JPS61197241A - 部材の接着方法 - Google Patents

部材の接着方法

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Publication number
JPS61197241A
JPS61197241A JP60039659A JP3965985A JPS61197241A JP S61197241 A JPS61197241 A JP S61197241A JP 60039659 A JP60039659 A JP 60039659A JP 3965985 A JP3965985 A JP 3965985A JP S61197241 A JPS61197241 A JP S61197241A
Authority
JP
Japan
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adhesive
bonding
members
bonded
uncured
Prior art date
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Pending
Application number
JP60039659A
Other languages
English (en)
Inventor
谷口 喬司
健二 吉川
石井 研二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS61197241A publication Critical patent/JPS61197241A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、2つの被接着部材の接着面を微小かつ定量化
された接!層を介して相互に接着する部材の接着方、法
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の接着方法は第6図に示すものである。即ち、第6
図(a) (b)に示すように、上基板1と下基板2と
をスペーサ3の厚さだけ間隔をあけて接着する場合は、
まず一方の基板、例えば下基板2の片面2aの指定した
任意の箇所に、上記間隔に応じた厚さのスペーサ3を設
ける。このスペーサ3の作製方法としてはその厚さに応
じて選択することができ、例えば厚さが1〜2ミクロン
であれば真空蒸着法、5〜10ミクロンでは印刷法など
が公知の方法として知られており、材質も用途に応じて
選択することができる。
こうして下基板2上にスペーサ3が設けられると、第6
図(a) (b)に示すように、その上に上基板1をの
せ、図示されていないが、間隙を正確にするため、上基
板1の上方より圧力を加える。次に前記基板1,2間に
その端面側から接着剤注入口4をあて、接着剤を注入す
る。接着剤が基板1,2間の隙間に浸透し、接着層5が
形成されると基板1.2は接着され、こうして理想とす
る間隔で保持された基板接着が可能となるはずである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし従来の接着方法では、上下基板1,2の形状、ス
ペーサ3の位置や厚さ、接着剤の種類等により、第7図
に示すように、局部的に気泡6が発生して接着力の低下
を招いたり、図示されていないが接着剤注入時の浸透圧
により基板1.2がスペーサ3以上の間隔で接着されて
正確な間隔が保持されなかったりする場合があり、問題
となる。
即ち、前記気泡6は許容される場合もあるが、接着強度
が必要な場合は問題となる。また例えば、VTRヘッド
のように、前記基板の大きさが2ミリ角で、厚さが数1
0ミクロンのように微小であり、しかも第8図に矢印A
で示すように接着された基板1.2の端面を研摩加工す
る場合には、研摩剤7が気泡6内に順次充属され剥離現
象を誘発してヘッドとしての機能そのものが失なわれる
などの問題が発生する。
この発明は、以上のような従来の問題点に鑑みてなされ
たもので、被接着部材の間隔を正確に保持でき、しかも
接着層内に気泡の発生しない部材の接着方法を提供する
ことを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る部材の接着方法は、一方の被接着部材の
接着面に接着剤を塗布し、この接着剤の周縁部が所定膜
厚まで硬化した時に他方の被接着部材の接着面を重ねて
加圧し、未硬化接着剤を接着面間のほぼ全面に流動させ
、これを硬化させて接着を行なうようにしたものである
〔作用〕
この発明においては、接着剤周縁部の硬化部分によって
被接着部材は所定の間隔に保持され、又加圧によって未
硬化接着剤が流動することから、接着面間には未硬化接
着剤が充填され、気泡が発生することはない。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する第1図ない
し第3図は本発明の一実施例による部材の接着方法を示
す。本接着方法では、まず第1図に示すように、被接着
部材である下基板2上の任意の位置に動作するディスペ
ンサー8により、下基板2の接着面2a上に定量の接着
剤5aを吐出させる。下基板2上に吐出された接着剤5
aは吐出された瞬間から第2図に示すように、塗布膜厚
の薄い周縁部で硬化が始まり、接着剤5aの硬化部5b
が形成される。
そのまま放置しておくと接着剤5aはすべて硬化してし
まうが、硬化時間は接着剤5aの種類。
吐出量によって異なる。例えばアクリル系の瞬間接着剤
であれば、数秒後には前記塗布膜厚の薄い外周域は硬化
される。一般的には塗布量と硬化時間との関係は第4図
に示すように、一定の曲線で表わすことができる。第4
図において、曲線a。
bは各々接着剤が完全に硬化するまでの時間及び外周1
/3域が硬化するまでの時間を塗布量をパラメータとし
て表わしたものである。従って、規定厚さの硬化に要す
る放置時間は、接着剤の種類。
吐出量、温度等の条件により、計算式または実験により
算定することができ、また接着に要する接着剤の総量も
容易に算定できる。
そして第2図に示すように接着剤5a周縁部の硬化部分
5bが規定の厚さに達したならば、第1図に示すように
吸着ノズル9で吸引していた他方の被接着部材である上
基板1の接着面la側を下基板2上に押しつけ、すべて
の硬化が終了するまで放置しておくと、接着剤の浸透圧
に関係なく、第3図に示すように、基板1.2を規定の
間隔で、しかも上述の気泡6を発生させることなく、接
着させることが可能となる。
以上のような本実施例の接着方法では、塗布した接着剤
の周縁部より硬化するという接着剤の硬化現象を利用し
、接着剤周縁部を所定厚さまで硬化させてこれをスペー
サとして接着するようにしたので、従来方法のように別
途スペーサを設ける必要がなく、スペーサを設ける作業
を省くことができる。また基板を加圧し未硬化接着剤を
流動硬化させて接着するようにしたので、接着剤を注入
する従来方法のように浸透圧によって間隔に誤差が生ず
るということがなく、精度良い接着が可能であり、又接
着層内に気泡が発生することもなく、接着力を保証でき
る。さらには上述の接着剤周縁部の硬化厚さはこれを接
着剤の塗布量と時間とによって決定でき、接着剤の塗布
はディスペンサーの使用で自動化でき、その結果塗布作
業を自動化でき、歩留りを向上できる。
なお、上記実施例では基板接着面の1箇所に接着剤を塗
布するようにしたが、基板の面積が大きかったり、形状
が複雑なため、接着剤の塗布が1点だけでは不十分な場
合は、第5図に示すように、数箇所に予め定量化された
接着剤の完全硬化部5Cを作製しておき、中央または任
意の1箇所または図示されていないが数箇所に接着層を
充満すべき定量の接着剤5aを第1図ないし第3図に示
す方法で吐出して上基板1を降下させれば、上記実施例
と同様に、規定の間隙で基板1,2を接着することが可
能である。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明に係る部材の接着方法によれば、
接着剤周縁部を所定厚さまで硬化させてこれをスペーサ
とし、未硬化接着剤を加圧によって流動させ、これを硬
化させて接着するようにしたので、小さな被接着部材か
ら大きな被接着部材まで、正確な間隔でかつ気泡の発生
しない接着が実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による部材の接着方法を示す
部分斜視図、第2図は上記方法において接着剤を吐出し
てからの硬化変化を示す断面図、第3図は上記方法によ
る接着状態を示す断面図、第4図は接着剤を塗布してか
ら硬化に要する接着剤の量と硬化時間との関係の一例を
示す図、第5図は本発明の他の実施例による部材の接着
方法の過程を示した部分斜視図、第6図(al (b)
は各々従来の接着方法の過程を示す斜視図及び断面図、
第7図は従来の接着方法による接着状態の内部構造を示
す分解斜視図、第8図は従来の方法により接着された基
板の端面を研摩加工した場合の構造を示す断面図である
。 1.2・・・基板(被接着部材)、la、2a・・・接
着面、5a・・・未硬化接着剤、5b、5c・・・接着
剤硬化部分。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2つの被接着部材の接着面を所定の間隔をあけて
    相互に接着する方法であって、一方の被接着部材の接着
    面の所定箇所に所定量の接着剤を塗布し、この接着剤の
    周縁部が上記間隔と等しい膜厚で硬化した時にこの接着
    剤上に他方の被接着部材の接着面を重ね、両被接着部材
    を加圧して未硬化接着剤を上記接着面間のほぼ全面に流
    動させ、この未硬化接着剤を硬化させて両接着面を相互
    に接着することを特徴とする部材の接着方法。
  2. (2)上記一方の被接着部材として、その接着面の1箇
    所又は複数箇所に予め上記接着剤と異種又は同種の接着
    剤を塗布して形成された所定膜厚の接着剤硬化部を有す
    るものを用いるようにしたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の部材の接着方法。
JP60039659A 1985-02-28 1985-02-28 部材の接着方法 Pending JPS61197241A (ja)

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JP60039659A JPS61197241A (ja) 1985-02-28 1985-02-28 部材の接着方法

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JPS61197241A true JPS61197241A (ja) 1986-09-01

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ID=12559210

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