JPS61197847A - 動力伝達機構 - Google Patents

動力伝達機構

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JPS61197847A
JPS61197847A JP3941585A JP3941585A JPS61197847A JP S61197847 A JPS61197847 A JP S61197847A JP 3941585 A JP3941585 A JP 3941585A JP 3941585 A JP3941585 A JP 3941585A JP S61197847 A JPS61197847 A JP S61197847A
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gear
load
gears
transmission mechanism
power transmission
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Kenkichi Suzuki
鈴木 兼吉
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A、産業上の利用分野 B1発明の概要 C1背景技術 り、従来技術 B1発明が解決しようとする問題点 F1問題点を解決するための手段 G、第1の実施例 a、出力軸[第1図] b、駆動機構〔第1図] C0駆動制御装置[第1図] 60作用 e、各ギヤの周速度とトルクとの関係[第2図] H0第2の実施例 a、第1の実施例と同一の部分 す、駆動制御装置[第3図1 C0作用 d、各ギヤの周速度とトルクとの関係[第4図] ■、第3の実施例 a、第1又は第2の実施例と同一の部分す、負荷スプロ
ケット[第5図1 C9駆動機構[第5図1 d、駆動制御装置[第5図1 80作用 J0発明の効果 (A、産業上の利用分野) 本発明は新規な動力伝達機構に関する。詳しくは歯車伝
動機構又はチェーン伝動機構等における出力軸のいわゆ
るガタつきをなくすことができるとともにギヤ鳴り、振
動をより減少せしめることができ、回転がスムースな動
力伝達機構を提供しようとするものである。
(B、発明の概要) 本発明動力伝達機構は、その出力軸の所謂ガタつきを防
止すべく、−の出力軸に二以上の駆動機構を連結せしめ
たものである。
(C,背景技術) ギヤ(本明細書においては歯車伝動機構における歯車と
チェーン伝動機構におけるスプロケ−/ )とを含む概
念として使う、)を利用した動力伝動機構にあっては、
その動力伝動をスムースにするため、例えば、歯車伝動
機構においては一方の歯車の歯と他方の歯車の歯との間
に、又、チェーン伝動機構においてはスプロケットとチ
ェーンとの間に所謂バックラッシュが必要である。
しかしながら、このバックラッシュは動力伝達機構にお
けるガタつきの原因となるものであり、特に、歯車伝動
機構において歯車の段数が複数ある場合にあっては累積
バックラッシュが非常に大きくなり、歯車伝動機構の性
能を著しく低下せしめる結果となっていた。
そして、歯車伝達機構にガタつきがあると、装置にとっ
て極めて、不都合なことが多い0例えば、従動部の位置
決めを正確にできなかったり、位置決めができたとして
もガタついたりしてしまい、また、偏荷重の掛かる旋回
板を旋回せしめる旋回機構において、旋回板の重心部分
が上昇動から下降動へ移行する上死点で当該重心部分が
旋回板に対する作用方向が逆転せしめられるため、旋回
板が急激に動いてしまう等という問題があっ 。
た。
(D、従来技術) そこで、従来、歯車伝動機構にあってはそのガタつきを
除去すべく種々の方法が考え出されている。
第6図は従来の歯車伝動機構におけるガタつき防止手段
の一例を示し、2枚の歯車を重ね合わせて一方の歯車と
するもので、aは第1の歯車、bは第2の歯車であり、
これら歯車a、bにより一方の歯車が構成され、Cは歯
車a及び歯車すに噛合する他方の歯車である。そして、
歯車a、歯車すのうちのいずれか一方が回転軸に固着さ
れ、他方が回転軸に回転自在に支持されている。
d、dは歯車aの歯車す側の面から突出されたピンであ
って、歯車aの中心に対して点対称に位置されている。
e、eは電車すの中心に対して点対称に位置され、歯車
すと歯車aとが重ね合わされたときに前記ピンd、dが
挿通される弧状の長孔であって1両歯車a、bが夫々同
軸上で回転し得るようにその回転中心に中心を有する円
弧状に形成されている。f、fは歯車すの反歯車a側の
面に突設されたピンであって、前記長孔e% eから相
離間した位置で、歯車すの中心に対して点対称に位置さ
れでいる。1.1は歯*aに設けられたピンd、dと歯
車すに設けられたピンf、fとの間に張架されたスプリ
ングであって、歯車aと歯車すとを逆方向に回転せしめ
る力が働くように張設されている。
しかして、互いに重ね合わされた歯車aと歯車すとは夫
々逆方向に回転せしめられる力が働いた状態で歯車Cに
噛合されるようになっている。
従って、歯車aの歯と歯車すの歯とは歯車Cにその歯を
常に挾むように噛合されるためバックラッシュは除去さ
れることとなる。即ち、スプリングg、gの引っ張り力
により歯車aと歯車すが構成する一方の歯車の歯みぞの
間隔が狭くなるような力が働いており、該歯みぞに噛合
する歯車Cの歯をその両側から歯車aと歯車すとで挾み
、歯車aと歯車すとが構成する一方の歯車と他方の歯車
Cとのバックラッシュをみかけ上、除去した形となる。
(E、発明が解決しようとする問題点)しかしながら、
このような従来例にあっては噛合する歯車の歯を挾む力
が働くため、一方の歯車の歯と他方の歯車の歯との摩擦
力が大きくなり、その分回転がスムースでなく、また、
できるだけ回転をスムースにするためにスプリングの張
力を弱いものにすれば1重荷重が加わる歯車伝達機構に
おいてはバックラッシュを除去することができず、重荷
重が加わる歯車伝達機構に使用しようとすれば、それだ
けスプリングを強いものにしなければならないこととな
り、スプリングが強くなれば、歯車の回転は更にスムー
スさを欠くことになってしまうという問題が生じてしま
う。
また、チェーン伝動機構にあっては、そのガタつきを除
去するための有効な手段は特になく、単に、スプロケッ
ト及びチェーンの寸法精度を高めたり、チェーンの張り
を適宜調整するぐらいのことしかなかった。
(F、問題点を解決するための手段) 本発明動力伝達機構は、ギヤを用いた伝動機構における
上記問題を解決するために、−の出力軸に二以上の駆動
機構を連結せしめたことを特徴とするものであり、二以
上の駆動機構を夫々異なった回転力で回転するように制
御し、出力軸の二以上の箇所に夫々回転力が伝達される
ようにすることにより、バックラッシュをみかけ上除去
することができるものである。
(G、第1の実施例)[第1図及び第2図1第1図は本
発明動力伝達機構の第1の実施例を示すものである。
図中1は本発明を実施した動力伝達機構である。
(a、出力軸)C第1図] 2は出力軸であり、該出力軸2には適宜離間して第1の
負荷ギヤ3と第2の負荷ギヤ4が取着されている。
(b、駆動機構)[第1図1 5は第1のモータ、6は第2のモータであって、略同−
の特性を有するものである。7.8は第1のモータ5、
第2のモータ6夫々の出力側に設けられた減速機であっ
て、第1のモータ5の減速41!7の減速比はl:2と
され、また、第2のモータ6の減速機8の減速比は1:
3とされている。9.10は前記減速機7.8の出力軸
に取着されたスパーギヤであって、夫々各別に前記負荷
ギヤ3又は4に噛合されている。
(c、駆動制御装置)[第1図] 11は駆動制御装置であって、電源12の電流を制御し
てモータ5.6の回転を制御するものである。また、第
1のモータ5及び第2のモータ6は駆動制御装置11に
並列に接続され、それぞれ駆動制御装置11により制御
された電流を2分して受けるようになっている。
(d、作用) しかして、特性を略同−にする第1のモータ5接続され
ているため略同じ回転数で回転しようとする。ところが
、第1のスパーギヤ9と第2のスパーギヤlOは1つの
同一回転数で回転する2つの負荷ギヤ2,3に夫々噛合
されているため第1のスパーギヤ9と第2のスパーギヤ
lOとは同一回転数で回転せられ、第1のスパーギヤ9
と第2のスパーギヤ10は夫々異なった減速比の減速機
を介して前記第1のモータ5と第2のモータ6に夫々連
係されているため、第1のモータ5と第2のモータ6は
異なった回転数で回転することとなる。そのため、wI
Ilのモータ5は第1のスパーギヤ9が負荷ギヤ3に噛
合せずに無負荷の状態で回転する場合の回転よりも遅く
回転せしめられ、また、第2のモータ6は第2のスパー
ギヤ10が負荷ギヤ4に噛合せずに無負荷で回転する場
合の回転よりも早く回転せしめられることになる。
ここで、スパーギヤ9は無負荷の状態で回転する場合の
回転よりも遅く回転せしめられているため、スパーギヤ
9には負荷が常に掛かった状態と伝達機構において内在
する負荷であり、以下、「内負荷」と云う、また、出力
軸2が動力伝達機構の従動部としての仕事をするとき外
部から受ける負荷を、以下、「外負荷」と云う、)、従
って、無負荷の状態では異なった回転数で回転しようと
する2つのスパーギヤ9.10が夫々一つの出力軸2に
取着された2つの負荷ギヤ3.4に噛合せしめられ、同
じ回転数で回転せしめられることになり、第1のスパー
ギヤ9にかかる内負荷がすなわちバックラッシュ除去の
力となり、負荷ギヤ3.4とスパーギヤ9.10との間
におけるノくツクラッシュは除去されたような状態とな
る。
そして、このときの第1のスパーギヤ9は駆動系のギヤ
であり、$2のスパーギヤ10は制動系のギヤであると
云える。
(e、各ギヤの周速度とトルクとの関係)[第2図] 第2図はモータ5,6にある一定の電流を供給したとき
の、各ギヤの周速度と負荷トルクとの関係を表わしたグ
ラフであって、A線は第1のスパーギヤ9が負荷ギヤ3
とは噛合せずに個別的に負荷がかかった状態で回転する
ときの、B線は第2のスパーギヤ10が負荷ギヤ4とは
噛合せずに個別的に負荷がかかった状態で回転するとき
の、C線は負荷ギヤ3,4が夫々スパーギヤ8,9と噛
合しこれらスパーギヤの回転により回転するときの、夫
々の関係を表わしたものである。
先ず、第2図力〒らは、第1のスパーギヤ9.第2のス
パーギヤ10が夫々負荷ギヤ3,4に噛合して共通の負
荷がかかった状態ではなく、個別的に負荷がかかった状
態で回転したとするとき、第1のスパーギヤ9は負荷ト
ルクが大きくなればその周速度は極端に低下する(A線
)のに対し、第2のスパーギヤ10は負荷トルクが大き
くなっても、減速機6の減速比が大きいので、その周速
度は第1のスパーギヤ9程は低下しないこと(B線)が
解る。また、負荷ギヤ3,4についても、第2のスパー
ギヤlOと同様に負荷トルクが大きくなってもその周速
度は第1のスパーギヤ9程は低下せず、C線は第2のス
パーギヤ10のB線と略同じような傾きになることが解
る。そして、負荷ギヤ3.4が無負荷Toで回転してい
る(周速度Vc)とき、負荷ギヤ3に噛合した第1のス
パーギヤ9には’rioの負荷トルク(内負荷)が掛か
っている(第1のスパーギヤ9に、ある負荷が掛かるこ
とによりその周速度がVcに等しくなる点すなわちa点
からその負荷トルクT!Ioが求められる。)ことが解
り、また、負荷ギヤ3,4にT1の負荷トルク(外負荷
)が掛かっているときには第1のスパーギヤ9にTi1
tの負荷トルクが掛かっていること(b点)が解る。更
に、負荷ギヤ3,4に負荷トルクT2が掛かるとMlの
スパーギヤ9にも負荷トルクT2が掛かり、しかもその
ときの両者の周速度も等しくなることが解る。従って、
第1のスパーギヤ9に掛かる負荷トルクは12未満で負
荷ギヤ3,4に掛かる負荷トルクよりも大きく、この第
1のスパーギヤ9に掛かる負荷トルクがバックラッシュ
除去の力、即結局、負荷ギヤ3.4にかかる負荷が大き
くなるに従い、出力トルクが増大し、バックラッシュ補
償トルクが減少していくこととなる。
ところがバックラッシュが問題とされるのは従動部の位
置決め等軽外負荷時であるため、型外負荷時(T2以上
)にはバックラッシュ補償トルクがなくなっても全く問
題は起らないのである。
そして、また1図中C点でバックラッシュ補償トルクが
0になり、負荷ギヤ3,4にそれ以上(T2以上)の負
荷トルク(外負荷)が掛かったときは#!2のスパーギ
ヤlOも駆動系のギヤとして働くこととなる。
しかして、第1の実施例によれば、2つの周速度の異な
るスパーギヤ9.lOを1つの出力軸2に取着され同一
回転数で回転する負荷ギヤ3.4に夫々噛合せしめてい
るので、2つのスパーギヤ9.10と負荷ギヤ3.4と
の間のバックラッシュは除去されたようになり、負荷ギ
ヤ3.4が取着された出力軸2に連結される従動部の位
置決ガタつきを皆無にすることができる。また、2つの
スパーギヤ9.10の周速度の差は減速機7.8により
決定されるものであるため、第1のスパーギヤ9に働く
トルクの変動が負荷に対して少なく、負荷ギヤ3の速度
即ち出力軸2の回転を安定にすることができる。
(H,第2の実施例)[第3図、第4図]第3図は本発
明動力伝達機構の第2の実施例を示すものである。
(a 、 wIJlの実施例と同一の部分)ここで、こ
の第2の実施例は2つのスパーギヤの周速度を異ならし
める手段が第1の実施例と異なるだけなので、第1の実
施例におけると同一の部分については第1の実施例にお
いて用いた符号と同一の符号を用い、説明は省略する。
図中1aは本発明を実施した動力伝達機構である。
(b、駆動制御装置)[第3図] 駆動制御装g111 a、llbは電源11の電流を制
御し、モータ5.6の回転を各別に制御するものである
(c、作用) しかして、上記第2の実施例にあっては負荷ギヤ3.4
に噛合していなければ回転するであろうスパーギヤ9.
10の回転数を各モータ5.6に供給する夫々の電流を
制御することにより異ならしめているため、負荷ギヤ3
.4の回転を正転方向にしたり逆転方向にしたりするこ
とができ、また、その回転もスムースに行え、各モータ
5,6に必要以上の内負荷を掛けることがないように制
御することができる。
即ち、負荷ギヤ3.4の回転を逆転させたい場合には、
モータ5,6に流す電流の方向を駆動制御装置11a及
び駆動制御装置11bにより逆にすればよい、このとき
、今まで流していた電流の方向を急激に逆にするのでは
なく、徐々にゼロに近づけ、退出な内負荷がかかるよう
にし、夫々のモータ5.6に逆電流を流すようにするこ
とにより、負荷ギヤ3.4の回転をスムースに正転から
逆転へと変換することができる。また、負荷ギヤ3.4
を正転から逆転に変更せしめるとき、例えば、第1のモ
ータ5を駆動系、w42のモータ6を制動系として正転
している場合には夫々のモータ5.6に流す電流を逆に
した後、第1のモータ5を制動系、第2のモータ6を駆
動系とするようにすれば、負荷ギヤ3.4がガタつくこ
とはない。
更にこのとき、モータ5,6に流す電流を同時にゼロに
するのではなく、両者の間にタイムラグを設けておけば
、内負荷、即ち、バックラッシュ除去力を常に付与する
ことができ、負荷ギヤ3.4の回転が正転から逆iへと
変化する瞬間、即ち。
停止時においても負荷ギヤ3.4、即ち、出力軸2にガ
タつきが生じない。
また、動力伝達機構においてバックラッシュ除去力を必
要とするのは出力軸2の回転開始時と回転体+1一時で
あ番11通常の回転中1士バリクラ、シ。
除去力を必要としないことが多い、ここで、前記第1の
実施例のように常に第1のスパーギヤ9と第2のスパー
ギヤlOとの間に回転数の差があると、一方のモータ5
又は6に負荷ギヤ3及び4が回転中であっても常時、内
負荷が掛かっていることとなり、不必要な内負荷をモー
タ5又は6に掛けることとなる。そこで、第2の実施例
のように第1のスパーギヤ9と第2のスパーギヤ10と
の回転数を夫々別個に制御し得るようにしておけば、出
力軸2の回転中にあっては第1のスパーギヤ9と第2の
スパーギヤlOとの回転数を全く同一にすることができ
、第1のモータ5及び第2のモータ6に不必要な内負荷
を掛けるようなことがない、特に、出力軸2め停止F時
あるいはその付近のみ内負荷がかかるようにモータ5,
6を制御することにより、停止時のガタつきを防止する
ことができるとともに、不必要な内負荷を掛けることが
ない。
(d、各ギヤの周速度とトルクとの関係)[第4図] 第4図は第2の実施例における第1のスパーギヤ9、第
2のスパーギヤ10及び負荷ギヤ3,4の周速度と負荷
トルクとの関係を表わしたもので、D線は第1のスパー
ギヤ9が負荷ギヤ3と噛合せずに個別的に負荷がかかっ
た状態で回転するときの、E線は第2のスパーギヤlO
が負荷ギヤ4と噛合せずに個別的に負荷がかかった状態
で回転するときの、F線は負荷ギヤ3,4が夫々スパー
ギヤ9及びスパーギヤ10と噛合し両スハーギャ9.1
0の回転により回転するときの、夫々の関係を表わした
ものである。
そして、第4図から解るように負荷ギヤ3,4は外部の
負荷トルク(外負荷)に余り影響されず、安定した回転
を得ることができ、従って、出力軸2の回転も安定する
(1,第3の実施例)[第5図] 第5図は本発明動力伝達機構の第3の実施例を示すもの
である。
(a、第1又はw42の実施例と同一の部分)ここで、
この第3の実施例はモータの動力を出力軸に伝達する手
段が前記第2の実施例と異なるだけなので、他の第2の
実施例におけると同様の部分については第2の実施例に
おいて用いた符号と同一符号を用い、説明は省略する。
図中1bは本発明を実施した動力伝達機構である。
(b、負荷スプロケット)[第5図1 13.14は出力軸2に適宜離間して取着された負荷ス
プロケットである。
(c、駆動機構)[第5図1 15.16はモータであって、該モータts。
16の出力側には夫々スプロヶッ)17.18が取着さ
れており、該スプロケット17.18と前記負荷スプロ
ケッ)13.14との間にはチェーン19.20が夫々
架は渡されている。
(d、駆動制御装置)[第5図] 駆動制御装置11a及びllbは前記I82の実施例に
おけるものと同様に第1のモータ15及び第2のモータ
16を各別に制御するものである′。
(e、作用) しかして、この第3の実施例にあってはモータ15及び
16に供給する電流を異ならしめることにより、負荷ス
プロケット13と14は夫々異なった回転数で回ろうと
するが、負荷スプロケット13及び14が一つの出力軸
に取着されているため、同一回転数で回転することとな
り、結果として、両スプロケット13と14との間には
内負荷が発生し、スプロケットとチェーンとの間におけ
るバックラッシュをみかけ上除去することができる。
また、この第3の実施例によれば、複数のモータの回転
数差を利用しているため、モータの回転を無段階調整す
ることができ、動力伝達機構のバックラッシュ除去力を
増減することができる。
更にまた、本発明動力伝達機構は上述のように動力伝達
機構の停止時におけるガタつきをなくし、バックラッシ
ュ除去力を増減することができるため、動力伝達機構に
おける回転を高速から低速までスムースにすることがで
き、出力軸に偏荷重が掛かっていても安定した回転を得
ることができる。
(J、発明の効果) 以上に記載したように、本発明動力伝達機構は、−の出
力軸に二以上の負荷ギヤを取清し、該負荷ギヤに夫々各
別の駆動機構を連結せしめたことを特徴とする。
従って1本発明動力伝達機構によれば、歯車と歯車ある
いはスプロケットとチェーンにおけるバックラッシュを
みかけ上除去することができ、出力軸停止時において所
謂ガタつきを皆無にすることができる。
また、動力伝達機構を構成するギヤ又はチェーンの1つ
1つを普通精度の加工技術で製造しても動力伝達機構と
して精度の高いものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明動力伝達機構の第1の実施例の概略を示
す概略図、第2図は第1の実施例における2つの負荷ギ
ヤ及び夫々の負荷ギヤに各別に噛合する2つのスパーギ
ヤの夫々のトルクと周速度との関係を示す特性図、第3
図は本発明動力伝達機構の第2の実施例の概略を示す概
略図、第4図は第2の実施例における2つの負荷ギヤ及
び夫々の負荷ギヤに各別に噛合する2つのスパーギヤの
夫々のトルクと周速度との関係を示す特性図、第5図は
本発明動力伝達機構の第3の実施例の概略を示す概略図
、第6図はバックラッシュを除去する手段を講じた歯車
伝動機構の従来例を示す斜視符号の説明 1、la、lb・・・動力伝達機構、 2拳・・出力軸、  3.4・・・負荷ギヤ、5.6.
7.8,9.10拳・・駆動機構、13.14・・・負
荷ギヤ、 15.16.17.18.19.20−−−駆動機構 図である。 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一の出力軸に二以上の負荷ギヤを取着し、該負荷ギヤに
    夫々各別の駆動機構を連結せしめたことを特徴とする動
    力伝達機構
JP3941585A 1985-02-28 1985-02-28 動力伝達機構 Pending JPS61197847A (ja)

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WO2006126623A1 (ja) 2005-05-27 2006-11-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 動力伝達装置、それを備えた表示装置及び表示パネル用台座

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