JPS6120363B2 - - Google Patents

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JPS6120363B2
JPS6120363B2 JP55039679A JP3967980A JPS6120363B2 JP S6120363 B2 JPS6120363 B2 JP S6120363B2 JP 55039679 A JP55039679 A JP 55039679A JP 3967980 A JP3967980 A JP 3967980A JP S6120363 B2 JPS6120363 B2 JP S6120363B2
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JP
Japan
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roll
rolls
rolling
strip
work
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JP55039679A
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JPS55130304A (en
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Jei Puraiyaa Maikuru
Uintaa Josefu
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Olin Corp
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Olin Corp
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Publication date
Application filed by Olin Corp filed Critical Olin Corp
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Publication of JPS6120363B2 publication Critical patent/JPS6120363B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B1/00Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
    • B21B1/22Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length
    • B21B1/222Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length in a rolling-drawing process; in a multi-pass mill
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B1/00Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
    • B21B1/22Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B2267/00Roll parameters
    • B21B2267/02Roll dimensions
    • B21B2267/06Roll diameter
    • B21B2267/065Top and bottom roll have different diameters; Asymmetrical rolling

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metal Rolling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は金属ストリツプの板厚を減少させるた
めの方法及び装置に関するものである。本発明は
塑性変形が可能な広範囲の金属及び合金に適用可
能である。本装置は相協同する圧延機を有しこの
圧延機は、従来技術の手法とくらべて、1パス当
りの金属ストリツプの板厚減少率を増大出来るば
かりでなく、複数の焼鈍工程間、即ちある焼鈍作
業から次の焼鈍作業までの間における全板厚減少
率をも増大させることが出来る。
通常の圧延機には多くの異なる形式があり、そ
れらには2段式、4段式及びクラスタ式圧延機が
含まれている。これらの従来の圧延機において
は、焼鈍が必要になる前に金属ストリツプに行な
い得る全板厚減少率は圧延過程中に生ずロール分
離力(圧下力)によつて決定される。この分離力
はパス毎に金属ストリツプが加工硬化するにつれ
て増大し、遂に当該圧延機に対する最大限界値に
到達する。前記分離力が大きくなつて高いレベル
のロール扁平が生ずると、圧延機の弾性とストリ
ツプの流動強度が釣合つてしまい、ストリツプの
板厚を更に顕著な程度に減少させることは不可能
となる。一般的に言つて、ストリツプがそのよう
にレベルの分離力に到達する以前において、圧延
の続行は不経済となり、ストリツプはこれを軟化
し、圧延機中の次のパスにおける分離力を減少さ
せるために焼鈍される。
複数の焼鈍工程間に行われるパス当りの板厚減
少率及び全板厚減少率は、コスト高で時間のかか
る焼鈍工程の必要性を減ずるために出来るだけ大
きくすることが望まれる。複数の焼鈍工程間にお
ける板厚減少率を増大させるための多くの試みが
従来技術において提案されている。これらの手法
の多くにおいて、板厚減少率を増大させるために
圧延過程には引張り分力が加えられている。
1つのそのような試みには、C−B−S
(Contact Bend Stretch)圧延としても知られて
いる、接触曲げ伸び圧延が含まれている。この手
法は米国特許第3238756号明細書及びThe Joural
of Metals誌、1967年8月号、14〜22頁に記載さ
れるCoffin,Jr.による記事に例示されている。
OBS圧延においては、ストリツプ乃至フオイル
の板厚減少を行なうために、長手方向の張力及び
圧延圧力と組合せて塑性曲げ効果が用いられてい
る。加えるに、この圧延機は通常の固化ロールギ
ヤツプの代りに接触ロール間の速度比を利用して
板厚減少率を決定、制御している。即ちストリツ
プが圧延機に入ると、該ストリツプは入口接触ロ
ールと呼ばれる大きなロールのまわりを通らされ
る。次にストリツプは曲げロールと呼ばれる小さ
な浮動ロールのまわりに巻付けられる。この曲げ
ロールは第1の前記大きなロールと、出口接触ロ
ールと呼ばれる第2の大きなロールとの間のギヤ
ツプ間に収納されている。ストリツプはこれと2
つの接触ロール間の滑りを防止するために張力を
付加されている。前記接触ロールは互いに関して
一定の表面速度比で駆動されている。板厚減少は
曲げロールと前記2つの接触ロール間の2つの噛
込み点において発生する。この板厚減少効果は、
ストリツプが小さな曲げロールのまわりで引つぱ
られる即ち引き伸ばされるためと、ストリツプが
2つの接触ロール間ギヤツプ内に移送され、ここ
で圧搾され、曲げられ、双方の板厚減少点におい
て前記速度比に適合するよう十分圧延されること
により得られる。この装置はCoffin,Jr.による
前述の記事及び特許においてより詳細に説明され
ている。前述のCBSプロセスは当業界で周知の如
く幾つかの困難を有している。特に、曲げロール
を潤滑するのがむずかしく、その径が極めて小さ
いために該ロールは高速で回転し、焼付きや熱変
形を起し易い。このため、得られるストリツプに
は不規則な凹凸があらわれてしまう。
更に別の従来技術として、通常「PV」圧延と
称されている金属シートの圧延プロセスが知られ
ている。このプロセスは米国特許第3709017号及
び第3823593号に十分説明されている。このプロ
セスにおいては、シートは圧延機の被駆動ロール
間で圧延され、この場合各隣接ロールは次の近接
ロールと反対方向に回転させられるとともに、該
近接ロールに関して異なる周速で回転させられて
いる。このプロセスは、圧延されるストリツプの
板厚減少率を制御するロールの周速間の比率によ
つて目的を達成する。ストリツプの移送端部にお
ける移動速度はより速い回転速度で回転する駆動
ロールの周速と等しくされている。ストリツプの
少なくとも先進部分に張力が付加されており、バ
ツクテンシヨンの付加についても述べられてい
る。ストリツプはロールを180゜又はそれ以上の
接触弧で取り囲むよう巻付けることができる。
PV圧延は通常比較的大きな同一直径のロール
を用いて行なわれる。これはロールを駆動するの
に大きなトルクが必要とされるからである。しか
しながら、大径ロールを採用することにより、大
きな食込みを得ることは困難になり、従つてパス
当りのストリツプ板厚減少率を大きくとることは
困難となる。更に、焼鈍工程間においてPV圧延
で達成し得る最大全板厚減少率はロール扁平化に
より規制されてしまう。小さなワークロールの場
合とくらべて大きなワークロールの場合ロール扁
平はより深刻な問題である。米国特許第3811308
号、第3871221号及び第3911713号はPV圧延機及
びプロセスに対して行なわれた種々の修整及び改
良を例示している。
ストリツプが引き伸ばされるような非慣用的圧
延に対する多くの他の手法が提案されている。そ
のようなプロセス及び装置については米国特許第
2332796号、第2526296号、第3253445号及び第
3527078号を参照されたい。
1つの特に興味深い手法が米国特許第3339475
号に記載されている。この特許には、圧延機が固
定軸線のまわりを回転するよう隔設された第1及
び第2のバツクアツプロールを含んでいるような
金属ストリツプ圧延装置及び圧延プロセスが記載
されている。前記バツクアツプロールは積極駆動
されており、第2のロールは第1のロールよりも
大きな周速を備えている。前記バツクアツプロー
ル間には第1及び第2の自由回転可能ワークロー
ルが配設されており、該ワークロールの各々はバ
ツクアツプロールの径とくらべて小さな径を備え
ている。前記ワークロールはバツクアツプロール
に対して一体に移動可能であり、一方が他方と協
働するとともに、一方がバツクアツプロールの
各々と協働している。1個のバツクアツプロール
に関してワークロールの1方に圧力を加えるため
にスタビライジングロールが用いられている。
前述の米国特許第3339475号において、ストリ
ツプは最初に第1のバツクアツプロールのまわり
を取り囲み、次にS字を描いてワークロール(複
数)のまわりを取り囲み、次に第2のバツクアツ
プロールを取り囲むことにより形成される通路を
通つて張力下において長手方向に移動させられ
る。前記ワークロールは、ストリツプに付加され
る引張り負荷がそれぞれのロールによつて画成さ
れる3つのニツプ部の各々における圧延荷重発生
のための唯一の手段を提供するように配列されて
いる。同特許のプロセス及び装置においては圧延
荷重はストリツプ内の長手方向張力によつてのみ
発生している。
CBS圧延及び前記米国特許第3339475号に記載
の如き手法は既述の欠点に加えて更に幾つかの欠
点を有している。ストリツプ張力が各ロールニツ
プ点におけるロール間の圧下力を誘起させる作動
要素であるから、該張力は比較的大きなものでな
ければならない。従つて、軟質のストリツプを圧
延するのは、それが高い必要張力にさらされた時
に破断とか、波打ちの如き他の形状トラブルにさ
らされる故に困難である。米国特許第3339475号
の場合の如く高い張力を用いた場合には、ストリ
ツプ内の内部欠陥が誘起されるので、端縁部での
割れを起し易いストリツプや切欠き脆性を有する
ようなストリツプは圧延するのが困難である。更
に、この装置はスタビライジングロールの如きス
タビライザを必要とするので複雑となる。
プロセス中において高い張力を必要とすること
から生ずるこれらの不具合は前述の他の非慣用性
圧延手法においても多かれ少なかれ見られるもの
である。従来技術の欠点を招来すること無しに焼
鈍工程間における板厚減少率を大きくすることが
出来るような金属ストリツプの処理用圧延機を提
供することが望ましい。ロールのニツプ部におい
て大きな食込みを得られるようにするためには小
さな径のロールを用いることが望ましい。しかし
ながら、ロールの径及び配列は圧延機の潤滑及び
冷却が困難になる程小さくするべきではない。更
に、本発明に従つて、前述の圧延機の大部分のも
のよりも簡単な圧延機を提供することが望まし
い。
本発明によれば、非対称塑性流動により金属ス
トリツプを圧延するためのプロセス及び装置が提
供される。改良された4段圧延機の領域内におい
て、パス当りの非常に高い圧下率、即ち、圧延に
よる減少率及び複数の焼鈍工程間の非常に高い全
圧下率が得られる。本発明による手法によれば、
最大の延性を引き出すべくロール圧縮及び引張り
伸びを最適化することにより金属ストリツプの変
形能が最大限に利用されている。
本発明による望ましい結果は標準の4段圧延機
を修整することにより得ることが出来るが、もち
ろん以下で述べるように種々の他の形態が可能で
ある。圧延機の修整には、圧延機がバツクアツプ
ロールによつて駆動されるのを保証するために、
かつ又バツクアツプロールを異なる速度で駆動さ
せ得る手段を提供するために主として駆動機構を
変更することが含まれる。その場合、進入ストリ
ツプがより遅く回転する被駆動バツクアツプロー
ルのまわりに巻付けられ、次に自由回転ワークロ
ールのまわりにS字状のブライドルを形成するよ
うにストリツプが圧延機に通される。最終的にス
トリツプはより速く回転する被駆動バツクアツプ
ロールを取り囲むことにより圧延機から出る。
この工程が終了すると、圧延機は作動状態とな
り、ねじの加圧機構により適当な圧力が付加さ
れ、3つの板厚減少部分が得られる。最初の板厚
減少は第1の被駆動緩速ロールとその隣接の第1
の自由回転ワークロールとの間で得られる。第2
の板厚減少は2つのワークロール間で得られ、第
1の板厚減少と類似の第3の板厚減少は第2のワ
ークロールと第2のバツクアツプロール間で得ら
れる。このように圧延過程を協動させることによ
り、3つの圧延パスがストリツプの一処理工程内
において達成される。
各食込み部における板厚減少を支配する機構に
よれば、圧延に必要な分離力は減少する傾向を誘
起する。本プロセスのための前方及び後方張力は
金属ストリツプを被駆動バツクアツプロールのま
わりに、被加工ストリツプ上にせん断応力が得ら
れるように巻付けることで提供されている。スト
リツプは又通常の手段により、それが圧延機に入
る時及び出る時にも引張り力を付加される。
かくて、本発明の1つの目的は金属ストリツプ
を圧延するための改良されたプロセス及び装置を
提供することである。
本発明の別の目的は前述のプロセス及び装置に
おいて非対称塑性流動を与えることが出来るよう
なプロセス及び装置を提供することである。
本発明の更に別の目的は前述のプロセス及び装
置において、1パス当りの圧下率及び複数の焼鈍
工程間の全圧下率を増大出来るようなプロセス及
び装置を提供することである。
以下付図を参照して本発明のより具体的な説明
を行なう。
本発明によれば協働する圧延プロセス及び装置
が提供される。本協働圧延システムによれば、2
つの軸線力を適適化することにより、非対称塑性
流動プロセスの圧下率が最大化されている。本方
法は塑性変形が可能な任意の所望の金属又は合金
に適用可能である。本方法は特に金属ストリツプ
を圧延するのに適している。1パス当りの非常に
高い圧下率及び焼鈍工程間の非常に高い全圧下率
は本発明に従つて修整された4段式圧延機を使用
することにより達成することが出来る。本発明の
手法においては、最大の延性を引き出すようロー
ル圧縮量及び引張り伸び量を最適化することによ
つて、金属ストリツプの変形能が最大限に利用さ
れている。
圧延機を修整する事には主として駆動機構を変
更して圧延機がバツクアツプロールで駆動される
ようにする事と、互いに異なる周速でバツクアツ
プロールを駆動するための手段を提供する事とが
含まれる。
次に第1図乃至第3図を参照すると、本発明の
好ましい実施例による協働圧延機10が例示され
ている。前記圧延機10は比較的大きな径の第1
のバツクアツプロール11及び第2のバツクアツ
プロール12を有している。下側のバツクアツプ
ロール11は固定された水平方向ロール軸線14
のまわりで回転するよう圧延機10のフレーム1
3内に軸支されている。上側バツクアツプロール
12はロール軸線16のまわりで回転するようフ
レーム13内に軸支されており、バツクアツプロ
ール軸線14及び16により画成される垂直平面
15に沿つて下側バツクアツプロール11に対し
て近付いたり遠去かつたりする相対運動を行なう
ようにされている。上側12及び下側11バツク
アツプロールの間に2つの自由回転ワークロール
17及び18が設けられており、該ロールはバツ
クアツプロール11及び12の径よりも実質的に
小さな径を備えている。ワークロール17及び1
8はフレーム13内において遊動するよう回転軸
支されている。これらのワークロールは平面15
に沿つて垂直方向に浮動するようにされている。
圧延機10のそれぞれのロール11,12,17
及び18に対する支持機構19,20,21及び
22等は前掲の種々の引用特許に十分例示されて
いるように通常の手法に従つた任意の構造をとる
ことが出来る。
バツクアツプロール11及び12とそれらの協
働ワークロール17及び18間において、かつ又
前記ワークロール同士間に所望の圧縮力を与える
ために通常の構造のモータ駆動ねじの加圧装置2
3が利用されている。これ迄説明した構造は殆ん
どの点に関して通常の4段式圧延機の構造と類似
している。
本発明によれば、通常の圧延機は下側バツクア
ツプロール11及び上側バツクアツプロール12
間の速度関係を、下側バツクアツプロール11の
周速V1が上側バツクアツプロール12の周速V4
よりも小さくなるよう変更することによつて修整
されている。これは、圧延機を通過するストリツ
プAの所望の板厚減少率に比例して上側バツクア
ツプロール12を下側バツクアツプロール11よ
りも高速で駆動出来るよう第3図の如き歯車セツ
ト24を設けることにより比較的簡単に実現する
ことが出来る。バツクアツプロール11及び12
はモータ25によつて駆動され、該モータは減速
歯車セツト24及び駆動スピンドル26及び27
を介してロール11及び12に接続されている。
ワークロール17及び18に対する駆動力はこれ
らを取り囲むストリツプAを経て作用するバツク
アツプロール11及び12によつて与えられてい
る。
通常の4段式圧延機においては、ストリツプA
がワークロール間のニツプ部を通過する際該スト
リツプに単一の圧延食込みを与える。これは米国
特許第3709017号明細書の第6図を見ればわかる
ように同特許の方法においても同一である。
本発明によれば、ストリツプAは第1図に示す
ように圧延機に通され、進入ストリツプは緩速回
転バツクアツプロール11のまわりに巻付けら
れ、次にワークロール17及び18のまわりをS
字状に進行し、最後に急速回転バツクアツプロー
ル12を取り囲むことにより出て行く。このよう
にして第1図に示すようにストリツプAが圧延機
10を通過する際該ストリツプには3つの板厚減
少部が得られる。第1の板厚減少部は緩速回転バ
ツクアツプロール11とこれと協働する下側ワー
クロール17との間に存在する。第2の板厚減少
部は下側及び上側ワークロール17及び18間に
存在する。第3番目の板厚減少部は上側ワークロ
ール18とこれと協働する急速回転バツクアツプ
ロール12との間に存在する。前方及び後方張力
T1及びT4はブライドルロールセツト28及び2
9の如き適当な所望の装置を介して通常の態様で
ストリツプAに付加される。ストリツプAは通常
のコイラ30及び31を用いて巻出し、巻取りが
行なわれる。
ストリツプAはワークロール17及び18の各
各に関してロールの周縁の約180゜に亘つて取り
囲んでいる。図示の実施例においてストリツプA
はバツクアツプロール11及び12の各々を約
270゜の角度に亘つて取り囲んでいる。ストリツ
プAはワークロールを約180゜に亘つて取り囲ん
でいるに過ぎないので、第1図に示すように冷却
剤及び潤滑剤を添加してやるのは比較的容易であ
る。冷却剤及び潤滑剤を添加するための装置は当
業界において周知の任意の所望の構造のものとす
ることが出来る。バツクアツプロール11及び1
2の径が大きいことにより、図示の如く取り囲み
の程度が高い場合でさえも冷却剤及び潤滑剤を添
加するのは比較的容易である。
作動において、ストリツプAは第1図に示す態
様で圧延機に通され、ブライドロールセツト28
及び29を介してストリツプAの先導及び従動部
分には適当な後方及び前方張力T1及びT4が加え
られる。加圧装置23は任意の通常の構造のもの
とし、適当なモータ駆動装置33を介して作動さ
れるねじ32により駆動するか又は油圧駆動(図
示せず)とすることが出来る。前記圧下装置はそ
れぞれのロール11,12,17及び18間に所
望かつ必須の作動圧力即ち圧縮力を加えるよう作
動させられる。ストリツプAに加えられる張力
T1及びT4はロール11,12,17及び18と
ストリツプAとの間に滑りが発生しないような十
分な値にするべきである。モータ25が付勢され
るとストリツプAは、駆動力がバツクアツプロー
ル11及び12は伝達されこの駆動力がストリツ
プAを介して遊動ワークロール17及び18を駆
動することにより圧延機を通つて前進する。上側
バツクアツプロール12及びワークロール17及
び18は平面15に沿つて垂直方向の浮動運動を
行なうように配設されている。好ましい実施例に
おいては、バツクアツプロール11及び12とワ
ークロール17及び18の各々のロール軸線1
4,16,34又は35の全ては図示の如く単一
垂直平面15内に存在している。しかしながら、
所望とあらば、ワークロール17及び18の安定
性を増大させるためにワークロール17及び18
の軸線34及び35によつて画成される平面をバ
ツクアツプロール11及び12の軸線14及び1
6によつて画成される平面15に関してわずかに
傾け、ワークロール17及び18の平面とバツク
アツプロール11及び12の平面との間の角度が
約10゜好ましくは約5゜以下になるようにするこ
とも出来る。ワークロール17及び18の平面は
もし傾けるならばストリツプAが更にたわむ方向
即ち第1図で見て時計方向に傾けるべきである。
しかしながら、本発明によればワークロール1
7及び18の平面をバツクアツプロール11及び
12の平面に関して傾けることは必須な要件では
なく、そのような傾きはワークロール17及び1
8を安定化する必要がある場合にのみ採用するべ
きである。別法として、望ましいこととは言えな
いが、第1図において冷却剤及び潤滑剤が導かれ
るワークロール17及び18の自由表面と係合す
るスタビライジングローラを用いることによつて
ワークロール17及び18を安定化することも可
能である。そのような手法においては冷却剤及び
潤滑剤の添加がさまたげられる。
いずれにせよもしもワークロール17及び18
の平面をバツクアツプロール11及び12の平面
15に関して傾斜させたい場合には、傾斜の程度
は前述の範囲に制限するべきであり、加圧装置2
3による3つの圧延噛込み部への圧力付加がさま
たげられる程大きくするべきではない。
本発明によれば、加圧装置23は米国特許第
3339475号の場合の如くストリツプに張力を加え
ることによつてのみそれぞれのロール間に圧力を
発生させるというよりは圧力をそれぞれのロール
11,12,17及び18に加えるのに用いるよ
うにされているのが望ましい。
圧延機10が動力駆動され、加圧装置23によ
り適当な分離力を加えられた時、第1図に示すよ
うな3つの板厚減少点が得られる。下側被駆動緩
速バツクアツプロール11と下側自由回転ワーク
ロール17との間の第1の板厚減少点は小さいが
十分な板厚減少を与えるものと考えられる。第1
の板厚減少の機構は十分には判明していないが、
この機構は1つの小さなロール17が極めて大き
なロール11と協働して用いられる遊星圧延に伴
う機構と類似のものと考えられる。板厚減少のた
めの遊星圧延機構は数学的解析により、小さなロ
ール即ちワークロール17の半径に近い有効半径
を備えた2つの等しいロールによる同等の対称圧
延から生ずる板厚減少と同じ機構であることを示
すことが出来る。更に、バツクアツプロール11
は被駆動ロールであり、遊動ロールであるワーク
ロール17と一緒に作動するので、結果的に得ら
れるロール対の圧力線図は非常に修正されねばな
らず、また圧力ピークの遮断と圧力分布における
2つのレベル中断の導入とを示すために数学的に
表示され得る。この効果は両ロール11及び17
が同一の周速で回転する場合でさえも生ずる。し
かしながら、下側ワークロール17は第1図の実
施例においては下側バツクアツプロール11より
も幾分速い速度V2で作動すると考えられる。
本発明による協働圧延装置10における第3の
板厚減少は基本的には第1の板厚減少の機構と同
一の機構によつて支配されている。この第3の板
厚減少も又極めて大きなロール12と一緒になつ
て作動する小さなロール18を利用しており、従
つて前述の遊星圧延機構によつて支配されている
と考えられる。同様にして第3の板厚減少点も小
さいが十分な板厚減少を生ずる。
第1図に示す4段圧延機においては、小径ロー
ル17及び18の各々はそれと協働する大径の被
駆動ロール11又は12の周速とほぼ等しい周速
で作動していると考えられる。例えば、下側ワー
クロール17の周速V2は下側バツクアツプロー
ル11の周速V1よりも幾分大きい。同様に、上
側ワークロール18の周速V3は上側バツクアツ
プロール12の周速V4よりも幾分小さい筈であ
る。
更に、下側ワークロール17の速度V2は上側
ワークロール18の速度V3よりも実質的に小さ
いと考えられる。ロールセツトの中央にあり、隣
接するワークロール17及び18の間にある界面
であるところの第2の板厚減少点において、これ
らワークロールはそれらと協働する外側被駆動ロ
ール11及び12の周速比に近いそれぞれの周速
で作動していると考えられる。この領域において
は、最も大きな単一板厚減少率が得られる。とい
うのは異なる速さで且つ反対方向に回転している
2つのロールの圧延圧力線図は通常の圧延におけ
る中立点と関連した圧力ピークが基本的に完全に
除去されるので、かなり低い圧力を示すからであ
る。
このようにして、前述の装置10を利用した本
発明の協働圧延プロセスによれば、ストリツプA
が圧延機10を通過する1パスにおいて3つの圧
延パスが得られることになり、これら全てのパス
における作動機構は圧延圧力を減少する傾向を有
している。
第1図に示すように、このプロセスにおける板
厚減少領域の前方及び後方張力T2及びT3は基本
的にはストリツプAが被駆動バツクアツプロール
11及び12のまわりに巻付けられ該ストリツプ
上にせん断力が生ずることにより与えられている
と考えられる。被加工材即ちストリツプAは緩速
大径被駆動ロール11を取り囲んでいるので、ブ
ライドルロールセツト28及びロール自体のせん
断力によつて与えられる後方張力T1の存在の故
にこのロール11の周縁のまわりには滑りがほと
んど又は全く生じない筈である。上側バツクアツ
プロール12においても前方張力T4及びこのロ
ールのせん断力の存在故に同様の状況が生じてい
る。被駆動上側大径バツクアツプロール12はス
トリツプAの最終の所望板厚が得られるような周
速で駆動されるべきである。従つてロール12は
ロールスタンド10において行なわれる全板厚減
少率に比例した、下側バツクアツプロール11の
周速V1に関連した周速V4で回転する。
バツクアツプロール11及び12の径とワーク
ロール17及び18の径との比は本発明によれば
好ましくは約2:1〜9:1、最も好ましくは
3:1〜8:1の範囲にある。こうすることによ
りワークロール17,18及びバツクアツプロー
ル11,12の直径間には明瞭な差異が生ずる。
しかしながら、直径の差異は従来技術の装置の場
合必要であつたように極端なものとする必要はな
い。第1図に示す装置は通常の4段圧延機をくら
べて分離力を好ましくは最小でも2倍程低くする
ようにされている。
被駆動バツクアツプロール11及び12のまわ
りのストリツプの巻き付け量はストリツプAとそ
れぞれのバツクアツプロール11又は12との間
の摩擦及び潤滑条件に依存し、ストリツプAとロ
ール間に起り得るすべりを最小にするのに必要な
程度にセツトすることが出来る。上部及び下部バ
ツクアツプロール11及び12間の全加圧力は通
常の圧延に必要なそれよりも少ない。得られるス
トリツプAの板厚は上側及び下側バツクアツプロ
ール11及び12の間の相対的周速比により決定
されるので、本装置10は一般的に言つて加圧の
程度が著しくない範囲においては加圧装置23に
よつて加えられる圧力の影響をあまり受けない。
第1図乃至第3図の装置10においては、上側
及び下側バツクアツプロール11及び12の周速
の差は駆動装置24〜27のそれぞれのロールに
対する減速比を適当な減速歯車24を介して修整
することにより与えられている。例えば、もしも
上側バツクアツプロール12が歯数40の歯車36
により駆動され、下側バツクアツプロール11が
歯数50の歯車37により駆動されるとすると、こ
れらのロールの相対周速には20%の差異が生じ、
圧延機によつて得られるストリツプ板厚減少率は
20%となる。ロール11及び12の各々に対する
それぞれの駆動歯車36及び37を適当に選ぶこ
とにより他の板厚減少率を得ることが出来る。ロ
ール11及び12の間の速度比をかえて圧延板厚
減少率を変化させるために可変速トランスミツシ
ヨンを用いることも可能である。
しかしながら、所望とあらば、別法として通常
の4段圧延機の駆動システムを採用して、第4図
の如く上側及び下側バツクアツプロール11及び
12′を同一の毎分当り回転数で回転させること
も可能である。ロール11及び12′の周速V1
びV4の差異は、前述の実施例における如く、所
望の板厚減少率が得られるような周速比V1対V4
を下側ロール11の径に関連して備えるような上
側ロール12′を用いることによつて達成され
る。この修整例は通常の4段圧延機にほんの僅か
の修整を施すことによつて達成することが可能で
ある。この場合には通常の上側バツクアツプロー
ルの代りに比較的大きな径のバツクアツプロール
12′を用いるだけで良い。第4図に示す装置は
基本的には第1図の装置の修整例であり、従つて
装置の他の要素については説明を省略する。第4
図の装置10′と第1図の装置10の違いは上側
12′及び下側11バツクアツプロールを駆動す
るのに単一速度の駆動機構を用いていることと、
より大径の上側バツクアツプロール12′を用い
ているということである。
これ迄説明した実施例においては、ワークロー
ル17及び18は基本的に同一径であつた。第1
図の装置の単なる修整例である第5図及び第6図
の実施例においては異なる径のワークロール1
7,17′,18又は18′を用いることが可能な
ることが例示されている。第5図において、上側
ワークロール18′は下側ワークロール17より
も径が相対的に小さく、一方第6図においては逆
に上側ロール18が下側ワークロール17′より
も径が大きい。異なる径のワークロール17,1
7′,18又は18′を用いることは第1及び第3
の板厚減少領域における板厚減少の程度を制御す
るのに有用である。
第5図及び第6図の装置においては、ロール1
1及び12は第1図を参照して説明された2速減
速機24によつて駆動されている。しかしなが
ら、所望とあらば、第5図及び第6図の装置にお
ける上側バツクアツプロール12も又第4図の如
き態様で変更し、単一速度の減速機を利用するこ
とが可能である。
本発明によれば、板厚減少率がそれぞれのバツ
クアツプロールの周速比の関数となることを保証
するために両バツクアツプロールを駆動すること
が好ましい。
かくて、要約するならば、本発明によれば独特
の協働圧延装置が提供される。本装置は少なくと
も2つのバツクアツプロールと少なくとも2つの
ワークロールを含んでおり、これらのロールの軸
線は第1図の如く全体として単一平面内に存在し
ている。バツクアツプロール11及び12は駆動
されており、ワークロール17及び18は自由回
転している。ストリツプは3つの板厚減少領域を
生ずるべく図示の如く曲りくねつて圧延機を通さ
れる。前記バツクアツプロールは所望の板厚減少
率に従つて異なる周速で駆動される。
本発明に従つて、1.5インチ(38.1mm)径のワ
ークロールを備えた通常の4段式6インチ
(152.4mm)×6インチの圧延機が第1図の如く組
み立てられた。バツクアツプロールの径は6イン
チ(152.4mm)であつた。この圧延機は適当なス
ピンドルを介して接続されたピニオンスタンド減
速機によりバツクアツプ駆動された。上側バツク
アツプロールから下側バツクアツプロールへの周
速の減少はピニオンスタンド減速機内の歯車を変
更することによりギヤ比を変え、バツクアツプロ
ール間の周速が20%の差を生むように行なわれ
た。
この圧延機を用いた圧延作業の開始材料とし
て、0.020インチ(0.508mm)厚で幅が2インチ
(50.8mm)の焼鈍ステンレス合金304が用いられ
た。合金304のストリツプは各パスにおける板厚
減少率を20%にして、9パス通過により0.020イ
ンチ(0.508mm)から0.0027インチ(0.07mm)迄の
板厚減少が得られるよう圧延された。全板厚減少
率は約86%である。この圧延機が本発明による修
整を加えないで通常の4段式モードで駆動された
時は、焼鈍を必要とする前の当該合金の全板厚減
少率は約58%しか得られなかつた。
同一の4段式圧延機を本発明の協働圧延装置に
転用し、銅ベース合金を用いた試験も行なつた。
1/4硬質で0.032インチ(0.913mm)の板厚のCDA
合金110ストリツプが、1/4硬質状態を与えるため
の以前の圧延操作は除外して7パスにおいて
0.0067インチ(0.17mm)迄圧延された。前記7回
パスの各パスにおいては20%の板厚減少率が採用
された。更に強度が大きく、延性に乏しいアルミ
青銅についても試験が行なわれた。最初の板厚が
0.029インチ(0.74mm)で1/2硬質状態にあつた
CDA合金688が各パスに20%の板厚減少率を適用
して7回パスで0.0061インチ(0.155mm)へと圧
延された。CDA合金688は慣用圧延の場合通常約
50%の全板厚減少の後焼鈍される。本発明に従つ
て前述の如く行なわれた処理の場合には、1/2硬
質状態を得るための以前の圧延操作を別にしても
約78%の全板厚減少率を得ることが可能であつ
た。
前述の結果は全く驚くべき事であり、予期され
なかつたことである。市場で用いられている通常
のパススケジユールにおいては、ストリツプが加
工硬化するにつれて漸減的に板厚減少率を減少さ
せるのが一般的である。前掲の如く、前述の本発
明による協働圧延プロセスを用いた場合にはパス
間において板厚減少率を減少させる必要はなかつ
た。
従つて本発明によるプロセス及び装置は、圧延
機中の各パスにおいて行なう板厚減少率を増大さ
せること、及び焼鈍工程間において行ない得る全
パス数を増大させることにより、圧延作業におけ
る実質的な経済性及び効率の向上をもたらす。こ
のことは前述の従来技術に関連して述べた種々の
欠点をもたらすことなしに達成される。更には本
発明によるプロセス及び装置は従来の手法にくら
べてこれらの改良を実質的に簡単化された態様で
達成している。
前述の例においては1パス当り20%の板厚減少
率が採用されたが、所望とあらば1パス当りのよ
り大きな板厚減少率を採用することも可能であ
る。本発明によるプロセスによればパス当り少な
くとも35%の板厚減少が可能である。本発明によ
れば、前述の如くパス当り同一の板厚減少率で圧
延を行なうことが可能であるが、任意の所望のパ
ススケジユールを採用することも可能である。
本発明はステンレス鋼及び銅ベース合金につい
て例を示してきたが、本発明は、限定するわけで
はないが、鉄及び鉄合金、銅及び銅合金、ニツケ
ル及びニツケル合金並びにアルミニウム及びアル
ミニウム合金を含む、塑性変形可能な任意の金属
又は合金にも広く適用可能であると考えられる。
ロールスタツクの垂直配列が示されているが、
これらのロールは所望に応じて水平方向又は他の
態様で配列することが可能である。実際には、前
述の6インチ×6インチ圧延機はブライドルロー
ルセツト28及び29を用いることなしに作動可
能であり、張力T1及びT4はコイラ30及び31
によつて与え得ることが判明している。
種々のロール軸線14,16,34及び35の
配列と関連して用いられた「一般に平面内にあ
る」という用語は、ワークロール軸線34及び3
5の平面とバツクアツプロール軸線14及び16
の平面とがわずかに傾いている場合をも含んでい
ることを意味する。
本発明によれば、圧延機による板厚減少がもは
や不可能となり焼鈍が必要となる事態を招くよう
な分離力の増大を生ずることなしに、圧延機にお
けるかなりの数のパスを採用することが可能であ
る。更に本発明のプロセス及び装置において発生
する分離力は慣用の圧延機において予想される分
離力よりも著しく低い。本発明のよるプロセス及
び装置はもつぱらストリツプの塑性変形能によつ
て制限を受けるだけである。
本発明の背景として説明した特許及び記事は本
明細書に関しての引用文献である。
本発明によれば前述の目的、装置及び利点を完
全に満足する協働圧延プロセス及び装置が提供さ
れることは明白である。本発明はその特定の実施
例と組合せて説明されているが、前述の説明に照
らして、当業者が多くの代替例、修整例及び発展
例を案出するのは容易であることは明白である。
従つて、全てのそのような代替例、修整例及び変
更例は特許請求の範囲内に含まれるものと理解さ
れたい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1つの実施例による装置の側
面を図式的に例示した図、第2図は第1図の装置
のより詳細な例示図、第3図は第1図の装置のロ
ールに対する駆動系を例示する部分図、第4図は
異なる直径のバツクアツプロールを備えた、本発
明の異なる実施例による装置の模式図、第5図は
異なる直径のワークロールを備えた、本発明の更
に別の実施例による装置の模式図、第6図は第5
図とくらべて異なる直径のワークロールを逆順序
で配列した、本発明による装置の模式図である。 10:圧延機、11:第1のバツクアツプロー
ル、12:第2のバツクアツプロール、14:第
1のロール軸線、16:第2のロール軸線、1
7:第1のワークロール、18:第2のワークロ
ール、34:第3のロール軸線、35:第4のロ
ール軸線、28,29:張力付加装置、24:駆
動装置、23:加圧装置、A:ストリツプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 パス当りの金属ストリツプの板厚減少率を増
    大させ、複数の焼鈍工程間の全板厚減少率を増大
    させるようにした金属ストリツプの圧延方法にお
    いて、該方法は、 第1の平面を画成する第1及び第2のロール軸
    線を備えた少なくとも第1及び第2の被駆動バツ
    クアツプロールであつて、該バツクアツプロール
    は前記第1の平面に沿つて互いに近付いたり遠去
    かつたりの相対的移動を行なうよう配設された第
    1及び第2の被駆動バツクアツプロールを設ける
    段階と、 第3及び第4のロール軸線を備えた少なくとも
    第1及び第2の遊動ワークロールであつて、該ロ
    ールは前記バツクアツプロールよりも小さな直径
    を備えており、前記第3及び第4のロール軸線は
    一般に前記第1の平面内に配置されており、前記
    ワークロールは前記第1及び第2のバツクアツプ
    ロール間に配置されるとともに、一般に前記第1
    の平面内において前記バツクアツプロールに近付
    いたり遠去かつたりの、かつ又互いに近付いたり
    遠去かつたりの相対移動を行なうよう配設される
    第1及び第2のワークロールを設ける段階と、 前記第1のバツクアツプロールの周速が前記第
    2のバツクアツプロールの周速よりも小さくなる
    ようにこれらバツクアツプロールを駆動する段階
    と、 前記ストリツプを前記ロール中に曲りくねつた
    状態で通過させ、前記ストリツプがまず前記第1
    のバツクアツプロールを取り囲み、次に前記ワー
    クロールのまわりでS字形状の拘束部を形成し、
    次に前記第2のバツクアツプロールを取り囲むよ
    うにストリツプを通過させる段階と、 前記ストリツプが前記ロール中を通過する際該
    ストリツプに前方及び後方張力を付加する段階
    と、 前記ロール間に所望の圧力を付加する段階とを
    有し、 これによつて第1の板厚減少が前記第1のバツ
    クアツプロール及び前記第1のワークロール間の
    第1のロール食込み部で得られ、第2の板厚減少
    が前記第1のワークロール及び前記第2のワーク
    ロール間の第2のロール食込み部で得られ、第3
    の板厚減少が前記第2のワークロール及び前記第
    2のバツクアツプロール間の第3のロール食込み
    部で得られることを特徴とする圧延方法。 2 特許請求の範囲第1項に記載の圧延方法にお
    いて、前記第1又は第2のバツクアツプロールの
    直径と前記第1又は第2のワークロールの直径と
    の比が2:1から9:1までであるよう前記ロー
    ルを選択する段階が含まれていることを特徴とす
    る圧延方法。 3 特許請求の範囲第2項に記載の圧延方法にお
    いて、前記比率が3:1から8:1までであるこ
    とを特徴とする圧延方法。 4 特許請求の範囲第1項に記載の圧延方法にお
    いて、前記ワークロールの前記第3及び第4の軸
    線は第2の平面を画成しており、更に前記ワーク
    ロールの前記第2の平面を前記バツクアツプロー
    ルの前記第1の平面に対し10度より小さい角度だ
    け、かつ又前記金属ストリツプを更にたわませる
    方向に傾斜させる段階が含まれていることを特徴
    とする圧延方法。 5 特許請求の範囲第4項に記載の圧延方法にお
    いて、前記ワークロールの前記第2の平面は前記
    バツクアツプロールの前記第1の平面に関して5
    度より小さい角度だけ傾けられることを特徴する
    圧延方法。 6 特許請求の範囲第1項に記載の圧延方法にお
    いて、前記駆動段階は前記第1及び第2のバツク
    アツプロールを毎分当り同一の回転数で駆動する
    ことと、前記周速比が得られるように前記第1及
    び第2のバツクアツプロールの直径を選択するこ
    ととを含んでいることを特徴とする圧延方法。 7 特許請求の範囲第1項に記載の圧延方法にお
    いて、前記第1のワークロールが前記第2のワー
    クロールとは異なる直径を備えるようにワークロ
    ールを選択する段階が含まれていることを特徴と
    する圧延方法。 8 特許請求の範囲第1項に記載の圧延方法にお
    いて、前記駆動段階は前記バツクアツプロールを
    それぞれ異なる毎分当り回転数で駆動することを
    有することを特徴とする圧延方法。 9 特許請求の範囲第1項に記載の圧延方法にお
    いて、前記ロールのストリツプで取り囲まれてい
    ない表面に冷却剤及び潤滑剤を添加する段階が含
    まれていることを特徴とする圧延方法。 10 特許請求の範囲第1項に記載の圧延方法に
    おいて、前記ストリツプは前記ワークロールの
    各々の周縁を180゜にわたつて取り囲んでいるこ
    とを特徴とする圧延方法。 11 特許請求の範囲第1項に記載の圧延方法に
    おいて、前記ストリツプは前記バツクアツプロー
    ルの周縁を270゜にわたつて取り囲んでいること
    を特徴する圧延方法。 12 特許請求の範囲第1項に記載の圧延方法に
    おいて、前記ストリツプを複数個のパスにより前
    記ロール中に通過させる段階にして、該ストリツ
    プの該ロール中での各パスに対する板厚減少率は
    同一である段階が含まれていることを特徴とする
    圧延方法。 13 特許請求の範囲第12項に記載の圧延方法
    において、各パスの板厚減少率が少なくとも20%
    であることを特徴とする圧延方法。 14 金属ストリツプのパス当り板厚減少率を増
    大させ、複数の焼鈍工程間の全板厚減少率を増大
    させるようにした圧延装置において、該圧延装置
    は、 第1の平面を画成する第1及び第2のロール軸
    線を備えた少なくとも第1及び第2の複駆動バツ
    クアツプロールであつて、該バツクアツプロール
    は前記第1の平面に沿つて互いに近付いたり遠去
    かつたりの相対移動を行なうように配設されてい
    るバツクアツプロールと、 第3及び第4のロール軸線を備えた少なくとも
    第1及び第2の遊動ワークロールであつて、該ワ
    ークロールは前記バツクアツプロールよりも小さ
    な直径を備えており、前記第3及び第4のロール
    軸線は一般に前記第1の平面内に配置されてお
    り、前記ワークロールは前記第1及び第2のバツ
    クアツプロール間に配置されるとともに、一般に
    前記第1の平面内において前記バツクアツプロー
    ルに近付いたり遠去かつたりの、かつ又互いに近
    付いたり遠去かつたりの相対的移動を行なうよう
    配設されているワークロールと、 前記第1のバツクアツプロールの周速が前記第
    2のバツクアツプロールの周速よりも小さくなる
    ようにこれらバツクアツプロールを駆動するため
    の駆動装置を示し、 前記ロールは前記圧延装置を経ての単一パスに
    おいて該ストリツプに3つの板厚減少部を与える
    ように配設されており、該板厚減少部の第1は前
    記第1のバツクアツプロール及び前記第1のワー
    クロール間の第1のロール食込み部において得ら
    れ、板厚減少部の第2は前記第1のワークロール
    及び前記第2のワークロール間の第2のロール食
    込み部において得られ、板厚減少部の第3は前記
    第2のワークロール及び前記第2のバツクアツプ
    ロール間の第3のロール食込み部において得ら
    れ、 前記ロールは前記ストリツプが前記圧延装置中
    を曲りくねつた態様で移動するよう配置されてお
    り、その際該ストリツプはまず前記第1のバツク
    アツプロールを取り囲み、次に前記ワークロール
    のまわりにS字形状の拘束部を形成し、次に前記
    第2のバツクアツプロールを取り囲み、 前記圧延装置は更に、前記ストリツプが該圧延
    装置中を通過する際該ストリツプに前方及び後方
    張力を付加するための装置と、 前記ロール間に所望の圧力を付加するための加
    圧装置とを有することを特徴とする圧延装置。 15 特許請求の範囲第14項に記載の圧延装置
    において、前記第1又は第2のバツクアツプロー
    ルの直径と前記第1又は第2のワークロールの直
    径との比率が2:1から9:1までであることを
    特徴とする圧延装置。 16 特許請求の範囲第15項に記載の圧延装置
    において、前記比率が3:1から8:1までであ
    ることを特徴とする圧延装置。 17 特許請求の範囲第14項に記載の圧延装置
    において、前記ワークロールの前記第3及び第4
    の軸線は第2の平面を画成しており、前記ワーク
    ロールの前記第2の平面は前記バツクアツプロー
    ルの前記第1の平面に対して、10度より小さい角
    度をもつて、かつ又前記金属ストリツプを更にた
    わませる方向に傾けられることを特徴とする圧延
    装置。 18 特許請求の範囲第17項に記載の圧延装置
    において、前記ワークロールの前記第2の平面は
    前記バツクアツプロールの前記第1の平面に関し
    て5度より小さい角度だけ傾けられることを特徴
    とする圧延装置。 19 特許請求の範囲第14項に記載の圧延装置
    において、前記第2のバツクアツプロールは前記
    第1のバツクアツプロールの直径よりも小さな直
    径を備えていることを特徴とする圧延装置。 20 特許請求の範囲第19項に記載の圧延装置
    において、前記駆動装置は前記第1及び第2のバ
    ツクアツプロールを毎分当り同一の回転数で駆動
    するようにされており、前記第1及び第2のバツ
    クアツプロールの前記直径は前記周速比を与える
    ように選ばれていることを特徴とする圧延装置。 21 特許請求の範囲第14項に記載の圧延装置
    において、前記第1のワークロールは前記第2の
    ワークロールとは異なる直径を備えていることを
    特徴とする圧延装置。 22 特許請求の範囲第14項に記載の圧延装置
    において、前記駆動装置は前記バツクアツプロー
    ルのそれぞれを異なる毎分当り回転数で駆動する
    ことを特徴とする圧延装置。 23 特許請求の範囲第14項に記載の圧延装置
    おいて、前記ストリツプは前記ワークロールの
    各々を180゜にわたつて取り囲んでいることを特
    徴とする圧延装置。 24 特許請求のは範囲第23項に記載の圧延装
    置において、前記ストリツプは前記バツクアツプ
    ロールの前記周縁270゜にわたつて取り囲んでい
    ることを特徴とする圧延装置。 25 特許請求の範囲第14項に記載の圧延装置
    において、更に各々の前記ロールの前記ストリツ
    プによつて取り囲まれていない表面に冷却剤及び
    潤滑剤を添加するための装置が含まれていること
    を特徴とする圧延装置。
JP3967980A 1979-03-29 1980-03-29 Rolling method and its device Granted JPS55130304A (en)

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