JPS61200943A - ゼオライト触媒によるエステル交換反応 - Google Patents

ゼオライト触媒によるエステル交換反応

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JPS61200943A
JPS61200943A JP61033130A JP3313086A JPS61200943A JP S61200943 A JPS61200943 A JP S61200943A JP 61033130 A JP61033130 A JP 61033130A JP 3313086 A JP3313086 A JP 3313086A JP S61200943 A JPS61200943 A JP S61200943A
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acid
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zeolite
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JP61033130A
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ハインツ・エツクハルト
クラウス・ハルブリツター
ウオルフガング・ヘルデリツヒ
ウオルフ・デイーター・ムロス
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C67/00Preparation of carboxylic acid esters
    • C07C67/10Preparation of carboxylic acid esters by reacting carboxylic acids or symmetrical anhydrides with ester groups or with a carbon-halogen bond
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C67/00Preparation of carboxylic acid esters
    • C07C67/03Preparation of carboxylic acid esters by reacting an ester group with a hydroxy group
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C69/00Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
    • C07C69/52Esters of acyclic unsaturated carboxylic acids having the esterified carboxyl group bound to an acyclic carbon atom
    • C07C69/533Monocarboxylic acid esters having only one carbon-to-carbon double bond
    • C07C69/54Acrylic acid esters; Methacrylic acid esters
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/582Recycling of unreacted starting or intermediate materials

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カルボン酸エステルをカルボン酸、アルコー
ル又は他のカルボン酸ニステルト、酸性ゼオライト触媒
の存在下に反応させることによる、エステル交換反応を
行う方法に関する。
エステル交換反応とは、カルボン酸エステルを他の化合
物と反応させ、その際出発物質と異なるエステルを生成
させる反応である。反応相手はカルボン酸、アルコール
又は他のカルボン酸エステルであって、これに対応して
反応は酸分解、アルコール分解又はエステル交換と呼ば
れる(次式参照)。
a)酸分解: R’−COOR” + R3−C0OH= R3−CO
OR2+ R’ −COOHb)アルコール分解: R’−COOR” +R3−OH= R’−COOR’
 + R2−0HC)エステル交換: R” −COOR” +R3−C0OR’ = R” 
−COOR’ + R”−COOR2これら反応の総説
は、ホウベン−ワイル著メトーテンφデル・オルガニツ
シエン・ヘミ−4版8巻516〜561頁に記載されて
いる。上記方法によるカルボン酸エステル製造は、カル
ボン酸の適当なアルコールによる直接のエステル化が不
可能か又は不経済であるときに、工業上重要である。時
によっては、一つの反応によって2種の希望生成物を製
造できるときは、随伴生成物(カルボ/酸、アルコール
又はエステル)の生成も経済的利益を与えることがある
しかしこのエステル交換反応の利用における重要な制限
は、いずれの場合も平衡反応であって、その場合選ばれ
た反応相手の種類によって、出発物質又は目的生成物が
平衡状態において優位を占めうろことにある。
工業的にはこの反応は、目的物質を反応混合物から連続
的に(普通は蒸留により)除去して実施することが有利
である。この操作は目的物質の沸点が低い場合の系では
制限される。他の場合には、触媒の中和と、未反応の出
発物質を返送しながら反応混合物を分離すること(蒸留
による)が必要である。しかし出発物質の一方が低沸点
のものであると、平衡の移動が目的物質の留去によって
も不可能である。それは例えば、他の方法で容易に製造
できる低沸点の量産生成物、例えば蟻酸メチル又は−エ
チル、酢酸メチル−又はエチル、メタノール又はエタノ
ールを使用する場合である。
エステル交換反応の様式における反応は、この推論によ
り不均一触媒を使用する場合にのみ経済的である。米国
特許3328439号明細書には、この目的のための珪
酸アルミニウムが提案されており、このものは次の性質
により特性づけられる。これはフォラジャサイト構造を
有するゼオライトで、6〜13・10−10mの大きさ
の小孔を有し、そしてカルシウム又は希土類金属を含有
する。しかしそこに示されたすべての実施例は、目的生
成物の一つが低沸点を有し、したがってその適性が問題
の場合には証明されない反応の群に属するものである(
比較例参照)。
したがって本発明の課題は、特に低分子のエステル及び
アルコールの簡単かつ経済的な反応を可能にする不均一
触媒を見出すことであった。
この触媒は、長い寿命、高い活性及び再生の容易可能で
あることにおいて優れ、そしてなるべく低い温度におけ
る高い変化率と共に良好な選択率が保証されるものであ
るべきである。
本発明はこの課題を解決するもので、エステル交換反応
をペンタシル型の酸性ゼオライト触媒の存在下に行うこ
とを特徴とする。カルボン酸エステルをカルボン酸、ア
ルコール又は他のカルボン酸エステルと触媒の存在下に
反応させて、初めの酸成分又はアルコール成分と異なる
ものを有するエステルを生成させ、生成した混合物を分
離することによるエステル交換方法である。
前記の触媒についての要求は、本発明の方法によりほと
んど満足される。低分子のエステル例えば蟻酸メチル又
は酢酸メチルは、特に有利に反応させることができる。
アルコール分解も低分子のアルコール存在下で容易に実
施できる。
製造方法によってなお少量の水又はアルコールを含有す
る出発物質は、精製しないで使用でき。
その場合この副成分はエステル交換反応を促進すること
ができる。
ゼオライトは、5i04−及びA104−四面体の堅い
三次元網状構造(酸素原子により一緒に結合されている
)を有する結晶性アルミノ珪酸塩である。酸素に対する
81原子及びA1原子の比は1:2である。アルミニウ
ム含有四面体の電子価は、結晶中のカチオン例えばアル
カリイオン又は水素イオンの影響によって補償される。
カチオン交換は可能である。頭面体間の間隙は、乾燥又
は焼成による脱水の前は水分子が占有する。
その構造に対応してゼオライトは種々の群に分かれる(
ウルマンス・エンチクロペデイ・デル・テヒニツシエン
eヘミー4版24巻575〜577頁1983年参照)
。すなわちモルデナイト群では連鎖が、またキャバサイ
ト群では四面体の層がゼオライト構造を構成するが、フ
ォラジャサイト群では四面体が多面体を例えばキュウボ
クト体(4個又は6個の環から成る)の形で構成する。
キュウポクト体の結合により種々の大きさの空洞及び小
孔が生じ、ゼオライトが型A、X又はYに分けられる。
本発明の方法によれば触媒としてペンタシル型のゼオラ
イトが用いられ、これは基本構造として5104の四面
体から構成される5個の環を全体に含有する。これは高
いS i02 / Al2O3比により特色づけられ、
またA型ゼオライトとX型又はY型のゼオライトとの間
の小孔の大きさによっても特色づけられる(ウルマンス
・エンチクロペテイ・デル・テヒニツシエン・ヘミ−4
版24巻1986年参照)。
このゼオライトは種々の化学的組成を有する。
それはアルミノ−、ボロー、鉄−、ガリウム−、クロム
−5砒素−及びビスマス−珪酸塩ゼオライト又はそれら
の混合物、ならびにアルミノ−、ボロー、ガリウム−及
び鉄−ゲルマン酸塩ゼオライト、あるいはそれらの混合
物である。
ペンタシル型のアルミノ−、ボロー及び鉄−珪酸塩ゼオ
ライドは、エステル交換反応に特に適する。アルミノ珪
酸塩ゼオライトは、アミン水溶液特に1,6−ヘキサン
ジアミン−11,3−プロパンジアミン−又はトリエチ
レンテトラアミ/水溶液中の例えばアルミニウム化合物
好ましくはAl(OH3)又はA1□(SO,)S及び
珪素成分好ましくは高分散二酸化珪素から、アルカリ又
はアルカリ土類添加物を添加し又は添加しないで100
〜220℃で自発圧力下に製造される。
得られるアルミノ珪酸塩ゼオライトは、仕込み混合物の
選択によって10〜40000特に60〜1000の5
i02 / Al□O5比を有する。このアルミノ珪酸
塩ゼオライトは、エーテル性媒質例えばジエチレングリ
コールジメチルエーテル、アルコール性媒質例えばメタ
ノールもしくは1,4−ブタンジオールあるいは水の中
でも合成できる。
ボロ珪酸塩ゼオライトは、硼素化合物例えばH8BO3
を珪素化合物好ましくは高分散二酸化珪素と、水性アミ
ン溶液特に1,6−ヘキサンジアミン−11,3−プロ
パンジアミン−又はトリエチレンテトラミン溶液の中で
、アルカリ−もしくはアルカリ土類添加物を添加し又は
添加しなオライドは、反応をアミン水溶液の代わりに、
エーテル性溶液例えばジエチレングリコールジメチルエ
ーテル中の溶液、あるいはアルコール性溶液例えば1,
6−ヘキサンジオール溶液の中でも製造できる。
鉄珪酸塩ゼオライトは、例えば鉄化合物好ましくはFe
2 (804)s及び珪素化合物好ましくは高分散二酸
化珪素から、アミン特に1,6−ヘキサンジアミンの水
溶液の中で、アルカリもしくはアルカリ土類添加物を添
加し又は添加しないで、100〜200℃で自生圧力下
に得られる。
こうして製造されたアルミノ−、ボロー及び鉄珪酸塩ゼ
オライトは、単離し、100〜160℃好ましくは11
0℃で乾燥し、そして450〜550℃好ましくは50
0℃で焼成したのち、90:10ないし40 ニー 6
0重量%の割合で結合材と共に棒状に又は錠剤に成形さ
れる。
結合剤としては種々の酸化アルミニウム、好ましくはベ
ーマイト、sto、/ Al2O3比が25ニア5ない
し90:5好ましくは75:25である無定形アルミノ
珪酸塩、二酸化珪素好ましくは高分散5i02、高分散
S10.と高分散Al、O,、高分散TiO2又は陶土
からの混合物が適する。成形後に押出物又は圧搾物を1
10℃で16時間乾燥し、そして500℃で16時間焼
成する。
単離したアルミノ−、ボロー又は鉄珪酸塩ゼオライトを
乾燥後直接に成形し、そして成形後再度焼成にかけると
きも、優れた触媒が得られる。製造されたアルミノ−、
ボロー又は鉄珪酸塩ゼオライトは、純粋な形で結合剤な
しで棒状又は錠剤として使用することができる。
ゼオライトはその製造様式によって触媒活性の酸性H型
では存在しないで、例えばNa型で存在し、これをアン
モニウムイオンとイオン交換し、次いで焼成するか、あ
るいは酸で処理して完全に又は部分的に希望のH型に変
えることができる。
ゼオライト触媒を本発明に使用する場合は、コークス析
出による不活性什が起こりへるので−そのゼオライトを
空気又は空気/窒素混合物と共に400〜550℃好ま
しくは500℃でコークス付着物を焼いて除去すること
によって、再生できる。ゼオライトはこれによって最初
の活性を回復する。
選択率、寿命及び再生回数を向上するためには、ゼオラ
イト触媒の変性を行うことが必要である。触媒の変性は
、例えば成形しない又は成形したゼオライトに1例えば
イオン交換により。
あるいは対応する金属塩を含浸させることにより、アル
カリ金属例えばナトリウム(合成法に由来してゼオライ
トがアルカリ凰で存在するのでない限り)、アルカリ土
類金属例えばCa又はMg又は土類金属例えばB又はT
1を1例えばイオン交換によ、り又は対応する金属塩の
含浸により添加する。
ゼオライトに遷移金属例えばw、F’e又はZn。
貴金属例えばPd、あるいは希土類金属例えばCe又は
Laを添加することにより、特に優れた触媒が得られる
。この添加は好ましくは、成形したペンタシル型ゼオラ
イトを直立管に入れ。
物又は硝酸塩の水溶液を導通することにより行われる。
この種のイオン交換は、例えば水素型、アンモニウム型
又はアルカリ型のゼオライトについて行われる。ゼオラ
イトへの金属付与の他の手段としては、ゼオライト材料
を、水溶液又はアルコール溶液中の前記金属のハロゲン
化物、硝酸塩又は酸化物を用いて含浸することも可能で
ある。イオン交換の場合も含浸の場合も、続いて少なく
とも乾燥を、場合によってはさらに焼成を行う。
一実施態様においては、例えばタングステン酸I(2W
Q4又はCe(NOx)s”6H20又はLa(NO3
)3 ・6H20を水に(少なくとも大部分)溶解する
。この溶液で成形された又は成形されないゼオライトを
ある時間、普通は約60分間浸漬する。上澄液があれば
、これを回転蒸発器により脱水する。
次いで湿ったゼオライトを約150℃で乾燥し、約55
0℃で焼成する。この浸漬法は、希望の金属含量になる
まで何回も繰り返すことができる。
例えばas(Nos)sの水溶液を造り、これに純粋な
粉末状ゼオライトを添加して、40〜100℃で攪拌し
ながら約24時間かけて泥状化してもよい。濾過し、約
150℃で乾燥しそして約500℃で焼成したのち、得
られたゼオライト材料を結合剤を添加し又は添加しない
で棒状、球状又は流動物に加工する。
H型又はアンモニウム型で存在するゼオライトのイオン
交換は、例えば棒状又は球状のゼオライトを塔に充填し
、これに例えばCe (NOx )s水溶液を30〜8
0℃の少し高められた温度で15〜20時間循環導通す
る。次いで水洗し、約150℃で乾燥し、約550℃で
焼成する。
多(の金属付与ゼオライトにおいて、水素による後処理
が有利である。
変性の他の可能性は、成形した又は成形しないゼオライ
ト材料を、酸例えば塩酸、弗化水素酸又は燐酸による処
理及び/又は水蒸気による処理にb・けることにある。
一部コークス化(予備コークス化)によって、希望の反
応生成物の選択率欠最適にすることもできる。
こうして得られる触媒は、希望に応じて2〜4朋の棒状
体、直径3〜5 tnmの錠剤形、粒径が0.1〜0.
51gの粉末又は流動触媒として使用できる。
本発明に用いられる触媒は、低分子のエステル又はアル
コールの反応において特別の利益を有するが、反応生成
物が低い沸点を有し、そして平衡が容易に完全変化率の
方へ移行させうるときも、もちろん有利に使用できる。
フォラジャサイト型ゼオライトを使用する場合に比して
、本発明に用いられるペンタシル型ゼオライトは、低い
温度でエステル交換反応のためのより高い選択率におけ
るより高い変化率を与える。
前記3種の反応型のための簡単な例は、次の反応式によ
る反応である。
1) H−COOCH3+ CH3CO0H;台CH3
CO0CHs +HCOOH2) H−COOCH3+
 t−B’u−OH≠H−COO−t−Bu + CH
30H3) H−COOCH3+CH3−C−00C,
Hj≠H’C0QC2H5+ G(3COOQ(3出発
物質の化学的純度については、特別な要求はされない。
工業的に製造されたカルボン酸及びエステルは、なお少
量のアルコール又は水を含有する。この夾雑成分はエス
テル交換反応をある程度促進しうる。この理由から反応
混合物中に、0.1〜5.0重量%の水又は反応式(1
)及び(3)に対応する式R”−OH又はR’−OHの
アルコールが含有されることは、好ましい場合がある。
一般に冒頭に掲げた反応式中の基R1ないしR4は大幅
に変更可能である。これは例えば脂肪族、脂環族、芳香
脂肪族又は芳香族の基で、特に水素原子、アルキル基、
アルケニル基、アルキニル基、シクロアルキル基又はア
リール基である。
この有機基の炭素原子数は通常は1〜60である。本発
明の方法は、R2がメチル基又はエチル基で、R1が水
素原子、メチル基又はエチル基であるエステルを反応さ
せる場合に、特に有利に利用できる。
反応相手としては、アルコール分解のためには飽和又は
不飽和で1価でも多価でもよい高分子でも低分子でもよ
いアルコール(又はフェノール)、例えばドデカノール
−(1)、ヘキサデカノール−(1)、アリルアルコ−
ル、フェノール・ベンジルアルコール、エチレンクリコ
ール又ハグリセリンが用いられる。好適なものは1〜1
5個特に1〜10個特に好ましくは1〜5個の炭素原子
を有するアルコール、例えばメタノール、エタノール、
n−プロパツール、1−プロパツール、n−ブタノール
、1−ブタノール、S−ブタノール、t−ブタノール、
n−ペンタノール、n−ヘキサノール、シクロヘキサノ
ール又は2−エチルヘキサノールである。
酸分解に適する酸は、脂肪族又は芳香族の七ノー又はポ
リカルボン酸、例えばクロトン酸、ピバリン酸、ラウリ
ン酸、パルミチン酸、シトラコン酸、サリチル酸、フマ
ル酸、マロン酸、グルタル酸、フタル酸又はテレフタル
酸である。
特に好ましいものは1〜10個特に1〜5個の炭素原子
を有する脂肪族カルボン酸、例えば蟻酸、酢酸、プロピ
オン酸、酪酸、アクリル酸、メタクリル酸又は芳香族カ
ルボン酸例えば安息香酸である。
反応(C)のためには、前記酸のエステルが用いられる
。本発明の方法は低分子エステル、例えば蟻酸のメチル
エステル又はエチルエステルあるいは酢酸のメチルエス
テル又はエチルエステルに特に有利に用いることができ
る。
反応を非連続的に実施することができ、その場合は例え
ば粉末状触媒を攪拌式容器中に懸濁し、反応混合物を室
温で2〜20時間攪拌する。
最β高の反応温度は出発物質の選択にしたがって与えら
れ、普通は0℃以上、多くは60℃と400℃特に60
℃と250℃の間にある。
反応は通常は大気圧又は反応関与体の固有圧力において
行われる。特定の圧力を希望する場合は、追加の不活性
ガスを使用することもできる。
反応実施の好ましい様式は連続法である。その場合は次
のように操作する。反応管に成形触媒を充填し、反応さ
せる混合物を、0〜400℃特に30〜400℃特に好
ましくは30〜250℃の希望する反応温度において5
〜100分の平均滞留時間で、液状で管にポンプ導通す
る。次いで最適の場合は平衡状態に相当する反応混合物
を、常法により例えば蒸留により分離することができる
。未反応の出発物質は、希望ならば再使用できる。
エステル交換反応は気相で実施することもできる。その
ために選ばれる反応条件は、100〜600℃好ましく
は160〜250℃、及び0.1〜20 h−’好まし
くは0,5〜5 h−”の負荷WH8V (仕込み混合
物!q/触媒l及び1時間)である。操作は回分的に又
は連続的に常圧又は加圧下に行うことができる。未反応
の原料成分は、場合により反応後に既知の手段で希望の
生成物を分離し、そして再度本発明の反応に用いること
ができる。
下記の例は本発明を説明するもので1例中のGCはガス
クロマトグラフィ又はガスクロマトグラムを意味する。
本発明のエステル交換反応には次の触媒が用いられる。
触媒A ペンタシル型のアルミノ珪酸塩ゼオライトは、水熱的条
件下に管状オートクレーブ中の1,6−ヘキサンジアミ
ン水溶液(50: 50重量%の混合物)中の高分散S
i○1650 g 、 Alt(SOJa・18H,0
205fiから、自生圧及び150℃で製造された。濾
過し、洗浄したのち、結晶性反応生成物を110℃で2
4時間乾燥し、そして500℃で24時間焼成した。こ
のアルミノ珪酸塩ゼオライトは、 5i(h 92.8
重量%及びA1,0.4.2重量%を含有する。
触媒B 触媒Bは、アルミノ珪酸塩ゼオライト(触媒A)をベー
マイトと共に(重量比60:40)成形して2關の棒状
体となし、これを110℃で16時間乾燥し、そして5
00℃で16時間焼成することにより製造された。
触媒C 触媒BをLa(NOs)s水溶液で含浸し1次いで乾燥
(130°C/2時間)及び焼成(540℃/2時間)
を行うことにより、触媒Cが製造された。La含量は3
.5重量%である。
触媒り 触媒Bに酸化タングステン水溶液を添加し、160℃で
2時間乾燥し、そして540℃で2時間焼成することに
より、触媒りが製造された。
W含量は4.0重量%である。
触媒E 触媒aKce(No、)、水溶液を施し、130℃で2
時間乾燥し、そして540℃で2時間焼成することによ
り、触媒Eが製造された。Ce含量は6.2重量%であ
る。
触媒F アルミノ珪酸塩ゼオライト(触媒A)75f1を、水6
0rnl中の0.1nHF溶液21’ Omlと共に1
時間還流加熱した。濾過した生成物を洗浄し、110℃
で16時間乾燥し、そして500℃で5時間焼成した。
この粉末を無定形アルミノ珪酸塩(5i02: A12
0g=75 : 25重量%)16時間焼成した。
触媒G 触媒Gのアルミノ珪酸塩ゼオライトは、触媒Aと同様に
して製造され、ただし50%へキサメチレンジアミン溶
液aooII中の高分散510180g、Al (NO
s)s ” 9 H2O59及びNaOH1gを使用し
た。このアルミノ珪酸塩ゼオライトは。
110℃で16時間乾燥し、そして500℃で16時間
焼成したのち、 5in297.5重量%、A1403
0.22重量%及びNa0.13重量%を含有する。こ
の粉末をベーマイトと共に重量比60:40で2xwの
棒状体に成形し、110℃で16時間乾燥し、そして5
00°Cで16時間焼成した。
この棒状体を、2(]%NH4C1溶液を用いて80℃
で2時間イオン交換させた。この交換を数回繰り返し、
個々の交換工程の間に500℃で焼成した。これによっ
て触媒のNa含量は0.008重量%に低下した。
触媒H 触媒Hは触媒Aと同様にして、ただし50%1.3−ジ
アミノプロパン溶液中で製造された。
これは5i0291.6重量%及びA1□0.3.2重
量%を含有する。
触媒I ペンタシル型の鉄珪酸塩ゼオライトを、水熱的条件下で
自生圧及び165℃において、1,6−ヘキサンジアミ
ン水溶液(混合比so:s。
重量%)253gに溶解した水ガラス273g、96%
硫酸21g及び水425Iに溶解した硫酸鉄31gから
、管状オートクレーブ中で4日かけて合成し、次いで濾
過し、洗浄し、100℃で24時間焼成した。これはs
lo、/ Fe2O3比が17.7で、Na2O含量は
0.62重量%である。
この粉末を4nの棒状体に成形し、110’Cで16時
間乾燥し、そして500 ’Cで16時間焼成した。こ
の棒状体を20%NH4Cl溶液(重量比1:15)で
処理したのち洗浄し、110℃で16時間乾燥し、そし
て500 ℃で5時間焼成した。
比較触媒JないしN (US 3328439による)
触媒Jは、アルミノ珪酸塩ゼオライ)13Xである。
触媒には、Y型のアルミノ珪酸塩ゼオライトである。
触媒りは、触媒JをCa(NO3)2水浴液を用いて8
0℃で2時間イオン交換を行うことにより製造された。
触媒Mは、触媒JをLa (N0x)s水溶液を用いて
80℃で4時間イオン交換を行うことにより製造された
触媒Nは、触媒KをCa(NOx)z水溶液を用いて8
0℃で2時間イオン交換を行うことにより製造された。
比較例1〜8 管状反応器中で、酢酸60g、工業用蟻酸メチル60g
及び表中に示す量の触媒を1表中に示す温度に5時間保
持した。反応排出物を、ガスクロマトグラフィ(GC塔
: 3m5E60.80°C;火炎イオン化検電器)に
より検査し、その場合生成した蟻酸は考慮に入れなかっ
た。例1〜3は触媒なしで行われた。
例9〜23 例1〜8と同様に操作し、ただし次表に示す触媒を使用
した。
例24〜27 管状オートクレーブ中で、酢酸60g、蟻酸メチル(メ
タノール含量0.1%以下)120g。
触媒85g及び次表に示す量のメタノールを。
100°Cに5時間保持した。表中に示す結果が得られ
た。
第  6  表 ()C平面%による生成混合物 24    0     54.2     13.3
  32.225    2     54.5   
  15.8  29.526    4     4
9.9     21.9  26.927    6
     50.8     23.0  24.8例
28〜64 管状オートクレーブ中で、第4表に示す出発物質X(蟻
酸メチル)及びYを、表中に示す温度に5時間保持した
。表中に示す結果が得られた。
例35 2.31の管状反応器に触媒Bを充填し、13C′Cで
毎時蟻酸メチル776g、メタノール24g及び酢酸2
00gを供給した。下記組成の排出物(998g/時)
が得られた。
64.2% 蟻酸メチル 20.0% 酢酸メチル 10.1% 蟻酸 6.6% 酢酸 0.9%水 0.6% メタノール これは酢酸に関する変化率81%に相当し。
酢酸メチルへの選択率は実際上定量的である。
例36 同じ反応器に、毎時蟻酸メチル2528g、メタノール
72g及び酢酸600Iを供給した。
下記組成の排出物が得られた。
70.8% 蟻酸メチル 11゜8% 酢酸メチル 10.2% 酢酸 5.1% 蟻酸 第  5  表 0.9%水 0.6% メタノール これは酢酸に関する変化率48%に相当し。
酢酸メチルへの選択率は実際上定量的である。
例67〜40 管状反応器(ウエンデル、内径0.6crn、長さ90
crn)中で定温条件下に、気相反応を約8時間にわた
り行った。反応生成物を蒸留により分離し、沸点、屈折
率及びNMRスペクトルにより特性を調べた。生成物及
び出発物質の量測定は。
ガスクロマトグラフィにより行われた。
蟻酸メチルエステルと酢酸のエステル交換において得ら
れた結果を、第5表にまとめて示す。
なお3〜5%のメタノールを含有する工業用蟻酸メチル
が用いられた。
蟻酸メチルと酢酸(1:1モル)から酢酸メチル及び蟻
酸へのエステル交換 例         37    38    59 
   40触媒     A    A    A  
  H温度     160°C150°C160°C
110°CWH8V     1.5h−”  1.5
h”−16h−”  3 h−’表面質の生成混合物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エステル交換反応をペンタシル型の酸性ゼオライト触媒
    の存在下に行うことを特徴とする、カルボン酸エステル
    をカルボン酸、アルコール又は他のカルボン酸エステル
    と触媒の存在下に反応させて、初めの酸成分又はアルコ
    ール成分と異なるものを有するエステルを生成させ、生
    成した混合物を分離することによるエステル交換方法。
JP61033130A 1985-02-26 1986-02-19 ゼオライト触媒によるエステル交換反応 Pending JPS61200943A (ja)

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DE19853506632 DE3506632A1 (de) 1985-02-26 1985-02-26 Esteraustauschreaktionen an zeolithischen katalysatoren
DE3506632.6 1985-02-26

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ID=6263527

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