JPH0453125Y2 - - Google Patents

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JPH0453125Y2
JPH0453125Y2 JP12795386U JP12795386U JPH0453125Y2 JP H0453125 Y2 JPH0453125 Y2 JP H0453125Y2 JP 12795386 U JP12795386 U JP 12795386U JP 12795386 U JP12795386 U JP 12795386U JP H0453125 Y2 JPH0453125 Y2 JP H0453125Y2
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Japan
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circuit breaker
control plug
interlock
mounting member
socket
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JP12795386U
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は閉鎖配電盤内に収納されて使用される
真空遮断器等の電力用遮断器のインターロツク機
構に関する。
(従来の技術) 閉鎖配電盤内に収容して使用される電力用遮断
器には様々なインターロツクが要求される。例え
ば主接点が開路状態でないと閉鎖配電盤内への出
入が不可である。あるいは関連する接地スイツチ
が閉路状態では遮断器の出入が不可であるといつ
たインターロツクである。これら様々なインター
ロツクの中で制御回路に関するものとして次の2
つがある。
まず制御プラグが接続されていない状態で
は、遮断器の閉鎖配電盤内の接続位置までの挿
入は不可である。
次に閉鎖配電盤の接続位置において、制御プ
ラグを遮断器から外すことは不可である。
そこでこれら2つのインターロツクについて第
6図及び第7図を参照して説明する。第6図は閉
鎖配電盤1の遮断器室11を示す図であり、遮断
器2は遮断器室11にて断路位置にある。すなわ
ち遮断器2側の主回路3及び4は閉鎖配電盤1側
の主回路5及び6には接続されておらず、シヤツ
ター7により遮断されている。また上記遮断器2
の制御プラグ用穴8には外部からの制御プラグの
接続はない。そしてインターロツクピン9が下方
に落下した位置にあり、その下端が閉鎖配電盤1
側の床10に当接している。これによつて遮断器
2の閉鎖配電盤1内へのそれ以上の挿入が規制さ
れている。これこが前記に示したインターロツ
クである。
次に前記のインターロツクについて第7図を
参照して説明する。第7図では遮断器2は接続状
態にある。すなわち遮断器2側の主回路3および
4が閉鎖配電盤側の主回路5および6に接続され
ている。このような接続状態にする場合には、ま
ず前記制御プラグ用穴8内に制御プラグ12を挿
入する。それによつてインターロツクピン9が上
昇し、インターロツクピン9の下端と床10との
ロツク状態が解除され、遮断器2の挿入が可能と
なる。また挿入途中はもとより完全に挿入した状
態の時には、上記インターロツクピン9の下降が
床10の上面によつて規制されるのでインターロ
ツクピン9が挿入途中および接続時に降下するこ
とはなく、接続した制御プラグ12が外れること
もない。これで前記のインターロツクがなされ
る。尚図中符号13は制御プラグ12に接続され
た制御ケーブルであるとともに、符号1aは閉鎖
配電盤1の盤面である。
次にこれら2つのインターロツクを可能とする
インターロツク機構について第8図乃至第11図
を参照して説明する。第8図および第9図は接続
前の状態を示しており、また第10図および第1
1図は接続後の状態を示している。まず制御プラ
グ21を挿入するために、インターロツク板22
のレバー23を下方に押下げ、制御プラグ21の
ピン24が遮断器側の穴25内に挿入可能な状態
とする。この動作により上記インターロツク板2
2と連結されたインターロツクピン26が下方に
下がる。レバー23への操作力を解除すると上記
インターロツク板22は図示しないばねの力によ
り上方に移動する。それによつて上記穴25が閉
塞され、インターロツクピン26も上方に移動す
る。そしてインターロツク板22が下方に下がつ
た状態で、制御プラグ21を挿入しソケツト27
と電気的に接続する。その際ピン24の作用によ
りリンク28が第9図中右方向に回転し、それに
伴つてレバー29が動作してインターロツクピン
30が図示しないスプリングの付勢力に抗して上
方に移動する。これによつて遮断器の挿入が可能
となる。
これに対して上記制御プラグ21を引抜いた場
合には、上記インターロツクピン30がスプリン
グの力により自動的に降下する。また制御プラグ
21が完全に挿入されると、上述したようにイン
ターロツクピン30が上昇して、インターロツク
板22を押上げる。これによつてインターロツク
板22がピン24の溝に係合した状態となり、そ
れに伴つてピン6は上方に移動する。これが第1
0図及び第11図に示す状態である。図に示すよ
うにインターロツクピン26及び30ともに上昇
しており、これによつて遮断器の挿入が可能とな
る。また挿入途中及び接続位置にあつては、イン
ターロツクピン26が床31によつて上昇位置に
保持されるので、制御プラグ21の引抜は不可能
となる。
上記構成によると以下のような問題がある。す
なわち第8図乃至第11図で示したインターロツ
ク機構は部品数が多くその構成も複雑であるとと
もに、微妙な調整が必要となる。
(考案が解決しようとする問題点) このように従来のインターロツク機構にあつて
は、部品数が多くてその構成が複雑であり、また
微妙な調整も要するという問題があり、本考案は
まさにこのような点に基づいてなされたものでそ
の目的とするところは、簡単な構成で所望のイン
ターロツク機能を実現することが可能な遮断器の
インターロツク機構を提供することにある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) すなわち本考案による遮断器のインターロツク
機構は、遮断器の枠体に取付けられ制御プラグ挿
入用のソケツトを有するとともにソケツトを水平
方向に指向させた制御プラグ挿入位置からソケツ
トを鉛直方向に指向させた遮断器挿入位置までの
範囲で回動可能な取付け部材と、この取付け部材
に連結され取付け部材が制御プラグ挿入位置にあ
るときはその下端を閉鎖配電盤側の床面より下方
に位置させて遮断器の閉鎖配電盤内への挿入を規
制し制御プラグをソケツトに挿入して取付け部材
を遮断器挿入位置まで回動させたときその下端を
上記床面より上方に位置させて遮断器の閉鎖配電
盤内への挿入を許容するとともに遮断器挿入途中
および遮断器接続位置にあつては上記床面にその
上昇位置を保持されるインターロツクピンと、上
記取付け部材に連結され取付け部材を上記制御プ
ラグによる回動方向とは逆方向に回動させるスプ
リングとを具備したことを特徴とするものであ
る。
(作用) つまり制御プラグをソケツトに挿入していない
状態では、インターロツクピンと閉鎖配電盤側の
床とにより遮断器の閉鎖配電盤内への挿入が規制
され、制御プラグをソケツトに挿入して取付け部
材と共に制御プラグ挿入位置から遮断器挿入位置
まで回動させることにより、上記インターロツク
ピンが上昇して床との間のロツク状態が解除され
て遮断器の閉鎖配電盤内への挿入が可能となる。
また遮断器の挿入途中及び接続位置にあつては床
によりインターロツクピンの上昇位置が保持され
制御プラグの取外しは不可能となる。
(実施例) 以下第1図乃至第5図を参照して本考案の一実
施例を説明する。第1図及び第2図は制御プラグ
を挿入する前の状態を示す正面図、側断面図であ
る。図中符号101は遮断器であり、この遮断器
101が閉鎖配電盤102内に挿入される。図中
符号102aは閉鎖配電盤102の枠体である。
遮断器101の枠体101aには取付け部材10
4が取付けられており、この取付け部材104に
は制御プラグ用のソケツト103が取付けられて
いる。上記取付け部材104はピン105を中心
にして第1図及び第2図の状態(制御プラグ挿入
位置)から第4図及び第5図に示す状態(遮断器
挿入位置)まで90°回転可能である。上記取付け
部材104にはリンク106を介してインターロ
ツクピン107が連結されている。このインター
ロツクピン107は上記取付け部材104の回動
に伴つて上下動するもので、閉鎖配電盤102側
の床108との間でロツク状態を選択的に形成す
る。上記取付け部材104にはばね109が取付
けられている。何等操作力が作用しない場合には
第1図に示すような状態にある。尚第1図に示す
状態では制御プラグ111(第3図乃至第5図に
示されている)がソケツト103に挿入されてお
らず、インターロツクピン107が降下した状態
にあるので、インターロツクピン107の下端が
床108に係合してロツク状態となつており、遮
断器101の閉鎖配電盤102内へのそれ以上の
挿入は不可能である。また図中符号113は前記
枠体101aに取付けられた板体であり、制御プ
ラグ111を完全にソケツト103に挿入しない
状態で回動させると、制御プラグ111がこの板
体113に衝突してそれ以上の回動が規制され
る。また上記制御プラグ111は第5図に示すよ
うに、ソケツト103に挿入して遮断器挿入位置
まで回動した状態で、閉鎖配電盤102の枠10
2aから突出しないように形成されている。
以上の構成を基にその作用を説明する。まず制
御プラグ111を接続していない状態では第1図
及び第2図に示したように、インターロツクピン
107と床108とによりロツク状態が形成され
ているので、遮断器101の閉鎖配電盤102内
へのそれ以上の挿入は不可能である。次に制御プ
ラグ111を接続した場合を説明する。第3図に
示すように遮断器101側のソケツト103に制
御プラグ111を挿入する。これで電気的には接
続された状態となる。しかしながらインターロツ
クピン107は依然として降下した状態にあつて
床108との間でロツク状態が形成されているの
で、遮断器101の挿入は依然として不可能であ
る。次に上記制御プラグ111に操作力を作用さ
せて第4図及び第5図に示すように反時計方向に
90°回転させる。これによつて制御プラグ111
はもとより、ソケツト103及び取付け板104
が制御プラグ挿入位置から遮断器挿入位置まで反
時計方向に90°回転する。これが第4図及び第5
図に示す状態である。尚制御プラグ111がソケ
ツト103内に完全に挿入されていない場合に
は、制御プラグ111が突出した状態にあるの
で、回動する際前記板体113に衝突して回動が
不可能となる。そして上記制御プラグ111及び
取付け板104の回転により、リンク106を介
してインターロツクピン107が上昇せられる。
それによつてインターロツクピン104と床10
8とのロツク状態が解除される。これによつて遮
断器101の接続位置までの挿入が可能となる。
その際ばね109はピン105を越えてデイトポ
イントを過ぎているので、取付け板104に時計
方向の力は何等作用しない。また挿入途中及び遮
断器101が完全に挿入されて接続された状態で
はインターロツクピン107は床108によりそ
の上昇位置を保持されており、取付け部材104
に時計方向の力が作用し得ない状態にあるので、
制御プラグ111を取外すことは不可能である。
以上本実施例によると以下のような効果を奏す
ることができる。
まず所望のインターロツク機能を提供する構
成が極めて簡単である。すなわちインターロツ
クを実現するのに必要な構成は回動可能な取付
け板104、リンク106、インターロツクピ
ン107およびスプリング109だけであり、
あとは制御プラグ111をソケツト103に挿
入して回動させるだけでインターロツク、イン
ターロツクの解除が可能である。
又制御プラグ111が完全に挿入されていな
い場合には、板体113に制御プラグ111が
衝突することによりその回動が阻止される。し
たがつて制御プラグ111が完全に挿入されて
いない状態で遮断器101が閉鎖配電盤102
内に挿入されるようなことはない。
また第4図及び第5図から明らかなように、
制御プラグ111はを90度回転させた状態で閉
鎖配電盤102の枠102aから突出しないよ
うにしているので、接続時に制御プラグ111
に外力が作用する可能性は極めて小さく安全で
あるとともに、又奥行き寸法の低減が効果的に
図れる。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案による遮断器のイン
ターロツク機構によると、極めて簡単な構成によ
り所望のインターロツク機能を提供することがで
き、構成の簡略化およびコストの低減を図る上で
極めて効果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示す図
で、第1図は遮断器及びその近傍の正面図、第2
図は遮断器及びその近傍の側面図、第3図は制御
プラグを接続した状態での遮断器及びその近傍の
側面図、第4図は制御プラグを回動させた状態で
の遮断器及びその近傍の正面図、第5図は制御プ
ラグを回転させた状態での側面図、第6図乃至第
11図は従来例の説明に使用した図で、第6図及
び第7図はインターロツク機能を説明するための
図、第8図はインターロツク機構の正面図、第9
図はインターロツク機構の側面図、第10図は制
御プラグを接続した状態でのインターロツク機構
の正面図、第11図は制御プラグを接続した状態
でのインターロツク機構の側面図である。 101……遮断器、101a……遮断器の枠
体、102……閉鎖配電盤、102a……閉鎖配
電盤の枠体、103……ソケツト、104……取
付け部材、105……ピン、106……リンク、
107……インターロツクピン、108……床、
109……スプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 遮断器の枠体に取付けられ制御プラグ挿入用
    のソケツトを有するとともにソケツトを水平方
    向に指向させた制御プラグ挿入位置からソケツ
    トを鉛直方向に指向させた遮断器挿入位置まで
    の範囲で回動可能な取付け部材と、この取付け
    部材に連結され取付け部材が制御プラグ挿入位
    置にあるときはその下端を閉鎖配電盤側の床面
    より下方に位置させて遮断器の閉鎖配電盤内へ
    の挿入を規制し制御プラグをソケツトに挿入し
    て取付け部材を遮断器挿入位置まで回動させた
    ときその下端を上記床面より上方に位置させて
    遮断器の閉鎖配電盤内への挿入を許容するとと
    もに遮断器挿入途中および遮断器接続位置にあ
    つては上記床面にその上昇位置を保持されるイ
    ンターロツクピンと、上記取付け部材に連結さ
    れ取付け部材を上記制御プラグによる回動方向
    とは逆方向に付勢するスプリングとを具備した
    ことを特徴とする遮断器のインターロツク機
    構。 (2) 上記遮断器の枠体は、制御プラグがソケツト
    に完全に挿入されていない状態で取付け部材を
    回動させようとする際に制御プラグに衝突して
    回動を規制する板体を備えているものであるこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の遮断器のインターロツク機構。 (3) 上記制御プラグはソケツトに挿入して遮断器
    挿入位置まで回動したとき閉鎖配電盤の盤面か
    ら突出しないように形成されていることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の遮
    断器のインターロツク機構。
JP12795386U 1986-08-22 1986-08-22 Expired JPH0453125Y2 (ja)

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JP12795386U JPH0453125Y2 (ja) 1986-08-22 1986-08-22

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JP12795386U JPH0453125Y2 (ja) 1986-08-22 1986-08-22

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JPS6336109U JPS6336109U (ja) 1988-03-08
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