JPS6119942Y2 - - Google Patents

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JPS6119942Y2
JPS6119942Y2 JP1978019494U JP1949478U JPS6119942Y2 JP S6119942 Y2 JPS6119942 Y2 JP S6119942Y2 JP 1978019494 U JP1978019494 U JP 1978019494U JP 1949478 U JP1949478 U JP 1949478U JP S6119942 Y2 JPS6119942 Y2 JP S6119942Y2
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JP
Japan
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wheel
horizontal
cover
fender
guide plate
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JP1978019494U
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JPS54122548U (ja
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  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、伝動ケースから車軸突出方向と同方
向に突出させた変速操作軸に対して、その変速操
作軸の軸芯まわりで揺動自在に連設した変速操作
レバーを、操縦座席と車輪との間に配設し、前記
車輪の上部を覆う上向き水平面部分ならびに車輪
の前部を覆う前面部分とを備えた横カバー部と、
前記車輪の機体内方側を覆う縦カバー部とでフエ
ンダーを構成したトラクターに関する。
この種のトラクターは、近年の購買者の嗜好を
加味してデザインされた直線強調形のフエンダー
を採用するトラクターであつて、曲線を強調した
従来の円弧形のフエンダーに比べ安定感や力強さ
を感じさせるなど、意匠面で優れた特徴がある。
この種のトラクターにおいて、前記変速操作レバ
ーを設けるに当り、次のような問題があつた。
すなわち、変速操作レバーを設けるに当つて例
えば実開昭52−96842号公報に記載されているよ
うに、変速操作レバーの握り部を操縦座席とフエ
ンダーの縦カバー部との間に設けると、座席に搭
座する操縦者に変速操作レバーの握り部が近接し
すぎて揺動操作を行い難い欠点を生じる。そこ
で、例えば実開昭52−143117号公報に記載された
技術では、前記変速操作レバーをフエンダーの外
形状に沿わせて屈曲形成し、変速レバーの握り部
をフエンダーの左右横副内にまで引き出していた
が、変速操作レバーの上半部がフエンダーの上側
に露出状態で位置し、レバーの揺動操作位置の目
安となるものがないので、どの変速状態にあるか
を直ちには判断し難い許りでなく、レバーをその
揺動操作限界を越える方向に強く操作しすぎて変
形させたり、早期にガタを生じさせるなどの不都
合を招く虞がある等の理由から、この技術の構成
に加えてフエンダー上に変速レバーの案内板を設
けることが考えられた。しかしながら、本考案が
対象とする直線強調形のフエンダーにおいて案内
板を付設すると、案内板の上面はフエンダーの前
記横カバー部より高くならざるを得ない関係上、
変速操作レバーの握り部の高さが高くなり過ぎて
揺動操作を行い難いとの欠点を生じるものであつ
た。
本考案は、フエンダーの構造およびフエンダー
に対する案内板の取付け構造を工夫して、直線強
調形のフエンダーでありながらも、座席に対する
変速操作レバーの握り部位置を機体の左右ならび
に上下の方向で最も操作し易い適正な位置に定め
られるトラクターの提供を目的とする。
目的を達成するために講じた本考案の技術的手
段の特徴は、先に述べたトラクターにおいて、フ
エンダーの前記縦カバー部と横カバー部との交叉
部で、かつ、横カバー部の上向き水平面部分と前
面部分との交叉部近くに、縦カバー部ならびに横
カバー部の他の部位に対して車輪に近接する方向
へ凹入した凹入壁部分を形成するとともに、前記
横カバー部の前記凹入壁部分を除く他の部位の機
体内側方向への仮想延長面に沿つて前記凹入壁部
分の上部を覆うように前記変速レバーの案内板を
装着し、さらに、前記変速操作レバーを、前記凹
入壁部分と案内板との間を通つてその握り部が案
内板の変速案内溝から上方へ突出するようにクラ
ンク状に形成した点にあり、かかる構成から次の
作用効果を奏する。
すなわち、外周縁が円弧状である車輪を覆うフ
エンダーが、縦カバー部と横カバー部とから構成
されていて、かつ、横カバー部が上向き水平面部
分と前面部分とを備えるものであることから、上
向き水平面部分と前面部分との交叉部近くでは、
車輪外周との間に比較的大きな余裕空間が生じる
ことに着目し、この余裕空間を利用して、その空
間内に入り込ませる状態で縦カバー部と横カバー
部との交叉部に凹入壁部分を形成し、これによつ
て、変速操作レバーの案内板を、横カバー部の上
側に大きく突出させることのない状態で設置する
ことができ、従つて、フエンダーの左右横幅内に
案内板を設けて接作レバーの握り部位置を操縦座
席から離れた位置に設定することのできるもので
ありながら、その握り部をフエンダーの上側へ大
きく突出させる必要なく、適正な高さ位置に定め
易いものである。
以下に、本考案の実施例を図面の記載に基いて
説明する。
機体後部にロータリ耕耘装置、スキ装置等の作
業装置を取付けるべく構成したトラクターにおい
て、作業装置に駆動力を伝達するための動力取出
軸1の操作軸4を、後車輪2,2を架設した伝動
ケース3から車輪2と同方向に延出して、前記伝
動ケース3に支持させた操縦席5の左側に配設し
た変速操作レバー6を操作軸4に取付けてある。
前記操縦席5の左側の車輪2の遊端部に装着さ
れる後車輪に対して、その車輪上部を覆う上向き
水平面部分7bならびに車輪前部を覆う前面部分
7eによつて構成される横カバー部7Aと、車輪
の機体内方側を覆う立上り壁によつて構成される
縦カバー部7aとからなるフエンダー7を付設す
ると共に、前記上向き水平面部分7bと前面部分
7eとで構成される横カバー部7Aの、前記上向
き水平面部分7bと前面部分7eとの交叉部分に
形成される屈曲部7dには、前記縦カバー部7a
の上端部近くから横カバー部7Aの機体内方側寄
り箇所の一部を傾斜させて、縦カバー部7aおよ
び横カバー部7Aの他の部位に対して車輪に近づ
く方向で凹入させた凹入壁部分7cを形成し、か
つ、断面L型の案内板8を前記縦カバー部7aお
よび横カバー部7Aの上向き水平面部分7bなら
びに前面部分7eの延長面上に沿うように位置さ
せて、横カバー部7Aの一部である凹入壁部分7
cと案内板8との間に前記変速操作レバー6が入
り込むに足る所定間隔形成し、一方、前記変速レ
バー6は、前記縦カバー部7aおよび横カバー部
7Aに沿うように緩やかなクランク状に屈曲させ
て形成し、この変速操作レバー6を、前記横カバ
ー部7Aの凹入壁部分7cと案内板8との間に形
成された挿通孔9を通して前記案内板8の上面8
aに形成した変速案内溝8bから、その握り部6
aが突出する状態に組み込み、変速位置を表示し
た案内板8の変速案内溝8bに沿つて揺動操作可
能に構成してある。 つまり、フエンダー上向き
水平面部分7bと面一あるいはほぼ面一に案内板
8を設けることにより、変速操作レバー6の握り
部6aの高さを操作しやすいものにすると共に、
握り部6aをフエンダー縦カバー部7aよりも外
方に位置させることにより、握り部6aと操縦席
5との間隔を操作しやすい間隔に設定して、全体
として変速操作レバー6の操作を容易に行えるよ
うに構成してある。
そして、前記レバー握り部6aを、第3図に示
すように、フエンダー上向き水平面部分7bの前
後方向での屈曲部7dに沿つて移動させるべく構
成して、変速操作レバー6を大きく揺動させなが
ら握り部6aの変位量を少なくできるように構成
してある。
操縦席5の右側には、前記変速操作レバー6の
操作構造と同様に構成した副変速レバー11を設
けてあり、主変速装置(図示せず)とは別に走行
変速域を高低に切換えることができるように構成
してある。
第4図は第2実施例を示し、フエンダー7の縦
カバー部7aと横カバー部7Aとの間に凹入壁部
分7cとしての段部を形成し、断面L型の案内板
8を前記縦カバー部7a及び横カバー部7Aの
夫々の延長上に位置すべくフエンダー7に付設し
てフエンダー7強度を高めてある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るトラクターの実施例を示
し、第1図はトラクターの側面図、第2図は要部
正面図、第3図は要部側面図、第4図は他の実施
例を示す要部正面図である。 3……伝導ケース、4……変速操作軸、5……
操縦席、6……変速操作レバー、6a……握り
部、7……フエンダー、7A……横カバー部、7
a……縦カバー部、7b……上向き水平面部分、
7c……凹入壁部分、7e……前面部分、8……
案内板、8b……変速案内溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 伝動ケース3から車軸突出方向と同方向に突出
    させた変速操作軸4に対して、その変速操作軸4
    の軸芯まわりで揺動自在に連設した変速操作レバ
    ー6を、操縦席5と車輪との間に配設し、前記車
    輪の上部を覆う上向き水平面部分7bならびに車
    輪の前部を覆う前面部分7eとを備えた横カバー
    7Aと、前記車輪の機体内方側を覆う縦カバー部
    7aとでフエンダー7を構成したトラクターにお
    いて、フエンダー7の前記縦カバー部7aと横カ
    バー部7Aとの交叉部で、かつ、横カバー部7A
    の上向き水平面部分7bと前面部分7eとの交叉
    部近くに、縦カバー部7aならびに横カバー部7
    Aの他の部位に対して車輪に近接する方向へ凹入
    した凹入壁部分7cを形成するとともに、前記横
    カバー7Aの前記凹入部分7cを除く他の部位の
    機体内側方向への仮想延長面に沿つて前記凹入壁
    部分7cの上部を覆うように前記変速操作レバー
    6の案内板8を装着し、さらに、前記変速操作レ
    バー6を、前記凹入壁部分7cと案内板8との間
    を通つてその握り部6aが案内板8の変速案内溝
    8bから上方へ突出するようにクランク状に形成
    してあることを特徴とするトラクター。
JP1978019494U 1978-02-15 1978-02-15 Expired JPS6119942Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1978019494U JPS6119942Y2 (ja) 1978-02-15 1978-02-15

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JP1978019494U JPS6119942Y2 (ja) 1978-02-15 1978-02-15

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Publication Number Publication Date
JPS54122548U JPS54122548U (ja) 1979-08-27
JPS6119942Y2 true JPS6119942Y2 (ja) 1986-06-16

Family

ID=28848699

Family Applications (1)

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JP1978019494U Expired JPS6119942Y2 (ja) 1978-02-15 1978-02-15

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58164821U (ja) * 1982-04-28 1983-11-02 セイレイ工業株式会社 農用トラクタ−の変速レバ−装置
JP4570510B2 (ja) * 2005-04-27 2010-10-27 株式会社クボタ トラクタ

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US3715002A (en) * 1970-10-05 1973-02-06 Sperry Rand Corp Suburban tractor and controls
US3796277A (en) * 1972-07-28 1974-03-12 Briggs & Stratton Corp Riding tractor with engine enclosure for noise abatement

Family Cites Families (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5550052Y2 (ja) * 1976-01-17 1980-11-21
JPS52102642U (ja) * 1976-02-01 1977-08-04

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JPS54122548U (ja) 1979-08-27

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