JPS61211907A - アルミナ磁器組成物 - Google Patents
アルミナ磁器組成物Info
- Publication number
- JPS61211907A JPS61211907A JP60052852A JP5285285A JPS61211907A JP S61211907 A JPS61211907 A JP S61211907A JP 60052852 A JP60052852 A JP 60052852A JP 5285285 A JP5285285 A JP 5285285A JP S61211907 A JPS61211907 A JP S61211907A
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- JP
- Japan
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- nio
- weight
- added
- parts
- particles
- Prior art date
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- Granted
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B35/00—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
- C04B35/01—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics
- C04B35/10—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics based on aluminium oxide
- C04B35/111—Fine ceramics
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、誘電体共振器、マイクロ波集積回路基板、マ
イクロ波透過窓、誘電体レゾネータアンテナ用誘電体の
通信機器部品として高周波誘電損失の小さい誘電体磁器
材料が要求される分野で好適に利用される。
イクロ波透過窓、誘電体レゾネータアンテナ用誘電体の
通信機器部品として高周波誘電損失の小さい誘電体磁器
材料が要求される分野で好適に利用される。
「従来の技術」
近年通信網の発達に伴い、使用周波数領域がマイクロ波
に及ぶ。これと関連して誘電体磁器はマイクロ周波数領
域において、誘電体共振器やマイクロ波集積回路基板、
各種マイクロ波回路のインピーダンス整合等に応用され
ている。
に及ぶ。これと関連して誘電体磁器はマイクロ周波数領
域において、誘電体共振器やマイクロ波集積回路基板、
各種マイクロ波回路のインピーダンス整合等に応用され
ている。
この種誘電体磁器材料には、誘電率（以下ｒｆＪと記載
する）が１０前後で、誘電体力率（以下ｒｔａｎδ」と
記載する）及び共振周波数の温度係数（以下ｒｒｒＪと
記載する）の絶対値のいずれもが小さいことが望まれて
いる。一方、アルミナ磁器はＥが１０前後で、ｔａｎδ
が小さく、原料資源も豊富であることから、上記誘電体
磁器材料として期待されているが、ｒｒが約−６０ｐｐ
ｍ／℃という絶対値の大きな値をとっているため実用に
至らない。そこでこれを解決するためアルミナに所定の
割合でＭｇＯ＊ ＴｉＯ２及びＣａＯを添加含有してな
る特開昭５８−１４９６９６号公報記載の基板用誘電体
磁器組成物が提案され、また、本発明者等も同じ目的で
特願昭５９−８２１１８号発明において、所定割合のＡ
ｌ２Ｏ５＋ ＣａＯ及びＴ ｔ Ｏｘよシなるアルミナ
磁器組成物を提案した。
する）が１０前後で、誘電体力率（以下ｒｔａｎδ」と
記載する）及び共振周波数の温度係数（以下ｒｒｒＪと
記載する）の絶対値のいずれもが小さいことが望まれて
いる。一方、アルミナ磁器はＥが１０前後で、ｔａｎδ
が小さく、原料資源も豊富であることから、上記誘電体
磁器材料として期待されているが、ｒｒが約−６０ｐｐ
ｍ／℃という絶対値の大きな値をとっているため実用に
至らない。そこでこれを解決するためアルミナに所定の
割合でＭｇＯ＊ ＴｉＯ２及びＣａＯを添加含有してな
る特開昭５８−１４９６９６号公報記載の基板用誘電体
磁器組成物が提案され、また、本発明者等も同じ目的で
特願昭５９−８２１１８号発明において、所定割合のＡ
ｌ２Ｏ５＋ ＣａＯ及びＴ ｔ Ｏｘよシなるアルミナ
磁器組成物を提案した。
「発明が解決しようとする問題点」
従来組成では、所望のｒｆ値を有する材料が得られたと
しても、添加物の微量変化によってｔａｎδが大きく変
化するので、ｔａｎδがほぼ一定であって種々のｒｆ値
の材料を得ようとする目的には適さない。
しても、添加物の微量変化によってｔａｎδが大きく変
化するので、ｔａｎδがほぼ一定であって種々のｒｆ値
の材料を得ようとする目的には適さない。
本発明はこれを解決し、ｔａｎδがほぼ一定であって種
々のｒｆ値のアルミナ磁器組成物を提供することを目的
とする。
々のｒｆ値のアルミナ磁器組成物を提供することを目的
とする。
「問題点を解決するための手段」
Ａ１ａＯ３９２，４〜９８．７ ％ ル％と、残部Ｃａ
Ｏ及びＴ ｉ Ｏａ １．３〜７．６モルチとよ）なる
三成分系配合物１００重量部に対し、ＣｒａｂｓをＸ重
量部、ＮｉＯを１重量部、配合物中のＡ １１０ｎを２
モルチとするとき ７６ ≦’−”ｘ ＋４０ｙ ＋ −’％−（Ｚ−９０
） ≦ １８６ただし、Ｘ≧ｏ、ｙ≧０（Ｘ−ｙ”０
を除く）の関係にあるＣｒ２’ｓ及びＮｉＯのうち°か
ら選ばれる一種以上を添加含有し、焼結してなるアルミ
ナ磁器組成物を高周波誘電体磁器材料に適用する。
Ｏ及びＴ ｉ Ｏａ １．３〜７．６モルチとよ）なる
三成分系配合物１００重量部に対し、ＣｒａｂｓをＸ重
量部、ＮｉＯを１重量部、配合物中のＡ １１０ｎを２
モルチとするとき ７６ ≦’−”ｘ ＋４０ｙ ＋ −’％−（Ｚ−９０
） ≦ １８６ただし、Ｘ≧ｏ、ｙ≧０（Ｘ−ｙ”０
を除く）の関係にあるＣｒ２’ｓ及びＮｉＯのうち°か
ら選ばれる一種以上を添加含有し、焼結してなるアルミ
ナ磁器組成物を高周波誘電体磁器材料に適用する。
「作用」
ＡｈＯｓ −ＣａＯ−Ｔｉ０ｚ三成分系配合物中のＡ１
ｚＯｓ含有量を９２．４モルチ以上とすることによって
Ｅが１０前後、ｔａｎδが２×１０以下となる。ＣａＯ
及びＴ ｉ Ｏｘは焼成後にチタン酸カルシウムを生成
してｆ、を正の値の方向に変化させるもので、ＣａＯと
ＴｌＯ２とは等モルが最良であり、次に望ましいのはＣ
ａＯ／ＴｉＯｘモル比−０，３〜１．８の範囲であるが
、これに限定されることなく両者合計で上記範囲内であ
れば良い。この三成分系配合物にＣｒｘＯｘ及び／又は
ＮｉＯを添加するとＥ及びｔａｎδの値にほとんど影響
を与えることなく、添加量の増加とともにｒｆ値が線形
的に減少する。
ｚＯｓ含有量を９２．４モルチ以上とすることによって
Ｅが１０前後、ｔａｎδが２×１０以下となる。ＣａＯ
及びＴ ｉ Ｏｘは焼成後にチタン酸カルシウムを生成
してｆ、を正の値の方向に変化させるもので、ＣａＯと
ＴｌＯ２とは等モルが最良であり、次に望ましいのはＣ
ａＯ／ＴｉＯｘモル比−０，３〜１．８の範囲であるが
、これに限定されることなく両者合計で上記範囲内であ
れば良い。この三成分系配合物にＣｒｘＯｘ及び／又は
ＮｉＯを添加するとＥ及びｔａｎδの値にほとんど影響
を与えることなく、添加量の増加とともにｒｆ値が線形
的に減少する。
これを添加成分の種類別に図面に基づいて説明すると次
のようになる。第１図はＡｌ！ｏｓ −ＣａＯ−Ｔｉ１
ｔ三成分系配合物１００重量部九対するＣ ｒｆ ０ｓ
添加量〔重量部〕と７．とめ関係を表すグラフ、Ｎ２図
は同配合物１００重量部に対するＮ ｉ Ｏ添加量〔重
量部〕とｒｆとの関係を表すグラフである。第１図にお
いて直線イはモル基準でＡｌ２Ｏ３９２，４０％、 Ｃ
ａＯ８，８０％及びＴｉ１２Ｂ、８０ ｆｂより表る配
合物に、直線口は同じ＜ Ａｌｔｏｓ ９８６６％。
のようになる。第１図はＡｌ！ｏｓ −ＣａＯ−Ｔｉ１
ｔ三成分系配合物１００重量部九対するＣ ｒｆ ０ｓ
添加量〔重量部〕と７．とめ関係を表すグラフ、Ｎ２図
は同配合物１００重量部に対するＮ ｉ Ｏ添加量〔重
量部〕とｒｆとの関係を表すグラフである。第１図にお
いて直線イはモル基準でＡｌ２Ｏ３９２，４０％、 Ｃ
ａＯ８，８０％及びＴｉ１２Ｂ、８０ ｆｂより表る配
合物に、直線口は同じ＜ Ａｌｔｏｓ ９８６６％。
Ｃａ００．６７％及びＴｉｏ２Ｇ、６７％よシなる配合
物にそれぞれｃｒ２ｏ３を添加した場合のｆｒとＣｒ＊
Ｏｓ添加量との関係を示−し、第２図において直線ハ及
び直線二は上記各配合物にそれぞれＮＩＯを添加した場
合の７．とＮｉＯとの関係を示す。第１図及び第２図か
ら明らかＫ Ｃｒ２’ｓ又はＮｉＯの添加量の増加に従
ってｒ、値が線形的に減少しているのがわかる。これら
直線の勾配は、後述の実施例に記載したｒｆ値を図面上
に打点すれば明らかなように、添加成分の徨類が同じで
ある限り、配合物中のＡ １２０ｓ含有量を変えても変
わることはなり０而して添加成分の添加量とｒｆ値との
間に成立する直線関係は、Ａ １ ｚ Ｏｓ含有量の増
加と？！： モＫ ｒｅ軸方向の負方向に平行態動ナス
ム仮にＡｌ２Ｏ５−ＣａＯ−Ｔｉ０ｚ三成分系配合物
１００重量部に対するｅｒａｏ３添加量をＸ重量部、同
じくＮｉＯ添加量をＹ重量部、配合物中のＡ １２０３
含有量を２モルチとすると 第１図より Ｔ’ｔ ＝ −ｓ−Ｘ ＋Ｐ （Ｚ −一定でＰ−一
定）・・・・・■第２図よシ ｒｅ−−４０Ｙ＋Ｐ （Ｚ−一定でＰ−一定片・・・
・■なる一般式が導かれる。ここでＰは添加成分を全く
添加しなかった場合のｒｆ値を示し、言うまでもなく０
式及び■式において共通の値をとり２どともに変化する
。そこで２を変化させながらｒｆ値を測定するとＰと２
との閾に第３図のような直線関係が成立することが判明
した。
物にそれぞれｃｒ２ｏ３を添加した場合のｆｒとＣｒ＊
Ｏｓ添加量との関係を示−し、第２図において直線ハ及
び直線二は上記各配合物にそれぞれＮＩＯを添加した場
合の７．とＮｉＯとの関係を示す。第１図及び第２図か
ら明らかＫ Ｃｒ２’ｓ又はＮｉＯの添加量の増加に従
ってｒ、値が線形的に減少しているのがわかる。これら
直線の勾配は、後述の実施例に記載したｒｆ値を図面上
に打点すれば明らかなように、添加成分の徨類が同じで
ある限り、配合物中のＡ １２０ｓ含有量を変えても変
わることはなり０而して添加成分の添加量とｒｆ値との
間に成立する直線関係は、Ａ １ ｚ Ｏｓ含有量の増
加と？！： モＫ ｒｅ軸方向の負方向に平行態動ナス
ム仮にＡｌ２Ｏ５−ＣａＯ−Ｔｉ０ｚ三成分系配合物
１００重量部に対するｅｒａｏ３添加量をＸ重量部、同
じくＮｉＯ添加量をＹ重量部、配合物中のＡ １２０３
含有量を２モルチとすると 第１図より Ｔ’ｔ ＝ −ｓ−Ｘ ＋Ｐ （Ｚ −一定でＰ−一
定）・・・・・■第２図よシ ｒｅ−−４０Ｙ＋Ｐ （Ｚ−一定でＰ−一定片・・・
・■なる一般式が導かれる。ここでＰは添加成分を全く
添加しなかった場合のｒｆ値を示し、言うまでもなく０
式及び■式において共通の値をとり２どともに変化する
。そこで２を変化させながらｒｆ値を測定するとＰと２
との閾に第３図のような直線関係が成立することが判明
した。
これを一般式で表すと
Ｐ −−−？Ｔ−（Ｚ−９０） ＋１０６・・・・・・
・・・・・・・・・・・・■となる。以上の説明はＣｒ
ｚＯｓ又はＮ ｉ Ｏを単独で添加した場合を対象とし
ているが、Ｃｒ２０ｇ及びＮｉＯを複合添加する場合に
も一般式■〜■を応用することができる、すなわち、Ａ
１．ｎ＝ −（’ａｎ−Ｔｉ（ｈ三成分系配合物１００
重量部に対し、Ｃｒ１ｅｓをＸ重量部、ＮｉＯをｙ重量
部複合添加したとする。本発明は、Ｃｒ２ｂ３及びＮｉ
Ｏの添加量を配合物に対して圧倒的に少量である場合の
みを対象としていることから、粉末調合によって製造す
る場合はもちろん、他の方法で調合したとしても最終生
成物である磁器組成物中の添加成分の分布の均一性には
限界があシ、サブミクロン−数十ミクロンオーダーの微
小体積内ではＣｒａｂｓ粒子とＮｉＯ粒子とがそれぞれ
単独で存在する。
・・・・・・・・・・・・■となる。以上の説明はＣｒ
ｚＯｓ又はＮ ｉ Ｏを単独で添加した場合を対象とし
ているが、Ｃｒ２０ｇ及びＮｉＯを複合添加する場合に
も一般式■〜■を応用することができる、すなわち、Ａ
１．ｎ＝ −（’ａｎ−Ｔｉ（ｈ三成分系配合物１００
重量部に対し、Ｃｒ１ｅｓをＸ重量部、ＮｉＯをｙ重量
部複合添加したとする。本発明は、Ｃｒ２ｂ３及びＮｉ
Ｏの添加量を配合物に対して圧倒的に少量である場合の
みを対象としていることから、粉末調合によって製造す
る場合はもちろん、他の方法で調合したとしても最終生
成物である磁器組成物中の添加成分の分布の均一性には
限界があシ、サブミクロン−数十ミクロンオーダーの微
小体積内ではＣｒａｂｓ粒子とＮｉＯ粒子とがそれぞれ
単独で存在する。
従ってＣｒ２Ｏ５粒子を包含する微小体積内にはＮｉＯ
粒子は存在せず、他方Ｎｉ０粒子を包含する微小体積内
にはＣｒｘＯｓ粒子は存在しないから、それぞれの微小
体積中のＣｒ２０ａ濃度及びＮｉＯ濃度は配合物１００
重量部に対しそれぞれ２ｘ重量部及び２ｙ重量部となる
。而してＣｒ１ｅｓ及びＮｉＯがそれぞれ単独で存在す
る場合は両者の相乗作用を無視することができ、それぞ
れの微小体積中で前述の０式又は０式が成立する。従っ
てＣｒｘＯｓ粒子を包含する微小体積中ではＴｔ＝−（
２ｘ）＋Ｐ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・■となり、ＮｉＯ粒子を包含する微小体積中では
ｒ； −−４ｏ＜２ｙ＞ ＋ｐ・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・■となる。上記の如（Ｃｒ
ｚＯｓとＮｉＯとの相乗作用を無視して良いことから、
■式と■式との間には加成性が成立するため、磁器組成
物全体のｒｆ値を求めると ’ｒｔ −（Ｔ；＋ Ｔ： ） ／ ２Ｚｏ。
粒子は存在せず、他方Ｎｉ０粒子を包含する微小体積内
にはＣｒｘＯｓ粒子は存在しないから、それぞれの微小
体積中のＣｒ２０ａ濃度及びＮｉＯ濃度は配合物１００
重量部に対しそれぞれ２ｘ重量部及び２ｙ重量部となる
。而してＣｒ１ｅｓ及びＮｉＯがそれぞれ単独で存在す
る場合は両者の相乗作用を無視することができ、それぞ
れの微小体積中で前述の０式又は０式が成立する。従っ
てＣｒｘＯｓ粒子を包含する微小体積中ではＴｔ＝−（
２ｘ）＋Ｐ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・■となり、ＮｉＯ粒子を包含する微小体積中では
ｒ； −−４ｏ＜２ｙ＞ ＋ｐ・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・■となる。上記の如（Ｃｒ
ｚＯｓとＮｉＯとの相乗作用を無視して良いことから、
■式と■式との間には加成性が成立するため、磁器組成
物全体のｒｆ値を求めると ’ｒｔ −（Ｔ；＋ Ｔ： ） ／ ２Ｚｏ。
＝ −−ｘ −４０ｙ ＋ ｐ・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・■となり、０式に０式を代入して
Ｐを消去するとｒｆ−−−Ｌ！！！！−ｘ −ａｏｙ
−！４’ｊ−＜ｚ−９０） ＋ １０６ ・−■となる
。高周波誘電体磁器材料としての実用性に鑑みＩＴ’ｔ
ｌ≦８０を満足するＸ ｒ ’ｉ及び２の組み合わせの
範囲は 一８０≦−ｓ ｘ −４０７ −ゴ「（Ｚ−９０） ＋ １０６≦８０・・・・■とな
シ、定数を整理すると ７６≦’ｇ ｘ ＋ ４０ｙ ＋ ％ａ （Ｚ−９０）
≦１８６・・・・・・■となる。ここに２は配合物中Ａ
Ｉ２０ｇ含有量〔モルチ〕であるが、その値が９９を
超えるとＸ及びｙを可能な限り少なくしても０式を満足
せず実験上の誤差を考慮して技術的範囲を明確にするた
めにその上限を９８．７とし、前述の下限を併せるとそ
の範囲は ９２．４≦２≦９８．７ となる。またＸ及びｙは添加成分の添加量〔重量部〕で
あるから当然 Ｘ≧ｏ、ｙ≧Ｏ が必要で、言うまでもなくいずれも添加し々い場合は本
発明の対象外であるから Ｘりｙ−。
・・・・・・・・・・■となり、０式に０式を代入して
Ｐを消去するとｒｆ−−−Ｌ！！！！−ｘ −ａｏｙ
−！４’ｊ−＜ｚ−９０） ＋ １０６ ・−■となる
。高周波誘電体磁器材料としての実用性に鑑みＩＴ’ｔ
ｌ≦８０を満足するＸ ｒ ’ｉ及び２の組み合わせの
範囲は 一８０≦−ｓ ｘ −４０７ −ゴ「（Ｚ−９０） ＋ １０６≦８０・・・・■とな
シ、定数を整理すると ７６≦’ｇ ｘ ＋ ４０ｙ ＋ ％ａ （Ｚ−９０）
≦１８６・・・・・・■となる。ここに２は配合物中Ａ
Ｉ２０ｇ含有量〔モルチ〕であるが、その値が９９を
超えるとＸ及びｙを可能な限り少なくしても０式を満足
せず実験上の誤差を考慮して技術的範囲を明確にするた
めにその上限を９８．７とし、前述の下限を併せるとそ
の範囲は ９２．４≦２≦９８．７ となる。またＸ及びｙは添加成分の添加量〔重量部〕で
あるから当然 Ｘ≧ｏ、ｙ≧Ｏ が必要で、言うまでもなくいずれも添加し々い場合は本
発明の対象外であるから Ｘりｙ−。
を除くものとする。
よって前述の手段をとる限り、本発明アルミナ磁器組成
物はＥが１０前後で、ｔａｎδが２×゛１０−４以下の
ものであって、Ｅ及びｔａｎδを変えることなく実用性
の高い所望のｒｆ値を呈するのである。
物はＥが１０前後で、ｔａｎδが２×゛１０−４以下の
ものであって、Ｅ及びｔａｎδを変えることなく実用性
の高い所望のｒｆ値を呈するのである。
なお、０式以降の上記複合添加理論においては、Ｃｒ！
’ｓ粒子を包含する微小体積とＮｉＯ粒子を包含する微
小体積を等しいものと仮定しているが、この仮定は本発
明がＣｒｚＣｈ及びＮｉＯの添加量が配合物に対して圧
倒的に少量である場合のみを対象としていることに鑑み
れば、妥当なものと言える。すなわち、本発明アルミナ
磁器組成物中では、Ｃｒ＊Ｏｓ粒子及びＮｉＯ粒子のい
ずれかと焼結している配合物粒子よりもＣｒａｂｓ粒子
及びＮｉＯ粒子のいずれとも焼結せず、他の配合物粒子
とのみ焼結している配合物粒子の方がはるかに多いため
、後者の配合物粒子によって上記二種の微小体積を理論
上常に等しく調整することができるからである。
’ｓ粒子を包含する微小体積とＮｉＯ粒子を包含する微
小体積を等しいものと仮定しているが、この仮定は本発
明がＣｒｚＣｈ及びＮｉＯの添加量が配合物に対して圧
倒的に少量である場合のみを対象としていることに鑑み
れば、妥当なものと言える。すなわち、本発明アルミナ
磁器組成物中では、Ｃｒ＊Ｏｓ粒子及びＮｉＯ粒子のい
ずれかと焼結している配合物粒子よりもＣｒａｂｓ粒子
及びＮｉＯ粒子のいずれとも焼結せず、他の配合物粒子
とのみ焼結している配合物粒子の方がはるかに多いため
、後者の配合物粒子によって上記二種の微小体積を理論
上常に等しく調整することができるからである。
「実施例」
アルミナ（大関化学製ＴＭ−５）、二酸化チタン（試薬
特級、ルチル凰９５％以上）及び炭酸カルシウム（試薬
特級）を酸化物換算で第１表〜第８表に示す配合物組成
となるよ′うに配合して全量を５００ｆとし、この配合
物１００重量部に対し酸化ニッケルＮｉＯ（試薬特級〕
又は酸化クロムＣｒｘＯｓ （試薬特級）を第１表〜第
３表に示す割合で添加し、更に純水ｓｏｏｍｘ 、ポリ
ビニルアルコール５ｆ及びポリエチレンクリコール５ｖ
を添加し、純度９９．９９％、直径１５ｍのアルミナ磁
器原石２Ｋｇとともに内容積２ρのポリエチレン製ボー
ルミルに入れ、５０時時間式混合することによって泥漿
を得た。この泥漿を凍結乾燥し、８２メツシユの篩に通
し、圧力１５００ ｂ／ｃｎｌで金型プレスし、酸化雰
囲気中温度１４４０℃で焼成し、両端面０．ＩＳ、側面
０．８８に研摩加工し、アセトン洗浄し水中超音波洗浄
し乾燥することによって大きさ１５φｘ ８ （ｍｓ＋
）のアルミナ磁器１〜６１を製造した。これらのアルミ
ナ磁器について次の条件でｒｅ、ｔａｎδ及びＥを測定
した結果を第１表〜第８表に示す。
特級、ルチル凰９５％以上）及び炭酸カルシウム（試薬
特級）を酸化物換算で第１表〜第８表に示す配合物組成
となるよ′うに配合して全量を５００ｆとし、この配合
物１００重量部に対し酸化ニッケルＮｉＯ（試薬特級〕
又は酸化クロムＣｒｘＯｓ （試薬特級）を第１表〜第
３表に示す割合で添加し、更に純水ｓｏｏｍｘ 、ポリ
ビニルアルコール５ｆ及びポリエチレンクリコール５ｖ
を添加し、純度９９．９９％、直径１５ｍのアルミナ磁
器原石２Ｋｇとともに内容積２ρのポリエチレン製ボー
ルミルに入れ、５０時時間式混合することによって泥漿
を得た。この泥漿を凍結乾燥し、８２メツシユの篩に通
し、圧力１５００ ｂ／ｃｎｌで金型プレスし、酸化雰
囲気中温度１４４０℃で焼成し、両端面０．ＩＳ、側面
０．８８に研摩加工し、アセトン洗浄し水中超音波洗浄
し乾燥することによって大きさ１５φｘ ８ （ｍｓ＋
）のアルミナ磁器１〜６１を製造した。これらのアルミ
ナ磁器について次の条件でｒｅ、ｔａｎδ及びＥを測定
した結果を第１表〜第８表に示す。
測定条件
方法：誘電体円柱共振器法
装置：横筒ヒエーレットパッカード■社製８４０８Ｂネ
ットワークアナライザ システム 周波数： ８．ＯＧＨｚ 第１表かられかるように添加成分Ｃｒａｂｓ又はＮｉＯ
を添加していないアルミナ磁器の場合はｒｒの変化とと
もにｔａｎδが大きく変化した。一方、第２表及び第３
表かられかるようにＣｒｘＯｓ又はＮｉＯを添加したア
ルミナ磁器の場合はｔａｎδが変化することなく ｒｆ
のみＣｒｚ Ｏｓ又はＮｉＯの添加量の増加とともに線
形的に減少した。
ットワークアナライザ システム 周波数： ８．ＯＧＨｚ 第１表かられかるように添加成分Ｃｒａｂｓ又はＮｉＯ
を添加していないアルミナ磁器の場合はｒｒの変化とと
もにｔａｎδが大きく変化した。一方、第２表及び第３
表かられかるようにＣｒｘＯｓ又はＮｉＯを添加したア
ルミナ磁器の場合はｔａｎδが変化することなく ｒｆ
のみＣｒｚ Ｏｓ又はＮｉＯの添加量の増加とともに線
形的に減少した。
「発明の効果」
高周波誘電損失が小さく且つ安定した温度特性を有する
所望の誘電体磁器材料を提供することができる。
所望の誘電体磁器材料を提供することができる。
第１図及び第２図はそれぞれＡｌｚＯｓ −ＣａＯ−Ｔ
ｉ ０２三成分系配合物１００重量部に対するＣｒｚ
Ｏｓ添加量及びＮｉＯ添加量とｒｆとの関係を表すグラ
フ、第８図はＡｌｚＯｘ −ＣａＯ−Ｔｉ（ｈ三成分系
配合物中のＡ １２０ｓ含有量とｒｒとの関係を表すグ
ラフである。 第１図 Ｌモル％Ｊ 第２図
ｉ ０２三成分系配合物１００重量部に対するＣｒｚ
Ｏｓ添加量及びＮｉＯ添加量とｒｆとの関係を表すグラ
フ、第８図はＡｌｚＯｘ −ＣａＯ−Ｔｉ（ｈ三成分系
配合物中のＡ １２０ｓ含有量とｒｒとの関係を表すグ
ラフである。 第１図 Ｌモル％Ｊ 第２図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 Ａｌ＿２Ｏ＿３９２．４〜９８．７モル％と、残部Ｃａ
Ｏ及びＴｉＯ＿２１．３〜７．６モル％とよりなる三成
分系配合物１００重量部に対し、Ｃｒ＿２Ｏ＿３をｘ重
量部、ＮｉＯをｙ重量部、配合物中のＡｌ＿２Ｏ＿３を
Ｚモル％とするとき ７６≦（５０／３）ｘ＋４０ｙ＋（２６５／１８）（Ｚ
−９０）≦１３６ただし、ｘ≧０、ｙ≧０（ｘ＝ｙ＝０
を除く）の関係にあるＣｒ＿２Ｏ＿３及びＮｉＯのうち
から選ばれる一種以上を添加含有し、焼結してなるアル
ミナ磁器組成物。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60052852A JPS61211907A (ja) | 1985-03-15 | 1985-03-15 | アルミナ磁器組成物 |
| US06/839,579 US4735926A (en) | 1985-03-15 | 1986-03-14 | Alumina ceramic body |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60052852A JPS61211907A (ja) | 1985-03-15 | 1985-03-15 | アルミナ磁器組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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