JPS6119381Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6119381Y2 JPS6119381Y2 JP6433280U JP6433280U JPS6119381Y2 JP S6119381 Y2 JPS6119381 Y2 JP S6119381Y2 JP 6433280 U JP6433280 U JP 6433280U JP 6433280 U JP6433280 U JP 6433280U JP S6119381 Y2 JPS6119381 Y2 JP S6119381Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- outlet
- blown out
- auxiliary
- main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 18
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 13
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 6
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 4
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 230000008016 vaporization Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は冷暖房兼用の床置形の空気調和機に関
するものである。
するものである。
一般にこの種の空気調和機では冷房運転時にお
ける冷房効果を考慮して吹出口を本体前面上部に
設けた上吹出し方式とされている。
ける冷房効果を考慮して吹出口を本体前面上部に
設けた上吹出し方式とされている。
ところがこの場合暖房運転時においては温風が
対流により上昇するところから、足元暖房が行な
えず、暖房性能の低下につながるという問題が生
じる。
対流により上昇するところから、足元暖房が行な
えず、暖房性能の低下につながるという問題が生
じる。
本考案は上記の問題に鑑み、本体前面において
上部に主吹出口を中段に補助吹出口をそれぞれ設
け、暖房運転時において前記主吹出口からは大部
分の温風を、前記補助吹出口からはケーシング内
の上段に配設したクーラの空気流通抵抗を利用し
て一部の温風をそれぞれ吹出し得るようにして、
主吹出口からの大部分の温風により室内全体を効
率よく温めるとともに、補助吹出口から吹出され
る一部の温風によつて足元暖房をも行ない得るよ
うにすることを目的とするものである。
上部に主吹出口を中段に補助吹出口をそれぞれ設
け、暖房運転時において前記主吹出口からは大部
分の温風を、前記補助吹出口からはケーシング内
の上段に配設したクーラの空気流通抵抗を利用し
て一部の温風をそれぞれ吹出し得るようにして、
主吹出口からの大部分の温風により室内全体を効
率よく温めるとともに、補助吹出口から吹出され
る一部の温風によつて足元暖房をも行ない得るよ
うにすることを目的とするものである。
以下添付の図面を参照して本考案の実施例にか
かる空気調和機を説明する。
かる空気調和機を説明する。
図において符号１は空気調和機本体、２は本体
１のケーシング、３は室内空気循環用のフアン、
４はフアンモータ、５は加熱装置、６はクーラを
それぞれ示しており、この空気調和機は加熱装置
５による暖房と、クーラ６による冷房とを行ない
得る冷暖房兼用型のものである。
１のケーシング、３は室内空気循環用のフアン、
４はフアンモータ、５は加熱装置、６はクーラを
それぞれ示しており、この空気調和機は加熱装置
５による暖房と、クーラ６による冷房とを行ない
得る冷暖房兼用型のものである。
前記本体１はケーシング２内の下段にフアン３
を、中段に加熱装置５を、上段にクーラ６をそれ
ぞれ配設して構成されている。
を、中段に加熱装置５を、上段にクーラ６をそれ
ぞれ配設して構成されている。
前記本体１の前面には、上端部に循環空気の大
部が前記クーラ６を通過した後に吹き出し得る如
く構成された主吹出口７が、該主吹出口７より下
位の中段であつてフアン３の吹出口より稍上位と
なる位置に前記循環空気の小部が前記クーラ６を
通過せずに吹き出し得る如く構成された補助吹出
口８がそれぞれ所定の吹出抵抗を有する如く設け
られている。
部が前記クーラ６を通過した後に吹き出し得る如
く構成された主吹出口７が、該主吹出口７より下
位の中段であつてフアン３の吹出口より稍上位と
なる位置に前記循環空気の小部が前記クーラ６を
通過せずに吹き出し得る如く構成された補助吹出
口８がそれぞれ所定の吹出抵抗を有する如く設け
られている。
本体１のケーシング２における側板２ａ，２ａ
内面には、前記補助吹出口８からフアン３の吹出
口上方を通つて吸出口９に至る円弧状の案内軌条
１０，１０が相対向して設けられている。
内面には、前記補助吹出口８からフアン３の吹出
口上方を通つて吸出口９に至る円弧状の案内軌条
１０，１０が相対向して設けられている。
該案内軌条１０，１０には、吸出口９を覆うフ
イルタ１１が摺動可能に架設されている。
イルタ１１が摺動可能に架設されている。
該フイルタ１１上端には案内軌条１０，１０に
沿つて延設された枠板１２が設けられており、該
枠板１２の端部には把手１３が補助吹出口８に臨
む如くして設けられている。
沿つて延設された枠板１２が設けられており、該
枠板１２の端部には把手１３が補助吹出口８に臨
む如くして設けられている。
しかして、フイルタ１１は補助吹出口８を介し
て本体１前方より出入れ可能となつている。符号
１４はフイルタ引出口である。
て本体１前方より出入れ可能となつている。符号
１４はフイルタ引出口である。
前記補助吹出口８には、フイルタ引出口１４の
上下に仕切板１５，１６が設けられており、上仕
切板１５にのみ温風出口となる多数のスリツト１
７，１７…が形成されている。
上下に仕切板１５，１６が設けられており、上仕
切板１５にのみ温風出口となる多数のスリツト１
７，１７…が形成されている。
該スリツト１７，１７…は、冷房運転時には適
宜の閉塞手段例えば同様のスリツトを設けたスラ
イド板（図示せず）を操作することによつて閉塞
される。
宜の閉塞手段例えば同様のスリツトを設けたスラ
イド板（図示せず）を操作することによつて閉塞
される。
又、前記フイルタ引出口１４は把手１３のボス
部１３ａによつて常時閉塞されている。
部１３ａによつて常時閉塞されている。
前記上仕切板１５後方には、フアン３からの空
気がスリツト１７，１７…側に直接流れないよう
に、加熱装置４側へ案内するガイド部材１８が設
けられている。このガイド部材１８の前方には補
助吹出口８への温風通路１９が形成される。
気がスリツト１７，１７…側に直接流れないよう
に、加熱装置４側へ案内するガイド部材１８が設
けられている。このガイド部材１８の前方には補
助吹出口８への温風通路１９が形成される。
該ガイド部材１８には、加湿槽２１と多孔性の
気化板２２とからなる蒸発式の加湿装置２０が前
記温風通路１９に臨む如くして設けられており、
該加湿装置２０によつて主吹出口７及び補助吹出
口８から吹出される温風を加湿する。
気化板２２とからなる蒸発式の加湿装置２０が前
記温風通路１９に臨む如くして設けられており、
該加湿装置２０によつて主吹出口７及び補助吹出
口８から吹出される温風を加湿する。
前記加熱装置５は、ガスバーナ２３を備えた燃
焼室５ａと該燃焼室５ａの排気通路を兼用する熱
交換器５ｂとからなつており、燃焼室５ａと熱交
換器５ｂとは同一面上に横配列とされている。
焼室５ａと該燃焼室５ａの排気通路を兼用する熱
交換器５ｂとからなつており、燃焼室５ａと熱交
換器５ｂとは同一面上に横配列とされている。
前記ガスバーナ２３には調圧装置２４からガス
が供給されるようになつており、前記燃焼室５ａ
内には、燃焼用フアン２５から送風される燃焼用
空気が導入されるようになつている。符号２６は
燃焼用空気入口、２７は排気出口である。
が供給されるようになつており、前記燃焼室５ａ
内には、燃焼用フアン２５から送風される燃焼用
空気が導入されるようになつている。符号２６は
燃焼用空気入口、２７は排気出口である。
これら燃焼用空気入口２６及び排気出口２７は
給排気管（図示せず）を介して屋外と連通されて
いる。
給排気管（図示せず）を介して屋外と連通されて
いる。
尚、主吹出口７には、水平可変翼２８，２８…
が設けられており、該水平可変翼２８，２８…を
孤回動させることによつて、冷房運転時には冷風
を斜上方に吹出し、暖房運転時には温風を斜下方
に吹出し得るようにしている。又、加湿装置２０
上仕切板１５に設けたスリツト１７，１７…及び
補助吹出口８の位置関係により、補助吹出口８か
らは温風を斜下方に吹出すようにしているが、さ
らに補助吹出口８に水平可変翼を設けてもよい。
そして、前記主吹出口７からは、前記加熱装置５
の全部を通過した高温、例えば65℃の温風が吹出
し、前記補助吹出口８からは、前記加熱装置５の
一部分を通過した低温火傷の恐れのない例えば40
℃の温風が吹出す如く成している。
が設けられており、該水平可変翼２８，２８…を
孤回動させることによつて、冷房運転時には冷風
を斜上方に吹出し、暖房運転時には温風を斜下方
に吹出し得るようにしている。又、加湿装置２０
上仕切板１５に設けたスリツト１７，１７…及び
補助吹出口８の位置関係により、補助吹出口８か
らは温風を斜下方に吹出すようにしているが、さ
らに補助吹出口８に水平可変翼を設けてもよい。
そして、前記主吹出口７からは、前記加熱装置５
の全部を通過した高温、例えば65℃の温風が吹出
し、前記補助吹出口８からは、前記加熱装置５の
一部分を通過した低温火傷の恐れのない例えば40
℃の温風が吹出す如く成している。
次いで図示の空気調和機の作用を説明する。
暖房運転時には、ガスの燃焼に必要な空気が燃
焼用フアン２５によつて強制的に燃焼室５ａに取
入れられ、又燃焼後の排気は熱交換器５ｂを経て
屋外へ排出される。
焼用フアン２５によつて強制的に燃焼室５ａに取
入れられ、又燃焼後の排気は熱交換器５ｂを経て
屋外へ排出される。
一方、吸込口９からフアン３によつて吸込まれ
た室内空気W1の大部分（約80％）は加熱装置５
の全部を通過して温められて所定の温度（約65
℃）の温風W2となり、クーラ６を通つて主吹出
口７から斜下方に吹出され、室内暖房用に供され
る。この時クーラ６は作用していない。
た室内空気W1の大部分（約80％）は加熱装置５
の全部を通過して温められて所定の温度（約65
℃）の温風W2となり、クーラ６を通つて主吹出
口７から斜下方に吹出され、室内暖房用に供され
る。この時クーラ６は作用していない。
前記室内空気W1の一部（約20％）は、クーラ
６の空気流通抵抗が大きいために、加熱装置５の
一部分（約半分以下）を通過した後、ガイド部材
１８上方で反転して温風通路１９から補助吹出口
８側に導かれる。従つて補助吹出口８からは、一
部熱交換した低温（約40℃）の温風W3が斜下方
に吹出され、この温風W3によつて足元暖房を行
なえる。この場合、補助吹出口８から吹出される
温風W3は、低温なので、長時間この温風W3に当
つても低温火傷の心配はない。
６の空気流通抵抗が大きいために、加熱装置５の
一部分（約半分以下）を通過した後、ガイド部材
１８上方で反転して温風通路１９から補助吹出口
８側に導かれる。従つて補助吹出口８からは、一
部熱交換した低温（約40℃）の温風W3が斜下方
に吹出され、この温風W3によつて足元暖房を行
なえる。この場合、補助吹出口８から吹出される
温風W3は、低温なので、長時間この温風W3に当
つても低温火傷の心配はない。
尚、主吹出口７及び補助吹出口８から吹出され
る温風は加湿装置２０により加湿され、室内空気
の乾燥防止がなされる。又、冷房運転時には、加
湿装置５の作動を停止し、補助吹出口８を閉塞
し、且クーラ６を作動させ、フアン３によつて吸
込口９から吸込まれた空気をクーラ６で冷却し
て、主吹出口７のみから冷風を斜下方に吹出させ
る。
る温風は加湿装置２０により加湿され、室内空気
の乾燥防止がなされる。又、冷房運転時には、加
湿装置５の作動を停止し、補助吹出口８を閉塞
し、且クーラ６を作動させ、フアン３によつて吸
込口９から吸込まれた空気をクーラ６で冷却し
て、主吹出口７のみから冷風を斜下方に吹出させ
る。
本考案は、上記実施例に限定されるものではな
く、考案の要旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更
可能である。
く、考案の要旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更
可能である。
続いて本考案の空気調和機の効果を以下に列記
する。
する。
即ち、本考案によれば、
(1) ケーシング２内において下段に室内空気循環
用のフアン３を、中段に加熱装置５を、下段に
クーラ６をそれぞれ配設してなる空気調和機本
体１前面の上部に循環空気の大部が吹き出す主
吹出口７を、中段に前記循環空気の小部が吹き
出す補助吹出口８をそれぞれ所定の吹出抵抗を
有する如く設け、暖房運転時において前記主吹
出口７からは大部分の温風を、前記補助吹出口
８からは一部の温風を吹出し得るようにしたの
で、前記主吹出口７からの温風によつて室内全
体を効率よく暖房することができるとともに、
補助吹出口８からの温風によつて室内にいる人
を足元から暖めることができる、 (2) 本体１前面の主吹出口７より低位の中段に補
助吹出口８を設けて、ケーシング２内の上段に
配設したクーラ６の空気流通抵抗を利用して該
補助吹出口８から一部の温風を吹出させるよう
にするだけなので、極めて簡単な構造で故障の
少ない低コストの製品を提供することができ
る、 等の実用的な効果を有する。
用のフアン３を、中段に加熱装置５を、下段に
クーラ６をそれぞれ配設してなる空気調和機本
体１前面の上部に循環空気の大部が吹き出す主
吹出口７を、中段に前記循環空気の小部が吹き
出す補助吹出口８をそれぞれ所定の吹出抵抗を
有する如く設け、暖房運転時において前記主吹
出口７からは大部分の温風を、前記補助吹出口
８からは一部の温風を吹出し得るようにしたの
で、前記主吹出口７からの温風によつて室内全
体を効率よく暖房することができるとともに、
補助吹出口８からの温風によつて室内にいる人
を足元から暖めることができる、 (2) 本体１前面の主吹出口７より低位の中段に補
助吹出口８を設けて、ケーシング２内の上段に
配設したクーラ６の空気流通抵抗を利用して該
補助吹出口８から一部の温風を吹出させるよう
にするだけなので、極めて簡単な構造で故障の
少ない低コストの製品を提供することができ
る、 等の実用的な効果を有する。
第１図は本考案の実施例にかかる空気調和機の
正面図、第２図は第１図の−断面図である。 １……空気調和機本体、２……ケーシング、３
……フアン、５……加熱装置、６……クーラ、７
……主吹出口、８……補助吹出口。
正面図、第２図は第１図の−断面図である。 １……空気調和機本体、２……ケーシング、３
……フアン、５……加熱装置、６……クーラ、７
……主吹出口、８……補助吹出口。
Claims (1)
- ケーシング２内において、下段に室内空気循環
用のフアン３を、中段に加熱装置５を、上段にク
ーラ６をそれぞれ配設してなる空気調和機本体１
の前面には、上部に循環空気の大部が吹き出す主
吹出口７を、中段部に前記循環空気の小部が吹き
出す補助吹出口８をそれぞれ所定の吹出抵抗を有
する如く設けて、暖房運転時において、前記主吹
出口７から温風の大部分を、前記補助吹出口８か
ら温風の一部をそれぞれ吹出し得るようにしたこ
とを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6433280U JPS6119381Y2 (ja) | 1980-05-10 | 1980-05-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6433280U JPS6119381Y2 (ja) | 1980-05-10 | 1980-05-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56164420U JPS56164420U (ja) | 1981-12-05 |
| JPS6119381Y2 true JPS6119381Y2 (ja) | 1986-06-11 |
Family
ID=29658538
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6433280U Expired JPS6119381Y2 (ja) | 1980-05-10 | 1980-05-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6119381Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-05-10 JP JP6433280U patent/JPS6119381Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56164420U (ja) | 1981-12-05 |
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