JPH0683420A - Nc工作機械の加工プログラム呼出し方法 - Google Patents

Nc工作機械の加工プログラム呼出し方法

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JPH0683420A
JPH0683420A JP26311792A JP26311792A JPH0683420A JP H0683420 A JPH0683420 A JP H0683420A JP 26311792 A JP26311792 A JP 26311792A JP 26311792 A JP26311792 A JP 26311792A JP H0683420 A JPH0683420 A JP H0683420A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
weight
machining program
type
program
Prior art date
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Pending
Application number
JP26311792A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetsugu Kawai
秀貢 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP26311792A priority Critical patent/JPH0683420A/ja
Publication of JPH0683420A publication Critical patent/JPH0683420A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 種々のワークにつき、簡単な測定手段でワー
ク種類を正確に特定してワーク種類に対応した加工プロ
グラムを正しく呼び出せるようにする。 【構成】 ワーク重量Wa〜Wzとワーク種類A〜Zと
の対応テーブル24を予め準備する。一方、搬入されて
くるワークの重量を重量測定装置16で自動測定し、そ
の重量測定値を対応テーブル24と照合してワーク種類
を特定する。特定したワーク種類に対応する加工プログ
ラム23a〜23zを呼び出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、旋盤等のNC工作機
械の加工プログラム呼出し方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】タレット旋盤等のNC工作機械では、ロ
ーディング装置と組合わせてワークの搬入搬出を自動化
し、加工全体の自動運転化を図ることが多い。ワークを
種類の異なるものにロット変えする場合は、ワークの種
類に応じた加工プログラムを選択する。この場合、NC
装置に備えられたワークナンバーサーチ機能が利用され
る。すなわち、段取りを行った後に、これから加工しよ
うとするワークに対応する番号をNC装置に入力する。
この状態で起動すると、その番号に対応した加工プログ
ラムがサーチされて加工が始まる。従来、この種の機能
の自動化例として、ワークの径,高さ等を光電スイッチ
等で計ってその値をPC(プログラマブルコントロー
ラ)で演算し、これによりワーク種類を特定してNC装
置に対するサーチ番号を出力するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにワ
ーク形状からワーク種類を特定する方法であると、多品
種に対応可能とするためには、センサ類の配置等の構造
が複雑になり、希望する全てのワークに対応した判別装
置を構成することが困難であると予想される。また、計
測箇所の誤りによるワーク種類の判別ミスも生じ易い。
そのため、実際にはオペレータがワークナンバーを入力
するようにしている場合が多い。
【0004】この発明の目的は、ワーク種類の特定が簡
易な手段で正確に行えて、多品種のワークに対してワー
ク種類に応じた加工プログラムの自動呼出しが行えるN
C工作機械の加工プログラム呼出し方法を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の構成を実施例
に対応する図1と共に説明する。このNC工作機械の加
工プログラム呼出し方法では、ワーク重量(Wa〜W
z)とワーク種類(A〜Z)とを対応して記憶させた対
応テーブル(24)を予め準備する。加工に際しては、
搬入されてくるワークの重量を重量測定装置(16)で
自動測定し、その重量測定値を対応テーブル(24)と
照合してワーク種類を特定する。この特定したワーク種
類に対応する加工プログラム(23a〜23z)を呼び
出す。
【0006】
【作用】この方法によると、ワークの重量によってワー
ク種類を判別するので、複雑な形状のワークでも、重量
測定装置を設けるだけで簡単かつ正確に判別できる。ワ
ークが多品種に及ぶ場合でも、一般にワーク重量が完全
に一致する場合は少なく、そのためワーク種類が多い場
合にもそのワーク種類を正確に判別できる。したがって
対応する加工プログラム(23a〜23z)の呼出しも
正確になる。また、ワーク1個ずつに対して重量測定を
行うようにすれば、ランダムなワーク供給にも対応可能
となる。
【0007】
【実施例】この発明の一実施例を図1ないし図3に基づ
いて説明する。この実施例は2軸のタレット旋盤に適用
したものである。図2および図3に示すように、旋盤本
体1は、2本の主軸2を並設した主軸台3をベッド4の
中央に設け、その両側に工具タレット5を設置したもの
である。工具タレット5は、各周面部分にバイトや回転
工具等(図示せず)を装着したドラム状のものであり、
タレットスライド6に割り出し回転および軸方向(Z方
向)移動可能に設置してある。タレットスライド6は、
ベッド4上で横方向(X方向)に進退するものである。
【0008】旋盤本体1の上方には、架設レール7に沿
って走行するガントリ式のローダ8が設置してある。ロ
ーダ8は、前後方向(Z方向)に移動する前後移動台9
に昇降軸10を設け、昇降軸10の下端にローダヘッド
11を設けたものである。ローダヘッド11には、2個
のローダチャック12を主軸2に対する面と下面とに設
け、これらローダチャック12の位置を互いに入替え可
能としてある。
【0009】旋盤本体1の右側には、ワークWを載せた
パレット14をロータリテーブル15上の所定の周回経
路で周回させるロータリワークフィーダ13が設けら
れ、このロータリワークフィーダ13と旋盤本体1との
間に、ワークWの重量を自動測定する重量測定装置16
が配置されている。前記ローダ8は、ロータリワークフ
ィーダ13のパレット14上から重量測定装置16上へ
のワークWの移載と、重量測定装置16上から旋盤本体
1の主軸2へのワークWの供給と、主軸2から搬出位置
(図示せず)へのワークWの搬出とを行う。
【0010】図1は制御系の機能ブロック図であり、旋
盤本体制御装置17とローダ制御装置18とを示す。旋
盤本体制御装置17は、旋盤本体1における主軸2の回
転や、工具タレット5の割り出しおよび送り、ならびに
付帯設備19の制御を行うものであり、NC装置とプロ
グラマブルコントローラとからなる。ローダ制御装置1
8は、ローダ8やロータリワークフィーダ13等を制御
するものであり、CPUやメモリ等で構成されている。
【0011】旋盤本体制御装置17には、加工プログラ
ム20が書き込まれていると共に、そのメインプログラ
ム22に必要データを与えるプログラムまたはブロック
デリートコントロールのプログラム等を含むプログラム
選択手段21が書き込まれている。加工プログラム20
は、メインプログラム22と共に、各種類のワークWの
加工を各々行うワーク種類別の加工プログラム23a〜
23zを、サブプログラムとして全て順に並べて記述し
たものである。プログラム選択手段21は、プログラマ
ブルコントローラ部に設けたものであり、これにはワー
クWの種類A〜Zとワーク重量Wa〜Wzとの対応テー
ブル24がオペレータの入力操作によって予め書き込ま
れている。
【0012】ローダ制御装置18にはローダプログラム
25が書き込まれており、これには加工プログラム20
の場合と同様に、メインプログラム26と、サブプログ
ラムからなるワーク種類別のワーク用プログラム27a
〜27zとが順に並べて記述してある。なお、ローダプ
ログラム25において、ローダヘッド11の各停止位置
等を示すパラメータは、直接教示操作またはティーチ操
作盤からの教示操作等によって入力される。
【0013】上記の制御装置による加工プログラム呼出
し方法を説明する。ロータリワークフィーダ13におい
てパレット14上にランダムに載せられた各種類のワー
クWがワーク搬入位置Pに達すると、ローダ8がそのワ
ークWを把持し、一旦、重量測定装置16上に移載す
る。重量測定装置16では、載置されたワークWの重量
が測定され、その重量測定値が前記旋盤本体制御装置1
7のプログラム選択手段21に入力される。例えば重量
測定値がワーク種類Aの重量Waであるとすると、プロ
グラム選択手段21では、この重量測定値Waを対応テ
ーブル24に書き込まれた各ワーク重量Wa〜Wzと照
合し、この照合により搬入されてきたワークWの種類が
Aであると判別する。
【0014】ワーク種類が判別されると、各ワークWの
加工を開始するときに、プログラム選択手段21によっ
てワークWに対応したいずれかの加工プログラム23a
〜23zが選択される。このプログラム選択に応じて、
ローダ制御装置18におけるローダプログラム25にお
いても、選択されたワーク種類別の加工プログラム23
a〜23zに対応したワーク用プログラム27a〜27
zのいずれかが実行される。したがって、ローダ8によ
る重量測定装置16から主軸2へのワークWの供給や、
主軸2から搬出位置へのワークWの搬出などの動作は、
判別されたワーク種類に対応したものとなる。
【0015】この加工プログラム呼出し方法によると、
このように搬入されてくるワークWの重量を重量測定装
置16で測定し、その重量測定値からワークWの種類を
判別するようにしたため、ワークWが複雑な形状であっ
ても正確に判別できる。ワークWが多品種に及ぶ場合で
も、一般にワーク重量が完全に一致する場合は少なく、
そのためワーク種類が多い場合にもそのワーク種類を正
確に判別でき、対応する加工プログラム23a〜23z
の呼出しも正確になる。しかも、判別手段が1個の重量
測定装置16で済む。また、この実施例ではワークWの
1個ずつに対して重量測定を行うため、多種類のワーク
Wがランダムに供給されても、ワークWの種類に応じた
加工が自動的に行える。そのため、多品種少量生産の場
合の生産性の向上が図れる。
【0016】しかも、ローダプログラム25において
も、ワークWの種類に応じたプログラム27a〜27z
が選択されるので、ワークWの種類に応じて両面加工と
片面加工とを区別する取扱いなどが自動的に行える。
【0017】なお、前記実施例は2軸旋盤の場合につき
説明したが、この発明は旋盤に限らず、NC工作機械一
般に適用することができる。ローダ8の制御は、加工の
種類によっては、必ずしもワークWの種類によって変更
する必要がない。また、プログラム選択手段21は、重
量測定装置16で測定した重量データと、別のセンサ類
で測定した形状判別データ等とを組み合わせてワーク種
類を特定するものとしても良い。その場合、前記のテー
ブル24に形状判別データを併記し、あるいは所定重量
のワークのみにつき、別に設けた形状データとワーク種
類との対応テーブルを照合してワーク種類を特定するよ
うにする。
【0018】
【発明の効果】この発明のNC工作機械の加工プログラ
ム呼出し方法は、ワーク重量とワーク種類との対応テー
ブルを予め準備し、搬入されてくるワーク重量を自動測
定してワーク種類を特定し、対応加工プログラムを呼出
すようにしたため、複雑な形状のワークでも、正確に対
応加工プログラムの呼び出しが行え、また多品種のワー
クに対応できる。しかも、ワーク種類の判別に必要な手
段が重量計だけで済み、正確さと共に安価で容易なシス
テムで各種のワーク判別ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の機能ブロック図である。
【図2】その実施例を適用する旋盤の正面図である。
【図3】その旋盤の平面図である。
【符号の説明】
1…旋盤本体、8…ローダ、13…ロータリワークフィ
ーダ、16…重量測定装置、17…旋盤本体制御装置、
18…ローダ制御装置、21…プログラム選択手段、2
3a〜23z…ワーク種類別加工プログラム、24…対
応テーブル、W…ワーク、A〜Z…ワーク種類

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーク重量とワーク種類とを対応して記
    憶した対応テーブルを準備する過程と、ワークの重量を
    自動測定する過程と、その重量測定値を前記対応テーブ
    ルと照合してワーク種類を特定する過程と、この特定し
    たワーク種類に対応する加工プログラムを呼び出す過程
    とを含むNC工作機械の加工プログラム呼出し方法。
JP26311792A 1992-09-03 1992-09-03 Nc工作機械の加工プログラム呼出し方法 Pending JPH0683420A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26311792A JPH0683420A (ja) 1992-09-03 1992-09-03 Nc工作機械の加工プログラム呼出し方法

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JP26311792A JPH0683420A (ja) 1992-09-03 1992-09-03 Nc工作機械の加工プログラム呼出し方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0683420A true JPH0683420A (ja) 1994-03-25

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ID=17385067

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JP26311792A Pending JPH0683420A (ja) 1992-09-03 1992-09-03 Nc工作機械の加工プログラム呼出し方法

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JP (1) JPH0683420A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150087651A (ko) * 2014-01-22 2015-07-30 두산인프라코어 주식회사 소재 검출 장치 및 그 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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