JPS6121285A - 光検出パワ−ウインドの安全装置 - Google Patents

光検出パワ−ウインドの安全装置

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JPS6121285A
JPS6121285A JP59142640A JP14264084A JPS6121285A JP S6121285 A JPS6121285 A JP S6121285A JP 59142640 A JP59142640 A JP 59142640A JP 14264084 A JP14264084 A JP 14264084A JP S6121285 A JPS6121285 A JP S6121285A
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JP
Japan
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power window
light
receiver
safety device
switch
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JP59142640A
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裕一 村上
健一 小室
五策 寺林
久敏 太田
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Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車、その他の車輌の車体或いはドアーの
窓枠またはその付近に一次元的な光軸を付設する光結合
器を配設し、窓ガラスを自動的に開閉するパワーウィン
ドの閉動動作中に、窓ガラスと窓枠との間に何かが挾ま
れるのを防止するパワーウィンドの安全装置に関するも
ので、特に光結合を行う受光器側の外乱光の影響を除去
できる光検出パワーウィンドの安全装置に関するものあ
る。また、この種の安全装置はパワーウィンドに限らず
、電動で開閉制御づるサンルーフの安全装置としても使
用できるものである。
[従来の技術] この種のパワーウィンドの安全装置として、例えば、上
限、下限のリミットスイッチを設()ると共に、窓ガラ
ス上昇途中において人体の一部等が挾まれることによる
負荷の増大を検知する検知手段を設け、前記検知手段の
作動により、窓ガラスを一旦全開状態に下降させ下限リ
ミットスイッチを開、放させ、再び窓ガラスを上昇させ
全閉したときに上限リミットスイッチを開放させてモー
タを停止させる安全装置、或いは、モータに回転検出手
段を付加して回転を検出し、1li11611リレ一回
路を自己保持させてワンタッチ動作を行わせ、窓ガラス
上昇途中において負荷の増大により一モータがロック停
止したとぎに前記回転検出手段によりモータを逆転させ
て窓ガラスを全開状態に下降させ、下限においてモータ
がロック停止すると、回転検出手段が働きモータへの通
電を遮断するようにした安全装置も知られている。これ
らのパワーウィンドの安全装置については、実開昭57
−21296号公報等に記載されており公知である。
また、窓ガラスの上昇途中に、窓枠等に配設した感圧ス
イッチが動作したとき、窓ガラスの上昇を停止すると共
に、瞬時にモータを窓ガラスの下降側に極性切換えをす
る安全装置については、特公昭48−44445号公報
等で公知である。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、上記種々のパワーウィンドの安全装置は、結果
的に窓ガラスと窓枠等の間に何かが挾まれなければ検出
動作が行われない等の欠点があった。
そこで、本発明は、パワーウィンドを開閉動作させると
き、人体の一部或いは物体が挾まれる状態にあるか否か
を検出し、身体或いは物体が非接触の状態で挾まれる可
能性を検出し、パワーウィンドの動作を停止及び開動す
ることによって、窓ガラスに挾まれることを未然に防止
すると共に、外乱の影響を除去できる光検出パワーウィ
ンドの安全装置の提供をその目的とするものである。
[問題点を解決1−るための手段] 本゛発明の光検出パワーウィンドの安全装置は、各ドア
ーの窓ガラスの端縁が当接または摺動する近傍に互いに
投光方向を逆とする光軸を付設可能な投光器及び受光器
の組合せからなる対ど、前記投光器を駆動する変調信号
を発生する高周波発振回路及び変調信号によって前記高
周波発振回路出力をオン、オフするアナログゲートから
構成され= 5 − る投光駆動回路と、前記受光器の信号を増幅及び各受光
器の種別を行う符号化回路と、パワーウィンド用モータ
及びその回転方向を、決する駆動回路と、前記窓ガラス
の全開及び全閉時のパワーウィンド用モータの電流を検
出するロック電流検出回路と、窓ガラスの開閉を指示す
るオートクローズスイッチAC及びマニュアルクローズ
スイッチMC及びオートオープンスイッチAO及びマニ
ュアルオープンスイッチMOからなるパワーウィンドス
イッチと、前記投光駆動回路及び前記符号化回路及び前
記ロック電流検出回路の出力並びに前記パワーウィンド
スイッチの出力によって前記パワーウィンド用モータ駆
動回路を制御する制御回路を具備することを特徴とする
ものである。
[作用] 本発明の光検出パワーウィンドの安全装置は、窓ガラス
の開閉を指示するオートクローズスイッチAC及びマニ
ュアルクローズスイッチMC,オートオープンスイッチ
AO及びマニュアルオープンスイッチMOの何れかをオ
ンとすると、マイク口]ンビュータ等からなる制御回路
がパワーウィンド用モータ駆動回路を制御して、前記パ
ワーウィンド用モータMを所定の方向に回転さUる。制
御回路が窓ガラスの閉動動作に入ると、各ドアーの光軸
状態及びパワーウィンド用モータの電流を監視すること
によって、窓ガラスの閉動状態を検知し、安全にパワー
ウィンドの開閉を行うものである。
[実施例1 第1図は本発明のパワーウィンドの安全装置の要部回路
図である。
図において、オートクローズスイッチACは、パワーウ
ィンド用モータMを回転(以下、この回転方向を正転と
呼ぶ)させて窓ガラスを−F昇し、窓ガラスの閉動動作
完了時に生ずるパワーウィンド用モータMの過負荷電流
、即ち、ロック電流を検出して、窓ガラスの閉動動作を
完了させるものである。オートオー7ンスイツチAOは
パワーウィンド用モータMを窓ガラスを開くべく前記正
転とは逆方向の回転(以下、この回転方向を逆回転と呼
ぶ)させ、窓ガラスの開動動作完了特に生ずるパワーウ
ィンド用モータMの過負荷電流、即ち、ロック電流を検
出して開動動作を完了させるものである。マニュアルク
ローズスイッチMOはパワーウィンドモータMを正転さ
せ任意の閉動時点で停止させるものである。そして、マ
ニュアルオープンスイッチMOはパワーウィンド用モー
タMを逆転させ、任意の開動時点で停止させるものであ
る。これらのパワーウィンドスイッチは、制御回路であ
るマイクロコンピュータCPU (図示の回路では、M
B8850を使用)の入力となっている。即ち、オート
クローズスイッチACは端子22へ、オートオープンス
イッチAOは端子23へ、マニュアルクローズスイッチ
MCは端子24へ、マニュアルオープンスイッチMOは
端子25へ各々接続されている。ダイオードD1〜D8
及び抵抗R1〜R4及び抵抗R5〜R8は各々同一種類
のもので構成されており、各スイッチがオンされたとき
、該当のマイクロコンピュータCPUの入力を゛[(ロ
ーレベル)″とする入力駆動回路である。
マイクロコンピュータCPUは、オートクローズスイッ
チACまたはマニュアルクローズスイッチMCがオンさ
れたとき、パワーウィンド用モータMを正転させるリレ
ーRLIを駆動する。オートオープンスイッチAOまた
はマニュアルオープンスイッチMOがオンされたとき、
パワーウィンド用モータMを逆転させるリレーRL2を
駆動する。前記リレーRL1はマイクロコンピュータC
PUの端子19が′[″となると、パワーウィンド用モ
ータMの駆動回路を構成する抵抗R1(1〜R13及び
トランジスタ01〜Q2の、トランジスタQ1がオフ、
トランジスタQ2がオンどなり、リレーRLIの巻線が
励磁され、パワーウィンド用モータMの一方の入力を切
換え、前記モータMを正転させる。そして、端子19が
’ 11”となるとリレーRLIは非励磁となる。同様
に、マイクロコンピュータCPLJの端子20が“L″
となると、パワーウィンド用モータMの駆動回路を構成
する抵抗R14〜R17及びトランジスタQ3 、Q4
の、トランジスタQ3がオフ、トランジスタQ4がオン
となり、リレーRL2の巻線が励11され、パワーウィ
ンド用モータMの他方の入力を切換え、前記モータMを
逆転させる。そして、端子20が11 HITとなると
、リレーRL2は非励磁となる。
パワーウィンド用モータMが回転すると、電源E1イグ
ニッションスイッチIG、パワーウィンド用モータM1
低抵抗R20に電流が流れ、低抵抗R20の電圧降下を
抵抗R21及びコンデンサC1を介してコンパレータC
OMPIに入力される。コンパレータCOMPIの他の
入力には、ダイオードD20を介して、定電圧電源回路
を構成する抵抗R22〜R24及び定電圧ダイオードZ
DI及びダイオードD21、並びに、誤動作防止と補償
回路を構成する定電圧ダイオードZD2抵抗R25及び
R26のダイオード()21の電圧降下及び抵抗R26
の電圧降下を導いている。この入力は通常は定電圧を入
力しており、電源電圧Eが増加したとき、低抵抗R20
の電圧降下が増加するのを補償するために、前記定電圧
電源出力に、その変動分を加算することによって、誤動
作を防止するものである。コンパレータCOMP1の出
力はコンピュータCPUの端子30に導かれ低抵抗R2
0の電圧降下が小さいとき、その出力がII HIIで
あり、電圧降下が増加すると抵抗R27の電流が吸い込
まれ、その出力は“L″となる。即ち、パワーウィンド
用モータMが閉動動作成いは開動動作を完了すると、過
負荷状態となり、コンパレータCOMPIはそのロック
電流を検知して、その出力はL°′となる。
また、電源電圧FはダイオードD20を介して、抵抗R
30、発光ダイオードLDI及びLD2に導かれており
、ダーリントン接続されたトランジスタQ5及びQ6の
オン、オフ動作によって発光ダイオードLDI及びLD
2が発光する。ダーリントン接続されたトランジスタQ
5及びQ6には抵抗R36を介して、高周波発振回路出
力が導かれている。前記高周波発振回路は、抵抗R31
〜R35及びコンデンサC3及びオペアンプOPから構
成されている公知の無安定マルチバイブレータ回路であ
る。なお、高周波発振回路の電源変動及び電源ノイズの
影響を少なくするためにコンデンサC2が高周波発振回
路の電源側に接続されている。オペアンプOPの出力は
、マイクロコンピュータCPUの端子18からの変調信
号出力が、ダイオード[)30及び抵抗R37、R38
及びトランジスタQ7で構成されるアナログゲートによ
って開閉される。
即ち、ダーリントン接続されたトランジスタQ5及びQ
6は、高周波発振回路出力をマイクロコンピュータCP
Uの出力によってアナログゲートを開閉して変調し、発
光ダイオードLD1 、LD2から変調光を発光するも
のである。
なお、前記変調信号は抵抗R40〜R42及びコンデン
サC4で構成されるフィルターを介して、コンパレータ
COMP2の入力となり、抵抗R43及びR44で決定
される閾値と比較して、変調状態をマイクロコンピュー
タCPUで監視している。
前記発光ダイオードLD1及びLD2が発光する赤外線
は、第2図で示す本発明のパワーウィンドの安全装置の
受光増幅及び各受光器の種別を行う符号化回路によって
受光及び信号処理される。
なお、前記符号化回路を発光ダイオードLD1及びLD
2に対応させるには、第2図に示す受光部の符号化回路
が前記発光ダイオードの数だけ必要となる。図示の回路
は、発光ダイオードLDIが発光する赤外線を受光する
ものである。フォトダイオードPDIG、t、抵抗R5
5及ヒR50,抵抗R53によって電流路を構成される
と共に、抵抗R51及びR52の分圧点に、ダイオード
D40が接続されており、検出出力が異常に大きい場合
にはクランプされる。前記フォトダイオードPD1の検
出出力は、コンデンサC6及び抵抗R54によって電界
効果トランジスタFETに導かれて、そこで増幅され、
抵抗R58及びコンデンサc7の直列回路によって、集
積回路(本実施例ではM51015Lを使用)ICIの
端子1の入力となる。そして、集積回路IC1の出力と
して端子16から、フォトダイオード毎に所定のギード
を付した符号化された光検出出力をマイクロコンピュタ
ーcPUの端子26.27・に送出する。
前記発光ダイオードLD1及びLD2とフォトダイオー
ドPD1及びPD2は、各々レンズ、フィルター等と組
合せて、投光器及び受光器を構成し、更に、投光器と受
光器とを組合せ一体として投受光器A1及び投受光器B
1を構成する。第3図は前記投受光器A1及び投受光器
B1のそれぞれの要部正面を示す説明図である。即ち、
投受光器A1は発光ダイオードLDIとフォトダイオー
ドPD1を内蔵している。そして、投受光器B1はフォ
トダイオードPD1に投光する発光ダイオードLD2と
前記発光ダイオード101の赤外線を受光するフォトダ
イオードPD2を内蔵している。したがって、前記投受
光器A1と投受光器B1は、対向する受光器と投光器の
配置が互いに上下或いは左右に逆となる。
なお、第4図は投受光器A1を車輌のAピラー51に、
投受光器B1をBピラー52に配設した例の要部断面の
説明図を示すものである。
前記例に示す様に、ドアーに窓枠のないハードトップタ
イプの自動車の場合には、窓ガラスの端縁が窓枠に当接
するルーフサイドに光軸を付設すべく、Aピラー51及
びBピラー52に投受光器A1及び投受光器B1を配設
しているが、ドアーに窓枠のあるものでは、窓ガラスの
閉動動作に伴い、窓ガラスの端縁が窓枠に当接する箇所
に光軸が付設されるように、投受光器A1及び投受光器
B1を配設する。即ち、前記光軸の付設は各ドアーの窓
枠に投受光器A1及び投受光器B1を配設、或いは、4
ドアータイプの自動車においては、2ドアーを挾んで、
投受光器A1及び投受光器B1を配設すればよい。
投受光器A1と投受光器B1との対を、第5図の如く配
設したものにおいては、ドアーの開閉に関係なく、光軸
を付設することができる。しかし、ドアーの開放状態下
においては、前記光軸は不要であり、逆に乗り降りの際
に人体が光軸を遮断する可能性を有する。また、ドアー
と車体に投受光器A1と投受光器B1を配設したもので
は、ドアーの開放に伴い、光軸が遮断されることになる
窓枠に投受光器A1及び投受光器B1の対を配設したも
のでは、ドアーの開放後も依然として窓ガラスと窓枠と
の間に挾まれる危険性を有している。
この様に、投受光器A1及び投受光器B1の配設状態に
応じて、その態様が異なるから、ドアーの開閉状態を検
出して、その態様に応じた対応をする必要がある。
第6図は第1図に示したマイクロコンピュータCPLI
の入力とするドアーの開閉状態の検出出力回路及びブザ
ーBZの発音出力駆動回路を示す回路図である。
ドアースイッチORはドアーを開くとオンし、カーテシ
ランプLを点灯する。ドアースイッチDRがオフしてい
るとき、抵抗Rho及び抵抗R61に電流が流れ、トラ
ンジスタQ8をオンし、抵抗R62の一端をアースに落
す。したがって、抵抗R63及び抵抗R64に電流が流
れず、抵抗R64の電圧降下が生じないから、トランジ
スタQ9はオフとなり、マイクロコンピユー1cpuの
入力端子31の電位を“′H″とする。ドアースイッチ
DRがオンすると、トランジスタQ8がオフ、抵抗R6
2、抵抗R63、抵抗R64に電流が流れ、抵抗R64
の電圧降下により、トランジスタQ9がオンとなり、マ
イクロコンピュータCPUの入力端子31を11111
とする。
また、マイクロコンピュータCPUの出力端子17は、
その出力が“HIIとなると、抵抗R70と抵抗R71
の接続点の電位が上がり、抵抗R72の電圧降下が大と
なり、トランジスタQ10がオンとなりブザーBZが発
音する。出力端子17の出力が11 L IIのときは
トランジスタQ10がオフとなり、ブザーBZの回路を
遮断する。
以上のパワーウィンドの安全装置の各構成部は、マイク
ロコンピュータCPUによって、次の様に制御される。
第7図は本発明のパワーウィンドの安全装置の動作例を
示すフローチャートである。
まず、本パワーウィンドの安全装置の制御をスタートさ
せるに際し、イグニッションスイッチIGのオンによっ
て、ステップ100でマイクロコンピュータCPUをイ
ニシャライズする。そして、ステップ101からステッ
プ104で、パワーウィンドスイッチの動作状態を監視
し、何れかのスイッチがオンしない限り、ステップ10
1からステップ104を繰り返し走査する。
まず、ステップ104で、マニュアルオープンスイッチ
MOがオンとなると、パワーウィンド用モータMは逆転
し開動動作に入り、ステップ106でマニュアルオープ
ンスイッチMOがオフになるまで、その状態を維持し、
マニュアルオープンスイッチMOがオフとなると、ステ
ップ106からステップ109にステップアップし、パ
ワーウィンド用モータMを停止させる。
オートオープンスイッチAOがオンとなると、ステップ
103からステップ107にステップアップし、パワー
ウィンド用モータMは逆転し閉動動作に入る。ステップ
108で窓ガラスが全開状態に至り、パワーウィンド用
モータMが過負荷になると、コンパレータCOMPIで
ロック電流を検知し、ステップ109でパワーウィンド
用モータMを停止する。
以上の、マニュアルオープンスイッチMO及びオートオ
ープンスイッチAOがオンされた状態では、パワーウィ
ンドの安全装置は作動しない。即ち、窓ガラスの開動状
態では、窓ガラスと窓枠との間に何かが挾まれる危険性
がないから安全装置を作動させる必要がない。
マニュアルクローズスイッチMCがオンとなると、ステ
ップ113でパワーウィンド用モータMを正転し、窓ガ
ラスの閉動動作に入る。窓ガラスの閉動動作中は、身体
の一部或いは物体が挾まれる可能性があるから、ステッ
プ200でその窓の状態の監視を行う監視動作のルーチ
ンに入る。監視動作の後、リレーRL1またはリレーR
L2の動作状態の有無、即ち、パワーウィンド用モータ
Mの駆動回路出力の有無をステップ116で判断し、パ
ワーウィンド用モータMの停止状態は、前ステップ20
0の監視動作のルーチンで窓の閉動動作状態中に身体の
一部或いは物体等が挾まれる可能性があったことを意味
するから、ステップ114でパワーウィンド用モータM
が停止していることが判断されると、ステップ101に
入り、再び、窓の制御スイッチを走査するステップ10
1からステップ104に入る。ステップ114でパワー
ウィンド用モータMが回転状態にあると、監視動作のル
ーチンで窓の閉動動作状態中に身体或いは物体等の挾ま
れる可能性がなかったことを意味す把。したがって、ス
テップ115でマニュアルクローズスイッチMCがオン
の状態中は、ステップ113からのフローを繰り返すが
、マニュアルクローズスイッチMOがオフとなると、ス
テップ115からステップ116にステップアップし、
パワーウィンド用モータMを停止させる。
また、オートクローズスイッチACがオンとなると、ス
テップ101からステップ110にステップアップし、
パワーウィンド用モータMが正転する。そして、マニュ
アルクローズの場合と同様に、”ステップ200で鰍の
閉動動作状態中の監視動作のルーチンに入り、窓ガラス
に身体の一部或いは物体等が挾まれる可能性があったと
き、パワーウィンド用モータMは停止しているから、ス
テップ111で、再びステップ101からステップ10
4の各パワーウィンドスイッチの走査に入る。
窓の閉動動作状態中の監視動作のルーチンで異常が検知
されないとき、窓ガラスの閉動動作を完了し、パワーウ
ィンド用モータMが過負荷となると、それをステップ1
12で判断し、ステップ116でパワーウィンド用モー
5Mを停止させる。
次に窓の閉動動作状態中の監視動作のルーチンを説明す
る。第8図は窓の閉動動作状態中の監視動作の例を示す
フローチャートである。
ステップ200で監視動作に入ると、ステップ201で
、対向する発光ダイオードLD2が発光していない状態
でフォトダイオードPD1の受光状態を検知し、変調光
等の外乱光の到来の有無、その受光が飽和状態にあるか
否かを判断し、受光可能状態にあるとき、フォトダイオ
ードPD1と対向する発光ダイオードLD2を発光させ
る。発光ダイオードLD2の赤外線を、ステップ203
でフォトダイオードPD1が受光すると、窓ガラスによ
って身体の一部或いは物体等が挾まれる可能性がないこ
とを意味するから、ステップ204で発光ダイオードL
D2を消光する。
ステップ201でフォトダイオードPD1が受光可能状
態にないとき、ステップ205にステップアップして発
光ダイオードLD2側のフォトダイオードPD2の受光
状態を判断する。フォトダイオードPD2が受光可能な
状態であるとき、ステ多プ206で発光ダイオードLD
Iから赤外線を発光させる。発光ダイオードLDIの赤
外線をフォトダイオードPD2で受光すると、前者同様
に危険がないことを意味するから、ステップ208で発
光ダイオードLD1を消光する。
ステップ201及びステップ205で、フォトダイオー
ドPD1及びフォトダイオードPD2が受光可能状態に
ないときは、投受光器A1及び投受光器B1に外部から
ノイズが入っており、発光ダイオードLDI及びLD2
の赤外線を受光できる状態にないことを意味するから、
ステップ213でパワーウィンド用モータMを停止させ
る。
また、ステップ202で発光した発光ダイオードLD2
の赤外線或いはステップ206で発光した発光ダイオー
ドLD1の赤外線が身体の一部或いは物体によって遮断
されると、ステップ203或いはステップ207でステ
ップ209を選択し、ブザーB7を発音させると共に、
ステップ210でパワーウィンド用モータMの正転を停
止させ、窓ガラスの閉動動作を停止する。そして、ステ
ップ211でパワーウィンド用モータMを逆転させて、
窓ガラスの開動動作に入る。窓ガラスの開動を完了して
、パワーウィンド用モータMが過負荷状態になり、ステ
ップ212でロック電流を検知するとステップ213で
パワーウィンド用モータMを停止させる。
ステップ213のパワーウィンド用モータMの停止は、
光軸の遮断を前提とするものであり、誤まって、オート
クローズスイッチACとマニュアルクローズスイッチM
Cとを身体の一部で押圧した場合の可能性が含まれるか
ら、ステップ214でマニュアルクローズスイッチMC
が継続してオンされていても、パワーウィンド用モータ
Mの回転を停止しておく。
以上の第7図の本発明のパワーウィンドの安全装置のフ
ローチャート、及び、第8図の窓の閉動動作状態中の監
視動作のフローチャートでは、ドアーの開閉信号を用い
ていないが、車種に応じた窓枠の有無及びドアーの開放
に伴う光軸のずれの有無等に対応して、例えば、ハード
トップタイプにおいては、ドアーの開放に伴い、ステッ
プ200の監視動作を回避させればよい。また、窓枠を
有するものは、ドアーを開放しても依然として、危険性
を有するから、光軸のずれの生ずる光軸を付設した投受
光器の対の信号のみを、第8図の窓の閉動動作状態中の
監視動作のフローチャートの受光信号から除去すればよ
い。
[発明の効果] 本発明の光検出パワーウィンドの安全装置は、各ドアー
の窓ガラスの端縁が当接または摺動する近傍に、互いに
投光方向を逆とする2本の光軸を付設可能な投光器及び
受光器の組合せからなる投受光器の対を配設するもので
あるから、パワーウィンドの閉動動作中に、窓ガラスと
窓枠との間に身体の一部或いは物体が挾まれる前に、そ
の身体の一部或いは物体が挾まれることを検知して、そ
れを未然に防止することができる。そして、互いに投光
方向を逆とする投受光器の対を配設したものであるから
、方向性を有する外乱光に対して何れか一方の投受光器
が動作可能な状態下にあることから、常に身体或いは物
体が非接触の状態で挾まれる可能性を検出し、パワーウ
ィンドの動作を停止及び開動することによって、窓ガラ
スに挾まれることを未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のパワーウィンドの安全装置の要部の回
路図、第2図は本発明のパワーウィンドの安全装置の受
光部の回路図、第3図は投受光器の要部正面を示す説明
図、第4図は投受光器をAピラー及びBピラーに配設し
た例の要部平面を示す説明図、第5図は投受光器をハー
ドトップタイプの自動車に配設した光軸例を示す説明図
、第6図は第1図に示したドアーの開閉状態の検出回路
及びブザーの発音出力回路図、第7図は本発明のパワー
ウィンドの安全装置の動作例のフローチャ一部、第8図
は窓の閉動動作状態中の監視動作例のフローチャートで
ある。 図中、 M・・・パワーウィンド用モータ、 A1・・・投受光器、    B1・・・投受光器、R
1−R72・・・抵抗、 01〜C10・・・コンデンサ、 D1〜D40・・・ダイオード、 Q1〜QIO・・・トランジスタ、 LDl 、LD2・・・発光ダイオード、PDI 、P
D2・・・フォトダイオード、ZDl 、ZD2・・・
定電圧ダイオード、RLl 、RL2・・・リレー、 COMPl、GOMP2・・・コンパレータ、OP・・
・オペアンプ、 CPU・・・マイクロ」ンビュータ、 AC・・・オートクローズスイッチ、 MC・・・マニュアルクローズスイッチ、AO・・・オ
ートオープンスイッチ、 MO・・・マニュアルオーブンスイッチ、である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は、同一または相当
部分を示す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)窓ガラスの端縁が当接または摺動する近傍に、互
    いに投光方向を逆とする2本の光軸を付設可能な投光器
    及び受光器の組合せからなる投受光器の対と、前記投光
    器を駆動する投光駆動回路と、前記受光器の信号を増幅
    及び各受光器の種別を行う符号化回路と、パワーウィン
    ド用モータ及びその回転方向を決する駆動回路と、前記
    窓ガラスの全開及び全閉時のパワーウィンド用モータの
    電流を検出するロック電流検出回路と、窓ガラスの開閉
    を指示するパワーウィンドスイッチと、前記投光駆動回
    路及び符号化回路及びロック電流検出回路の出力並びに
    前記パワーウィンドスイッチの出力によって前記パワー
    ウィンド用モータ駆動回路を制御する制御回路を具備す
    ることを特徴とする光検出パワーウィンドの安全装置。
  2. (2)前記投光駆動回路は、高周波発振回路とアナログ
    ゲートによって、投光器の出力を変調することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の光検出パワーウィン
    ドの安全装置。
  3. (3)前記制御回路を、マイクロコンピュータとしたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の光検出パ
    ワーウィンドの安全装置。
  4. (4)前記パワーウィンドスイッチを、オートクローズ
    スイッチ及びマニュアルクローズスイッチ及びオートオ
    ープンスイッチ及びマニュアルオープンスイッチから構
    成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    光検出パワーウィンドの安全装置。
  5. (5)前記投光器を、発光ダイオードで構成したことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の光検出パワー
    ウィンドの安全装置。
  6. (6)前記受光器を、フォトダイオードで構成したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の光検出パワ
    ーウィンドの安全装置。
  7. (7)前記投受光器を投光器と受光器を組合せ一体とし
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の光検
    出パワーウィンドの安全装置。
JP59142640A 1984-07-10 1984-07-10 光検出パワ−ウインドの安全装置 Pending JPS6121285A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63316678A (ja) * 1987-06-19 1988-12-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電動吸込具の電力制御装置
JPH09502635A (ja) * 1993-09-14 1997-03-18 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 複数のトップシートを有する吸収物品

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63316678A (ja) * 1987-06-19 1988-12-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電動吸込具の電力制御装置
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