JPS61202622A - 多条刈コンバインの刈取幅調節装置 - Google Patents

多条刈コンバインの刈取幅調節装置

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JPS61202622A
JPS61202622A JP4332785A JP4332785A JPS61202622A JP S61202622 A JPS61202622 A JP S61202622A JP 4332785 A JP4332785 A JP 4332785A JP 4332785 A JP4332785 A JP 4332785A JP S61202622 A JPS61202622 A JP S61202622A
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reaping
raking
row
path
pulling
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喜代志 田中
二朗 近藤
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は穀稈を刈取脱穀するコンバインの刈取幅調節装
置に関する。
(ロ)従来技術 従来のコンバインは刈取幅により3条用、4条用、5条
用、6条用・・等を別機種として製作していた。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 従来のように各条数毎に別機種を生産すると、著しくコ
スト高になると共に流通在庫として各機種を用意する必
要があり、また、通常、農家では小型のトラックしか所
有していないので、6条以上の広幅機は小型トラックの
荷台に載せて輸送することができず、更に、6条以上の
機種は大型特殊免許がないと道路を走行させることがで
きないので不便であった。
また、圃場の大きさ等に応じて刈取幅を拡縮することが
できなかった。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は刈取装置の既刈地側の掻込経路を他の掻込経路
より広幅に形成し、未刈地側に1条分の引起体をその引
起経路が外側となるように設け、この引起経路の外側に
1条分の引起体及び掻込装置等を着脱可能にかつ該引起
体の引起経路を内側として前記引起経路が外側になって
いる引起体に対向させることにより、一定条数のコンバ
インを量産し、それに需要者の要望に応じて刈取掻込条
数を1条分付加することにより刈取幅の異なる2機種の
コンバインを得ることができるようになし、また、トラ
ック等の運搬車の荷台幅ににより機体幅を縮小すること
もできるようにして前述の問題点を解決した。
更に、刈取条数を増減しても通常操縦席のある既刈地側
の掻込経路を他のものより広くすることにより穀稈列と
直交する方向に刈取ったり、広幅に植立している麦を刈
取る場合に前行程で機体が蛇行しながら走行して刈取線
が曲がっていても、刈残しを生ずることがなく、かつ刈
取条数の増減調節を行なってもそれを未刈地側で調節す
ることにより前記既刈取地側での刈残しを確実に防止す
ることができるようにした。
(ホ)作用 一定条数のコンバインと一条分のパーツとを量産し、注
文に応じて2機種分の一定条数コンバインとそれより少
ない1条分のパーツを輸送して現地版売店で必要に応じ
て1条分を組付ける。
圃場が大きくて刈取幅を広くしたい場合には未刈地側に
1条分追加し、圃場が小さくて刈取幅を1条分少なした
い場合、又は運搬車の荷台より機体幅が広い場合には前
記追加したものを1条分取外す。
そして、刈取作業中、前行程での刈取線が曲がっていて
も既刈地側の掻込経路幅は他の部位より広くなっている
ので、刈り残しを生ずることがなく、かつ、刈取条数を
増減してもそれが未刈地側で調節されるので、刈取条数
の増減に拘らず常に既刈地側で刈残しをすることがない
(へ)実施例 本発明の一実施例を図面について説明すると。
1は走行装置2を有する機台3上に搭載した自説型の脱
穀装置であって、他側には前部から順に操作盤4、操縦
席5、その下部にエンジンEを、また後部には穀粒タン
ク等を配設してあり、前方には複数の分草体7・・、申
分草体8・・、穀稈引起装置9、掻込輪1G−−、株元
掻込チェノ11・・、ラグ付き茎部掻込ベルト12・・
、掻込爪付き茎部掻込チェノ13・・、刈刃14及び横
搬送チェノ15等からなる刈取装置を設け、該刈取装置
の一側から後方上方に向けて縦搬送装置IBを配設し、
該縦搬送装置1Bの終端と前記脱穀装置lの供給部との
間には株元揚送体17と穂側揚送体18を並列に配設し
てなる揚送装置を設けである。
次に5条刈タイプのコンバインにおける各部の構成につ
いて詳述する。
[刈取装置] 前記穀稈引起装置9は第1図に示すように引起経路が隣
接する2対の引起体9a+111及び右側(前方からみ
て)にあって引起経路が外側になっている1つの引起体
9bで構成されており、上部の筒状伝動ケース1aによ
り駆動される。
掻込輪lO・・は左側の2個を噛合させ、それらとは別
に右側の3個を横方向の列状に噛合させると共に縦軸2
0・・に取付け、それらの縦軸20・・の上部のプーリ
ー21・・に前記茎部掻込ベルト12・・の後部を巻き
掛け、左から2番目と4番目の縦軸20 、20に取付
けたスプロケッ)22.22とそれらの後方の駆動スプ
ロケット23.23に前記株元掻込チェノ11.11を
張設しであるので、左側から2番目の掻込輪1Gはそれ
に噛合する1番目の掻込輪10を駆動し、4番目の掻込
輪10はその両側に噛合する3番目及び5番目の掻込輪
1G、 1Gを回転させ、その結果%5番目の掻込輪1
0は平面視で反時計方向へ回転し、これに対応する外側
の株元掻込チェノllaは後部の駆動スプロケット23
aにより駆動され、右側の24の掻込輪10.1Gを支
承する軸受はそれらの掻込輪1G、 10が噛合するよ
うに支持する取付金1OAを介して刈取枠に着脱可能に
取付けである。
また、最も右側にある掻込輪10の軸20aは第2図に
示す如く上端で下段の茎部掻込チェノ13aを駆動し、
該茎部掻込チェノ13aの後部の従動スプロケットの軸
は上段の茎部掻込チェノ13bを駆動し、更に、左端の
前記プーリー21はV溝が2段になっており、その他方
のV溝と側方に軸支した遊動プーリー21aとの間には
ラグ付き茎部掻込べル) 12aを張設して後述する広
い掻込通路の穀稈掻込みを行なうようにしである。
前記駆動スプロケット23.23の軸24.24はfs
3図に示す如くギヤケース25.25から立上っており
、前記茎部掻込ベルト12・番より上部に上下2段の茎
部掻込チェノ13・Φを張設してあり、また、操縦席5
の前方でかつ既刈地寄りとなる左側から一番目の分草体
7とそれに隣接する申分草体8との間隔を、他の部位の
分草掻込経路幅より広くし、穀稈列と直交して刈取を行
なう場合、又は広幅になっている麦を刈取る時等に、前
行程で機体が蛇行して刈取を行ない、刈取線が凹凸にな
っていても刈り残しを生じないようにしである。
前記横搬送チェノ15は始端が左側の株元掻込チェノ1
1の後部の横送り終端部寄りに対向し、終端部は後方へ
屈曲していて駆動スプロケッ) 15aにより駆動され
る。
[縦搬送装置] 縦搬送装置16は搬送チェ7の搬送面に挟持レール26
aを対設した株元搬送体2Bと搬送爪付のチェノに保持
間隙を隔ててガイド杆を対設した穂側搬送体27とで構
成されており、それらはギヤケース28から立上がった
軸29のスプロケットにより駆動され、前記穂側搬送体
27の前部は前記横搬送チェノ15と平行な横搬送部を
有している。
そして、この縦搬送装置IBは後述する斜部94に固定
されたモーター18aによりリンク19b・拳を介し、
前記ギヤケース28の横軸Pを中心としてリフトアーム
leaにより上下傾動して扱深調節を行なう。
[揚送供給装置] 第1図、第3図及び第5図において、前記株元揚送体1
7と穂側揚送体18は前記脱穀装置1の前面から突出し
たフレーム31にU竿杆32を介して支持されており、
それらの揚送体17.18の始端部が前記株元搬送体2
Bの終端より下方に臨み終端は脱穀装置lの供給口33
から突出した入口板33aより高くなっており、それら
は前記縦搬送装置IEIの株元搬送体2B及び穂側搬送
体27の終端部が始端部間に入り込む間隔で平行に配設
してあり、株元揚送体17は各プレートに低い突起を有
するチェノ17aとその連結ビンの外側に回動自在に取
付けられていて上昇行程でガイドレール17bにより起
立突出する掻上爪17c ・・とからなり、穂側揚送体
18は前記株元揚送体17の掻上爪17cより長い掻上
爪18aψ・を有しており、穂側揚送体1Bの穂側には
第1図に示すように揚送案内板34を併設し、前記株元
揚送体17と穂側揚送体18の間には、上端が前記入口
板33aの下面に固定された上部傾斜案内板35と、下
部が前記ギヤケース28の上面に蝶着されていて前記上
部傾斜案内板35の下部上面に重合する可動案内板3B
とを設けである。
また、前記株元揚送体17の駆動スプロケット37及び
穂側揚送体18の駆動スプロケット38は第5図に示す
如くフィートチエンlaの従動スプロケット40を軸支
した軸41に装着してあり、クラッチケース42内のク
ラッチ43はシフター44の作動により上記従動スプロ
ケット40の側面に刻設したクラッチ爪に係脱し、前記
シフター44は走行うラッチペタル45にワイヤー48
により連動連結しであるので、作業中に走行うラッチペ
タル45を踏込むと走行うラッチが切れ、刈取装置及び
縦搬送装置1Bは走行装置2に連動しているので、機体
及び刈取装置等が停止し、同時に前記クラッチ43が切
れて揚送装置も停止する。
更に、前記株元揚送体17の上面にはガイド杆47を対
設してあり、このガイド杆47の下端部は株元搬送体2
6の挟持レール28aを保持する枠体48の後端外側面
にピン50で第6図(a)に実線と鎖線で示すように前
後回動自在に枢支されており、縦搬送装置16を上下傾
動して扱深さ調節を行なった時、ビン50は縦搬送装置
1Bの回動中心となる横軸Pに側面視で極めて接近した
位置になるので、ガイド杆47は基部を中心として自在
に傾動して株元揚送体17の搬送面に近接して常に押え
作用をなす。
また1手抜ぎ作業を行なう時、チェンジレバーを操作し
てサブミッシ諺ン57の主クラッチを切ると走行装置2
及び前処理装置が停止するから走行うラッチベタル45
を踏み込まない状態で前記揚送供給装置のクラッチ43
を入りにしておくことができ、この状態で前記ガイド杆
47を第6図(a)に示す前方の(イ)位置(桟板ぎ調
節時)、又は(ロ)位置(深扱ぎ調節時)に回動すると
1作業者は供給口33より低い位置にある株元揚送体1
7及び穂側揚送体1Bに手刈穀稈を楽な姿勢で供給する
ことができ、また、刈取脱穀作業に復帰する時。
WS6図に示すように前記ガイド杆47を後方へ傾動し
て軽く押すと、後部が挟扼レール1bの外側面に固定さ
れていて前部を開口させたスプリング板51が外側方へ
押し出されてその基部に当接し、前部はストッパー52
に受止められて所定の案内姿勢にセットされる。
而して、前記株元揚送体17及び穂側揚送体18の駆動
スプロケッ)37.38の直径はフィートチエン1aの
従動スプロケット40の直径より小であるからフィート
チエンlaの搬送速度v1は揚送装置の揚送速度v2よ
り大になっている。
[前処理枠及び伝動装置] 前処理枠は第2図及び第4図に示すように前記横軸Pの
筒枠をトップリンク53で、また下部を左右一対のロア
リンク54.54で支柱55と一体なフレーム31及び
機台3に支持されていて油圧シリンダ56の伸縮作動に
より略一定の姿勢を保って昇降するようになっており、
エンジンEの動力はサブミッション57にクラッチ58
を介して入力され、後述するB折伏動機構81を介して
伝動される後部横軸ケース60は3つのギヤケース81
. E12. f13を有し、前部横軸ケース85は4
つのギヤケースB6゜87、25.25を備えており、
該前部横軸ケース85の右端と後部横軸ケースBOの右
端を、ホルダー70でL字状に螺着した連結枠71によ
り一体的に結合し、前記後部横軸ケース60の左端のギ
ヤケースB1と前部横軸ケース85の左から2番目のギ
ヤケース87とを前後方向の軸ケース72で連結するこ
とにより一体的な枠体を兼ねた伝動ケース73に構成し
である。
また、刈取フレーム74は前記各分草体7−・及び申分
草体8・・を取付けた複数の縦フレーム75・・を2に
の横フレーム78.77ト刈刃フレ一ム7日とで連結し
て構成してあり、この刈取フレーム74はその後部を第
4図に示す如く前記伝動ケース73からなる枠体の前部
下面に重合して左右2箇所で爆接して一体に構成してあ
り、右端の前記縦フレーム75は後部寄りで分割してボ
ルト80により着脱可能に結合しである。
そして、前記屈折伝動機構81は第1〜3,9図に示す
ように操縦席5の下部の機枠に変速装置82を取付け、
該変速装置82の入力プーリー83をサブミッション5
7の手前のプーリー84で駆動し、その出力プーリー8
5を中間軸88のプーリー87にクラッチプーリー付き
ベルト88で連動連結し、中間軸8Bのスプロケット8
9と前記後部横軸ケース60内の横軸80に取付けたス
プロケット8!とはチェノ9jaで連動連結してあり、
前記中間軸88の軸受88aは後部が前記出力プーリー
85の軸受筒85aに回動自在に遊嵌された後部屈折ア
ーム82の前端に設けた半円状受部により後面を支承さ
れ、前部屈折アーム93の上部は前記軸受88aに固定
され、下部は後部横軸ケース60に遊嵌されているので
前記油圧シリンダー5Bにより前処理枠が略一定の姿勢
で昇降すると、変速装置82は機台3と一体であるのに
対し、後部横軸ケース80は伝動ケース73と一体的に
相対距離を変化させながら昇降するが、前記前部屈折ア
ーム93と後部屈折アーム92の中間軸8Bを屈折点と
して屈伸することとなって軸間距離が変化することがな
く円滑な伝動を行なうことができ。
脱穀装置lはエンジンEで別に駆動される。
また、前記縦搬送装置18を駆動するギヤケース2Bに
臨設して設けたギヤケース211aは前記後部横軸ケー
ス80のギヤケースa2にバック伝動軸を内装した封筒
94により連結されおり、ギヤケース28゜28a内の
前記横軸Pはトップリンク53の前部支点が一致してい
るので、無理なく確実な伝動を行なうことができ、前記
穀稈引起装置9の筒状伝動ケース18はギヤケース88
から立上がった軸19aにより駆動される。
[穀稈案内装置J 前記前部屈折アーム93には屈折伝動機構の外側及び前
面を覆う平面視でL字状をなすカバーを兼ねた後部横案
内板85をステー98を介して着脱可能に螺着してあり
、この後部横案内板95は、左から2番目と3番目にあ
る引起体9a、 9aの下部寄り背面から後方へ延出さ
せた縦案内部97a 、 97aとそれらの後端を連結
した横案内部97bとからなる下案内板87の横案内部
9?bに第1図及び第3図に示すように横搬送経路を隔
てて対向しており、右から1番目と2番目の引起体9a
、 9bの背面にも下案内板97を装着してあり、左端
の引起体9aの背面から後方へ向けて延設した幅の広い
案内板97cは後部を折曲して前記横搬送経路の後面に
沿わせてあり、該案内板97cの上下方向の中間部をへ
字状の突条部97c″に形成し、軸19aの保持筒から
横方向へ突出させたチャンネル型支持腕97dを前記突
条部87c゛の後面に嵌合して螺着しであるので、案内
板97cの後部を強固に支持することができると共に前
記突条部87c°が横送りされる穀稈に線接触すること
となり、搬送抵抗を小さくして穀稈を整然と横送りする
ことができる。
また、前記下案内板97の直上部にも横案内部が前記下
案内板97の横案内部97bと略同−面をなすと共に側
面視で三角形状をなす上案内板88を設けてあり、この
上案内板98の上部の傾斜部はその略全面を対応する引
起体8a・・、 abの背面にボルト88・・にて螺着
し、下部は第3図及び第7図に示す如く上方の茎部掻込
チェノ13の支持枠に藁屑が通過する程度の僅かの間隙
をおいてステー98a。
911aにより着脱可能に螺着しである。
【棟上分草装置J 前記穀稈引起装置9の非作用側が近接している引起体9
a、 9aの間の下部には棟上分草装置100を第2.
3図及び第8図に示すように装着してあり、該棟上分草
装置100は一方の引起体9aの遊動スプロケッ)9d
の軸によりチェ7を介して前後方向の軸IQIを駆動し
、チェノケース102の上部と下部に軸支したスプロケ
ットには棟上爪103 ・・チェノ起伏可能に装着した
棟上チェノ104を張設し、上部のスプロケットの軸1
04aを前記軸101により傘歯車を介して駆動すると
、上記棟上爪103・・は上昇側ではガイドレール10
5により地面際から第3図に示す如く引起風の1〜2ピ
ツチ(望ましくは1,5〜2ピツチ)(但し図中lは1
ピツチ)程度で、かつ下案内板97の下縁部又は下段に
ある茎部掻込チェノ13の前部若くは茎部掻込ベル)1
2と対応する高さまで低い橋上げ高さで起立突出して強
制的に棟上分草し、その橋上の上限で穀稈が引起風に受
渡されると、それ以後引起風により引きほぐしながら穂
側まで無理なく分草し、棟上分草を引起体9a、 9a
の上部まで行なうものより脱粒及び稈の引き抜き等を少
なくすることができる。
また、前記棟上爪103は下降行程で第8図(a)に示
すように引起体9a、 9a間に侵入して下降し、引起
体8a・・の非作用側後面は開口しており、この開口部
の前部から後方へ向けて折曲したガイド板108.10
8はチェノケース102の後方開口部から藁屑や泥土等
を後方下方に案内すると共にそれらが引起体9a、 9
aの対向する開口部に侵入するのを防止し、後端部に形
成される間隙107からは引起体9a、 9aから排出
される藁屑等が落下する。
更に、図示してないが未刈取地側の引起体9bの外側に
前記棟上分草装置100又は引起体9bと略等しい高さ
の棟上分草装置を付設する。
[刈幅調節装置] 第1図及び第4図において株元掻込チェ7llaを外す
と共に弯曲したチェノガイドを兼ねた支持枠をギヤケー
ス63から取外し、右端の縦フレーム75に換えて申分
草体8付きの縦フレーム75を第12図に示すように取
付けると共に前端部に分草体7を有する補助縦フレーム
75aの基部を前記横フレーム78.7?の右端に螺着
し、下部が前記補助縦フレーム75aに固定された引起
体9cの筒状伝動ケース19bを前記筒状伝動ケース1
9の端部に螺子で着脱可能に取付け、右側にある2つの
掻込輪tG、 10を支承している取付金1OAに換え
て第10図及び第12図に示す如く上記掻込輪10.1
Gが噛合しない間隔で軸支された長い取付金10Bを取
付け、前部にスプロケット22と右端の掻込輪1Gの外
側に噛合する掻込輪10aを軸支すると共に中間部が支
柱を介して前記補助縦フレーム75aに支持された支持
枠75bの後部を前記ギヤケース63に着脱可能に螺着
し、該ギヤケース83から立上がった軸の駆動スプロケ
ッ) 23aとその前方のスプロケット22に株元掻込
チェノllbを張設し、茎部掻込チェノ13c 、 1
3cを第11図に示すように上記軸に連結すると共に茎
部掻込チェノ13c 、 13cを後方へ延出させると
、右端に2条用の引起、掻込経路が形成されることとな
り、第1図に示す5条刈コンバインを第1O〜12図に
示す6条刈コンバインに変換することができ、また、6
条刈として取付けたものを第1図及び第4図等に示す状
態にすると5条刈コンバインに戻すことができ、更に、
多条刈コンバインにおいて、7条刈型と8条刈型との条
数変換若くは他の多条刈コンバインの条数変換を前述の
方式で適宜性なうことができる。
また、刈刃14は1条分追加して接続するか又は全体を
広幅のものに取換える。
このような刈幅調節装置によると、特定条数のコンバイ
ンを量産し、使用者の要望に応じて1条分の補助装置を
添付することでもう1条分多いコンバインを提供するこ
とができ、製造コスト及び在庫等の流通コストを著しく
低減することができ、また、通常農家で使用する小型ト
ラックでは荷台幅に対して機体幅が広くて積み込むこと
ができないような場合、1条分取外すことにより積み込
んで運搬することができ日常の作業に有益である。
[作用] 次に作用について説明する。
分草体7・・及び申分草体8−拳で分草され、棟上分草
装置100で棟上分草されかがら穀稈引起装置9により
引起される穀稈は株元部を茎部掻込ベルト12・・、 
12aにより掻込まれて刈刃14により刈取られ、左側
の掻込経路から横送経路に掻込まれた穀稈は後部を案内
板87cと後部横案内板85とにより案内され、前部は
上案内板98及び下案内板87により案内され、中間の
掻込経路から掻込まれた穀稈は左側から横送りされてく
る穀稈に合流し、横送経路の終端の弯曲部に合流する。
このようにして横送りされた穀稈は縦搬送装置1Bに受
継がれて後送され、その間に図外の扱深さセンサーの検
出結果によりモーターteaが作動して縦搬送装置1B
が上下回動して扱深さ調節が行なわれ、その搬送終端で
は株元搬送体26と株元揚送体17の下部とがラップし
ているので、スムーズに持ち換えられ、ガイド杆47に
押さえられた状態で株元揚送体17と掻上爪17cとに
受継がれ、穂側は穂側揚送体18上に落下して掻上爪1
8aに受継がれて夫々揚送される。
その際、縦搬送装置18の終端部は株元揚送体17と穂
側揚送体18の始端部間に入り込んでいるので、縦搬送
装置16の終端から落下した穀稈の株元部と穂側は株元
揚送体17と穂側揚送体18上に確実に受止められ、か
つ、縦搬送装置16の株元搬送体26及び穂側搬送体2
7の搬送終端より外側にて広い間隔で受継いで揚送する
こととなり、横方向の安定した姿勢で揚送し、株元部は
脱穀装置1のフィートチエンlaと挟扼レール1bの始
端に整然と継送し、穂側も姿勢を乱すことなく、しかも
揚送遅れを生ずることなく供給口33に供給することが
できる。
湿田のように走行装置2が沈下するような場合、刈取装
置及び縦搬送装置18等を油圧シリンダ58で前処理枠
を上昇させた時、屈折伝動機構81の後部屈折アーム9
2と前部屈折アームS3との角度が小さくなるだけで軸
芯の間隔は一定であるので、無理のない伝動を行なうこ
とができる。
(ト)発明の効果 本発明は前述のように刈取装置と脱穀装置1との間に穀
稈搬送装置を介装した多条刈コンバインにおいて、前記
刈取装置の既刈地側の掻込経路を他の掻込経路より広幅
に形成し、未刈地側に1条分の引起体9bをその引起経
路が外側となるように設け、この引起経路の外側に1条
分の引起体8C及び掻込装置等を着脱可能にかつ該引起
体8Gの引起経路を内側として前記引起経路が外側にな
っている引起体ebに対向させたので、圃場面積等作業
条件に応じて刈取条数を自在に増減することができ、1
つのコンバインを刈取幅の異なる2機種に容易に変換し
て合理的な刈取を行なうことができる。
また、2機種分の基本形を1機種として量産することが
できるので製造コストを低減することができ、且つ、流
通過程では2機種分として互換性のある1機種を用意す
ればよいので流通在庫を少なくすることができる。
更に、運搬時等に機体幅が広過ぎる場合は付加した1条
分を取外すことで運搬等が可能になり取扱が便利である
更にまた、刈取作業中、前行程での刈取際が曲がってい
ても既刈地側の掻込経路幅は他の部位より広くなってい
るので、刈り残しを生ずることがなく、かつ、刈取条数
を増減してもそれが未刈地側で調節されるので、刈取条
数の増減に拘らず常に既刈地側における刈残しを確実に
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであって。 第1図はコンバインの前部の展開平面図、第2図は同上
側面図、第3図(a)は前方からみて右側の掻込経路を
省略した同上側面図、(b)は上部案内板の断面図、(
c)は下部案内板の断面図、第4図は前処理枠の平面図
、第5図(a)は揚送装置の縦断面図、(b)は同上横
断面図、(C)は株元揚送体の掻上爪を内側に付設した
例の横断面図、第6図(a)は揚送装置の側面図、(b
)はガイド杆係止部の平面図、第7図は穀稈掻込部の分
解側面図、第8図(a)は棟上分草装置の縦断平面図、
(b)は同上斜視図、第9図は屈折伝動機構の側面図、
第10は6条刈となしたコンバインの一部を省略した展
開平面図、第11図は同上側面図、第12図は同上機枠
と伝動部の展開平面図である。 9a、 9b、 90@ e引起体  10.10a 
@ I掻込輪18・・筒状伝動ケース ?5.75a ・・縦フレーム 第9図 第10図 第11図 第12図 手続補正書(岐) 昭和60年 5月ンO日 17事件の表示   特願昭60−43327号2、発
明の名称 多条刈コンバインの刈取幅調節装置 3、補正をする者 事件との関係   出願人 島根県へ束郡東出雲町大字揖屋町667番地1(187
)  三菱農機株式会社 代表者 弁上三部兵衛 4、代理人〒241 5、補正の対象 (1)明細書の特許請求の範囲の欄 (2)明細書の発明の詳細な説明の欄 6補正の内容 (1)明細書の特許請求の範囲を別紙の通りに補正する
。 (2)同書中筒2頁第16〜17行、及び第22頁第1
工〜13行に「未刈地側に・・ように設け、」とあるを
削除する。 (3)同書中第3頁第8〜IB行の記載を削除する。 (4)同書中第4頁第7〜12行の記載を削除する。 (5)同書中第23頁第9〜!5行の記載を削除する。 (8)図面を別紙の通りに補正する。 (但し図面の浄書内容に変更なし) 2、特許請求の範囲 刈取装置と脱穀装置1との間に穀稈搬送装置を介装した
多条刈コンバインにおいて、未刈地側に1条分の引起体
9bをその引起経路が外側になるように設け、この引起
経路の外側に1条分の引起体9c及び掻込装置等を着脱
可能にかつ該引起体9cの引起経路を内側として前記引
起径部が外側になっている引起体9bに対向させたこと
を特徴とする多条刈コンバインの刈取幅調節装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 刈取装置と脱穀装置1との間に穀稈搬送装置を介装した
    多条刈コンバインにおいて、前記刈取装置の既刈地側の
    掻込経路を他の掻込経路より広幅に形成し、未刈地側に
    1条分の引起体9bをその引起経路が外側となるように
    設け、この引起経路の外側に1条分の引起体9c及び掻
    込装置等を着脱可能にかつ該引起体9cの引起経路を内
    側として前記引起経路が外側になっている引起体9bに
    対向させたことを特徴とする多条刈コンバインの刈取幅
    調節装置。
JP4332785A 1985-03-05 1985-03-05 多条刈コンバインの刈取幅調節装置 Expired - Lifetime JPH0646896B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0376819U (ja) * 1989-11-29 1991-08-01

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JPH0376819U (ja) * 1989-11-29 1991-08-01

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