JPS61204605A - 光フアイバ心線収納部の構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、元ファイバ心線接続部および余長心線を、作
業性がよく、かつ整然と収納する元ファイバ心線収納′
部の構造に関するものである。

（従来の技術） 従来の元ファイバ心線収納部は、第９図に示すように、
中央部に元ファイバ心線接続部２を固定Ｔるホルダ３を
縦方向に多数配備するととも番こ、このホルダ３の両側
Ｉこ上部に開口部を有する余長収納箱４を、ある傾斜を
もって一部分が互いに重なり合うようにずらして設置し
、この余長収納箱４に余長心線１をまるめて収納する構
造であった。

この構造においては、元ファイバ心線接続部２を固定す
るホルダ３と余長収納箱４が一体化されておらず、おの
おのが独立しているので、横方向に大きなスペースを必
要とする欠点があった。また余長心線１を作業性よく収
納するために、余長収納箱４に傾斜を持たせ、おのおの
が互いに重なり合うようにして積層しているので、縦方
向に大きなスペースを必要とする欠点があった。

（発明が解決しようとする問題点） 余長心線、元ファイバ接続部を収納または取り出す際、
作業スペースを充分確保することができる元ファイバ心
線収納部の構造を実現することにある。

（問題点を解決するための手段） 本発明は前述の欠点を除去するため、元ファイバ心線を
高密度に収納し、かつ作業時に追加または折り曲げが可
能な心棒を用いて元ファイバ心線処理部を移動させるよ
うにした。

以下図面により本発明の詳細な説明する。

第１図は、本発明の基本構成を示す斜視図であって、５
は面、６は心棒、７は光ファイバ心線処理部、８は貫通
孔である。

第２図（ａ）　、　（ｂｌ　、　（Ｃ）は第１図の心棒
６の構造を示す拡大図であって、６ａは伸縮心棒、６ａ
′は伸縮仏６ｂは追加心棒、６ｂ’はかん合部、６Ｃは
折り曲げ可能な心棒、６０′は折り曲げ部である。

第３図は本発明の一実施例の斜視図である。この光ファ
イバ心線収納部を用いて、余長心線１お。

よぴ光ファイバ心線接続部２を収納するには、貫通孔８
により心棒６に積層された元ファイバ心線処理部７の積
層厚さより、若干長い心棒６を、第２図（ａ）　、　（
ｂ）　、　（０）に示す伸縮心棒６ａ、追加心棒６ｂま
たは折り曲げ可能な心棒６Ｃのいずれかを用いて伸すこ
とにより、元ファイバ心線処理部７の移動スペースを確
保する。つぎに任意の光ファイバ心線の収納または取り
出しをする場合は、取り扱う心線を収納すべき元ファイ
バ心線処理部７を移動スペースを利用して手前に引き出
す。この状態で光ファイバ心線収納部７の上部開口部よ
り余長心線ｌおよび元ファイバ心線接続部２を収納また
は取り出す。その後、光ファイバ心線処理部７を心棒６
に沿って面５方向に圧縮した後、心棒６を伸縮心棒６ａ
を用いた場合には縮め、追加心棒６ｂを用いた場合には
、追加心棒６ｂを取りはずす。才だ折り曲げ可能な心棒
６Ｃ用いた場合には、折り曲げ可能な心棒６Ｃを折り曲
げることにより移動スペースを取り除く。

第４図は本発明の元ファイバ心線収納部を複数並べたと
きの断面図である。第４図に示すように、複数の元ファ
イバ心線収納部を密に並べた状態においても、作業時心
棒６に伸縮心棒６ａ、または追加心棒６ｂまたは折り曲
げ可能な心棒６０を使用することにより、元ファイバ心
線処理部７を手前に引き出し、作業スペースを確保でき
る利点がある０第５図（ａ）　、　（ｂ）は曲状心棒部
分の構造図であって、６ｂ２　＋　６（２１はいずれも
最初から曲線形状に形成されている◇６ｂ２は回線形追
加心棒％　　６Ｃｇは曲線形折り曲げ可能な心棒である
。

第６図は第５図（ａ）　、　（ｂ）の心棒のいずれかを
用いた場合の実施例の断面図であって、９は支障物であ
る。第６図に示すように、垂直な面５に直交する面等の
支障物９がある場合、第４図に示すように、直線状に元
ファイバ心線処理部７を手前に引き出したのでは、支障
物９により、作業スペースの制約を受ける。このため回
線形追加心棒６ｂ１９、曲線形折り曲げ可能な心棒６０
ｇを用いることにより、元ファイバ心線処理部７を前方
または前方下部に引き出丁ことが可能となり、作業スペ
ースを充分確保することが可能となる。このため余長心
線ｌ１元ファイバ接続部２を、元ファイバ心線処理部７
の上部開口部より、容易に収納または取り出しが可能と
なる。

第７図（ａ）は上部に開口部を有するボックス状元ファ
イバ収納部１０の斜視図であり、第７図（ｂｌは前記収
納部１０を用いた場合の応用例の側断面を示す。

第８図（ａ＞は複数枚のシートの下端を一括して固定し
たシート状元ファイバ収納部１１の斜視図であり、第８
図中）は前記収納部１１を用いた場合の応用例の側断面
を示す。

（発明の効果） 以上のように、本発明の光ファイバ心線収納部の構造は
、心棒の長さを変化させることにより、元ファイバ心線
処理部を移動できるようにした。

このため、余長心線、元ファイバ接続部を収納または取
り出す際、作業スペースを充分確保できるので、常時、
作業スペースを確保しておく必要がなくなった。また余
長心線、元ファイバ接続部を一括して収納しているので
、従来の元ファイバ心線収納部１こ比べて、元ファイバ
心線収納部を小形化できる利点がある。

心棒の形状を曲線形状にすることにより、収納部の上方
に支障物がある場合、支障物に接近して収納部を設けて
も、作業時、元ファイバ心線処理部を前方下部に移動で
きるので、作業スペースを充分確保できる。このため、
収納部設置面のスペースを効率よく使用できる。

応用例として上部に開口部を有するボックス次元ファイ
バ収納部または複数枚のシートのＴ１を一括して固定し
たシート次元ファイバ収納部を用いることも可能である
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の基本構成を示す斜視図、第２図（ａ）
　＋　（ｂ）　＋　（”’は第１図の心棒の構造を示す
拡大図、第３図は本発明の一実施例の斜視図、第４図は
本発明の元ファイバ心線収納部を複数並べたときの断面
図、第５図（ａ）、Φ）は曲状心棒部分の構造図、第６
図は本発明の他の実施例の断面図、第７図（ａｌは上部
に開口部を有するボックス次元ファイバ収納部の斜視図
、第７図（ｂ）は第７図（ａ）の元ファイバ収納部を用
いた応用例の側断面図、第８図（ａｌは複数枚のシート
の下端を一括して固定したシート次元ファイバ収納部の
斜視図、第８図中）は第８図（ａ）の元ファイバ収納部
を用いた応用例の側断面図、第９図は従来の元ファイバ
心線収納部の構造を示す斜視図である。 １・・・余長心線　　　　　２・・・元ファイバ心線接
続部３・・・ホルダ　　　　　　４・・・余長収納箱５
・・・面　　　　　　　　６・・・心棒６ａ・・・伸縮
心棒　　　　６ｂ・・・追加心棒６ｃ・・・折り曲げ可
能な心棒 ８ａ’・・・伸縮部　　　　　　６ｂ’・・・かん合部
ＱＣ’・・・折り曲げ部　　　　６ｂｉｔ・・・曲線形
追加心棒６Ｃ２・・・曲線形折り曲げ可能な心棒７・・
・元ファイバ心線処理部 ８・・・貫通孔　　　　　　９・・・支障物ｌＯ・・・
ボックス次元ファイバ収納部１１・・・シート次元ファ
イバ収納部 特許用麗人　日本電信電話公社 Ａ　　　　　　　　Ｕ ４≧ ｑ〕 θ ℃ 層　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｈ第７図 第８図 （ａ）（ｂ）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、垂直な面の左右対称な位置に、面に直交する方向に
   心棒を立て、上部に開口部を有し、かつ長方形の長手方
   向の両端に貫通孔を有する光ファイバ心線処理部を、前
   記貫通孔に前記心棒を貫通させて複数積層し、かつ光フ
   ァイバ心線処理部を、前記垂直な面に対し、前後に移動
   できるようにしたことを特徴とする光ファイバ心線収納
   部の構造。 ２、特許請求の範囲第１項記載の光ファイバ心線収納部
   の構造において、前記光ファイバ心線収納部の心棒とし
   て、伸縮自在な構造を有するもの、または積層された光
   ファイバ心線処理部の厚さと、ほぼ等しい位置で追加心
   棒の取り付け取りはずしが可能な構造を有するもの、ま
   たは積層された光ファイバ心線処理部の厚さと、ほぼ等
   しい位置で心棒の折り曲げが可能な構造を有するものの
   いずれかの心棒を用いたことを特徴とする光ファイバ心
   線収納部の構造。 ３、特許請求の範囲第１項記載の光ファイバ心線収納部
   の構造において、前記光ファイバ心線収納部の心棒とし
   て、取り付け、取りはずしが可能な曲線形追加心棒また
   は曲線形折り曲げ可能な心棒を用いたことを特徴とする
   光ファイバ心線収納部の構造。