JPS61198016A - 車輛走行案内装置 - Google Patents

車輛走行案内装置

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JPS61198016A
JPS61198016A JP21835784A JP21835784A JPS61198016A JP S61198016 A JPS61198016 A JP S61198016A JP 21835784 A JP21835784 A JP 21835784A JP 21835784 A JP21835784 A JP 21835784A JP S61198016 A JPS61198016 A JP S61198016A
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JP
Japan
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information
intersection
map
vehicle
road
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Application number
JP21835784A
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English (en)
Inventor
Shigeru Yamazaki
茂 山崎
Takaharu Noguchi
敬治 野口
Masaharu Kobayashi
正治 小林
Hiroo Okamoto
宏夫 岡本
Hiroaki Takahashi
宏明 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、自動車などを出発地点から目的地まで道路案
内する車輛走行案内装置に関する。
〔発明の背景〕
車輛走行案内装置は、従来、種々提案されているが、い
ずれも詳細な地図をもとにするものであった。
たとえば、特開昭58−70126号公報、特開昭51
3−70128号公報に開示される車輛走行案内装置は
、所定領域の地図をディスプレイ上に表示し、この地図
上の現在地を指定して自動車を走行させると、距離セン
サや方向センサなどのセンサによシ、自動車の走行距離
や走行方向が検出され、この検出結果にもとづいて表示
された地図上に自動車の走行軌跡が表示されるものであ
る。また、自動車の現在位置が表示される地図からはみ
出してしまうようなことになると、隣りの領域の地図が
代シに表示され、同様に、自動車の走行軌跡が表示され
る。
この従来技術によると、表示される地図を非常に詳細な
ものとすることによシ、現在位置と過去の走行経路を正
常に知ることができるが、処理すべき情報量としては非
常に膨大なものとなる。また、表示される地図は出発地
点から目的地までの間の経路を含む地域を分割した一部
の領域のものであるから、表示される地図上には目的地
が含まれない場合が多く、表示される地図だけからは目
的地がどこなのか分らない。
このために、運転者は予じめ出発地点から目的地までの
経過に関する知識を吃っておく必要がある。さらに、表
示された地図上に現在位置や走行経路を正確に表示する
ためには、精度の高い方向センサや距離センサが必要と
なる。さらにまた、一般に、自動車に搭載できるディス
プレイの大きさには限界があυ、せいぜい数インチ四方
程度である。このために、表示される地図は、詳細であ
ればあるほど見にくくなり、運転者が現在位fを判断す
るのに時間がかで)シ、安全性などの面で問題がある。
また、特開昭58−70127号公報に開示される車輛
走行案内装置は、先の従来技術と同様に、ディスプレイ
上に地図を表示して、この地図に自動車の走行経路が表
示されるものであるが、さらに、交差点の星標、交差点
間の距離や方向などの情報も設けられ、自動車の発進前
に予じめ走行しようとする経路中の各交差点全指定する
ことにより、走行時、センサによる過去の走行距離の計
測によりて指定され友交差点を判定し、交差点の手前で
右折、左折、直進などの合図をディスプレイ上に表示し
fc 夛、音声で知らせるようにしたものである。
この従来技術によると、自動車の現在位置や走行経路を
容易に知ることができるとともに、交差点毎の合図に従
かうことにより、スムースに目的地まで行くことができ
、非常−便利である。
しかし、この従来技術を先の従来技術と比べると、運転
者が予じめ出発地点から目的地までの概略的な経路を覚
えておくようなことは必要がないとしても、やはシ処理
すべき情報量は膨大なものでちゃ、センサの精度も、出
発地点から目的地までの全距離を計測しなければならな
いから高いものでなければならず、また、表示された地
図上からの現在位置の判断に時間を要するなどの問題点
を避けることができず、特に、地図の情報に加えて交差
点に関する情報も必要なことから、先の従来技術よシも
、さらに処理すべき情報量は多くなる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記従来技術の欠点を除き、処理すべ
き情報量を大幅に低減し、しかも、車輛を確実に目的地
まで案内し、さらに、車輛の現在位置を容易に判断する
ことができるようにした車輛走行案内装置を提供するに
ある。
〔発明の概要〕
この目的を連取するために、本発明は、地図上の道路情
報を交差点単位とし、夫々の交差点を絶対座標情報やこ
の交差点から分岐する道路に関する情報でもって表わし
て、情報の削減を行なうとともに、交差点を主体にした
地図をディスプレイ上に表示して該地図を明瞭化し、さ
らに、該交差点に関する情報を音声で表示するようにし
た点に特徴がある。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明による車輛走行案内装置の一実施例を示
す構成図であって、1は情報処理装置、2は記録再生装
置、3はバッファメモリ、4はセンサ、5は入力装置、
6はスピーカ、7はディスプレイ、8はライトペンであ
る。
同図において、情報処理装置1は、たとえば、マイクロ
コンピュータで構成され、入出力処理、や必要な演算処
理を行なう。記録再生装置2は記録媒体をたとえば磁気
テープとし、地図情報や交差点アドレス情報の書き込み
、暉み出し、を行なう。なお、光ディスクを記録媒体と
した再生専用の装置であってもよい。バックアメモリ3
は、情報処理装置1で処理するために記録再生装置2か
ら読み出された情報を格納する。センサ4は車輛の進行
方向を検出する方位センサと走行距離を累算する距離セ
ンサとからなる。
入力装置5はキーボード鮮からな夛、使用者が地図を選
択したシ、地図を書き換えたりする場合に操作される。
スピーカ6は交差点や後述する目標物に接近したとき、
これを使用者に知らせるものであシ、音声合成技術など
を用いて発生された音声信号が供給される。ディスプレ
イ7は情報処理装fIL1で処理された情報にもとづい
て地図を表示する。ライトペン8は、ディスプレイ7上
に表示された地図から、希望する走行経路を表わす情報
を交差点や主要な目標物単位で入力するためのものであ
る。
次に、この実施例の操作方法につ−て説明する。
記録再生装置2に使用する記録媒体には、後述するよう
に、各地区別の地図情報と各地区に対応したコードが記
録されてお9、使用者が入力装置5を操作して必要とす
る地区に対応したコードを入力すると、情報処理装置1
が起動されて記録再生装置2が制御され、必要な情報が
読み出されてバッファメモリ3に格納される。
この情報のうち地図情報が読み出されて情報処理装置1
に供給され、処理された後、ディスプレイ7に供給され
る。したがって、入力装置5の操作とともに、直ちにデ
ィスプレイ7上に必要な地図が表示される。
表示された地図には、各交差点が示されておシ、使用者
は、ライトペン8により、希望する走行経路に沿う各交
差点を順次指定する。これによってバッファメモリ3に
格納されている交差点アドレス情報が選択される。
必要な交差点の指定作業が完了し、入力装置5のキーボ
ード中のスタートキーを操作して車輛をスタートさせる
と、センサ4の検出情報が情報処理装置1に供給され、
車輛の走行方向および走行距離情報と選択された交差点
アドレス情報とが比較される。この比較結果に応じてス
ピーカ6から音声が発生され、音声による道案内が行な
われる。たとえば、交差点に近すいた場合には、直進、
右折、左折の指示がsq、 一本道を進行中の場合には
、たとえば、銀行、派出所、橋、ガソリンスタンドなど
の確認の指示が行なわれる。また、これと同時に、ディ
スプレイ7上に表示された地図には、車輛の現在位置と
走行軌跡が示される。
このようにして、音声による指図だけで道案内が可能と
なるから、運転者は、現在位置や走行経路の確認のため
に1必要に応じてディスプレイ上に表示された地図をみ
るだけで、この地図をほとんどみる必要がなく、安全に
運転できるとともに容易かつ確実に目的地に達すること
ができる。
第2図は第1図のディスプレイ7上の地図の表示形態の
一具体例を示す模式図であって、第1図に対応する部分
には同一符号をつけている。
第2図において、ディスプレイZ上には、使用者が希望
する入質で、かつ、交差点や主要目標物が主体となって
地図が表示され、道路は交差点間を結ぶ線で表わされる
。■〜■で示す各交差点や■で示すライトペン8による
指定可能位置(交差点間の距離が長い場合などに設ける
)は黒丸(図面では、ハツチングして示す)で示し、高
速道路、国道などの道路の等級は、線幅の違いや線の色
などで区別する。また、鉄道を白黒のまだらの線で表示
してもよい。因では、高速道路αを最も太い線で、国道
すを次に太い線で、また、他の一般道路を細線で示して
シシ、Cは鉄道である。
使用者はライトペン8を黒丸位置に接触させることによ
シ、交差点情報などの所望走行経路中の情報が選択され
る。念とえば、x印の■地点からx印の■地点まで行く
場合、■→■→■→■→■→■の田に各位置を指定すれ
ばよい。
このように指定して車輛を走行すると、交差点■で右折
、交差点■で左折、交差点■で右折、交差点■で左折の
案内がスピーカ6(第1図)からなされ、目的地■に達
することができる。
また、交差点■、■間で詳しい情報が必要な場合、■→
■→■→■→■→■→■→■の順に指定することにより
、さらに、踏切あるいはガート■の案内や交差点■での
直進案内がなされる。
なお、出発地点のと目的地■については、ライトペン8
の接触と入力装置5の操作とによシ、所望の情報が入力
されて地図上に、たとえば、x印で表示される。
このように、ディスプレイ7上に表示される地図は、交
差点が主体とな9、道路がこれら交差点を結ぶ直線によ
って示されるから、必要な情報量は従来技術に比べて大
幅に削減できる。
なお、地図上に地名を表わす文字を表示してもよいが、
情報量の増大化を防ぐ之めに、主要交差点名やインター
チェンジ塩などの必要最小限度の文字を表示するに留め
る。
次に、地図情報の構成について説明する。
第3図(alは地−情報の構成を説明するための道路地
図の一具体例の標式図であって、ハツチングで示す■〜
■の黒丸は交差点、交差点を結ぶ直線は道路である。
第3図(α)において、交差点■〜■は、それらの位置
がz、y座標で与えられ、十字路を基本としている。各
交差点の情龜は、座標情報、交差点名情報、道路No情
報、法文差点情報からなる。成文差点とは、いま、交差
点■が対象になっているものとすると、この交差点■に
道路で結ばれた次の交差点であって、図では、交差点■
〜■である。法文差点情報は、法文差点座標情報、現交
差点(ここでは、交差点■)と成文差点とtit線で結
んだ場合の角度情報、成文差点までの実距離情報、成文
差点までに存在する目標物とそこまでの距離全表わす情
報からなる。
道路No情報は、成文差点への道路の優先順位を表わす
ものであって、この順位は、念とえば、北方向から反時
計方向に設定され、順に0′。
1”、”2m、3″とする。この場合、真北から一10
1度の誤差を含んで道路No”Q”を決定しても支障は
ない。角度情報は、各道路間の角度を反時計方向を正方
向として示すものである。
ここで、−例として、交差点■の情報について説明する
この交差点■は十字路でア)、各道路は夫々交差点■、
■、■、■に通じている。図面上上方向を北方向とし、
各道路の優先順位を決めると、交差点■方向の道路が′
″0”、以下、交差点■、■、■方向の道路が夫々″1
”、”2”、′3′となる。
いま、交差点■、■、■、■、■を、夫々、(’113
’l)+(”t+ffl +(”s+3’5)l(”4
1y+) l (”! 、y、)とし、道路No“0″
、“1”間の角度(以下、Noの表示を省略する)、道
路″1″。
′2″間の角度、道路“2”、“3″間の角度、道路”
3”、“0”間の角度を夫々θA、θ8.θ0.θ、と
し、道路″0″、″1″、′2”、”3″の実距離を夫
々LJ+LB、Lc、LDとする。
そこで、交差点■について、交差点座標情報は(”1 
+ yt )、交差点名情報は第2図で示す。
たとえば「上用井jなどの名称、道路)10は先に示し
た0″、゛1″、″2” n5m1次交差点情報は、道
路”o″について示すと、法文差点座標情報が(’t+
yt)、角度情報はθA1実距離情報はLA sさらに
、目標物とそこまでの距離を表わす情報により、夫々表
わされる。他の道路″1”〜″′3”についても同様で
あシ、さらに、他のすべての交差点■〜■の情報も同様
の情報群でもって構成される。なお、交差点名情報は、
コード化された音声情報である。
以上のように各情報群からなる交差点の情報を第5図(
Alに示す。
第4図(α)は第3図(,6)に示した法文差点情報に
おける道路情報の一具体例の説明図である。ここでは、
第3図(α)の交差点■についての道路″′0”を例と
し、交差点■から交差点■に向って走行すると、順次、
左側に公園9、右側に消防署10、橋11があるものと
してこれらを目標物としている。
道路情報は、これら目標物に関する情報と交差点■の案
内情報とが順次並べられてなシ、目標物に関する情報は
、交差点■から目標物までの距離、道路″0”に対する
目標物の方向(右。
左)および目標物の名称からなる。目標物の名称および
道路゛0”に対する目標物の方向(右。
左)を表わす情報はコード化された音声情報であ)、車
輛が夫々の目標物の近く、すなわち、位置■、■、■に
達すると、この音声情報により、スピーカ6(第1図)
からその旨を知らせる音声が発せられる。車輛が目標物
に近すいたことは、センサ4(第1図)からの検出情報
と上記の距離情報とを逐次比較することによって検知さ
れ、両者が一致したときに、たとえば、「左に公園」と
発声する。
交差点の案内情報もコード化された音声情報であり、法
文差点■の所定の距離だけ手前で発声案内するものであ
る。この距離は、たとえば法文差点の300m程度手前
に設定される。
第4図(b)は、第4図(α)において、交差点■から
位置■、■、■、法文差点■までの距離4 +4 + 
ts +’s ’x夫々1kn+、11&@ 、 5.
5km 、 5 knhとしたときの道路情報の一具体
例を示すものであって、この場合、交差点の案内情報を
発生する位置■の交差点■がらの距離t4は4.7kn
&となる。
第4必(Alにおいて、まず、道路″0″の等級を表わ
す110」の符号があシ、次に、公119 (1!4図
(α))に対する情報1、以下順次、消防署10を表わ
す情報2.$111を表わす情報3.交差点案内情報が
並び、最後に、終了を表わす情報(交差点■、■の距離
を表わす+5.OJの符号と終了符号とからなる)が設
けられている。情報1は位置■の交差点■か°らの距離
1tを表わすrtoJの符号、道路″0”に対する公園
9の方向「左」の符号および名称「公園」の符号とから
なり、情報2.3および交差点の案内情報についても同
様である。なお、目標物が橋などのように、道路に対す
る方向が規定できないものおよび交差点の案内情報の方
向を表わす符号は「0」としている。
交差点の案内情報の交差点情報は、法文差点での右折、
左折、直進などを発声指示するためのものである。
以上の交差点に関する情報は、ライトペン8によって指
定された交差点についてのみ選択される。すなわち、第
2図において、交差点■。
■、■、■、■がライトペン8によって指定されると、
これら指定された交差点の情報のみが選択されて道路案
内に使用される。この情報の選択ハ、ライトペン8でデ
ィスプレイ7の指定された黒丸の位置座標(x、y)と
第3図に示した交差点座標情報の比較によってなされる
また、指定によって選択された交差点の情報が全て使用
されるのではない。たとえば、第3図(alにおいて、
交差点■が指定されると、これに対する情報が選択され
るが、次に交差点■が指定されると、交差点■の情報の
次交差点情報(第3図(b))は、道路No″′0″に
関するもののみがさらに選択されて使用される。このと
き、道路情報のうちの第4図(blに示す交差点案内情
報中、次交差点の案内を行なう発声位置(第4図((E
lで位置■)までの距離情報は、交差点■の指定ととも
に挿入されるが、「交差点情報」はまだ挿入されず、さ
らに次の交差点(図示せず)が指定されてはじめて交差
点■での右折、左折、直進などが決定され、この決定に
もとづいて交差点情報が音声コードで挿入される。なお
、第2図における交差点■の情報中の次交差点■の交差
点情報は、目的地■を指定することによって決まること
はいうまでもない。
このようにして、第2図において、先に説明した経路に
沿い、交叉点■、■、■、■が指定されると、夫々の情
報が指定され、各交差点の手前600m程度のところで
交差点での案内が行なわれるとともに、各交差点間の目
標物の案内が行なわれる。この場合、上記のような交差
点番指定すると、場所■、交差点■間の目標物の案内は
行なわれないが、さらに、場所■、交差虞■を指定する
ことによシ、場所■、交差点■間の詳細な案内が可能と
なる。
なお、第2図の場所■のように、一本道上の目標物に対
する情報は、その場所■の座標情報。
場所■の目標物(例えば、踏切など)の名称を表わす音
声コード、および第4図(Alに示したような法文差点
情報からなる。
そこで、第3因(cLlにおいて、車輛が交差点■。
0間を走行しているときには、交差点■の情報が使用さ
れて道路案内が行なわれるが、この車輛が交差点■に達
し、センサ4(第1図)の出力情報と第4図(Alに示
した終了情報中の距離を表わす符号(図ではr5.oJ
)とが一致すると、次に、交差点■の情報が使用され、
この交差点■の交差点名が音声で発せられるとともに、
次の交差点までの道路案内が行なわれる。
この場合、交差点間の道路案内は、その始点となる交差
点からの距離を検出することによって行なわれるから、
センサ4(第1図)は、先に説明した従来技術のように
、出発地・点から目的地までの全距離を計測する必要が
なく、交差点間毎の距離を計測すればよく、したがって
、格別高い精度を要求されない。
次に、必要な情報量について説明する。
各情報を、たとえば、バイト単位(1バイト=1シンボ
ル=8ビツト)で表わすと、第3図(Alにシンボルと
して示すように、交差点座標2゜yで夫々1バイト、交
差点名の音声コードで8バイト使用する。また、各道路
/VO毎に1バイト使用し、さらに、成文差点毎に、法
文差点座標s’、yで夫々1バイト、角度、距離情報で
各1バイト、道路情報で第4図(Alのシンボルカラ明
らかなように16バイト使用するとすると、1つの交差
点の情報には、合計94バイ) = 752ビツト必要
である。今、一般に用いられている10万分の1の道路
地図1枚についてみると、必要な交差点の数は約200
0であるから、必要な情報量は94 X 2000 =
188000バイトとなる。さらに、1冊の道路地図帳
は50枚程度の道路地図からなるから、1冊の道路地図
帳の全ての道路地図を表示するためには、9.4Mバイ
トの記憶容量が必要となる。
そこで、第1図における記録再生装置2は少なくとも9
.4Mバイトの記憶容量をもたなければならない。とこ
ろが、フロッピーディスクでは、1Mパイ)8度、オー
ディオカセットテープでは、Q、IMバイト程度が限界
であシ、これらを使用するとなると、さらに大幅に情報
量を削減する必要があシ、道路案内は大幅に粗雑になっ
てしまう。また、ディジタルオーディオにおけるコンパ
クトディスクは、635Mバイトという膨大な記憶容量
をもち、詳細な地図情報を表示できるが、読み出し専用
であることから、地図の書き換えができず、システムの
拡張性に欠ける。
一方、ディジタルオーディオテープレコーダ(以下、 
DATと略称する)は、アフターライトが可能で、9.
4Mバイト以上の膨大が記憶容量を有し、第1図の記録
再生装置2として適している。
次に、DATによる上記の道路地図情報の記録方法の一
具体例を第5図〜第9[i¥It−用いて説明する。
DATには、マルチトラックヘッドを用いた固定ヘッド
型PCMレコーダと、回転シリンダに設けたヘッドを用
いた回転ヘッド型PCMンコーダがあり、いずれを使用
してもよいが、ここでは、回転ヘッド型PCMレコーダ
とする。
第5図は回転ヘッド型PCMレコーダの一例を示す基本
構成図であって、12は入力端子、13は記録信号処理
回路、14は記録アンプ、 15Fi口転シリンダ、1
6は記録再生ヘッド、17は再生アンプ、18は再生信
号処理回路、19は出力端子、20は磁気テープ、21
はテープ走行装置、22はテープ走行制御装置である。
同図において、入力端子12から供給された記録信号は
、記録信号処理回路13でデジタル処理された後、記録
アンプ14を介し、一定速度で回転する回転シリンダ1
5に搭載された記録再生ヘッド16によって磁気テープ
20上に記録される。
テープ走行装置21は磁気テープ20を一定速度で走行
させるものであって、テープ走行制御装置22によって
制御される。再生時には、記録再生ヘッド16によって
読み出されたデジタル信号は、再生アンプ17ヲ介し、
再生信号処理回路18で元の信号に変換された後、出力
端子19に供給される。
この回転ヘッド型PCMレコーダは、高速アクセスを可
能とするために、回転シリンダ15に対する磁気チー1
200巻付は角全90°程度にしている。捷た、磁気チ
ー1140通常走行速度は数闘/秒と非常に遅く、回転
シリンダ15の向転数が毎秒33回転と速いために、磁
気テープ20を高速走行させた場合でも、記録されてい
るデジタル情報yk読み出すことができるという大きな
特徴含有している。
第6図<a)は第5図に示した回転ヘッド型PCMレコ
ーダによって記録された磁気テープ20上の記録パター
ンを示す標式図であって、25はトラック、Sはサブコ
ードエリア、AはATF 信号エリア、PはPCM信号
エリアである。
同図において、トラック23は記録再生ヘッド16(第
5因)によりで回転シリンダ15(第5図)が1/2回
転する期間に記録される。回転シリンダ15は1秒間当
り約33回転し、磁気テープ20は2時間記録できる程
度の長さのカセットテープである。そこで、−巻のカセ
ットテープには、35 X 2 X 3600 X 2
 ==7!75200本のトラック25が形成可能とな
る。各トラック23には、サブコードエリア5 、 A
TF信号用エリアAおよびPCM信号信号用エリア膜け
られている。
サブコードエリアSはユーザ用エリアであり、ATF信
号信号エリアサーボ信号用のエリアである。また、PC
M信号信号エリア上、デジタル化された音声信号が記録
されている。
各情報は夫々8ビツトを1単位とするシンボル(=1バ
イト)で記録されてお夛、90° 巻付けで1トラック
当り6272シンボルより構成されている。したがって
、−巻のカセットテープの記録情報量は、475200
 X 6272中2.98Gシンボル(バイト)となる
かかる回転ヘッド型PCMレコーダを上記実施例の記録
再生装置2(第1図)とした場合、サブコードエリアS
に先の交差点情報を記録する。
1つのサブコードエリアSには、パリティシンボルを除
くと、224シンボルの記録が可能であシ、1トラツク
に2つのサブコードエリアSがあるから、1トラヴクに
記録可能な交差点情報の情報量は448シンボルとなる
。一方、前述したように、1交差点情報は大略100シ
ンボル(具体的には、94シンボル)からなるから、1
トラツク当94つの交差点情報が記録可能である。この
場合、記録情報量に余裕があれば、1つのトラック23
に記録される4つの交差点情報を同じものとす・る。こ
のようにすることによシ、1つのトラック23が1つの
交差点に対応し、アクセスなどの制御が簡単になるとと
もに、何らかの原因で1つの交差点情報が欠損しても、
他の3つの交差点情報のいずれかを読み出せばよく、交
差点情報の読み出し不能となる事態全回避できる。
ま念、前述したように、1冊の道路地図帳が50枚の1
0万分の1の道路地図からなる場合、全交差点数は約2
000 X 50=約100000であるから、上記の
ように、1トラツクを1交差点に割り当てたとしても、
全く支障をきたすことはない。
この場合、道路地図1枚に対する複数のトラックをトラ
ック群とし、各トラック群毎に無記録サブコードエリア
あるいは道路地図の識別符号を記録したサブコードエリ
アをもつトラ〜りを設け、これで道路地図情報のアクセ
スを迅速化できる。
第6図(Alは磁気テープ20上の必要な全情報の記録
方式の一具体例を示す模式図である。
同図において、磁気テープ20には、無情報部’Or全
体地図情報部’1 r区分地図情報部’! +詳細地図
情報部A3が設けられている。
使用者は、入力装置5(第1図)の操作により、マず、
磁気テープ20上の全体地図情報部A1をアクセスし、
ディスプレイ7(第1図)上ニ全体地図を表示させる。
次に、表示され之全体地因から必要な箇所を選んで区分
地図情報部A。
をアクセスし、必要な区分地図をディスプレイ7上に表
示させる。さらに詳細な地図情報が必要な場合には、詳
細地図情報A3ヲアクセスする。
このようにして、粗、密の道路案内を選択できる。
次に、以上の地図情報卦よび回転ヘッド型層レコーダを
用いた場合の実施例の動作を夫々の図面音用いて説明す
る。
使用者が入力装f5のキーボードを操作することによっ
て所望の道路地図を指定すると、記録再生装置2のテー
プ走行制御装置22が起動し、磁気テープ20が走行す
る。そして、指定された道路地図情報が記録されたトラ
ック群の各トラックのサーブコードエリアSに記録され
ている交差点情報が読み出され、情報処理装置1で処理
されてディスプレイ7上に交差点および道路が表示され
る。この場合、交差点情報はj、y座標をθで与えられ
ているために、グラフィ、ツク化は容易である。
次に、使用者は、ライトペン8により、交差点単位で走
行経路を指定する。この指定順序に従って、テープ走行
制御装置22の制御のもとに磁気テープ20は走行し、
指定された交差点の情報が磁気テープ20から読み出さ
れてバッファメモリ3に格納される。ここで、指定され
た交差点の数が少ない場合には、これら交差点を全てバ
ッファメモリ3に格納し、記録再生装置2f:本体から
切り離してよい。これによって、トラック25のPCM
信号エリアPがらPCM音声信号を読み出し、音楽など
の音声を同時に再生できる。
また、指定された交差点の数が多い場合には、交差点ア
ドレス情報だけをバッファメモリ3に格納し、これにも
とづいて、記録再生装置2から情報処理装置1に順次交
差点情報を読み出すようにする。現在一般に用いられる
メモリは、IC化された16にビットRAMであ夛、1
つのRAMには、約20個の交差点情報を記憶すること
ができる。
第7図は上記実施例での道路案内の基本フローチャート
である。
同図において、目標物の通過に伴なって音声情報を出力
するのは、前述のとおシである。音声情報を出力するた
めに、上記実施例では、音声合成技術を使用する。現在
、音声合成では、1秒間音声を出力するために、2.4
にビット必要であり、目標物の名称として、たとえば、
橋。
トンネル、郵便局、レストラン、ガソリンスタンドなど
を考えると、2秒間の音声情報t−50程度用意する必
要がある。このためには、2.4にビットX 2 X3
0= 144 kビットのROMを道路案内のための音
声情報の念めに設ければよい。
また、交差点名などの非常に種類が多い名称に対しては
、50音別の音声情報を設定し、これを−語ずつアクセ
スして継ぎ合わせることにょシ、名称の案内が実現可能
となる。
さらに、先に述べたように、道路案内は指定された交差
点を基点とし、そこからの距離を計測して行なわれるた
めに、計測距離が短かくて距離誤差の累積が少なく、ま
た、角度も大きいノテ、センサ4の精度は低くてもよい
。この場合、指定交差点毎のセンサ4のリセットが必要
と々るが、ハンドルの切り込み角度、方向指示器などに
よる機械的リセット、あるいは、使用者による入力装置
5のキーボード操作、音声認識装置などを用いればよい
このリセット信号が入力された場合には、次の交差点情
報がアクセスされて次の道路案内に使用される。リセッ
ト信号が入力されない場合には、道路を誤ったとして、
軌道修正の念めの案内を出力する。
さらに、記録再生装置2として、回転ヘッド型PCMレ
コーダが使用され、先に説明したように、各情報が記録
されるから、トラック毎の情報の書き換えが可能である
。したがって、バ〜ファメモリ3に格納された情報を、
使用者が修正して磁気テープ20上に再記録できるとい
う利点がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、道路情報を交差
や主要な目標物点単位で表わすものであるから、情報量
全大幅だ削減できるし、表示される地必ヲ非常に見やす
くすることができ、また、道路案内が音声によって行な
われるから、使用者はディスプレイ上の地図をほとんど
みる必要がなくて目的地まで確実に進むことができ、運
転の安全性が確保されるし、さらに、車輛の走行距離は
交差点や主要な目標物から計測すればよいから、センサ
としては格別高い精度全必要としないなど、優れた効果
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による車輛走行案内装置の一実施例金示
す構成図、第2図は第1図のディスプレイ上に表示され
た地図の表示形態の一具体例を示す標式図、第3園(α
)は地図情報の構成上説明するための道路地図の一例管
示す標式図、第3図(Alは第3図(α)の道路地図に
対する地図情報の構成の一具体例を示す説明図、第4図
(g)は第3図(Alにシける法文差点情報の道路情報
の構成を説明するための道路地−の一具体例金示す標式
図、第4図(jlFi第4図(glの道路地図に対する
道路情報の構成の一具体例を示す説明図、第5図は第1
図の記録再生装置の一具体例を示すブロック図、第6図
は第5図の磁気テープ上のトラックパターン図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)交差点を主体にして表わされた地図情報の記録再
    生を行なう記録再生装置と、車輛の走行距離と走行方向
    とを検出するセンサと、該車輛の走行経路を入力する入
    力装置と、該記録再生装置から読み出された該地図情報
    と該センサの出力情報と該入力装置の出力情報を処理す
    る情報処理装置と、該記録再生装置から読み出された地
    図情報を格納するメモリと、該情報処理装置で処理され
    た該地図情報が供給され交差点と該交差点間の道路とに
    よって地図が表示されるディスプレイと、該ディスプレ
    イに表示された地図上の交差点を指定して前記入力装置
    に情報を送り走行経路を設定するライトペンと、前記情
    報処理装置で処理される地図情報と前記センサの出力情
    報によって道路案内のための音声を出力する音声発生装
    置とからなり、前記センサからは前記ライトペンによっ
    て指定された交差点からの距離を表わす情報を得ること
    ができるように構成したことを特徴とする車輛走行案内
    装置。
  2. (2)特許請求の範囲第(1)項において、前記交差点
    を表わす交差点情報は、該交差点の座標情報、該交差点
    の名称情報、該交差点に続く次交差点の方向情報、該交
    差点から該交差点までの距離情報、および該交差点、該
    次交差点間の目標物の名称および位置に関する道路案内
    情報とからなり、該交差点の名称情報および該道路案内
    情報の目標物の名称情報はコード化された音声情報であ
    って、該音声情報にもとづいて前記音声発生装置によっ
    て音声による道路案内を可能に構成したことを特徴とす
    る車輛走行案内装置。
  3. (3)特許請求の範囲第(1)項または第(2)項にお
    いて、前記記録再生装置は、回転シリンダに搭載された
    磁気ヘッドによって磁気テープを走査し、該磁気テープ
    の長手方向斜めに順次トラックを形成し、該トラックか
    ら順次情報信号を再生する回転ヘッド型データレコーダ
    であることを特徴とする車輛走行案内装置。
  4. (4)特許請求の範囲第(3)項において、前記磁気テ
    ープ上の各トラック毎に1つの交差点を表わる交差点情
    報を記録したことを特徴とする車輛走行案内装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6353700A (ja) * 1986-08-23 1988-03-07 杉山 博之 ナビゲーション装置
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