JPS61204202A - オレフイン重合用触媒成分 - Google Patents

オレフイン重合用触媒成分

Info

Publication number
JPS61204202A
JPS61204202A JP4566285A JP4566285A JPS61204202A JP S61204202 A JPS61204202 A JP S61204202A JP 4566285 A JP4566285 A JP 4566285A JP 4566285 A JP4566285 A JP 4566285A JP S61204202 A JPS61204202 A JP S61204202A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
polymer
polymerization
catalyst
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4566285A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH072780B2 (ja
Inventor
Mitsuyuki Matsuura
松浦 満幸
Takashi Fujita
孝 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Petrochemical Co Ltd filed Critical Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Priority to JP60045662A priority Critical patent/JPH072780B2/ja
Priority to EP86103014A priority patent/EP0197310A3/en
Publication of JPS61204202A publication Critical patent/JPS61204202A/ja
Publication of JPH072780B2 publication Critical patent/JPH072780B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高活性でしかもポリマー性状のよい重合体を
提供する触媒成分にrIAするものである。
従来、マグネシウム化合物、たとえば、マグネシウムハ
ライド、マグネシウムオキシハライド、ジアルキルマグ
ネシウム、アルキルマグネシウムハライド、マグネシウ
ムアルコキシド、またはジアルキルマグネシウムと有機
アルミニウムの錯体等を、チタン化合物等遷移金属化合
物の担体として使用すると高活性触媒になることが知ら
れていて、多くの発明が提案されている。
これら先行技術では、触媒活性はある程度高いが、生成
する重合体のポリマー性状は充分ぐなく、改良が望まれ
る状態にある。ポリマー性状は、スラリー噛合および気
相重合等においてはきわめて重要である。ポリマー性状
が悪いと、重合槽内におけるポリマー41着、重合槽か
らのポリマー抜き出し不良等の原因となる。また、重合
槽内のポリマー濃度は、ポリマー性状と密接な関係にあ
って、ポリマー性状がよくないと重合槽内のポリマー濃
度は高くできない。ポリマー濃度が高くできないという
ことは、工業生産上きわめて不利なことである。また、
従来の多くの触媒成分の製造では遷移金属成分の使用品
が多くて、いわゆる[遷移金属成分の原ψ位」が悪い。
これは、触媒を製造するためにはきわめで不都合なこと
である。触媒成分として含有されなかった多くの遷移金
属成分は触媒成分から除去する必要があり、その、ため
に多くの溶剤等が必要となって触媒の製造費用の上昇に
つながるからである。また、不必要となった遷移金属成
分は分解処理する必要があり、分解処理の際にはハロゲ
ンガス、ハロゲン化水素等の発生があることが多いので
、環境衛生上もきわめて悪い。したがって、遷移金属成
分の原単位をよくすることが望まれている。
九j」L止 特公昭51−37195M公報によれば、マグネシウム
ハライド等にチタニウムテトラアルコキシドを反応させ
て、さらに有機アルミニウムハライドを反応させる方法
が提案されている。特開昭54 163934公報によ
れば、マグネシウムハライド等にヂタンテトラアルコキ
シド等を反応さけて、さらにハロゲン含有化合物と還元
性化合物とを反応させる方法が提案されている。これら
の方法により製造された触媒を用いてエヂレンなどのオ
レフィンを重合させる場合には、触媒活性はある程度の
値を示すが、生成するポリマーの性状はよくないようで
ある。
ところで、オレフィン立体規則性重合用触媒としてチー
グラー型触媒は周知の6のであり、またその活性や立体
規則性をさらに改良するために種々の方法が提案されて
いることも周知である。
これらの種々の改良方法の中でも、特に活性に対して著
しく改良効果を有する方法は、固体成分にマグネシウム
化合物を導入することからなるものである(特公昭39
−12105号、特公昭47−41676号、および特
公昭47−46269号各公報)。しかし、これらの方
法により製造した触媒を用いてプロピレンなどのオレフ
ィンの重合を行なう場合には、活性は非常に高い値を示
づけれども生成重合体の立体規則性が著しく低下して、
オレフィン立体規則性重合触媒として実用価値が大きく
失なわれることも知られている。
そこで、マグネシウム化合物を含むチーグラー型触媒を
使用するオレノイン重合において、生成重合体の立体規
則性を向上させる種々の方法が提案されている(特開昭
47−9842N、同50−126590号、同51−
57789号公報など)。
これらの方法は、共通して、チタン化合物およびマグネ
シウムハ1」ゲン化合物を含む固体触媒成分中に、ざら
にエステルやアミンなどの電子供与体を含有させること
を特色とするものである。
一方では、固体触媒成分中に電子供与体の他に第二添加
物としてケイ素化合物、アル、=1−ルなどを添加する
方法(特開昭50−108385号、同52−1005
96M、同52−104593号各公報など)も提案さ
れている。
このような方法により、活性および生成重合体の立体規
則性はかなり改良されるが、未だ生成ポリマーの脱触工
程及び非品性ポリマーの抽出工程を省きうる程には到っ
ていない。また、生成するポリマーの性状も充分ではな
い。
Room皿 i一旦 本発明は上記の点に解決を与えることを目的とし、特定
の態様(・つくった担持遷移金属触媒成分によってこの
目的を達成しようとするものである。
従って、本発明によるオレフィン重合用触媒成分は、下
記の成分(A )、成分(A2)および成分(A3)の
触媒生成物であること、を特徴とするものである。
成分(A1) ジハロゲン化マグネシウム、チタンテ1−ラアルコヤシ
ドおよび(または)その重合体、J3よび一般式 で示される構造を有するポリマーケイ素化合物の接触生
成物。
成分(A2) 酸ハロゲン化合物 成分(A3) ケイ素のハロゲン化合物 効  果 本発明による固体触媒成分を1−グラ−触媒の遷移金属
成分として使用してオレフィンの重合を行なうと、高活
性でしかもポリマー性状のすぐれた重合体が得られる。
たとえば、ポリマー性状のひとつの尺度であるポリマー
嵩比重について考えると、0.40 (g/cc)以上
の値は可能であって、0 、45 (g/ CC)以上
にすることも可能である。
また、本発明の触媒成分の製jΔでは、ハロゲンを含有
する遷移金属成分を使用しないので、遷移金属成分あた
りの原単位がよく、触媒製造の費用の低下がはかられる
本発明による触媒成分は、下記の成分(A1)、成分(
A2 ) 、成分(A3)の接触生成物である。
成分(A1) (1)紺 成 成分(A1)は、ジハロゲン化マグネシウム、チタンテ
トラアルコキシドおよび(または)その重合体、および
特定のポリマーケイ素化合物より構成される固体組成物
である。
この固体組成物(A1)は、ジハロゲン化マグネシウム
とチタンテトラアルコキシドおよび(または)その重合
体との錯体でもなく、別の固体である。現状ではその内
容は充分に解析されていないが、組成分析の結果によれ
ば、この固体組成物はチタン、マグネシウム、ハロゲン
およびケイ素を含有するものである。
成分(A1)は上記三必須成分からなるが、これら三成
分のみからなるものではない。従って、成分(A1)は
、少dのアルコールおよび(または)有aysエステル
を含有することもできる。
(2)製 造 成分(A1)は、ジハロゲン化マグネシウム、チタンテ
トラアルコキシドおよび(または)その唄含体、および
ボリマーウ゛イ素化合物の相互接触により製造される。
(イ)ジハロゲン化マグネシウム たとえば、1vloF2.MgCl  、MaBr2、
等がある。
(0)チタンテトラアルコキシドおよびその重合体 チタンテトラアルコキシドとしては、たとえば、T!(
QC2H5)4  、  Ti(0−iso   c 
 3  H7)4   、丁 1(0−nc  4  
Flg   )  4   、  Ti(0−nC3H
7)  4   、T i(0−iso C4Hg )
 4、Tr  (OCHCH(CH−13)2 )4、
Ti  (QC(CH3)3 )4、 Ti  (0−n C3l−111) 4、Ti  <
o−n C,H,3) 4゜Ti  (0−n C7H
15) 4、’ri   (OCR2C1−1(C2ト
15  )  C4H9) 4  、等がある。これら
の中で好ましいのは、Ti(QC2H5)4およびT 
I(0−nC4Hg ) 4である。
チタンテトラアルコキシドの重合体としては、下式 ここでR〜R5は同一または異なる炭化水素残塁、好ま
しくは炭素数1〜10の脂肪族または芳香族炭化水素、
特に炭素数2〜6の脂肪族炭化水素である。nは2以上
の数、特に20までの数、を示it′。nの値は、この
ポリチタン酸エステルがそれ自身あるいは溶液として液
状で池成分との接触■稈に供しうるように選ぶことが望
ましい。
取扱い上適当なnは、2〜14、好ましくは2〜10、
程度である。このようなボリヂタン酸エステルの具体例
をあげれば、ノルマルブヂルボリチタネート(n=2〜
10)、ヘキシルポリブタネート(n−2〜10)、ノ
ルマルオクチルポリチタネート(n−2〜10)、等が
ある。これらの中で、ノルマルブチルポリチタネートが
好適である。
(ハ)ポリマーケイ素化合物 これは、F式で示される。
ここで、R1は、炭素数1〜10程度、特に1〜6程度
、の炭化水素残基である。
このような構造単位を有するポリマーケイ素化合物の具
体例としては、メチルとドロボリシOキリーン、エチル
ヒドロポリシロキサン、フェニルじド臼ボリシ1コキサ
ン、シクロへギシルヒドロボリシロキリン等があげられ
る。
それらの千合爪は、特に限定されるものCはないが、取
り扱いを考えれば、粘度が10t7ンチストークスから
100 t?ンチストークス程度となるものが好ましい
。また、ヒドロポリシロキサンの末端構造は大きな影響
をおよぼさないが、不活性基たとえばトリアルキルシリ
ル基で封鎖されることが好ましい。
(ニ)各成分の接触 (吊 比) 各成分の使用量は本発明の効果が認められるかぎり、任
意のものでありうるが、一般的には次の範囲内が好まし
い。
チタンテトラアルコキシドおよび(または)その重合体
の使用けは、ジハロゲン化マグネシウムに対してモル比
で0.1〜10の範囲内がよく、好ましくは1〜4の範
囲内であり、さらに好ましくは2〜3の範囲内である。
ポリマーケイ素化合物の使用口は、ジハロゲン化マグネ
シウムに対してモル比で1×10−2〜100の範囲内
がよく、好ましくは0.1〜10の範囲内であり、さら
に好ましくは1〜4の範囲内である。
アルコールおよび(または)有機酸エステルの使用量は
、ジハロゲン化マグネシウムに対してモル比で1X10
−3〜5X10−’の範囲内がよく、好ましくは5X1
0〜3X10”の範囲内である。
(接触方法) 本発明の固体成分(A1)は、前述の三成分を接触させ
て得られるものである。三成分の接触は、一般に知られ
ている任意の方法で行なうことができる。一般に、−1
00℃〜200℃の温度範囲内で接触させればよい。接
触時間は、通常10分から20時間程度である。
三成分の接触は、撹拌下に行なうことが好ましい。三成
分の接触の順序は、本発明の効果が認められるかぎり任
意のものでありうるが、ジハロゲン化マグネシウムとチ
タンテトラアル、コキシドおよび(または)その重合体
を接触さli文、次いでポリマーケイ素化合物を接触ざ
【するのが一般的である。三成分の接触は、分wi媒の
在合下に、行なうこともできる。その場合の分散媒とし
ては、炭化水素、ハロゲン化炭化水素、ジアルキルシロ
キサン等があげられる。炭化水素の具体例としてはへキ
リ゛ン、ヘプタン、トルエン、シクロヘキサン、等があ
り、ハロゲン化炭化水素の具体例としては、塩化n−ブ
チル、1,2ジク1コロエチレン、四塩化炭素、クロル
ベンゼン、等があり、ジアルキルポリシロキサンの具体
例としては、ジメチルポリシロキサン、メチル−フェニ
ルポリシロキサン等があげられる。
なお、上記の好ましい接触態様によれば、一般に前者の
接触でジハロゲン化マグネシウムが溶解し、後者の接触
でジハロゲン化マグネシウムを含む固体が析出りる。析
出固体は、上記のような溶剤化合物で洗滌してから、成
分(A2)等との接触に使用することが望ましい。
一般的に酸ハロゲン化合物として知られている化合物で
あれば、いかなる化合物も使用可能である。
具体例トシテハ、Cl−13GOCI、CI−I  C
0Br 、C5H7COCl、C2H5COCl、C6
H3COC11CH3(Cト12  ) 3  Cl」
  (C21」 5  )  COC1、CH3(CI
−12)16COC1、C6H3GOCI、C61−1
5CO[3r 。
オルソ−C6H4(COCl )2、 メタ−06H4(COCl2、 パラ−C6H4(COCl)2、 シクロ−C6H1o(COCl)2等があげられる。
成分(A3) 一般式R’5iX(ここでR′は水素、4−n    
   n 炭化水素残基またはアルコキシ基を表わし、Xはハロゲ
ンを表し、nは1≦n≦4の数である)で表わされる化
合物が使用できる。
具体例としては、Si Cl  、H81CI3、CH
Si Cl  、Si 3r 4、(02H5>23i
 C12、 Si  (OCI−13>C13、 S i  (OCH) CI s、 Si(QCH)  CI  、等があげられる。
これらの中で好ましいのは、S i Cl 4である。
本−明 媒成分の合成 本発明触媒成分は、成分(A1)〜(A3)の接触生成
物である。
(1)量比 各成分の使用量は、本発明の効果が認められるかぎり、
任意のものであるが、一般的には、次の範囲内が好まし
い。
成分(A2)の使用量は成分(A1)を構成するジハロ
ゲン化マグネシウムに対してモル比で1X10’〜10
の範囲内がよく、好ましくは1×10−2〜1の範囲内
である。
成分(A3)の使用機は、成分(A1)を構成するジハ
ロゲン化マグネシウムに対してモル比で1X10−2〜
100の範囲内がよく、好ましくは0.1〜10の範囲
内である。
(2)接触方法 本発明の触媒成分は、前述の成分(A1)に、成分(A
  )および成分(A3)を接触させて得られるもので
ある。接触は、一般に、−100℃〜200℃の温度範
囲内で行なえばよい。
接触時間は、通常10分から20時聞程度である。
固体成分(A1)と成分(A2)〜(A3)との接触は
撹拌下に行なうことが好ましく、またボールミル、振動
ミル、等による機械的な粉砕によって接触させることも
できる。接触の順序は、本発明の効果が認められるかぎ
り、任意のものでありうる。
固体成分(A1)と成分(A2)〜成分(A3)との接
触は、分散媒の存在下に行なうこともできる。そのとき
の分散媒としては、成分(A1)を製造するとき使用す
べきものとして例示したものの中から選ぶことができる
本発明の触媒成分は、共触媒である有機金属化合物と組
合せて、オレフィンの重合に使用することができる。共
触媒として知られている周期律表第1〜■族の金属の有
機金属化合物は、いずれも使用することができる。特に
、有機アルミニウム化合物が好ましい。
有機アルミニウム化合物の具体例としては、5一般式 ってもよい炭素数1〜20程度の炭化水素残基または水
素、Xはハロゲン、nおよびmはそれぞれ0≧「1く2
.0≦m≦1の数である。)で表わされるものがある。
具体的には、(イ)トリメチルアルミニウム、トリエチ
ルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、トリヘ
キシルアルミニウム、トリオクチルアルミニウム、トリ
デシルアルミニウム、等のトリアルキルアルミニウム、
(ロ)ジエチルアルミニウムモノクロライド、ジイソブ
チルアルミニウムモノクロライド、エチルアルミニウム
セスキクロライド、エチルアルミニウムジクロライド、
等のアルキルアルミニウムハライド、(ハ)ジエチルア
ルミニウムハイドライド、ジイソブチルアルミニウムハ
イドライド等のシアルギルアルミニ「クムハイドライド
、(ニ)ジエチルアルミニウムエトキシド、ジエチルア
ルミニウムエトキシド、ジエチルアルミニウムフェノキ
シド等のアルキルアルミニウムアルコキシド、等があげ
られる。
これら(イ)〜(ハ)の有機アルミニウム化合物を他の
有機金属化合物、例えば ってもよい炭素数1〜20程度の炭化水素残基である。
)で表わされるアルキルアルミニウムアルコキシドと共
に使用することもできる。例えば、1〜リエチルアルミ
ニウムとジエチルアルミニウムエトキシドとの併用、ジ
エチルアルミニウムモノクロライトとジエチルアルミニ
ウムエトキシドとの併用、エチルアルミニウムジクロラ
イドとエチルアルミニウムジェトキシドとの併用、トリ
エチルアルミニウムとジエチルアルミニウムエトキシド
とジエチルアルミニ1クムクロライドとの併用、があげ
られる。
これらの有機金属化合物の使用量は、特に制限はないが
、本発明の固体触媒成分に対しで、重φ比で0.5〜1
000の範囲内が好ましい。
炭素数3以上のオレフィン重合体の立体規則性改良のた
め、重合時にエーテル、エステル、アミン、シランなど
の電子供与性化合物を添加共存さ往ること(外部添加)
が効果的である。このような目的で使用される電子供与
性化合物の具体例は、たとえば特開昭55−12740
8号、特開昭56−139511号、特開昭57−63
310号公報その他に示されでいる。これらの電子供与
性化合物の使用量は、有機アルミニウム化合物1モルに
対して0.001〜2七ル、好ましくは0.01〜1モ
ル、である。
オレフィン 本発明の触媒系で重合するオレフィンは、一般式R−C
H=CH2(ここでRは水素原子、または炭素数1〜1
0の炭化水素残基であり、分校基を有してもよい)で表
わされるものである。具体的には、エチレン、プロピレ
ン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1,4−メ
チルペンテン−1などのオレフィン類がある。好ましく
は、エチレンおよびプロピレンである。これらの重合の
場合に、エチレンに対して50重組型−セント、好まし
くは20重量パーセント、までの上記オレフィンとの共
重合を行なうことができ、プロピレンに対して300重
長バーセントでの上記オレフィン、特にエチレン、との
共重合を行なうことができる。その他の共重合性モノマ
ー(たとえば酢酸ビニル、ジオレフィン)との共重合を
行なうこともできる。
重−一合 この発明の触媒系は、通常のスラリー重合に適用される
のはもらろんであるが、実質的に溶媒を用いない液相無
溶媒重合、溶液重合、または気相重合法にも適用される
。また、連続重合、回分式重合、および予備重合を行な
う方式にも適用される。スラリー重合の場合の重合溶媒
としては、ヘキサン、ヘプタン、ペンタン、シキロヘキ
サン、ベンゼン、トルエン等の飽和脂肪族または芳香族
炭化水素の単独あるいは混合物が用いられる。重合温度
は室温から200℃程度、好ましくは50℃〜150℃
、であり、そのときの分子岳調節剤として補助的に水素
を用いることができる。
(1)成分(A1)の合成 充分に窒素置換したフラスコに脱水および脱酸素したn
−へブタン100ミリリツトルを導入し、次いでIVH
Ic+□を0.1モルおよびT i(0−n Bu)4
を0.20モル導入して、100℃にて2時間反応さ往
た。反応終了後、40℃に温度を下げ、次いでメチルハ
イドロジエンポリシロキサンを15ミリリツトル導入し
て、3時間反応させた。反応終了後、生成した固体成分
をn−へブタンで洗浄し、その一部分をとり出して組成
分析をしたところ、Ti =15.2重61パーセント
、M(1=4.2重量パーセントであった。
(2)触媒成分の製造 充分に窒素置換したフラスコに脱水および脱酸素したn
−へブタンを100ミリリツトル導入し、上記で合成し
た成分(A1)をMo原子換算で0.03′E−ル導入
した。S + CI 40.05モルを30℃で15分
間で導入して、90℃で2時間反応させた。反応終了後
、精製したn−へブタンで洗浄した。次いで、n−へブ
タン25ミリリツトルにオルソ−06H4(COCl)
20.004モルを混合して、50℃で導入し、次いで
S + CI 40.05モルを導入して90℃で2時
間反応さけた。反応終了後、n−へブタンで洗びして、
触媒成分とした。Ti含有吊は、2、05tlUfnパ
ーセントであった。
(3)プロピレンの重合 撹拌および温度制御装置を有する内容積1.5リッ1−
ルのスデンレス鋼製オートクレーブに、真空−ブ0ピレ
ン置換を数回くり返したのち、充分に脱水および脱酸素
したn−へブタンを500ミリリツ1〜ル、トリエチル
アルミニウム125ミリグラム、ジ“ノエニルジメトギ
シシラン53,6ミリグラム、および上記で合成した触
媒成分を15ミリグラム導入した。次いで、H2を60
ミリリツトル導入し、昇温昇圧して、重合圧カー5に9
/cIRG S重合温度=75℃、重合時間−2時間の
条件で重合を行なった。重合終了後、得られたポリマー
スラリーを濾過により分離し、ポリマーを乾燥した。
51.4グラムのポリマーが得られた。一方、i濾過液
から、1.1グラムのポリマーが得られた。
沸尼ヘプタン抽出試験より、全製品1.1.(以下T−
1,1,と略?l−)は、95.8mmバーtンヒント
った。MFR=9.6 (g/10分)、ポリマー高比
重=0.435 (g/cc)であった。
支丘且二1 1)成分(A、)の合成 充分に窒M置換したフラスコに脱水および脱酸素したn
−へブタン100ミリリツトルを導入し、次いでM  
CI2をo、iモル、Ti(0−n Bu)4を0.1
95モル、次いでn−04H90Hを0.007モル導
入して、90℃にて2時間反応させた。反応終了後、4
0℃に湿度を下げ、次いぐメチルハイドロジエンポリシ
ロキサン(20センチストークスのもの)を15ミリリ
ットル尋人して、3FJ1間反応させた。生成した固体
成分をn−へブタンで洗浄し、その一部分を取り出して
組成分析をしたところ、Ti =14.2重量パーセン
ト、Ma =4.3重量パーセン1〜であった。
(2)触媒成分の製造 充分に窒素置換したフラスコに脱水および脱酸素したn
−へブタンを100ミリリツトル導入し、上記で合成し
た成分(A1)をMg原子換算で0.03モル導入した
。S + Cl t、 0 、075モルを30℃で1
5分間で導入して、90℃にて2時間反応させた。反応
終了後、精製したn−へブタンで洗浄した。次いで、n
−へブタン25ミリリツトルにオルソ−C6H4(CO
Cl)20.004モルを混合し、70℃で30分間ぐ
導入して、90℃で2時間反応させた。反応終了後、n
−へブタンで洗浄して、触媒成分とした。その一部分を
とり出して組成分析をしたところ、Ti=2.21重a
パーセントであった。
(3)プロピレンの重合 実施例−1の重合条件において、ジフェニルジメトキシ
シラン53.6ミリグラムのかわりにフェニルトリエ1
〜キシシラン52ミリグラムを使用した以外は全く同様
に重合を行なった。
84.6グラムのポリマーが得られた。
T−1,1,=96.4重ifiバーtンI−テアt:
l、ポリマー嵩比重=0.45 (9/CC)であり、
MFR=7.1(fJ/10分)であった。
夫JLfLニュ (1)触媒成分の合成 実施例−1と同様に製造した成分(A1)をM9原子換
筒で0.03モル採って、充分に窒素置換したフラスコ
に導入した。S + CI 、so、075モルと30
℃で15分間で導入して、80℃で2時間反応させた。
反応終了後、精製したn−ヘプタンで洗浄した。次いで
、n−へブタン15ミリリツトルにAシソ−06H4(
GOCI >20.003モルを混合し、70℃で1時
間反応させた。次いで、5iCI40.075E−ルを
30℃で導入して、90℃で3時間反応させた。反応終
了後、「1−へブタンで洗浄して、触媒成分とした。T
i含右楢は、2.26重間パーセントであった。
(2)プロピレンの重合 実施例−1の重合条件において、ジフェニルジメトキシ
シランの使用けを26.8ミリグラムにした以外は全く
同様に重合を行なった。106゜2グラムのポリマーが
得られた。T−1,1,=95.1重量パーセントであ
り、ポリマー嵩比畷−0,43(グ/cc)であり、V
FR=6.6(g/l 0分)であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記の成分(A_l)、成分(A_2)および成分(A
    _3)の接触生成物であることを特徴とする、オレフィ
    ン重合用触媒成分。 ¥成分(A_1)¥ ジハロゲン化マグネシウム、チタンテトラアルコキシド
    および(または)その重合体、および一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(R_1は、炭化水
    素残基) で示される構造を有するポリマーケイ素化合物の接触生
    成物。 ¥成分(A_2)¥ 酸ハロゲン化合物 ¥成分(A_3)¥ ケイ素のハロゲン化合物
JP60045662A 1985-03-07 1985-03-07 オレフイン重合用触媒成分 Expired - Lifetime JPH072780B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60045662A JPH072780B2 (ja) 1985-03-07 1985-03-07 オレフイン重合用触媒成分
EP86103014A EP0197310A3 (en) 1985-03-07 1986-03-06 Catalyst components for polymerizing olefins

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60045662A JPH072780B2 (ja) 1985-03-07 1985-03-07 オレフイン重合用触媒成分

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61204202A true JPS61204202A (ja) 1986-09-10
JPH072780B2 JPH072780B2 (ja) 1995-01-18

Family

ID=12725585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60045662A Expired - Lifetime JPH072780B2 (ja) 1985-03-07 1985-03-07 オレフイン重合用触媒成分

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH072780B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58183709A (ja) * 1982-04-22 1983-10-27 Mitsubishi Petrochem Co Ltd オレフイン重合用触媒成分

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58183709A (ja) * 1982-04-22 1983-10-27 Mitsubishi Petrochem Co Ltd オレフイン重合用触媒成分

Also Published As

Publication number Publication date
JPH072780B2 (ja) 1995-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0343285B2 (ja)
JPS5941651B2 (ja) ポリブテン−1の製造方法
JPS59149905A (ja) オレフイン重合用触媒成分
JPH0118927B2 (ja)
JPH0446286B2 (ja)
JPS61204202A (ja) オレフイン重合用触媒成分
JPS61183304A (ja) オレフイン重合用触媒成分の調製法
JPS61197607A (ja) オレフイン重合用触媒成分
JPS585309A (ja) オレフイン重合用触媒成分
JPS61268704A (ja) オレフイン重合用触媒
JPS59149906A (ja) オレフイン重合用触媒成分
KR790001205B1 (ko) 에틸렌의 중합방법
JPS61213208A (ja) オレフイン重合用触媒成分
JPS61213207A (ja) オレフイン重合用触媒成分
JPS61211312A (ja) オレフイン重合用触媒成分
JPS61213210A (ja) オレフイン重合用触媒成分
JPS61213211A (ja) オレフイン重合用触媒成分
JPH0359008A (ja) オレフィン重合用触媒
JPS585311A (ja) オレフイン重合用触媒成分
JPH0358370B2 (ja)
JPS61266413A (ja) オレフイン重合用触媒
JPH0134247B2 (ja)
JPH0358371B2 (ja)
JPH0358369B2 (ja)
JPS61181805A (ja) オレフイン重合用触媒成分の製造法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term