JPS59107703A - 異周速連続圧延機 - Google Patents

異周速連続圧延機

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JPS59107703A
JPS59107703A JP57218978A JP21897882A JPS59107703A JP S59107703 A JPS59107703 A JP S59107703A JP 57218978 A JP57218978 A JP 57218978A JP 21897882 A JP21897882 A JP 21897882A JP S59107703 A JPS59107703 A JP S59107703A
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rolling
roll
tension
rolls
rolled
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B1/00Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
    • B21B1/22Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length
    • B21B1/222Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length in a rolling-drawing process; in a multi-pass mill
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は少ない圧延機の数で圧延の圧下量を大きくとシ
うる異周速連続圧延機の技術に関する。
〔従来技術〕
近年、省力化・省エネルギを1指して圧延工場における
製造工程を従来の各個独立方式から一連の連続ライン化
しようとする願望が強い。既に冷間圧延機とクリーニン
グや焼鈍・調質圧延を一本化した設備が実現しているが
この場合のライン速度は主として連続焼鈍の速度によっ
て抑えられる。
一般に冷間圧延機の圧延速度は通常、焼鈍速度に比し経
済的に3〜5倍となっているため一体化することにより
不経済な低圧延速度に押さえられる欠点が生じる。これ
を補うには圧延機群の少数化即ちタンデムミルのスタン
ド数の減少を計り経済性を満たす必要がある。
第1図に従来の代表的な圧延機である4段圧延機(以後
4Hミルと称す)を示す。この4Hミルは上下作業ロー
ル1.2.を有しこの作業ロール1.2はそれぞれ補強
ロール4.5に支持され、上下作業ロール1,2間で圧
延を行なうものである。そして4Hミルの構成としては
その他図示しないがロールスタンド、圧下装置、ロール
駆動装置等価格の大きな部分を占める部材から成ってい
る。従って第2図に示す如く作業ロールをもう1本加え
るだけで2回圧延が同時に可能ならばその効果は多大な
ものとなる。然しなから通常の圧延では1組の作業ロー
ル1,2又は2,3の周速は同じにして行われ、その速
度は圧延材の出口速度にはソ等しく、圧延材の入側速度
はロール周速よシはソ圧下率γだけ遅くなる。ところで
第2図のような圧延では、上下作業ロール1,2.3の
周速vI + V2 +  v3をそれぞれ等しいとし
ているので ■I:l:■2Iv2二v3 従ってX vI ” v2 = v3となり、作業o−
/L/1゜2を経た圧延材10の速度v6□ ば V B2 ”; V2 : V3キV33また作業ロー
ル2.3に導かれる圧延材1oの速度vs2′は v32′キvs3(1−γ)=Vs2(1−γ)即ちV
82’<VS2  となり作業ロール1.2の出側で圧
延材10にたるみが出来る。よって圧延材のたるみを吸
収するためのループ力6が必要になる。
今仮に作業ロール2.3を経た圧延材の速度vR3をV
113  =500m/min、作業o −/l/ 2
 。
3による圧下率γ=30%と仮定すればループ力6は ” 75 (m /miy+) のように75m/mの速度で圧延中移動する必要があシ
、このことから特に連続ラインへの適用は不可能となる
従ってこのような事態を防ぐためにはvB2  =Vs
G  の条件が成立せねばならずそのためには少なく共
v3〉v2か或はV2>’/Iの関係を成立させること
が必要となる。これは既に異周速圧延(PV)として公
知である。
話を進めるに当り異周速圧延について概要を述べる。第
3図に於て(a)は通常の等速圧延(NR)を示すもの
でロールの周速と圧延材の速度とが一致する点である中
立角φは上下のロールで等しく、上ロールの中立角をφ
夏、下ロールの中立角をφ2 とすると、 θ〈φl−φ2く0である。
この場合ロールの駆動トルクはロールと圧延材の材料間
の摩擦により接線力として材料に与えられるが、その力
Fはφ1−φ2=oの場合が最大でこれfCF oとす
れば、φ1=φ2>0の時は圧延圧力p及びロールと材
料間の摩擦係数μが接触長間で一定と近似すれば φl−φ2=φならば となる。
第3図に(b)として示したPV圧延ではφ夏=θ。
φ2−0を(1)式に入れて となり上下ロール合計して材料に接線力を与えることが
出来ない。即ちロールからは圧延に必要なエネルギーを
供給することが出来ず、それに代って圧延材の入側・出
側の圧延材の張力差を利用することになる。その関係は
一般に次式で示される。
ここに σd、σ、出側、入出側圧入側の張力に9 / mm 
2S   圧延材の平均変形抵抗Kq / mm 2γ
   圧下率 例えば50%の圧下率で圧延するとすれば、σd−σ、
=0.698と極めて高い値となり板破断の危険がある
。但しこの圧延法では、圧延材に垂直圧力の低剪断力が
作用し且NRで生じるフリクシ圧 ヨンヒルと呼ばれる圧延−のピークが生じないため圧延
荷重が大巾に、減少する効果がある。
このPV圧延法の長所を若干犠牲にし、欠点を補う方法
がN几圧延とPV圧延の中間的な存在でこれをNPVと
称し第3図の(C)に示す。
この場合、φ2キOのため接線力Fは(1)式よシθ−
φ1 F ” F o − θ となりθくφ1故 F>Oとなりうる。
この方法によれば、圧延荷重の減少効果も期待出来、ス
トリップ張力を過大にすることなく異周速圧延を実流出
来ることになる。
〔発明の背景〕
さて異周速圧延が行いつるとなると第2図に示したよう
なループ発生を生ずることなく同一ロール2回圧延の連
続圧延を行いつることになる。その連続圧延の状態を第
4図に示す。図において圧延材10はロール1,2,3
.4によって順次圧延され、圧延後はそれぞれロール2
.3に捲きつけられて次の圧延を行う。この場合の圧延
法にPV圧延法とNPV圧延法が適用出来る。NR圧延
が行い得ないことは前述の通シである。PvとNPVに
よる連続圧延法の特性を簡略化して第1表に示す。
(第1表) 連続PV圧延法の特性 向、上記連続P■圧延法を適用した第4図に示す圧延機
において、圧延ロールの周flVt l v21v3 
 + V4 と圧延材の速度v81  +  ”2  
+ va3+VB4 とは次の関係が成立する。
vl ”VSI  I v2”VS2  l v3 ”
V 83  +  v4  ”Vl+4従がって第4図
において、圧延トルクを見てみれば、4の+40−ルは
プラス100のトルク、3のす30−ルは圧延材のロー
ルへの捲付効果を省略すれば圧延点R34でマイナス1
00、圧延点aZ3でプラス100となる。以下≠2.
≠10ロールについても表1に示す通りで4本のロール
の総合トルクはゼロとなる。よって圧延に必要なエネル
ギーは(4)式で示すように圧延材の張力の出入口の差
で与えざるを得ないことになる。
従来の通常圧延による圧下率は30〜50%であり、3
バス同時圧延を行うとすれば30〜50%の3パス分即
ち66〜87%の圧下が望ましい。
これを圧延材の張力差のみで行うとすれば(4)式よシ ニ1.08〜2.8 となり板破断ヲ生ずることになる。
又、通常安定圧延のσa=O11〜0,3Sにおさえる
ためには低圧下におさえざるを得す目的に反する。
以上よシ連続PV圧延法は実用価値の少ないととが判勺
次の連続NPV圧延について検討する。
本圧延法では、中間の42.+3の圧延ロールはトルク
が+100−100=Oでなくプラスのトルクを与えう
るためプラスのエネルギを圧延機に供給出来る。このト
ルク或は周速の与え方は出側で圧延材にループが出来な
いよう又、ロールが圧延材と過度に上らないように選択
する必要がある。。
1パス異鳴速圧延の実@結果、圧延トルクは高速側のト
ルク100に対し低速側Oトルクはマ・fナス50位ま
では充分安定して圧延出来たことよりマイナス側のトル
クを50に抑えると第2表に示す圧延トルク分配になり
総合トルクは+150と真速圧延にもかかわらず通帛圧
延に近いスリップ限界力を有す7ろことになる。
(第2表) 連続NPv王ζ法の特性 国曾ト、レク   jl +150 上記連続NPV圧延法を適用した第4図に示す圧延戦に
おいては、次の関係が成立する。
VS2 > V+ > Vs+ + VS3> V2 
>VS2 +V84>V3>VS3 * V4 = V
l+4但し本方式ヲ実用化し所期の目的を達するために
は次の如き問題がある。
即ちPv圧延で;グないため圧延ロールと圧延材とは捲
付部分で常にスリップしておりロールの摩耗粉などによ
り圧延材表面を疵つける恐れがあるものである。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、異周速圧延を適用するに際して圧延ロ
ールと圧延材との間でスリップの発生を防止して圧延材
の表面に庇付の無い高品質な連続圧延を可能にする異周
速連続圧延機を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明の特徴は、一本のロールで同時に2点以上圧延す
るロールを複数個有し、被圧延材をこれら複数個のロー
ルによって連続的に圧延する連続圧延機において、前記
複数のロールを互いに異周速にして被圧延材を圧延し、
しかも前記各ロールについて第1の圧延点を経て該ロー
ルの表面から離間された被圧延材を該ロールの第2の圧
延点に導くようにローラを設置した異速周連続圧延機へ
あシ、そして上記構成を採用することによシ圧延材の表
面に庇付を防止した高品質の連続圧延を可能に出来るも
のである。
〔発明の実施例〕
次に本発明の一実施例である異周速連続圧延機について
図面を参照にして説明する。
つまり、本発明の特徴の第1は1,1本のロールで2回
圧延するロールに於て圧延された圧延材が1回目の圧延
から次の圧延に送られる場合圧延材は該ロールの表面か
らはなれローラにガイドされて後、次の圧延点に送られ
るようにして異周速で連続圧延することにある。
かくすることによってロールは圧延材の捲付から解放さ
れ前述の疵発生を防ぎが適正に行われうる。
また本発明の特徴の第2は、圧延ロール以外によって圧
延材に張力を付加し得る異周速の連続圧延にある。即ち
前述の如く圧延後圧延材のたるみを防止するためにはブ
レーキトルクが必要でアシロールのみで必要動力を伝え
るには不足する可能性がある。この宿命を解除するため
ロール以外の例えばローンから圧延エネルギを圧延点と
次の圧延点に於て供給し高能率の圧延を可能とするもの
である。
次に詳細な実施例説明を第5図を用いて行う01.2,
3.及び4はそれぞれ≠1.す2.≠3.。
+4の作業ロールで6り、5.6は補強ロール、7.8
は圧延材10を圧延ロールに捲きつけないようにするロ
ーラ又はブライドルローラ、9はロールクーラント噴霧
装置でありロール冷却と圧延潤滑を目的としたクーラン
トをスプレーするものである。11はブライドルローラ
の支持レノく−で該支持レバー11に設けたロードセル
12によって圧延材の張力Tz ’c測測定ることが出
来るものである。この場合ブライドルローラ7.8に設
けた駆動装置15.16を駆動することによシ第3表に
示す如く張力を増加させることが出来る。
つまp張力付加装置としてブライドルローラ7゜8によ
シ当価トルクを+1oO付加させれば総合当価トルクに
+350にまで上げることが出来、張力を大幅にアップ
可能なものである。
そしてブライドルローラ7又は8によって張力アンプを
計ることによりす1.120−ル圧延を助ける板張力T
2を太きくシ、≠2.≠30〜ル圧延にブレーキとなる
T、/を小さくすることが出来る。このようにして圧延
の入側張力を小さく出側張力を大きくすることが出来る
ので真速圧延をより容易にならしめることが可能となる
ものである。
ところで前述した実施例において、駆動装置15.16
によシブライドルロー27.8を駆動して張力を増加さ
せる場合には、例えばブライドルローラ7の出側、入側
で張力がT2 + T2’の如く異なる。その場合の張
力T2 + Tjはその合計値T ” T 2 + T
 2’をロードセル12により検知し、また両者の差は
ブライドルローラ7に付設したトルク検出器19により
求めて演算装置20にて算出すれば正確に求めることが
出来る。即ち、トルク検出器19にて検値したトルクQ
はローラ7の半径をRとするとQ” (T2’  T2
 ) Rで表わすことができる。よって検出値T及びQ
を演算装置20に入力して算出すればT2及びT2′の
値を求めることが出来るものである。そして更に演算装
置20にてこの求めた値T2 + ’r、/が適正値か
どうかを設定値21と比較し、この比較に基づく指令信
号をブライドルローラ7の駆動装置15に入力して張J
Jを正確に制御可能としているものである。iた圧延材
1oの速度はブライドルローラ7゜8にそれぞれ設けた
速度検出器17.18にょシ検出することが出来るので
、この速度検出器17゜18からの速度検出信号に基づ
いて制御装置25にて各ブライドルローラ7.8の駆動
装置15゜16の回転速度を制御すること、又はこの速
度検出信号値を監視装置26に入力して圧延材の速度を
監視することが可能となる。よって上記した実施例によ
れば、以下の効果が達成できる。
(1)同じロールで2回圧延するが、1回目と2回目の
間、ロールの表面から圧延材は離間されているのでロー
ル表面への冷却流体並びに潤滑油の供給が可能となシ、
この結果焼付きの発生を防止出来る。
(2)  圧延材ハロールに捲付かないだめにロールド
圧延材との間のスリップ発生は防止され、よってロール
の摩耗粉等の混入による圧延材表面の疵付きが回避され
る。
(3)  ロール間の圧延材の張力を精度よく検出でき
る為に該圧延材を適正な張力に保つ制御が可能であり、
板破断の恐れが無い。
(4)各ロール間の圧延材速度の検出に基づいて各ロー
ルの速度又はl・ルクを制御することが可能となシ、読
精度な異周速連続圧延が実現出来る。
(5) 3パス圧延を1スタンドで行ない得ると共に各
ロールに充分なトルクを容易に付与し得るので高圧下の
連続圧延が実現できる。
また、上述した連続圧延において、張力付加の能力を上
げるにはブライドルローラ表面の摩擦係数を大きくする
程、又ローラへの圧延材の捲付角度を犬にする程有効で
ある。前者の方法としては、ローラ表面をショツトブラ
ストして粗くする方法や、摩擦係数の大なる材質を表面
に張シつける方法があυ、後者の方法としては第6図に
本発明の他の実施例として示すような37.38,39
゜及び32,33.34との組から成る多数のブライド
ルローラで構成する方式もある。
そして46.47.48はガイドローラで図示は省略し
たがここに張力計を設置することも出来るものである。
同様にブライドルローラ33.38には駆動装置を設置
することも可能なものである。
尚、上述した本発明の詳細な説明は、1本のロールで2
回バス圧延の場合について論じたが、1本の中央のロー
ルを外部から2本以上3〜4本のロールでかこみ同時に
3点〜4点で圧延を行う方式も名1られるがこの思想は
全く同じ様に適用出来るものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば圧延ロールと圧延
材との間でスリップの発生を防止していることから圧延
材の表面に庇付の無い高品質の連続圧延を可能にする真
速連続圧延機が実現出来るという効果を達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の4段圧延機を示す概略構成図、第2図は
5段圧延機を示す概略構成図、第3図は圧延ロール速度
差に基づく圧延の種類を示す説明図であり、第3図(a
)はN几と称する等速圧延を、第3図(b)はP■と称
する真速圧延を、第3図(C)はNR圧延とP■圧延と
の中間的な圧延であるNPV圧延をそれぞれ示す説明図
、第4図は従来の連続圧延方式を示す概略図、第5図は
本発明の一実施例でちる異周速連続圧延機を示す構成図
、第6図は本発明の他の実施例を示す異周速連続圧延機
を示す概略構成図である。 1.1.3.4・・・作業ロール、5.6・・・補強ロ
ール、7.8・・・プライドルロール、9・・・流体噴
霧装置、15.16・・・駆動装置、12・・・ロード
セル、19・・・トルクメーク、17.18・・・速度
検出器、20・・・演算装置、21・・・設定器、25
・・・制御装置、第1図 第3図 第4図 第5図 第6ノ 手続補正書(自発) 1□115千f+ 21 特許庁長官若杉和夫殿 事件の表示 昭和57年持重ニヤ願第 218978号発明 の 名
 称  異周速連続圧延機補正をする者 +3j↑との1舅9  特許出願人 fjI’li  東京都千代田区丸の内−丁目5番1号
名   称(5101株式会jJ   日  立  製
  作  所代表名 三 1)勝 茂 代   理   人 1、弓   所  東京都千代田区丸の内−丁目5番1
号→・ 以上 訂正間a書 発明の名称 異周速連続圧延機 特許請求の範囲 1、一本のロールで同時に2点以上圧延する。 −ルを
有し、被圧延材を前記ロールによって連続的に圧延する
連続圧延機において、前記ロールを隣接ロールと互いに
異周速にして被圧延材を圧延し、しかも前記ロールにつ
いて第1の圧延点を経て該ロールの表面から離間された
被圧延材を該ロールとで張力差を生じさせるようにした
ことを特徴とする異周速連続圧延機。 2、特許請求の範囲第1項記載において、前記張力差付
加装置は該ロールの第1の圧延煮出側から張力差付加装
置に至る被圧延材に張力を付加し、該張力差付加装置か
ら第2の圧延点大側に至る被圧延材には張力を減少させ
て、張力差を付与することを特徴とする異周速連続圧延
機。 3、特許請求の範囲第1項記載において、前記張力差付
加装置はローラと、該ローラを駆動する駆動装置を有し
ていることを特徴とする異周速連続圧延機。 4、特許請求の範囲第1項記載において、前記張力差付
加装置には被圧延材の張力検出器が備えられており、該
張力検出器からの検出値に応じて前記張力差付加装置に
おける張力値を制御するようにしたことを特徴とする異
周速連続圧延機。 5、特許請求の範囲第3項記載において、前記張力差付
加装置のローラには速度検出器が備えられておシ、該速
度検出器からの検出値に応じてロールを制御することを
特徴とする異周速連続圧延機。 6、特許請求の範囲第1項記載において、前記ロールを
複数個備え、これら複数個備えられた各ロールの第1の
圧延点から第2の圧延点に至る被圧延材の経路途中に前
記張力差付加装置をそれぞれ設置することを特徴とする
異周速連続圧延機。 発明の詳細な説明 〔発明の利用分野〕 不発明は少ない圧延機の数で圧延の圧下量を大きくとシ
うる異周速連続圧延機の技術に関する。 〔発明の背景〕 近年、省力化・省エネルギを1指して圧延工場における
製造工程を従来の各個独立方式から一連の連続ライン化
しようとする願望が強い。既に冷間圧延機とクリーニン
グや焼鈍・調質圧延を一本化した設備が芙現しているが
この場合のライン速度は主として連続焼鈍の速度によっ
て抑えられる。 一般に冷間圧延機の圧延速度は通常、焼鈍速度に比し経
済的に3〜5倍となっているため一体化することによシ
ネ経済な低圧延速度に押さえられる欠点が生じる。これ
を補うには圧延機群の少数化即ちタンデムミルのスタン
ド数の減少を計り経済性を満たす必要がある。 第1図に従来の代表的な圧延機である4段圧延機(以後
4Hミルと称す)を示す。この4Hミルは上下作業ロー
ル1,2.を有しこの作業ロール1.2はそれぞれ補強
ロール4,5に支持され、上下作業ロール1,2間で圧
延を行なうものである。そして4Hミルの構成としては
その池崗示しないがロールスタンド、圧下装置、ロール
駆動装置等価格の大きな部分を占める部材から成ってい
る。従って第2図に示す如く作業ロールをもう1本加え
るだけで2回圧延が同時に可能ならばその効果は多大な
ものとなる。然しなから通常の圧延では1組の作業ロー
ル1,2又は2,3の周速は同じにして行われ、その速
度は圧延材の出口速度にほぼ等しく、圧延材の入側速度
はロール周速よりほぼ圧下率γだけ遅くなる。ところで
第2図のような圧延では、上下作業ロール1,2.3の
周速v1 、v2 、V3をそれぞれ等しいとしている
ので vl :V2 、 V2 ”’V3 従って、Vl −V2 = V3となり、作業ロール1
゜2を経た圧延材10の速度v6□は vg2キv2=v3キ■S3 また作業ロール2,3に導かれる圧延材10の速度V 
32 ’は ■82′中Vs3(1−γ)=”/82(1−γ)即ち
VS 2 ’ <vs 2となシ作業ロール1,2の出
側で圧延材10にたるみが出来る。よって圧延材のたる
みを吸収するためのループ力6が必要になる。 キ仮に作業ロール2,3を経た圧延材の速度Vs3をV
B 3=50 Qm廓、作業ロール2,3による圧下率
γ−30%と仮定すればループ力6は=75 (m/m
) のように75 m/ minの速度で圧延中移動する必
要があり、このことから特に連続ラインへの適用は不可
能となる。 従ってこのような事態を防ぐためにはVI]2=v82
′の条件が成立せねばならずそのためには少なく共v3
〉v2か或はv2)vlの関係を成立させることが必要
となる。これは既に異周速圧延(PVIとして公知であ
る。 話を進めるに当り異周速圧延について概要を述べる。第
3図に於て(a)は通常の等速圧延(NR)を示すもの
でロールの周速と圧延材の速度とが一致する点である中
立角φは上下のロールで等しく、上ロールの中立角をφ
11下ロールの中立角をφ2とすると、 θ〈φl−φ2〈0である。 この場合ロールの駆動トルクFはロールと圧延材の材料
間の摩擦により接線力として材料に与えられるが、その
力Fはφ1−φ2−0の場合が最大でこれをFo とす
れば、φ1−φ2〉0の時は圧延圧力p及びロールと材
料間の摩擦係数μが接触長間で一足と近似すれば φl=φ2=φ ならば となる。 第3図に(b)として示したPV圧延ではφl−θ。 φ2=0を(11式に入れて となり上下ロール合計して材料に接線力を与えることが
出来ない。即ちロールからは圧延に必要なエネルギーを
供給することが出来ず、それに代って圧延材の入側・出
慣」の圧延材の張力燈を利用することになる。その関係
は一般に次式で示される。 ここに σd、σ、出側、入側の圧延材の張力Kt/ rnm 
2S   圧延材の平均変形抵抗Ky / run 2
r   圧下率 例えば50%の圧下率で圧延するとすれば、σd−σ、
 =0.698と極めて高い値となり板破断の危険があ
る。但しこの圧延法では、圧延材に垂直圧力の低剪断力
が作用し且NRで生じるフリクションヒルと呼ばれる圧
延圧力のピークが生じないため圧延荷重が大巾に減少す
る効果がある。 このPv圧延法の長所を若干犠牲にし、欠点を補う方法
がNR圧延とPV圧延の中間的な存在でこれをNPVと
称し第3図の(C)に示す。 この場合、φ2キ0のため接線力Fは(1)式よりとな
りθ〈φ□故F>0となりうる。 この方法によれば、圧延荷重の減少効果も期待出来、ス
トリップ張力を過大にすることなく異周速圧延を実施出
来ることになる。 さて異周速圧延が行いうるとなると第2図に示したよう
なループ発生を生ずることなく同一ロール2回圧延の連
続圧延を行いうろことになる。その連続圧延の状態を第
4図に示す。図において圧延材10はロール1,2,3
.4によって順次圧延され、圧延後はそれぞれロール2
,3に捲きつけられて次の圧延を行う。この場合の圧延
法にPv圧延法とNPV圧延法が適用出来る。NR圧延
が行い得ないことは前述の通りである。PVとNPVに
よる連続圧延法の特性を簡略化して第1表に示す。 尚、上記連続PV圧延法を適用した第4図に示す圧延機
において、圧延ロールの周速vl l  v2 +v3
 、v4と圧延材の速度vst 、 VB21 vs 
3 *%J4とは次の関係が成立する。 Ml −Vsl + v2 ”” vs 2 、v3−
”83 Hv4 ””/84従がって第4図において、
圧延トルクを見てみれば、4の+40−ルはプラス10
0のトルク、3のす30−ルは圧延材めロールへの捲付
効果を省略すれば圧延点R34でマイナス100、圧延
点R123でプラス100となる。以下≠2.÷1の口
−ルについても表1に示す通りで4本のロールの総合ト
ルクはゼロとなる。よって圧延に必要なエネルギーは(
4)式で示すように圧延材の張力の出入口の差で与えざ
るを得ないことになる。 従来の通常圧延による圧下率は30〜50%であυ、3
パス同時圧延を行うとすれば30〜50%の3パス分即
ち66〜87%の圧下が望ましい。 これを圧延材の張力差のみで行うとすれば(4)式よシ =1.08〜2.8 となシ板破断を生ずることになる。 又、通常安定圧延のσd= 0.1〜0.38におさえ
るためには低圧下におさえざるを得す目的に反する。 以上より連続PV圧延法は実用価値の少ないことが判り
次の連続NPV圧延について検討する。 本圧延法では、中間の4?2.≠3の圧延ロールはトル
クが+100−100=0でなくプラスのトルクを与え
うるためプラスのエネルギを圧延機に供給出来る。この
トルク或は周速の与え方は出側で圧延材にループが出来
ないよう又、ロールが圧延材と過度に辷らないように選
択する必要がある。1パス異周速圧延の実験結果、圧延
トルクは高速側のトルク100に対し低速側のトルクは
マイナス50位までは充分安定して圧延出来たことより
マイナス側のトルクを50に抑えると第2表に示す圧延
トルク分配になシ総合トルクは+150と異運圧延にも
かかわらず通常圧延に近いスリップ限界力を有すること
になる。 上記連続NPV圧延法を適用した第4図に示す圧延機に
おいては、次の関係が成立する。 va2>v+ >vat l v83 >V2>VS2
 +Vs 4 >V3 >V8 a r V4 =VS
 4但し本方式を実用化し所期の目的を達するためには
次の如き問題がある。 即ちNR圧延ではないため折角3パスの圧延を行いなが
ら圧延エネルギの供給は従来方式の1パス分にも及ばな
いことである。よってこのNPV圧延では何等かの手段
によって圧延エネルギを十分に供給しなければ高能率の
圧延が出来ないことになる。 ところで、異周速の連続圧延機において、各圧延パス間
で圧延材に加わる張力の大きさを調節する張力調整装置
を備えて高圧下率の圧延を図るものが特開昭56−39
104号公報及び特開昭56−111504号公報に記
載されている。 しかしながら、これらの公報に記載の張力調節装置は複
数の圧延パス間に張力を順次与えるものであることから
、圧延パス数が多くなる程、張力値が積算されて張力筐
が高くなシ過ぎ、板破断に至るという欠点があり、この
ために圧延パス数の多い連続圧延を行うことは困難であ
るという問題があった。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、圧延パス間の圧延材に圧延エネルギー
の供給を可能にして高能率の圧延を実現した異速周連続
圧延機を提供することにある。 〔発明の概要〕 不発明の有機ば、一本のロールで同時に2点以上圧延す
るロールを有し、被圧延材を前記ロールによって連続的
に圧延する連続圧延機において、前記ロールを隣接ワー
ルと互いに異周速にして被圧延材を圧延し、しかも前記
ロールについて第1の圧延点を経て該ロールの表面から
離間された被圧延材を該ロールの第2の圧延点に導く経
路途中に該被圧延材に張力差を付与する張力差付加装置
を設置して、この被圧延材の第1の圧延点出側と第2の
圧延点入側とで張力差を生じさせるようにした異周速連
続圧延機にあり、上記の構成を採用することによりロー
ルだけでは不足する圧延エネルギーを張力差付加装置で
供給して高能率な連続圧延を可能にするものである。 〔発明の実施例〕 次に本発明の一実施例である異周速連続圧延機について
図面を参照にして説明する。 第5図において、1,2.3及び4はそれぞれす1.4
2.43.す4の作業ロールであり、5゜6は補強ロー
ル、7,8は圧延材10を圧延ロールに捲きつけないよ
うにするローラ又はブライドルローラ、9はロールクー
ラント噴霧装置でありロール冷却と圧延潤滑を目的とし
たクーラントをスプレーするものである。11はブライ
ドルローラの支持レバーで該支持レバー11に設けたロ
ードセル12によって圧延材の張力T2を測定すること
が出来るものである。この場合ブライドルローラ7.8
に設けた駆動装置15.16を駆動することにより第3
表に示す如く張力を増加させることが出来る。 (第3表) 連続NPV圧延法の特性 つまり張力付加装置としてブライドルローラ7゜8によ
り描画トルクを+100付加させれば総合描画トルクを
+350Kまで上げることが出来、圧延能力を大幅にア
ップ可能なものである。 そしてブライドルローラ7又は8によって張力アップを
計ることにより+1.+20−ル圧延を助ける板張力T
2を太きくし、+2.+30−ル圧延にブレーキとなる
T2’を小さくすることが出来る。このようにして圧延
の入側張力を小さく出側張力を大きくすることが出来る
ので真速圧延をより容易にならしめることが可能となる
ものである。 以下張力差を付加することにより如イBJに圧延が能率
よく高圧下を行いうるかを述べる。 圧延材料と圧延ロール間の摩擦係数μが充分大きい時は
、圧延ロールから拐料に与えうる接線力Fも大きく圧延
エネルギを充分に与えうるがら通常圧延時に得られる最
大接線力Foに対して(1+式に示されるFの値を例え
ばφ1を大きくしてFを小さくしてもその値は充分であ
りうるがμが小さくなるとロールと材料間にスリップを
生じ圧延続行不可能となる。一般に圧延速度を犬きくす
るにつれ、このμは低下するが、その状況を第7図に示
す。図において、A、Bはそれぞれ鋼ス) IJツブの
冷間圧延によく使われる鉱油系と牛脂系のンルプルオイ
ルをロールクーラントに用いた場合の例であり、いずれ
も圧延速度によって摩擦係数μが大きく変化することを
示している。又摩擦係数μの大きなロールクーラントを
使用することによってスリップを防止することも考えら
れるがそのような場合は、潤滑不足によってロールと材
料の焼付を発生し高速圧延に耐えられなくなる。この事
を解決するために本発明は圧延点と圧延点の間に於てエ
ネルギを圧延材の張力差として供給することを特徴とす
るものである。尚第4図に示す方式でも圧延ロールに捲
付けられた圧延量は圧延ロールの摩擦力によってエイ、
ルギを与えているがこの場合はスリップしているため製
品への疵つきの心配があり、又圧延ロールのためその表
面の摩擦係数を犬キ<シたり巻付角を大きくするにも制
限がある。本発明はこの様な圧延ロールによらないで圧
延材料に張力差をえることを主眼としたもので、圧延の
出口側で張力を上け、次の圧延点の入側では張力を下げ
るようにするものである。以下この方法によって圧延量
が大幅に増加し多パス圧延力補り軍よく行いうろことを
述べる。 第8図に圧延材料の力の釣合を示す。月料が一定速厩で
圧延されている時は加速力はないので材料が進行方向に
対して押し返される力はT2′−T3行方向に押・し進
める力は(1)式で示すFとなる。これらは寺しかるべ
きにより 又Foは定義によシ2μPであり、θは小さいので 又は この場合の許容最大圧下量Δh max は圧延ロール
の中経をRとして Δh 、、、、x=h 、 −h 、=θ2R・・・・
・・・・・(6) (6)式で求められる。 NR圧延ではφ1=φ2−0までとりうるので、その時
Δh mhxは最大の4μ2Rとなシうるが、NPV圧
延では、φ2はほぼゼロに出来るがφ1は太きくなけれ
ば圧延点と圧延点の間でループが発生してしまうことに
なる。今φ2::0とみなすと(7)式のようにな楓今
仮に圧延ロール径を500+++m(R=φl Δh□□=4μ2R(1−−)2   ・・・・・・・
・・・・・・・・(7)θ 250m)としてΔh□1x  の特性を調べると第9
図に示すようになる。即ちμが小さくなり且φl/θを
1に近づけると許容圧下量は極端に小さくなり実用に供
せなくなる。 ところで多パス同時圧延をループを発生せずに行うには
φl/θは可成#)1に近い附近で圧延せざるを得ない
のでこのことは決定的に重要な問題となる。この問題を
解決するために圧延点と圧延点の間で板圧延材にT3T
2’の張力差をつける方法を提供するものでその効果に
つき以下のべる。 (6)式に於て、圧延材板厚2.5 mmから40%ず
つ3回圧延したとすれば板厚は2.5誦から1.5晒1
.0.9+++m、 0.54rrvnとなシ圧下量は
夫々1、omm。 0゜6rrun、0.36門となる。 令弟2パス目について検討する。(6)式に於てμ=0
.05 及ヒ0.025、R=250rran、 φ2
中0としてφ1の値を変化させる。ここで張力條件は圧
延材料中1++++++M、りについて考える。材料の
ユ、;ット張力をσ、、σdとして T2’ =haσ、 =1.5 x 5 = 7.5に
9/繍’I’a =h 、、 a 、=Q、9 x30
=27に7/+o+圧延ロール500陥で圧延羽が軟鋼
の場合圧延荷重Pは板幅18当り大約800に9故(T
3− T2’ )/ア=19.5/800=0.024
4となる。 然る時は、 この結果を第9図に点線で示す。 これよシ圧延点の前後に於て圧延材料に張力差をつける
ことによシ許容圧下量が格段に向上することが判る。第
5図に於て第1の圧延点の出側張力T2を大きくすれば
第1の圧延点での許容圧下量を増加させることは出来る
がそのままでは第2の圧延点の入側張力を増大すること
になり第2の圧延点での許容圧下量を減少ぜしめること
になる。 本発明の如くここに張力差をつける手段を設けることに
より第1の圧延点では出口張力T2を大きくし第2の圧
延点の入側張力T2′を下げれば上述の如く第1、第2
、第3の圧延点で大きな圧下が得られリスタンドの圧延
機で3パスの圧延を能率よく行うことが出来るのである
。 ところで前述した実施例において、駆動装置15.16
によりブライドルローラ7.8を駆動して張力を増加さ
せる場合には、例えばブライドルローラ7の出側、入側
で張力がT 21 ’、I”2’の如く異なる。その場
合の張力T2 + T’z’はその合計値’1’−T2
+Tz’をロードセル12により検知し、また両者の差
はブライドルローラ7に付設したトルク検出器19によ
り求めて演算装置20にて算出すれば正確に求めること
が出来る。即ち、トルク検出器19にて検値したトルク
Qはローラ7の半径を■(とするとQ−(T2’ −T
2 )Rで表わすことができる。よって検出flE T
及びQを演算装置2oに入力して算出すればT2及びT
2′の値を求めることが出来るものである。そして更に
演算装置2oにてこの求めた値T2 a T2’が適正
値がどうかを設定値21と比較し、この比較に基づく指
令信号をブライドルローラ7の駆動装置15に入力して
張力を正確に制御可能としているものである。また圧延
材10の速度はブライドルローラ7.8にそれぞれ設け
た速度検出器17.18により検出することが出来るの
で、この速度検出器17.18からの速度検出信号に基
づいて制御装置25にて各ブライドルローラ7.8の駆
動装置15.16の回転速度を制御すること、又はこの
速度検出信号値を監視装置26に入力して圧延材の速度
を監視することが可能となる。よって上記した実施例に
よれば、以下の効果が達成できる。 (1)  複数パスの圧延を1スタンドの圧延機で行な
うに必要な圧延エネルギをパス間の圧延材に付与し得る
ので高圧下が可能な高能率の異周速連続圧延が実現出来
る。 (2)ロール間の圧延材の張力を精度よく検出して該圧
延材を適正な張力に保つ制御が可能であシ、板破断の恐
れが無い。 (3〕  各ロール間の圧延材速度の検出に基づいて各
ロールの速度又はトルクを制御することが可能となり、
高精度な異周速連続圧延が実現出来る。 また、上述した連続圧延において、張力付加の能力を上
げるにはブライドルローラ表面の摩擦係数を大きくする
程、又ローラへの圧延材の捲付角度を大にする程有効で
ある。前者の方法としては、ローラ表面をショツトブラ
ストして粗くする方法や、摩擦係数の大なる材質を表面
に張力っける方法があり、後者の方法としては第6図に
本発明の他の実施例として示すような37.38,39
゜及び32,33.34との組から成る多数Pブライド
ルローラで構成する方式もある。 そして46,47.48はガイドローラで図示は省略し
たがここに張力計を設置することも出来るものである。 同様にブライドルローラ32〜39のすべてに駆動装置
を設置することも可能なものである。 尚以上の説明は、1本の圧延ロールで2回圧延するロー
ルが2本の場合について行ったが、これa!10図に示
す実施例の如く2回圧延する圧蝙ロールが1本でも浸支
えない。この場合圧延材10を実際に圧延する圧延ロー
ルは作業ロール1゜2.3の合計で3本になり、異周速
の作業ロール1.2間で圧延される圧延点と、同じく異
速周の作業ロール2,3間で圧延される圧延点との間に
位置する圧延材10に張力差を付与する圧延点間張力差
付加装置は1式となる。そして第10図ンこ示す如く、
ブライドルローラ7に備えられたこの張力差付加装置を
構成する装置は第5図のそれと基本的には同一構成であ
るので、ここではその説明は省略する。 尚、上述した本発明の詳細な説明は、1本のロールで2
回パス圧延の場合について論じたが、1本の中火のロー
ルを外部から2本以上3〜4本のロールでかこみ同時に
3点〜4点で圧延を行う方式も考えられるがこの思想は
全く同じ様に適用出来るものである。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば圧延パス間の圧延
材に圧延ロール以外から圧延エネルギーを供給して高能
率の連続圧延を可能にする異速達続圧延機が実現出来る
という効果を達成できる。 図面の簡単な説明 第1図は従来の4段圧延機を示す概略構成図、第2図は
5段圧延機を示す概略構成図、第3図は圧延ロール速度
差に基づく圧延の椹類を示す説明図であり、第3図(a
)はNRと称する等速圧延を、第3図(b)はPVと称
する真速圧延を、第3図(C)はNR圧延とPv圧延と
の中間的な圧延であるNPV圧延をそれぞれ示す説明図
、第4図は従来の連続圧延方式を示す概略図、第5図は
本発明の一実施例である異周速連続圧延機を示す構成図
、第6図は本発明の他の実施例を示す異周速連続圧延機
を示す概略構成図、第7図はクーラント油における圧延
速度と摩擦係数との関係図、第8図は本発明における圧
延材に作用する力の釣合状況説明図、第9図は各槍圧延
ロール径における許容歳入圧下量の特性図、第1O図は
本発明の他の実側例である異周速連続圧延機を示す概略
構成図である。 1.2,3.4・・・作業ロール、5,6・・・補強ロ
ール、7,8・・・プライドルロール、9・・・流体噴
霧装置t、15.16・・・駆動装置、12・・・ロー
ドセル、19・・・トルクメーク、17.18・・・速
度検出器、20・・・演算装置、21・・・設定器、2
5・・・側斜装置、賃 ・勢 第Z2 圧を遠度 苓−i、rL $3 目 ρ                        
      /θ5 茅/θ固 手続補正書(自発) 昭和い 1q2艷 腸許庁長官若杉和夫 殿 事件の大小 昭(1157年朽if′rljr1第218978  
ぢ発明の名称 異周速連続圧延機 補正をする名 ′j印Iとの関1〃1寺1、′1出願人とi   I:
L LRIIII 体式会Ll   口  立  製 
作 11斤代   月1   人 居  1・Jl(〒1(3))東京都千代田区丸の内−
丁目5番1−υ欄及び図面 補正の内容 1)昭和58年4月27日付で補正した訂正明細書第5
頁第3行目及び第7行目に記載の「ループ力6」を「ル
ープカー6」にそれぞ7れ訂正します。 2)同第6頁第7行目に記載の「O<ePl=eP2〈
0である。」をr O> ’P r = T 2 > 
Oテアル。」に訂正します。 3)同第8頁第8行目に記載の「0〈ePl」をrO>
’P、、J に訂正します。 4)同第20頁第10行目に記載の「圧延ロール」を「
圧延ロール径」に訂正します。 5)同第21頁第8行目に記載の[リスタンドjを「1
スタンド」に訂正します。 6)図面の第7図を添付図面の通り訂正します6以上 茅 7 月 θ   2ρθ   4ρθ  tρθ   δ00 
   /θθθ圧延遼度 シー1.7 手続補正書(自発) 特許庁長官若杉和夫 殿 事件の表示 昭 化57年 ′I屑ごrj;’fi第 218978
  号発明の名称 異周速連続圧延機 補正をする者 ・Ii f!lとの関係  中層;′1出1打1人名 
 +41: tsltU株式≦・(1日  立  製 
 イ乍 所補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」及び1図面の簡単な説明
」の欄並びに図面 補正の内容 1)゛昭和58年4月27日付で補正した訂正明細書第
13負第7行目乃至第20行目の記載を次の通シ訂正し
ます。 「本発明の特徴は、一本のロールで同時に被圧延月を複
数点圧延するロールを有し、被圧延材を前記ロールによ
って連続的に圧延する連続圧延機において、前記ロール
を隣接ロールと互いに異周速にして被圧延材を圧延し、
しかも前記ロールについて第1の圧延点を経て該ロール
の表面からm間された被圧延材を該ロールの第2の圧延
点に導く経路途中に該被圧延材に張力差を付与する張力
差付加装置を設置して、この被圧延材の第1の圧延点出
側と第2の圧延点入側とで張力差を生じさせるようにし
た異周速連続圧延機にあり、上記の構成を採用すること
により圧延エネルギーの供給をロールだけでは無く張力
差(=J加装置からも供給して高能率な連続圧延を司能
にするものである。」 2)同第24頁第16行目乃至第25頁第1行目の記載
を次の通り訂正します。 「尚、上述した本発明の詳細な説明は、一本のロールで
同時に被圧延材を2点圧延する場合について論したが、
1本のロールにて同時に被圧延材を3点〜4点圧延する
圧延方式に対しても本発明を適用出来るものである。 例えは、第11図に示す本発明の他の実施例の様に、1
本の中央に位置する内部作業ロール40を、夫々補強ロ
ール60によって支持されており、且つ外部に位置する
3本の外部作業ロール50a、50b、50cて囲み、
これらの外部作業ロール50a、50b、50cを内部
作業ロール40の周速、に対して異周速V2+”3+ 
v4に設定し、被圧延材10を同時に3点で圧延を行う
方式の圧延機の場合においても、第1の圧延点である該
内部作業ロール/10と、外部作業ロール50aとの圧
延点を経て第2の圧延点である外部作業ロール50bと
の圧延点に至る被圧延材10の経路の途中に駆動装置1
5を備えた圧延エネルギーを供給するブライドルローラ
70aを配置して、該経路の圧延材に張力差が生じるよ
うに構成している。また、第2の圧延点を経て第3の圧
延点である外部作業ロール50cと−の圧延点に至る被
圧延材10の経路の途中に駆動装置16を備えた圧延エ
ネルギーを供給するブライドルローラ70bを配(〆C
して、該経路の圧延材に張力差が生じるように構成しで
ある。尚、80は被圧延材10を導く案内ローラ、9は
ロールの冷却及び潤滑を行う流体噴霧装置である。 上記構成の圧延機においても前述したものと同様に圧延
パス間の圧延材に圧延エネルギーが供給され高能率の圧
延が実現出来るという効果を奏するものである。」 3)同第26頁第3行目に記載の「概略構成図である。 jを「概略構成図、第1図は本発明の更に他の実施例で
ある異周速連続圧延機を示す概略構成図である。」に訂
正します。 4)図面として第11図を追加します。 以上 茅II  目 0

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一本のロールで同時に2点以上圧延するロールを複
    数個有し、被圧延材をこれら複数個のロールによって連
    続的に圧延する連続圧延機において、前記複数のロール
    を互いに異周速にして被圧延材を圧延し、しかも前記各
    ロールについて第1の圧延点を経て該ロールの表面から
    離間された被圧延材を該ロールの第2の圧延点に導くよ
    うにローラを設置したことを特徴とする異周速連続圧延
    機。 2、特許請求の範囲第1項記載において、前記ローラは
    被圧延材に張力を与える張力付与手段を有していること
    を特徴とする異周速連続圧延機。 3、特許請求の範囲第2項記載において、前記張力付与
    手段とは該ローラの駆動装置であることを特徴とする異
    周速連続圧延機。 4、特許請求の範囲第1項記載において、前記ロールの
    第1の圧延点から第2の圧延点に至るロールと被圧延材
    とが離間しているロールの表面に流体を噴霧する噴霧装
    置を設定したことを特徴とする異周速連続圧延機。 5、特許請求の範囲第4項記載において、前記噴霧装置
    は冷却水と潤滑油の少なくとも一方をロールの表面に噴
    霧するものであることを特徴とする異周速連続圧延機。 6、特許請求の範囲第2項記載において、前記ローラに
    は被圧延材の張力検出器が備えられておシ、該張力検出
    器からの検出値に応じて前記張力付与手段を制御するよ
    うにしたことを特徴とする異周速連続圧延機。 7、特許請求の範囲第1項記載において、前記ローラに
    は速度検出器が備えられており、該速度検出器からの検
    出値に応じてロールを制御することを特徴とする異周速
    連続圧延機。
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