JPS6110807A - マイクロ波用誘電体磁器材料 - Google Patents
マイクロ波用誘電体磁器材料Info
- Publication number
- JPS6110807A JPS6110807A JP12995684A JP12995684A JPS6110807A JP S6110807 A JPS6110807 A JP S6110807A JP 12995684 A JP12995684 A JP 12995684A JP 12995684 A JP12995684 A JP 12995684A JP S6110807 A JPS6110807 A JP S6110807A
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- JP
- Japan
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- weight
- dielectric
- parts
- temperature coefficient
- microwave
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- Pending
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、サテライト用レシーバ−などマイクロ波分野
での応用機器において、誘電体共振器などに用いられる
マイクロ波用ｇＮ体磁器材料に関する。
での応用機器において、誘電体共振器などに用いられる
マイクロ波用ｇＮ体磁器材料に関する。
マイクロ波領域において、誘電体磁器を誘電体共振器な
どに用いることは以前より提案され、実用に供されてい
るが、近年のマイクロ波技術の進展に伴いサテライト用
レシーバ−等のマイクロ波機器における誘電体共振器の
利用が、増加の一途を辿りつつある。
どに用いることは以前より提案され、実用に供されてい
るが、近年のマイクロ波技術の進展に伴いサテライト用
レシーバ−等のマイクロ波機器における誘電体共振器の
利用が、増加の一途を辿りつつある。
これら誘電体共振器などに用いられる誘電体材料として
は、従来、Ｂａ０−ＴｉＯ□系磁器、該１１８０− Ｔ
Ｉ Ｏ２系磁器の一部を他の元素で置換した磁器、或
いは、誘電率が負の温度変化をもつゴ１０２と誘電率が
正の温度変化を持つ誘電体材料とを組合わせたものが一
般に使用されていたが、これらは何れも、誘電体損失が
大きかったり、共振周波数の温度係数（温度安定度）が
大きすぎ、１１、一つハランキも大きいなど、実用上問
題を残していた。
は、従来、Ｂａ０−ＴｉＯ□系磁器、該１１８０− Ｔ
Ｉ Ｏ２系磁器の一部を他の元素で置換した磁器、或
いは、誘電率が負の温度変化をもつゴ１０２と誘電率が
正の温度変化を持つ誘電体材料とを組合わせたものが一
般に使用されていたが、これらは何れも、誘電体損失が
大きかったり、共振周波数の温度係数（温度安定度）が
大きすぎ、１１、一つハランキも大きいなど、実用上問
題を残していた。
そこで、出願人は特願昭５５−１４５００１号（特開昭
５７−０６９６０７号）において、高誘電率で、共振周
波数の温度係数が小さく、且つこれをコントロール可能
な誘電体磁器材料として、１３ ａ ＯＸＴ ｉ Ｏｚ
（３，９＜Ｘ＜４．１）で表わされる組成物１００重
量部に対し、約１〜２６重量部のＺ ｎ Ｏを添加・混
合することを提案した。この出願における誘電体磁器は
、マイクロ波分野において使用される誘電体共振器とし
て望まれる緒特性、即ち、比誘電率εｒが使用周波数Ｉ
ＧＨ２〜２０ＧＨｚに適した３０〜４０の高誘電率であ
り、また、共振周波数の温度係数τｆｏＰＰＭ／℃が＋
２５の範囲中にあって小さく、且つこの温度係数値が０
を中心にして自由にコントロールできるなどの利点を有
する。しかしながら、この誘電体磁器は、誘電７％ ｔ
ａｎδが最近シビアに要求される発振周波数の安定信頼
性等に対して、若干問題を残す（誘電損ｔａｎδが充分
に低減できない）ものであった。
５７−０６９６０７号）において、高誘電率で、共振周
波数の温度係数が小さく、且つこれをコントロール可能
な誘電体磁器材料として、１３ ａ ＯＸＴ ｉ Ｏｚ
（３，９＜Ｘ＜４．１）で表わされる組成物１００重
量部に対し、約１〜２６重量部のＺ ｎ Ｏを添加・混
合することを提案した。この出願における誘電体磁器は
、マイクロ波分野において使用される誘電体共振器とし
て望まれる緒特性、即ち、比誘電率εｒが使用周波数Ｉ
ＧＨ２〜２０ＧＨｚに適した３０〜４０の高誘電率であ
り、また、共振周波数の温度係数τｆｏＰＰＭ／℃が＋
２５の範囲中にあって小さく、且つこの温度係数値が０
を中心にして自由にコントロールできるなどの利点を有
する。しかしながら、この誘電体磁器は、誘電７％ ｔ
ａｎδが最近シビアに要求される発振周波数の安定信頼
性等に対して、若干問題を残す（誘電損ｔａｎδが充分
に低減できない）ものであった。
本発明は上記の点に鑑み成されたもので、その目的とす
るところは、共振周波数の温度係数が、−２５＜ｒｆｏ
ＰＰＭ／’Ｃ＜＋２５の範囲中で、月つこれを０を中心
にコントロール可能であると共に、誘電体損失が著しく
低減可能な、マイクロ波用誘電体磁器材料を提供するに
ある。
るところは、共振周波数の温度係数が、−２５＜ｒｆｏ
ＰＰＭ／’Ｃ＜＋２５の範囲中で、月つこれを０を中心
にコントロール可能であると共に、誘電体損失が著しく
低減可能な、マイクロ波用誘電体磁器材料を提供するに
ある。
〔発明の概要〕
本発明者達は、種々実験・検討の結果、一般式ＢａＴｉ
ｎ０ｑで表わされる組成物１００重景重景対して、約１
〜２６重量部のＺｎＯと、約０．２〜１．５重量部のＷ
Ｏ，とを添加・混合することによって、上記゛目的が達
成可能なマイクロ波用誘電体磁器材料を見出したもので
、その詳細は以下の１ｕ施例で明らかとなる。
ｎ０ｑで表わされる組成物１００重景重景対して、約１
〜２６重量部のＺｎＯと、約０．２〜１．５重量部のＷ
Ｏ，とを添加・混合することによって、上記゛目的が達
成可能なマイクロ波用誘電体磁器材料を見出したもので
、その詳細は以下の１ｕ施例で明らかとなる。
本発明者達は、主成分たるＢ ａ Ｔ ｉ ａ Ｏｑの
原材料としてＴ ｉ Ｏ，、Ｂ ａ ＣＯｓを用い、こ
の主成分１００重量部に対して、ＺｎＯとＷ Ｏｓの添
加ｍを変化させて誘電体磁器を作成した。作成に際して
は、ＴＩＯ，とＢａＣ０＊の重量比を固定し、ＺｎＯと
ＷＯ３の主成分に対する重量比を各Ｘ：＋＋成に応して
変化させて各々正確に秤量し、これ６各組成の材料を樹
脂ボールを備えた遠心式ボールミルで純水を加えた湿式
混合にて充分に混練する。そ（７て、この混合物を乾燥
後、空気中において１０００”（゛で５時間仮焼成した
後、前記遠心式ボールミルにて湿式粉砕し、充分に粉砕
整粒した後乾燥さゼ、これを圧力１５００ ｋｇ／＝ｉ
で直径７訃、厚さ５龍の円板に成形し、しかる後、これ
を空気中で１０時間、１１７０〜１２５０°Ｃで焼成し
た。こうして得られた誘電体磁器を直径５Ｎ、厚さ２．
８ｆｉの円板に切出し、各組成の試料片を得た。
原材料としてＴ ｉ Ｏ，、Ｂ ａ ＣＯｓを用い、こ
の主成分１００重量部に対して、ＺｎＯとＷ Ｏｓの添
加ｍを変化させて誘電体磁器を作成した。作成に際して
は、ＴＩＯ，とＢａＣ０＊の重量比を固定し、ＺｎＯと
ＷＯ３の主成分に対する重量比を各Ｘ：＋＋成に応して
変化させて各々正確に秤量し、これ６各組成の材料を樹
脂ボールを備えた遠心式ボールミルで純水を加えた湿式
混合にて充分に混練する。そ（７て、この混合物を乾燥
後、空気中において１０００”（゛で５時間仮焼成した
後、前記遠心式ボールミルにて湿式粉砕し、充分に粉砕
整粒した後乾燥さゼ、これを圧力１５００ ｋｇ／＝ｉ
で直径７訃、厚さ５龍の円板に成形し、しかる後、これ
を空気中で１０時間、１１７０〜１２５０°Ｃで焼成し
た。こうして得られた誘電体磁器を直径５Ｎ、厚さ２．
８ｆｉの円板に切出し、各組成の試料片を得た。
上記手法によって得られた各試料片を、周知のＨａＫＫ
１−Ｇｏ Ｉ ｅｍａｎの測定方法によって、測定周
波数１３ＧＨｚで比誘電率εｒと誘電…ｔａｎδとを測
定すると共に、恒ＡＭにて一５０℃〜＋６０℃の範囲で
上記方法によって共振周波数の温度係数τｆｏＰＰＭ／
℃を測定した。この結果を示したのが次の表である。
１−Ｇｏ Ｉ ｅｍａｎの測定方法によって、測定周
波数１３ＧＨｚで比誘電率εｒと誘電…ｔａｎδとを測
定すると共に、恒ＡＭにて一５０℃〜＋６０℃の範囲で
上記方法によって共振周波数の温度係数τｆｏＰＰＭ／
℃を測定した。この結果を示したのが次の表である。
また、ＢａＴｉ４０ｑ（ＴｉＯｚ −６１，８ｗｔ％、
Ｂ ａ Ｃｏ３７３ Ｂ、 ２ｗｔ％）１００重量部に
対し、Ｚｒ’＋０を１２．０重量部に固定し、ＷＯｔの
添加量を変化させた時の前記温度係数τｆｏＰＰＭ／℃
と誘電損ｔａｎδの変化を示したのが第１図である。
Ｂ ａ Ｃｏ３７３ Ｂ、 ２ｗｔ％）１００重量部に
対し、Ｚｒ’＋０を１２．０重量部に固定し、ＷＯｔの
添加量を変化させた時の前記温度係数τｆｏＰＰＭ／℃
と誘電損ｔａｎδの変化を示したのが第１図である。
又、ＢａＴｉ４０ｑの１００重量部に対し、ＷＯ。
を１．０重量部に固定し、ＺｎＯの添加量を変化させた
時の前記温度係数τｆｏＰＰＭ／Ｔ：の変化を示したの
が第２図である。
時の前記温度係数τｆｏＰＰＭ／Ｔ：の変化を示したの
が第２図である。
第１図から明らかなようにＢａＴｉｎ Ｏｑ １００重
量部に対してＷ Ｏ３が０．２重量部以下、もしくは１
．５重量部以上ではｔａｎｄδが３．０以上と大きくな
るが、これが０．２〜１．５重量部の範囲中にあるとｔ
ａｎδは３．０以下と実用上問題ない程度に小さくなり
、特に０．５〜１．０重量部ではｔａｎδが著しく小さ
くなる。また、前記表および第２図から明らかなように
、ＺｎＯの重量比が１重量部より少ないか、もしくは２
６重量部より多いと共振周波数の温度係数τｆｏＰＰＭ
／℃が絶対値２５程度以上に極端に大きくなるが、これ
力月、０〜２６．ＯＭ量部の範囲内ではＷＣ３を添加し
ても±２５内に収まり、且つその特性変化が直線性を示
すので（他の材料比を固定すれば）、該温度係数をＯを
中心として自由にコントロールすることができる。
量部に対してＷ Ｏ３が０．２重量部以下、もしくは１
．５重量部以上ではｔａｎｄδが３．０以上と大きくな
るが、これが０．２〜１．５重量部の範囲中にあるとｔ
ａｎδは３．０以下と実用上問題ない程度に小さくなり
、特に０．５〜１．０重量部ではｔａｎδが著しく小さ
くなる。また、前記表および第２図から明らかなように
、ＺｎＯの重量比が１重量部より少ないか、もしくは２
６重量部より多いと共振周波数の温度係数τｆｏＰＰＭ
／℃が絶対値２５程度以上に極端に大きくなるが、これ
力月、０〜２６．ＯＭ量部の範囲内ではＷＣ３を添加し
ても±２５内に収まり、且つその特性変化が直線性を示
すので（他の材料比を固定すれば）、該温度係数をＯを
中心として自由にコントロールすることができる。
なお、各試料片の比誘電率εｒは何れも約３３〜３７の
範囲内に収まり、この種マイクロ波用の誘電体材料とし
て充分な高誘電率をもっている。
範囲内に収まり、この種マイクロ波用の誘電体材料とし
て充分な高誘電率をもっている。
（発明の効果〕
以上のように本発明によれば、高誘電率で、誘電１１の
小さい、かつ共振周波数の温度係数がコントロ−ル可能
なマイクロ波用誘電体磁器を提供でき、その産業的価値
は多大である。
小さい、かつ共振周波数の温度係数がコントロ−ル可能
なマイクロ波用誘電体磁器を提供でき、その産業的価値
は多大である。
第１図はＷＯ，の添加量を変化させた時の誘電中ｔａｎ
δと共振周波数の温度係数τｆｏＰＰＭ／℃との特性変
化を示すグラフ、第２閾はＺｎＯの添加量を変化さセた
時の前記温度係数の特性変化を示すグラフ図である。
δと共振周波数の温度係数τｆｏＰＰＭ／℃との特性変
化を示すグラフ、第２閾はＺｎＯの添加量を変化さセた
時の前記温度係数の特性変化を示すグラフ図である。
Claims (1)
- 一般式ＢａＴｉ＿４Ｏ＿９で表わされる組成物１００重
量部に対して、約１〜２６重量部のＺｎＯと、約０．２
〜１．５重量部のＷＯ＿３とを添加・混合してなること
を特徴とするマイクロ波用誘電体磁器材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12995684A JPS6110807A (ja) | 1984-06-26 | 1984-06-26 | マイクロ波用誘電体磁器材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12995684A JPS6110807A (ja) | 1984-06-26 | 1984-06-26 | マイクロ波用誘電体磁器材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6110807A true JPS6110807A (ja) | 1986-01-18 |
Family
ID=15022588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12995684A Pending JPS6110807A (ja) | 1984-06-26 | 1984-06-26 | マイクロ波用誘電体磁器材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6110807A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5238887A (en) * | 1991-07-04 | 1993-08-24 | Ngk Spark Plug Company, Ltd. | Ceramic composition for microwave dielectric |
| US5272122A (en) * | 1991-09-18 | 1993-12-21 | Ngk Spark Plug Company, Ltd. | BaO-xTiO2 dielectric ceramic composition |
| JP2011225435A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-11-10 | Tdk Corp | 誘電体磁器、誘電体磁器の製造方法及び誘電体磁器製造用粉末の製造方法 |
-
1984
- 1984-06-26 JP JP12995684A patent/JPS6110807A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5238887A (en) * | 1991-07-04 | 1993-08-24 | Ngk Spark Plug Company, Ltd. | Ceramic composition for microwave dielectric |
| US5272122A (en) * | 1991-09-18 | 1993-12-21 | Ngk Spark Plug Company, Ltd. | BaO-xTiO2 dielectric ceramic composition |
| JP2011225435A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-11-10 | Tdk Corp | 誘電体磁器、誘電体磁器の製造方法及び誘電体磁器製造用粉末の製造方法 |
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