JPS6052951B2 - マルチノズルヘツドの製造方法 - Google Patents
マルチノズルヘツドの製造方法Info
- Publication number
- JPS6052951B2 JPS6052951B2 JP16752080A JP16752080A JPS6052951B2 JP S6052951 B2 JPS6052951 B2 JP S6052951B2 JP 16752080 A JP16752080 A JP 16752080A JP 16752080 A JP16752080 A JP 16752080A JP S6052951 B2 JPS6052951 B2 JP S6052951B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- nozzle head
- nozzle
- substrate
- top cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/015—Ink jet characterised by the jet generation process
- B41J2/04—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand
- B41J2/06—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand by electric or magnetic field
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はインクジェットノズルに関し、特に溝状に設
けたインク通路をもつ基板に上蓋を接着する構造のマル
チノズルヘッドの製造方法に関する。
けたインク通路をもつ基板に上蓋を接着する構造のマル
チノズルヘッドの製造方法に関する。
インクジェットノズルの製造には、宝石や金属に穿孔し
てノズルヘッドを作成していたが、量産性に乏しいため
、基板上にフォトエッチング等によつて溝を形成し、上
蓋を接着してノズルヘッドとする構造が提案され、しか
もプリンタを高速化するために最近ではノズルヘッドを
多数個設けたマルチノズル構造が用いられている。 第
1図はかようなマルチノズルヘッド全体の図を示してお
り、本例では基板1上にル個のノズル溝2を設けてあり
、各ノズル先端部分の断面は50μm×70μm角程度
である。
てノズルヘッドを作成していたが、量産性に乏しいため
、基板上にフォトエッチング等によつて溝を形成し、上
蓋を接着してノズルヘッドとする構造が提案され、しか
もプリンタを高速化するために最近ではノズルヘッドを
多数個設けたマルチノズル構造が用いられている。 第
1図はかようなマルチノズルヘッド全体の図を示してお
り、本例では基板1上にル個のノズル溝2を設けてあり
、各ノズル先端部分の断面は50μm×70μm角程度
である。
この様な基板1に対して、第2図に示すノズル先端部分
の拡大断面図の様に、上蓋3に接着剤4を塗布して接着
すると、ノズル溝内に余剰の接着剤4が流れて附着し、
ノズル溝内をふさぎ、特に先端部分に附着した接着剤4
の量によつてノズル溝の形状がそれぞれ異なり、インク
粒子の飛翔方向が不安定となり、プリントした字や図形
が不鮮明となつて、プリンターとしては致命的な欠陥問
題となる。 本発明はこの様な欠陥を解消させることを
目的として、予め接着剤を平面上に均一な厚みの薄膜と
なる様に展延せしめた後、上記基板の接着される面に該
接着膜を転写し、次いで上記上蓋を接着する製造方法を
提案するもので、以下具体的に詳述する。 第3図ない
し第5図は本発明の一実施例の工程順図であつて、先づ
第3図に示す様に、平面板5上に低粘度をもつた接着剤
10を注ぎ出し、ゴムローラ6で平面板5上に均一に展
延する。接着剤10としては例えばエポキし系樹脂で、
チバ社製CY230(商品名)に硬化剤HY951を添
加する二液性常温硬化性のものを用い、その粘度は13
〜80ポイズ程度とする。かような常温硬化性のものは
硬化剤を添加し混合した後、時間を経るに従つて硬化す
るので時間を指定して使用する必要がある。しカル本発
明は、他に高温度硬化性の接着剤を用いることもできる
。ところで、上述の様に平面板5上にのはした接着剤の
膜厚を4〜5μmとした後に、該平面板5上にノズル溝
を設けた基板1の接着される面を一定の圧力をかけて密
着させ、第4図に示す基板の断面図の様に、基板1の接
着される面に接着剤10の薄膜を転写せしめる。次いで
、この様にした基板1を上蓋3と位置合わせし重ねて接
着すれば、第5図に示す断面図の様に接着し、これを固
化させると過剰量の接着剤が附着していないためノズル
溝2内に接着剤10が流れこんで断面形状を変形するこ
とがなくなる。以上の実施例から判る様に、本発明は簡
単な平面板とゴムローラの様な治工具を使用して、接着
剤を均一な薄膜とし、これを基板の接着される面に転写
させるだけで、インク通路の断面形状を正確に保持し、
インクを正しく飛翔させることができるので、印字品質
の高いプリンタとして動作させることができるすぐれた
効果あるものである。
の拡大断面図の様に、上蓋3に接着剤4を塗布して接着
すると、ノズル溝内に余剰の接着剤4が流れて附着し、
ノズル溝内をふさぎ、特に先端部分に附着した接着剤4
の量によつてノズル溝の形状がそれぞれ異なり、インク
粒子の飛翔方向が不安定となり、プリントした字や図形
が不鮮明となつて、プリンターとしては致命的な欠陥問
題となる。 本発明はこの様な欠陥を解消させることを
目的として、予め接着剤を平面上に均一な厚みの薄膜と
なる様に展延せしめた後、上記基板の接着される面に該
接着膜を転写し、次いで上記上蓋を接着する製造方法を
提案するもので、以下具体的に詳述する。 第3図ない
し第5図は本発明の一実施例の工程順図であつて、先づ
第3図に示す様に、平面板5上に低粘度をもつた接着剤
10を注ぎ出し、ゴムローラ6で平面板5上に均一に展
延する。接着剤10としては例えばエポキし系樹脂で、
チバ社製CY230(商品名)に硬化剤HY951を添
加する二液性常温硬化性のものを用い、その粘度は13
〜80ポイズ程度とする。かような常温硬化性のものは
硬化剤を添加し混合した後、時間を経るに従つて硬化す
るので時間を指定して使用する必要がある。しカル本発
明は、他に高温度硬化性の接着剤を用いることもできる
。ところで、上述の様に平面板5上にのはした接着剤の
膜厚を4〜5μmとした後に、該平面板5上にノズル溝
を設けた基板1の接着される面を一定の圧力をかけて密
着させ、第4図に示す基板の断面図の様に、基板1の接
着される面に接着剤10の薄膜を転写せしめる。次いで
、この様にした基板1を上蓋3と位置合わせし重ねて接
着すれば、第5図に示す断面図の様に接着し、これを固
化させると過剰量の接着剤が附着していないためノズル
溝2内に接着剤10が流れこんで断面形状を変形するこ
とがなくなる。以上の実施例から判る様に、本発明は簡
単な平面板とゴムローラの様な治工具を使用して、接着
剤を均一な薄膜とし、これを基板の接着される面に転写
させるだけで、インク通路の断面形状を正確に保持し、
インクを正しく飛翔させることができるので、印字品質
の高いプリンタとして動作させることができるすぐれた
効果あるものである。
尚、接着剤としては、厚さ5μm以下に展延させられる
材料であればエポキし樹脂以外のいかなる接着剤(例え
ば融着ガラス)でもかまわないし、又この様な方法で接
着すれば、従来の上蓋接着面には接着剤の流動を阻止す
るために、特別に流動抵抗が大きくなる様な仕上げを施
していたが、本発明によればその様な仕上げ面とする必
要もなくなる。
材料であればエポキし樹脂以外のいかなる接着剤(例え
ば融着ガラス)でもかまわないし、又この様な方法で接
着すれば、従来の上蓋接着面には接着剤の流動を阻止す
るために、特別に流動抵抗が大きくなる様な仕上げを施
していたが、本発明によればその様な仕上げ面とする必
要もなくなる。
第1図は本発明を適用するマルチノズルヘツi基板の一
例の図、第2図は従来の問題点を示す図、第3図ないし
第5図は本発明の工程順図である。
例の図、第2図は従来の問題点を示す図、第3図ないし
第5図は本発明の工程順図である。
Claims (1)
- 1 溝を設けた基板に上蓋を接着してインク通路とする
マルチノズルヘッドの製造方法において、予め接着剤を
平面板上に均一な厚みの薄膜となる様に展延せしめた後
、上記基板の接着される面に該接着膜を転写し、次いで
上記上蓋を接着する工程を含むことを特徴とするマルチ
ノズルヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16752080A JPS6052951B2 (ja) | 1980-11-28 | 1980-11-28 | マルチノズルヘツドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16752080A JPS6052951B2 (ja) | 1980-11-28 | 1980-11-28 | マルチノズルヘツドの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5791274A JPS5791274A (en) | 1982-06-07 |
JPS6052951B2 true JPS6052951B2 (ja) | 1985-11-22 |
Family
ID=15851207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16752080A Expired JPS6052951B2 (ja) | 1980-11-28 | 1980-11-28 | マルチノズルヘツドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6052951B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5825967A (ja) * | 1981-08-08 | 1983-02-16 | Fujitsu Ltd | マルチノズルヘツドの製造方法 |
JP3305192B2 (ja) * | 1995-03-15 | 2002-07-22 | セイコーエプソン株式会社 | 接着剤転写方法、及び転写装置 |
JP3343610B2 (ja) | 1999-06-23 | 2002-11-11 | 富士ゼロックス株式会社 | インクジェット記録ヘッド及びその製造方法 |
JP6447548B2 (ja) * | 2016-03-14 | 2019-01-09 | 日亜化学工業株式会社 | 発光装置の製造方法 |
JP6601552B2 (ja) * | 2018-12-05 | 2019-11-06 | 日亜化学工業株式会社 | 発光装置の製造方法 |
-
1980
- 1980-11-28 JP JP16752080A patent/JPS6052951B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5791274A (en) | 1982-06-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE10032832A1 (de) | Tintenstrahl-Aufzeichnungskopf und Verfahren zu dessen Herstellung | |
JPS6052951B2 (ja) | マルチノズルヘツドの製造方法 | |
JPH05330067A (ja) | インクジェットヘッドの製作方法 | |
JPS59194858A (ja) | インクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録ヘッドの製造方法 | |
JPS61106260A (ja) | インキ書出装置の加圧ヘツドの製法 | |
JPH11188873A (ja) | インクジェットプリンタヘッドおよびインクジェットプリンタヘッドの製造方法 | |
JP2867602B2 (ja) | プレートの接合方法およびインクジェットヘッドの製造方法 | |
DE4428494A1 (de) | Aufzeichnungskopf für einen Tintenstrahldrucker und Verfahren zu dessen Herstellung | |
JPH10157105A (ja) | インクジェットプリンタヘッド | |
JPH06278279A (ja) | インクジェットヘッドとその製造方法 | |
JP3718731B2 (ja) | インクジェットシリコンチップのボンディング方法 | |
JPH10100419A (ja) | インクジェットプリンタヘッドの製造方法 | |
JPH05318747A (ja) | インク流路基板の製造方法及びインク流路基板 | |
JPH04269550A (ja) | インクジェットヘッドの製造方法 | |
JPH03121850A (ja) | インクジェットプリンタヘッド及びその製造方法 | |
JPS6235399B2 (ja) | ||
JPH06155731A (ja) | インクジェットヘッド | |
JPH03151240A (ja) | インクジェット記録用ヘッド | |
JPH04269551A (ja) | インクジェットヘッドの製造方法 | |
JPH05330065A (ja) | インクジェット記録ヘッドの製造方法 | |
JPH0567427B2 (ja) | ||
JPH06183011A (ja) | インクジェットヘッドのノズルプレート及びその製造方法 | |
CN1417031A (zh) | 喷墨打印头晶片 | |
JPH05162318A (ja) | インクジェットプリントヘッドの製造方法 | |
JPH08169107A (ja) | インクジェットヘッド |