JPS61192400A - 余剰汚泥処理方法 - Google Patents
余剰汚泥処理方法Info
- Publication number
- JPS61192400A JPS61192400A JP3339085A JP3339085A JPS61192400A JP S61192400 A JPS61192400 A JP S61192400A JP 3339085 A JP3339085 A JP 3339085A JP 3339085 A JP3339085 A JP 3339085A JP S61192400 A JPS61192400 A JP S61192400A
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- JP
- Japan
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- sludge
- aeration tank
- tank
- amount
- aeration
- Prior art date
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- Pending
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- Treatment Of Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、有機性廃水の活性汚泥処理工程で発生する余
剰汚泥を、汚泥曝気装置において減量させる余剰汚泥処
理方法に関する。
剰汚泥を、汚泥曝気装置において減量させる余剰汚泥処
理方法に関する。
従来、汚泥曝気装置において余剰汚泥を無希釈状態で曝
気処理していた。
気処理していた。
しかし、有機物質の減少率(VS除去率)は45%程度
が限界であり、VS除去率を一層向上することが夢中さ
れており、また、曝気時間を長くするほど余剰汚泥の粘
着性が増して、異常発泡のため曝気継続が不能になった
り、曝気処理後の沈澱による固液分離が不能になりゃす
い欠点があった。
が限界であり、VS除去率を一層向上することが夢中さ
れており、また、曝気時間を長くするほど余剰汚泥の粘
着性が増して、異常発泡のため曝気継続が不能になった
り、曝気処理後の沈澱による固液分離が不能になりゃす
い欠点があった。
本発明の目的は、VS除去率を十分に高められ、かつ、
余剰汚泥の曝気による粘着性増大を十分に防止できるよ
うにする点にある。
余剰汚泥の曝気による粘着性増大を十分に防止できるよ
うにする点にある。
本発明の特徴手段は、汚泥曝気装置への流入前又は流入
直後に、適量の、望ましくは余剰汚泥量の2〜10倍量
の、清水を余剰汚泥に混入することにあり、その作用効
果は次の通りである。
直後に、適量の、望ましくは余剰汚泥量の2〜10倍量
の、清水を余剰汚泥に混入することにあり、その作用効
果は次の通りである。
つまり、実験で確認したところ、適量の清水を混入する
と、汚泥曝気装置で処理中の余剰汚泥及び処理後の余剰
汚泥のいずれも、従来法に比して粘着性が極めて少なく
なり、汚泥曝気装置での異常発泡が発生せずに、良好な
曝気を長時間継続して行え、かつ、曝気処理後の沈澱槽
による固液分離も良好に行えた。
と、汚泥曝気装置で処理中の余剰汚泥及び処理後の余剰
汚泥のいずれも、従来法に比して粘着性が極めて少なく
なり、汚泥曝気装置での異常発泡が発生せずに、良好な
曝気を長時間継続して行え、かつ、曝気処理後の沈澱槽
による固液分離も良好に行えた。
その上、VS除去率を60%以」二というように従来法
に比して顕著に向上できることが判明し、その原因は以
下のように推論できる。すなわち、有機廃水の活性汚泥
処理工程で有機物分解の主役となって著しく増殖する細
菌は、余剰汚泥が無希釈の時には多糖類や蛋白質の粘層
で覆われ、この粘層が原生動物による細菌の捕食を阻害
している。他方、余剰汚泥に清水を混入すると、細菌を
覆う粘層が溶解され、かつ洗い出されて、原生動物によ
って捕食されやすい形態に細菌が改質され、細菌捕食に
よる原生動物の増殖が活発化して、■S除去率の大巾な
向上が可能となる。
に比して顕著に向上できることが判明し、その原因は以
下のように推論できる。すなわち、有機廃水の活性汚泥
処理工程で有機物分解の主役となって著しく増殖する細
菌は、余剰汚泥が無希釈の時には多糖類や蛋白質の粘層
で覆われ、この粘層が原生動物による細菌の捕食を阻害
している。他方、余剰汚泥に清水を混入すると、細菌を
覆う粘層が溶解され、かつ洗い出されて、原生動物によ
って捕食されやすい形態に細菌が改質され、細菌捕食に
よる原生動物の増殖が活発化して、■S除去率の大巾な
向上が可能となる。
その結果、余剰汚泥の減量処理をトラブル無く継続でき
ると共に、十分量の余剰汚泥減量を達成できるようにな
り、余剰汚泥の処置、例えば、焼却や加熱溶融等を、設
備的、経済的負担を十分に少なくした状態で行えるよう
になった。
ると共に、十分量の余剰汚泥減量を達成できるようにな
り、余剰汚泥の処置、例えば、焼却や加熱溶融等を、設
備的、経済的負担を十分に少なくした状態で行えるよう
になった。
次に、第1図により実施例を示す。
原水路(1)からの有機性廃水を曝気槽(2)に供給し
、ブロアー(B)と散気具(2a)により曝気槽(2)
内に空気を吹込んで、有機性廃水を活性汚泥で浄化する
。曝気槽(2)からの処理水を沈澱槽(3)に供給して
、上澄水を凝集沈澱槽(4)から放流路(5)に送り、
沈澱槽(3)からの活性汚泥の一部を返送路(6)で曝
気槽(2)に戻す。
、ブロアー(B)と散気具(2a)により曝気槽(2)
内に空気を吹込んで、有機性廃水を活性汚泥で浄化する
。曝気槽(2)からの処理水を沈澱槽(3)に供給して
、上澄水を凝集沈澱槽(4)から放流路(5)に送り、
沈澱槽(3)からの活性汚泥の一部を返送路(6)で曝
気槽(2)に戻す。
」二記有機性廃水の活性汚泥処理工程で発生する余剰汚
泥を、流路(7)から汚泥曝気槽(8)に供路すると共
に、適量の、望ましくは余剰汚泥量の2〜10倍量の清
水を流路(9)から、汚泥曝気槽(8)への流入直前又
は流入直後の余剰汚泥に混入する。ブロアー(B)と散
気具(8a)により空気を汚泥曝気槽(8)内に吹込ん
で、余剰汚泥を減量させる。
泥を、流路(7)から汚泥曝気槽(8)に供路すると共
に、適量の、望ましくは余剰汚泥量の2〜10倍量の清
水を流路(9)から、汚泥曝気槽(8)への流入直前又
は流入直後の余剰汚泥に混入する。ブロアー(B)と散
気具(8a)により空気を汚泥曝気槽(8)内に吹込ん
で、余剰汚泥を減量させる。
減量処理した余剰汚泥を沈澱槽(10)に供給して、上
澄水を流路(11)でa集沈澱槽(4)に送る。
澄水を流路(11)でa集沈澱槽(4)に送る。
沈澱槽(10)からの沈澱汚泥は脱水機(13)へ送る
。
。
脱水機(13)からの分離水を流路(14)で凝集沈澱
槽(4)にかつ脱水汚泥を回収路(15)に送る。
槽(4)にかつ脱水汚泥を回収路(15)に送る。
なお、沈澱槽(10)と脱水機(19)の間に濃縮槽を
設けてもよい。また、沈澱槽(10)の上澄水を曝気槽
(2)へ戻すのもよい。ここで、沈澱槽(10)からの
沈澱汚泥の一部を汚泥曝気槽(8)へ返送するのは望ま
しくない。汚泥曝気槽(8)の構成は、槽(8)内の生
物相が流れ方向に順次変化するようにするのがポイント
であり、沈澱槽(10)からの沈澱汚泥の一部を返送す
ると、槽(8)内の生物相は槽入口、中央、出口共同種
のものになり、汚泥の減量効果は削減される。生物相の
流れ方向における変化をさらに確実にするため、第3図
に示すように、汚泥曝気槽(8)内に徐々に高さを低く
したオーバフロー形の仕切壁(8b)を適所に設けるの
も望ましい。また、生物相の変化を助長するため、汚泥
曝気槽(8)の中間に清水を分注するのもよい。
設けてもよい。また、沈澱槽(10)の上澄水を曝気槽
(2)へ戻すのもよい。ここで、沈澱槽(10)からの
沈澱汚泥の一部を汚泥曝気槽(8)へ返送するのは望ま
しくない。汚泥曝気槽(8)の構成は、槽(8)内の生
物相が流れ方向に順次変化するようにするのがポイント
であり、沈澱槽(10)からの沈澱汚泥の一部を返送す
ると、槽(8)内の生物相は槽入口、中央、出口共同種
のものになり、汚泥の減量効果は削減される。生物相の
流れ方向における変化をさらに確実にするため、第3図
に示すように、汚泥曝気槽(8)内に徐々に高さを低く
したオーバフロー形の仕切壁(8b)を適所に設けるの
も望ましい。また、生物相の変化を助長するため、汚泥
曝気槽(8)の中間に清水を分注するのもよい。
次に別の実施例を示す。
有機性廃水の活性汚泥処理工程の具体的形態、処理対象
とする有機性廃水の種類は適宜選択できる。
とする有機性廃水の種類は適宜選択できる。
汚泥曝気槽(8)に代えて、回転円板、接触曝気槽等の
生物膜処理装置を用いると、原生動物の生息にとって好
適なために一層効果的であり、それらを汚泥曝気装置(
8)と総称する。
生物膜処理装置を用いると、原生動物の生息にとって好
適なために一層効果的であり、それらを汚泥曝気装置(
8)と総称する。
第2図に示すように、曝気槽(2)からの処理水の一部
を遠心濃縮機(3)にかつ残部を汚泥曝気槽(8)に供
給し、遠心濃縮機(3)からの活性汚泥を返送路(6)
で曝気槽(2)に戻し、流路(9)からの清水を曝気槽
(2)から汚泥曝気槽(8)への処理水に混入し、曝気
槽(2)及び遠心濃縮機(3)からの水に含まれる余剰
汚泥を汚泥曝気槽(8)で減量処理し、汚泥曝気槽(8
)からの処理水を沈澱槽(10)で固液分離し、沈澱槽
(10)からの」−澄水を凝集沈澱槽(4)に供給し、
沈澱槽(10)からの余剰汚泥を脱水機(13)に供給
し、脱水a(13)からの水を流路(14)で凝集沈澱
槽(4)にかつ脱水汚泥を回収路(15)に送ってもよ
い。要するに、有機性廃水の活性汚泥処理工程と余剰汚
泥の処理工程との組合わせ形態は適当に変更できる。
を遠心濃縮機(3)にかつ残部を汚泥曝気槽(8)に供
給し、遠心濃縮機(3)からの活性汚泥を返送路(6)
で曝気槽(2)に戻し、流路(9)からの清水を曝気槽
(2)から汚泥曝気槽(8)への処理水に混入し、曝気
槽(2)及び遠心濃縮機(3)からの水に含まれる余剰
汚泥を汚泥曝気槽(8)で減量処理し、汚泥曝気槽(8
)からの処理水を沈澱槽(10)で固液分離し、沈澱槽
(10)からの」−澄水を凝集沈澱槽(4)に供給し、
沈澱槽(10)からの余剰汚泥を脱水機(13)に供給
し、脱水a(13)からの水を流路(14)で凝集沈澱
槽(4)にかつ脱水汚泥を回収路(15)に送ってもよ
い。要するに、有機性廃水の活性汚泥処理工程と余剰汚
泥の処理工程との組合わせ形態は適当に変更できる。
次に実験例を示す。
容量807!の汚泥曝気槽(8)に余剰汚泥と清水を供
給し、汚泥曝気槽(8)からの余剰汚泥を沈澱槽(10
)で固液分離し、沈澱槽(10)からの」−澄水を回収
し、沈澱槽(10)からの余剰汚泥を回収した。そして
、清水供給量を変更して、下記表に示す結果を得た。
給し、汚泥曝気槽(8)からの余剰汚泥を沈澱槽(10
)で固液分離し、沈澱槽(10)からの」−澄水を回収
し、沈澱槽(10)からの余剰汚泥を回収した。そして
、清水供給量を変更して、下記表に示す結果を得た。
第1図は、本発明の実施例を示すフローシートであり、
第2図は、本発明の別実施例を示すフローシー1へであ
る。第3図は、本発明で使用する汚泥曝気槽の別実施例
を示す概念図である。 (8)・・・・・・汚泥曝気装置又は汚泥曝気装置、(
8b)・・・・・・仕切壁。
第2図は、本発明の別実施例を示すフローシー1へであ
る。第3図は、本発明で使用する汚泥曝気槽の別実施例
を示す概念図である。 (8)・・・・・・汚泥曝気装置又は汚泥曝気装置、(
8b)・・・・・・仕切壁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 [1]有機性廃水の活性汚泥処理工程で発生する余剰汚
泥を、汚泥曝気装置(8)において減量させる余剰汚泥
処理方法であって、前記汚泥曝気装置(8)への流入前
又は流入直後に清水を余剰汚泥に混入する余剰汚泥処理
方法。 [2]余剰汚泥量の2〜10倍量の清水を混入する特許
請求の範囲第[1]項に記載の方法。 [3]前記汚泥曝気装置(8)として、オーバフロー形
の仕切壁(8b)を設けた汚泥曝気槽(8)を使用する
特許請求の範囲第[1]項に記載の方法。 [4]余剰汚泥に混入する清水を前記汚泥曝気装置(8
)の流れ方向にわたって分注する特許請求の範囲第[1
]項に記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3339085A JPS61192400A (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 | 余剰汚泥処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3339085A JPS61192400A (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 | 余剰汚泥処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61192400A true JPS61192400A (ja) | 1986-08-26 |
Family
ID=12385258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3339085A Pending JPS61192400A (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 | 余剰汚泥処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61192400A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0471700A (ja) * | 1990-07-13 | 1992-03-06 | Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd | 汚泥処理装置 |
JP2002143895A (ja) * | 2000-11-13 | 2002-05-21 | Joban Kaihatsu Kk | 余剰汚泥の分解処理方法 |
JP2006061743A (ja) * | 2004-08-24 | 2006-03-09 | Asahi Kasei Clean Chemical Co Ltd | 余剰汚泥の処理方法及び処理装置 |
-
1985
- 1985-02-21 JP JP3339085A patent/JPS61192400A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0471700A (ja) * | 1990-07-13 | 1992-03-06 | Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd | 汚泥処理装置 |
JP2002143895A (ja) * | 2000-11-13 | 2002-05-21 | Joban Kaihatsu Kk | 余剰汚泥の分解処理方法 |
JP2006061743A (ja) * | 2004-08-24 | 2006-03-09 | Asahi Kasei Clean Chemical Co Ltd | 余剰汚泥の処理方法及び処理装置 |
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