JPS61210285A - 回転式圧縮機 - Google Patents
回転式圧縮機Info
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- JPS61210285A JPS61210285A JP60050887A JP5088785A JPS61210285A JP S61210285 A JPS61210285 A JP S61210285A JP 60050887 A JP60050887 A JP 60050887A JP 5088785 A JP5088785 A JP 5088785A JP S61210285 A JPS61210285 A JP S61210285A
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- oil groove
- compression mechanism
- bearing
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/02—Lubrication; Lubricant separation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/02—Lubrication; Lubricant separation
- F04C29/023—Lubricant distribution through a hollow driving shaft
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/30—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members
- F04C18/34—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F04C18/08 or F04C18/22 and relative reciprocation between the co-operating members
- F04C18/356—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F04C18/08 or F04C18/22 and relative reciprocation between the co-operating members with vanes reciprocating with respect to the outer member
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、軸受部に滑り軸受を使用した回転式圧縮機に
係わり、特に回転効率の向上化および耐久性の向上化を
図れるようにした回転式圧縮機に関する。
係わり、特に回転効率の向上化および耐久性の向上化を
図れるようにした回転式圧縮機に関する。
（発明の技術的背景とその問題点）
従来より、ガスを吸入、圧縮および吐出する圧縮機とし
て回転式の圧縮機構と、これを駆動するモータとを回転
軸で連結し、容器の内部に一体的に組込んだものが知ら
れている。この種の回転式圧縮機は、小型化が容易であ
ることから冷蔵庫、空気調和機等に広く使用されている
。近年、この種の回転式圧縮機を可変速度制御して用い
ることが多く行なわれるようになり、これに伴って回転
式圧縮機の回転速度の向上化が要求されるようになって
きた。
て回転式の圧縮機構と、これを駆動するモータとを回転
軸で連結し、容器の内部に一体的に組込んだものが知ら
れている。この種の回転式圧縮機は、小型化が容易であ
ることから冷蔵庫、空気調和機等に広く使用されている
。近年、この種の回転式圧縮機を可変速度制御して用い
ることが多く行なわれるようになり、これに伴って回転
式圧縮機の回転速度の向上化が要求されるようになって
きた。
回転速度を向上させるうえで最も留意すべき点は、振動
の低減化と軸受部の耐久性である。振動の低減化に対し
ては、回転軸に偏心固定されたピストンの回転不釣合い
を相殺するためのバランサを回転軸に固定することが為
されている。また、軸受部の耐久性に関しては、軸受部
に、玉軸受よりも耐久性に優れた滑り軸受を使用するこ
とが行なわれている。滑り軸受は回転軸と軸受との間に
油膜を介在させ、この油膜圧力によって上記回転軸を支
持するものであり、例えば回転軸の外周面等に軸方向に
延びる油溝を形成し、この油溝を介して軸受と回転軸と
の間に注油された潤滑油を軸受面全体に移動させるよう
にしている。
の低減化と軸受部の耐久性である。振動の低減化に対し
ては、回転軸に偏心固定されたピストンの回転不釣合い
を相殺するためのバランサを回転軸に固定することが為
されている。また、軸受部の耐久性に関しては、軸受部
に、玉軸受よりも耐久性に優れた滑り軸受を使用するこ
とが行なわれている。滑り軸受は回転軸と軸受との間に
油膜を介在させ、この油膜圧力によって上記回転軸を支
持するものであり、例えば回転軸の外周面等に軸方向に
延びる油溝を形成し、この油溝を介して軸受と回転軸と
の間に注油された潤滑油を軸受面全体に移動させるよう
にしている。
ところが、回転式圧縮機に滑り軸受を使用すると、回転
軸の振れ回りが比較的大きい為、滑り軸受と回転軸との
接触を回避することが困難であり、この為に運転効率が
低下したり、最悪の場合には軸受の損傷をもたらすとい
う問題があった。
軸の振れ回りが比較的大きい為、滑り軸受と回転軸との
接触を回避することが困難であり、この為に運転効率が
低下したり、最悪の場合には軸受の損傷をもたらすとい
う問題があった。
本発明はかかる問題に基づきなされたものであり、その
目的とするところは、滑り軸受を使用した回転式圧縮機
にあって、耐久性および回転効率の向上化の図れる回転
式圧縮機を提供することにある。
目的とするところは、滑り軸受を使用した回転式圧縮機
にあって、耐久性および回転効率の向上化の図れる回転
式圧縮機を提供することにある。
本発明者は、滑り軸受と回転軸とが接触する主要な要因
を調査した結果、次のような結論を見出した。
を調査した結果、次のような結論を見出した。
すなわち、回転軸式圧縮機では、その構造上滑り軸受の
内部における回転軸の振れ回りを完全に無くすことは不
可能である。回転軸の変形モードは、回転軸に固定した
バランサの位置等によって異なってくるものであり、回
転軸の回転角によつ、で変動するガス圧縮荷重やバラン
サの遠心力等に起因しているものと考えられる。したが
って回転軸は、特定の領域では軸受に近接し、他の領域
では軸受から離間する。回転軸と滑り軸受とが近接する
領域では油膜圧力が高くないと両者の接触をもたらす。
内部における回転軸の振れ回りを完全に無くすことは不
可能である。回転軸の変形モードは、回転軸に固定した
バランサの位置等によって異なってくるものであり、回
転軸の回転角によつ、で変動するガス圧縮荷重やバラン
サの遠心力等に起因しているものと考えられる。したが
って回転軸は、特定の領域では軸受に近接し、他の領域
では軸受から離間する。回転軸と滑り軸受とが近接する
領域では油膜圧力が高くないと両者の接触をもたらす。
ところが、従来は回転軸と滑り軸受とが近接する領域に
油溝が位置することがあり、この油溝によって油膜圧力
の低下を生じていた。このために両者が接触するという
不具合を生じていたのである。かかる問題は、特に軸受
面の両端部において発生する。
油溝が位置することがあり、この油溝によって油膜圧力
の低下を生じていた。このために両者が接触するという
不具合を生じていたのである。かかる問題は、特に軸受
面の両端部において発生する。
本発明は、このような事実を基礎としてなされており、
偏心部を有する回転軸と、この回転軸の上記偏心部に設
置されたピストンをクランク室の内部において偏心回転
させてガスを吸入、圧縮および吐出する圧縮機構と、前
記回転軸を回転駆動するモータと、前記回転軸を回転自
在に支持する滑り軸受と、前記回転軸の外周面若しくは
前記滑り軸受の内周面に形成され前記滑り軸受と前記回
転軸との間に供給された潤滑油を前記滑り軸受の軸受面
全体に移動させる油溝とを備えてなる回転式圧縮機にお
いて、前記油溝の前記軸受面端部における位置を、前記
回転軸と前記滑り軸受との間に形成される油膜の低圧領
域に設定するようにしたことを特徴としている。
偏心部を有する回転軸と、この回転軸の上記偏心部に設
置されたピストンをクランク室の内部において偏心回転
させてガスを吸入、圧縮および吐出する圧縮機構と、前
記回転軸を回転駆動するモータと、前記回転軸を回転自
在に支持する滑り軸受と、前記回転軸の外周面若しくは
前記滑り軸受の内周面に形成され前記滑り軸受と前記回
転軸との間に供給された潤滑油を前記滑り軸受の軸受面
全体に移動させる油溝とを備えてなる回転式圧縮機にお
いて、前記油溝の前記軸受面端部における位置を、前記
回転軸と前記滑り軸受との間に形成される油膜の低圧領
域に設定するようにしたことを特徴としている。
本発明によれば、回転軸と滑り軸受との間に形成された
油膜の軸受面端部における高圧領域に油溝が位置しない
構造となっているので、回転軸と滑り軸受とが最も近接
する部分での油膜圧力の生成を妨げることがなく、軸受
負荷能力が低下するのを防止することができる。しかも
、この発明によれば、軸受面端部における油膜の低圧領
域に油溝が位置するため、潤滑油の油溝への流入がスム
ーズに行なわれ、軸受面に潤滑油を円滑に供給すること
ができる。
油膜の軸受面端部における高圧領域に油溝が位置しない
構造となっているので、回転軸と滑り軸受とが最も近接
する部分での油膜圧力の生成を妨げることがなく、軸受
負荷能力が低下するのを防止することができる。しかも
、この発明によれば、軸受面端部における油膜の低圧領
域に油溝が位置するため、潤滑油の油溝への流入がスム
ーズに行なわれ、軸受面に潤滑油を円滑に供給すること
ができる。
したがって、本発明によれば、回転効率の向上化および
軸受部の耐久性の向上化を図ることができる。
軸受部の耐久性の向上化を図ることができる。
以下、図面を参照しなから、本発明の実施例について説
明する。
明する。
第１図は、一実施例に係る回転式圧縮機を示す図である
。この圧縮機は、両端部を閉塞した円筒状容器１の内部
に、圧縮機構虹と、これを駆動するためのモータ３とを
回転軸４で同軸的に連結し一体配置して構成されている
。
。この圧縮機は、両端部を閉塞した円筒状容器１の内部
に、圧縮機構虹と、これを駆動するためのモータ３とを
回転軸４で同軸的に連結し一体配置して構成されている
。
圧縮機構りは、容器１の内周面に固定され中央部に円柱
状の空間を有したシリンダ１１と、空間内に位置する回
転軸４の偏心部４ａに外装された環状のピストン１２と
、上記偏心部４ａの両端部を回転自在に支持するととも
に上記空間を閉塞するフランジ部１３ａ 、 １４ａを
夫々備えた２つの滑り軸受１３゜１４とで圧縮室１５を
形成する。この圧縮室１５は、第２図に示すように、シ
リンダ１１を径方向に往復動するとともに、その先端部
がピストン１２の外周部に摺接するブレード１６によっ
て二分されている。
状の空間を有したシリンダ１１と、空間内に位置する回
転軸４の偏心部４ａに外装された環状のピストン１２と
、上記偏心部４ａの両端部を回転自在に支持するととも
に上記空間を閉塞するフランジ部１３ａ 、 １４ａを
夫々備えた２つの滑り軸受１３゜１４とで圧縮室１５を
形成する。この圧縮室１５は、第２図に示すように、シ
リンダ１１を径方向に往復動するとともに、その先端部
がピストン１２の外周部に摺接するブレード１６によっ
て二分されている。
モータ３は、容器１の内周面に固定されたステータ２１
と、このステータ２１に対して回転自在に装着されたロ
ータ２２とで構成されている。上記ロータ２２は回転軸
４によって支持されている。
と、このステータ２１に対して回転自在に装着されたロ
ータ２２とで構成されている。上記ロータ２２は回転軸
４によって支持されている。
なお、シリンダ１１の側面には、容器１を貫通して図示
しない配管系から圧縮室１５の内部にガスを導入するた
めの吸入管２３が挿設されている。また圧縮室１５を形
成する滑り軸受１４のフランジ部１４ａには、圧縮室１
５の内部で圧縮されたれガスを圧縮室１５の外部に排出
するための吐出口２４と吐出弁２５とが設けられている
。また、容器１のモータ３側端面には、圧縮室１５の内
部で圧縮されたガスを図示しない配管系に吐出するため
の吐出管２Ｂが挿設されている。
しない配管系から圧縮室１５の内部にガスを導入するた
めの吸入管２３が挿設されている。また圧縮室１５を形
成する滑り軸受１４のフランジ部１４ａには、圧縮室１
５の内部で圧縮されたれガスを圧縮室１５の外部に排出
するための吐出口２４と吐出弁２５とが設けられている
。また、容器１のモータ３側端面には、圧縮室１５の内
部で圧縮されたガスを図示しない配管系に吐出するため
の吐出管２Ｂが挿設されている。
また、回転軸−一の圧縮機構り側端部と、モータロータ
２２の圧縮機構２側端部には、回転軸４の偏心部４ａの
回転不釣合を修正するためのバランサ２７゜２８がそれ
ぞれ付加されている。
２２の圧縮機構２側端部には、回転軸４の偏心部４ａの
回転不釣合を修正するためのバランサ２７゜２８がそれ
ぞれ付加されている。
次に、本実施例の要旨となる軸受部の注油系統の構成に
つき説明する。
つき説明する。
回転軸４は、圧縮機構２側端部に設けた吸入孔３１を介
して容器１の底部と連通ずる中空部３２を有している。
して容器１の底部と連通ずる中空部３２を有している。
この中空部３２は、圧縮機構２側を大径とする。この大
径の中空部３２には、回転羽根３３が装着されている。
径の中空部３２には、回転羽根３３が装着されている。
回転羽根３３は、板状体を回転方向に１８０°ねじって
形成されたものであり、容器１の底部に収容された潤滑
油を回転軸４の回転に伴って、上記回転軸４の中空部３
２に吸引する機能を有している。また、回転軸４は、上
記中空部３２と回転軸４の外周面とを連通ずる２つの注
油孔３４゜３５を有している。注油孔３４．３５は、そ
れぞれ滑り軸受１３．１４の各軸受面のシリンダ側端部
に向けて開口されている。
形成されたものであり、容器１の底部に収容された潤滑
油を回転軸４の回転に伴って、上記回転軸４の中空部３
２に吸引する機能を有している。また、回転軸４は、上
記中空部３２と回転軸４の外周面とを連通ずる２つの注
油孔３４゜３５を有している。注油孔３４．３５は、そ
れぞれ滑り軸受１３．１４の各軸受面のシリンダ側端部
に向けて開口されている。
滑り軸受１３は、第３図にも示すように、軸受面Ｑの圧
縮機構２側端部、つまり前記注油孔３４に対応する軸方
向位置に周方向に延びる環状溝４１を形成するとともに
、後述するような油溝４２を設けている。すなわち、こ
の油溝４２は、ブレード１６が設けられている向きを基
準とし、回転軸の回転する向き（図中太線矢印）を正と
する回転座標系を考えた時、軸受面Ｑの圧縮機構２側端
部において２４０°の位置を始点とし、同反対側の端部
において２７０°の位置を終点とする如く形成されてい
る。
縮機構２側端部、つまり前記注油孔３４に対応する軸方
向位置に周方向に延びる環状溝４１を形成するとともに
、後述するような油溝４２を設けている。すなわち、こ
の油溝４２は、ブレード１６が設けられている向きを基
準とし、回転軸の回転する向き（図中太線矢印）を正と
する回転座標系を考えた時、軸受面Ｑの圧縮機構２側端
部において２４０°の位置を始点とし、同反対側の端部
において２７０°の位置を終点とする如く形成されてい
る。
また、滑り軸受１４は、第４図にも示すように、軸受面
Ｒの圧縮機構り側端部、つまり前記注油孔３５に対応す
る軸方向位置に周方向に延びる環状溝４３を形成すると
ともに、後述するような油溝４４を設けている。すなわ
ち、この油溝４４は、上述の回転座標系で、軸受面Ｒの
圧縮機構２側端部において２８０°の位置を始点とし、
同反対側の端部において６０°の位置を終点とする如く
形成されている。
Ｒの圧縮機構り側端部、つまり前記注油孔３５に対応す
る軸方向位置に周方向に延びる環状溝４３を形成すると
ともに、後述するような油溝４４を設けている。すなわ
ち、この油溝４４は、上述の回転座標系で、軸受面Ｒの
圧縮機構２側端部において２８０°の位置を始点とし、
同反対側の端部において６０°の位置を終点とする如く
形成されている。
次に、このように構成された本実施例に係る回転式圧縮
機の作用について説明する。
機の作用について説明する。
モータ３を駆動して圧縮機構２を作動させ、吸入管２３
から圧縮室１５の内部にガスＰを導入すると、上記ガス
Ｐは圧縮室１５内のピストン１２の偏心回転運動によっ
て圧縮される。圧縮されたガスＰは、吐出口２４および
吐出弁２５を介して容器１の内部に吐出される。そして
このガスＰは、容器１の内部から吐出管２６を介して図
示しない配管径に排出される。
から圧縮室１５の内部にガスＰを導入すると、上記ガス
Ｐは圧縮室１５内のピストン１２の偏心回転運動によっ
て圧縮される。圧縮されたガスＰは、吐出口２４および
吐出弁２５を介して容器１の内部に吐出される。そして
このガスＰは、容器１の内部から吐出管２６を介して図
示しない配管径に排出される。
このとき、滑り軸受１３．１４と回転軸との間の潤滑は
次のようにして行なわれる。すなわち、容器１の底部に
収容された潤滑油は、吸入孔３１を介して回転軸４の中
空部４に導入される。導入された潤滑油は、回転羽根３
３の回転に伴って回転し、これによる遠心力で各注油孔
３４．３５を介して滑り軸受１３．１４の環状溝４１．
４３に供給される。滑り軸受１３、１４には、回転軸４
が回転する向きに進行するような油溝４２．４４が設け
られているので、環状溝４１、４３に潤滑油が供給され
ると、回転軸４と滑り軸受１３．１４との間の相対運動
によって、潤滑油は油溝４２．４４内をそれぞれ圧縮室
１５から遠ざかる向きに移動する。したがって、軸受面
Ｑ、Ｒ全体に注油することができ、回転軸４と滑り軸受
１３．１４との間に環状の油膜が形成される。
次のようにして行なわれる。すなわち、容器１の底部に
収容された潤滑油は、吸入孔３１を介して回転軸４の中
空部４に導入される。導入された潤滑油は、回転羽根３
３の回転に伴って回転し、これによる遠心力で各注油孔
３４．３５を介して滑り軸受１３．１４の環状溝４１．
４３に供給される。滑り軸受１３、１４には、回転軸４
が回転する向きに進行するような油溝４２．４４が設け
られているので、環状溝４１、４３に潤滑油が供給され
ると、回転軸４と滑り軸受１３．１４との間の相対運動
によって、潤滑油は油溝４２．４４内をそれぞれ圧縮室
１５から遠ざかる向きに移動する。したがって、軸受面
Ｑ、Ｒ全体に注油することができ、回転軸４と滑り軸受
１３．１４との間に環状の油膜が形成される。
ところで、２つのバランサ２７．２８と偏心部４ａとは
、第５図（ａ）に示す関係にあるので、モータＬを高速
に回転させると、回転軸４は概ね同図（ｂ）に示すよう
な変形モードを呈する。この変形を、例えば滑り軸受１
３の軸受面の圧縮機構２側の端部で軸方向に見た場合、
回転軸４の中心軌跡は第６図のようになる。回転軸４の
回転する向きに油膜圧力は高まるので、前述した座標系
において概ね２０５゛〜２９５°の範囲が、油膜の低圧
領域となる。本実施例では滑り軸受１３の圧縮機構り側
端部における油溝４２の位置が２４０°に設定されてい
るので、油溝４２は低圧領域に位置することになる。同
様にして各部の回転軸の軌跡を考膚すると、軸受１３の
圧縮機構２とは反対側の端部では１８０°〜３６０°、
軸受１４の圧縮機構り側端部では２２５−・３１５ ’
、また軸受１４のモータＬ側端部では４５°〜２２５
°がそれぞれ油膜の低圧領域となる。本実施例における
滑り軸受１３．１４は、その油溝４２．４３の位置がい
ずれも上記の低圧ｆ！４域内に位置している。
、第５図（ａ）に示す関係にあるので、モータＬを高速
に回転させると、回転軸４は概ね同図（ｂ）に示すよう
な変形モードを呈する。この変形を、例えば滑り軸受１
３の軸受面の圧縮機構２側の端部で軸方向に見た場合、
回転軸４の中心軌跡は第６図のようになる。回転軸４の
回転する向きに油膜圧力は高まるので、前述した座標系
において概ね２０５゛〜２９５°の範囲が、油膜の低圧
領域となる。本実施例では滑り軸受１３の圧縮機構り側
端部における油溝４２の位置が２４０°に設定されてい
るので、油溝４２は低圧領域に位置することになる。同
様にして各部の回転軸の軌跡を考膚すると、軸受１３の
圧縮機構２とは反対側の端部では１８０°〜３６０°、
軸受１４の圧縮機構り側端部では２２５−・３１５ ’
、また軸受１４のモータＬ側端部では４５°〜２２５
°がそれぞれ油膜の低圧領域となる。本実施例における
滑り軸受１３．１４は、その油溝４２．４３の位置がい
ずれも上記の低圧ｆ！４域内に位置している。
したがって、この実施例によれば、特に回転軸４と滑り
軸受１３．１４との間の片当たりを生じ易い軸受面端部
において、油膜圧力の生成が阻害されることがないので
、回転軸４と滑り軸受１３．１４との接触を防止できる
。また、油溝４２．４４の存在する部分では、回転軸４
が１回転する間、殆ど油膜の圧力は負圧となり、これに
よって油溝４２．４４内での潤滑油の流動が円滑に行な
われるようになる。
軸受１３．１４との間の片当たりを生じ易い軸受面端部
において、油膜圧力の生成が阻害されることがないので
、回転軸４と滑り軸受１３．１４との接触を防止できる
。また、油溝４２．４４の存在する部分では、回転軸４
が１回転する間、殆ど油膜の圧力は負圧となり、これに
よって油溝４２．４４内での潤滑油の流動が円滑に行な
われるようになる。
また、この実施例のように、滑り軸受１３．１４のシリ
ンダ側端部に注油孔３４．３５と対向する環状溝４１、
４２を設けることにより、注油性能の向上化を図ること
ができる。
ンダ側端部に注油孔３４．３５と対向する環状溝４１、
４２を設けることにより、注油性能の向上化を図ること
ができる。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものでは
ない。
ない。
例えば第７図および第８図は、滑り軸受１３．１４に形
成される油溝５１．５２を一周回させた例である。
成される油溝５１．５２を一周回させた例である。
この場合でも各油溝５１．５２の始点と終点とが上記の
実施例と同一の位置に規定されているので、本発明の効
果を奏することができる。また、この場合には油溝５１
．５２のポンプ機能を更に強化させることができる。
実施例と同一の位置に規定されているので、本発明の効
果を奏することができる。また、この場合には油溝５１
．５２のポンプ機能を更に強化させることができる。
また、本発明は特に滑り軸受側に油溝を形成する場合に
限られるものではなく、例えば第９図に示すように、回
転軸４の外周に油溝５３．５４を形成するようにしても
良い。回転軸４の変形モードが第５図に示すものと同一
である場合には、各油溝５３、５４の各軸受面Ｑ’ 、
Ｒ’の両端部における位置を、次のように設定するのが
望ましい。即ち、回転軸４の中心から偏心部４ａの中心
に向かう向きを基準とし、回転軸の回転する向き（図中
太線矢印）を正とする回転座標系を考慮した時、回転軸
４の下端側の端部から順にＯ°〜１８０°、−２５°〜
７５°、０〜９０＠、−１５’〜１６５ ’の範囲が低
圧領域となるので望ましい。第９図の実施例ではそれぞ
れ６０°、６０’ 、８０’″、１０°であり、上記の
条件を満たすので本発明の効果を得ることができる。
限られるものではなく、例えば第９図に示すように、回
転軸４の外周に油溝５３．５４を形成するようにしても
良い。回転軸４の変形モードが第５図に示すものと同一
である場合には、各油溝５３、５４の各軸受面Ｑ’ 、
Ｒ’の両端部における位置を、次のように設定するのが
望ましい。即ち、回転軸４の中心から偏心部４ａの中心
に向かう向きを基準とし、回転軸の回転する向き（図中
太線矢印）を正とする回転座標系を考慮した時、回転軸
４の下端側の端部から順にＯ°〜１８０°、−２５°〜
７５°、０〜９０＠、−１５’〜１６５ ’の範囲が低
圧領域となるので望ましい。第９図の実施例ではそれぞ
れ６０°、６０’ 、８０’″、１０°であり、上記の
条件を満たすので本発明の効果を得ることができる。
なお、この場合には、滑り軸受側には特に環状溝を設け
る必要がない。
る必要がない。
また、この場合にも第１０図に示すように油溝５５を一
周回することによってポンプ性能を向上させることがで
きる。
周回することによってポンプ性能を向上させることがで
きる。
また、回転軸４の注油孔５６は、第１１図のように油溝
５１の中間部に設けるようにしても良い。この場合には
、注油孔５６の位置を回転軸４の回転する向きの最も前
方に位置させるようにすればスムーズに油の供給を行な
うことができる。
５１の中間部に設けるようにしても良い。この場合には
、注油孔５６の位置を回転軸４の回転する向きの最も前
方に位置させるようにすればスムーズに油の供給を行な
うことができる。
この他、本発明は、回転式圧縮機の変形モードに合せて
種々変形して実施す−ることができる。油溝の位置も、
特に必要とされる軸受面端部のみについて特定すること
が可能であり、この場合にも本発明の効果を奏し得る。
種々変形して実施す−ることができる。油溝の位置も、
特に必要とされる軸受面端部のみについて特定すること
が可能であり、この場合にも本発明の効果を奏し得る。
第１図は本発明の一実施例に係る回転式圧縮機の縦断面
図、第２図は同圧縮機の圧縮室周辺の横断面図、第３図
及び第４図は同圧縮機の滑り軸受を一部切欠してそれぞ
れ示す斜視図、第５図は同圧縮機の変形モードを説明す
るための図、第６図は同圧縮機の回転軸の軌跡を説明す
るための図、第７図〜第１１図は本発明の夫々他の実施
例を説明するための図である。 １・・・容器、Ｌ・・・圧縮機構、≦−・・・モータ、
４・・・回転軸、１１・・・シリンダ、１２・・・ピス
トン、１３．１４・・・滑り軸受、３４．３５．５６・
・・注油孔、４２、４４．５１．５２．５３．５４．５
５゜５７・・・油溝。 出願人代理人 弁理士 給圧底意 第１図 辱 第５図 （ａ） （ｂ） 第７図
図、第２図は同圧縮機の圧縮室周辺の横断面図、第３図
及び第４図は同圧縮機の滑り軸受を一部切欠してそれぞ
れ示す斜視図、第５図は同圧縮機の変形モードを説明す
るための図、第６図は同圧縮機の回転軸の軌跡を説明す
るための図、第７図〜第１１図は本発明の夫々他の実施
例を説明するための図である。 １・・・容器、Ｌ・・・圧縮機構、≦−・・・モータ、
４・・・回転軸、１１・・・シリンダ、１２・・・ピス
トン、１３．１４・・・滑り軸受、３４．３５．５６・
・・注油孔、４２、４４．５１．５２．５３．５４．５
５゜５７・・・油溝。 出願人代理人 弁理士 給圧底意 第１図 辱 第５図 （ａ） （ｂ） 第７図
Claims (14)
- （１）偏心部を有する回転軸と、この回転軸の上記偏心
部に設置されたピストンをクランク室の内部において偏
心回転させてガスを吸入、圧縮および吐出する圧縮機構
と、前記回転軸を回転駆動するモータと、前記回転軸を
回転自在に支持する滑り軸受と、前記回転軸の外周面若
しくは前記滑り軸受の内周面に形成され前記滑り軸受と
前記回転軸との間に供給された潤滑油を前記滑り軸受の
軸受面全体に移動させる油溝とを備えてなる回転式圧縮
機において、前記油溝は、前記軸受面端部における位置
が、前記回転軸と前記滑り軸受との間に形成される油膜
の低圧領域に設定されたものであることを特徴とする回
転式圧縮機。 - （２）前記回転軸は、中空部と、この中空部に導入され
た前記潤滑油を前記滑り軸受と前記回転軸との間に供給
する注油孔とを備えてなることを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載の回転式圧縮機。 - （３）前記滑り軸受は、前記注油孔に対向する内周面に
周方向に延びる溝を形成してなるものであることを特徴
とする特許請求の範囲第２項記載の回転式圧縮機。 - （４）前記回転軸は、外周面の前記注油孔を有する部分
に周方向に延びる溝を形成してなるものであることを特
徴とする特許請求の範囲第２項記載の回転式圧縮機。 - （５）前記回転軸は、前記偏心部のアンバランスを補正
するバランサを前記圧縮機構の軸方向両側に設けるとと
もに、前記滑り軸受を前記圧縮機構の軸方向両側に配置
したものであることを特徴とする特許請求の範囲第１項
または第２項記載の回転式圧縮機。 - （６）前記油溝は、前記圧縮機構の前記モータに対向し
ない側に配置された滑り軸受に形成されており、上記滑
り軸受の軸受面の前記圧縮機構とは反対側の端部におけ
る前記油溝の位置が、前記シリンダを２分するブレード
の位置に対応する前記滑り軸受の周方向位置を基準とし
前記回転軸の回転する向きに１８０°〜３６０°回転さ
せた範囲に設定されたものであることを特徴とする特許
請求の範囲第５項記載の回転式圧縮機。 - （７）前記油溝は、前記圧縮機構の前記モータに対向し
ない側に配置された滑り軸受に形成されており、上記滑
り軸受の軸受面の前記圧縮機構側の端部における前記油
溝の位置が、前記シリンダを２分するブレードの位置に
対応する前記滑り軸受の周方向位置を基準とし前記回転
軸の回転する向きに２０５°〜２９５°回転させた範囲
に設定されたものであることを特徴とする特許請求の範
囲第５項記載の回転式圧縮機。 - （８）前記油溝は、前記圧縮機構と前記モータとの間に
配置された滑り軸受に形成されており、上記滑り軸受の
軸受面の前記圧縮機構側の端部における前記油溝の位置
が、前記シリンダを２分するブレードの位置に対応する
前記滑り軸受の周方向位置を基準とし前記回転軸の回転
する向きに２２５°〜３１５°回転させた範囲に設定さ
れたものであることを特徴とする特許請求の範囲第５項
記載の回転式圧縮機。 - （９）前記油溝は、前記圧縮機構と前記モータとの間に
配置された滑り軸受に形成されており、上記滑り軸受の
軸受面の前記モータ側の端部における前記油溝の位置が
、前記シリンダを２分するブレードの位置に対応する前
記滑り軸受の周方向位置を基準とし前記回転軸の回転す
る向きに４５°〜２２５°回転させた範囲に設定された
ものであることを特徴とする特許請求の範囲第５項記載
の回転式圧縮機。 - （１０）前記油溝は、前記圧縮機構の前記モータに対向
しない側に配置された滑り軸受に対向する前記回転軸の
外周面に形成されており、前記滑り軸受の軸受面の前記
圧縮機構とは反対側の端部における前記油溝の位置が、
前記偏心部の中心に対応する前記回転軸の周方向位置を
基準とし前記回転軸の回転する向きに０°〜１８０°回
転させた範囲に設定されたものであることを特徴とする
特許請求の範囲第５項記載の回転式圧縮機。 - （１１）前記油溝は、前記圧縮機構の前記モータに対向
しない側に配置された滑り軸受に対向する前記回転軸の
外周面に形成されており、前記滑り軸受の軸受面の前記
圧縮機構側の端部における前記油溝の位置が、前記偏心
部の中心に対応する前記回転軸の周方向位置を基準とし
前記回転軸の回転する向きに−２５°〜７５°回転させ
た範囲に設定されたものであることを特徴とする特許請
求の範囲第５項記載の回転式圧縮機。 - （１２）前記油溝は、前記圧縮機構と前記モータとの間
に配置された滑り軸受に対向する前記回転軸の外周面に
形成されており、前記滑り軸受の軸受面の前記圧縮機構
側の端部における前記油溝の位置が、前記偏心部の中心
に対応する前記回転軸の周方向位置を基準とし前記回転
軸の回転する向きに０°〜９０°回転させた範囲に設定
されたものであることを特徴とする特許請求の範囲第５
項記載の回転式圧縮機。 - （１３）前記油溝は、前記圧縮機構と前記モータとの間
に配置された滑り軸受と対向する前記回転軸の外周面に
形成されており、前記滑り軸受の軸受面の前記モータ側
の端部における前記油溝の位置が、前記偏心部の中心に
対応する前記回転軸の周方向位置を基準とし前記回転軸
の回転する向きに−１５°〜１６５°回転させた範囲に
設定されたものであることを特徴とする特許請求の範囲
第５項記載の回転式圧縮機。 - （１４）前記油溝は前記軸受面の一方の端部から他方の
端部にかけて少なくとも一周回して形成されたものであ
ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の回転式
圧縮機。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60050887A JPS61210285A (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | 回転式圧縮機 |
| KR1019860001314A KR890000688B1 (ko) | 1985-03-14 | 1986-02-25 | 회전식 압축기(Rotary Compressor) |
| EP86301592A EP0195560B1 (en) | 1985-03-14 | 1986-03-06 | Rotary compressor |
| DE8686301592T DE3679222D1 (de) | 1985-03-14 | 1986-03-06 | Drehkolbenkompressor. |
| US06/837,830 US4710111A (en) | 1985-03-14 | 1986-03-10 | Rotary compressor with oil groove between journal and journal bearing |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60050887A JPS61210285A (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | 回転式圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61210285A true JPS61210285A (ja) | 1986-09-18 |
Family
ID=12871241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60050887A Pending JPS61210285A (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | 回転式圧縮機 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4710111A (ja) |
| EP (1) | EP0195560B1 (ja) |
| JP (1) | JPS61210285A (ja) |
| KR (1) | KR890000688B1 (ja) |
| DE (1) | DE3679222D1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5006051A (en) * | 1987-12-03 | 1991-04-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Rotary two-cylinder compressor with delayed compression phases and oil-guiding bearing grooves |
| JP2014206149A (ja) * | 2013-04-16 | 2014-10-30 | 三菱電機株式会社 | ロータリー式密閉型圧縮機 |
Families Citing this family (24)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US4957107A (en) * | 1988-05-10 | 1990-09-18 | Sipin Anatole J | Gas delivery means |
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| IL208820A0 (en) | 2010-10-19 | 2011-01-31 | Rachel Teitelbaum | Biologic female contraceptives |
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| US9267504B2 (en) | 2010-08-30 | 2016-02-23 | Hicor Technologies, Inc. | Compressor with liquid injection cooling |
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- 1985-03-14 JP JP60050887A patent/JPS61210285A/ja active Pending
-
1986
- 1986-02-25 KR KR1019860001314A patent/KR890000688B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1986-03-06 DE DE8686301592T patent/DE3679222D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1986-03-06 EP EP86301592A patent/EP0195560B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-03-10 US US06/837,830 patent/US4710111A/en not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| DE3679222D1 (de) | 1991-06-20 |
| EP0195560A2 (en) | 1986-09-24 |
| EP0195560B1 (en) | 1991-05-15 |
| EP0195560A3 (en) | 1988-06-01 |
| KR890000688B1 (ko) | 1989-03-24 |
| KR860007483A (ko) | 1986-10-13 |
| US4710111A (en) | 1987-12-01 |
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