JPS61208910A - デイレイラインとその製造方法 - Google Patents

デイレイラインとその製造方法

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JPS61208910A
JPS61208910A JP4971085A JP4971085A JPS61208910A JP S61208910 A JPS61208910 A JP S61208910A JP 4971085 A JP4971085 A JP 4971085A JP 4971085 A JP4971085 A JP 4971085A JP S61208910 A JPS61208910 A JP S61208910A
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JP
Japan
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bobbin
electrode
delay line
tap
board
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JP4971085A
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Masami Kobayakawa
小早川 正美
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Toko Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子計算機やOA機器などディジタル信号を
扱う電子機器において回路のタイミング調整や位相補正
用に使用されるディレィラインに係り、特に、集中定数
型のディレィラインとその製造方法に関するものである
〔従来の技術〕
集中定数型ディレィラインの回路は、例えば第9図のよ
うにコイル10とコンデンサ20を用いて構成される。
第10図はその具体的な構成例であり、本体部分を樹脂
の中に封入する前の状態を示している。
プリント基板30の下面に設けられた印刷配線には複数
のコンデンサ20が半田付けされている。
プリント基板30の上面には、複数の孔42を有する合
成樹脂製のシート40が接着されており、フェライト等
の磁性体からなるボビン50に巻回された複数のコイル
10が孔42によって位置決めされて取付けられている
。そして、入力端のコイル10aのり一ド12、出力端
のコイル10bのリード14、および各コイル10のタ
ップ16が、プリント基板30の印刷配線に半田付は接
続された後、さらに端子62にそれぞれ接続されている
従来は、このようなディレィラインを次のようにして組
立てていた。
まず、第11図のようにタップ16を出しながら複数の
ボビン50に連続してコイル10を巻回し、タップ16
を捩り加工してその先端に予備半田を施す。一方、プリ
ント基板30の下面にコンデンサ20を半田付けし、こ
のプリント基板30の上面に、ボビン50に対応させて
複数の孔42を形成したシート40を接着する。次に、
前述のコイル10とその線材で連結された一連のボビン
50を、孔42に嵌め込むようにしてプリント基板30
の上面に接着し固定する。そして、コイル10のリード
12.14及び各タップ16を印刷配線の所定の接続部
に導いて半田付けする。
次いで、このコイルIOとコンデンサ20を取付けたプ
リント基板30を、多数の端子62が二側にならんだリ
ードフレームの間に挾み込むように配置し、リード12
.14やタップ16を半田付けした印刷配線の各接続部
をそれぞれの端子62に半田付けする。この後、リード
フレームの不要な部分を切除することにより、第10図
の状態のディレィラインを得ていたものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来は、プリント基板30に取付ける前のボビン50に
コイルを巻回するようにしていたので、第11図のよう
に複数のボビン50がコイル10で連結された形のコイ
ル連が、あらかじめ形成されてしまう。このコイル連は
、ボビン50がコイル10で繋がっている上に、長く延
びたタップ16を有しているので、各ボビン50を保持
してプリント基板上に精度良く配置する作業や、印刷配
線にタップ16を半田付けする作業を自動化することは
極めて困難であった。そこで従来は、この面倒な作業を
手作業で行っていたため、生産性の低下をまねいていた
。その上、従来の製造方法はプリント基板とリードフレ
ームとの接続など工程が複雑であるばかりでなく、ボビ
ンを位置決めするためのシート40が必要になるなど多
くの問題があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、接続部と端子部をそなえた複数の導電板を合
成樹脂基板にインサート成型するとともに、それぞれの
ボビンの上部に設けた電極にタップを接続したコイルを
この基板に取付け、各々の電極を端子部に接続したディ
レィラインの構成を特徴とする。
さらに、本発明は、所定のパターンに形成したリードフ
レームを合成樹脂基板にインサート成型し、この基板上
に複数のボビンを固定した後、各ボビンにコイルを巻回
するディレィラインの製造方法を特徴とするもので、従
来のようなプリント基板を用いず、プリント基板とリー
ドフレームとの接続工程を省くともに、ボビンを基板に
取付ける作業を自動機によって行えるようにしたもので
ある。
〔実施例〕
第1図〜第8図は本発明の一実施例に係るものである。
なお、第9図〜第11図に示したものと対応する部分に
は、これらの図においても同一符号を付しである。
第1図は、第10図と同様に端子を除く本体部分を樹脂
に封入する前のディレィラインを示す斜視図、第2図は
コンデンサを取付けた基板70の断面図である。
合成樹脂からなる基板70には、端子部82と接続部8
4を有する複数の導電板80が植設しである。それぞれ
の端子部82は基板70の二側面から突出しており、接
続部84は基板70の下面に設けた凹部72内に露出し
ている。凹部72にはチップ型のコンデンサ20が収納
され、その電極22が接続部84に半田付けされている
。基板70の上面にはボビン50よりも僅かに大きな直
径の窪み74が形成してあり、各ボビン50は下部をこ
の窪み74に挿入して固定されている。
本実施例のボビン50は、第3図から明らかなように上
面に突出部52を具えており、この突出部52には導電
性のキャップ状の電極56が被せである。コイル10は
ボビン50の巻枠部54に巻回の途中で上方に引き出さ
れ、電極56に巻きつけられてタップ16を導出し、再
び巻枠部54に巻回されている。すなわち、コイル10
は、巻枠部54への巻回の途中でタップ16を電極56
に巻きつけた状態に出しながら、次々と複数のボビン5
0に連続して巻回されている。そして、入出力端のリー
ドを端子部82に接続するとともに各タップ16と電極
56を電気的に接続し、さらに電極56と端子部82と
をポリウレタン被覆線などのワイヤ90で接続しである
次に、このディレィラインの製造方法について図面とと
もに説明する。まず、第4図のように、導電板を所定の
パターンに打ち抜き形成したリードフレーム80′に、
合成樹脂基板70をインサート成型する。この際、第2
図及び第5図、第6図に示すように基板70の上下面に
、窪み74及び、隔壁76で区切られた形の凹部72を
それぞれ形成し、リードフレーム80′の接続部84が
凹部72の中に露出するようにする。次いで、第5図の
ように、基板70下面の凹部72の中に複数のコンデン
サ20を隔壁76で互いに分離された状態に取付け、コ
ンデンサの電極22と接続部84とを半田付けするとと
もに、電極56を取付けたボビン50を、基板70の窪
み74内に接着等により固定する。この後、たとえば第
8図のように、自動巻線機に設けられた線材繰り出し可
能な筒体100をボビン50の周囲に回転させることに
より、タップ16を出しながら各ボビン50に連続して
コイル10を巻回する。そして、タップ16とタップ電
極56、及び入出力電極12・14と端子部82とをそ
れぞれ半田付は又は溶接などの手段で電気的に接続する
。さらに、タップ電極56と端子部82とを各々ワイヤ
90を用いて同様の手段で接続して、第1図及び第7図
に示す状態のディレィラインが出来上がる。この後、端
子部82を除いた本体部分を合成樹脂内に密杖し、リー
ドフレーム80′の不要な部分を切除して最終的にディ
レィラインとして完成するものである。なお、リードフ
レーム80′の不要な部分の切除は、基板70を成型し
た後であれば、適宜な工程において行ってよい。また、
電極56は、ボビン50の上部に銀ペーストを印刷焼付
けする等の方法により設けるようにしてもよい。
従来の製造方法では、自動巻線機による巻線の途中に各
コイルのタップを長く引き出す関係上、第11図に矢印
B−Cで示す二方向、すなわち各ボビンを連結する線材
の方向に対して直角の方向にしかタップを導出できなか
った。しかし、基板にボビンを固定してから巻線する本
発明の方法においては、タップの取り出し方向に対する
制約がなくなるので、コイル間の結合係数の値をより細
かく調整することが出来る。したがって、第8図に示し
たような自動巻線機の筒体100が通過するために各ボ
ビンを最適の結合状態が得られる間隔に配置できない場
合でも、タップの位置でこれを補正することが可能であ
る。
〔発明の効果〕
ボビンを基板に固定してから巻線を施すので、従来のよ
うに複数のボビンがコイルで連結された状態のコイル連
を基板に取付ける面倒な作業を無くすることが出来る。
また、プリント基板を用いず、リードフレームに基板を
直接インサート成型するようにしているので、プリント
基板とリードフレームとの接続工程が不要となる。
すなわち、本発明によれば、リードフレームと基板を結
合する作業、及び基板にボビンを取付ける作業、巻線作
業、タップと端子部との接続作業など、一連の製造工程
を自動機によって精度良く迅速に行うことができ、著し
い生産性の向上を達成しうるちのである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本発明の一実施例に係るもので、第1
図はディレィラインの組立状態を示す一部切欠斜視図、
第2図は第5図のA−A線に沿った正面断面図、第3図
はボビンの拡大正面断面図である。第4図〜第7図はデ
ィレィラインの製造工程を説明するためのもので、第4
図及び第5図は一部を切欠した下面図、第6図及び第7
図は一部切欠平面図、第8図は巻線方法の説明図、第9
図はディレィラインの回路構成の一例を示す図、第10
図は従来のディレィラインの構成を示す一部切欠斜視図
、第11図はコイルを巻回した一連のボビンの従来例を
示す斜視図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)接続部と端子部を有する複数の導電板を、接続部
    が表面に露出しかつ端子部が外部に突出するように合成
    樹脂基板にインサート成型し、接続部にコンデンサを接
    続固定するとともに、ボビンの上部に設けた電極にタッ
    プを接続したコイルを該基板の他方の面に取付け、該電
    極と端子部を電気的に接続したことを特徴とするディレ
    ィライン。
  2. (2)集中定数型ディレィラインの製造方法において、
    リードフレームの接続部が表面に露出し、かつ端子部が
    外部に突出するようにリードフレームを合成樹脂基板に
    インサート成型する工程と、該接続部にコンデンサを接
    続固定する工程と、ボビンの上部に電極を設ける工程と
    、ボビンを基板の他方の面に固定した後、該電極に接続
    可能なタップを出しながら複数のボビンに連続して巻線
    を施す工程と、コイルの入力端と出力端を端子部に接続
    する工程と、タップを電極に半田付けする工程と、リー
    ドフレームの端子部と電極とを電気的に接続する工程と
    、リードフレームの不要な部分を切除する工程とを有す
    ることを特徴とするディレィラインの製造方法。
JP4971085A 1985-03-12 1985-03-13 デイレイラインとその製造方法 Granted JPS61208910A (ja)

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JP4971085A JPS61208910A (ja) 1985-03-13 1985-03-13 デイレイラインとその製造方法
US06/836,099 US4641112A (en) 1985-03-12 1986-03-04 Delay line device and method of making same
DE19863607927 DE3607927A1 (de) 1985-03-12 1986-03-11 Verzoegerungsleitungsvorrichtung und verfahren zu ihrer herstellung

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61151424U (ja) * 1985-03-12 1986-09-19
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JPH1174152A (ja) * 1997-08-29 1999-03-16 Sumida Denki Kk 多連式電子複合部品

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