JPS6119894Y2 - - Google Patents

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JPS6119894Y2
JPS6119894Y2 JP16762981U JP16762981U JPS6119894Y2 JP S6119894 Y2 JPS6119894 Y2 JP S6119894Y2 JP 16762981 U JP16762981 U JP 16762981U JP 16762981 U JP16762981 U JP 16762981U JP S6119894 Y2 JPS6119894 Y2 JP S6119894Y2
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JP
Japan
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workpiece
inspection
head
data
rod
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JP16762981U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ワークを直接マシンにローデング
し、作業者がNCデータを選択することで異なる
ワークに対し加工を可能にした加工装置のワーク
形状確認装置に関し、特にワーク形状の確認を予
めワークに形成されている下穴の位置から判別で
きるようにしたワーク形状確認装置に関する。
従来、単一ワークしか加工できない専用機にお
いても数値制御技術が応用されてきており、した
がつてNCデータを選択することで異なるワーク
に対しても同一の加工装置で加工することができ
るようになつてきている。
また、マシニングセンタの場合のように多種類
のワークを適宜加工するために各種ワークをパレ
ツトに取付け、このパレツトを所定のマシンに搬
送する搬送装置、パレツトを加工テーブルに搬入
搬出するパレツト交換装置を含めて各マシンをコ
ンピユータにより直接制御するDNC(Direct
NC)システムにおいては、パレツトを識別する
ことでワークの種類に適合したNCデータの検索
を行う方式がほぼ確立されており、作業者の判断
による各種ワークに対してのNCデータ選択の不
安は生じない。
これに対し、パレツトを介さずにワークを直接
加工機に搬入して加工する小規模の加工装置にお
いては、上述のようなパレツトの識別装置が利用
できないため、加工機に投入するワークの種別を
作業者が判断してワークの種類を指定することに
より、該ワーク加工に必要なNCデータの選択を
行うようにしている。
しかし、ここで作業者がワーク種別の判断を誤
まり、ワークの指定を間違うと、加工機への投入
ワークと異なるNCデータが選択され誤加工が行
われるおそれがある。このためNCデータとワー
ク形状とのインターロツクを取る必要があるが、
数種類のワークの各特異部の形状に応答してワー
ク形状を判別する判別装置は構造が複雑でコスト
高を招く上、ワークによつては加工ヘツドとの干
渉を避けるべく設置不可能なものもあり、パレツ
トを使用しない小規模な加工システムに適合する
実用的なインターロツク手段は存在しなかつた。
本考案は上記の点に鑑みなされたもので、その
目的とするところは、加工ヘツドに並設された検
測ロツドをワーク種別の指定に応じて加工位置に
位置決めし、当該検測ロツドにより加工位置にセ
ツトされたワークの加工下穴の有無を確認するこ
とでワーク種別の指定とそのNCデータとの一
致、不一致を識別し、NCデータとワークとの不
一致による誤加工を未然に防止するようにした加
工装置のワーク形状確認装置を提供するにある。
以下、本考案の実施例を図面について説明す
る。
第1図および第2図は本考案にかかるワーク形
状確認装置を備えたNC加工装置を示し、1はベ
ツド、2はベツド1上に取付けた固定ベース、3
は固定ベース2上に案内レール4を介して左右方
向(X軸方向)にスライド可能に設置したクロス
スライダであり、このクロススライダ3は固定ベ
ース2に設置した送りモータ5によりX軸方向に
フイードされるようになつている。
上記クロススライダ3上には可動台6が前後方
向(Y軸方向)にスライド可能に設置され、この
可動台6はクロススライダ3に取付けた送りモー
タ7によりY軸方向にフイードされるようになつ
ているとともに、可動台6の前端面には主軸8お
よびその回転用主軸モータ9を備えた主軸ヘツド
10が固着され、この主軸ヘツド10の主軸8は
ラム11により上下方向(Z軸方向)にスライド
されるようになつており、ラム11は送りモータ
12により上下動されるようになつている。
また、上記ベツド1の前部1a上には上記主軸
ヘツド10の下方に位置して治具本体13が設置
され、この治具本体13の上面中央にはワークW
の上下方向の位置決めを行う内径把持方式のワー
ククランプ装置14が設置されており、さらに治
具本体13の上面には、ワークWの上下方向の位
置決めを行う複数個の基準シート15及び、形状
の異なるワーク、例えば径の異なる複数種類のワ
ークWの周方向の位置決めを行う出没可能な複数
個の位置決めピン16,17がそれぞれ配設され
ている。18はワーク昇降台で、この昇降台18
は上記治具本体13の上部を取り囲むようにして
水平に配置され、かつパイロツトバー19を介し
て治具本体13に上下動可能に支持されていると
ともに、垂直に配設したリフトシリンダ20によ
り上下動作されるようになつており、そして昇降
台18がリフトシリンダ20により下降端に位置
されたときはワークWを治具本体13上にセツト
し、昇降台18がリフトシリンダ20により上昇
端に位置されたときはワークWを搬入,搬出可能
状態に保持するようにしてある。また、上記昇降
台18の左右両側にはワーク搬入コンベア21及
びワーク搬出コンベア22が水平に配設され、こ
の搬入及び搬出コンベア21,22のレベルは上
記昇降台18が上昇端に位置したときのレベルと
一致している。
23は上記主軸ヘツド10の側面に支持ブラケ
ツト24により一体に取付けたワーク形状確認機
構で、このワーク形状確認機構23は大別してワ
ークWの加工下穴の有無を確認する検測ヘツド2
5、該検測ヘツド25を主軸ヘツド10の主軸軸
線と平行な方向に進退させるシリンダ26とから
なり、上記検測ヘツド25は第3図に示すように
支持部材27にガイドブツシユ28を介して上下
動可能に取付けた検測ロツド29と、この検測ロ
ツド29の上端突出側を覆うカバー30と、この
カバー30と検測ロツド29の上端間に介在され
検測ロツド29を下方に付勢するスプリンダ31
と、検測ロツド29の上端に水平に取付けたドツ
グ支持アーム32と、このアーム32の先端に取
付けたねじ杆33に螺合したドツグ34および、
ドツグ34と係合するようカバー30に取付け
た、検測ロツド29の相対変位を検出する確認用
リミツトスイツチ35とから構成されている。
このように構成された検測ヘツド25は、上記
支持ブラケツト24にガイドブツシユ36と介し
て上下摺動可能に取付けたパイロツトバー37の
下端に支持部材27を介して一体に固着され、さ
らに支持部材27には上記支持ブラケツト24に
取付けた上記シリンダ26のピストンロツド26
aが連結され、シリンダ26の前後進動作により
検測ヘツド25をワークWに対し進退させるよう
になつている。また、上記パイロツトバー37の
上端にはねじ杆38が軸線を一致させて一体に固
着され、このねじ杆38の上端には一対のドツグ
39,40が螺着されているとともに、このドツ
グ39,40に係合してシリンダ26の前進及び
後退を規制する前進端リミツトスイツチ41及び
後退端リミツトスイツチ42が上下に位置して配
設されている。
第4図及び第5図は本考案の加工システムに適
用される被加工ワークW、例えばタイヤホイール
の種類の一例を示すもので、第4図a,bはピツ
チサークル径D1が同一で、ボルト取付け用の加
工下穴W1の数が4個と5個のものであり、ま
た、第5図a,bはピツチサークル径D2が同一
で、加工下穴W2の数が4個と5個のものであ
る。
次の上記のように構成された本考案装置の動作
について説明する。
加工装置にローデングされたワークWの形状確
認及び加工に際しては、まず、リフトシリンダ2
0により昇降台18を上昇させ、搬入コンベア2
1上に搬入したワークWを昇降台18上に移送
し、しかる後、昇降台18を下降してワークWを
治具本体13上にセツトする。このとき、ローデ
ングされたワークWが第4図aに示す形状のもの
であるとすれば、そのワークWの加工下穴W1
1つに位置決めピン16が係合し、これによりワ
ークWの周方向に位置が設定されるとともに、基
準シート15により上下方向の位置も設定され
る。その後、ワークWのボス穴(図示せず)に嵌
合したワーククランプ装置14が動作してワーク
Wを治具本体13上にクランプする。なお、位置
決めピン17は埋没されている。
かかる状態において、作業者がワークの形状を
視覚的に判断し、かつ該ワークWが第4図aに示
す種類であることを指定してNCデータの選択を
行う。すると、この選択指令に伴い加工装置の
NCプログラムがスタートし、指定たれたワーク
Wの種別に応じた検測プログラム及び加工プログ
ラムが順次実行される。即ちプログラムがスター
トすると、まず、検測プログラムが実行され、こ
れにより送りモータ5,7を駆動してクロススラ
イダ3をX軸方向に、可動台6をY軸方向にそれ
ぞれ移動させ、検測ヘツド25、即ち検測ロツド
29を指定されたワークWの形状確認に必要な位
置に割出す。この場合、第4図aに示す形状のワ
ークであれば加工下穴W1′に一致する位置に割出
される。検測ロツド29の位置割出しが完了する
と、シリンダ26が前進動作され、これと一体に
検測ヘツド25もワークW方向に前進する。ここ
で、検測ロツド29の前進位置にワークWの加工
下穴W1′が位置していれば、検測ロツド29は何
等の規制を受けることなくシリンダ26の前進動
作に伴つて加工下穴W1′内に挿入されることとな
り、これにより作業者が選択したNCデータが指
定されたワークWと一致するものであると認識
し、セツテイングされたワークWを加工する加工
プログラムに移行することになる。なお、シリン
ダ26の前進端はリミツトスイツチ41により規
制される。
検測ヘツド25によるNCデータと指定ワーク
との一致が確認されると、シリンダ26はドツグ
40がリミツトスイツチ42と係合する後退端ま
で後退され、検測ヘツド25を元位置に復帰させ
る。そして、検測ヘツド25の復帰が確認される
と、加工装置の数値制御装置(図示せず)は加工
プログラムを実行して主軸8をワークWの各加工
下穴の位置に順次割出し、ラム送りモータ12及
び主軸モータ9を駆動して主軸割出し位置に対向
する下穴を主軸8に取付けた工具8aにより順次
加工する。
また、作業者の誤判断により、加工装置にロー
デングされたワークWが第4図bに示す形状のも
のにも拘らず、第4図aに相当するワークを指定
してそのNCデータを選択した場合は、そのNCデ
ータの選択に伴う検測プログラムは第4図aの形
状認識を行うプログラムとなるため、これにより
割出される検測ロツド29の位置は第4図aの加
工下穴W1′に対向するものとなる。したがつてか
かる位置に割出された検測ヘツド25がシリンダ
26により前進動されると、その検測ロツド29
は第4図bの2点鎖線に示す下穴のない位置Pで
ワークWに突き当る。このため、シリンダ26が
さらに前進動すると、前進の阻まれた検測ロツド
29はシリンダ26の前進につれて支持部材27
より上方に突出し、かつこれと一体のドツグ34
がリミツトスイツチ35を作動させる。これによ
り作業者のワーク指定により選択されたNCデー
タが実際にローデングされたワークと一致してい
ないことを作業者に報知し、ローデングワークに
対する加工プログラムの実行を無効する。
なお、第4図bに示す如く下穴W1が5個有す
る形状のワークWを指定することによりNCデー
タを選択した場合、その検測プログラムにより割
出される検測ロツド29の正許の確認用割出装置
は第4図bの斜線を施した加工下穴W1″に対応す
る位置となり、この位置に加工すべき下穴が存在
すれば、選択されたNCデータがワーク加工に適
したものとなる。また、第5図aに示す如く下穴
W2が4個ある形状のワークを指定することによ
りNCデータを選択した場合、その検測プログラ
ムにより割出される検測ロツド29の正規の確認
用割出位置は位置決めピン17が係合する下穴
W1と180゜離れた下穴W2′に一致したものとな
る。さらにまた、第5図bのように下穴W2が5
個ある形状のワーク指定をすることによりNCデ
ータ選択した場合は、その検測プログラムにより
割出される検測ロツド29の割出位置は斜線を施
した下穴W2″に一致するようになる。
また、上記第4図、第5図に示す各種ワーク形
状の指定によるNCデータの選択操作は、図示し
ない操作パネル上の指定ボタン等を人為的に操作
することでなされるものである。さらに本考案に
かかるワーク形状確認装置は第4図および第5図
に示す形状のもののみに適用されるものではな
く、他の下穴配列のワークにおいても同様に適用
し得る。
以上のように本考案によれば、ワークの加工下
穴の有無をワーク指定に応じて位置割出しされる
検測ヘツドにより検知するものであるから、検測
ヘツドの構成を簡単化でき、かつ作業者のワーク
指定ミス(NCデータの選択ミス)に伴う誤加工
及び工具の破損等を未然に防止できるほか、パレ
ツトを使用しないでワークを直接マシンにローデ
ングし、異なる種類のワークを適宜加工する小規
模の加工システムにおいてもそのワーク形状と
NCデータとのインタロツクを低コストで実現で
き、かつ実用的であるとともに小規模システムに
おける誤加工防止が達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるワーク形状確認装置を
備えた加工装置の正面図、第2図はその側面図、
第3図は本考案にかかるワーク形状確認装置の具
体的構成例を示す断面図、第4図a,bおよび第
5図a,bはそれぞれワーク形状の例を示す説明
図である。 1……ベツド、3……クロススライダ、6……
可動台、8……主軸、10……主軸ヘツド、13
……治具本体、14……ワーククランプ装置、1
6,17……位置決めピン、18……ワーク昇降
台、23……ワーク形状確認機構、25……検測
ヘツド、26……シリンダ、29……検測ロツ
ド、31……スプリング、32……アーム、34
……ドツグ、35……確認用リミツトスイツチ、
W……ワーク、W1,W2……加工下穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加工工具を備えた主軸軸線と直角な平面内で2
    次元方向にNCデータにより移動可能にした主軸
    ヘツドと、この主軸ヘツドに一体に取付けられた
    検測ヘツドとを有し、上記検測ヘツドは、上記主
    軸軸線と平行な方向に進退可能でかつスプリング
    により下方に付勢される検測ロツド及び、該検測
    ロツドの相対変位を検出する確認スイツチ手段と
    からなり、上記検測ヘツドをNCデータにより加
    工位置に位置決めし、ワーク形状確認のための下
    穴の有無を上記検測ロツド相対変位で検出できる
    ようにしたことを特徴とするワーク形状確認装
    置。
JP16762981U 1981-11-12 1981-11-12 ワ−ク形状確認装置 Granted JPS5875654U (ja)

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JP16762981U JPS5875654U (ja) 1981-11-12 1981-11-12 ワ−ク形状確認装置

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JP16762981U JPS5875654U (ja) 1981-11-12 1981-11-12 ワ−ク形状確認装置

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Publication Number Publication Date
JPS5875654U JPS5875654U (ja) 1983-05-21
JPS6119894Y2 true JPS6119894Y2 (ja) 1986-06-14

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ID=29959709

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16762981U Granted JPS5875654U (ja) 1981-11-12 1981-11-12 ワ−ク形状確認装置

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