JPS61206945A

JPS61206945A - 光ヘツド

Info

Publication number: JPS61206945A
Application number: JP4699285A
Authority: JP
Inventors: Tsutomu Matsui; 勉松井
Original assignee: NEC Home Electronics Ltd; Nippon Electric Co Ltd
Current assignee: NEC Home Electronics Ltd; NEC Corp
Priority date: 1985-03-09
Filing date: 1985-03-09
Publication date: 1986-09-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野この発明は、光ディスクへの記録・再生を行う光磁気記
録再生装置の光ヘッドに関し、特にその光学系の構成技
術に関する。

従来の技術近年、情報記録媒体である光ディスクにおいて、書き込
みのできる光ディスク（ＤＲＡＷディスク）および消去
可能な書き込みのできる光磁気ディスク（Ｅ−ＤＲＡＷ
ディスク）が開発されている。このＤＲＡＷディスクお
よびＥ−ＤＲＡＷディスクへの記録・再生を行う光磁気
記録再生装置の光ヘッドは、例えば第４図に示すように
構成されていた。

光ヘッドは、レーザ光を照射する半導体レーザ１と、レ
ーザ光の光軸方向Ｆに配置した光学系２と、レーザ光を
ディスクＤ面に集束する対物レンズ３と、対物レンズ３
をディスクＤ面に対する垂直方向（フォーカス方向）と
ディスクＤの半径方向（トラッキング方向）に制御し、
ディスク面に集束されるビームスポットがディスク面の
円周方向に形成した溝に沿って正確に追従するようにし
た対物レンズアクチュエータ４と、ディスク面に集束し
たビームスポットの反射光によりフォーカスエラー信号
、トラッキングエラー信号および再生信号の検出を行う
検出用光学系５とで構成されている。

光学系２は、光路方向に、開口数の大きいコリメータレ
ンズ２ａと、一対の光束変換プリズム２ｂ、２ｂと、偏
光プリズム２ｃと、ファラデーエレメント２ｄと、９０
度反射ミラー２ｅとで構成されているっファラデーニレ
メン）２ｄはファラデー素子に磁界を加え、レーザ光の
偏光角度を往路で４５度、復路で４５度回転させ、往復
することによってＰ偏光のレーザ光をＳ偏光に回転させ
る。これによって、ディスクＤからの反射光が偏光プリ
ズム２ｃを介して損失なく検出用光学系方向に偏光され
る。

そして、この反射光の偏光方向に配置される検出用光学
系５は、９０度反射ミラー５ａと、猛波長板５ｂと、円
筒レンズ５ｃと、偏光プリズム５ｄとで構成されている
。反射光はμ波長板５ｂを通して、その偏光角度が４５
°回転され、円筒レンズ５ｃを通して集束され、偏光プ
リズム５ｄを通して２方向に分割される。この反射光の
分割方向に夫々光検出センサ６．７が配置されている。

−万の光検出センサ６によってフォーカス方向のエラー
信号の検出を行い、他方の光検出センサ７によってトラ
ッキング方向のエラー信号および再生信号の検出が行わ
れる。そして、このフォーカス方向およびトラッキング
方向のエラー信号により、対物レンズアクチュエータ４
が制御される。

発明が解決しようとする問題点しかしながら、従来のファラデーエレメント等によりレ
ーザ光の偏光角度を回転させるようにしたＤＲＡＷおよ
びＥ−ＤＲＡＷを共用した光ヘッドでは、フォーカス方
向およびトラッキング方向のエラー信号と再生信号の検
出光学系の光路が比較的長く構成されている。

このため、従来の光ヘッドは、開口数の大きいコリメー
タレンズと光束変換プリズムを用い半導体レーザの照射
光を有効に利用するようにしたＤＲＡＷおよびＥ−ＤＲ
ＡＷを共用する光ヘッドが、開口数の小さいコリメータ
レンズを使用するだけの光量の比較的少なくてよいＣＤ
プレーヤ等の再生専用の光ヘッドに比べると複雑かつ大
型になるにもかかわらず、さらに大型になってしまうも
のであった。

この発明は、以上の点に鑑みなされたもので、ＤＲＡＷ
およびＥ−ＤＲＡＷ共用の光ヘッドの光路長を短くして
小型・軽量化を図ることを目的とする。

問題点を解決するだめの手段以上の目的を達成するために、この発明は半導体レーザ
から照射されるレーザ光を光学系を介し、対物レンズを
通して光ディスク面に集束して、記録・再生を行う光磁
気記録再生装置の光ヘッドの光学系を、開口数の大きい
コリメータレンズと、一対の光束変換プリズムと、偏光
プリズムと、反射面にカー回転薄膜を配したプリズムと
、臨界角プリズムとで構成し、臨界角プリズム部にフォ
ーカスエラー信号の検出手段を設け、偏光プリズム部で
トラッキングエラー信号および再生信号の検出手段を設
けて構成した。

作用以上の構成による本発明の光ヘッドによれば、半導体レ
ーザから照射されるレーザ光を開口数の大きいコリメー
タレンズと一対の光束変換プリズムを通して円形平行ビ
ームに変換する。この平行ビームは、偏光プリズムを通
した後、カー回転薄膜に反射させて偏光角度が回転され
、臨界角プリズムを通して対物レンズでディスク面に集
束される。

そして、ディスクからの反射光により、臨界角プリズム
部でフォーカスエラー信号の検出を行う。

反射ビームは、カー回転薄膜に反射されて偏光面が往復
で９０度回転される。それによって、反射ビームは、偏
光プリズムで偏光される。この反射ビームニより、検出
手段でトラッキングエラー信号および再生信号の検出を
行う。

実施例以下、この発明の実施例について第１図〜第３図を参照
して詳細に説明する。

第１図、第２図および第３図は本発明に係る光ヘッドを
示すもので、１０は光ヘツド本体、Ｄはディスクを示し
ている。

光ヘツド本体１０は、レーザ光を照射する半導体レーザ
１１と、レーザ光の光路Ｆを形成する光学系２０と、レ
ーザ光をディスクＤ面に集束する対物レンズ１２と、対
物レンズ１２をディスクＤ面に対する垂直方向（フォー
カス方向）とディスクＤの半径方向（トラッキング方向
）とに制御する対物レンズアクチュエータ１３とで概略
構成されている。

光学系２０はレーザ光の光路方向Ｆに、開口数の大きい
コリメータレンズ２１と、くさび状の一対の光束変換プ
リズム２２，２．２と、偏光プリズム２３と、両側面に
カー回転薄膜２４ａ、？４ｂを設け、端部に９０度反射
ミラー２５を設けたプリズム２６と、臨界角プリズム２
７とで構成されている。臨界角プリズム２７には、その
レーザ光の反射面である２ケ所に夫々光センナ２８．２
８を取り付けている。そして、偏光プリズム２３の照射
光路Ｆに対して直角方向の偏光方向に２分割光センサ２
９が配設されている。

次に、以上の構成の光学系によるレーザ光の光路につい
て説明する。

先ず、半導体レーザ１１から水平方向に照射されるレー
ザ光をコリメータレンズ２１を通して平行ビームにする
。半導体レーザ１１の発光領域は小さいのでレーザ光は
非等方に広がり、この平行ビームは長円形の形状をして
いる。この長円形状の平行ビームを一対の光束変換プリ
ズム２２．２２を通して屈折させ、円形平行ビームに変
換する。

これによって、半導体レーザ１１から照射されるレーザ
光が有効に利用できる。この円形平行ビームは、偏光面
が水平方向のＰ偏光をなし、偏光プリズム２３を直進す
る。

偏光プリズム２３を直進した円形平行ビームは、一方の
カー回転薄膜２４ａに反射されてその偏光面が２２．５
度回転される。さらに、他方のカー回転薄膜２４ｂに反
射されてその偏光面が２２．５度回転される。このよう
に、カー回転薄膜２４ａ。

２４ｂに２度反射させ、偏光面を４５度回転させる。こ
の偏光面の回転はカー回転薄膜２４ａ、２４ｂに磁界を
加えることによ２て行われる。

偏光面を４５度回転させた平行ビームは９０度反射ミラ
ー２５によって、垂直方向に反射さレル。

そして、臨界角プリズム２７を通過した後、対物レンズ
１２を通して、ディスクＤ面に集束する。

このディスクＤからの反射光は、対物レンズ１２を通し
て平行ビームに戻る。この反射平行ビームは、臨界角プ
リズム２７を通し、９０度反射ミラー２５を介して水平
方向に戻る。そして、反射平行ビームは、カー回転薄膜
２４ｂに反射し、その偏光面が２２．５度回転され、さ
らにもう一方のカー回転薄膜２４ａに反射し、その偏光
面が２２．５度回転され、２度の反射で４５度回転され
る０これによって、平行ビームの偏光面は往路で４５度
回転され、復路でさらに４５度回転され、往復で９０度
回転される。１反射子行ビームは偏光面が垂直方向のＳ
偏光に変換される。

このＳ偏光の反射平行ビームは、偏光プリズム２３を通
して直角方向に偏光される。偏光された反射平行ビーム
は２分割光センサ２９に受光されるＯ次に、フォーカス方向およびトラッキング方向のエラー
信号および再生信号の検出について説明する。

フォーカスエラー信号の検出は、臨界角プリズム２７に
よって行われる。これは、臨界角プリズム２７のレーザ
光の反射面の２ケ所に取り付けた一対の光センサ２８，
２８によって行うもので、夫夫の光センサ２８，２８に
よって検出される信号の差によってフォーカスエラー信
号が検出される。

このフォーカスエラー信号によって、対物レンズアクチ
ュエータ１３がフォーカス方向に制御され、対物レンズ
１２によるディスク面への平行ビームの集束が正確に行
われるように、対物レンズ１２を追従させる。

次に、トラッキングエラー信号および再生信号の検出は
、偏光プリズム２３の側方に設けた２分割光センサ２９
によって行われる。この２分割光センサ２９のセンサ受
光部２９ａ、２９ｂで検出される信号の差によってトラ
ッキングエラー信号が検出され、受光部２９　ａ、　２
９　ｂで検出される信号の和か再生信号として検出され
る。

このトラッキングエラー信号によって、対物レンズアク
チュエータ１３がトラッキング方向に制御され、集束ビ
ームをディスクＤに円周方向に形成した溝を正確に追従
させる。

発明の詳細な説明したとおり、本発明による光ヘッドによれば、半
導体レーザのレーザ光を有効に利用するようにしたＤＲ
ＡＷ　およびＥ−ＤＲＡＷ共用の光ヘッドの光学系を構
成したもので、従来の光ヘッドの光学系に比べると、そ
のエラー信号および再生信号の検出光路系が短かく、特
にフォーカスよると光センサの取り付けが容易となる。

さらに、本発明による光ヘッドの信号検出光路系は、半
導体レーザからの光路系と略同−に構成されている。し
たがって、従来の光ヘッドに比べるとはるかにスマート
にでき、光ヘッドの小型・Ｆ・・・・・・・・・光路。

軽量化を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る光ヘッドの光学系を示す斜視図、
第２図はその側面図、第３図はその゛平面図、第４図は
従来例を示す斜視図である０１０・・・・・・光ヘツド
本体、１１・・・・・・半導体レーザ、１２・・・・・・対物レンズ、１３・・・・・・対物レンズアクチュエータ、２０・・
・・・・光学系、２１・・・−・・　コリメータレンズ、２２．２２・・
・・・・光束変換プリズム、２３・・・−・・便光プリ
ズム、２４ａ、２４ｂ・・・・・・カー回転薄膜、２５・・・
・・・　９０度反射ミラー、２６・・・・・・　プリズ
ム、２７・・・・・・臨界角プリズム、２８．２８・・・・・・光センサ、２９・・・・・・　２分割光センサ、Ｄ・・・・・・　ディスク、特許出願人　　日本電気ホームエレクトロニクス株式会
社

Claims

【特許請求の範囲】

（１）、半導体レーザから照射されるレーザ光を光学系
を介し、対物レンズを通して光ディスク面に集束して、
記録・再生を行う光磁気記録再生装置の光ヘッドであつ
て、前記レーザ光の光路方向に、開口数の大きいコリメ
ータレンズと、一対の光束変換プリズムと、偏光プリズ
ムと、反射面にカー（ＫＥＲＲ）回転薄膜を配したプリ
ズムと、臨界角プリズムとからなる光学系を配置し、前
記臨界角プリズム部にフォーカスエラー信号の検出手段
を設け、前記偏光プリズム部にトラッキングエラー信号
および再生信号の検出手段を設けてなる光ヘッド。