JPS6120921B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6120921B2
JPS6120921B2 JP10000178A JP10000178A JPS6120921B2 JP S6120921 B2 JPS6120921 B2 JP S6120921B2 JP 10000178 A JP10000178 A JP 10000178A JP 10000178 A JP10000178 A JP 10000178A JP S6120921 B2 JPS6120921 B2 JP S6120921B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
arm
tone arm
roller
lead
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10000178A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5528514A (en
Inventor
Shuji Haruna
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP10000178A priority Critical patent/JPS5528514A/ja
Publication of JPS5528514A publication Critical patent/JPS5528514A/ja
Publication of JPS6120921B2 publication Critical patent/JPS6120921B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、レコードプレーヤにおけるトーンア
ーム駆動装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、オートプレーヤにおいて、トーンアーム
のリードイン及びリードアウト動作を行わしめる
ため、トーンアームに近接して設けた回動レバー
上にトグリ機構をもつた二つの反転レバーを設
け、この二つの反転レバー間にトーンアームに一
体的に設けられたアームピンを介在せしめ、この
アームピンを上記二つの反転レバーによつて付勢
して、上記トーンアームのリードイン動作及びリ
ードアウト動作を行なうように構成されている。
この種のトーンアームの駆動装置は、第1図に
示す動作原理図に示すように構成されている。こ
の第1図において、1はドライブギヤであり、始
動時等においてターンテーブルを駆動するモータ
に関連させられて一回転する。このドライブギヤ
1には、ハート状等のカム2が取り付けられてい
る。3は軸4を中心に、回動自在に取り付けられ
た回動レバーであり、この回動レバー3の一端に
は、上記カム2の周囲に圧接されるガイドローラ
5が取り付けられ、他端にはトグル機構部が載置
されている。このトグル機構部は、回動レバー3
上の端部において、支軸6を中心に回動する第1
の反転レバーおよびこれを二つの安定位置に保持
するトグルスプリング8と、これらに対向する位
置の支軸9を中心に回動する第2の反転レバー1
0およびこの反転レバー10を二つの安定位置に
保持するトグルスプリング11とからなる。1
2,13は上記各反転レバー7,10の外側に対
向して設置されたリセツトピンである。一方、1
4は先端にカートリツジ15を有するトーンアー
ムで、アーム軸16上において、水平方向に回転
自在に取り付けられている。このトーンアーム1
4のアーム軸16近くにはアーム17が取り付け
られ、このアーム17端にはアームピン18が取
り付けられている。このアームピン18は、上記
両反転レバー7,10間に介在されている。
次に、上記構成に係るトーンアームの駆動装置
の動作について説明する。
まずレコードプレーヤに電源を入れ、プレーモ
ードにスイツチを操作すると、上記ドライブギヤ
1が駆動せしめられ、上記カム2の回転に依り、
これにガイドローラ5を介して接している回動レ
バー3は、支軸4を中心として時計回り方向に回
動付勢せしめられ、この回動レバー3端に載置さ
れた上記トグル機構も同様に支軸4を中心とそし
て時計回り方向に移動させられる。すなわち、上
記回動レバー3はリードイン方向に移動させら
れ、第1の反転レバー7が上記アームピン18に
接触する。この状態からさらに回動レバー3が時
計回り方向のリードイン方向に回動することによ
り、上記アームピン18が上記第1の反転レバー
7により同方向に回動させられる。上記アームピ
ン18が回動されることにより、トーンアーム1
4はアーム軸16を中心にして時計回り方向に回
転させられリードイン動作する。そして、トーン
アーム14はリードイン位置に至つて停止する。
このトーンアーム14が停止するとアームピン1
8も回動を停止する。また、トーンアーム14が
停止位置に停止された後も上記回動レバー3は時
計回り方向に回動し続け、第1の反転レバー7は
アームピン18により押圧されて支軸6を中心に
して時計回り方向に回動されトグルスプリング8
により一方のリセツトピン12側へ回動された位
置に至る。ここでさらに回動レバー3が回動して
第2の反転レバー10が他方のリセツトピン13
に当接し、この第2の反転レバー10は支軸9を
中心として時計回り方向に回動させられ、トグル
スプリング11により上記リセツトピン13によ
り押圧されて回動された位置に至る。ここに至つ
て回動レバー3の回動が停止させられトーンアー
ム14のリードイン動作が終了する。リードイン
動作が終了した後、トーンアーム14は、再生針
がノコード盤の音溝をトレースすることにより次
第に上記レコード盤の内周側へ回動させられ、レ
コード盤の再生が終了する時点で再びドライブギ
ヤ1が駆動を開始し回動レバー3を前記リードイ
ン動作時とは逆方向の反時計回り方向に回動させ
られる。上記回動レバー3が反時計回り方向に回
動することにより第2の反転レバー10がアーム
ピン18に接触する。さらに上記回動レバー3が
反時計回り方向に回動することにより上記アーム
ピン18が第2の反転レバー10により押され、
トーンアーム14はアーム軸6を中心にして反時
計回り方向に回動しリターン動作をする。そして
トーンアーム14が所定位置、例えばアームレス
ト位置に至つて停止し、併せてアームピン18も
停止する。このとき回動レバー3はさらに反時計
回り方向に回動し続け、アームピン18によつて
第2の反転レバー10が支軸9を中心にして反時
計回り方向に回動されトグルスプリング11によ
り上記反時計回り方向に回動された位置からさら
に回動された復帰位置に至る。その後さらに回動
レバー3は回動され、第1の反転レバー7が一方
のリセツトピン12に当接し支軸を中心に反時計
回り方向に回動されトグルスプリング8により上
記反時計回り方向に回動された位置からさらに回
動された復帰位置に至る。そして回動レバー3の
回動が停止して第1図に示す状態に復帰してトー
ンアーム14のリターン動作が終了する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述したような構成に係る従来のトーンアーム
の駆動装置にあつては、トーンアーム14を動作
させるために、リードイン用およびリードアウト
用の二つの反転レバー7,10をそれぞれ独立し
て回動レバー3に設ける必要があり、このため取
付構造が複雑となつたり、占有空間の増大が避け
られず、実用上諸々の問題があつた。特に、上記
回動レバー3に対する反転レバー7,10の組み
付け時には、各反転レバー7,10の位置を決め
られた所定の位置に正確な角度や状態にて固定す
る必要があり、そのための調整が満足に行われな
いと、機構自体の破損などの事故を惹起する危険
があつた。
そこで本発明は、上述のような従来のトーンア
ームの駆動装置が有する欠点を改善すべくなした
ものであり、トーンアームのリードイン及びリー
ドアウト後の反転動作を軽快且つ正確に行なわせ
ることを可能とし、構成が簡単で組立て容易なレ
コードプレーヤにおけるトーンアーム駆動装置を
提供せんとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、モータによつて回転駆動されるドラ
イブギヤに設けたドライブカムに一端に設けたガ
イドローラを係止させるとともに支軸を介して揺
動可能に取付けられた回動レバーと、 この回動レバーの他端側に、一端に作用片を設
け、この作用片と対向する他端側に設けた平板状
のガイド片上に第1、第2及び第3のクリツク溝
からなるクリツクカムを設け、支軸を介して回動
可能に取付けられた反転レバーと、 先端側を上記クリツクカム側へ回動付勢される
とともに回動レバー面側へ付勢させる回動レバー
の他端側に取付けられる付勢板と、 この付勢板の先端側にガイド片に向かつて植立
された支軸に挿入孔を介して挿通支持され上記ガ
イド片上に押圧支持されて取付けられるととも
に、上記ガイド片と対向する端面に突子が設けら
れ、さらに上記第1、第2及び第3のクリツク溝
に選択的に係合するローラと、 トーンアームに連設され、上記反転レバーの作
用片に対向して設けられるアームピンと、 上記回動レバーがトーンアームをリードイン方
向へ回動操作する第1の回動方向に回動されたと
きガイド片に当接して反転レバーを回動操作する
第1のリセツトピンと、 上記回動レバーがトーンアームをリードアウト
方向へ回動操作する第2の回動方向に回動された
ときガイド片に当接した反転レバーを回動操作す
る第2のリセツトピンとを備え、 上記回動レバーがトーンアームをリードイン方
向に回動操作する第1の回動方向に回動されたと
き、前記ローラが前記第1のクリツク溝に係合し
た初期状態において前記反転レバーが前記アーム
ピンに当接しこのアームピンを押圧して上記トー
ンアームをリードイン方向に回動させてリードイ
ン位置に至らせ、上記トーンアームの回動が停止
された後上記アームピンによつて上記反転レバー
を回動せしめ上記ローラを第1のクリツク溝から
前記第2のクリツク溝に移動させて上記トーンア
ームを上記反転レバーから逃がし、その後上記ガ
イド片を前記第1のリセツトピンに当接せしめ上
記反転レバーを回動させて上記ローラを上記第2
のクリツク溝から上記第1のクリツク溝に移動さ
せて初期状態に復帰させるとともに、 上記回動レバーがトーンアームをリードアウト
方向に回動操作する第2の回動方向に回動された
とき、前記ローラが前記第1のクリツク溝に係合
した初期状態において前記反転レバーが前記アー
ムピンに当接しこのアームピンを押圧して上記ト
ーンアームをリードアウト方向に回動させてアー
ムレスト位置に至らせ、上記トーンアームの回動
が停止された後上記アームピンによつて上記反転
レバーを回動せしめ、上記ローラを第1のクリツ
ク溝から前記第3のクリツク溝に移動させて上記
アームピンを上記反転レバーから逃がし、その後
上記ガイド片を前記第1のリセツトピンに当接せ
しめ上記反転レバーを回動させて上記ローラを上
記第3のクリツク溝から上記第1のクリツク溝に
移動させて初期状態に復帰させてなるようにした
ものである。
〔作 用〕
本発明は、ドライブギヤの回動により揺動され
る回動レバーの他端側に、一端に作用片を設け、
この作用片と対向する他端側に設けた平板状のガ
イド片上に第1、第2及び第3のクリツク溝から
なるクリツクカムを設け、支軸を介して回動可能
に反転レバーを取付け、先端側を上記クリツクカ
ム側へ回動付勢されるとともに回動レバー面側へ
付勢させる回動レバーの他端側に取付けられる付
勢板の先端側にガイド片に向かつて植立された支
軸に挿入孔を介して挿通支持され上記ガイド片上
に押圧支持されて取付けられるとともに、上記ガ
イド片と対向する端面に突子が設けられ、さらに
上記第1、第2及び第3のクリツク溝に選択的に
係合するローラを設けてなるので、このローラが
上記各クリツク溝に係合する3つの安定位置に反
転レバーを安定保持させておくことができ、この
3つの安定位置に保持される1つの反転レバーの
操作によりトーンアームのリードイン及びリード
アウト動作が行なわれる。また、上記ローラはガ
イド片上を突子を介して転動し軽快な反転レバー
の移動操作が行なわれる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面について具体的
に説明する。
本発明によるレコードプレーヤにおけるトーン
アーム駆動装置は、第2図及び第3図に示すよう
にトーンアームのリードイン又はリードアウト操
作時にターンテーブルを回転駆動するモータに関
連して取付けられ、このモータによつて回転駆動
されるドライブギヤ19を有する。このドライブ
ギヤ19には、ハートカム等のドライブカム20
が設けられている。このドライブカム20には、
支軸21を介して時計回り方向及び反時計回り方
向に揺動可能に取付けられた回動レバー22の一
端に回転自在に取付けられたガイドローラ23が
係合している。そして、上記回動レバー22は、
ドライブギヤ19の回動方向に応じて時計回り方
向又は反時計回り方向に揺動する。
また、上記回動レバー22の他端側には、支軸
24を中心に回動する反転レバー25が取り付け
られており、この反転レバー25は第4図および
第5図に示すような形状をもつて形成されてい
る。すなわち、この反転レバー25は、一端に後
述するトーンアームのアームピン駆動用の作用片
25dを設け、この作用片と対向する他端側に設
けたガイド片25bを設け、このガイド片25b
上に上記支軸24を中心にして放射状に4枚の羽
根25aを突設し、これら羽根25a間に第1の
クリツク溝27、第2のクリツク溝26及び第3
のクリツク溝28を形成しこれら3つのクリツク
溝2726,28からなるクリツクカムを構成し
ている。また、上記ガイド片25bの裏側には蕪
状のカム突起25cが突設されている。一方、上
記クリツク溝26,27,28の一つには、支軸
29を中心に回動する付勢板30の先端側に取付
けたローラ31が係合し、且つこの付勢板30が
スプリング32によつて、上記支軸24側に付勢
せしめられることにより、上記係合が弾圧的に行
われるようになつている。従つて、上記反転レバ
ー25はその三つの回動位置において安定保持さ
れ、その回動がクリツク動作する。なお、上記ス
プリング32は上記付勢板30の他端と、上記回
動レバー22の屈曲端部33に形成した係止孔3
4との間に介在せしめられ、回動レバー22を常
時反時計方向に付勢している。また、付勢板30
の先端側は回動レバー22面側へ付勢されてい
る。
そして、第6図は上記付勢板30とローラ31
との関係を示す斜視図であり、付勢板30は支軸
29を中心に上記回動レバー22上に取り付けら
れ、この付勢板30の一端は、これ一体に支軸3
0aが垂直に突設され、他端にはスプリング32
の係止部30bが切欠されている。上記支軸30
aには上記ローラ31が着脱自在且つ回転自在に
嵌め込まれている。このローラ31は、第7図で
示す如く、ポリアセタール樹脂などのモールド体
にて形成された筒体31aと、この筒体31aの
周囲に嵌着されたゴムリング31bとからなり、
上記筒体31aの天板31cの中央上面には反球
状の突子31dが突設されている。31eは上記
筒体31aの支軸30aへの挿入孔であり、上記
支軸30aに容易に差し込み得るようになつてい
る。また、上記支軸30aに対するローラ31の
差込状態は第8図に示す如くであり、ローラ31
の一端面は上記付勢板30の面に臨むように上記
支軸30aによつて支承され、ローラ31の他端
面において、上記突子31dが上記反転レバー2
5のガイド片25b面に円滑に接するように支承
されている。そして、上記ローラ31は、上記支
軸30aから容易に脱抜することなく円滑に回転
する。従つて、このローラ31と上記クリツク溝
26,27,28とのそれぞれのクリツク作動
は、上記スプリング32を不必要に大きくしなく
とも効果的に行われ、上記反転レバー25のクリ
ツク動作が軽快に行われる。また、上記ローラ3
1の支軸30aに対する着脱は、上記反転レバー
25を大きく回動して、ガイド片25bを邪魔に
ならない位置に偏位せしめることにより簡単に行
える。
一方、35はトーンアーム36のアーム軸であ
り、このアーム軸35部のトーンアーム36に
は、アーム37を介してアームピン38が取り付
けられ、このアームピン38が上記反転レバー2
5の一側面に臨むように配置されている。39は
カートリツジである。また、本発明によるトーン
アーム駆動装置には、上記回動レバー22がトー
ンアーム36をリードイン方向へ回動操作する時
計回り方向の第1の回動方向に回動されたときガ
イド片25bに当設して反転レバー25を回動操
作する第1のリセツトピン40と、上記回動レバ
ー22がトーンアーム36をリードアウト方向へ
回動操作する反時計回り方向の第2の回動方向に
回動されたときガイド片25bに当接して反転レ
バーを回動操作する第2のリセツトピン41とを
備えている。
次に、かかる構成になるトーンアーム駆動装置
について、その動作を説明する。
初期状態において、上記反転レバー25は第3
図に示す状態にあり、ローラ31が上記第1のク
リツク溝27内に係合されている。そして、オー
トプレイ動作とともに、上記ドライブギヤ19が
回転して、そのドライブカム20も同様に回転
し、これによつてガイドローラ23が移動し、回
動レバー22も支軸21を中心に時計回り方向の
第1の回動付勢させられる。そして、トーンアー
ム36のリードインの動作が開始させられ、回動
レバー22の回動によつて、反転レバー25の作
用片25dの一側面がアームピン38に当接する
とともに、このアームピン38を次第に押しやつ
てトーンアーム36のリードインを行う。ここで
リードインの所定位置に至つてトーンアーム35
が停止すると、さらに回動レバー22が回動させ
られ、反転レバー25の作用片25dは上記アー
ムピン38によつて押しのけられて逃げるように
支軸24を中心として時計回り方向に回動する。
このとき上記ローラ31が第2のクリツク溝26
に係合するクリツク動作する。また、上記回動レ
バー22がリードイン位置に至る直前に、反転レ
バー25のカム突起25cがリセツトピン40に
衝き当り、反転レバー25が回動させられ、上記
ローラ31を第2クリツク溝26から第1のクリ
ツク溝27に移動させられ第3図に示す元の状態
に復帰せしめられる。すなわち、上記と同様のク
リツク動作により、ローラ31が第1のクリツク
溝27に安定保持される切期状態に復帰される。
かかる状態において、トーンアーム36のリード
インに続くレコード再生が行われ、カートリツジ
39の再生針はレコードの音溝に沿つてガイドさ
れ、上記トーンアーム36のアーム軸35を中心
に反時計方向に徐々に回転し、音溝の終端部に至
る。そして終端検出手段の動作により、上記ドラ
イブギヤ19が再び回動せしめられ、回動レバー
22は支軸21を中心に反時計回り方向の第2の
回動方向に回動付勢させられる。これにより、上
記アームピン38に上記反転レバー25の作用片
25dが接触し、これを徐々に押しやり、アーム
ピン38に一体のトーンアーム36のリードアウ
ト動作が開始される。そして、リードアウト動作
を継続し、トーンアーム36はアームレストの位
置付近に来ると停止させられる。ここで、さらに
回動レバー22が反時計回り方向に回動すること
によりアームピン38によつて押圧されて反転レ
バー25が支軸24を中心に反時計回り方向に回
転し、上記ローラ31を第1のクリツク溝27か
ら第3のクリツク溝28に移動させる。そして、
上記アームピン38を上記反転レバー25から逃
がす。その後回動レバー22がリードアウト動作
終了する前に、反転レバー25のガイド片25b
に設けたカム突起25cが第2のリセツトピン4
1に動き当り、この反転レバー25が回動させら
れ、上記ローラ31を第3のクリツク溝28から
第1のクリツク溝27に移動させて初期状態に復
帰させる。
かくして、三つの安定位置を有する反転レバー
25一本のみで、トーンアーム36のリードイン
およびリードアウト動作を行うことができる。な
お、この三つの安定状態を形成するクリツク機構
は上記に限らず、ボールと圧縮スプリングを上記
クリツク溝26,27,28にそれぞれ関連せし
めるものなどが採用できる。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明は、ドライブギヤの回
動により揺動される回動レバーの他端側に、一端
に作用片を設け、この作用片と対向する他端側に
設けた平板状のガイド片上に第1、第2及び第3
のクリツク溝からなるクリツクカムを設け、支軸
を介して回転可能に反転レバーを取付け、先端側
を上記クリツクカム側へ回動付勢されるとともに
回動レバー面側へ付勢させて回動レバーの他端側
に取付けられる付勢板の先端側にガイド片に向か
つて植立された支軸に挿入孔を介して挿通支持さ
れ上記ガイド片上に押圧支持されて取付けられる
とともに、上記ガイド片と対向する端面に突子が
設けられ、さらに上記第1、第2及び第3のクリ
ツク溝に選択的に係合するローラを設けてなるの
で、このローラが上記各クリツク溝に係合する3
つの安定位置に反転レバーを安定保持させておく
ことができ、この3つの安定位置に保持される1
つの反転レバーの操作によりトーンアームのリー
ドイン及びリードアウト動作が行なわれ、また、
上記ローラはガイド片上に突子を介して転動し軽
快な反転レバーの移動操作が行なわれる。従つ
て、本発明によれば、トーンアームのリードイン
及びリードアウト後の反転動作を軽快且つ正確に
行なわせることを可能とし、構成が簡単で組立て
容易なレコードプレーヤにおけるトーンアーム駆
動装置を構成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の反転レバーを有する回動レバー
の平面図、第2図は本発明を構成する反転レバー
を有する回動レバーの斜視図、第3図は本発明に
係るトーンアーム駆動装置の平面図、第4図は上
記反転レバーの斜視図、第5図はその裏面図、第
6図は付勢板とローラとの分解斜視図、第7図は
ローラの断面図、第8図はローラの取付け状態を
示す側面図である。 22……回動レバー、24……支軸、25……
回動レバー、25b……ガイド片、27……第1
のクリツク溝、26……第2のクリツク溝、28
……第3のクリツク溝、30……付勢板、31…
…ローラ、36……トーンアーム、40……第1
のリセツトピン、41……第2のリセツトピン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 モータによつて回転駆動されるドライブギヤ
    に設けたドライブカムに一端に設けたガイドロー
    ラを係止させるとともに支軸を介して揺動可能に
    取付けられた回動レバーと、 この回動レバーの他端側に、一端に作用片を設
    け、この作用片と対向する他端側に設けた平板状
    のガイド片上に第1、第2及び第3のクリツク溝
    からなるクリツクカムを設け、支軸を介して回動
    可能に取付けられた反転レバーと、 先端側を上記クリツクカム側へ回動付勢される
    とともに回動レバー面側へ付勢させる回動レバー
    の他端側に取付けられる付勢板と、 この付勢板の先端側にガイド片に向かつて植立
    された支軸に挿入孔を介して挿通支持され上記ガ
    イド片上に押圧支持されて取付けられるととも
    に、上記ガイド片と対向する端面に突子が設けら
    れ、さらに上記第1、第2及び第3のクリツク溝
    に選択的に係合するローラと、 トーンアームに連設され、上記反転レバーの作
    用片に対向して設けられるアームピンと、 上記回動レバーがトーンアームをリードイン方
    向へ回動操作する第1の回動方向に回動されたと
    きガイド片に当接して反転レバーを回動操作する
    第1のリセツトピンと、 上記回動レバーがトーンアームをリードアウト
    方向へ回動操作する第2の回動方向に回動された
    ときガイド片に当接した反転レバーを回動操作す
    る第2のリセツトピンとを備え、 上記回動レバーがトーンアームをリードイン方
    向に回動操作する第1の回動方向に回動されたと
    き、前記ローラが前記第1のクリツク溝に係合し
    た初期状態において前記反転レバーが前記アーム
    ピンに当接しこのアームピンを押圧して上記トー
    ンアームをリードイン方向に回動させてリードイ
    ン位置に至らせ、上記トーンアームの回動が停止
    された後上記アームピンによつて上記反転レバー
    を回動せしめ上記ローラを第1のクリツク溝から
    前記第2のクリツク溝に移動させて上記トーンア
    ームを上記反転レバーから逃がし、その後上記ガ
    イド片を前記第1のリセツトピンに当接せしめ上
    記反転レバーを回動させて上記ローラを上記第2
    のクリツク溝から上記第1のクリツク溝に移動さ
    せて初期状態に復帰させるとともに、 上記回動レバーがトーンアームをリードアウト
    方向に回動操作する第2の回動方向に回動された
    とき、前記ローラが前記第1のクリツク溝に係合
    した初期状態において前記反転レバーが前記アー
    ムピンに当接しこのアームピンを押圧して上記ト
    ーンアームをリードアウト方向に回動させてアー
    ムレスト位置に至らせ、上記トーンアームの回動
    が停止された後上記アームピンによつて上記反転
    レバーを回動せしめ、上記ローラを第1のクリツ
    ク溝から前記第3のクリツク溝に移動させて上記
    アームピンを上記反転レバーから逃がし、その後
    上記ガイド片を前記第1のリセツトピンに当接せ
    しめ上記反転レバーを回動させて上記ローラを上
    記第3のクリツク溝から上記第1のクリツク溝に
    移動させて初期状態に復帰させてなるレコードプ
    レーヤにおけるトーンアーム駆動装置。
JP10000178A 1978-08-18 1978-08-18 Tone arm driving invertional lever for record player Granted JPS5528514A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10000178A JPS5528514A (en) 1978-08-18 1978-08-18 Tone arm driving invertional lever for record player

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10000178A JPS5528514A (en) 1978-08-18 1978-08-18 Tone arm driving invertional lever for record player

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5528514A JPS5528514A (en) 1980-02-29
JPS6120921B2 true JPS6120921B2 (ja) 1986-05-24

Family

ID=14262350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10000178A Granted JPS5528514A (en) 1978-08-18 1978-08-18 Tone arm driving invertional lever for record player

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5528514A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2689052B2 (ja) * 1991-08-02 1997-12-10 株式会社光電製作所 方向探知機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5528514A (en) 1980-02-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6120921B2 (ja)
US3638954A (en) Spiral track type magnetic recording and reproducing device
JPH0333954Y2 (ja)
JPS6331844B2 (ja)
JPS604245Y2 (ja) ピツクアツプアーム自動復帰機構
US5969900A (en) Tape drive unit where reverse rotation of a motor determines travel direction and speed of a tape
JPS6127801B2 (ja)
JPS6230165Y2 (ja)
KR920001122Y1 (ko) 레코드 플레이어용 테크 메카니즘
JPS5850524Y2 (ja) プレ−ヤ−のリ−ドイン位置調整機構
JPS6245334Y2 (ja)
KR850001166B1 (ko) 오오토 체인져(auto changer)부착플레이어
JPH0441442Y2 (ja)
KR910008068Y1 (ko) 레코드 플레이어의 톤암 동작장치
JPS587501Y2 (ja) レコ−ドプレヤ−のストツプ装置
JPS6120645Y2 (ja)
JPS5814438Y2 (ja) テ−プレコ−ダのモ−ド切換機構
JPH0216424Y2 (ja)
JPH0135288Y2 (ja)
JPS5839587Y2 (ja) 音響機器のスイツチ装置
JPS634241Y2 (ja)
JPS5923234Y2 (ja) カセツトレコ−ダ
JPH0450571Y2 (ja)
JPS6241414Y2 (ja)
JPH0210570Y2 (ja)