JPH11188873A - インクジェットプリンタヘッドおよびインクジェットプリンタヘッドの製造方法 - Google Patents

インクジェットプリンタヘッドおよびインクジェットプリンタヘッドの製造方法

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JPH11188873A
JPH11188873A JP35854797A JP35854797A JPH11188873A JP H11188873 A JPH11188873 A JP H11188873A JP 35854797 A JP35854797 A JP 35854797A JP 35854797 A JP35854797 A JP 35854797A JP H11188873 A JPH11188873 A JP H11188873A
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JP
Japan
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ink
adhesive
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ink jet
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JP35854797A
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English (en)
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Hikari Sato
光 佐藤
Hitoshi Sugiyama
仁 杉山
Takashi Kikuchi
隆 菊地
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Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
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Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接着剤のはみ出しによるインク吐出孔の詰ま
りが生じず、インク吐出孔の位置ずれを生じることがな
いインクジェットプリンタヘッドおよびその製造方法を
提供すること。 【解決手段】 インク滴を吐出させるインクジェットプ
リンタヘッドにおいて、複数のインク室12を有する本
体4と、上記本体4のインク室の開放している端部と混
合接着剤21を用いて接着され、このインク室12を閉
塞するとともに、インク室12に対応してインク吐出孔
5が形成されたノズル部材6を具備しており、上記混合
接着剤21は硬化条件の異なる複数種類の接着剤が混合
されてなることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット方
式のプリンタ装置に用いられるインクジェットプリンタ
ヘッドおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータに用いられる印
刷装置としてインクジェット方式のプリンタ装置があ
る。このプリンタ装置に装備されるインクジェットプリ
ンタヘッドは、印字指令によってインク滴を吐出させ、
これを紙面に吹き付けて印刷する。以下、従来のインク
ジェットプリンタヘッドの構造を、図5乃至図7に基づ
いて説明する。
【0003】インクジェットプリンタヘッド1は、ヘッ
ド部材2及び天板7からなる本体4を有しており、この
本体4に多数のインク吐出孔5を形成したノズル板6
と、インク供給管8が取り付けられている。インクジェ
ットプリンタヘッド1の内部には、インクを蓄えるイン
ク室12が形成されている。
【0004】インクジェットプリンタヘッド1の製造に
際しては、上記ノズル板6と本体4とを熱硬化型のエポ
キシ系接着剤13を用いて貼り合わせている。すなわ
ち、上記接着剤13を本体4の端部に塗布し、インク吐
出孔5とインク室12とを位置合わせしてノズル板6を
貼り合わせ、そして所定の圧力で加圧した後に、例えば
約120℃で1時間ほど加熱を行ってこの接着剤13を
硬化させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、熱硬
化型のエポキシ系接着剤のみであると、図7に示すよう
に、接着剤13が加熱による粘度低下と加圧による変形
ではみ出すことがある。
【0006】例えば、150DPIのヘッドの場合に
は、インク室12のピッチは約170μmとなり、この
インク室12の幅は約80μmとなっている。ここで、
インク吐出孔5のノズル板6はテーパ加工を施されてお
り、吐出側の孔径が約30μmでテーパ角を30度、ノ
ズル板6の厚みを50μmとした場合、接着側の孔径は
約60μm弱となり、接着剤のはみ出しは側壁の片側で
10μm程度までしか許容できないものとなっている。
【0007】このような接着剤13のはみ出しが生じる
と、インク吐出孔5のつまりやインク室12の容積減少
へとつながってしまい、そのためインク滴の吐出を良好
に行えないという問題が発生している。
【0008】さらに、上記ノズル板6の材料をニッケル
とし、ヘッド部材2が圧電部材からなる場合、本体4と
ノズル板6との熱膨張の相違から接着剤13の加熱時に
インク室12とインク吐出孔5との位置がずれてしまう
ことがある。これが上述のように接着剤13のはみ出し
と相俟ってインク吐出の不良の原因となっている。
【0009】また、上記ノズル板6に電鋳によりインク
吐出孔5を形成した場合には、この孔径のばらつきが大
きくなってしまうといった問題も生じている。
【0010】本発明は上記の事情にもとづきなされたも
ので、その目的とするところは、接着剤のはみ出しによ
るインク吐出孔の詰まりが生じず、かつインク吐出孔の
位置ずれを生じることがないインクジェットプリンタヘ
ッドおよびその製造方法を提供しようとするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、インク滴を吐出させるイン
クジェットプリンタヘッドにおいて、複数のインク室を
有する本体と、上記本体のインク室の開放している端部
と混合接着剤を用いて接着され、このインク室を閉塞す
るとともに、インク室に対応してインク吐出孔が形成さ
れたノズル部材を具備しており、上記混合接着剤は硬化
条件の異なる複数種類の接着剤が混合されてなることを
特徴とするインクジェットプリンタヘッドである。
【0012】請求項2記載の発明は、混合接着剤は、熱
硬化型接着剤と紫外線硬化型接着剤が混合されているこ
とを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタ
ヘッドである。
【0013】請求項3記載の発明は、上記ノズル部材
は、上記本体とほぼ同等の熱膨張係数を有する材質であ
ることを特徴とする請求項1または請求項2記載のイン
クジェットプリンタヘッドである。
【0014】請求項4記載の発明は、複数のインク室を
有する本体、およびこのインク室の端部を閉塞し、この
インク室に対応する位置にインク吐出孔が形成されたノ
ズル部材を有するインクジェットプリンタヘッドの製造
方法において、上記本体に対して硬化条件の異なる複数
種類の接着剤が混合された混合接着剤を塗布する塗布工
程と、所定の接着剤を硬化させることにより、この混合
接着剤をゲル化させるゲル化工程と、上記本体の混合接
着剤が塗布された部位に上記ノズル部材を位置合わせ
し、このノズル部材を上記本体に対して所定の圧力で加
圧するとともに、他の接着剤を硬化させる接着工程と、
を具備することを特徴とするインクジェットプリンタヘ
ッドの製造方法である。
【0015】請求項5記載の発明は、混合接着剤は、熱
硬化型接着剤と紫外線硬化型接着剤であることを特徴と
する請求項4記載のインクジェットプリンタヘッドの製
造方法である。
【0016】請求項1の発明によると、複数のインク室
を有する本体と、上記本体のインク室の開放している端
部と混合接着剤を用いて接着され、このインク室を閉塞
するとともに、インク室に対応してインク吐出孔が形成
されたノズル部材とを具備しており、上記混合接着剤は
硬化条件の異なる複数種類の接着剤が混合されてなるた
め、硬化条件の異なる他の接着剤を所定の手段によって
所定だけ硬化させてゲル化させることにより、上記混合
接着剤のはみ出しを抑えることが可能となる。
【0017】このため、上記インク吐出孔の接着剤のは
み出しによるつまりやインク室の容積減少を防止するこ
とが可能となり、このインク吐出孔よりインク滴の吐出
を良好に行うことが可能となっている。
【0018】請求項2、請求項5の発明によると、混合
接着剤は、熱硬化型接着剤と紫外線硬化型接着剤が混合
されているため、紫外線を混合接着剤に照射することに
よってゲル化することが可能となる。このため、適宜紫
外線の照射状態を調整することにより、この混合接着剤
のゲル化による硬化状態を容易に調整することができ
る。
【0019】請求項3の発明によると、上記ノズル部材
は、上記本体とほぼ同等の熱膨張係数を有する材質であ
るため、上記本体を加熱して混合接着剤を硬化させる場
合でも、ノズル部材と本体は同程度の熱膨張による膨張
および収縮を行うこととなる。このため、ノズル部材と
本体との熱膨張係数の違いによってインク吐出孔とイン
ク室との位置ずれが発生することがなくなる。
【0020】請求項4の発明によると、上記本体に対し
て硬化条件の異なる複数種類の接着剤が混合された混合
接着剤を塗布する塗布工程と、所定の接着剤を硬化させ
ることにより、この混合接着剤をゲル化させるゲル化工
程と、上記本体の混合接着剤が塗布された部位に上記ノ
ズル部材を位置合わせし、このノズル部材を上記本体に
対して所定の圧力で加圧するとともに、他の接着剤を硬
化させる接着工程と、を具備するため、このゲル化によ
って混合接着剤が適宜硬化され、よって上記混合接着剤
のインク吐出孔へのはみ出しを抑えることが可能とな
る。このため、インク滴の吐出状態の良好なインクジェ
ットプリンタヘッドを製造することが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図1ないし図3に基づいて説明する。
【0022】インクジェット方式のプリンタ装置に用い
られるインクジェットプリンタヘッド20は、本体4を
有している。この本体4には、長手方向に沿うように多
数のインク室12が形成されている。このインク室12
は、基板2に形成された溝、および天板7により構成さ
れている。
【0023】本体4におけるインク室12の側面開放部
には、ノズル板6が貼り付けられている。上記インク室
12には、インク供給管8が連通するように設けられて
いる。このインク供給管8は、一端側が図示しないイン
ク供給源に接続されていて、他端側は天板7へ接続され
ている。
【0024】上述したノズル板6は、ニッケル29%、
コバルト18%、残りを鉄とするニッケル合金(商品
名:コバール)を材質として形成されている。
【0025】このニッケル合金は、熱膨張係数が3.8
〜4.0×10-6[/℃]となっていて、本体4の材質
が例えば、圧電部材の場合は同一の熱膨張係数になって
いる。
【0026】上記ノズル板6には、インク吐出孔5がイ
ンク室12が形成されている方向と同じ向きに一列に設
けられており、さらにそれぞれインク室12が形成され
ている位置に対応した間隔で配列されている。インク吐
出孔5は、上記ノズル板6をプレス加工することによっ
て形成されるもので、その径は、吐出側端部に向かって
径が狭くなるようなテーパ状に形成されている。なお、
図2および図3においては、インク吐出孔5の吐出側端
部の寸法aが30μm、インク室12側端部の寸法bが
55μm、上記インク室12の幅が80μmとなるよう
に形成されている。
【0027】このノズル板6は、上記本体4と2成分系
の混合接着剤21により貼り合わされる。この混合接着
剤21は、アクリル系接着剤と熱硬化型のエポキシ系接
着剤とが混合されたものであり、アクリル系接着剤が2
0%ないし40%の割合を有するように混合されてい
る。
【0028】この混合接着剤21を上記本体4のインク
室12が開放して設けられた一端側に厚さが1ないし1
0μm程度となるように、例えば転写方式によって塗布
する。そして、塗布した混合接着剤21に対して、例え
ば365nmの波長を有する紫外線を所定の光量および
所定の時間だけ照射する。すると、上記混合接着剤21
のうち、アクリル系接着剤のみが硬化することとなり、
エポキシ系接着剤はそのままとなるため、この混合接着
剤21はゲル化し、高粘度となる。
【0029】このゲル化した混合接着剤21が塗布され
た本体4に対し、ノズル板6を所定の圧力を付加して接
着する。この場合、上記本体4に形成されているインク
室12と、上記インク吐出孔5の光学的な位置合わせを
行いながら、上記本体4とノズル板6の貼り合わせを行
う。
【0030】この貼り合わせを行った後に、上記ノズル
板6に対して本体4へ向かう所定の圧力(100g 〜2
kg/ cm2 )を付加するとともに所定の温度(例えば12
0度で1時間以上)へと加熱する。すると、この加熱に
よって混合接着剤21のエポキシ系接着剤成分が加熱に
よって硬化する。すると、この場合でも上記本体4に塗
布された混合接着剤21はゲル化しているため、加圧に
よる変形および加熱による粘度低下を最小限に抑えるこ
とが可能となり、上記本体4とノズル板6とは側壁から
はみ出さずに良好に接着されるようになっている。
【0031】このような構成を有するインクジェットプ
リンタヘッド20によると、インク室12が開放して設
けられた本体4の一端面に混合接着剤21を所定量だけ
塗布し、この混合接着剤21に紫外線を適宜の光量およ
び時間だけ照射してこの混合接着剤21をゲル化し、こ
の後に上記混合接着剤21を、所定の圧力を印加した条
件で加熱し、硬化・接着する。
【0032】これにより、上記ノズル板6に本体4へ向
かう圧力を適宜付加しても、上記混合接着剤21がはみ
出して、上記インク吐出孔5を塞ぐことが抑えられる。
【0033】よって、インク滴の吐出状態の良好なイン
クジェットプリンタヘッド20を構成することが可能と
なっている。
【0034】なお、このゲル化による混合接着剤21の
粘度の調整は、紫外線の照射時間および光量で適宜調整
できる。
【0035】さらに、上記ノズル板6は、ヘッド部材2
とほぼ同様な熱膨張係数を有する材質、すなわちニッケ
ルを29%、コバルトを18%、残りを鉄とするニッケ
ル合金を材質とするため、上記混合接着剤21を硬化さ
せるために、インクジェットプリンタヘッド20を加熱
し、この加熱に応じてヘッド部材3およびノズル板6が
膨張した場合であっても、インク室12とインク吐出孔
5との位置関係がずれてしまうことがなくなる。
【0036】このため、インク吐出孔5の位置ずれを生
じない良好なインクジェットプリンタヘッド20を形成
することが可能となっている。
【0037】以上、本発明の一実施の形態について説明
したが、本発明はこれ以外にも種々変形可能となってい
る。以下それについて述べる。
【0038】上記実施の形態においては、インク吐出孔
5をプレス加工によって形成しているが、最初に上記本
体4とノズル板6とを接着し、この接着の後にレーザ光
の照射によってインク吐出孔5を形成するようにしても
構わない。
【0039】この場合には、インク室12とインク吐出
孔5の位置ずれがより生じることがなく、かつ混合接着
剤21によってインク吐出孔5が塞がれて、インク吐出
の不良が生じるのをより一層防止することが可能となっ
ている。
【0040】また、上記ノズル板6は、熱膨張係数がヘ
ッド部材3と同等であれば、材質は上述のものに限られ
ない。
【0041】さらに上記実施の形態では、紫外線硬化型
のアクリル系接着剤と熱硬化型のエポキシ系接着剤とが
混合されたものを混合接着剤21として用いているが、
混合接着剤21の構成はこれに限られず、例えば嫌気性
接着剤を熱硬化型のエポキシ系接着剤と混合する構成と
しても構わない。また、熱硬化型のシリコーン系の接着
剤でも構わない。
【0042】また、上述のインクジェットプリンタヘッ
ドはインクジェットプリンタ装置に適宜に使用すること
が可能となっている。
【0043】その他、本発明の要旨を変更しない範囲に
おいて、種々変形可能となっている。
【0044】ここで、前記インク室12の一実施の形態
についての説明をする。
【0045】図4において、ヘッド部材2に所定の薄膜
パターン形成プロセスにより図4(b)に示すように発
熱素子パターン回路30が形成されている。発熱体層3
2及び電極体層33を形成後、所定のエッチングプロセ
スで発熱体素子31およびリード配線パターンを形成す
る。その後、保護層34を形成して、所定の発熱体パタ
ーン回路20が形成される。
【0046】次に、仕切部材13が所定の位置に配設さ
れ、その後、封止部材36および天板7が本発明による
接着方法を用いることにより、より精度良く接着されイ
ンク室12が形成される。ここで天板7に形成された切
り込み部により、共通液室が形成され、個々のインク室
12はお互いに連通される。
【0047】発熱素子に所定の駆動パルスが印加される
と、急激な加熱により、インクが膨張し、ノズル5より
インクが吐出される。
【0048】他の実施態様としては、ヘッド部材2が圧
電素子からなり、各インク室を隔離する仕切部材が一体
的に形成され、仕切部材がアクチュエータとして、機能
する公知のインクジェットヘッドにも適用できることは
勿論である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
硬化条件の異なる他の接着剤を所定の手段によって所定
だけ硬化させてゲル化させることにより、上記混合接着
剤のはみ出しを抑えることが可能となる。
【0050】このため、上記インク吐出孔の接着剤のは
み出しによるつまりやインク室の容積減少を防止するこ
とが可能となり、このインク吐出孔よりインク滴の吐出
を良好に行うことが可能となる。
【0051】また、上記本体を加熱して混合接着剤を硬
化させる場合でも、ノズル部材と本体は同程度の熱膨張
による膨張および収縮を行うため、ノズル部材と圧電部
材との熱膨張係数の違いによってインク吐出孔とインク
溝との位置ずれが発生することがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係わるインクジェット
プリンタヘッドの構成を示す分解斜視図。
【図2】同実施の形態に係わるインクジェットプリンタ
ヘッドのノズル板の構成を示す断面図。
【図3】同実施の形態に係わる基板へノズル板を貼り付
ける工程を示す図。
【図4】本発明の変形例に係わるインク室を示す図であ
り、(a)は平面図、(b)は側断面図を示す。
【図5】従来のインクジェットプリンタヘッドの構成を
示す斜視図。
【図6】従来および本発明のインクジェットプリンタヘ
ッドの断面図であり、図5のA面での断面を示す図。
【図7】従来のインクジェットプリンタヘッドの断面図
であり、図5のB面での断面を示す図。
【符号の説明】
2…底板 3…圧電部材 4…本体 5…インク吐出孔 6…ノズル板 7…天板 11…電極 12…インク室 20…インクジェットプリンタヘッド 21…混合接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊地 隆 静岡県三島市南町6番78号 株式会社テッ ク技術研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク滴を吐出させるインクジェットプ
    リンタヘッドにおいて、 複数のインク室を有する本体と、 上記本体のインク室の開放している端部と混合接着剤を
    用いて接着され、このインク室を閉塞するとともに、イ
    ンク室に対応してインク吐出孔が形成されたノズル部材
    を具備しており、上記混合接着剤は硬化条件の異なる複
    数種類の接着剤が混合されてなることを特徴とするイン
    クジェットプリンタヘッド。
  2. 【請求項2】 混合接着剤は、熱硬化型接着剤と紫外線
    硬化型接着剤が混合されていることを特徴とする請求項
    1記載のインクジェットプリンタヘッド。
  3. 【請求項3】 上記ノズル部材は、上記本体とほぼ同等
    の熱膨張係数を有する材質であることを特徴とする請求
    項1または請求項2記載のインクジェットプリンタヘッ
    ド。
  4. 【請求項4】 複数のインク室を有する本体、およびこ
    のインク室の端部を閉塞し、このインク室に対応する位
    置にインク吐出孔が形成されたノズル部材を有するイン
    クジェットプリンタヘッドの製造方法において、 上記本体に対して硬化条件の異なる複数種類の接着剤が
    混合された混合接着剤を塗布する塗布工程と、 所定の接着剤を硬化させることにより、この混合接着剤
    をゲル化させるゲル化工程と、 上記本体の混合接着剤が塗布された部位に上記ノズル部
    材を位置合わせし、このノズル部材を上記本体に対して
    所定の圧力で加圧するとともに、他の接着剤を硬化させ
    る接着工程と、 を具備することを特徴とするインクジェットプリンタヘ
    ッドの製造方法。
  5. 【請求項5】 混合接着剤は、熱硬化型接着剤と紫外線
    硬化型接着剤であることを特徴とする請求項4記載のイ
    ンクジェットプリンタヘッドの製造方法。
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