、 インジケータ手段は、少なくとも一部がカップ内に配置され且つこのカップに よって支持されており、 インジケータ手段の少なくとも一つの側又は部分に軸が設けられ、この軸が前 記異なる軸線のうちの第１軸線を中心として、支持体に関し、少なくとも部分的 に回転自在であり、支持体は、駆動手段の制御下で前記異なる軸線のうちの第２ 軸線を中心として少なくとも部分的に回転自在であり、駆動軌道がインジケータ 手段の周囲の少なくとも部分に亘って設けられ、支持体を駆動手段で駆動すると き、軸が駆動軌道に沿って転動する。 読者におかれては、１９９４年１月１２日に公開された英国特許第２２６８４ １５号を更に参照されたい。 本発明による駆動アッセンブリを添付図面を参照して以下に単なる例として詳 細に説明する。 第１図は、駆動アッセンブリの部分分解概略斜視図であり、 第２図は、駆動アッセンブリの部分断面概略正面図である。 添付図面は、本発明による駆動アッセンブリ１０を示し、このアッセンブリは 、複数の異なるシンボルを示すためのインジケータ手段１２及びシンボルを異な る表示位置間で異なる軸線を中心として移動するための駆動手段１４を有する。 インジケータ手段１２は、湾曲した表面によって接合された六つの直交面１６ を持つ立方体形状であり、直交面１６には、従来のさいころの目（さいころを形 成する）又は他のシンボルが所定の方法で描いてある。この方法を例示する必要 はない。 一対の向き合ったスタブシャフト１８が、さいころの直径方向に向き合った対 をなした隅部と考えられるところに固定されており、ここから外方に延びている 。スタブシャフト１８は、全体に半球形の中空カップ即ち支持体２０の口部近く にある開口部の夫々を貫通しており、これらの開口部内で回転自在である。支持 体２０の中央部は、電動ステッパモータ２６で駆動される回転自在のシャフト２ ４にスプライン連結部２２のような任意の適当な方法で固定されている。モータ ２６は、ねじ２８でケース３０の中央部分に固定されている。ケース３０の口部 には環状軌道３２が形成されている。 図示の実施例では、環状軌道３２はリング歯車として形成されており、その歯 は、スタブシャフト１８の外端部に形成されたピニオン３４に設けられた相補的 な歯と係合する。 シャフト２４をモータ２６で回転させると、支持体２０が回転し、スタブシャ フト１８が環状軌道３２に沿って転動し、その結果、インジケータ手段１２は、 シャフト２４の軸線並びにスタブシャフト１８の軸線を申心として転がりながら 回転する。 さいころは、例えば面１６のところが半透明のプラスチック材料からできてい るのがよく、隅部は、さいころに入射した光線の内部反射器として作用する。 環状軌道は、スタブシャフトの外端部を摩擦駆動する材料でできていてもよい し、こうした材料が付けられていてもよく、この場合には、スタブシャフトの端 部は、ピニオンで拡大されていなくてもよい。 インジケータ手段を駆動手段によって、制御された及び従って単に疑似乱数的 な方法で移動しようとする場合には、英国特許第２２５３１５４号のセンサ手段 及び制御手段を組み込んでもよい。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．複数の異なるシンボルを示すためのインジケータ手段及び前記シンボルを異 なる表示位置間で異なる軸線を中心として移動するための駆動手段とを有する駆 動アッセンブリ。 ２．前記インジケータ手段は、前記駆動手段の部分を形成する駆動軌道によって 少なくとも部分的に取り囲まれている、請求項１に記載の駆動アッセンブリ。 ３．前記駆動軌道は環状である、請求項２に記載の駆動アッセンブリ。 ４．前記駆動軌道は不動である、請求項２又は３に記載の駆動アッセンブリ。 ５．前記駆動軌道には歯車の歯が形成されている、請求項２、３、又は４に記載 の駆動アッセンブリ。 ６．前記駆動軌道は、前記インジケータ手段の部分を収容し且つ前記駆動手段の 部分を隠すケースに形成されている、請求項２乃至５のうちのいずれか一項に記 載の駆動アッセンブリ。 ７．前記シンボルは、実質的に垂直な前記異なる軸線のうちの二つの軸線の各々 を中心として少なくとも部分的に回転自在である、請求項１乃至６のうちのいず れか一項に記載の駆動アッセンブリ。 ８．前記シンボルは、前記実質的に垂直な軸線の両方を中心として完全に回転自 在である、請求項７に記載の駆動アッセンブリ。 ９．前記インジケータ手段は、二つの異なる側部の各々で又はその部分で支持さ れている、請求項１乃至８のうちのいずれか一項に記載の駆動アッセンブリ。 10．前記インジケータ手段は、前記二つの側部の両方又は前記二つの側部の部分 の両方で積極的に駆動されている、請求項９に記載の駆動アッセンブリ。 11．前記インジケータ手段は、少なくとも一部がカップ内に配置されており且つ カップによって支持されている、請求項１乃至１０のうちのいずれか一項に記載 の駆動アッセンブリ。 12．前記インジケータ手段の少なくとも一つの側部又は部分に軸が設けられ、こ の軸は、前記駆動手段の制御下で前記異なる二つの軸線のうちの第２軸線を中心 として少なくとも部分的に回転できる支持体に対して、前記異なる二つの軸線の うちの第１軸線を中心として少なくとも部分的に回転自在であり、駆動軌 道が前記インジケータ手段の周囲の少なくとも一部の周りに設けられ、前記支持 体が前記駆動手段によって駆動されるとき、前記軸が前記軌道に沿って転動する 、請求項１乃至１１のうちのいずれか一項に記載の駆動アッセンブリ。