JPS61211418A - 薬液注入工法 - Google Patents
薬液注入工法Info
- Publication number
- JPS61211418A JPS61211418A JP5275785A JP5275785A JPS61211418A JP S61211418 A JPS61211418 A JP S61211418A JP 5275785 A JP5275785 A JP 5275785A JP 5275785 A JP5275785 A JP 5275785A JP S61211418 A JPS61211418 A JP S61211418A
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- JP
- Japan
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- injection
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- chemical liquid
- slow
- rod
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D3/00—Improving or preserving soil or rock, e.g. preserving permafrost soil
- E02D3/12—Consolidating by placing solidifying or pore-filling substances in the soil
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Agronomy & Crop Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Soil Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野:
本発明は二重背型注入管を用いて緩結性薬液と瞬結性薬
液とを巧みに配分して効果的に地盤内に注入して固結さ
せる多段薬液注入方式の薬液注入工法に関する。
液とを巧みに配分して効果的に地盤内に注入して固結さ
せる多段薬液注入方式の薬液注入工法に関する。
従来技術:
地盤の強化又は止水を目的として薬液を注入する工法に
ついては既に種種の方法が研究開発され、かつ実用に供
されている。
ついては既に種種の方法が研究開発され、かつ実用に供
されている。
そしてこの薬液注入工法として多くの工法が採用されて
いるうちでも、瞬結性の薬液と緩結性の薬液とを用いて
行う二重管ロッド複合注入工法が効果的であるとして注
目されている。
いるうちでも、瞬結性の薬液と緩結性の薬液とを用いて
行う二重管ロッド複合注入工法が効果的であるとして注
目されている。
しかし乍ら、公知の複合注入工法にあっては、瞬結性の
薬液と緩結性の薬液との取扱いが当然のことながら別扱
いKされており、そのため注入作業に手数を要し、均衡
を保った薬液注入を行うKは未だ不安定な地盤となるこ
とが多い。特に瞬結性薬液に比べて緩結性薬液は浸透性
が高いので、浸透しやすい地層や注入ロッドの周囲に生
じる緩んだ部分を通って予定外の部分に注入されること
Kなり、また掘進したロッドの周囲が緩むため上噴して
周囲への注入を阻害するなどの問題点が生じ易い。この
ようなことから従来の複合注入工法にあっては施工現場
の地質によって不都合なことが多く、更に改良する必要
性がある。
薬液と緩結性の薬液との取扱いが当然のことながら別扱
いKされており、そのため注入作業に手数を要し、均衡
を保った薬液注入を行うKは未だ不安定な地盤となるこ
とが多い。特に瞬結性薬液に比べて緩結性薬液は浸透性
が高いので、浸透しやすい地層や注入ロッドの周囲に生
じる緩んだ部分を通って予定外の部分に注入されること
Kなり、また掘進したロッドの周囲が緩むため上噴して
周囲への注入を阻害するなどの問題点が生じ易い。この
ようなことから従来の複合注入工法にあっては施工現場
の地質によって不都合なことが多く、更に改良する必要
性がある。
発明の目的:
本発明は斯かる問題点を解決して、−木の注入ロッドに
複数段で瞬結性薬液と緩結性薬液との噴射ノズルを配分
して設けたものを用い、必ず上位で瞬結性薬液を噴出さ
せるようにして、その下位側で噴出させた緩結性の薬液
が上噴することのないようにして緩結性と瞬結性の両薬
液を同時に注入することで、両者の利点を有効に作用さ
せて安定状態で薬液注入することができる複合注入工法
を提供することにある。
複数段で瞬結性薬液と緩結性薬液との噴射ノズルを配分
して設けたものを用い、必ず上位で瞬結性薬液を噴出さ
せるようにして、その下位側で噴出させた緩結性の薬液
が上噴することのないようにして緩結性と瞬結性の両薬
液を同時に注入することで、両者の利点を有効に作用さ
せて安定状態で薬液注入することができる複合注入工法
を提供することにある。
発明の構成:
本発明は二重管を用いて複合注入する薬液注入工法にお
いて、注入ロッドには比較的短かい間隔で複数段に薬液
噴射ノズルを配設したものを用いるに際し、各噴射ノズ
ルからほぼ等量の薬液が噴出するようにして、少くとも
最上部の噴射ノズルからは瞬結性薬液を、そして他の噴
射ノズルから緩結性薬液を、それぞれ同時に噴出注入す
ることKある。
いて、注入ロッドには比較的短かい間隔で複数段に薬液
噴射ノズルを配設したものを用いるに際し、各噴射ノズ
ルからほぼ等量の薬液が噴出するようにして、少くとも
最上部の噴射ノズルからは瞬結性薬液を、そして他の噴
射ノズルから緩結性薬液を、それぞれ同時に噴出注入す
ることKある。
本発明における注入ロッドの瞬結性薬液噴射ノズルと緩
結性薬液噴射ノズルとの配分は、必ず最上位に瞬結性薬
液噴射ノズルを配し、それ以下は1また複数段緩結性薬
液噴射ノズルを配し、この組合せを1以上にわたり配設
した二重管空注入ロッドを使用し、緩結性薬液と瞬結性
薬液とを同時に各噴射ノズルから一斉に噴出させて、瞬
結性薬液によシ緩結性薬液の注入ロッド方向の範囲を制
限して複合注入するようにしたのである。
結性薬液噴射ノズルとの配分は、必ず最上位に瞬結性薬
液噴射ノズルを配し、それ以下は1また複数段緩結性薬
液噴射ノズルを配し、この組合せを1以上にわたり配設
した二重管空注入ロッドを使用し、緩結性薬液と瞬結性
薬液とを同時に各噴射ノズルから一斉に噴出させて、瞬
結性薬液によシ緩結性薬液の注入ロッド方向の範囲を制
限して複合注入するようにしたのである。
本発明におけるロッドの掘進挿入は、改良地盤の条件に
応じて縦方向、斜方向、水平方向のいずれKても採用で
き、これらいずれの方向に使用するときも、必ず前記の
通り薬液注入量手前側位置に瞬結性薬液噴射ノズルが配
されるようKして使用する。
応じて縦方向、斜方向、水平方向のいずれKても採用で
き、これらいずれの方向に使用するときも、必ず前記の
通り薬液注入量手前側位置に瞬結性薬液噴射ノズルが配
されるようKして使用する。
本発明の薬液注入工法において使用する瞬結性薬液とし
ては、たとえば内管側に送られる水ガラス系の溶液と外
管側に送られるリン酸水溶液とを噴射部で混合して瞬結
性を発揮させるようなものを用いる。このほかに、従来
一般的に使用されている薬液を、その凝結時間の調整が
できる配合で瞬結性のものと緩結性のものとに分けて供
給するようKすることができる。
ては、たとえば内管側に送られる水ガラス系の溶液と外
管側に送られるリン酸水溶液とを噴射部で混合して瞬結
性を発揮させるようなものを用いる。このほかに、従来
一般的に使用されている薬液を、その凝結時間の調整が
できる配合で瞬結性のものと緩結性のものとに分けて供
給するようKすることができる。
実施例:
次に本発明薬液注入工法にりいて実施例により詳述すれ
ば、第1図乃至第3図に示す如く既に知られている薬液
噴射ノズル叫、四を比較的短かい間隔で配分して設けた
二重管注入ロッド用を使用し、公知のボーリングマシン
(5)によって所要深さまで掘削挿入し、注入ロッド+
11の内管(3)Kは緩結性の薬液(以下Biという)
を、そして外や+21 Kは瞬結性の薬液(以下A液と
いう)を、それぞれ所要量供給して地盤(G)中に噴出
させるのである。
ば、第1図乃至第3図に示す如く既に知られている薬液
噴射ノズル叫、四を比較的短かい間隔で配分して設けた
二重管注入ロッド用を使用し、公知のボーリングマシン
(5)によって所要深さまで掘削挿入し、注入ロッド+
11の内管(3)Kは緩結性の薬液(以下Biという)
を、そして外や+21 Kは瞬結性の薬液(以下A液と
いう)を、それぞれ所要量供給して地盤(G)中に噴出
させるのである。
而して使用する注入ロッド川に取付ける薬液の噴射ノズ
ルについては、薬液注入ポンプ側から第1段目には瞬結
性薬液噴射ノズル(10)が取付けられ、この噴射ノズ
ル(lO)は第2図に例示するように内外両管+21
+31内に各々連通する極小径の孔(11)α匂を開口
して、ロッドIllの軸線に直交するようにして外向き
に噴出する際の混合sO3を有した構造のものであり、
斯かる瞬結性薬液噴射ノズル叫から適宜開隔(250〜
500rr+m、ただしこれに限定されるものではなく
任意に設定できる)おいてl又は複数段に緩結性薬液噴
射ノズル圀i1取付けられ、この噴射ノズル(4)とし
ては第3図に示すように内管(3)Kのみ連通ずる極小
径の孔嗜を奥の位置に穿設して、注入ロッド11)の軸
線に直交する噴出口Iを備えた構造のものが、付設され
ている。(151は閉止栓である(仮想線で示すもの)
。
ルについては、薬液注入ポンプ側から第1段目には瞬結
性薬液噴射ノズル(10)が取付けられ、この噴射ノズ
ル(lO)は第2図に例示するように内外両管+21
+31内に各々連通する極小径の孔(11)α匂を開口
して、ロッドIllの軸線に直交するようにして外向き
に噴出する際の混合sO3を有した構造のものであり、
斯かる瞬結性薬液噴射ノズル叫から適宜開隔(250〜
500rr+m、ただしこれに限定されるものではなく
任意に設定できる)おいてl又は複数段に緩結性薬液噴
射ノズル圀i1取付けられ、この噴射ノズル(4)とし
ては第3図に示すように内管(3)Kのみ連通ずる極小
径の孔嗜を奥の位置に穿設して、注入ロッド11)の軸
線に直交する噴出口Iを備えた構造のものが、付設され
ている。(151は閉止栓である(仮想線で示すもの)
。
斯かる各薬液噴射ノズルtiIe21を所要数、所要の
間隔で配した注入ロッド)(lを目的地盤に対しポーリ
ング挿入したる後は、内管(3)にB液を、そして外管
(2)にはA液をそれぞれ供給し、この際注入ロッドの
内外管に供給する薬液は、外管の流れの抵抗による差が
各段の吐出量に影響をあたえない程度まで、供給圧力を
高めて供給する。このようにすることで各段のノズル忙
は、はぼ同じ圧力が作用することになるので、ノズル径
によって吐出量が決定されることになり、また注入管内
から地盤への注入抵抗(打勝って圧入(注入)できると
とになり吐出量の偏差を少くすること忙役立つ。そして
内管(3)に送られたB液はそのまま噴射/ズル彌から
地盤中に噴出するのに対し、外管12)に送られたA液
は噴射ノズル(to) K %”いて内IW1B1側か
らのB液と混合して噴射され、この噴射薬液は地盤内に
おいて極く短時間で凝結する。
間隔で配した注入ロッド)(lを目的地盤に対しポーリ
ング挿入したる後は、内管(3)にB液を、そして外管
(2)にはA液をそれぞれ供給し、この際注入ロッドの
内外管に供給する薬液は、外管の流れの抵抗による差が
各段の吐出量に影響をあたえない程度まで、供給圧力を
高めて供給する。このようにすることで各段のノズル忙
は、はぼ同じ圧力が作用することになるので、ノズル径
によって吐出量が決定されることになり、また注入管内
から地盤への注入抵抗(打勝って圧入(注入)できると
とになり吐出量の偏差を少くすること忙役立つ。そして
内管(3)に送られたB液はそのまま噴射/ズル彌から
地盤中に噴出するのに対し、外管12)に送られたA液
は噴射ノズル(to) K %”いて内IW1B1側か
らのB液と混合して噴射され、この噴射薬液は地盤内に
おいて極く短時間で凝結する。
而して注入に使用する薬液の一例を挙げれば、B液(*
活性液)として水ガラス(3号水ガラス)を主にしてこ
れにグリオキザール、エチレンカーボネイトを添加し、
これらの水溶液としたものを用いる。そしてA液上して
はリン酸30%水溶液を使用し、注入時このA液とB液
とが混合することで瞬結性となるものが用いられる。
活性液)として水ガラス(3号水ガラス)を主にしてこ
れにグリオキザール、エチレンカーボネイトを添加し、
これらの水溶液としたものを用いる。そしてA液上して
はリン酸30%水溶液を使用し、注入時このA液とB液
とが混合することで瞬結性となるものが用いられる。
この他に、B液として酸性シリカゾルを、そしてA液と
して希釈水ガラス水溶液を、それぞれ供給し、A液とB
液とが混合して注入される区域では瞬結性が与えられる
ようにする。
して希釈水ガラス水溶液を、それぞれ供給し、A液とB
液とが混合して注入される区域では瞬結性が与えられる
ようにする。
或いはB液として酸性シリカゾルを使用し、A液として
セメント懸濁液(・たとえば使用液容量2001あたり
セメント80〜120 kti )を使用すること、も
しくはA液として消石灰と焼石コクとを配合した溶液(
たとえば液容量2001あたシ消石灰・焼石コクともに
30〜40に9)を使用するようにすれば、A液とB液
とを混合注入することで瞬結性が与えられる。
セメント懸濁液(・たとえば使用液容量2001あたり
セメント80〜120 kti )を使用すること、も
しくはA液として消石灰と焼石コクとを配合した溶液(
たとえば液容量2001あたシ消石灰・焼石コクともに
30〜40に9)を使用するようにすれば、A液とB液
とを混合注入することで瞬結性が与えられる。
このような要領で薬液注入を行うことによシ、第4図に
示すように、瞬結性薬液噴射ノズルfin部からの注入
薬液が緩結性薬液噴射ノズル(7)部からの注入薬液よ
りも当然早く凝結するととKなるから、との瞬結性薬液
の注入拡散区vce75によシ初期の地盤固結強化を図
り、緩結性薬液の注入仏教区域(イ)が、注入ロッド+
11の掘進による地盤の緩みに伴なう該注入ロッド11
)に沿った可浸透層を通って軸線方向に流動するのを阻
止し、注入ロッド(1)を中心とする横方向への拡散浸
透を図るようになり、この緩結性の注入薬液は浸透性が
瞬結性薬液に比べてより大であるので、充分に地盤に浸
透し、また瞬結性薬液の注入拡散区域■内にも浸透して
七の薬液固結粒間を結び、強固に補強することに・′な
る◇従って第5図示のように瞬結性薬液噴射ノズル囮と
緩結性薬液噴射ノズル−との配分をほぼ交互に位置する
ような注入ロッドを用いれば複雑な互層になっている地
盤に対する薬液注入に際して有効に作用することになり
、また第6図に示すように第1段目を除く他の噴射ノズ
ルを緩結性薬液噴射ノズル@にした注入ロッドを用いれ
ば比較的均質なf18!盤の改良に際してロッドに浴り
た薬液の上噴を防止して効率よく薬液注入作業が行える
。
示すように、瞬結性薬液噴射ノズルfin部からの注入
薬液が緩結性薬液噴射ノズル(7)部からの注入薬液よ
りも当然早く凝結するととKなるから、との瞬結性薬液
の注入拡散区vce75によシ初期の地盤固結強化を図
り、緩結性薬液の注入仏教区域(イ)が、注入ロッド+
11の掘進による地盤の緩みに伴なう該注入ロッド11
)に沿った可浸透層を通って軸線方向に流動するのを阻
止し、注入ロッド(1)を中心とする横方向への拡散浸
透を図るようになり、この緩結性の注入薬液は浸透性が
瞬結性薬液に比べてより大であるので、充分に地盤に浸
透し、また瞬結性薬液の注入拡散区域■内にも浸透して
七の薬液固結粒間を結び、強固に補強することに・′な
る◇従って第5図示のように瞬結性薬液噴射ノズル囮と
緩結性薬液噴射ノズル−との配分をほぼ交互に位置する
ような注入ロッドを用いれば複雑な互層になっている地
盤に対する薬液注入に際して有効に作用することになり
、また第6図に示すように第1段目を除く他の噴射ノズ
ルを緩結性薬液噴射ノズル@にした注入ロッドを用いれ
ば比較的均質なf18!盤の改良に際してロッドに浴り
た薬液の上噴を防止して効率よく薬液注入作業が行える
。
本発明工法は注入ロッドを先づ深部まで掘進させて薬液
注入操作を行った後、所要寸法該注入ロッドを引上げ(
斜打ち、水平打ちの場合後退させて)再び薬液注入の操
作を行い、これを数回繰返して作業するに際しても地盤
の安定強度が得られる浸透性の高い緩結性薬液を無駄な
く注入拡散し、地盤の改良作業が円滑に行えるのである
。
注入操作を行った後、所要寸法該注入ロッドを引上げ(
斜打ち、水平打ちの場合後退させて)再び薬液注入の操
作を行い、これを数回繰返して作業するに際しても地盤
の安定強度が得られる浸透性の高い緩結性薬液を無駄な
く注入拡散し、地盤の改良作業が円滑に行えるのである
。
なお、注入ロッドの各噴射ノズルl1ol頒の混合部(
131もしくは噴出口α舶として大径に孔ぐりされてい
る部分には掘削作業時閉止栓araを嵌めて使用するこ
とは云うまでもなく、薬液注入時には薬液の吐出圧によ
って、この閉止橙が地盤中に打込まれて噴出に支障がな
い。また、薬液注入作業時必要ならば注入ロッド先端に
付されたクラクンカッターの内部に設けである先端パル
プから緩結性薬液を噴出できるようにして、広範囲に薬
液注入するようにもできる。
131もしくは噴出口α舶として大径に孔ぐりされてい
る部分には掘削作業時閉止栓araを嵌めて使用するこ
とは云うまでもなく、薬液注入時には薬液の吐出圧によ
って、この閉止橙が地盤中に打込まれて噴出に支障がな
い。また、薬液注入作業時必要ならば注入ロッド先端に
付されたクラクンカッターの内部に設けである先端パル
プから緩結性薬液を噴出できるようにして、広範囲に薬
液注入するようにもできる。
発明の効果:
本発F3iシエ法によれば、上述したように二重管注入
ロッドを用いて薬液注入するに当り、薬液の供給側に最
も近い@1段目の噴射ノズルからは、必ず瞬結性薬液を
地山中に噴射させて、それ以後の各段は地盤の状態に応
じて瞬結性薬液と緩結性薬液との注入ゾーンを区別して
薬液注入を行えるので、多段の薬液注入部から一斉に広
い区域に薬液注入する際、先づ注入ロッドに溢った緩ん
だ部分を通って緩結性の薬液が1噴するのを確実に防止
でき、また瞬結性薬液の注入されたゾーンで緩結性薬液
の拡散区域を規制することによりロッドを基準とする横
方向に仏教する方向性を与えることができ、薬液の無駄
な注入を予防して目的の達成を容易に図ることができる
ようになったのである。
ロッドを用いて薬液注入するに当り、薬液の供給側に最
も近い@1段目の噴射ノズルからは、必ず瞬結性薬液を
地山中に噴射させて、それ以後の各段は地盤の状態に応
じて瞬結性薬液と緩結性薬液との注入ゾーンを区別して
薬液注入を行えるので、多段の薬液注入部から一斉に広
い区域に薬液注入する際、先づ注入ロッドに溢った緩ん
だ部分を通って緩結性の薬液が1噴するのを確実に防止
でき、また瞬結性薬液の注入されたゾーンで緩結性薬液
の拡散区域を規制することによりロッドを基準とする横
方向に仏教する方向性を与えることができ、薬液の無駄
な注入を予防して目的の達成を容易に図ることができる
ようになったのである。
第1図は本発明工法の一実施態様を示す図、第2図は瞬
結性薬液噴射ノズル部の概要図、第3図は緩結性薬液噴
射ノズル部の概要図、第4図乃至!!1!6図は注入態
様を表わす図である。 10・・・注入ロッド (2)・・・外 管
(3)・・・内 管 叫・・・瞬結性薬液
噴射ノズル四・・・緩結性薬液噴射ノズル 、 −−一 代理人 中 村 義 −j−J’;;−よ−J 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図
結性薬液噴射ノズル部の概要図、第3図は緩結性薬液噴
射ノズル部の概要図、第4図乃至!!1!6図は注入態
様を表わす図である。 10・・・注入ロッド (2)・・・外 管
(3)・・・内 管 叫・・・瞬結性薬液
噴射ノズル四・・・緩結性薬液噴射ノズル 、 −−一 代理人 中 村 義 −j−J’;;−よ−J 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 二重管を用いて注入する薬液注入工法において、注
入ロッドには比較的短かい間隔で複数段に薬液噴射ノズ
ルを配設したものを用いるに際し、少くとも最上部の噴
射ノズルからは瞬結性薬液を、そして他の噴射ノズルか
ら緩結性薬液を、それぞれ同時に噴出注入することに特
徴とする薬液注入工法。 2 注入ロッドの瞬結性薬液噴射ノズルと緩結性薬液噴
射ノズルとの配分は、必ず該ロッドへの薬液送り込み側
第1段目に瞬結性薬液噴射ノズルを配し、それ以下には
1または複数段適宜間隔で緩結性薬液噴射ノズルを配し
、この組合せを1以上にわたり配設した注入ロッドを使
用し、緩結性薬液の噴出注入範囲がロッド方向に瞬結性
薬液注入部で制限されるようにして複合注入する特許請
求の範囲第1項記載の薬液注入工法。 3 注入ロッドに設ける薬液噴射ノズルの第1段目には
瞬結性薬液噴射ノズルを、第2段以下1又は複数段には
緩結性薬液噴射ノズルを、それ以下は前記の繰返し順序
で配設したものを用い、緩結性と瞬結性との両薬液を一
挙に噴出注入するようにし、斯かる注入操作を注入ロッ
ドを適宜寸法軸方向に移動させて繰返し行う特許請求の
範囲第1項または第2項記載の薬液注入工法。 4 注入ロッドの第1段目にのみ瞬結性薬液噴射ノズル
を配し、それ以下には緩結性薬液の噴射ノズルを多段に
配したものを用い、緩結性と瞬結性との両薬液を一挙に
噴出注入するようにし、斯かる注入操作を注入ロッドを
所要寸法軸方向に移動させて繰返し行う特許請求の範囲
第1項記載の薬液注入工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5275785A JPS61211418A (ja) | 1985-03-15 | 1985-03-15 | 薬液注入工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5275785A JPS61211418A (ja) | 1985-03-15 | 1985-03-15 | 薬液注入工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61211418A true JPS61211418A (ja) | 1986-09-19 |
Family
ID=12923758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5275785A Expired - Lifetime JPS61211418A (ja) | 1985-03-15 | 1985-03-15 | 薬液注入工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61211418A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS6429516A (en) * | 1987-07-27 | 1989-01-31 | Kyokado Eng Co | Ground grouting work |
JPS6483718A (en) * | 1987-09-28 | 1989-03-29 | Kyokado Eng Co | Grout injection tube for ground |
JPH01190817A (ja) * | 1988-01-26 | 1989-07-31 | N I T:Kk | 支保覆工層の造成工法 |
JPH0376921A (ja) * | 1989-08-18 | 1991-04-02 | Nit Co Ltd | 地盤硬化層造成工法とその装置 |
JPH0633446A (ja) * | 1992-05-29 | 1994-02-08 | Kyokado Eng Co Ltd | 地盤注入工法 |
JPH0649837A (ja) * | 1992-07-24 | 1994-02-22 | Kyokado Eng Co Ltd | 地盤注入工法 |
JPH06212620A (ja) * | 1992-06-16 | 1994-08-02 | Kyokado Eng Co Ltd | 地盤注入工法 |
JPH07252822A (ja) * | 1994-10-03 | 1995-10-03 | Kyokado Eng Co Ltd | 地盤注入工法 |
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