JPH0422228B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0422228B2 JPH0422228B2 JP59076814A JP7681484A JPH0422228B2 JP H0422228 B2 JPH0422228 B2 JP H0422228B2 JP 59076814 A JP59076814 A JP 59076814A JP 7681484 A JP7681484 A JP 7681484A JP H0422228 B2 JPH0422228 B2 JP H0422228B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- window
- repeater
- optical
- window frame
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 25
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 8
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 8
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01V—GEOPHYSICS; GRAVITATIONAL MEASUREMENTS; DETECTING MASSES OR OBJECTS; TAGS
- G01V8/00—Prospecting or detecting by optical means
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Geophysics (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の技術分野
本発明は、車両の電動式の窓ガラスと窓枠との
間に挟まれる物体の有無を検出する光学的な物体
検出装置に関する。
間に挟まれる物体の有無を検出する光学的な物体
検出装置に関する。
従来技術と問題点
自動車のパワーウインドウ(電動式ウインド
ウ)または電動式サンルーフ等の電動式窓ガラス
の開閉は手動スイツチで指示する。この手動スイ
ツチを操作して例えばウインドウを閉める時、全
閉状態は自動的に検出されるようになつている。
つまり、駆動用モータと直列に検出用抵抗を接続
して該モータに流れる電流を常時モニタしている
と、ウインドウが全閉状態になつた後は機構上そ
れ以上移動できないのでモータはロツク状態にな
り、電流は急激に増加する。従つて、この電流の
急増を検出したらスイツチを自動的に切つてモー
タ停止をさせることができる。
ウ)または電動式サンルーフ等の電動式窓ガラス
の開閉は手動スイツチで指示する。この手動スイ
ツチを操作して例えばウインドウを閉める時、全
閉状態は自動的に検出されるようになつている。
つまり、駆動用モータと直列に検出用抵抗を接続
して該モータに流れる電流を常時モニタしている
と、ウインドウが全閉状態になつた後は機構上そ
れ以上移動できないのでモータはロツク状態にな
り、電流は急激に増加する。従つて、この電流の
急増を検出したらスイツチを自動的に切つてモー
タ停止をさせることができる。
しかし、窓枠のような剛体と異なり人体は柔軟
であるため、誤つて人体が窓枠と上昇しているウ
インドウとの間に挟まれると思わぬ事故を起こす
ことがある。特に、上述した電流の急増を判定す
るしきい値は、(1)モータに流れる電流の経年変化
が大きいので誤動作しないようにする、(2)窓を最
後まで完全に閉める、の2点から高い値に設定さ
れるため、人体が触れた程度で上昇中の窓が停止
することはなく、相当強固に人体が押圧されなけ
ればモータ電流が増加せず、窓が停止しないこと
になる。
であるため、誤つて人体が窓枠と上昇しているウ
インドウとの間に挟まれると思わぬ事故を起こす
ことがある。特に、上述した電流の急増を判定す
るしきい値は、(1)モータに流れる電流の経年変化
が大きいので誤動作しないようにする、(2)窓を最
後まで完全に閉める、の2点から高い値に設定さ
れるため、人体が触れた程度で上昇中の窓が停止
することはなく、相当強固に人体が押圧されなけ
ればモータ電流が増加せず、窓が停止しないこと
になる。
発明の目的
本発明は、上述したパワーウインドウのような
装置の挟み込み事故防止に好適な光学的物体検知
装置を提供しようとするものである。
装置の挟み込み事故防止に好適な光学的物体検知
装置を提供しようとするものである。
発明の構成
本発明は、車両の電動式の窓ガラスと窓枠との
間に挟まれる物体の有無を光学的に検知する光学
的検知装置において、前記窓枠の一方および他方
の下端に夫々配置される発光器および受光器と、
前記窓枠の折曲部に配置され、受光素子と該受光
素子の出力を増幅する回路と該回路の出力で駆動
される発光素子とを備える中継器とを設置し、前
記発光器、受光器および中継器とで前記窓枠に沿
う光路を形成し、前記物体の有無を検出すること
を特徴とするが、以下図示の実施例を参照しなが
らこれを詳細に説明する。
間に挟まれる物体の有無を光学的に検知する光学
的検知装置において、前記窓枠の一方および他方
の下端に夫々配置される発光器および受光器と、
前記窓枠の折曲部に配置され、受光素子と該受光
素子の出力を増幅する回路と該回路の出力で駆動
される発光素子とを備える中継器とを設置し、前
記発光器、受光器および中継器とで前記窓枠に沿
う光路を形成し、前記物体の有無を検出すること
を特徴とするが、以下図示の実施例を参照しなが
らこれを詳細に説明する。
発明の実施例
第1図は自動車のパワーウインドウとそこに適
用して効果的な光学的物体検知装置の光路の説明
図である。図中、1は窓枠、2はガラス窓であ
る。窓枠1と窓2の間に物体が挟まれるときは、
必ず窓枠1の近傍に該物体の一部が存在する。従
つて、窓枠1に沿う光路3を形成して透過型の物
体検知装置を構成すれば、通常は受光部へ入射す
る光があるが、物体の存在時は該光が遮断されて
受光部へ入射しないので、この差から該物体を検
知できる。しかし、第1図の場合、光路3は2つ
の折曲点a,bを有するので、この部分をどうす
るかが問題になる。1つの解決策は折曲点a,b
にそれぞれ反射板(鏡)を設置することである。
しかし、この場合は光軸の調整が難しく、また折
曲点ごとに光量が低下する。
用して効果的な光学的物体検知装置の光路の説明
図である。図中、1は窓枠、2はガラス窓であ
る。窓枠1と窓2の間に物体が挟まれるときは、
必ず窓枠1の近傍に該物体の一部が存在する。従
つて、窓枠1に沿う光路3を形成して透過型の物
体検知装置を構成すれば、通常は受光部へ入射す
る光があるが、物体の存在時は該光が遮断されて
受光部へ入射しないので、この差から該物体を検
知できる。しかし、第1図の場合、光路3は2つ
の折曲点a,bを有するので、この部分をどうす
るかが問題になる。1つの解決策は折曲点a,b
にそれぞれ反射板(鏡)を設置することである。
しかし、この場合は光軸の調整が難しく、また折
曲点ごとに光量が低下する。
そこで、本発明では第2図に示すように、受光
素子4と発光素子5をそれぞれ入、出力端とする
光中継器6を構成し、これで光路3を任意の方向
に折曲させるようにする。
素子4と発光素子5をそれぞれ入、出力端とする
光中継器6を構成し、これで光路3を任意の方向
に折曲させるようにする。
第3図は第1図のパワーウインドウに適用した
本発明の一実施例で、7は窓枠1の下端に設けら
れた発光器、8は該下端の逆側に設けられた受光
器、6a,6bはそれぞれ光路3の折曲点a,b
を形成する第2図と同様の中継器である。
本発明の一実施例で、7は窓枠1の下端に設けら
れた発光器、8は該下端の逆側に設けられた受光
器、6a,6bはそれぞれ光路3の折曲点a,b
を形成する第2図と同様の中継器である。
第4図は各部の詳細図で、aは発光器7であ
る。この発光器7は発振回路71を備え、その出
力パルスを駆動回路72に与えて発光素子(例え
ば発光ダイオード)73の出力パルス変調する。
これは中継器6または受光器8への入射時に直流
的な外来光と区別するためである。bは中継器6
の構成で、61は受光素子4の出力を増幅する増
幅器、62はそのうちパルス変調された成分だけ
を通過させるバンドパスフイルタ、63はフイル
タでなまつた波形を再び発振回路71と同じ周波
数のパルス波形に整形するシユミツト回路、64
はシユミツト回路出力で発光素子5を駆動する回
路である。cは受光器8の構成で、81は受光素
子、82はその出力を増幅する増幅器、83は6
2と同様のフイルタ、84はフイルタ83の出力
を整流(検波)する回路、85は比較回路であ
る。この比較回路85は整流回路84の出力が一
定値以上であれば光路3を経た入射光有り(物体
なし)、また該出力が一定値未満であれば該入射
光無し(物体あり)を示す信号Sigを出力する。
る。この発光器7は発振回路71を備え、その出
力パルスを駆動回路72に与えて発光素子(例え
ば発光ダイオード)73の出力パルス変調する。
これは中継器6または受光器8への入射時に直流
的な外来光と区別するためである。bは中継器6
の構成で、61は受光素子4の出力を増幅する増
幅器、62はそのうちパルス変調された成分だけ
を通過させるバンドパスフイルタ、63はフイル
タでなまつた波形を再び発振回路71と同じ周波
数のパルス波形に整形するシユミツト回路、64
はシユミツト回路出力で発光素子5を駆動する回
路である。cは受光器8の構成で、81は受光素
子、82はその出力を増幅する増幅器、83は6
2と同様のフイルタ、84はフイルタ83の出力
を整流(検波)する回路、85は比較回路であ
る。この比較回路85は整流回路84の出力が一
定値以上であれば光路3を経た入射光有り(物体
なし)、また該出力が一定値未満であれば該入射
光無し(物体あり)を示す信号Sigを出力する。
この信号Sigはパワーウインドウの制御回路
(図示せず)に入力された、該信号が物体ありを
示すときはモータ電流が小さくても該モータの駆
動を停止する。或いは該モータを逆転させてもよ
い。第3図の光路3は、発光器7の発光素子73
と第1中継器6aの受光素子4を対として第1区
間31が形成され、また該中継器6aの発光素子
5と第2中継器6bの受光素子4を対として第2
区間32が形成され、更に該中継器6bの発光素
子5と受光器8の受光素子81とを対として第3
区間33が形成されている。従つて、対になるも
の以外からの干渉をさけるためには各発光素子と
受光素子の指向性を鋭くした方がよい。
(図示せず)に入力された、該信号が物体ありを
示すときはモータ電流が小さくても該モータの駆
動を停止する。或いは該モータを逆転させてもよ
い。第3図の光路3は、発光器7の発光素子73
と第1中継器6aの受光素子4を対として第1区
間31が形成され、また該中継器6aの発光素子
5と第2中継器6bの受光素子4を対として第2
区間32が形成され、更に該中継器6bの発光素
子5と受光器8の受光素子81とを対として第3
区間33が形成されている。従つて、対になるも
の以外からの干渉をさけるためには各発光素子と
受光素子の指向性を鋭くした方がよい。
発明の効果
以上述べたように本発明によれば、折曲した窓
枠に沿う光路上の物体の有無を簡単な構成で確実
に検出できるので、電動式の窓ガラスによつて人
体が挟まれる等の事故も簡単な構成で確実に防止
できる。また、光路折曲点に設置される光中継器
は受光端と発光端の向きを独立して設定できるの
で、光路折曲角の設定が容易である。さらには中
継器は増幅器を備えるので、光路長が長くとも耐
雑音性が劣化せずに済む、等の利点がある。
枠に沿う光路上の物体の有無を簡単な構成で確実
に検出できるので、電動式の窓ガラスによつて人
体が挟まれる等の事故も簡単な構成で確実に防止
できる。また、光路折曲点に設置される光中継器
は受光端と発光端の向きを独立して設定できるの
で、光路折曲角の設定が容易である。さらには中
継器は増幅器を備えるので、光路長が長くとも耐
雑音性が劣化せずに済む、等の利点がある。
第1図はパワーウインドウの説明図、第2図は
本発明の光中継器の概略構成図、第3図は本発明
の一実施例を示す構成図、第4図は各部の詳細ブ
ロツク図である。 図中、3は光路、4は受光素子、5は発光素
子、6は中継器、61は増幅器、7は発光器、8
は受光器である。
本発明の光中継器の概略構成図、第3図は本発明
の一実施例を示す構成図、第4図は各部の詳細ブ
ロツク図である。 図中、3は光路、4は受光素子、5は発光素
子、6は中継器、61は増幅器、7は発光器、8
は受光器である。
Claims (1)
- 1 車両の電動式の窓ガラスと窓枠との間に挟ま
れる物体の有無を光学的に検知する光学的検知装
置において、前記窓枠の一方および他方の下端に
夫々配置される発光器および受光器と、前記窓枠
の折曲部に配置され、受光素子と該受光素子の出
力を増幅する回路と該回路の出力で駆動される発
光素子とを備える中継器とを設置し、前記発光
器、受光器および中継器とで前記窓枠に沿う光路
を形成し、前記物体の有無を検出することを特徴
とする光学的物体検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59076814A JPS60220887A (ja) | 1984-04-17 | 1984-04-17 | 光学的物体検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59076814A JPS60220887A (ja) | 1984-04-17 | 1984-04-17 | 光学的物体検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60220887A JPS60220887A (ja) | 1985-11-05 |
JPH0422228B2 true JPH0422228B2 (ja) | 1992-04-16 |
Family
ID=13616136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59076814A Granted JPS60220887A (ja) | 1984-04-17 | 1984-04-17 | 光学的物体検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60220887A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6204497B1 (en) * | 1997-02-14 | 2001-03-20 | Norman Schiller | Air bag deployment trigger sensor with sacrificial waveguide |
JP5150375B2 (ja) * | 2008-06-10 | 2013-02-20 | スタンレー電気株式会社 | 自動車用窓ガラスの安全装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5483303A (en) * | 1977-12-15 | 1979-07-03 | Matsushita Electric Works Ltd | Photoelectric switch |
-
1984
- 1984-04-17 JP JP59076814A patent/JPS60220887A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5483303A (en) * | 1977-12-15 | 1979-07-03 | Matsushita Electric Works Ltd | Photoelectric switch |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60220887A (ja) | 1985-11-05 |
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