JPS6120808Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6120808Y2
JPS6120808Y2 JP7734679U JP7734679U JPS6120808Y2 JP S6120808 Y2 JPS6120808 Y2 JP S6120808Y2 JP 7734679 U JP7734679 U JP 7734679U JP 7734679 U JP7734679 U JP 7734679U JP S6120808 Y2 JPS6120808 Y2 JP S6120808Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
breaker
disconnector
plate
movable contact
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7734679U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55178211U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7734679U priority Critical patent/JPS6120808Y2/ja
Publication of JPS55178211U publication Critical patent/JPS55178211U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6120808Y2 publication Critical patent/JPS6120808Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、引出形の電力用しや断器の引出、
差込をしや断器の開放状態でだけ可能とする鎖錠
装置の改良に関するものである。
一般に引出形電力用しや断器の投入中にしや断
器の引出、差込を行なうことは危険を伴うので、
引出、差込装置には受部の開放状態でだけ操作を
可能にするための鎖錠装置を設けることが多い。
従来のこのような装置は第1図から第4図に示
すように構成されていた。これらの図において、
1はしや断器の可動接触子、2は先端部にねじ部
2aを設けかつ末端部に着脱可能な操作ハンドル
3と係合可能な切欠からなるハンドル受部2bを
設けた操作棒、4は操作棒2のハンドル受部2b
前面に設置されかつ中央部に穴4aが形成された
しやへい板である。このしやへい板4はリング
5,6および揺動板7によつて可動接触子1と連
結され、揺動板7は外箱31側に軸8で枢着され
ている。9は固定枠10に固定されためねじで、
このめねじ9は操作棒2のねじ部2aとねじ嵌合
可能になつている。11は可動接触子1と対向す
る固定接触子、12はばね13によつて軸14を
中心として常時第1図の反時計方向に附勢されて
いる掛金であり、この掛金12は投入状態では第
1図に示すようにストツパ15に支持されてい
る。30はレバーであり、その先端の凸部で掛金
12の端部を押圧することによつて、可動接触子
1の軸1aと掛金12との係合を解きしや断器を
開放するレバーである。17はレバー30の軸で
ある。前記掛金12、ばね13、軸14、ストツ
パー15、レバー30および軸17によつて引外
装置16が構成されている。
次に、以上のように構成された従来の装置の動
作について説明する。第1図はしや断器の投入状
態を示し、この状態ではしやへい板4の穴4aが
第2図a,bに示すようにハンドル受部2bの中
心からずれており、操作ハンドル3はしやへい板
4によつて差込を阻止され、このためにハンドル
受部2bとの係合が不可能になつている。従つ
て、この状態では操作ハンドル3で操作棒2を回
転させることができないので、しや断器の引出、
差込操作を行なうことは不可能になつている。
第3図はしや断器の開放状態を示し、この状態
ではしや断器の可動接触子1が回動して上部が前
面側に倒れた状態になり、しやへい板4はリンク
6、揺動板7およびリンク5を介して下降し、し
やへい板4の穴4aが第4図a,bに示すように
操作棒2の中心位置と合致している。このため操
作ハンドル3をしやへい板4の穴4aに貫通させ
て差込み、ハンドル受2bに係合させることが可
能である。操作ハンドル3をハンドル受部2bに
係合させて操作棒3を回転させるとしや断器は移
動可能となる。
しかし、この従来の鎖錠装置は、しやへい板4
が可動接触子1と連結されているので、操作ハン
ドル3をハンドル受部2bに係合したままでしや
断器を投入し、可動接触子1を第1図の投入位置
に起立せようとすると、しやへい板4が上昇して
その穴4aと操作ハンドル3とが引掛かかり構成
部品が破損することになつている。そこで、これ
を防ぐために、電気的な手段によつて操作ハンド
ル3が差込まれている時には投入動作を行なわせ
ないようにする保護装置を設けなければならなか
つた。
この考案は、前述した事情に鑑みてなされたも
ので、機械的な手段によつて、しやへい板をしや
断器の開放状態でだけ移動できる構造とし、しや
へい板の操作と共にしや断器の引外装置の掛金を
引外位置に保持するようにすることにより、前述
した電気的手段による保護装置をなくすことがで
きる鎖錠装置を提供することを目的とするもので
ある。
以下この考案の一実施例を第5図a,bおよび
第6図a,bに基いて説明する。
これらの図において、18はT字形レバーであ
り、このレバー18は、しやへい板4に第5図a
の反時計方向の回転力を常に与えるひねりばね1
8aを介してしやへい板4と係合され、ばね19
によつて常時反時計方向に附勢されている。20
はリンクレバーで、このレバー20は軸22を中
心として回動自在に構成され、一端部がリンク5
と連結され、他端部に設けた軸20aがT字形レ
バー18の軸21を中心とする回動軌跡上に位置
してT字形レバー18と係合されるようになつて
いる。23は下方のT字形レバーで、このレバー
23は、軸26を中心として回動自在に構成さ
れ、ばね24によつて第5図aの反時計方向に常
に附勢され、リンク25で掛金12に連結され、
T字形レバー18の下端突起部18bに下部23
aが係合されるようになつている。28,29は
ストツパで、第5図aのしや断器の投入状態で
は、ばね19,24の作用でT字形レバー18,
23が常に第5図aの状態に保たれている。27
はしや断器の外箱を構成する操作側の前面板で、
操作棒2のハンドル受部2bの中心と一致する穴
27aおよびT字形レバー18,23が遊挿され
る長穴27b,27cが形成されれている。ま
た、しやへい板4の下端部4bは前側に曲げられ
ている。なお、この実施例の前述した以外の構成
は、第5図a,b、第6図a,bには図示しない
部分を含めて前述した第1図から第4図に示す従
来のものと同じであり、第5図a,b、第6図
a,b中第1図、第2図と同一符号は実質的に同
一または相当する部分である。
次に、この実施例の動作について説明する。し
や断器の引出、差込操作は前述した従来の装置と
同じであるが、しや断器の手動開放はT字形レバ
ー23を第5図aの時計方向に押すことにより、
リンク25を介して掛金12を引外位置に移動し
て行なうことができる。
第5図a,bに示すしや断器の投入状態では、
軸20aがT字形レバー18の時計方向の回動を
阻止しているので、しやへい板4を下方に下げて
操作棒2と操作ハンドル3とを係合することは、
しやへい板4の穴4aがハンドル受部2bの中心
から外れているために不可能であり、従つてしや
断器の引出、差込操作も不可能である。
第6図a,bに示すしや断器の開放状態では、
可動接触子1とリンク6、揺動板7、およびリン
ク5を介して連結されたリンクレバー20の軸2
0aがT字形レバー18の回転軌跡から外れた位
置になる。このため、T字形レバー18の時計方
向の回動が可能となり、このレバー18を手動で
押下げると、レバー18を介してしやへい板4を
押下げられ、その穴4aと操作棒2のハンドル受
部2bとの中心位置が一致する。しやへい板4は
ひねりばね18aで第6図aの反時計方向に回転
力を受けているので、しやへい板4は穴4aがハ
ンドル受部2bとの中心と一致する位置まで下が
ると、前側に曲げられた下端部4bがしや断器の
前面板27の下端に係合し、T字形レバー18の
複帰を不可能にし、操作棒2と操作ハンドル3と
が係合可能な状態を維持し続け、しや断器の引
出、差込が任意にできるようになる。さらにT字
形レバー18の下端突起部18aが下方のT字形
レバー23の下部23aを押し続けることによ
り、リンク25を介して掛金12を引外位置に保
持し続ける。
従つて、しや断器の投入動作を行なつても、掛
金12が引外位置にあるため、掛金12と可動接
触子1の軸1aとの係合が不可能となり、しや断
器の投入は行なわれない。第6図a,bに示す開
放状態にあるしや断器の投入を行なうには、しや
へい板4を押してその下端部4bと前面板27と
の係合を解くことにより、T字形レバー18がば
ね19の作用より定常位置に復帰し、さらに下方
のT字形レバー23のT字形レバー18による係
合、支持が解かれ、引外位置にある掛金12が第
5図aの位置に復帰し、これによつてしや断器の
投入が可能になる。
従つて、しや断器の投入状態ではしや断器の引
出、差込操作が不可能となり、またしや断器の開
放状態ではしや断器の引出、差込用の操作棒と操
作ハンドルとを係合、連結した状態でしや断器の
投入動作を行なつても、しや断器の投入が不可能
になる。
なお、この考案において、前述の実施例では気
中しや断器について説明したが、接触子を備えた
他のしや断器にも同様な構成で適用でき、同様な
効果を得ることができる。
以上説明したようにこの考案は、しやへい板を
手動によつてハンドル受部と引出、差込用の操作
ハンドルとが係合可能なしや断器の開放位置に移
動させると、機械的な手段によつて引外装置が引
外位置に保持されるようにしたので、しや断器を
投入動作させても可動接触子が投入状態となら
ず、従つて投入動作によつても破損を生ずる部分
がなく、電気的手段による保護装置が不要になる
という効果がある。
又、上記機械的手段としてしやへい板と一体に
固定した部分と係合する第2の手段を設け、しや
へい板、第1の手段および第3の手段を介して引
外装置をしつかりと引外位置に保持するようにし
ており、投入防止の点において誤動作を生じさせ
ないという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の鎖錠装置の一例を示すしや断器
投入状態の側断面図、第2図aおよびbは同しや
へい板付近の拡大側面図および拡大正面図、第3
図は第1図に示す鎖錠装置のしや断器開放状態の
側断面図、第4図aおよびbは同しやへい板付近
の拡大側面図および拡大正面図、第5図aおよび
bはこの考案の一実施例による鎖錠装置を示すし
や断器投入状態の側断面図および正面図、第6図
aおよびbは第5図a,bに示す鎖錠装置のしや
断器開放状態の側断面図および正面図である。 1……可動接触子、2……操作棒、2b……ハ
ンドル受部、3……操作ハンドル、4……しやへ
い板、4a……穴、4b……下端部、5,6……
リンク、7……揺動板、16……引外装置、18
……T字形レバー、18a……ひねりばね、20
……リンクレバー、23……T字形レバー、25
……リンク、27……前面板。なお、図中同一符
号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作部のハンドル受部に操作ハンドルを係合し
    てしや断器の引出、差込操作を行う電力用しや断
    器において、ハンドル受部と操作ハンドルの間を
    移動可能にしやへいするしや閉板と、しや断器の
    投入状態においてしや断器の可動接触子と連動す
    る機構に係止されてしや閉板をしや閉位置に保持
    するとともにしや断器の開放状態で移動可能とな
    つてしや閉板を非しや閉位置に移動可能とする第
    1の手段と、しやへい板と一体に形成され、しや
    断器の開放状態で移動させた第1の手段およびし
    や閉板を移動位置に保持するために固定した部分
    と係合する第2の手段と、しや断器の引外装置と
    連結されてしや断器の開放操作が可能であるとと
    もに該開放位置で第1の手段に係止されて引外装
    置を引外状態に保つ第3の手段を備えたことを特
    徴とする電力用しや断器の鎖錠装置。
JP7734679U 1979-06-06 1979-06-06 Expired JPS6120808Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7734679U JPS6120808Y2 (ja) 1979-06-06 1979-06-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7734679U JPS6120808Y2 (ja) 1979-06-06 1979-06-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55178211U JPS55178211U (ja) 1980-12-20
JPS6120808Y2 true JPS6120808Y2 (ja) 1986-06-23

Family

ID=29310827

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7734679U Expired JPS6120808Y2 (ja) 1979-06-06 1979-06-06

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6120808Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2583471Y2 (ja) * 1991-09-19 1998-10-22 三菱電機株式会社 引出形遮断器の引出インターロック機構
KR101036989B1 (ko) * 2009-12-23 2011-05-26 엘에스산전 주식회사 진공 차단기의 접지 스위치 연동 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55178211U (ja) 1980-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0590475B1 (en) Circuit breaker
US10991521B2 (en) Locking device for circuit breaker operation device
US4074091A (en) Interlocking operating mechanism for enclosed switchgear having defeater interlock
JPS6120808Y2 (ja)
US3122615A (en) Interlock mechanism for enclosed switching apparatus
US4210788A (en) Manual operating handle assembly for circuit interrupter devices
US2191523A (en) Enclosed circuit breaker
US2215299A (en) Electric switch enclosure
US3035859A (en) Cover latching device
KR100323738B1 (ko) 기중차단기의 안전장치
US2813162A (en) Interlocking device for enclosed electric switch
JPH0510489Y2 (ja)
JP3129583B2 (ja) 回路遮断器の操作機構
US3054867A (en) Enclosed circuit interrupters
KR101198971B1 (ko) 배선용 차단기의 안전장치
JPH0231842Y2 (ja)
JPH087717A (ja) 開閉装置の操作機構
JPS6116731Y2 (ja)
CN210898254U (zh) 一种合分闸与摇柄的联锁结构
JPS635375Y2 (ja)
JPH0453125Y2 (ja)
JPH0716271Y2 (ja) 接地開閉器のインターロック機構
JPH074756Y2 (ja) 遮断器のインタロック装置
JPH0136263Y2 (ja)
JPS6020256Y2 (ja) 電気開閉器の外部操作機構の施錠装置