JP2728336B2 - 経路誘導装置 - Google Patents
経路誘導装置Info
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- JP2728336B2 JP2728336B2 JP9423492A JP9423492A JP2728336B2 JP 2728336 B2 JP2728336 B2 JP 2728336B2 JP 9423492 A JP9423492 A JP 9423492A JP 9423492 A JP9423492 A JP 9423492A JP 2728336 B2 JP2728336 B2 JP 2728336B2
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- vehicle
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- determining
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は運転者に出発地より目的
地までの走行経路を提示する車両のナビゲーションシス
テムにおける経路誘導装置に関し、特に本発明では誤判
断を防止するため経路誘導の表示を道路表示に適応して
行うことを目的とする。
地までの走行経路を提示する車両のナビゲーションシス
テムにおける経路誘導装置に関し、特に本発明では誤判
断を防止するため経路誘導の表示を道路表示に適応して
行うことを目的とする。
【０００２】
【従来の技術】近年道路に関する情報を記憶しておき、
運転者が出発地と目的地を入力すると、二点間を走行す
るための適切な経路を提示するナビゲーションシステム
と呼ばれる装置が実用化されつつある。ナビゲーション
システムでは、さらに自車の走行位置を検出する航法装
置と組み合わせて、提示した経路に沿って走行するため
の運転動作を提示するものも開発されている。
運転者が出発地と目的地を入力すると、二点間を走行す
るための適切な経路を提示するナビゲーションシステム
と呼ばれる装置が実用化されつつある。ナビゲーション
システムでは、さらに自車の走行位置を検出する航法装
置と組み合わせて、提示した経路に沿って走行するため
の運転動作を提示するものも開発されている。
【０００３】ところで、道路にはその種類に応じて経路
誘導が表示されている。この経路誘導を見過ごしたり、
又は夜間のように見にくい場合がある。このためナビゲ
ーションシステムにはこの種の経路誘導をＣＲＴ等の画
面の表示させることが考えられる。
誘導が表示されている。この経路誘導を見過ごしたり、
又は夜間のように見にくい場合がある。このためナビゲ
ーションシステムにはこの種の経路誘導をＣＲＴ等の画
面の表示させることが考えられる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高速道
路と一般道路では速度が異なるため経路誘導の表示方法
が異なっており、例えば、高速道路の分岐点、ランプ等
での表示では２Ｋｍ、１．５Ｋｍ、５００ｍ等のように
かなり手前から道路上に表示されるので、上記経路誘導
の表示を固定して行うと、却って運転者に誤判断を与え
る虞があるという問題がある。
路と一般道路では速度が異なるため経路誘導の表示方法
が異なっており、例えば、高速道路の分岐点、ランプ等
での表示では２Ｋｍ、１．５Ｋｍ、５００ｍ等のように
かなり手前から道路上に表示されるので、上記経路誘導
の表示を固定して行うと、却って運転者に誤判断を与え
る虞があるという問題がある。
【０００５】したがって本発明は上記問題点に鑑み道路
表示に適応して運転者に誤判断を与えない表示タイミン
グで経路誘導をＣＲＴ等の画面に表示させる経路誘導装
置を提供することを目的とする。
表示に適応して運転者に誤判断を与えない表示タイミン
グで経路誘導をＣＲＴ等の画面に表示させる経路誘導装
置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、車両の現在位置を検出する位置検出手段
と、出発位置及び目的位置から通過経路を決定する経路
決定手段とを有し、車両の進行にともなって該車両の現
在位置を、記憶されている地図データにより表示された
地図上に、表示するナビゲーションシステムに、道路種
別判定手段、誘導地点との位置関係を求める手段、表示
内容決定手段、表示タイミング発生手段及び経路はずれ
検出手段を設ける。前記道路種別判定手段は、前記位置
検出手段からの車両の現在位置と前記地図データから現
在走行している道路の種別を、例えば高速有料自動車専
用道路又は一般国道等かを、判定する。前記誘導地点と
の位置関係を求める手段は、前記位置検出手段からの車
両の現在位置と前記経路決定手段からの経路データを用
いて車両への誘導を表示すべき誘導地点を決定し、該誘
導地点までの距離又は時間に関する位置関係情報を導出
することによって誘導地点との位置関係を求める。前記
表示内容決定手段は、前記道路種別判定手段からの道路
の種別データ、前記誘導地点との位置関係を求める手段
からの誘導地点データ、前記経路決定手段からの経路デ
ータから誘導地点で表示すべき内容を、例えば高速有料
自動車専用道路走行中では、「次のＡランプを降りて下
さい」との抽象的な誘導を、一般国道等での走行中で
は、「次のＡ交差点を左折し、Ｂ方面に向かって下さ
い」との具体的表現を、決定する。前記表示タイミング
発生手段は、前記道路種別判定手段からの道路種別デー
タ、前記誘導地点との位置関係を求める手段からの誘導
地点までの距離又は時間に関する位置関係情報とから前
記表示内容決定手段からの表示すべき内容を表示するタ
イミングを、例えば、一般国道の場合には所要時間２分
以内の表示を、有料高速自動車専用道路では誘導点に対
して２Ｋｍ、１．５Ｋｍ、１Ｋｍ、０．５Ｋｍ毎に毎回
一定時間表示を、決定する。前記経路はずれ検出手段
は、前記位置検出手段からの車両の現在位置と前記経路
決定手段からの通過経路から経路はずれを判断し、さら
に前記経路決定手段に新たに経路を決定させる。
決するために、車両の現在位置を検出する位置検出手段
と、出発位置及び目的位置から通過経路を決定する経路
決定手段とを有し、車両の進行にともなって該車両の現
在位置を、記憶されている地図データにより表示された
地図上に、表示するナビゲーションシステムに、道路種
別判定手段、誘導地点との位置関係を求める手段、表示
内容決定手段、表示タイミング発生手段及び経路はずれ
検出手段を設ける。前記道路種別判定手段は、前記位置
検出手段からの車両の現在位置と前記地図データから現
在走行している道路の種別を、例えば高速有料自動車専
用道路又は一般国道等かを、判定する。前記誘導地点と
の位置関係を求める手段は、前記位置検出手段からの車
両の現在位置と前記経路決定手段からの経路データを用
いて車両への誘導を表示すべき誘導地点を決定し、該誘
導地点までの距離又は時間に関する位置関係情報を導出
することによって誘導地点との位置関係を求める。前記
表示内容決定手段は、前記道路種別判定手段からの道路
の種別データ、前記誘導地点との位置関係を求める手段
からの誘導地点データ、前記経路決定手段からの経路デ
ータから誘導地点で表示すべき内容を、例えば高速有料
自動車専用道路走行中では、「次のＡランプを降りて下
さい」との抽象的な誘導を、一般国道等での走行中で
は、「次のＡ交差点を左折し、Ｂ方面に向かって下さ
い」との具体的表現を、決定する。前記表示タイミング
発生手段は、前記道路種別判定手段からの道路種別デー
タ、前記誘導地点との位置関係を求める手段からの誘導
地点までの距離又は時間に関する位置関係情報とから前
記表示内容決定手段からの表示すべき内容を表示するタ
イミングを、例えば、一般国道の場合には所要時間２分
以内の表示を、有料高速自動車専用道路では誘導点に対
して２Ｋｍ、１．５Ｋｍ、１Ｋｍ、０．５Ｋｍ毎に毎回
一定時間表示を、決定する。前記経路はずれ検出手段
は、前記位置検出手段からの車両の現在位置と前記経路
決定手段からの通過経路から経路はずれを判断し、さら
に前記経路決定手段に新たに経路を決定させる。
【０００７】
【作用】本発明の経路誘導装置によれば、前記道路種別
判定手段によって、前記位置検出手段からの車両の現在
位置と前記地図データから現在走行している道路の種別
が判定される。前記誘導地点との位置関係を求める手段
によって、前記位置検出手段からの車両の現在位置と前
記経路決定手段からの経路データを用いて車両への誘導
を表示すべき誘導地点が決定され、該誘導地点までの距
離又は時間に関する位置関係情報が導出されることによ
り誘導地点との位置関係が求められる。前記表示内容決
定手段によって、前記道路種別判定手段からの道路の種
別データ、前記誘導地点との位置関係を求める手段から
の誘導地点データ、前記経路決定手段からの経路データ
により誘導地点で表示すべき内容が決定される。前記表
示タイミング発生手段によって、前記道路種別判定手段
からの道路種別データ、前記誘導地点との位置関係を求
める手段からの誘導地点までの距離又は時間に関する位
置関係情報とによって前記表示内容決定手段からの表示
すべき内容が表示されるタイミングが決定される。前記
経路はずれ検出手段によって、前記位置検出手段からの
車両の現在位置と前記経路決定手段からの通過経路より
経路はずれと判断され、さらに前記経路決定手段で新た
に経路が決定される。このため高速道路等では標識を有
効にした経路誘導が行え、一般国道等では複雑な交際状
況に則した経路誘導が行え、安全な誘導が行えることに
なる。
判定手段によって、前記位置検出手段からの車両の現在
位置と前記地図データから現在走行している道路の種別
が判定される。前記誘導地点との位置関係を求める手段
によって、前記位置検出手段からの車両の現在位置と前
記経路決定手段からの経路データを用いて車両への誘導
を表示すべき誘導地点が決定され、該誘導地点までの距
離又は時間に関する位置関係情報が導出されることによ
り誘導地点との位置関係が求められる。前記表示内容決
定手段によって、前記道路種別判定手段からの道路の種
別データ、前記誘導地点との位置関係を求める手段から
の誘導地点データ、前記経路決定手段からの経路データ
により誘導地点で表示すべき内容が決定される。前記表
示タイミング発生手段によって、前記道路種別判定手段
からの道路種別データ、前記誘導地点との位置関係を求
める手段からの誘導地点までの距離又は時間に関する位
置関係情報とによって前記表示内容決定手段からの表示
すべき内容が表示されるタイミングが決定される。前記
経路はずれ検出手段によって、前記位置検出手段からの
車両の現在位置と前記経路決定手段からの通過経路より
経路はずれと判断され、さらに前記経路決定手段で新た
に経路が決定される。このため高速道路等では標識を有
効にした経路誘導が行え、一般国道等では複雑な交際状
況に則した経路誘導が行え、安全な誘導が行えることに
なる。
【０００８】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図１は本発明の実施例の前提となるナビゲー
ションシステムの概略を示す図である。本図に示すナビ
ゲーションシステムは、車両の走行方位の絶対方位を地
磁気から検出するための地磁気センサと、車両の回転角
度から車両相対方位を検出するための振動ジャイロ、光
ファイバジャイロ、ガスレートセンサ等のレートセンサ
と、車両の走行距離を検出するための車速パルスセンサ
とからなるセンサ１と、前記地磁気センサ、レートセン
サ及び車速パルスセンサの検出出力をＡ／Ｄ変換（Anal
og to Digital Converter)等の処理を行うインターフェ
ース２と、該インターフェース２から送出されてくるセ
ンサ１の出力データに基づいて車両の走行方位、走行距
離、現在値座標（経度、緯度）等の演算を行う中央演算
処理部(CPU) ３と、該中央演算処理部３の各種の処理プ
ログラムやその他必要な情報が予め書き込まれたＲＯＭ
(Read Only Memory)４と、プログラムを実行する上で必
要な情報の書き込み及び読出が行われるＲＡＭ(Random
Access Memory)５と、外部記憶媒体として読出専用の不
揮発性記憶媒体であって地図の道路上の各点がディジタ
ル化（数値化）して得られる地図データ、さらに道路の
種別情報等が予め記憶されている例えばＣＤ−ＲＯＭ(C
ompact Disk-Read Only Memory) ６と、外部から中央演
算処理部に種々の指示を与えるためのキー入力７と、該
ＣＤ−ＲＯＭ６からの地図データ、中央演算処理部３に
よる車両の現在位置を表示する表示部８と含む。
説明する。図１は本発明の実施例の前提となるナビゲー
ションシステムの概略を示す図である。本図に示すナビ
ゲーションシステムは、車両の走行方位の絶対方位を地
磁気から検出するための地磁気センサと、車両の回転角
度から車両相対方位を検出するための振動ジャイロ、光
ファイバジャイロ、ガスレートセンサ等のレートセンサ
と、車両の走行距離を検出するための車速パルスセンサ
とからなるセンサ１と、前記地磁気センサ、レートセン
サ及び車速パルスセンサの検出出力をＡ／Ｄ変換（Anal
og to Digital Converter)等の処理を行うインターフェ
ース２と、該インターフェース２から送出されてくるセ
ンサ１の出力データに基づいて車両の走行方位、走行距
離、現在値座標（経度、緯度）等の演算を行う中央演算
処理部(CPU) ３と、該中央演算処理部３の各種の処理プ
ログラムやその他必要な情報が予め書き込まれたＲＯＭ
(Read Only Memory)４と、プログラムを実行する上で必
要な情報の書き込み及び読出が行われるＲＡＭ(Random
Access Memory)５と、外部記憶媒体として読出専用の不
揮発性記憶媒体であって地図の道路上の各点がディジタ
ル化（数値化）して得られる地図データ、さらに道路の
種別情報等が予め記憶されている例えばＣＤ−ＲＯＭ(C
ompact Disk-Read Only Memory) ６と、外部から中央演
算処理部に種々の指示を与えるためのキー入力７と、該
ＣＤ−ＲＯＭ６からの地図データ、中央演算処理部３に
よる車両の現在位置を表示する表示部８と含む。
【０００９】図２は本発明の第１の実施例に係る経路誘
導の表示処理のブロックを示す図である。本図に示すよ
うに、車両走行時にタイマー割り込みにより所定周期で
道路の経路誘導の表示処理を行うが、先ず中央演算処理
部３は、自車の位置を導出するめの演算処理を行う手段
として位置検出手段１１を具備する。該位置検出手段１
１は、センサ１からの信号Ｓp すなわちレートセンサ、
地磁気センサから車両走行方位信号や車速パルスセンサ
からの車両走行距離信号から車両現在位置データＤP 導
出する。位置検出手段１１はＣＤ−ＲＯＭ６からのデー
タＤｍを用いて走行距離に応じて生じる累積誤差を補正
するマップマッチンク手段により現在位置を導出させて
もよい。なお位置検出手段１１はＧＰＳ(Grobal Positi
oning Sistem) を利用してこれから得られる緯度、経度
から車両の現在位置を導出するようにしてもよい。
導の表示処理のブロックを示す図である。本図に示すよ
うに、車両走行時にタイマー割り込みにより所定周期で
道路の経路誘導の表示処理を行うが、先ず中央演算処理
部３は、自車の位置を導出するめの演算処理を行う手段
として位置検出手段１１を具備する。該位置検出手段１
１は、センサ１からの信号Ｓp すなわちレートセンサ、
地磁気センサから車両走行方位信号や車速パルスセンサ
からの車両走行距離信号から車両現在位置データＤP 導
出する。位置検出手段１１はＣＤ−ＲＯＭ６からのデー
タＤｍを用いて走行距離に応じて生じる累積誤差を補正
するマップマッチンク手段により現在位置を導出させて
もよい。なお位置検出手段１１はＧＰＳ(Grobal Positi
oning Sistem) を利用してこれから得られる緯度、経度
から車両の現在位置を導出するようにしてもよい。
【００１０】次に中央演算処理部３は、車両が現在走行
している道路を判定する道路種別判定手段１２を具備す
る。該道路種別判定手段１２は、位置検出手段１１によ
り得られた自車位置、ＣＤ−ＲＯＭ６からの地図データ
ＤP より現在走行中の道路の種別Ｄk を判定する。道路
の種別としては、例えば高速有料自動車専用道路、一般
国道等に大別される。なお位置検出手段１１による位置
データＤP には誤差が含まれてるので、データの時系列
での平均、標準偏差、経路の履歴に基づき地図上の走行
道路の判定精度を向上させるようにしてもよい。
している道路を判定する道路種別判定手段１２を具備す
る。該道路種別判定手段１２は、位置検出手段１１によ
り得られた自車位置、ＣＤ−ＲＯＭ６からの地図データ
ＤP より現在走行中の道路の種別Ｄk を判定する。道路
の種別としては、例えば高速有料自動車専用道路、一般
国道等に大別される。なお位置検出手段１１による位置
データＤP には誤差が含まれてるので、データの時系列
での平均、標準偏差、経路の履歴に基づき地図上の走行
道路の判定精度を向上させるようにしてもよい。
【００１１】さらに中央演算処理部３は、現在位置と目
的位置である誘導地点との位置関係を導出する誘導地点
との位置関係を求める手段１３を具備する。該誘導地点
との位置関係を求める手段１３は、位置検出手段１１に
よって決定された位置、位置に関する情報と、後述する
経路決定手段１４によって決定された次の誘導地点の位
置関係データＤa を求めるものであって、この位置関係
には、現在位置と誘導地点との直線距離、経路上での走
行距離、又は走行速度を考慮した所要予定時間等が含ま
れ、この方向や近づいているか離れているかの情報も含
まれる。
的位置である誘導地点との位置関係を導出する誘導地点
との位置関係を求める手段１３を具備する。該誘導地点
との位置関係を求める手段１３は、位置検出手段１１に
よって決定された位置、位置に関する情報と、後述する
経路決定手段１４によって決定された次の誘導地点の位
置関係データＤa を求めるものであって、この位置関係
には、現在位置と誘導地点との直線距離、経路上での走
行距離、又は走行速度を考慮した所要予定時間等が含ま
れ、この方向や近づいているか離れているかの情報も含
まれる。
【００１２】中央演算処理部３は、誘導地点への通過経
路を決定する経路決定手段１４を具備する。該経路決定
手段１４はキー入力７による出発位置、目的位置等のデ
ータＤi 、位置検出手段１１からの複数の現在位置デー
タＤp から通過経路決定し、この際最適、最短、経路コ
スト等が考慮され、さらに位置検出手段１１による過去
の走行履歴や、誘導地点との位置関係を求める手段１３
からの誘導地点との位置関係により次に誘導する地点の
情報データＤb 、例えば位置、地名、誘導方向等を出力
するものである。
路を決定する経路決定手段１４を具備する。該経路決定
手段１４はキー入力７による出発位置、目的位置等のデ
ータＤi 、位置検出手段１１からの複数の現在位置デー
タＤp から通過経路決定し、この際最適、最短、経路コ
スト等が考慮され、さらに位置検出手段１１による過去
の走行履歴や、誘導地点との位置関係を求める手段１３
からの誘導地点との位置関係により次に誘導する地点の
情報データＤb 、例えば位置、地名、誘導方向等を出力
するものである。
【００１３】中央演算処理部３は、次に誘導する地点の
道路情報を表示すべき形式に整える表示内容決定手段１
５を具備する。該表示内容決定手段１５は、道路種別判
定手段１２に道路判定結果によるデータＤk 、誘導地点
との位置関係を求める手段１３からの次の誘導地点の位
置関係データＤa 、次に誘導する地点の情報データＤb
を入力し、次のような表示内容のデータＤc を決定す
る。例えば、高速有料自動車専用道路走行中では、「次
のＡランプを降りて下さい」と抽象的に誘導を行う。一
般国道等での走行中では、「次のＡ交差点を左折し、Ｂ
方面に向かって下さい」と具体的表現を行う。つまり、
有料高速自動車専用道路では「ランプを降りる」、「本
線を走行する」、「○○に分岐する」との抽象的表現を
行う。他方一般国道では、「右」、「左」、「鋭角
に」、「ゆるやかに」、「直角に」等交差、分岐形状を
含めた表現で具体的に行う。
道路情報を表示すべき形式に整える表示内容決定手段１
５を具備する。該表示内容決定手段１５は、道路種別判
定手段１２に道路判定結果によるデータＤk 、誘導地点
との位置関係を求める手段１３からの次の誘導地点の位
置関係データＤa 、次に誘導する地点の情報データＤb
を入力し、次のような表示内容のデータＤc を決定す
る。例えば、高速有料自動車専用道路走行中では、「次
のＡランプを降りて下さい」と抽象的に誘導を行う。一
般国道等での走行中では、「次のＡ交差点を左折し、Ｂ
方面に向かって下さい」と具体的表現を行う。つまり、
有料高速自動車専用道路では「ランプを降りる」、「本
線を走行する」、「○○に分岐する」との抽象的表現を
行う。他方一般国道では、「右」、「左」、「鋭角
に」、「ゆるやかに」、「直角に」等交差、分岐形状を
含めた表現で具体的に行う。
【００１４】また中央演算処理部３は上記表示内容の表
示を行うタイミングを決定する表示タイミング発生手段
１６を具備する。該表示タイミング発生手段１６は、道
路種別判定手段１２からの道路種別データＤk と誘導地
点との位置関係を求める手段１３からの位置関係データ
Ｄa により、表示を行うタイミングを決定するものであ
り、例えば、一般国道の場合には所要時間２分以内にな
った時に表示を行うタイミングデータＤt を形成する。
有料高速自動車専用道路では誘導点に対して２Ｋｍ、
１．５Ｋｍ、１Ｋｍ、０．５Ｋｍ毎に毎回一定時間表示
を行うデータＤtを形成する。
示を行うタイミングを決定する表示タイミング発生手段
１６を具備する。該表示タイミング発生手段１６は、道
路種別判定手段１２からの道路種別データＤk と誘導地
点との位置関係を求める手段１３からの位置関係データ
Ｄa により、表示を行うタイミングを決定するものであ
り、例えば、一般国道の場合には所要時間２分以内にな
った時に表示を行うタイミングデータＤt を形成する。
有料高速自動車専用道路では誘導点に対して２Ｋｍ、
１．５Ｋｍ、１Ｋｍ、０．５Ｋｍ毎に毎回一定時間表示
を行うデータＤtを形成する。
【００１５】さらに中央演算処理部３は、所定経路から
のはずれを検出する経路はずれ検出手段１７を具備す
る。該経路はずれ検出手段１７は位置検出手段１１から
の現在位置データＤp と経路決定手段１４からの経路デ
ータＤa とを比較し、所定経路を走行していないと判定
した場合は、その旨のデータＤn を形成する。そして新
たな経路を決定し、その決定データを経路決定手段１４
に供給する。
のはずれを検出する経路はずれ検出手段１７を具備す
る。該経路はずれ検出手段１７は位置検出手段１１から
の現在位置データＤp と経路決定手段１４からの経路デ
ータＤa とを比較し、所定経路を走行していないと判定
した場合は、その旨のデータＤn を形成する。そして新
たな経路を決定し、その決定データを経路決定手段１４
に供給する。
【００１６】上記表示内容決定手段１５で形成された表
示内容のデータＤc 、表示タイミング発生手段１６から
のタイミングデータＤt 、経路はずれ検出手段１７から
の経路はずれデータＤn を表示部８の画面上にグラフィ
ック文字で表示し、若しくは固定パターンで表示し、さ
らには音声発声で表示してもよく、又はこれらを複数組
み合わせたものに表示してもよい。
示内容のデータＤc 、表示タイミング発生手段１６から
のタイミングデータＤt 、経路はずれ検出手段１７から
の経路はずれデータＤn を表示部８の画面上にグラフィ
ック文字で表示し、若しくは固定パターンで表示し、さ
らには音声発声で表示してもよく、又はこれらを複数組
み合わせたものに表示してもよい。
【００１７】本実施例によれば、高速道路では進路誘導
地点より十分手前の位置で進路誘導地点の名称を用いて
誘導できる。その他一般道路では、進路誘導地点の手前
で、安全な誘導が行える程手前でなおかつ運転車に誤っ
た判断を起こさせない地点で、進路誘導名称及び進路誘
導の具体的方法を用いて誘導できる。以上において、経
路誘導は決定した経路上を走行している時に有効である
ことから、走行道路の種別は経路決定手段１４の誘導地
点の情報に含まれるものとしてもよく、この場合の構成
は以下のようになる。
地点より十分手前の位置で進路誘導地点の名称を用いて
誘導できる。その他一般道路では、進路誘導地点の手前
で、安全な誘導が行える程手前でなおかつ運転車に誤っ
た判断を起こさせない地点で、進路誘導名称及び進路誘
導の具体的方法を用いて誘導できる。以上において、経
路誘導は決定した経路上を走行している時に有効である
ことから、走行道路の種別は経路決定手段１４の誘導地
点の情報に含まれるものとしてもよく、この場合の構成
は以下のようになる。
【００１８】図３は本発明の第２の実施例に係る経路誘
導の表示処理のブロックを示す図である。本図に示すよ
うに、図２の第１の実施例と異なる構成は、道路種別判
定手段１２と誘導地点との位置関係を求める手段１３と
を一体にした誘導地点との位置関係を求める手段１８
と、表示内容決定手段１５と表示タイミング発生手段１
６とを一体にした表示内容タイミング決定手段１９とで
ある。特に誘導地点との位置関係を求める手段１８で
は、経路上を走行している場合、誘導地点情報に含まれ
る元道路の種別は現在走行している道路にほかならない
ので、現在位置と地図データより種別を判定していた道
路種別判定手段１２を省略でき、いいかえるならば、経
路はずれ検出手段１７と経路決定手段１４により得られ
る元道路種別データにより道路種別判定手段１２を実現
することが可能だからである。
導の表示処理のブロックを示す図である。本図に示すよ
うに、図２の第１の実施例と異なる構成は、道路種別判
定手段１２と誘導地点との位置関係を求める手段１３と
を一体にした誘導地点との位置関係を求める手段１８
と、表示内容決定手段１５と表示タイミング発生手段１
６とを一体にした表示内容タイミング決定手段１９とで
ある。特に誘導地点との位置関係を求める手段１８で
は、経路上を走行している場合、誘導地点情報に含まれ
る元道路の種別は現在走行している道路にほかならない
ので、現在位置と地図データより種別を判定していた道
路種別判定手段１２を省略でき、いいかえるならば、経
路はずれ検出手段１７と経路決定手段１４により得られ
る元道路種別データにより道路種別判定手段１２を実現
することが可能だからである。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、現
在走行している道路の種別が判定され、車両への誘導を
表示すべき誘導地点が決定され、該誘導地点までの距離
又は時間に関する位置関係情報が導出されて、誘導地点
で表示すべき内容が所定のタイミングで表示されるの
で、高速道路等では標識を有効にした経路誘導が行わ
れ、一般国道等では複雑な交差状況に則した経路誘導が
行え、安全な誘導が行えることになる。
在走行している道路の種別が判定され、車両への誘導を
表示すべき誘導地点が決定され、該誘導地点までの距離
又は時間に関する位置関係情報が導出されて、誘導地点
で表示すべき内容が所定のタイミングで表示されるの
で、高速道路等では標識を有効にした経路誘導が行わ
れ、一般国道等では複雑な交差状況に則した経路誘導が
行え、安全な誘導が行えることになる。
【図１】本発明の実施例の前提となるナビゲーションシ
ステムの概略を示す図である。
ステムの概略を示す図である。
【図２】本発明の第２の実施例に係る経路誘導の表示処
理のブロックを示す図である。
理のブロックを示す図である。
【図３】本発明の第２の実施例に係る経路誘導の表示処
理のブロックを示す図である。
理のブロックを示す図である。
１…センサ ２…インターフェース ３…中央演算処理部 ４…ＲＯＭ ５…ＲＡＭ ６…ＣＤ−ＲＯＭ ７…キー入力 ８…表示器 １１…位置検出手段 １２…道路種別判定手段 １３…誘導地点との位置関係を求める手段 １４…経路決定手段 １５…表示内容決定手段 １６…表示タイミング発生手段 １７…経路はずれ検出手段 １８…誘導地点との位置関係を求める手段 １９…表示内容タイミング決定手段
Claims (2)
- 【請求項１】 車両の現在位置を検出する位置検出手段
（１１）と、出発位置及び目的位置から通過経路を決定
する経路決定手段（１４）とを有し、車両の進行にとも
なって車両の現在位置を、記憶されている地図データに
より表示された地図上に、表示するナビゲーションシス
テムにおいて、 前記位置検出手段（１１）からの車両の現在位置と前記
地図データから現在走行している道路の種別を判定する
道路種別判定手段（１２）と、 前記位置検出手段（１１）からの車両の現在位置と前記
経路決定手段（１４）からの経路データを用いて車両へ
の誘導を表示すべき誘導地点を決定し、該誘導地点まで
の距離又は時間に関する位置関係情報を導出することに
よって誘導地点との位置関係を求める手段（１３）と、 前記道路種別判定手段（１２）からの道路の種別デー
タ、前記誘導地点との位置関係を求める手段（１３）か
らの誘導地点データ、前記経路決定手段（１４）からの
経路データにより誘導地点で表示すべき内容を決定する
表示内容決定手段（１５）と、 前記道路種別判定手段（１２）からの道路種別データ、
前記誘導地点との位置関係を求める手段（１３）からの
誘導地点までの距離又は時間に関する位置関係情報とよ
り、前記表示内容決定手段（１５）からの表示すべき内
容を表示するタイミングを決定する表示タイミング発生
手段（１６）とを備えることを特徴とする経路誘導装
置。 - 【請求項２】 車両の現在位置を検出する位置検出手段
（１１）と、出発位置及び目的位置から通過経路を決定
する経路決定手段（１４）とを有し、車両の進行にとも
なって車両の現在位置を、記憶されている地図データに
より表示された地図上に、表示するナビゲーションシス
テムにおいて、 前記位置検出手段（１１）からの車両の現在位置と前記
地図データから現在走行している道路の種別を判定する
道路種別判定手段（１２）と、 前記位置検出手段（１１）からの車両の現在位置と前記
経路決定手段（１４）からの経路データを用いて車両へ
の誘導を表示すべき誘導地点を決定し、該誘導地点まで
の距離又は時間に関する位置関係情報を導出することに
よって誘導地点との位置関係を求める手段（１３）と、 前記道路種別判定手段（１２）からの道路の種別デー
タ、前記誘導地点との位置関係を求める手段（１３）か
らの誘導地点データ、前記経路決定手段（１４）からの
経路データとにより誘導地点で表示すべき内容を決定す
る表示内容決定手段（１５）と、 前記道路種別判定手段（１２）からの道路種別データ、
前記誘導地点との位置関係を求める手段（１３）からの
誘導地点までの距離又は時間に関する位置関係情報とに
より、前記表示内容決定手段（１５）からの表示すべき
内容を表示するタイミングを決定する表示タイミング発
生手段（１６）と、 前記位置検出手段（１１）からの車両の現在位置と前記
経路決定手段（１４）からの通過経路から経路はずれを
判断し、さらに前記経路決定手段（１４）に新たに経路
を決定させる経路はずれ検出手段（１７）とを備えるこ
とを特徴とする経路誘導装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9423492A JP2728336B2 (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | 経路誘導装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9423492A JP2728336B2 (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | 経路誘導装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05289611A JPH05289611A (ja) | 1993-11-05 |
| JP2728336B2 true JP2728336B2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=14104620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9423492A Expired - Lifetime JP2728336B2 (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | 経路誘導装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2728336B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4641851B2 (ja) * | 2005-03-31 | 2011-03-02 | 富士通テン株式会社 | 走行地点案内装置および走行地点案内方法 |
-
1992
- 1992-04-14 JP JP9423492A patent/JP2728336B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05289611A (ja) | 1993-11-05 |
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Legal Events
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