JP3164429B2 - 光ファイバ余長収納ケース - Google Patents

光ファイバ余長収納ケース

Info

Publication number
JP3164429B2
JP3164429B2 JP19184192A JP19184192A JP3164429B2 JP 3164429 B2 JP3164429 B2 JP 3164429B2 JP 19184192 A JP19184192 A JP 19184192A JP 19184192 A JP19184192 A JP 19184192A JP 3164429 B2 JP3164429 B2 JP 3164429B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peripheral wall
optical fiber
storage case
length storage
extra length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP19184192A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0634820A (ja
Inventor
雅人 椎野
敏昭 武田
秀一 杉田
寿英 浅野
章 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP19184192A priority Critical patent/JP3164429B2/ja
Publication of JPH0634820A publication Critical patent/JPH0634820A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3164429B2 publication Critical patent/JP3164429B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輪取りされた光ファイ
バの余長部を収納する光ファイバ余長収納ケースに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の光ファイバ余長収納ケー
スは、図6に示すように、直方体形の余長収納ケース本
体1を主体とした構造になっている。該余長収納ケース
本体1は、長方形の周壁2を有する。該周壁2は、背面
に設けられた第1の周壁面2aと、該第1の周壁面2a
の両端に直交する向きで左右に設けられた第2,第3の
周壁面2b,2cと、これら第2,第3の周壁面2b,
2cに対して直交する向きで前面に設けられた第4の周
壁面2dとを有する構造になっている。この周壁2の底
面は、底板3で閉塞されている。この周壁2の上面に
は、図示しないが上板が開閉自在に設けられている。
【0003】この余長収納ケース本体1には、図示のよ
うに隣り合わせに設置されたとき隣り合わない第2又は
第3の周壁面2b,2cに、第1の周壁面2aに隣接さ
せて窓4が設けられている。これら窓4から光ファイバ
5の余長部5aが余長収納ケース本体1内の余長収納室
6に導入され、該余長部5aは余長収納室6内でRなる
曲げ半径で図示のように輪取りされている。
【0004】また、余長収納ケース本体1の前面の第4
の周壁面2dには、図示のように隣り合わせに設置され
たとき隣り合わせになる第3又は第2の周壁面2c,2
bに隣接した部分にコネクタ接続アダプタ取付け部7が
それぞれ設けられている。これらコネクタ接続アダプタ
取付け部7には、筒状のコネクタ接続アダプタ8が貫通
してそれぞれ取付けられている。これらコネクタ接続ア
ダプタ8内で、余長部5aを有する左右の光ファイバ5
が他の光ファイバ9によってプラグイン形式でコネクタ
接続されている。光ファイバ9はRなる曲げ半径で曲げ
られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような光ファイバ
余長収納ケースは、光ファイバ5,9の曲げによる損失
増を防ぐため曲げ半径Rを例えば30mm以上とる必要があ
る。このような曲げ半径R確保するため、従来の光ファ
イバ余長収納ケースでは、前面の周壁面からの光ファイ
バ9の突出長が大きくなる関係で、図示のように前後方
向の占有寸法Wが大きくなる問題点があった。
【0006】これを避けるには、図6で左の光ファイバ
余長収納ケースでは第3の周壁面2cをコネクタ接続ア
ダプタ取付け部7とし、右の光ファイバ余長収納ケース
では第2の周壁面2bをコネクタ接続アダプタ取付け部
7として、これら第3,第2の周壁面2c,2bの間で
光ファイバ9によりコネクタ接続することが考えられる
が、このようにするとコネクタ接続アダプタ8の先端開
口部がよく見えず、接続作業性が悪くなる問題点があ
る。
【0007】本発明の目的は、接続作業性がよく、しか
も余長収納ケース本体の外で光ファイバの曲げにより占
有する寸法を小さくすることができる光ファイバ余長収
納ケースを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の構成を説明すると、本発明は背面に第1の周壁面
が設けられ、前面に第4の周壁面が設けられ、第1の周
壁面の両端に直交する第2,第3の周壁面が設けられて
いる周壁を有する光ファイバ余長収納ケース本体の該周
壁の一部にコネクタ接続アダプタ取付け部が設けられて
いる光ファイバ余長収納ケースにおいて、前記周壁には
前記第2又は第3の周壁面の少なくとも一方にこれに対
して直交せずに斜めに交差する斜め交差面部が設けら
れ、該斜め交差面部の先は前面の第4の周壁面に接続さ
れ、該斜め交差面部が前記コネクタ接続アダプタ取付け
部となっていることを特徴とする。
【0009】
【作用】このように光ファイバ余長収納ケース本体の周
壁における第2又は第3の周壁面の少なくとも一方にこ
れに対して直交せずに斜めに交差する斜め交差面部を設
け、該斜め交差面部の先を前面の第4の周壁面に接続
し、該斜め交差面部をコネクタ接続アダプタ取付け部と
すると、このコネクタ接続アダプタ取付け部が前面の周
壁面から後退し、このため該コネクタ接続アダプタ取付
け部のコネクタ接続アダプタを利用して接続された外部
の光ファイバの円弧状部が前面の周壁面から先に突出す
る寸法が小さくなるか、若しくは零になる。従って、光
ファイバ余長収納ケースとこれに外部で接続されて円弧
状をなしている光ファイバが占有する前後方向の占有寸
法Wが小さくなる。
【0010】また、前面側から見える斜め交差面部での
接続作業ゆえ、接続作業性もよい。
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して詳細に
説明する。なお、前述した図6と対応する部分には、同
一符号を付けて示している。
【0011】図1は、本発明に係る光ファイバ余長収納
ケースの第1実施例を示したものである。本実施例の光
ファイバ余長収納ケースにおける周壁2は、第3の周壁
面2cの先に該第3の周壁面2cに対して直交せずに斜
めに交差する斜め交差面部2eを有する。該斜め交差面
部2eの先は、第4の周壁面2dに接続されている。該
斜め交差面部2eがコネクタ接続アダプタ取付け部7と
なっていて、筒状のコネクタ接続アダプタ8が貫通して
取付けられている。
【0012】図2は、このような光ファイバ余長収納ケ
ースの使用例を示したものである。図示の左側の光ファ
イバ余長収納ケースは図1に示すものと同様のものであ
るが、右側の光ファイバ余長収納ケースは第2の周壁面
2bの先に該第2の周壁面2bに対して直交せずに斜め
に交差する斜め交差面部2eを有する点で、左側のもの
と相違している。
【0013】このような左右の光ファイバ余長収納ケー
スにおいては、図示のように、隣接させて配置し、それ
ぞれ内蔵する光ファイバ5の余長部5aの先端を、外部
の光ファイバ9に筒状のコネクタ接続アダプタ8内でプ
ラグイン形式でコネクタ接続する。
【0014】この場合には、コネクタ接続アダプタ取付
け部7が前面の周壁面2dから後退している関係で、外
部の光ファイバ9の円弧状部が前面の周壁面2dから先
に突出する寸法が図示のように零になるか、若しくは小
さくなる。従って、光ファイバ余長収納ケースとこれに
外部で接続されて円弧状をなしている光ファイバ9が占
有する前後方向の占有寸法Wが小さくなる。
【0015】また、図3に示すように、光ファイバ5,
9を接続するコネクタ接続部10に隣接する光ファイバ
5の曲げ半径Rを大きくとれるので、余長部5aのルー
プ取りをスムーズに行えるようになる。従って、光ファ
イバ5の曲げによる損失増加を防止することができる。
【0016】更に、図1中A部の円弧状余長部5aが、
B部の輪取り余長部5aに吸収され、A部の円弧状余長
部5aの曲げ半径Rを緩やかにすることができる。
【0017】図4は、本発明に係る光ファイバ余長収納
ケースの第2実施例を示したものである。本実施例の光
ファイバ余長収納ケースにおける周壁2は、第3の周壁
面2cに対して直交せずに斜めに交差する斜め交差面部
2eを有し、斜め交差面部2eは第2の周壁面2bに平
行する周壁面2fを介して第4の周壁面2dに接続され
ている。該斜め交差面部2eが前述したと同様にコネク
タ接続アダプタ取付け部7となっている。
【0018】このような構造にすると、図中A部の円弧
状余長部5aが、B部の輪取り余長部5aに図1の場合
より多く吸収され、A部の円弧状余長部5aの曲げ半径
Rをより緩やかにすることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る光ファ
イバ余長収納ケースでは、光ファイバ余長収納ケース本
体の周壁における第2又は第3の周壁面の少なくとも一
方にこれに対して直交せずに斜めに交差する斜め交差面
部を設け、該斜め交差面部の先を前面の第4の周壁面に
接続し、該斜め交差面部をコネクタ接続アダプタ取付け
部としたので、このコネクタ接続アダプタ取付け部が前
面の周壁面から後退し、このため該コネクタ接続アダプ
タ取付け部のコネクタ接続アダプタを利用して接続され
た外部の光ファイバの円弧状部が前面の周壁面から先に
突出する寸法を小さく若しくは零にすることができる。
このため本発明によれば、光ファイバ余長収納ケースと
これに外部で接続されて円弧状をなしている光ファイバ
が占有する前後方向の占有寸法を小さくすることができ
る。また、前面側から見える斜め交差面部で外部との接
続作業が行えるため、接続作業性もよい利点がある。更
に、斜め交差面部を設けて該斜め交差面部にコネクタ接
続アダプタを設けると、余長収納室内で光ファイバ余長
部の輪取り部からコネクタ接続アダプタに至る円弧状余
長部が、該輪取り余長部に吸収され、円弧状余長部の曲
げ半径を緩やかにすることができ、輪取り余長部の曲げ
による損失増加を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ファイバ余長収納ケースの第1
実施例の斜視図である。
【図2】第1実施例の光ファイバ余長収納ケースの使用
状態を示す平面図である。
【図3】第1実施例の光ファイバ余長収納ケース内にお
ける光ファイバと外部の光ファイバの接続状態を示す平
面図である。
【図4】本発明に係る光ファイバ余長収納ケースの第2
実施例の斜視図である。
【図5】第2実施例の光ファイバ余長収納ケースの平面
図である。
【図6】従来の光ファイバ余長収納ケースの使用状態を
示す平面図である。
【符号の説明】
1 余長収納ケース本体 2 周壁 2a 第1の周壁面 2b 第2の周壁面 2c 第3の周壁面 2d 第4の周壁面 3 底板 4 窓 5 光ファイバ 5a 余長部 6 余長収納室 7 コネクタ接続アダプタ取付け部 8 コネクタ接続アダプタ 9 光ファイバ 10 コネクタ接続部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉田 秀一 東京都品川区西五反田5丁目23番8号 株式会社正電社内 (72)発明者 浅野 寿英 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 菅原 章 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−316806(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/00 G02B 6/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背面に第1の周壁面が設けられ、前面に
    第4の周壁面が設けられ、前記第1の周壁面の両端に直
    交する第2,第3の周壁面が設けられている周壁を有す
    る光ファイバ余長収納ケース本体の該周壁の一部にコネ
    クタ接続アダプタ取付け部が設けられている光ファイバ
    余長収納ケースにおいて、 前記周壁には前記第2又は第3の周壁面の少なくとも一
    方にこれに対して直交せずに斜めに交差する斜め交差面
    部が設けられ、該斜め交差面部の先は前面の前記第4の
    周壁面に接続され、該斜め交差面部が前記コネクタ接続
    アダプタ取付け部となっていることを特徴とする光ファ
    イバ余長収納ケース。
JP19184192A 1992-07-20 1992-07-20 光ファイバ余長収納ケース Expired - Lifetime JP3164429B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19184192A JP3164429B2 (ja) 1992-07-20 1992-07-20 光ファイバ余長収納ケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19184192A JP3164429B2 (ja) 1992-07-20 1992-07-20 光ファイバ余長収納ケース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0634820A JPH0634820A (ja) 1994-02-10
JP3164429B2 true JP3164429B2 (ja) 2001-05-08

Family

ID=16281410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19184192A Expired - Lifetime JP3164429B2 (ja) 1992-07-20 1992-07-20 光ファイバ余長収納ケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3164429B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4597872B2 (ja) * 2006-01-16 2010-12-15 矢崎総業株式会社 光接続箱
JP5504332B2 (ja) 2010-02-23 2014-05-28 テルモ株式会社 赤血球濃厚液用添加剤および医療用容器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0634820A (ja) 1994-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6644863B1 (en) Angled optical fiber connector
US6981893B2 (en) Angled patch panel with cable support bar for network cable racks
CA2186314A1 (en) Adapter to secure fiber optic connectors within a telecommunications box
EP1037081A1 (en) Interbay fiber optic storage unit
JP3164429B2 (ja) 光ファイバ余長収納ケース
JPH0634823A (ja) 光ファイバ余長収納ケース
JPH0634821A (ja) 光ファイバ余長収納ケース
JPH1152181A (ja) 複数光コネクタの一括接続構造
JP3434472B2 (ja) 光ファイバ心線接続部収納トレイ及び収納方法
CN217135553U (zh) 一种摄像头模组用夹持机构
US11454765B2 (en) Fiber optic adapter and fiber optic connector
JPS6344803Y2 (ja)
JP3155618B2 (ja) 光ファイバ余長収納ケース
JP2893047B2 (ja) 光ファイバ余長処理モジュール
JP2574578Y2 (ja) Sc形多芯光コネクタ
JPS623765Y2 (ja)
JP3756281B2 (ja) 光ファイバの接続固定構造
JPH0453605Y2 (ja)
JPH0651135A (ja) 光コネクタ接続用アダプタ取付け板
JP3333801B2 (ja) 光ファイバ心線余長整理具
JPH0744064Y2 (ja) プリント回路基板固定構造
JP2930004B2 (ja) 多心光コネクタ
JPH0712963Y2 (ja) 床用光フラツトケ−ブルコネクタ収納函
JPH019185Y2 (ja)
JP2000284142A (ja) 光導波路部品

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080302

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090302

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090302

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100302

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110302

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120302

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130302

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130302

Year of fee payment: 12