JPS61194655A - 光記録媒体 - Google Patents

光記録媒体

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Publication number
JPS61194655A
JPS61194655A JP60032726A JP3272685A JPS61194655A JP S61194655 A JPS61194655 A JP S61194655A JP 60032726 A JP60032726 A JP 60032726A JP 3272685 A JP3272685 A JP 3272685A JP S61194655 A JPS61194655 A JP S61194655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical recording
org
light
recording medium
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60032726A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Haneda
羽田 敏雄
Daisaku Matsunaga
代作 松永
Shoji Oiso
大磯 昭二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Nippon Kayaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Nippon Kayaku Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP60032726A priority Critical patent/JPS61194655A/ja
Publication of JPS61194655A publication Critical patent/JPS61194655A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はレーザ光の照射によシ、照射部の相変態または
形状変化を促して光照射による信号記録痕跡をつくる光
記録媒体と、それを搭載したディスク、カード、テープ
などの製法に関する。
[発明の背景〕 光記録媒体を通覧すると、既に実用域に到達しているか
、または実用域到達が間近かのテルル、セレンなどによ
る媒体と鉄、テルビウムにコバルトまたはガドリニウム
などを加えた光磁気媒体があり、これらに加えて5年程
前から染料や顔料などの有機物またはこれに他の有機高
分子材料、金属材料を加えるかあるいはそれらと複合化
してなる媒体がある。
有機物の染料や顔料を光の感応体として使うことはふる
くからあり、電子写真、プリンタ類ではその応用例は多
い。然し、テルル系材料や元磁性体に見るような元記録
媒体用の材料への導入例は5年程前に始まる。(A、E
、Eall at。αl。
: ArLtirgfrtction Structw
re for OpticalRgcortLir&g
 : IEEE 、 J、Quantwm Else、
、 Vol、QE。
14 、No、 7 、 page 487 、197
8 ) L、たがって現状における有機物応用に係る従
来技術は、開発の歴史が浅く、その故に最適材料・構成
の選び方には、まだこれからと言えるa題が多い。
即ち、有機物の染料、顔料の光吸収−記録の材料の光吸
収帯域は、何れもアルゴンレーザ光。
ヘリウム−ネオンレーザ元の波長域にあるものが使われ
ていて、記録光源として汎用されている半導体レーザ光
の波長域である8301$llIまたは780syaに
吸収帯をもつものは僅少例しか見出していない。即ち、
一部では吸収帯波長800 nrnであるε形銅・フタ
ロシアニンが採られているが、この染料の結晶形は不安
定であって、加熱・加圧もしくは溶剤に遭遇すると容易
に安定β形に結晶転位して元の吸収波長が6001に移
る。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、半導体レーザ元波長域に吸収帯頂上値
をもつ染料による光記録媒体およびその製造法を提供す
る。
〔発明の概要〕
本発明では上記目的を達成するため、光記録層としてア
ントラキノン誘導体単独又はアントラキノン誘導体を生
成とし、光波長が70叶罵から9QQnmの範囲に分光
吸収性をもつ有機物を用いる。
該有機物は半導体レーザ光の出力波長範囲内に分光吸収
性をもつとともに、加熱、溶剤、衝撃による吸収波長の
変化は少なく、もとの吸収波長を保持する有利さがある
〔発明の実施例〕
ここでは、この発明の要点を先づ概述し、次いで実施例
によシ図表を用いて詳記する。
この発明では、半導体レーザ光波長域に吸収帯頂上値を
もつアントラキノン誘導体を光吸収−熱変換体として、
該有機物単独もしくは該布耳 接物に低温度で融解し、さらに該右接物相互間シよび該
有機物と基板を接着する別種の有機物を加えて混練し、
これを有機溶剤に溶かして塗料化するか、または該有機
物とそれとは別種の有機物を夫々単独に塗料化する。次
にここで得た塗料を回転または浸漬法によって基板面上
に塗布する。製品形態は、光吸収体単独、光吸収体に別
種の有機物を加えたものによる単独層、また、光吸収体
と別種の有機物の逐次塗工になる積層構造体になる。
アントラキノン誘導体の分子構造は第1図に示す通りで
あり、この図において、(NRの)Rには水素(H)ま
たはアルキル基があげられる。
またその示差熱分析曲線は第2図に示されるものであっ
て、図中のT1点は含有する不純物の溶解点を、以下T
、;融解、T、;一部気化開始+ T4;分解に伴う温
度上昇の開始点を示している。
また、第3図ばは、(第1図中の)Rに水素が付加され
た場合の分光吸収スペクトルであり、小形で汎用的な半
導体レーザの出力波長に合致する吸収特性をもっている
。なお、この分光吸収性は、先掲第1図の分子構造を変
えることなく、700〜900絹に調整できる。
上に概述した状況を、以下に図面を用いて詳述する。
実施例1 第4図には、この発明で見出した波長850〜saan
mに吸収帯頂上値をもつ先に第1図に分子構造を示した
アントラキノン化合物をテトラヒドロフラン(C2H8
0)に溶かし粘度が80乃至150センチポイズの塗液
をつくシ、これをスピナによシ、厚さ0.2mの合成樹
脂基板としてのポリカーボネート基板1面上に回転塗布
して厚さが0.6μmの塗膜2を得た。塗膜2と基板1
との接着強さは、3u角のナイフによる割目をつけ、セ
ロテープによる角度180°のビール試験シよびl径1
5謂の回転軸に巻付は解き放しの繰返し試験でも塗膜2
〜基板1間のはく離は僅少であり、相互比較した市販の
オーデオ用磁気テープと同等以上の強さをもっていた。
また、塗膜20光吸収帯は第3図に示したスペクトルに
一致していた。
また塗膜2の分光反射”JACrn)は、波長830r
Lmの点において15乃至17%であり、これを520
n77xinの速度で滑走させて瞬時的に温度350″
Cの回転ロール1上に接触した塗膜面の反射率(rI)
は25〜281.f−0とrlとの差(記録感度Δr)
は約15%であった。
実施例2 実施例1で用いた元吸収材、これとは別種の活性化材と
して重合度80〜85(分子量8000〜asoo)の
微粉末・ポリメチルメタアクリレート(PMIdA )
を夫々1:1の相対比容で混じ、この混合物をアセトン
に溶かし粘度100乃至110センチボイズの塗液を得
て、この塗液中に厚さ115M のポリエチレンテレフ
タレートの板を浸し、引き上げ、これをスピナで回転・
風乾して0.6μ隅の塗膜3を得た。構成を第5図に示
した。
実施例1に示した方法によりセロテープはく離試験、ド
ラム巻き取シー解き放しによる接着力試験の結果では、
相互比較試料のオーディオ用磁気テープと同等の強さを
もっていた。また塗膜3の元吸収帯頂上値は820rL
mであった。
波長83Qsmの点にシけるroは18〜20%であり
、300m/rg i n  の速度で温度340″″
Cの回転ロール頂上に接触した塗膜面のrlは28%で
あった。また塗膜には回転ロールとの接触に由来する微
細凹凸の発生も検出された。この凹凸は塗膜面の瞬時的
な温度上昇により PHMAが融解して生じたものであ
る。これを応用すれば塗膜3の形状変化をレーザ光照射
痕として利用できることは論をまたない。
なお、この例で活性化材として用いf< PMMA低重
合体を、重合vO〜100のスチロール樹脂低重合体1
重合度80〜120のニトロセルロース樹脂低重合体に
変えてもこの実施例と同様の結果を得ている。
実施例3 実施例1と同方法で調整してつくった光吸収塗料と、重
合度80〜85のPHMA低重合体をそれぞれアセトン
に溶かして、粘度120〜130センチボイズの塗料を
つくり、これを実施例1に示したスピナによる回転塗布
で、活性化材料、光吸収塗料の順序でそれぞれ厚さ0.
08 nmになるようにポリエチレンテレフタレート板
1面上に塗膜、第6図に示す構成、すなわち、基板1.
活性化材層42元吸収材層2からなる構成の塗工品を得
た。得られた塗膜は、スピナ回転数によって変る。状況
を@1表に示す。ここでは試料番号・2について示す。
実施例1に示したセロテープはく離試験、ドラム巻き取
シー解き放しによる接着力試験の結果では、相互比較試
料のオーディオ用磁気テープと同等の強さをもち、2層
の塗膜面間の界面はく離も検出できなかった。波長83
イ贋の点におけるroは15%、実施例1と同条件によ
るTIは28%であった。また加熱ロールとの接触痕跡
は明瞭ではないが、局所的には第2層に生じていた。
実施例4 実施例3と同方法1条件で光吸収材層2と活性化材層4
の積層順序を変えて第7図に構成を示す塗工品を得た。
塗膜の状況は実施例3内の第1表と同等である。ここで
は試料番号$2について示す。実施例1および3と同じ
方法、条件による塗膜の接着強さ試験の結果は実施例3
と同等であった。波長830Wmの点にかけるr。は1
7〜18%、r、は28〜32%であった。また、加熱
ロールとの接触痕は各所に明瞭に検出できた。
〔発明の効果コ この発明によれば塗膜−基板間の接着強が高く、かつ半
導レーザ光に十分に感光して分光反射率が変るか、もし
くはレーザ光照射痕を残す、新しい媒体を得た。可とう
性基板上へも成膜出来るので、従来からある硬質ディス
クは勿論のこと、軟質ディスク、カード類、テープ類も
できるので、今後の光記録媒体の多様化に対応できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明のもとになっている光吸収材料の分
子構造、物質名称を示す図、第2図には該吸収材料の示
差熱分析曲線を示す図、第3図には該光吸収材料の分光
吸収スペクトルを示す図、第4図〜第7図は、該光吸収
材料を光吸収効率よく使うに必要な塗膜の構成を示す図
である。 1は合成樹脂基板、2は光吸収材からなる記録層、3は
光吸収材と活性化材とが混合された記録層、シよび4は
活性化材層。 °・、−ノ 第 Z 図 粋    月d   (分り 疲 長  (外仄ジ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基板と、少くともその一面にレーザ光の照射を受け
    て、相変態または形状変化などの受光痕跡を残す光記録
    層、受光効果を上げ、かつ該痕跡の明瞭度を促す熱吸収
    または活性化層および反射層を夫々機能毎に個別的に積
    層形成し、またはそれらの機能材料を混ぜて単層形成し
    てなる光記録媒体において、前記基板が光透過性の良い
    合成樹脂であり、また前記光記録層は接着性のよい有機
    物であることを特徴とする光記録媒体。 2、前記有機物がアントラキノン誘導体単独またはアン
    トラキノン誘導体を主成分として光波長が700nmか
    ら900nmの範囲内に分光吸収性をもつことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の光記録媒体。 3、前記合成樹脂は、硬質または軟質で可とう性をもつ
    合成樹脂であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    又は第2項記載の光記録媒体。
JP60032726A 1985-02-22 1985-02-22 光記録媒体 Pending JPS61194655A (ja)

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JP60032726A JPS61194655A (ja) 1985-02-22 1985-02-22 光記録媒体

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JP60032726A JPS61194655A (ja) 1985-02-22 1985-02-22 光記録媒体

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Publication Number Publication Date
JPS61194655A true JPS61194655A (ja) 1986-08-29

Family

ID=12366842

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60032726A Pending JPS61194655A (ja) 1985-02-22 1985-02-22 光記録媒体

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JP (1) JPS61194655A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0325734A (ja) * 1989-06-22 1991-02-04 Sharp Corp 光メモリ素子

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0325734A (ja) * 1989-06-22 1991-02-04 Sharp Corp 光メモリ素子

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