JPS592898A - インクペンのペン先 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、インク管と、この管の内側で案内されるクリ
ーニングワイヤとを備える。インクペンのペン先であっ
て、クリーニングワイヤの落下おもりがペン先の環状ス
トップ肩部上に着座したときクリーニングワイヤの端部
がインク管の前端部より所定の量だけ突出し、また筆記
表面上を走る、インク管とクリーニングワイヤの両方ま
たは一方の、少なくとも端部表面が硬化処理によって機
械的強度を付けられた表面層を備えられる如きペン先に
関する。

このようなペン先のインク管は、特に会成樹脂フオイー
ル上に筆記する場合、この筆記表面と接触するインク管
の環状端部表面に高い摩擦荷重が掛かる。単記表面に必
ず存在する凹凸（祖さ）は摩滅材の作用をし、ペン先を
不均等に摩耗させるが、このような摩耗はインクの流れ
を悪くし、書かれた文字や図面を線幅の不均斉なきたな
いものにする０ 筆記や製図が行われるとき、インク管に囲われているク
リーニングワイヤの前端部の端部表面も筆記表面に接触
し、従って同様なノ≠耗を受ける。

この結果クリーニングワイヤの長さはインク管の長さよ
り著しく短かくなり、これによってクリーニングワイヤ
はインク管から充分に突出せず、確実なりリーニングを
行えなくなる。しかし、クリーニングワイヤの突出が過
大になると曲ったり折れたりすることになるから、クリ
ーニングワイヤの長さの寸法を正確に出すことは重要で
ある。

そこで、筆記表面を走るインク管やクリーニングワイヤ
の表面の機械的強度を可及的に大きくする努力が払われ
ている。

ペン先内に、焼結した硬い金属のインク′＃を組込むこ
とはよく知られている。このようなペン先は優れた耐摩
性な有する。しかしその製造方法のコストが尚いため製
品価格が非常に高くなるという欠点がある。従って、そ
のようなコストの理由から、表面処理によって耐摩層を
作られるクロム・ニッケル鋼のインク管とクリーニング
ワイヤが多く利用されている。

ＤＥ−０Ｍ７１　１５　５５５において、その耐摩層を
陰極スパッタリング法で作ることが記載されている。

更に、調質した鋼またはニッケル合金のインク’＃　０
）　耐摩性＆高メル方法カｐＥ−ｐｓ　２６０５８７３
に述べられている。この方法によると、加工物がＣＶＤ
法（化学蒸着法）に従って炭素ガス雰囲気内で〃０熱と
加圧により炭化され、それから不活性雰囲気内で冷却さ
れる。

この方法は比較的低ｌｌ１Ｉｉ格で喪好に行えるが、し
かしそこで作られる耐摩性は限定され、そしてその寿館
は、より両側な硬質金属のインク・げに較べて可成り短
かい。

本発明は、耐摩摺動表面を有し、機械強度が硬質金属の
インク・ａと同じが、これに近く、しかも製造費が著し
く安くなるような、インク管とクリーニングワイヤを有
するペン先を提供することを目的とする。

この目的は本発明によれば、粉床−ガス相拡散層の形の
表面ノーを作ることにより達せられる。

そのようなペン先の筆記管とクリーニングワイヤは、最
初の材料として比較的安価なステンレス鋼を使用し、そ
し文これを、空気の排出も保護ガスの使用も行わない、
ホウ素を含む粉末または粒子、あるいはぺ“−スを用い
るホウ素の添加により硬化できるので、簡単且つ安いコ
ストで製作することができる。

このようにして作られるインク・ａは、コンピュータで
制御される自動製図機械や単記装置で使用するのに特に
適しており、そして多くのテストが示す所によると、そ
の本発明のインク管は、粗いフォイルを使用する場合で
も非常に長い期間に亘って故障のない筆記または製図を
行うことができる。

本発明のその他の長所は特許請求の範囲に記載する通り
である。

次に添付図面を参照に本発明の詳細な説明を行う。

第１図のペン先は、合成樹脂体部１０の中に射出成形さ
れるインク管１２を備える。第１図と第２図において、
中心線の左側に、周囲に延在する係留溝１３を有するイ
ンク管が示され、そして中心線の右側には、平滑なイン
ク管の実施例が示される。ペン先はクリーニングワイヤ
１４を有し、このクリーニングワイヤはインク′Ｕの内
側で案内され、また落下おも１６に結合されている。こ
の落下おもりは、合成樹脂体部１００円筒形四都電８で
遊隙なもって摺動する。

第２図に示されるように、インク管１ｚの円筒形外周表
面と、筆記表面上を走る下端部環状表面。

それに上部リング表面は硬化された表面１−２０を備え
られる。この表面ｊ−は、内方テーパ付き表面部分２４
と２６の形で、インク管の内部ボア２２の中Ｋまで続く
。ステンレス鋼のインク管の表面硬化処理が、ボア２２
内のある限定されたホα囲まで浸透することができるホ
ウ素化合物を含む粉末または粒子、またはペーストで行
われるため、上記のような遷移部分２４と２６ができる
。この内部ボアの硬化は実際上は必要なものでない。筆
記表面の摩滅作用に対する耐摩性は下端部環状表面に備
えられる硬化表面層によって作られる。インク管の外側
面の表面層は、定規その他の案内レールに沿って滑らさ
れるときの摩耗に対してインク管を保護する。

第４図に見ら゛れるように、クリーニングワイヤ１４も
これに所要の耐摩性を与える硬化された表面層２８を備
えられる。これによって、クリーニングワイヤ１４の先
端は常に確実に、インク管の前端部環状表面からある所
定量だけ突出する。

表面層２０または２８は、高温を用いるフッ化処理によ
りフッ化化合物が表面ノー内に作られ。することによっ
て硬化される。このようにして形成された表面ノーは優
れた耐摩性と耐酸化性を備えたものになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に従って製作されるペン先の断面図、第
２図は第１図のペン先のインク・Ｕの拡大断面図、＠６
図は第２図の矢印１方向のインク管端面図、第４図は落
Ｆおもりに係留されたクリーニングワイヤの第６図と同
じ尺度の部分図である。 １０・・・ペン先体部、１２・・・インク管、１３・・
・係留溝、１４・・・クリーニングワイヤ、１６・・・
落下おもり、２０．２８・・・硬化表面層、２２・・・
インク管内部ボア、２４．２６・・・硬化表面層遷移部
分。 代理人　　浅　村　　　皓 手続・補正書　（麟］ 昭飾８年と月６ 特許庁長官殿 １、事件の表示 昭１１５８　　年特許願第８３９８６　　号３、補Ｙ「
をする者 事件との関係　特許出願人 ４、代理人　／゛７７　＞　１ ５、補正命令の日付 昭和　　年　　月　　日 ８、補正の内容　　別紙のとおり 明細書の浄書（内容に変更なし）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ＋１１　　インク管と、との′Ｕの内・開で案内される
   クリーニングワイヤとを備える、インクペンのペン先で
   あって、該クリーニングワイヤの落下おもりが該ペン先
   の環状ストップ屑部上に層座したとき該クリーニングワ
   イヤσ〕端部が該インク管の前端部より所定の量だけ突
   出し、また牽記六面上を走る、該インク管とクリーニン
   グワイヤの両方または一方の、少なくとも端部表面が硬
   化処理によって機械的強度を付けられた表面層を備えら
   れる如きペン先において、該表面層（２０，２８）が粉
   末−ガス相拡敏層であることを特徴とするペン先。 （２、特許請求の範囲第１項のペン先において、該表面
   ノーが、ホウ素族（元素周期系第１族）の化合物を含む
   ことを特徴とするペン先。 （３）　　クロム・ニッケル鋼のクリーニングワイヤと
   インク管とを備える特許請求の範囲第１項及び第２項の
   ペン先において、該表面層がホウ化物ノーであることを
   特徴とするペン先。 （４）　　特許請求の範囲第６項のペン先において、該
   表面層が、例えばホウ化クロム、ホウ化鉄、ホウ化ニッ
   ケルのような金属ホウ化物を含むこと＆！敵とするペン
   先。 （５）特許請求の範囲Ｍ１項のペン先において、該クリ
   −ご、ングワイヤのペース部材がタングステンで構成さ
   れることを特徴とするペン先。 （６）特許請求の範囲第５項のペン先において、該クリ
   ーニングワイヤの表面層がホウ化タングステンを含むこ
   とを％徴とするペン先。 （７）特許請求の範囲第１項のペン先において、該表面
   層（２０）が筆記°管の全外表面上に実質的に同じ層厚
   さで延在す′ることを特徴とするペン先。 １８）　　ｍｍ請求の範囲第７項のペン先において、該
   筆記管の内表面の表面層（２６）の厚さが端部から内側
   の方へと薄くなること′９Ｉ：特徴とするペン先。 （９）特許請求の範囲第７項のペン先において、該表面
   層の厚さ力ｑμｍから１０μｍ、特に２μｍから５μｍ
   とされることを特徴とするペン先。 ａυ　特許請求の範囲第１項のペン先において、直径の
   小さいクリーニングワイヤでは、そのクリーニングワイ
   ヤ（１４）の先端部分上の入に該表面層（２Ｂ）が延在
   することを特徴とするペン先。 ０υ　特許請求の範囲第１項から第１０項までの１項の
   ペン先において、該筆記管（１２）が周囲に延在する係
   留溝（１３）を有し、これによって該・ばか曾成樹脂体
   部（１０）の中へ射出成形されることを特徴とするペン
   先。