JPS61200535A - 受像シ−ト - Google Patents

受像シ−ト

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JPS61200535A
JPS61200535A JP4084785A JP4084785A JPS61200535A JP S61200535 A JPS61200535 A JP S61200535A JP 4084785 A JP4084785 A JP 4084785A JP 4084785 A JP4084785 A JP 4084785A JP S61200535 A JPS61200535 A JP S61200535A
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color
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sheet
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JP4084785A
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Mikio Totsuka
三樹雄 戸塚
Tomizo Namiki
並木 富蔵
Fumiaki Shinozaki
文明 篠崎
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は1色校正用のカラープルーフおよびディスプレ
ーなどに用いられる受像シートに関するものである。
[発明の技術的背景および従来技術] 従来より、フォトポリマーを使用する色校正法(プレプ
レスプルーフ)にはオーバーレイ法およびサーブリント
法がある。オーバーレイ法は、透明支持体上に各色の分
解画像が設けられた複数のカラープルーフィングシート
を用意し、これらのシートを重ね合わせることにより(
得られたものをカラーテストシートという〕、色校正を
行なう方法である。この方法によれば、その都度二色乃
至四色のカラープルーフィングシートを重ねることによ
り多色l1Tj像を1することができ、従って簡便であ
り、かつ連続検査に使用でさるとの利点を有する。また
、サーブリント法は、一枚の支持体上に各色の分解11
i像を順次形成して多色画像とする方法である。この方
法によれば、オーバーレイ法におけるように色濃度が支
持体によって影テされることがなく、またカラープルー
フィングシートを重ねる際に起こる色の歪みが回避でき
、従って本来の印刷法に一層類似したものとなる。
上記オーバーレイ法およびサーブリント法の両方に使用
できる画像形成材料として、支持体(以下においては仮
支持体とも称される)上に感光性樹脂層を設けてなる感
光性転写シートが知られている0色校正のための多色画
像を有するカラーテストシートは、この感光性転写シー
トを色分解マスクを通して露光、現像して分解画像を形
成したのち、この分解画像を任意の支持体上に転写する
操作を繰り返すことにより得られる。
分解画像の転写操作は、たとえば1画像が形成された感
光性転写シートを別の支持体に熱圧着したのち仮支持体
を!(離することにより行なうことができ、支持体上に
は転写画像が形成される(特開昭47−41830号公
報、特開llB51−5101号公報等参照)、後者の
特開昭51−5101号公報には、受像側の支持体上に
熱融解性ポリマ一層を設けることが記載されているが、
この場合に、使用されるポリマーの融点が一般に高いた
めに転写温度が高くなり、従って熱により支持体の寸度
安定性が低下し、各色の画像転写の位置合わせにズレを
生じがちであった。逆に、融点の低いポリマーを用いた
場合には、画像転写後に接着が起こりやすかったり、表
面に傷が付きやすいとの問題があった。
また、前者の特開昭47−41830号公報には、アー
ト紙、コート紙等の支持体上に画像を直接に転写する方
法が記載されているが、得られる最終画像がマスク原稿
に対して左右逆転するとの欠点があった。
以上のような問題を解決する方法として、最終の支持体
上に画像を転写する前に、一旦光正合性画像受容層を有
する仮支持体(受像シート)上に各色の分解画像な転写
する方法について、本出願人は既に特許出願している(
特開昭59−97140号)、光重合性画像受容層は、
基本的に光瓜合性七ツマー1光工合開始剤および結合剤
からなるものである。カラープルーフィングは、まず感
光性転写シート上に形成した分解画像を熱圧着により受
像シートに順次転写し、次にこの受像シートと最終支持
体とを接着したのち全面露光して画像受容層を硬化させ
、次いで仮支持体を」して画像を最終支持体上に再転写
することにより行なうことができる。この方法によれば
、マスク原稿と同じ画像(正像)が得られること、およ
び画像受容層が柔かく、低い温度で転写が可能であり、
かつ転写後露光により重合硬化できるから表面の接近、
損傷などを防止できるとの利点を有する。
光重合性の受像シートを用いる方法はこのように緒特性
において優れたものであるが、この方法においても、i
l!i像受容層に必須の光重合開始剤の僅かな若色が画
像受容層の透明度を下げ、アート紙等の白色紙に最終的
に画像を転写した場合に非画像部の白色度を低下させる
ことになるために。
でさる限り無色の開始剤を使用することが望まれている
。そして、開始剤は光分解によっても着色せず、従って
モノマーの重合反応の前後において無色であり1画像受
容層は再転写後(露光後)もなお高い透明度を有するこ
とが要求される。
さらに2カラープルーフイング工程に要する時間を短縮
化するために、少しでも高感度の光重合開始剤を用いる
ことが望まれている。
[発明の要旨] 本発明は、透明度が高く、かつ高感度の受像シートを提
供することをその目的とするものである。
上記の目的は、支持体と、この上に設けられた光重合性
画像受容層とから実質的に構成された受像シートにおい
て、該光重合性画像受容層が、(1)少なくとも一種の
有機高分子重合体。
(2)常圧で150℃以上の沸点を有する少なくとも一
種のエチレン性多官能モノマー、および(3)下記一般
式(I)で表される少なくとも一種の光重合開始剤:   0R2 (ただし、RIおよびR2はそれぞれ、炭素数1〜3の
アルキル基である) を含有することを特徴とする本発明の受像シートにより
i![成することができる。
本発明者による種々の実験の結果、公知の多数の開始剤
が光分解前には無色であっても光分解後に僅かではある
が着色(tA色に呈色)する傾向にあることが判明した
。また、光分解の前後において無色で着色しない開始剤
であっても、七ツマ−の重合反応に長時間を要する。あ
るいは充分に反応が進まない(すなわち、低感度である
)など開始剤としての本来的機能が劣るものが多いこと
も判明した。
本発明者は更に研究を行なった結果、特定の一般式で表
わされるベンゾインエーテル系光重合開始剤が謳若色で
、かつ高感度を示すため、受像シートの光重合性画像受
容層の形成に特に好適であることを見出した。
従って1本発明は、光重合開始剤として特に上記一般式
(I)で表されるベンゾインエーテル系のD!!Mi剤
を用い、かつ光重合性画像受容層を上記(1)〜(3)
の組合せとすることにより、光重合硬化の前後にお1す
る画像受容層の高い透明度。
およびその光硬化時間の短縮化を実現するものである。
上記の光重合開始剤は黒色の化合物であり5その光分解
物も無色であるため、透明度の高い画像受容層を形成す
ることができ、かつ露光後も高い透明度を維持すること
ができる。従って、最終支持体として白色紙を用いた場
合に、非画像部が窩い白色度を有するカラーズルーフ用
のテストシートあるいはカラーディスプレイ用のシート
が得られる。
また、上記光重合開始剤は、光分解の前後に渡って無色
であると同時に、高感度であって重合反応を短時間で完
了させることができる。従って。
露光時間が短くて済み、全体としてカラープルーフィン
グ工程に要する時間を短縮化することができるものであ
る。
[発明の構成] 本発明の2像シートは、′Xs木的に支持体と、この上
に設けられた光重合性画像受容層とから構成される。受
像シートは、たとえば以下に述べるような方法により製
造することができる。
本発明に用いられる支持体の材料は、化学的および熱的
に安定であって、撓曲性を有し、実質的に化学光線透過
性を有する物質である。そのような材料としては、受像
シートの支持体として公知の材、料1例えば写真用支持
体およびドライフォトレジスト用支持体の材料等の中か
ら任意に選ぶことができるが、好ましくはポリエチレン
テレフタレートフィルムおよびポリカーボネートフィル
ムである。
支持体上には、基本的に下記の組合せからなる光重合性
画像受容層が設けられる: (1)有機高分子重合体〔結合剤〕。
(2)エチレン性多官能モノマ−1および(3)ベンゾ
インエーテル系光重合開始剤。
さらに画像受容層には、必要に応じて、(4)熱重合禁
止剤。
が含有されていてもよい。
本発明に用いられる上記(1)の有機高分子重合体とし
ては、熱可塑性である限り種々の有機高分子物質を用い
ることが可能である。具体的には、ポリ(メタ)アクリ
レート、塩素化ポリエチレン、スチレンとマレイン酸の
半エステルとの共重合体、ポリスチレン、ポリアミド、
(メタ)アクリレートφ (メタ)アクリル酸共重合体
、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、塩化
ビニル@詐酸ビニル共重合体5アルキッド樹脂、ポリビ
ニルアセタール、ポリアミドなどを挙げることができる
。これらのうちで特に好ましいものはポリメタクリレー
トである。また、支持体とのvE着性をX1lffiす
るなどの目的で、高分子重合体にはこれら化合物の二種
以上の組み合わせを用いてもよい。
(2)のエチレン性多官能モノマーとしては、たとえば
ポリオールの不飽和エステル、特にアクリル酸またはメ
タクリル酸のエステルを用いることができる。その具体
例としては、エチレングリコールジアクリレート、ジエ
チレングリコールジアクリレート、グリセリントリアク
リレート、マンニットポリアクリレート、ポリアクリレ
ート。
エチレングリコールジアクリレートート、3−プロパン
ジオールジメタクリレート、ポリエチレングリコールジ
メタクリレート、1,2.4−ブタントリオールトリメ
タクリレート、トリメチロールエタントリアクリレート
、ヒドロキノンジメタクリレート、ペンタエリトリット
のジー、トリー及びテトラメタクリレート、ジペンタエ
リトリットポリアクリレ−)、1.3−プロパンジオー
ルジアクリレート、1.5−ベンタンジオールジメタク
リレート、200〜400の分子量を有するポリエチレ
ングリコールのビスアクリレート及びビスメタクリレー
ト、およびこれらと類似の化合物が挙げられる。
あるいは、不飽和アミド、特にα、ω−ジアミンを有す
るアクリル酸及びメタクリル酸の不飽和アミドを用いる
ことができる。なお、不飽和アミドのアルキレン釦には
酸素原子が介在していてもよい、その具体例としては、
メチレンビスアクリルアミド及びエチレンビスメタクリ
ル7ミドが挙げられる。
ただし、本発明に用いることができるエチレン性多官能
モノマーは、得られる受懺シートの転写特性などの点か
ら、その沸点が常圧で150℃以上のものが適当である
また、−個より多いビニル基またはビニリデン基を有す
る七ツマ−が好ましい、上記モノマーは単独で用いても
よいし、あるいは二種以上を組み合わせて用いてもよい
本発明に用いられる(3)のベンゾインエーテル系光重
合開始剤は、下記一般式(1)で表されるものである。
(ただし、R1およびR2はそれぞれ、炭素数1〜3の
アルキル基である) 上記一般式(1)において、R8とR2は同一であって
もよいし、あるいは互いに異なっていてもよい。
上記光重合開始剤は、光硬化感度が高く、かつそれ自体
およびその光分解物が着色していないものである。好ま
しくは一般式(I)においてR1とR2が同一である場
合であり、特に好ましいものは、2.2−ジメトキシ−
2−フェニルアセトフェノンおよび2,2−ジエトキシ
−2−フェニルアセトフェノンである。なお、開始剤は
単独で用いてもよいし、あるいはは二種以上を組み合わ
せて用いてもよい。
さらに、必要により、光重合性画像受容層中には熱重合
禁止剤や、七ツマ−の重合速度を高めるための水素共与
体等を加えてもよい。
(4)の熱重合禁止剤としては、たとえばp−メトキシ
フェノール、ハイドロキノン、アルキル基またはアリー
ル基こ換ハイドロキノン、tert−ブチルカテコール
、 ピロガロール、ナフチルアミン、β−ナフトール、
フェナチアジン、ピリジン、ニトロベンゼン、φ−トル
チノンおヨヒアリールホスファイトを挙げることができ
る。また、水素共与体の例としては、ヘキシルジエチレ
ングリコールエーテル、メチルフタリルエチルグリコラ
ートおよびエチルフタリルエチルグリコラートを挙げる
ことができる。
光重合性画像受容層の形成においては、まず上記(1)
〜(3)の化合物、および所望により(4)の熱重合禁
止剤等を適当な溶剤に溶解して塗布液を調製する。光重
合性モノマーと有機高分子重合体との混合比はこれらの
組合せによっても異なるが1一般に1:10〜?=1(
重量比)の範囲にあるのが好ましい、また、光重合開始
剤は七ツマ−に対して0.01〜201量%の範囲で含
有されるのが好ましい。
次に、この塗布液を支持体表面に塗布、乾燥することに
より、画像受容層が形成される0画像受容層は2画像が
埋め込まれた状態で転写形成されるのに充分な厚さを有
していればよい0画像受容層の膜厚は転写される画像の
厚さによっても異なるが、一般に4〜40gmの範囲に
ある。iKi像受容層は、目的により一乃至数種類の画
像を受容することができる。
さらに、受像シートの光重合性画像受容層表面には、画
像受容層を保護する目的で、適当な高分子物質からなる
カバーフィルムが設けられていてもよい、受像シートの
使用に際しては、このカバーフィルムを剥して使用に処
する。
本発明の受像シートを用いたサーブリント法に従うカラ
ープルーフィングは、たとえば以下に述べるような操作
により実施することができる。
1)感光性転写シートに色分解マスクを重ね合わせた状
態で、可視光線などの活性光線を照射することにより露
光を行なうcg光工程)。
2)この転写シートを現像液で処理することにより、支
持体上に分解画像を形成する(現像工程)。
3)別の感光性転写シートを用いて、上記第一および第
二工程を繰り返すことにより、二色乃至四色のカラープ
ルーフィングシートを作成する。
4)第一色目の分解画像を有する力乏−プルーフィング
シ一トを、該i!i像側が受像シートの光重合性画像受
容層に接するように重ね合わせた後。
加熱加圧して接着を行なう0分解画像は未硬化の画像受
容層中に埋め込まれた状態で熱圧着される0次いで、転
写シートの支持体(仮支持体)を1号離して画像の転写
を行なう(転写工程)。
さらに、残りのカラープルーフィングシートを用いて同
様の操作により、第二色目以降の分解画像を第一色目の
分解画像に整合させながら同一の受像シート上に順次転
写する。受像シート上には、二色乃至四色の画像が画像
受容層に埋め込まれた状懲で転写形成される。
5)多色画像が転写された受像シートを、該多色画像側
が白色紙と接するように白色紙に重ね合わせた後、加熱
加圧して接近する。
6)受像シートの支持体を通して全面に活性光線を照射
して、光重合性画像受容層を光硬化させる。
7)受像シートの支持体(仮支持体)を剥離することに
より、白色紙上に多色画像が転写形成される、所望によ
り1画像受容層上にマットフィルム等を重ねて加熱加圧
することにより1画像受容層表面に微細な凹凸を設けて
もよい。
なお、上記においては分解画像が最終的に転写される支
持体として白色紙の例を挙げたが、それ以外に各社の紙
、全屈フィルム、ガラス等も支持体として用いることが
できる。また、上記第四工程で得られた二色乃至四色の
画像が転写された受像シートは、そのまま直接に正確に
正ね合わすことによりオーバーレイ法に従うカラープル
ーフィングに使用することがでさる。
次に本発明の実施例および比較例を記載する。
ただし、以下の6例は本発明を制限するものではない。
[実施例1] (i)受像シートの製造 下記組成を有する光重合性画像受容層用の塗布液をEE
製した。
il!j像−四層用°−・冷液 メタクリル醜メチルポリマー      90g(平均
分子量: 100,000 、和光紬薬■製)ペンタエ
リスリトールテトラアクリレート0g 2.2−ジメトキシ−2−フェニル アセトフェノン        3.18gP−メトキ
シフェノール      0.09gメチルエチルケト
ン          220g次に、塗布液を#20
0のナイロンメツシュフィルターで濾過した。この塗布
液をコーティングロッドNo 、 32 (R,D、 
5pecialties、υ、S、A、製)を用いて、
二輪延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(支持体
、厚さ:10100pの表面に塗布した後、100℃の
温度で二分間乾燥して。
乾燥膜厚が28gmの光重合性画像受容層を形成した。
このようにして、支持体と光重合性i!i像受容層とか
らなる受像シートを製造した。
(ii)感光性転写シートの製造 感光性樹脂層形成用の塗布液として、イエロー(Y)、
マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(B)の四色
の感光溶液を下記第1表に示す組成となるようにそれぞ
れ調製した。
以下余白 これら四色の感光溶液をそれぞれ東洋濾紙出。
63のフィルターで濾過した後、四枚の二輪延伸ポリエ
チレンテレフタレートフィルム(支持体。
厚ざ:lO100p上にホエラーを用いて塗布し、10
0℃の温度で二分間乾燥して、乾燥膜厚が2棒mの感光
性樹脂層を設けた。
このようにして、支持体と感光性樹脂層とからなる四色
の感光性転写シート(ポジ型若色感光シート)を製造し
た。
これら四色の感光性樹脂層について、マクベスTD−5
04型透過濃度計を用いて各色フイルタ−[ホワイト(
W)、レッド(R)、グリーン(G)。
ブルーCB)Jによる透過濃度を測定した。その結果を
r52表に示す。
以下余白 第2表 WRGB イエロー   0.03  0.03  0.03  
0.35マゼンタ   0.3B   0.03   
L73  0.19シアン    0.59  0,8
3  0.33  0.08ブラツク   0.91 
 0.1112   +、43  0.52(iii)
カラープルーフィングシートの作成四色各々の感光性転
写シートを、レジスタービンを用いて相応する色分解ポ
ジマスクと正確な位こに重ね合わせ、2kwの超高圧水
銀灯(Jet。
し1xht 200G、オーク製作所製)で50cmc
7)距離から画1t′露光を行なった。露光済の転写シ
ートを下記組成の現像液を用いて32℃の温度で現像処
理して5色分解マスクを忠実に再現した四色のカラープ
ルーフィングシートを得た。各色のシートの露光および
現像時間を第3表に示す。
現」虹液 N  aOH6を 落留水             100g第3表 YMCB 露光時間(秒)157728 現像時間(秒)   5  30  15  30(i
リカラープルーフィング工程 まず、ブラックのカラープルーフィングシートを、画像
側が受像シートの光重合性画像受容層に接するように受
像シートにレジスタービンを用いて正確に正ね合わせた
のち、ラミネータ(ファーストラミネータ8B−550
−80、大成商事株製)を用いて圧力2バール(1バー
ル=10@dyn/crn’)、ローラ一温度100〜
120℃、ラミネート速度80cm/分の条件でラミネ
ートを行なった。室温まで冷却後、カラープルーフィン
グシートの支持体のみt−剥して受像シート上にブラッ
クの画像を転写した0次いで、残りの三色のカラープル
ーフィングシートについても同様の操作を繰り返して、
ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの順に画像が転
写形成された受像シートを得た。
次に、この四色転写画像を有する受像シートを1画像受
容層側が白色アート紙表面と接するようにアート紙と重
ね合わせたのち、前記と同様の条件でラミネートを行な
った。このアート紙に受像シートの支持体を通して2k
wの超高圧水銀灯で50cmの距離から20秒間全面露
光を行なったのち、受像シートの支持体を剥離した。
このようにして、サーブリント方式用のカラーテストシ
ートを得た。
[比較例1] 実施例1において、光重合開始剤として2.2−ジメト
キシ−2−フェニルアセトフェノンの代りに、ベンゾイ
ンメチルエーテルを用いること以外は実施例1−(i)
の方法と同様の操作を行なうことにより受像シートを製
造した。
[比較例2) 実施例1において、光重合開始剤として2.2−ジメト
キシ−2−7エニルアセトフエノンの代りに、ベンゾイ
ンイソプロピルエーテルを用いること以外は実施例1−
(+)の方法と同様の操作を行なうことにより受像シー
トを製造した。
[比較例3] 実施例1において、光重合開始剤として2.2−ジメト
キシ−2−フェニルアセトフェノンの代りに、ミヒラー
ケトンを用いること以外は実施例1−(i)の方法と同
様の操作を行なうことにより受像シートを製造した。
[比較例4J 実施例1において、光重合開始剤として2.2−ジメト
キシ−2−フェニルアセトフェノンの代りに、2−クロ
ロチオキサ7トンを用いること以外は実施例1−(i)
の方法と同様の操作を行なうことにより受像シートを製
造し′た。
【受像シートの評価コ 各受像シートについて、以下に2佐する感度試験および
着色度試験を行なった。
(1)感度試験 受像シートを、光重合性画像受容層側が白色アート紙と
接するようにアート紙と重ね合わせたのち、加熱加圧し
てラミネートを行ない、試料を作成した。
この試料(輻:45mm)を2kwの15高圧水銀灯で
50cmの距層から支持体を通して全面露光したのち、
光重合性!j像受容層側が平面になるようにして引張試
験機(テンシロンυTN−II−20。
東洋ボールドウインt1製)を用いて、剥離力50g、
1g離速度40 mm7分の条件で試料から支持体を剥
離した(180’剥離)、感度は上記条件で剥離可能な
露光時間により評価した。
(2)着色度試験 受像シートを、光重合性画像受容層側が白色アート紙と
接するように7一ト紙と重ね合わせたのち、加熱加圧し
てラミネートを行なった。受像シートの支持体側から全
面露光したのち、支持体を石層して試料を作成した。
この試料について、カラーアナライザー(日立307型
)を用いて可視領域の吸収スペクトルを測定した0画像
受容層の非画像部の着色度を400nm(目視観察で着
色が認識される波長)における反射濃度で評価した。結
果を第4表に示す。
第4表 1色度     感度 (反射濃度)  (露光時間:秒) 実施例1   0.15     20比較例1   
0.15     60比較例2   0.15   
  60比較例3   0.30     10比較例
4   0.30     10第4表に示された結果
から明らかなように。
本発明の受像シート(実施例1)は、他のベンゾインエ
ーテル系光重合開始剤を用いた受像シート(比較例1.
2)、および他の光重合開始剤を用いた受像シート(比
較例3,4)と比較して、非画t1部の着色度および感
度の両方において優れていた。特に、本発明の受像シー
トは非画像部の白色度が非常に高かったが、比較例3お
よび4の受像シートは非i!i像部が黄色に着色してい
た。
さらに、本発明の受像シートを用いて得られたサーブリ
ント方式用のカラーテストシートは、鮮明な画像を有し
ていた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、支持体と、この上に設けられた光重合性画像受容層
    とから実質的に構成された受像シートにおいて、該光重
    合性画像受容層が、 (1)少なくとも一種の有機高分子重合体、(2)常圧
    で150℃以上の沸点を有する少なくとも一種のエチレ
    ン性多官能モノマー、および(3)下記一般式( I )
    で表される少なくとも一種の光重合開始剤: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ただし、R_1およびR_2はそれぞれ、炭素数1〜
    3のアルキル基である) を含有することを特徴とする受像シート。 2、上記光重合性画像受容層が、さらに熱重合禁止剤を
    含有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    受像シート。 3、上記一般式(I)におけるR_1およびR_2が同
    一のアルキル基であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項もしくは第2項記載の受像シート。 4、上記(3)の光重合開始剤が、2,2−ジメトキシ
    −2−フェニルアセトフェノンおよび2,2−ジエトキ
    シ−2−フェニルアセトフェノンからなる群より選ばれ
    る少なくとも一種の化合物であることを特徴とする特許
    請求の範囲第3項記載の受像シート。 5、上記(2)のエチレン性多官能モノマーが、少なく
    とも一種のポリオールの(メタ)アクリル酸エステルで
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項もしくは第
    2項記載の受像シート。 6、上記(3)の光重合開始剤が、(2)のエチレン性
    多官能モノマーに対して0.01乃至20重量%の範囲
    で含有されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項もしくは第2項記載の受像シート。 7、上記(2)のエチレン性多官能モノマーと(1)の
    有機高分子重合体との重量比が、1:10乃至2:1の
    範囲にあることを特徴とする特許請求の範囲第1項もし
    くは第2項記載の受像シート。
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