JPS61197287A - インキ誘導部材 - Google Patents
インキ誘導部材Info
- Publication number
- JPS61197287A JPS61197287A JP60038464A JP3846485A JPS61197287A JP S61197287 A JPS61197287 A JP S61197287A JP 60038464 A JP60038464 A JP 60038464A JP 3846485 A JP3846485 A JP 3846485A JP S61197287 A JPS61197287 A JP S61197287A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- minutes
- ink
- crystallinity
- induction member
- resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Pens And Brushes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
ペン先、小管式筆記具の小管ペン先内に挿入される細杆
体、ボールペンチップ、ボールペンのボール、ボールペ
ンのボール受座部材など。
体、ボールペンチップ、ボールペンのボール、ボールペ
ンのボール受座部材など。
インキ吐出に携わシ、−!た。筆記面などからの直接的
摩耗あるいはボールなどを介しての間接的摩耗を受ける
合成樹脂製のインキ誘導部材に関する。
摩耗あるいはボールなどを介しての間接的摩耗を受ける
合成樹脂製のインキ誘導部材に関する。
合成樹脂製のインキ誘導部材の中で、耐摩耗性や耐目詰
まシ性(所謂「なびき」現象によるインキの吐出不足の
生じ難さ)に比較的優れているのはポリアセタール製や
ポリアミド製のものであシ、現在市販品の大多数がこれ
ら両者で占められている。
まシ性(所謂「なびき」現象によるインキの吐出不足の
生じ難さ)に比較的優れているのはポリアセタール製や
ポリアミド製のものであシ、現在市販品の大多数がこれ
ら両者で占められている。
とは言え、必ずしも満足できるだけの耐摩耗性、耐目詰
まり性を有しているとは言い難く。
まり性を有しているとは言い難く。
そCで9本出願人はその改善に関する出願を先になした
(!!%願昭59−253248号)。特許請求の範囲
の記載は次の通シである。
(!!%願昭59−253248号)。特許請求の範囲
の記載は次の通シである。
[下記分子構造上の特徴を有する合成樹脂もしくはその
誘導体よりなることを特徴とするインキ誘導部材。
誘導体よりなることを特徴とするインキ誘導部材。
記
(イ) 芳香環を直鎖部に有する。
(ロ) (イ)の芳香環はエーテル結合している。
(・J (ロ)のエーテル結合は繰シ返し中に2個存在
する。
する。
に) ケトン基を有する。」
ポリエーテルイミド裏やポリエーテルエーテルケトン製
のものがその例である。
のものがその例である。
前記出願に係る発明によれば、ポリアセタール製やポリ
アミド裂のインキ誘導部材に比べて極めて優れた耐摩耗
性や耐目詰まり性を有するものが得られる訳であるが、
更に、耐摩耗性を悪くすることなく耐目詰まシ性を向上
せんとしてなされたのが本発明である。本発明ではポリ
エーテルエーテルケトン製のインキ誘導部材について取
シ上ばている。
アミド裂のインキ誘導部材に比べて極めて優れた耐摩耗
性や耐目詰まり性を有するものが得られる訳であるが、
更に、耐摩耗性を悪くすることなく耐目詰まシ性を向上
せんとしてなされたのが本発明である。本発明ではポリ
エーテルエーテルケトン製のインキ誘導部材について取
シ上ばている。
結晶化度を27%以上とする。即ち1本発明は、ポリエ
ーテルエーテルケトン製のインキ誘導部材であって、そ
の結晶化度が27%以上であることを特徴とするインキ
誘導部材を要旨とする。
ーテルエーテルケトン製のインキ誘導部材であって、そ
の結晶化度が27%以上であることを特徴とするインキ
誘導部材を要旨とする。
結晶化度を大きくする方法は種々公知であシ。
また、結晶化度が大きいほど強度など力学的性質が一般
に良好となることについても知られているが、ポリエー
テルエーテルケトン製のインキ誘導部材の場合、結晶化
度のある値を境にして耐目詰まり性が大きく違ってくる
。これが27係あたりである。ここで、結晶化度の値は
エックス線法によシ求めたものである。
に良好となることについても知られているが、ポリエー
テルエーテルケトン製のインキ誘導部材の場合、結晶化
度のある値を境にして耐目詰まり性が大きく違ってくる
。これが27係あたりである。ここで、結晶化度の値は
エックス線法によシ求めたものである。
尚1本発明でポリエーテルエーテルケトンとは、その誘
導体や成形にあたって無機微粉などの充填物が使用され
たりしたものも含む。
導体や成形にあたって無機微粉などの充填物が使用され
たりしたものも含む。
ヒクトL’ y クス(V I CT RE X )
P EE K2SO3(インペリアルケミカルインダス
トリーズ社製のポリエーテルエーテルケトン)ヲ。
P EE K2SO3(インペリアルケミカルインダス
トリーズ社製のポリエーテルエーテルケトン)ヲ。
押出成形機から押し出しながらローラーで引き取シ、軸
方向に貫通するインキ通路用の空隙を有する直径0.5
5鋸の円柱状物を得た。ここで。
方向に貫通するインキ通路用の空隙を有する直径0.5
5鋸の円柱状物を得た。ここで。
押出成形機の先端に取シ付けたインキ通路のパターンを
有するダイスの吐出孔径は15鵡、押出成形機内に設定
した温度はダイス近傍部で360°C,ダイス外気は7
0°C1引き取り速度は20m/分である。ダイスから
押し出され念溶融物はバラス効果で最大径が約17簾に
なり。
有するダイスの吐出孔径は15鵡、押出成形機内に設定
した温度はダイス近傍部で360°C,ダイス外気は7
0°C1引き取り速度は20m/分である。ダイスから
押し出され念溶融物はバラス効果で最大径が約17簾に
なり。
ダイスから約10crnのところで溶融光沢を失いはじ
めた。このときの径は約1.0 JIJIである。
めた。このときの径は約1.0 JIJIである。
このようにして得た円柱状物を例1とし2例1の円柱状
物に対し、200℃の空気雰囲気中。
物に対し、200℃の空気雰囲気中。
無張力下で10分、30分、60分、90分。
120分、150分、それぞれ熱処理したものを順に例
2〜例7とし、同じく300°Cの空気雰囲黴中、無張
力下で5分、10分、15分。
2〜例7とし、同じく300°Cの空気雰囲黴中、無張
力下で5分、10分、15分。
20分、30分、40分、50分、それぞれ熱処理した
ものを順に例8〜例14とする。また。
ものを順に例8〜例14とする。また。
前記のようにして円柱状物を得る際、引き取シ速度を2
7m/分と変え、押出量もとれに応じて変え、直径が0
.55mの円柱状物としたものを例15とし2例15の
円柱状物に200°Cの空気雰囲気中、長さ固定して1
0分、30分。
7m/分と変え、押出量もとれに応じて変え、直径が0
.55mの円柱状物としたものを例15とし2例15の
円柱状物に200°Cの空気雰囲気中、長さ固定して1
0分、30分。
60分、90分、120分、それぞれ熱処理したものを
順に例16〜例20とする。更に2例21は市販のポリ
アセタール裂ペン先(直径0.55鵡)によるものであ
る。
順に例16〜例20とする。更に2例21は市販のポリ
アセタール裂ペン先(直径0.55鵡)によるものであ
る。
各側のものについて、エックス線法で測定した結晶化度
(例21は除く)と、各側のものを一端が半球状となる
ように芯スリをしてペン先としたものを100g荷重下
、垂直状態で200m筆記面上を動かした後の摩耗量と
、更に市販筆記具に使用の水性黒色インキを十分に充填
した筆記具に組み立て、i、oog荷重下、7crn/
秒の速度で垂直筆記したときの筆跡かすれを生じるまで
の筆記距離とについて調べた結果を表−1および第1図
(例21は除く〕に示す。
(例21は除く)と、各側のものを一端が半球状となる
ように芯スリをしてペン先としたものを100g荷重下
、垂直状態で200m筆記面上を動かした後の摩耗量と
、更に市販筆記具に使用の水性黒色インキを十分に充填
した筆記具に組み立て、i、oog荷重下、7crn/
秒の速度で垂直筆記したときの筆跡かすれを生じるまで
の筆記距離とについて調べた結果を表−1および第1図
(例21は除く〕に示す。
表−1
ここで、筆記距離はペン先のみ交換すれば再び爪跡かす
れを生じないで筆記可能となったことよりインキネ足に
よるものではなく、顕微鏡観察で確認されたペン先先端
における目詰まシ現象の発生によると判断でき、このよ
うに2本発明によれば耐目詰まり性を更に向上すること
ができる。
れを生じないで筆記可能となったことよりインキネ足に
よるものではなく、顕微鏡観察で確認されたペン先先端
における目詰まシ現象の発生によると判断でき、このよ
うに2本発明によれば耐目詰まり性を更に向上すること
ができる。
第1図は各側の結晶化度と筆記距離の関係を示すもので
ある。 ■、■・・・・・・数字が各側の番号を示す。
ある。 ■、■・・・・・・数字が各側の番号を示す。
Claims (1)
- ポリエーテルエーテルケトン製のインキ誘導部材であっ
て、その結晶化度が27%以上であることを特徴とする
インキ誘導部材。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60038464A JPS61197287A (ja) | 1985-02-27 | 1985-02-27 | インキ誘導部材 |
US06/803,658 US4708508A (en) | 1984-11-30 | 1985-11-29 | Ink guide for writing instruments |
DE3542583A DE3542583C2 (de) | 1984-11-30 | 1985-12-02 | Tinten- und Druckfarbenführungen für Schreibinstrumente |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60038464A JPS61197287A (ja) | 1985-02-27 | 1985-02-27 | インキ誘導部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61197287A true JPS61197287A (ja) | 1986-09-01 |
JPH0544357B2 JPH0544357B2 (ja) | 1993-07-06 |
Family
ID=12525970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60038464A Granted JPS61197287A (ja) | 1984-11-30 | 1985-02-27 | インキ誘導部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61197287A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013188896A (ja) * | 2012-03-13 | 2013-09-26 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | ボールペンチップ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0129916A1 (en) * | 1983-06-27 | 1985-01-02 | AuBEX CORPORATION | Synthetic resin pen nib |
-
1985
- 1985-02-27 JP JP60038464A patent/JPS61197287A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0129916A1 (en) * | 1983-06-27 | 1985-01-02 | AuBEX CORPORATION | Synthetic resin pen nib |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013188896A (ja) * | 2012-03-13 | 2013-09-26 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | ボールペンチップ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0544357B2 (ja) | 1993-07-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |