JP5053927B2 - インクジェット記録ヘッドユニット及びその製造方法 - Google Patents
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Description
図4(a)と図4(b)を参照して、インクジェット記録ヘッドの撥水領域H1107aと親水領域H1107bとを有するオリフィス面に対して、シールテープH1401が貼付された構成について説明する。
図8(a)は、本実施例のインクジェット記録ヘッドのオリフィス面における、インク供給口開口部領域H1107cの位置関係を説明するための模式図である。また、また、図8(b)は、図8(a)のC−C断面図である。
実施例3以降では、本発明のインクジェット記録ヘッドユニットの製造方法について説明する。
実施例3で示した工程フローでは、シールテープ基材H1403を紫外線2002が透過して、粘着層H1404に照射される状態を示した。しかし、シールテープ基材H1403が紫外線2002の透過性が低い材質で構成される場合には、実施例3で示した工程フローでは、領域毎に粘着層H1404の粘着力を変化させることは困難である。
本実施例では、シールテープの粘着層における所定の領域に対して、所望の粘着力を付する方法として、実施例3又は4で説明した紫外線硬化型粘着層を用いた方法とは異なる方法について説明する。なお、実施例3又は4で説明した構成と同様の構成については、説明を省略する。
H1002 インクジェット記録ヘッドユニット
H1102 吐出口
H1103 吐出口面(オリフィス面)
H1107a 撥水領域
H1107b 親水領域
H1401 シールテープ
H1405a 高粘着力領域
H1405b 低粘着力領域
Claims (13)
- インクを吐出するための複数の吐出口が形成された吐出口面を有するインクジェット記録ヘッドと、前記吐出口を封止するように前記吐出口面に貼付されるテープとを有するインクジェット記録ヘッドユニットであって、
前記吐出口面は、水との接触角が第一の値を示す前記吐出口の周囲の領域と、前記接触角が前記第一の値より小さい第二の値を示す領域とを有し、
前記テープは、第一部分と該第一部分より粘着性の小さい第二部分とを有し、前記吐出口の周囲の領域には前記第一部分が対応し、該第二の値を示す領域には前記第二部分が対応するように、前記吐出口面に貼付されていることを特徴とするインクジェット記録ヘッドユニット。 - 前記第二部分の面積が前記第二の値を示す領域の面積と等しい、請求項1に記載のインクジェット記録ヘッドユニット。
- 前記第二部分の面積が前記第二の値を示す領域の面積より大きい、請求項1に記載のインクジェット記録ヘッドユニット。
- 前記インクジェット記録ヘッドは、インク供給口と、該インク供給口の両側に配列された複数の吐出口列とを有し、
前記インク供給口は、前記複数の吐出口列を構成する複数の吐出口と連通し、
前記テープは、前記第一部分よりも粘着性の小さい第三部分をさらに有し、該第三部分が、前記複数の吐出口列の間の領域であって前記吐出口の周囲の領域を除いた領域に対応するように、前記吐出口面に貼付されている、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッドユニット。 - 前記第二部分の粘着性と前記第三部分の粘着性とが同じである、請求項4に記載のインクジェット記録ヘッドユニット。
- 前記第二部分の粘着性より、前記第三部分の粘着性の方が小さい、請求項4に記載のインクジェット記録ヘッドユニット。
- 前記テープと前記吐出口面との剥離力が、剥離速度を200mm/minとしたとき、10N/m以上40N/m以下である、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッドユニット。
- インクを吐出するための複数の吐出口が形成された吐出口面を有するインクジェット記録ヘッドと、前記吐出口を封止するように前記吐出口面に貼付されるテープとを有するインクジェット記録ヘッドユニットの製造方法であって、
前記吐出口面が、水との接触角が第一の値を示す前記吐出口の周囲の領域と、前記接触角が前記第一の値より小さい第二の値を示す領域とを有するインクジェット記録ヘッドと用意する工程と、
エネルギーが付与されることにより粘着性が変化するテープを前記吐出口面に貼る工程と、
前記吐出口面のうち前記吐出口の周囲の領域に対応する前記テープの第一部分の粘着力より、前記第二の値を示す領域に対応する前記テープの第二部分の粘着力の方が小さくなるように、前記テープに前記エネルギーを付与する工程と、を含むインクジェット記録ヘッドユニットの製造方法。 - インクを吐出する複数の吐出口が形成された吐出口面を有するインクジェット記録ヘッドと、前記吐出口面を封止するテープとを有するインクジェット記録ヘッドユニットの製造方法であって、
前記吐出口面が、水との接触角が第一の値を示す前記吐出口の周囲の領域と、前記接触角が前記第一の値より小さい第二の値を示す領域とを有し、エネルギーが付与されることにより粘着性が変化するテープが前記吐出口面に貼られているインクジェット記録ヘッドを用意する工程と、
前記吐出口面のうち前記吐出口の周囲の領域に対応する前記テープの第一部分の粘着力より、前記第二の値を示す領域に対応する前記テープの第二部分の粘着力の方が小さくなるように、前記テープに前記エネルギーを付与する工程と、を含むインクジェット記録ヘッドユニットの製造方法。 - インクを吐出する複数の吐出口が形成された吐出口面を有するインクジェット記録ヘッドと、前記吐出口面を封止するテープとを有するインクジェット記録ヘッドユニットの製造方法であって、
エネルギーが付与されることにより粘着性が変化するテープに、該テープの所定の第一部分の粘着力より、所定の第二部分の粘着力の方が小さくなるように、前記テープに前記エネルギーを付与する工程と、
前記吐出口面のうち前記吐出口の周囲の領域に前記第一部分が対応し、前記第二の値を示す領域に前記第二部分が対応するように、前記テープを前記吐出口面に貼付する工程と、を含むインクジェット記録ヘッドユニットの製造方法。 - 前記インクジェット記録ヘッドはさらに、インク供給口と、該インク供給口の両側に配置され、該インク供給口の開口部と連通する複数の吐出口で構成される複数の吐出口列とを有し、
前記吐出口面のうち前記吐出口の周囲の領域に対応する前記テープの第一部分の粘着力より、前記複数の吐出口列の間の領域であって前記吐出口の周囲の領域を除いた領域に対応する前記テープの第三部分の粘着力の方が小さくなるように、前記テープに前記エネルギーを付与する工程、を含む請求項8乃至10に記載のインクジェット記録ヘッドユニットの製造方法。 - 前記テープは、紫外線の照射により粘着性が低下するものであり、
前記エネルギーの付与は、紫外線の照射により行わる、請求項8乃至11のいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッドユニットの製造方法。 - 前記テープは、加熱により粘着性が低下するものであり、
前記エネルギーの付与は、加熱により行われる、請求項8乃至11のいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッドユニットの製造方法。
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