JPS59138281A - 水性ボ−ルペン用インキ組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水性ボールペシ用イシ士組成物に関する。

水性ボールペン用イシ士は、牛セツづオフ性（ボールペ
ｙの＋セラづを外した状態で長時間にわたり筆記可能で
ある性質）に優れていること、所定球径のポールに対応
して均−太さの滑らかな年配を可能とする適度の粘性又
は流動性を有していること、筆記速度が大きくなっても
イシ士切れを生じ々いこと、筆記後にペシ先にイシ士カ
スを残存させ々いこと、長期にわたり保存安定性に優れ
ていること、ボールペンの金属部品に対する腐食性を有
しないこと等の性質を具備する必要がある。しかしなが
ら、これ等の性質のあるものは互に相反する要素を含ん
でおり、例えば士ヤツづオフ性に優れた公知のイシ士は
、粘性が高くイシ士切れを生じやすい傾向がある。従っ
て、現存のイシ士には多くの改善の余地があり、新しい
イシ十の出現が望まれているのが現状である。

本発明者は、上記の如き現状に留意しつつ種々実験及び
研究を重ねた結果、特定量の＋サシタンガムを水性ボー
ルペシ用イシ十に加える場合には、前記の諸性質を全て
具備したイシ十が得られること、及びこの際筆跡乾燥性
が若干低下するが、特定量の浸透乾燥剤を加えることに
より筆跡乾燥性も良好になることを見出し、本発明を完
成した。

即ち、本発明は、＋サシタンガムを０．２０〜０．４５
重量％及び浸透乾燥剤を０．５〜１Ｏ１０重量％含有す
ることを特徴とする水性ポールペシ用イシ士組成物に係
る。

本発明で使用する牛すンタシガムは、分子量５００万〜
１０００万程度の水溶性高分子多糖類である。＋サンタ
シガムの使用量は、イシ十組成物中０．２０〜０．４５
重量係とする。牛すンタシカムの量が０．２０重量％未
満の場合には、滑らかな賠記が行なわれ難く、一方０．
４５重量係を上回る場合には、イシ士の粘度が上昇して
ペン先からのイシ士の流出が阻害される傾向を生ずる。

＋サシタシガムの含有相は、イシ士組成物中０．３０〜
０．４０重量％とすることがより好ましい。

本発明で使用する浸透乾燥剤は、イン十に浸透性を付与
して乾燥性を向上させ且つ筆記の滑らかさを付与するも
ので、具体的にはエチレシクリコールｆツメチルエーテ
ル、エチレ、７クリ］−ルｔノエチルエーテル、エチレ
シクリコールｔノづチルエーテル、エチレシクリコール
七ノフェニルエーテル、ジエチレ、７クリコールｔノメ
チルエーテＪし、ジエチしシジリコールｔノエチルエー
テル、ジエチレシジリコールｔノづチルエーテル、ジエ
チレンクリコール七ノフェニルエーテＪシ、ジエチレン
グリコールモノイソ−５ｏピルエーテル、エチレシクリ
コールジメチルエーテル、エチレシタリコールジエチル
エーテル、ジエチレ、７クリコールジメチルエーテル、
づｏ６レンジリコール七ツメチルエーテル等のクリコー
ルエーテル、これらのクリコールエーテルのアセテート
、エチレシクリコール七ノアセテート、エチレシクリコ
ールジアセテート等のクリコールアセテート等を挙げる
ことができる。上記の内特に好ましいものは、エチレυ
タリコールモノフェニルエーテル、ジエチレンクリコー
ル七ノづチルエーテル、ジエチレシクリコールｔノづチ
ルエーテルアセテート、エチレ′ＪグリコールＬノアセ
テート、エチレシグリコールジアセテート等である。浸
透乾燥剤の使用量は、イシ士組成物中０．５〜１０．０
重量係好ましくは１．０〜５．０重量％とする。０．５
重量％未満の場合には、筆跡の乾燥性が向上せず、一方
１０．０重量％を上回る場合には、紙面への滲み、裏う
っりが起こり易くなる。

本発明の水性ボールペル用４３士組成物中の士すンタシ
ガム及び浸透乾燥剤以外の成分は、公知の水性ボールペ
シ用イシ＋中の各成分と特に異なるところはない。即ち
、本発明イシ十組成物は、例えば、アルコール等の水性
媒体５〜４０重量ヂ。

水溶性又は水分散性着色剤０．１〜１５重量係重量部活
性剤、防腐剤、ｐＨ調整剤、防錆剤等の添加斉り０−１
０重量％、士すシタシガム０．２０〜０，４５重Ｍ％及
び浸透乾燥剤０．５〜ＩＯ重量％から構成される。＋サ
シクシ１５ム及び浸透乾燥剤以外の成分を例示すれば、
以下の通りである。

■、水性媒体成分 １　、　−　価アルコール・・・エタノール、イソづロ
ビルアルコール等の水と混和し得るアルコール。

２、二価アルコール １）エチレンシリコール、１１）、ｌ；エチレンクリコ
ール、ｆｉｔ）　　ｌ−リエチレ、、／クリコール、＋
Ｖ）　　１．３−づＯパシじオール、■）づＯビレ、７
グリ］−ル、ｖＤ　　１，３−づチｌ／υクリ］−ル、
ｖｉｌ）　　１．４−ブタンジオール、ｖｔｉｔ）　　
２．３−づチレンクリ〕−ル、（×）ネオペシチルグリ
コール、Ｘ）へ＋シレングリコール、×１）チオジクリ
コール等。

３、三価アルコール以上 １）　　／ｊクリセリン１１）トリメチロールエタン、
１ｉｉ）　　）リメチＤ−ルづロパシ、１■）３−メチ
ルペシタシ−１，３，５−トリオール、■）、；クリセ
リン、ｖｌ）ソルビット等。

４、その他−・ビロリドシ、Ｎ−メチル−２−ピ０リド
シ、ジメチルポル４アミド等。

■１　　着色剤 １、顔料 １）酸化チタシ、１１）カーポジブラック。

１１１）カーミ’　６　Ｂ　ｓ　ＩＶ）　　Ｃ，１，Ｐ
ｉｇｍｅｎｔ　Ｒｅｄ１１２、　Ｖ）　　Ｃ０１，Ｐｉ
ｇｍｅｎｔ　　Ｂｌ、ｕｅ　ｌ　５、Ｖり　　Ｃ，１，
Ｐｉ、ｑｍｅｎｔ　Ｇｒｅｅｎ　７等。

２、酸性染料（Ｃ，１，ナシバーで示す。）ｌ）　　Ａ
ｃ１ｄ、　Ｒｅｄ８７．１１）　、４ｃｉｔｉ　Ｒｔｄ
　９２−１ｉｉ）　　ＡｃＬｄ、　Ｙｅｌｌｏｗ　２３
、ｊｙ）　Ａｃ１ｄ、　Ｂｌｕ−ｅ　９、いＡｃ１ｄ、
　Ｖｉｏｌｅｔ　４９、ｙｉ）　Ａｃ１ｄ　Ｂｌ、ｗｅ
　７、ｖｉｉ）Ａｃｉｃｔ　□γａｎ、ｇｅ５（、、Ｖ
ｊｉｉ）　Ａｃ１ｄ、　Ｂｌａｃｋ　２、ＩＸ）　　Ａ
ｃ１ｄ、　Ｒｅｄ　ｌ　８等。

３、直接染料（Ｃ，１，ナシバーで示す。）１）　　Ｄ
ｉｒｅｃｔ　Ｂｌａｃｋ　ｌ　９、ｉｉ　）　　Ｄｉｒ
ｅｃｔ　Ｂｌａｃｋ３８、１ｉｉ）　　Ｄｉｒｅｃｔ　
　Ｂｌａｃｋ　　ｌ　５４、　ＩＶ）　　Ｄｔｒｅｃｔ
ＱｒａｒＬｇｅ　６、Ｖ）　　Ｄｉｒｅｃｔ　Ｙｅｌｌ
ｏｗ　４４、Ｖｌ）　　　　Ｄｉｒｅｃｔ　　Ｙｅｌｌ
ｏｗ　　８７　　、　　ｙｊｉ）　　　Ｄｉｒｅｃｔ　
　Ｂｌｕｅ７１等。

Ｉｆｆ、　　添加斉１ １、ノニオシ系及びアニオシ系界面活性剤１）ポリエチ
し′：Ｊシリコフルオレイルエーテル、ポリエチレシク
リコールノニルフェニルエーテル、ポリエチレシクリコ
ールポリづＯヒレジグリコールエーテル、２．４．７，
９−テトラメチル−５−デシル−４，７−ジオールのエ
チレンオ十シト付加物等のノ二オυ系界面活性剤０ Ｉｔ）　　ナフタレンスルホシ酸ホルマリシ縮合物、シ
アル＋ルスルホコハク酸エステル又はそのナトリウム塩
等のアニオシ系界面活性剤。

２、防腐剤 １）ツルビシ酸カリウム、１１）安息香酸ナトリウム、
　ｆｉｔ）　　ペンタクロロフェノールナトリウム、ｌ
ｖ）　　デしドロ酢酸ナトリウム等。

３、ｐｇ調整剤 １）水酸化ナトリウム、１１）炭酸ナトリウム、１ｉｉ
）　　ｔ−リエタノールア三υ等。

４、防錆剤 １）べυシトリアシール、１１）トリルトリアソール、
１１１）ジシク０へ＋シルア’：ｉ’ｆｆ、ニウムナイ
トレート等。

上記各成分中アルコール等の水性媒体成分としては多価
アルコールが好ましく、その使用量は前記の通シ、イン
士組成物の５〜４０重量％を占める割合とすることが好
ましい。この量が４０重重量を−Ｆ回る場合には、粘度
が上昇し、且つ餓記時に滲みを生ずる傾向があシ、一方
５重ｉ％未満では、イン士組成物の保存性及び士ヤツづ
オフ性が低下する。

尚、士すシタ′Ｊカム及び浸透乾燥剤を必須の成分とす
る本発明イン士組成物は、上記の組成に限定されるもの
ではなく、上記以外の成分を含む組成も本発明の範囲に
包含されるものである。

本発明イン士組成物は、例えば次の様にして製造される
。室温で攪拌されている水に牛すンタン刀ムを徐々に加
え、完全に溶解させた後、多価アルコール等の水性媒体
成分及びクリコールエーテル等の浸透乾燥剤、着色剤並
びに他の添加剤を加え、これ等を溶解又は均一に分散さ
せる。

本発明イン士組成物は、保存安定性に優れ、長期にわた
って適度の粘性及び流動性を発揮する。

従って、該イン士組成物は、第１図に示す如くボールペ
υ本体（１）に逆流防止部（３）、イシ士導体（６）、
／ＰＸ、７先部（７）及びポール（９）を備え、中間中
空部（］１）をイシ士収容部とするいわゆる“イン士フ
リー”タイプの水性ボールペシ用のイシ十として、極め
て有用である。

実施例１〜１２及び比較例１〜４ 第１表、第２表及び第３表に示す各原料を使用してイン
士組成物を調製した。尚、第１表、第２表及び第３表に
おいて、「→」とあるのは「左に同じ」なることを示す
。

第１表 第２表 第３表 べて重ｉ％を示し、又注記の意味は以下の通りである。

ｌ）商標名゛ケルザ、７ｎ、三晶■製 ２）商標名”エオシシ”、採土ケ谷化学工業■製。

３）商標名“アシッドフロ士シシＰＲ”、採土ケ谷化学
工業■製。

４）商標名゛タートラジシ”、採土ケ谷化学工業■製。

５）商標名゛′つオーターづルー４＝９、オリエシト化
学工業■製。

６）浸透乾燥剤として、下記のものを使用した。

実施例１−・・エチレ、７グリコール七ノアセテート。

実施例２．５及び１０、並びに比較例１及び２・・・エ
チレシクリコール七ノ′ノエニルエーテル。

実施例３．６．８．１１及び１２、並びに比較例３及び
４・・・ジエチレンづリコールモノづチルエーテル。

実施例４　・・・エチレ′）クリコールジアセテート。

実施例７及び９・・・ジエチレ″Ｊクリコールｔノづチ
ルエーテルアセテート。

７）ＥＬＤ型粘度計により測定した。

８）商標名”ウォーターブラック１００−　Ｌ”（染料
固形分、約２０重量％）、オリエシト化学工業■製。

次いで、上記で得られた各イシ＋を第１図に示す型式の
ボールペンに収容し、各種の試験を行なった。使用した
ボールペンの諸元は、以下の通りである。

ボール（９）・・Ｗ　径０−４　ｍｙｎのスチールポー
ル。

ペシ先部（７）・・・ポリアセタール製で、直径’４．
５ｍｍ。

長さ７ｍ讃のイシ士導出孔を有する。

イシ士導体（５）・・・ポリエステル繊維束を樹脂加工
したもので、直径３關、長さ５藺、空隙率６０チである
。

イシ士タシク（１１）・・ポリプロヒレシ製で、内径３
鰭、タシク部分の長さ８０闘である。

また試験法は、以下の通りである。

Ｏ＋セツづオフ性・・−牛ヤツづを外した状態で何時間
まで筆記可能かを調べた。４８時間以上を○、４８〜２
４時間を△、２４時間以下を×とした。

Ｏイシ十の流出性・・筆記速度４　ｍ　／　ｍｉｎ　、
筆記角度７５°、荷重１００７で１００ｍ筆記した時の
イシ士流出量を測定した。１００〜２００■を○、５０
〜１ＯＯｒｎｙ又は２００−２５０＋＋ｖを△、５０ｍ
ｇ以下又は２５０　ｍｙ以上を×とした。

○速記性−筆記角度７５°、荷重１００Ｆで筆記すると
きに、イシ士途切れを起す筆記速度を調べた。１５ｍ／
ｍｉｎ以上を○、＋５−１０７Ｗ／ｒｒＬｔｎ、を△、
５　ｍ　／　ｍｉｎ以下を×とした。

Ｏイン士カス・・通常筆記でペン先にイン士カスが一伺
くかどうかを調べた。イン士カスなしを○、イシ士カス
若干あシを△とした。

０筆跡乾燥性・・・上質紙にｒＶＪの字を筆記後、指触
乾炸こするまでの時間（秒）を測定した。

０イン十の滲み・・上質紙に「Ｖ」の字を筆記したとき
に、紙面に滲みがあるかどうかを調べた。

滲みなしを０、滲み若干ありを△、滲み明らかにありを
×とした。

試験結果全第４表に示す。

第　　４　　表

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明イシ士組成物を使用するのに適した水
性ボールペンの一例を示す断面図である。 ｆ１＋−・・ボールペン本体、　（３）・・・逆流防止
部、（５）　　イシ士導体、　　　（７）・ペン先部、
（９）−ポール、　　　　　　（１１）・・・イシ士収
容部。 （以　上） −３，・２′ 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ■　＋サシタンガムを０．２０〜０．４５重量％及び浸
   透乾燥剤を０．５〜１０．０重量％含有することを特徴
   とする水性ボールペυ用イン士組成物。