JPS61211358A - ビニル芳香族系組成物の製造方法 - Google Patents
ビニル芳香族系組成物の製造方法Info
- Publication number
- JPS61211358A JPS61211358A JP5238885A JP5238885A JPS61211358A JP S61211358 A JPS61211358 A JP S61211358A JP 5238885 A JP5238885 A JP 5238885A JP 5238885 A JP5238885 A JP 5238885A JP S61211358 A JPS61211358 A JP S61211358A
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- JP
- Japan
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- copolymer
- styrene
- weight
- vinyl aromatic
- peroxide
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はビニル芳香族系組成物の製造方法に関し、詳し
くは特定の共重合体組成物に有機過酸化物を添加して熱
処理することにより、耐熱性と耐衝撃性とのバランスな
らびに成形品外観にすぐれたビニル芳香族系組成物を製
造する方法に関する。
くは特定の共重合体組成物に有機過酸化物を添加して熱
処理することにより、耐熱性と耐衝撃性とのバランスな
らびに成形品外観にすぐれたビニル芳香族系組成物を製
造する方法に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕一般
に、ビニル芳香族化合物と不飽和ジカルボン酸無水物と
の共重合体、特にスチレン−無水マレイン酸共重合体(
SMA)は、スチレン系樹脂に比べ耐熱性にすぐれてい
るが、機械的性質、特に耐衝撃性が低いという欠点があ
る。
に、ビニル芳香族化合物と不飽和ジカルボン酸無水物と
の共重合体、特にスチレン−無水マレイン酸共重合体(
SMA)は、スチレン系樹脂に比べ耐熱性にすぐれてい
るが、機械的性質、特に耐衝撃性が低いという欠点があ
る。
そのため、この共重合体の耐衝撃性を改良する方法とし
て、ゴムの存在下にスチレンと無水マレイン酸を共重合
させる方法が開発されているが、ゴムを添加すると重合
反応系が粘稠となるため、重合コントロールが困難とな
り、また耐熱性が低下するという問題がある。
て、ゴムの存在下にスチレンと無水マレイン酸を共重合
させる方法が開発されているが、ゴムを添加すると重合
反応系が粘稠となるため、重合コントロールが困難とな
り、また耐熱性が低下するという問題がある。
一方、共重合における耐熱性と耐衝撃性との相反する性
質を、二種以上の共重合体をブレンドすることによって
、兼備させようとする試みもなされている。例えば、特
開昭52−125558号公報、同53−78252号
公報、同59−18748号公報および特公昭59−1
3541号公報には、SMAもしくはゴム変性SMAと
スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(S
BS)もしくは水添SBSとのブレンド物が開示されて
いるが、その改善効果が未だ不充分であり、特に成形時
における高温滞留安定性が悪いという問題があった。
質を、二種以上の共重合体をブレンドすることによって
、兼備させようとする試みもなされている。例えば、特
開昭52−125558号公報、同53−78252号
公報、同59−18748号公報および特公昭59−1
3541号公報には、SMAもしくはゴム変性SMAと
スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(S
BS)もしくは水添SBSとのブレンド物が開示されて
いるが、その改善効果が未だ不充分であり、特に成形時
における高温滞留安定性が悪いという問題があった。
そこで本発明者らは、上記従来技術の問題点を解消し、
ブレンド物でSMAのすぐれた耐熱性を損なうことなく
耐衝撃性を向上し、しかも高温滞留安定性のすぐれた組
成物を開発すべく鋭意研究を重ねた。
ブレンド物でSMAのすぐれた耐熱性を損なうことなく
耐衝撃性を向上し、しかも高温滞留安定性のすぐれた組
成物を開発すべく鋭意研究を重ねた。
[問題点を解決するための手段〕
その結果、特定の二種類の共重合体を一定割合でブレン
ドするとともに、有機過酸化物を添加して溶融混練する
ことにより、上記問題点の解消した組成物が得られるこ
とを見出した。本発明はかかる知見に基いて完成したも
のであ、る。
ドするとともに、有機過酸化物を添加して溶融混練する
ことにより、上記問題点の解消した組成物が得られるこ
とを見出した。本発明はかかる知見に基いて完成したも
のであ、る。
すなわち、本発明は、(A)ビニル芳香族化合物と不飽
和ジカルボン酸無水物との共重合体60〜95重景%お
よび(B)ビニル芳香族化合物と共役ジエンとのブロッ
ク共重合体40〜5重量%よりなる組成物に、(C)有
機過酸化物をo、oos〜1.0重量%添加し、150
〜270℃で混練することを特徴とするビニル芳香族系
組成物の製造方法を提供するものである。 一 本発明の方法は、上述の(A)、 (B)両弁重合体
よりなる組成物を原料として用いる。このうち共重合体
(A)は、ビニル芳香族化合物と不飽和ジカルボン酸無
水物との共重合体である。ここで、ビニル芳香族化合物
としては、スチレンをはじめ、α−メチルスチレン、O
−メチルスチレン。
和ジカルボン酸無水物との共重合体60〜95重景%お
よび(B)ビニル芳香族化合物と共役ジエンとのブロッ
ク共重合体40〜5重量%よりなる組成物に、(C)有
機過酸化物をo、oos〜1.0重量%添加し、150
〜270℃で混練することを特徴とするビニル芳香族系
組成物の製造方法を提供するものである。 一 本発明の方法は、上述の(A)、 (B)両弁重合体
よりなる組成物を原料として用いる。このうち共重合体
(A)は、ビニル芳香族化合物と不飽和ジカルボン酸無
水物との共重合体である。ここで、ビニル芳香族化合物
としては、スチレンをはじめ、α−メチルスチレン、O
−メチルスチレン。
m−メチルスチレン、p−メチルスチレン、2゜4−ジ
クロルスチレン、2,5−ジクロルスチレン、ジメチル
スチレンなどのスチレン誘導体をあげることができる。
クロルスチレン、2,5−ジクロルスチレン、ジメチル
スチレンなどのスチレン誘導体をあげることができる。
なお、これらのビニル芳香族化合物の一部をメチルメタ
クリレート、メチルアクリレート、エチルメタクリレー
ト、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、ハロゲン
含有ビニルモノマーなどの他の共重合可能なモノマーで
置き換えることもできる。
クリレート、メチルアクリレート、エチルメタクリレー
ト、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、ハロゲン
含有ビニルモノマーなどの他の共重合可能なモノマーで
置き換えることもできる。
また、不飽和ジカル゛ボン酸無水物としては無水マレイ
ン酸が特に有用であるが、イタコン酸、シトラコン酸、
メサコン酸、エチルマレイン酸、メチルイタコン酸、ク
ロルマレイン酸などの無水物を用いることもできる。
ン酸が特に有用であるが、イタコン酸、シトラコン酸、
メサコン酸、エチルマレイン酸、メチルイタコン酸、ク
ロルマレイン酸などの無水物を用いることもできる。
上述のビニル芳香族化合物と不飽和ジカルボン酸無水物
から共重合体(A)を製造するにあたっては、様々な方
法があり、例えば溶液重合法、塊状重合法、塊状−懸濁
重合法など公知の方法によればよい。この共重合体(A
)の製造に際しては、ゴム、スチレン−ブタジェンゴム
、アクリロニトリルゴム、・エチレン−プロピレンゴム
、天然ゴム等があげられる。
から共重合体(A)を製造するにあたっては、様々な方
法があり、例えば溶液重合法、塊状重合法、塊状−懸濁
重合法など公知の方法によればよい。この共重合体(A
)の製造に際しては、ゴム、スチレン−ブタジェンゴム
、アクリロニトリルゴム、・エチレン−プロピレンゴム
、天然ゴム等があげられる。
このようにして得られる共重合体(A)は、様々なもの
があるが、そのうちスチレン−無水マレイン酸共重合体
が好ましく、特に無水マレイン酸含量が1〜30重量%
、とりわけ3〜25重量%のスチレン−無水マレイン酸
共重合体が好適である。無水マレイン酸含量が1重量%
未満のものでは最終的に製造されるビニル芳香族系組成
物の耐熱性がやや不充分なものとなり、30重量%を超
えると耐衝撃性の劣ったものとなる。
があるが、そのうちスチレン−無水マレイン酸共重合体
が好ましく、特に無水マレイン酸含量が1〜30重量%
、とりわけ3〜25重量%のスチレン−無水マレイン酸
共重合体が好適である。無水マレイン酸含量が1重量%
未満のものでは最終的に製造されるビニル芳香族系組成
物の耐熱性がやや不充分なものとなり、30重量%を超
えると耐衝撃性の劣ったものとなる。
次に、共重合体(B)は、ビニル芳香族化合物と共役ジ
エンとのブロック共重合体である。ここでビニル芳香族
化合物としては、前述した共重合体(A)におけるビニ
ル芳香族化合物と同様のものがあげられる。
エンとのブロック共重合体である。ここでビニル芳香族
化合物としては、前述した共重合体(A)におけるビニ
ル芳香族化合物と同様のものがあげられる。
一方、共役ジエンとしては、炭素数4〜8の炭化水素、
例えば1,3−ブタジェン;イソプレン;2.3−ジメ
チル−1,3−ブタジェン;1,3−ペンクジ1エン;
1,3−へキサジエン等があげられるが、特に1,3−
ブタジェンが好適である。
例えば1,3−ブタジェン;イソプレン;2.3−ジメ
チル−1,3−ブタジェン;1,3−ペンクジ1エン;
1,3−へキサジエン等があげられるが、特に1,3−
ブタジェンが好適である。
上述のビニル芳香族化合物と共役ジエンからブロック共
重合体である共重合体(B)を製造するにあたっては、
通常はアニオン重合によりx−y−型、y−x−y型(
X:ビニル芳香族化合物ブロック、Y−共役ジエンブロ
ック)などのブロック共重合体とする。
重合体である共重合体(B)を製造するにあたっては、
通常はアニオン重合によりx−y−型、y−x−y型(
X:ビニル芳香族化合物ブロック、Y−共役ジエンブロ
ック)などのブロック共重合体とする。
このような共重合体(B)は各種のものがあるが、その
うちスチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体
(SBS)、特にスチレン単位含量50〜10重量%、
ブタジェン単位含量50〜90重量%のSBS、とりわ
けスチレン単位含量40−15重量%、ブタジェン単位
含量60〜85重量%のSBSが好適である。この共重
合体(B)においてブタジェンなどのジエン単位含量が
50重量%未満では、最終的に製造されるビニル芳香族
系組成物の耐衝撃性が充分に向上しない。
うちスチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体
(SBS)、特にスチレン単位含量50〜10重量%、
ブタジェン単位含量50〜90重量%のSBS、とりわ
けスチレン単位含量40−15重量%、ブタジェン単位
含量60〜85重量%のSBSが好適である。この共重
合体(B)においてブタジェンなどのジエン単位含量が
50重量%未満では、最終的に製造されるビニル芳香族
系組成物の耐衝撃性が充分に向上しない。
本発明の方法では、上述した共重合体(A)と共重合体
(B)からなる組成物を用いるが、両者の混合割合は、
共重合体(A)を60〜95重量%、好ましくは65〜
90重量%とじ、共重合体(B)を40〜5重量%、好
ましくは35〜10重量%とすべきである。ここで共重
合体(B)のX 混合割合が40重量%を超えると、得
られるビニル芳香族系組成物の耐熱性が劣化し、また5
重量%未満では耐衝撃性が低下する。
(B)からなる組成物を用いるが、両者の混合割合は、
共重合体(A)を60〜95重量%、好ましくは65〜
90重量%とじ、共重合体(B)を40〜5重量%、好
ましくは35〜10重量%とすべきである。ここで共重
合体(B)のX 混合割合が40重量%を超えると、得
られるビニル芳香族系組成物の耐熱性が劣化し、また5
重量%未満では耐衝撃性が低下する。
本発明の方法では、上述の共重合体(A)、 (B)
を一定割合で配合してなる組成物に、有機過酸化物を添
加し、加熱溶融条件下で混練する。ここで添加する有機
過酸化物の量は、共重合体(A)。
を一定割合で配合してなる組成物に、有機過酸化物を添
加し、加熱溶融条件下で混練する。ここで添加する有機
過酸化物の量は、共重合体(A)。
(B)の合計量に対して、0.005〜1.0重量%、
好ましくは0.01−0.5重量%とすべきである。
好ましくは0.01−0.5重量%とすべきである。
o、oos重量%未満ではSBS等の共重合体(B)の
架橋が充分に進まないため、高温滞留安定性が悪く、成
形品に鮫肌やシルバーマークが発生する。
架橋が充分に進まないため、高温滞留安定性が悪く、成
形品に鮫肌やシルバーマークが発生する。
逆に1.0重量%を超えると耐衝撃性の低下したものと
なる。
なる。
また、共重合体(A)、 (B)と(C)有機過酸化
物とを混練する際の加熱条件としては、温度150〜2
70℃、好ましくは170〜250℃とすればよい。1
50℃未満では共重合体(B)の架橋が充分に進行せず
、逆に250℃を、超えると成形品に鮫肌やシルバーマ
ークが発生して外観が悪くなる。
物とを混練する際の加熱条件としては、温度150〜2
70℃、好ましくは170〜250℃とすればよい。1
50℃未満では共重合体(B)の架橋が充分に進行せず
、逆に250℃を、超えると成形品に鮫肌やシルバーマ
ークが発生して外観が悪くなる。
なお、混練は常法によればよいが、均一分散を図るため
には共重合体(A)、(B)を予め混練した後、有機過
酸化物(C)を加えて混練することが好ましい。ただし
、SBS等の共重合体(B)を有機過酸化物(C)と反
応させて架橋した後に、混練しても均一に分散した組成
物が得られない。
には共重合体(A)、(B)を予め混練した後、有機過
酸化物(C)を加えて混練することが好ましい。ただし
、SBS等の共重合体(B)を有機過酸化物(C)と反
応させて架橋した後に、混練しても均一に分散した組成
物が得られない。
上述の有機過酸化物(C)としては、様々なものがあり
目的に応じて適宜選定すればよい。そのうち、140℃
における半減期が10時間以下、特に1時間以下のもの
が好適である。具体的には、1.3−ビス(t−ブチル
パーオキシイソプロビル)ベンゼン;ラウロイルパーオ
キサイド;ベンゾイルパーオキサイド;t−ブチルパー
オキシベンゾエート;ジクミルパーオキサイド;t−ブ
チルクミルパーオキサイド;p−メンタンハイドロパー
オキサイド;t−ブチルパーオキシイソプロビルカーボ
ネート;l、1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,
3,5−トリメチルシクロヘキサン;2,4−ジクロロ
ベンゾイルパーオキサイド;シクロヘキサノンパーオキ
サイド;ジ−t−ブチルパーオキサイド;メチルエチル
ケトンパーオキサイド;2,5−ジメチル−2,5−ジ
(を−ブチルパーオキシ)ヘキサン;2,5−ジメチル
−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキセン;2,
5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘ
キセン−3などがあjげられる。
目的に応じて適宜選定すればよい。そのうち、140℃
における半減期が10時間以下、特に1時間以下のもの
が好適である。具体的には、1.3−ビス(t−ブチル
パーオキシイソプロビル)ベンゼン;ラウロイルパーオ
キサイド;ベンゾイルパーオキサイド;t−ブチルパー
オキシベンゾエート;ジクミルパーオキサイド;t−ブ
チルクミルパーオキサイド;p−メンタンハイドロパー
オキサイド;t−ブチルパーオキシイソプロビルカーボ
ネート;l、1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,
3,5−トリメチルシクロヘキサン;2,4−ジクロロ
ベンゾイルパーオキサイド;シクロヘキサノンパーオキ
サイド;ジ−t−ブチルパーオキサイド;メチルエチル
ケトンパーオキサイド;2,5−ジメチル−2,5−ジ
(を−ブチルパーオキシ)ヘキサン;2,5−ジメチル
−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキセン;2,
5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘ
キセン−3などがあjげられる。
゛ さらに本発明の方法においては、上述の混練の際、
あるいはその前後に必撃に応じて酸化防止剤等を加える
こともできる。この酸化防止剤の添加量は、特に制限は
ないが、通常は共重合体(A)。
あるいはその前後に必撃に応じて酸化防止剤等を加える
こともできる。この酸化防止剤の添加量は、特に制限は
ないが、通常は共重合体(A)。
(B)の合計量に対して2重量%以下とすればよく、こ
の添加によって成形品の光沢が一層向上する。
の添加によって成形品の光沢が一層向上する。
ここで、酸化防止剤としては、ヒンダードフェノール系
酸化防止剤とリン系酸化防止剤に大別することができる
。ヒンダードフェノール系酸化防止剤の具体例としては
、n−オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシフェニール)プロピオネート(商品名:
イルガノツクス1076、チバ・ガイギー社所有の商標
);3゜5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシトルエン
(BHT);1,3.5−)リスチル−2,4゜6−ト
リス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジ
ル)ベンゼン(商品名:エチル330゜エチル社所有の
商標)i2−t−ブチル−6−(3−t−ブチル−2−
ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−メチルフェニ
ルアクリレート(商品名:スミライザーGM、住友化学
■所有の商標);1.3.5−)リス(4−t−ブチル
−3−ヒドロキシ−2,6−シメチルベンジル)−1,
3,5−トリアジン;1.1.3−)リス(2−メチル
−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタン;
テトラキス(メチレン3−(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシフェニール)プロピオネート)メタン(
商品名ニイルガノックス1010.チバ・ガイギー社所
有の商謔);そのほかカーク・オスマー化学技術大百科
事典(Kirk−Othmer Encycloped
ia of ChemicalTechnology)
、第3版、3巻、129〜133頁に記載の化合物など
がある。
酸化防止剤とリン系酸化防止剤に大別することができる
。ヒンダードフェノール系酸化防止剤の具体例としては
、n−オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシフェニール)プロピオネート(商品名:
イルガノツクス1076、チバ・ガイギー社所有の商標
);3゜5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシトルエン
(BHT);1,3.5−)リスチル−2,4゜6−ト
リス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジ
ル)ベンゼン(商品名:エチル330゜エチル社所有の
商標)i2−t−ブチル−6−(3−t−ブチル−2−
ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−メチルフェニ
ルアクリレート(商品名:スミライザーGM、住友化学
■所有の商標);1.3.5−)リス(4−t−ブチル
−3−ヒドロキシ−2,6−シメチルベンジル)−1,
3,5−トリアジン;1.1.3−)リス(2−メチル
−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタン;
テトラキス(メチレン3−(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシフェニール)プロピオネート)メタン(
商品名ニイルガノックス1010.チバ・ガイギー社所
有の商謔);そのほかカーク・オスマー化学技術大百科
事典(Kirk−Othmer Encycloped
ia of ChemicalTechnology)
、第3版、3巻、129〜133頁に記載の化合物など
がある。
また、リン系酸化防止剤の具体例としては、トリフェニ
ルホスファイト、トリデシルホスファイト、トリス(ノ
ニルフェニル)ホスファイト、トリドデシルトリチオホ
スファイト、ブチルアシッドホスフェート、β−クロル
エチルアシッドホスフェートなどがあげられる。
ルホスファイト、トリデシルホスファイト、トリス(ノ
ニルフェニル)ホスファイト、トリドデシルトリチオホ
スファイト、ブチルアシッドホスフェート、β−クロル
エチルアシッドホスフェートなどがあげられる。
以上の如き本発明の方法によって得られるビニル芳香族
系組成物は、耐熱性と耐衝撃性とのバランスがすぐれて
おり、また成形時の高温滞留安定性がすぐれているため
、鮫肌やシルバーマークの生じない美麗な外観を有する
成形品となる。
系組成物は、耐熱性と耐衝撃性とのバランスがすぐれて
おり、また成形時の高温滞留安定性がすぐれているため
、鮫肌やシルバーマークの生じない美麗な外観を有する
成形品となる。
次に、本発明を実施例によりさらに詳しく説明する。
実施例1〜11および比較例1〜7
SMAとSBSを所定割合で予め混練した後、有機過酸
化物および/または酸化防止剤を添加し、180℃で混
練した。結果を第1表に示す。なお、用いた各成分は次
のとおりである。
化物および/または酸化防止剤を添加し、180℃で混
練した。結果を第1表に示す。なお、用いた各成分は次
のとおりである。
SMA:スチレンー無水マレイン酸共重合体。
p、無水マレイン酸含量7モル%、重
量平均分子量260,000 (G P C法。
ポリスチレン換算)
Q:無水マレイン酸含量14モル%、
重量平均分子量200.OQO(G P C法、ポリス
チレン換算) SBS :スチレンーブタジエンースチレンブロック共
重合体 P:分岐SBS、ブタジェン単位含単 位含量7弼 カリフレックス1184 Q:直鎖SBS,ブタジェン単位含単 位含量7亢 カリフレックス1101 有機過酸化物 Pニジクミルパーオキサイド Q:1.1−ビス(t−ブチルパーオ キシ)−3.3.5−)リスチル シクロヘキサン 酸化防止剤 P:スミライザー〇M Q:イルガノフクス1076
チレン換算) SBS :スチレンーブタジエンースチレンブロック共
重合体 P:分岐SBS、ブタジェン単位含単 位含量7弼 カリフレックス1184 Q:直鎖SBS,ブタジェン単位含単 位含量7亢 カリフレックス1101 有機過酸化物 Pニジクミルパーオキサイド Q:1.1−ビス(t−ブチルパーオ キシ)−3.3.5−)リスチル シクロヘキサン 酸化防止剤 P:スミライザー〇M Q:イルガノフクス1076
Claims (3)
- (1)(A)ビニル芳香族化合物と不飽和ジカルボン酸
無水物との共重合体60〜95重量%および(B)ビニ
ル芳香族化合物と共役ジエンとのブロック共重合体40
〜5重量%よりなる組成物に、(C)有機過酸化物を0
.005〜1.0重量%添加し、150〜270℃で混
練することを特徴とするビニル芳香族系組成物の製造方
法。 - (2)(A)ビニル芳香族化合物と不飽和ジカルボン酸
無水物との共重合体がスチレン−無水マレイン酸共重合
体である特許請求の範囲第1項記載の方法。 - (3)(B)ビニル芳香族化合物と共役ジエンとのブロ
ック共重合体がスチレン−ブタジエン−スチレンブロッ
ク共重合体である特許請求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60052388A JPH0665702B2 (ja) | 1985-03-18 | 1985-03-18 | ビニル芳香族系組成物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60052388A JPH0665702B2 (ja) | 1985-03-18 | 1985-03-18 | ビニル芳香族系組成物の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61211358A true JPS61211358A (ja) | 1986-09-19 |
JPH0665702B2 JPH0665702B2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=12913418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60052388A Expired - Lifetime JPH0665702B2 (ja) | 1985-03-18 | 1985-03-18 | ビニル芳香族系組成物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0665702B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPH0665702B2 (ja) | 1994-08-24 |
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