JPS61208977A

JPS61208977A - 画像帯域圧縮符号化装置

Info

Publication number: JPS61208977A
Application number: JP60049352A
Authority: JP
Inventors: Takashi Ito; 隆伊藤; Kiichi Matsuda; 松田　喜一; Toshitaka Tsuda; 俊隆津田
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1985-03-14
Filing date: 1985-03-14
Publication date: 1986-09-17
Also published as: JPH0476274B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔概要〕画像帯域圧縮符号化方式に於いて、１画面を複数ブロッ
クに分割し、有効無効判定回路により無効ブロックを判
定して符号器に於ける符号を行わせ、無効ブロックとな
る割合を多くして、符号化情報量の増大を抑制し、伝送
容量に適合する符号化情報量となるようにするものであ
る。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、１画面を複数のブロックに分割し、各ブロッ
クの予測誤差により有効ブロックか無効ブロックかを判
定して符号化を行う画像帯域圧縮符号化方式に関するも
のである。

テレビ電話機やテレビ会議システム等に於ける画像情報
は、その帯域が広い為に高速伝送路を必要とするもので
ある。そこで、実用化に当たっては、画像情報の帯域を
圧縮して低速伝送路でも伝送できるようにすることが必
要不可欠となる。その帯域圧縮手段としては、例えば、
フレーム内予測符号化、フレーム間予測符号化等の各種
方式が採用されている。

〔従来の技術〕

有効無効ブロック判定による従来の画像帯域圧縮符号化
方式は、１画面を複数のブロックに分割し、各ブロック
を例えば７×７画素とし、各ブロックについて、予測誤
差が零の無効画素のみからなる場合に無効ブロックと判
定し、予測誤差が零でない有効画素が一つでも含まれて
いる場合に有効ブロックと判定し、無効ブロックについ
てはブロック単位に短い符号を割当て、有効ブロックに
ついては各画素対応に予測誤差を求めて符号化するもの
で、動きの少ない画面については、無効ブロックが多く
なるので、符号化情報量は少なくなる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

無効ブロックは短い符号により符号化するが、有効ブロ
ックは画素対応に予測誤差に基づいて符号化するもので
あるから、符号化情報量は無効ブロックの場合に対して
非常に多いものとなる。そして、無効ブロックは有効画
素が一つもないブロックであるから、動きが少しでもあ
る画面の場合には、無効ブロックが少なくなり、その結
果、符号化情報量が増加し、低速伝送路では伝送しきれ
ない場合が生じる。その為駒落としが行われるが、駒落
としが多くなるに従って受信再生画面の動きが円滑でな
くなる欠点がある。

本発明は、有効画素数が成る数以下ならば、そのブロッ
クを無効ブロックと判定し得るようにして、符号化情報
量が多くなる場合に、無効ブロックの割合が多くなるよ
うに制御することにより、符号化情報量の増大を抑制す
ることを目的とするものである。

Ｃ問題点を解決するための手段〕本発明の画像帯域圧縮符号化方式は、第１図の原理ブロ
ック図を参照して説明すると、入力端子１からディジタ
ル化された画像情報がブロック対応に加えられ、減算器
２．量子化器３．遅延回路４、加算器５．フレームメモ
リ６により、ブロックの予測誤差が求められ、遅延回路
４の出力信号が符号器８に加えられて符号化される。そ
の場合、量子化器３の出力の予測誤差信号が有効無効判
定回路７に加えられて、有効ブロックであるか無効ブロ
ックであるかが判定され、判定情報は符号器８に加えら
れる。

符号器８は、無効ブロックの判定情報の場合に、無効ブ
ロックを示す符号に変換して出力端子９から送出し、且
つ無効ブロックについては加算器５の動作を停止させ、
フレームメモリ６の無効ブロック対応の領域の更新を行
わないようにする。

又有効ブロックの判定情報の場合は、有効ブロック内の
画素対応の予測誤差信号が遅延回路４を介して符号器８
に加えられるから、これを符号化して出力端子９から送
出する。

符号器８は、符号化情報量を計数することにより、符号
化情報量が所定値以上となったことを検出した時、有効
無効判定回路７に判定基準制御情報を加えて、有効無効
判定回路７に於ける有効ブロックと無効ブロックとの判
定基準を変更させ、無効ブロックの割合が多くなるよう
にするものである。

〔作用〕

ブロック内の有効画素数が成る数以下ならば無効ブロッ
クと判定することにより、無効ブロックの割合を多くす
ることができるがら、符号器８に於ける符号化情報量が
多くなった時に、有効無効判定回路７に於ける判定基準
としての有効画素数を多くし、それによって、無効ブロ
ックの割合を多くして、符号化情報量の増大を抑制する
ことができるものである。

〔実施例〕

以下図面を参照して本発明の実施例について詳細に説明
する。

第２図は本発明の実施例のブロック図であり、動き補償
符号化手段を備えた場合について示すものである。同図
に於いて、１１はディジタル化された画像−情報の入力
端子、１２は減算器、１３は量子化器、１４は１ブロッ
ク分の遅延回路、１５は加算器、１６はフレームメモリ
、１７は有効無効判定回路、１８は符号器、１９は符号
化情報の出力端子、２０はカウンタ、２１は判定部、２
２は符号化部、２３はカウンタ、２４は比較処理部、２
５はベクトル検出器、２６は可変遅延回路である。

を効無効判定回路１７は、予測誤差零の無効画素をカウ
ントするカウンタ２０と、１ブロツク内の無効画素のカ
ウント値により無効ブロックか有、効ブロックかを判定
する判定部２１とから構成され、この判定部２１は、１
ブロツク内に含まれる有効画素数ｎが符号器１８からの
判定基準制御情報によって設定され、その有効画素数ｎ
以下の有効画素が含まれているブロックであれば、その
ブロックを無効ブロックと判定するものであり、ｎ＝Ｏ
の場合は、無効画素のみからなるブロックを無効ブロッ
クと判定することになる。

又符号器１８は、遅延回路１４により１ブロツク分遅延
された予測誤差を判定情報に従って符号化する符号化部
２２と、符号化された情報量をカウントするカウンタ２
３と、そのカウント内容により判定基準を変更すべきか
否かを処理する比較処理部２４とから構成され、符号化
部２２は、無効ブロックの判定情報により、遅延回路１
４を介して加えられた現ブロックを無効ブロックを示す
短い符号に変換し、又有効ブロックの判定情報により、
遅延回路１４を介して加えられた現ブロックの各画素対
応の予測誤差に従って符号化するものである。

又動き補償符号化は、現画面のブロックに最も近似して
いるブロックを参照ブロック群から見つけ出して予測ブ
ロックとし、そのブロック番号と、現ブロックと予測ブ
ロックとの間の予測誤差を符号化するものである。その
為、ベクトル検出器２５は、入力端子１１から入力され
た現画面のブロックに最も近似しているブロックをフレ
ームメモリ１６内の参照ブロック群から見つけ出して予
測ブロックとし、現ブロックに対する予測ブロック位置
をベクトルとして検出して、可変遅延回路２６を制御す
るものである。

可変遅延回路２６により遅延されて減算器１２に加えら
れる予測ブロックの画素と、現ブロックの画素との差分
が求められ、量子化器１３により量子化されて予測誤差
が出力され、その予測誤差が有効無効判定回路１７に加
えられると共に、遅延回路１４を介して符号器１８及び
加算器１５に加えられる。加算器１５には、予測ブロッ
クの画素と遅延回路１４を介した現ブロックの予測誤差
とが加えられ、判定情報が無効ブロックを示すものでは
ない時に、加算結果がフレームメモリ１６に加えられ、
無効ブロックを示す場合は、加算器１５は動作しないの
で、フレームメモリ１６の更新は行われない。

有効無効判定回路１７は、予測誤差零の無効画素をカウ
ントし、■ブロックについてのカウント内容を判定部２
１で判定するものであり、１ブロツクが例えば７×７画
素からなる場合に、有効画素数ｎを０とすれば、１ブロ
ツクについてのカウント内容が４９の場合に、そのブロ
ックを無効ブロックと判定し、それ以外は有効ブロック
と判定することになる。又有効画素数ｎを１０とすれば
、１ブロツクについてカウント内容が３９の場合にも、
即ち、有効画素が１０個含まれていても、そのブロック
を無効ブロックと判定することになる。従って、僅かの
動きの画面の場合に、有効画素が数個のみ含まれるブロ
ックが多く発生しても、有効画素数ｎの設定によっては
、無効ブロックと判定されるので、符号器１８に於いて
は、無効ブロックとしての符号化を行うことになり、符
号化情報量の増大は抑制される。

符号器１８に於いては、符号化部２２により符号化され
た情報量をカウンタ２３でカウントし、伝送容量以上の
符号化情報量となった場合に、比較処理部２４はカウン
タ２３のカウント内容で識別できるから、判定基準制御
情報により有効無効判定回路１７の判定部２１に於ける
判定基準を変更させる０例えば、有効画素数ｎを大きく
するように制御する。それによって、無効ブロックと判
定する割合が多くなるから、符号化部２２で符号化され
た情報量の増大が抑制されることになる。

前述の実施例に於ける有効無効判定回路１７では、無効
画素をカウントする場合を示しているが、有効画素をカ
ウントして判定することも勿論可能である。又有効画素
を単純にカウントするだけでなく、予測誤差に重み付け
をしてカウントし、そのカウント内容により有効無効の
判定を行うこともできる。例えば、予測誤差が１０以下
の場合に１有効画素としてカウントし、２０以下の場合
には２有効画素してカウントし、それ以上の場合には３
有効画素としてカウントして、有効無効の判定を行うこ
とも可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、符号化情報量に対応し
て判定基準制御情報を出力することができる符号器８．
１８と、その判定基準制御情報に従って有効ブロックと
無効プロ”ツタとの判定基準を変更する有効無効判定回
路７．１７とを備え、符号化情報量が多くなった時に、
無効ブロック数が多くなるように判定基準を変更させる
ものであるから、画像情報を符号化して伝送する場合に
、伝送路容量以上の符号化情報量となった時に、有効ブ
ロックと無効ブロックとの判定基準を変更し、無効ブロ
ックの割合を多くして、符号化情報量の増大を抑制する
ことが可能となり、それによって駒落としの回数を減少
することができる。従って、円滑な動きの受信再生画像
を得ることができる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、第２図は本発明の実
施例のブロック図である。ｌ、１１は入力端子、２．１２は減算器、３゜１３は量
子化器、４．１４は遅延回路、５．１５は加算器、６．
１６はフレームメモリ、７．１７は有効無効判定回路、
８，１８は符号器、９，１９は出力端子、２０．２３は
カウンタ、２１は判定部、２２は符号化部、２４は比較
処理部、２５はベクトル検出器、２６は可変遅延回路で
ある。

Claims

【特許請求の範囲】１画面を複数のブロックに分割し、該ブロックの予測誤
差により有効ブロックと無効ブロックとを判定して符号
化する画像帯域圧縮符号化方式に於いて、有効ブロックと無効ブロックとに対応して符号化すると
共に、符号化情報量に対応して判定基準制御情報を出力
する符号器（８）と、該符号器（８）からの前記判定基準制御情報により有効
ブロックと無効ブロックとの判定基準を変更して、前記
ブロックの予測誤差による有効ブロックと無効ブロック
との判定を行う有効無効判定回路（７）とを備え、前記符号器（８）による発生符号化情報量が多い時に無
効ブロック数が多くなるように前記有効無効判定回路（
７）に於ける判定基準を自動的に変更することを特徴と
する画像帯域圧縮符号化方式。