JP3129583B2 - 回路遮断器の操作機構 - Google Patents

回路遮断器の操作機構

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JP3129583B2
JP3129583B2 JP05218026A JP21802693A JP3129583B2 JP 3129583 B2 JP3129583 B2 JP 3129583B2 JP 05218026 A JP05218026 A JP 05218026A JP 21802693 A JP21802693 A JP 21802693A JP 3129583 B2 JP3129583 B2 JP 3129583B2
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回路遮断器の操作機
構に関し、詳しくはその手動引外し装置の機械的インタ
ーロック手段に関する。
【0002】
【従来の技術】図5〜図7は従来の回路遮断器(真空遮
断器)の操作機構における手動引外し装置部分を示す側
面図で、図5は開路状態、図6は閉路状態、図7は手動
引外し装置の押ボタンを押した状態をそれぞれ示してい
る。まず、図5において、操作ボックス1内で各相に跨
がるように両端を回動自在に支持された開閉軸2には各
相ごとに開閉レバー3が固着され、この開閉レバー3に
は概念的に示したリンクを介して開閉部としての真空バ
ルブ4が連動している。中央相の開閉レバー3の先端に
はローラ5が取り付けられ、またこのローラ5と相対し
てラッチ6が軸7により回動自在に支持されている。ラ
ッチ6は図示しないバックスプリングにより図の時計方
向に常時付勢され、背面にトリップレバー8が固定され
ている。開閉レバー3にはローラ5と反対の側に突出片
3aが設けられている。
【0003】開閉レバー3に隣接して手動引外し装置9
が設けられている。手動引外し装置9は、L形のベース
10上に取り付けられた支持枠11に、頭部に押ボタン
12aを持つ段付の操作軸12がスライド自在に保持さ
れ、その先端には角形ブロックからなるストッパ13が
スライド自在に嵌め込まれた構造となっている。ストッ
パ13は二重ナット14で抜け止めされ、操作軸12に
固定されたストッパ片15とストッパ13との間には圧
縮スプリング16が挿入されている。
【0004】また、押ボタン12aと支持枠11との間
には圧縮スプリングからなる復帰スプリング17が挿入
され、操作軸12はこれに固定されたストッパ片18で
規制された図示位置に保持されている。手動引外し装置
9とラッチ6との間には、軸19により中央部を回動自
在に支持されたレバー20が設けられている。レバー2
0の一端はピン21を介して操作軸12に連結され、他
端はピン22を介してトリップレバー8に近接してい
る。
【0005】図示回路遮断器はローラ5が図示しない投
入電磁石に突き上げられることにより投入操作される。
すなわち、ローラ5が突き上げられると開閉レバー3が
時計方向に回動し、リンクを介してこれに連動する可動
接触子4aが固定接触子4bに押圧されて真空バルブ4
が閉路する。同時にバックスプリングの力を受けるラッ
チ6は時計方向に回動してローラ5の下に入り込み、投
入電磁石の消磁後も開閉レバー3を閉路位置に保持す
る。図6はそのような状態を示している。
【0006】図6の閉路状態で押ボタン12aを押すと
ストッパ13は開閉レバー3の突出片3aに当たって停
止するが、操作軸12は圧縮スプリング17に抗して右
に移動しレバー20を軸19を支点に反時計方向に回動
させる。そのため、トリップレバー8を介してピン22
に押されたラッチ6は反時計方向に回動してローラ5を
逃がす。これにより、開閉レバー3が反時計方向に回動
し、真空バルブ4(図5)は開路する。同時に、開閉レ
バー3の突出片3aで移動を阻止されていたストッパ1
3は、圧縮スプリング16の復元力により突出片3aの
下側に進出する。図7はその状態を示している。
【0007】この状態で投入電磁石による投入操作が行
われても、開閉レバー3は突出片3aがストッパ13に
当たるため回動できず、したがって真空バルブ4の閉路
は行われない。また、図5の開路状態で押ボタン12a
を押すと図7と同じ状態となり、その状態では真空バル
ブ4の閉路は不能である。すなわち、押ボタン12aを
押している時に誤って電気的に投入動作が起こされて
も、投入が阻止されるように機械的にインターロックさ
れている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来構成にお
いては、開閉軸2は操作ボックス1の内側に設けられ、
開閉軸2を挟んでローラ4と反対の側に設けられた開閉
レバー3の突出片3aも操作ボックス1の内側に存在し
ている。ところが、開閉軸が操作ボックスの外側で真空
バルブの近傍に設けられる回路遮断器もあり、その場合
には、手動引外し装置のストッパに当てる突出片を操作
ボックスの内側に設けることができず、したがって上述
の機械的インターロックを構成することができなかっ
た。そこで、この発明は、開閉軸が操作ボックスの外側
に設けられる場合にも、手動引外し装置のストッパを開
閉レバーに作用させ、押ボタン操作中の投入を防止する
ための機械的インターロックを問題なく構成できる回路
遮断器の開閉機構を提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するもの
とする。この発明は、真空バルブの開路状態で手動引外
し装置を操作すると互いに噛み合って開閉レバーをロッ
クするフック部を前記手動引外し装置と前記開閉レバー
との間に設けるものとする。
【0010】
【作用】手動引外し装置のストッパに当てる突出片の代
わりに互いに噛み合って開閉レバーをロックするフック
部を手動引外し装置と開閉レバーとの間に設けて、押ボ
タン操作中の投入を防止する。
【0011】
【実施例】以下、図1〜図4に基づいて真空遮断器にお
けるこの発明の実施例について説明する。ここで、図1
〜図3は真空遮断器の操作機構における手動引外し装置
部分の側面図で、図1は開路状態、図2は閉路状態、図
3は引外し装置の押ボタンを押した状態をそれぞれ示
し、また図4は真空遮断器の側面図である。なお、従来
例と対応する部分には同一の符号を用いるものとする。
【0012】まず、図4により、真空遮断器の全体構成
について簡単に説明する。図において、操作ボックス1
の前面には軸受23により開閉軸2が回動自在に支持さ
れ、この開閉軸2には操作ボックス1内に向かう開閉レ
バー3とその反対側に向かう操作レバー24とが固着さ
れている。また、操作ボックス1の前面には3相分の真
空バルブ4が絶縁物を介して取り付けられ、その可動接
触子4aは絶縁ロッド25、接触スプリング26、操作
軸27などを介して操作レバー24の先端に連結されて
いる。
【0013】操作ボックス1内で開閉レバー3に取り付
けられたローラ28が投入電磁石29により突き上げら
れると開閉軸2が反時計方向に回動し、真空バルブ4は
可動接触子4aが操作レバー24で押し下げられて閉路
する。同時に、ラッチ6が開閉レバー3の先端のローラ
5の下に入り込み、開閉レバー3を閉路位置に保持す
る。この閉路状態で手動引外し装置9が操作されるか、
トリップコイル30が駆動されるとラッチ6が時計方向
に回動するためローラ5が開放され、開閉レバー3が時
計方向に回動して真空バルブ4は開路する。
【0014】ここで、図1において、開閉レバー3の側
面にはロック板31が軸32により固定され、ローラ2
8は軸32に支持されている。そして、ロック板31に
は先端下部にフック部31aが形成されている。軸7に
支持されたラッチ6、これに固定されたトリップレバー
8、軸19で支持されたレバー20などの構成は従来通
りであるが、トリップレバー8の上端にはトリップコイ
ル30が連結される長穴8aが設けられ、またレバー2
0の上端にはピン21の代わりにL曲部20aが設けら
れている。手動引外し装置9の全体構成は実質的に従来
と同じであるが、この場合はストッパ13に後述するよ
うにロック板31のフック部31aと噛み合うフック部
13aが形成されている。図1の開路状態から、ローラ
28が投入電磁石29により突き上げられると図2の状
態となり、すでに述べたように真空バルブ4が閉路す
る。
【0015】図2の閉路状態で押ボタン12aを押す
と、ストッパ13はフック部13aがロック板31のフ
ック部31aに当たって停止するが、操作軸12は圧縮
スプリング16に抗して左に移動しレバー20を軸19
を支点に時計方向に回動させる。そのため、トリップレ
バー8を介してL曲部20aに押されたラッチ6は、時
計方向に回動してローラ5を逃がす。これにより、開閉
レバー3が時計方向に回動し、真空バルブ4が開路す
る。同時に、ロック板31のフック部31aで移動を阻
止されていたストッパ13は、圧縮スプリング16の復
元力によりフック部13aがフック部31aの上側に進
出し、フック部13aとフック部31aとが互いに噛み
合う。図3はその状態を示している。
【0016】図3の状態で投入電磁石29(図1)によ
る投入操作が行われても、開閉レバー3はロック板31
を介してストッパ13で押さえられているため回動でき
ず、したがって真空バルブ4の閉路は行われない。ま
た、図1の開路状態で押ボタン12aを押すと図3と同
じ状態となり、その状態では真空バルブ4の閉路は不能
である。すなわち、押ボタン12aを押している時に誤
って電気的に投入動作が起こされても、投入が阻止され
るように機械的にインターロックされている。
【0017】
【発明の効果】以上述べた通り、この発明によれば、開
閉部の開路状態で手動引外し装置を操作すると互いに噛
み合って開閉レバーをロックするフック部を手動引外し
装置と開閉レバーとの間に設けることにより、開閉軸が
操作ボックスの外側に設けられる場合にも、手動引外し
装置の押ボタン操作中の投入を防止するための機械的イ
ンターロックを問題なく構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す開閉機構における手動
引外し装置部分の開路状態の側面図である。
【図2】図1の手動引外し装置部分の閉路状態の側面図
である。
【図3】図1の手動引外し装置部分の押ボタンを押した
状態の側面図である。
【図4】図1の開閉機構を備えた真空遮断器の側面図で
ある。
【図5】従来例の開閉機構における手動引外し装置部分
の開路状態の側面図である。
【図6】図5の手動引外し装置部分の閉路状態の側面図
である。
【図7】図5の手動引外し装置部分の押ボタンを押した
状態の側面図である。
【符号の説明】
1 操作ボックス 2 開閉軸 3 開閉レバー 4 真空バルブ 6 ラッチ 9 手動引外し装置 12 操作軸 12a 押ボタン 13 ストッパ 13a フック部 31 ロック板 31a フック部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 31/06 H01H 31/08 H01H 31/04 H01H 33/46 H01H 33/42 H02B 11/02 H01H 33/66

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】手動操作によりラッチによる開閉レバーの
    係止を解き、この開閉レバーに連動する開閉部を開路さ
    せる手動引外し装置を備えた回路遮断器の操作機構にお
    いて、 開閉部の開路状態で手動引外し装置を操作すると互いに
    噛み合って開閉レバーをロックするフック部を前記手動
    引外し装置と前記開閉レバーとの間に設けたことを特徴
    とする回路遮断器の操作機構。
JP05218026A 1993-08-10 1993-08-10 回路遮断器の操作機構 Expired - Fee Related JP3129583B2 (ja)

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