JPS6119197Y2 - - Google Patents

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JPS6119197Y2
JPS6119197Y2 JP18117680U JP18117680U JPS6119197Y2 JP S6119197 Y2 JPS6119197 Y2 JP S6119197Y2 JP 18117680 U JP18117680 U JP 18117680U JP 18117680 U JP18117680 U JP 18117680U JP S6119197 Y2 JPS6119197 Y2 JP S6119197Y2
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cable
towing
gripper
tension
valve
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ケーブルの張力を任意の値に設定
し、その設定張力の範囲内にて自動的にけん引お
よび繰出が行なえるようにしたいわゆるオートテ
ンシヨンコントロール装置に関し、特に大張力を
有する洋上荷役用船舶の自動係船装置や座礁船舶
の離礁作業装置に用いて好適のケーブル張力自動
制御機構をそなえたケーブルけん引繰出装置に関
する。
従来より、ケーブルを強力なけん引力でけん引
できるようにした、あるいは、ケーブルを円滑か
つ安全に繰出せるようにしたウインチ式の専用機
が提案されているが、ケーブルのけん引、繰出の
両性能に優れた汎用機の開発は遅れており、不便
であつた。
例えば、ドラムをそなえたウインチ式の専用機
においては、大張力の場合ケーブル径が大きいた
めその巻取ドラム径も大径化し、その結果ウイン
チ全体が大型化してしまい、また、大張力がケー
ブルにかかると、層巻きにされたケーブルどうし
の摩擦によつて、素線の損傷を招く等の問題点が
ある。
さらに、滑車を複数個使用して大張力を得る場
合は、その索取りの段取りや取扱いが面倒であ
り、ケーブルの寿命も短くなるという問題点があ
る。
本考案は、このような問題点を解決しようとす
るもので、ケーブルのけん引、繰出の両方に優れ
た性能をそなえケーブルの耐久性向上をはかると
ともに、外乱の変化に即応してケーブルの破断荷
重以下に張力を保持しながら、信頼性の高い作動
が得られるようにしたケーブル張力自動制御機構
をそなえたケーブルけん引繰出装置を提供するこ
とを目的とする。
このため本考案のケーブル張力自動制御機構を
そなえたケーブルけん引繰出装置は、ケーブルの
把持および解放を前部グリツパ用流体圧シリンダ
の伸縮によりおこなう前部グリツパと、前部移動
台車用流体圧シリンダの伸縮により前後方向に移
動することによつて上記前部グリツパを前後方向
に移動させうる前部移動台車とからなる前部けん
引繰出パートをそなえるとともに、上記ケーブル
の把持および解放を後部グリツパ用流体圧シリン
ダの伸縮によりおこなう後部グリツパと、後部移
動台車用流体圧シリンダの伸縮により前後方向に
移動することによつて後部グリツパを前後方向に
移動させうる後部移動台車とからなる後部けん引
繰出パートをそなえたケーブルけん引繰出装置に
おいて、上記前部けん引繰出パートによるケーブ
ルのけん引または繰出と上記後部けん引繰出パー
トによるケーブルのけん引または繰出とを交互に
干渉しないようにおこなわしめるべく、上記の前
部グリツパおよび後部グリツパ用の流体圧シリン
ダの伸縮運動を制御するグリツパ用制御弁と、上
記の前部移動台車および後部移動台車用の流体圧
シリンダの伸縮運動を制御する移動台車用制御弁
と、上記の各制御弁を経て各流体圧シリンダに作
用する流体の流れの方向を切換制御する方向切換
弁とをそなえた流体圧式主制御回路が設けられ
て、上記ケーブルの破断荷重以内に張力を自動制
御すべく、排油回路開閉制御用のオートテンシヨ
ン切換弁、オートテンシヨン用方向切換弁および
テンシヨンコントロールのための調圧を行なうリ
リーフ弁から成る流体圧式オートテンシヨン制御
回路が設けられたことを特徴としている。
以下、図面により本考案の一実施例としてのケ
ーブル張力自動制御機構をそなえたケーブルけん
引繰出装置について説明すると、第1図はその全
体構成図、第2図はそのノーマルなけん引モード
時の作用を示す説明図、第3図はそのノーマルな
繰出モード時の作用を示す説明図、第4図はオー
トテンシヨンけん引モード時の作用を示す説明
図、第5図はオートテンシヨン繰出モード時の作
用を示す説明図である。
第1図に示すように、フレーム状本体Fには、
前部けん引繰出パートFPと後部けん引繰出パー
トBPとが設けられており、本体Fの長手方向に
沿うほぼ中心軸線に沿つて、一端部が船舶等の重
量物43に係合されたケーブルCが配置され、こ
のケーブルCの他端部は本体Fの後方に配設され
たケーブル巻取ドラム9に層巻きされ、所要の長
さだけ貯えられている。
前部けん引繰出パートFPは、一対の前部移動
台車用流体圧シリンダ(以下「前部主シリンダ」
という。)3の伸縮運動によつて所定のストロー
クだけ前後方向に移動しうる前部移動台車1をそ
なえるとともに、一対の前部グリツパ用流体圧シ
リンダ(以下「前部副シリンダ」という。)7の
伸縮運動により、前部移動台車1に構成されるテ
ーパ面に沿い前後方向に移動して、クサビ効果に
よつて相互間隔を狭めたり拡げたりしてその結果
ケーブルCの把持および解放を行なう一対の前部
グリツパ5をそなえて構成されている。
また、後部けん引繰出パートBPは、一対の後
部移動台車用流体圧シリンダ(以下「後部主シリ
ンダ」という。)4の伸縮運動によつて所定のス
トロークだけ前後方向に移動しうる後部移動台車
2をそなえるとともに、一対の後部グリツパ用流
体圧シリンダ(以下「後部副シリンダ」とい
う。)8の伸縮運動により、後部移動台車2に構
成されるテーパ面に沿い前後方向に移動して、ク
サビ効果によつて相互間隔を狭めたり拡げたりし
てその結果ケーブルCの把持および解放を行なう
一対の後部グリツパ6をそなえて構成されてい
る。
したがつて、グリツパ5または6によつてケー
ブルCを把持したときに、移動台車1または2を
後方へ交互に移動させればケーブルCを連続的に
けん引することができ、グリツパ5または6によ
つてケーブルCを把持したときに、移動台車1ま
たは2を前方へ交互にに移動させればケーブルC
を連続的に繰出すことができる。
このように、前部けん引繰出パートFPによる
ケーブルCのけん引または繰出と、後部けん引繰
出パートBPにによるケーブルCのけん引または
繰出を交互に行なうことによつてケーブルCを連
続的にけん引、または繰出すことができる。
そのために、一方のけん引繰出パートFPまた
はBPがけん引または繰出を行なつているときに
は、他方のけん引繰出パートBPまたはFPはけん
引または繰出の準備行動を行ない、逆に他方のけ
ん引繰出パートBPまたはFPがけん引または繰出
を行なつているときには、もう一方のけん引繰出
パートFPまたはBPはけん引または繰出の準備行
動を行なうよう油圧式主制御回路MCが前後部主
シリンダ3,4および前後部副シリンダ7,8に
接続されている。
この主制御回路MCは、主シリンダ3,4の伸
縮の制御を行なう主シリンダ用の第1制御回路
MC1と、副シリンダ7,8の伸縮の制御を行なう
副シリンダ用の第2制御回路MC2とで構成されて
おり、第1制御回路MC1は、主シリンダ3,4の
伸縮運動を制御する移動台車用制御弁(以下「主
制御弁」という。)11、この主制御弁11を経
て主シリンダ3,4に作用する圧油の流れの方向
を切換制御する主方向切換弁13、主制御弁11
のパイロツト油圧のかかる方向を切換えて主制御
弁11の切換制御を行なう第1方向切換弁14、
電動機40によつて駆動される油圧ポンプ37、
この油圧ポンプ37からの圧油の供給および供給
停止を制御する発停操作弁23等をそなえて構成
されている。
また、第2制御回路MC2は、副シリンダ7,8
の伸縮運動を制御するグリツパ用制御弁(以下
「副制御弁」という。)12、この副制御弁12の
パイロツト油圧のかかる方向を切換えて副制御弁
12の切換制御を行なう第2方向切換弁15、電
動機40′によつて駆動される油圧ポンプ38等
をそなえて構成されている。
また、ケーブル巻取ドラム9を駆動するための
油圧式ののドラム駆動回路DMが設けられてお
り、このドラム駆動回路DMはケーブル巻取ドラ
ム駆動用油圧モーター10の回転方向を切換える
方向切換弁16や電動機40″によつて駆動され
る油圧ポンプ39等をそなえて構成されている。
なお、方向切換弁13〜16の操作レバーを第
1図に実線で示す位置に倒すと、圧油の流れをケ
ーブル繰出モードに切換え、逆に点線ん示す位置
に倒すと、圧油の流れをケーブルけん引モードに
切換えることができるが、各方向切換弁13〜1
6の操作レバーは連動操作されるようになつてい
るため、操作レバーのうちいずれか1つにモード
の切換操作をおこなうと、全ての方向切換弁13
〜16について方向切換が行なわれるようになつ
ている。
ところで、ケーブルCの破断荷重以内の任意の
設定値に張力を自動制御するために、方向切換弁
13〜16のパイロツト油圧を制御しうる油圧式
オートテンシヨン制御回路ATCが主制御回路MC
に接続されている。
このオートテンシヨン制御回路ATCは、常時
はけん引モードにあつてケーブルCをけん引する
ように制御するが、外乱により上記設定張力以上
の荷重がケーブルCの繰出方向にかかると、各け
ん引繰出パートFP,BPを自動的に繰出モードに
切換えて、ケーブルCにかかる張力がその設定張
力以下となるように自動的に制御するもので、こ
のため、オートテンシヨン用方向切換弁17〜2
1、排油回路開閉制御用のオートテンシヨン切換
弁22、逆止弁24,25、テンシヨンコントロ
ールのための調圧を行なうリリーフ弁26〜2
8、オリフイス35,36等をそなえて構成され
ている。
いま、オートテンシヨン用方向切換弁17〜1
9の操作レバーを第1図に点線で示す位置に倒す
と、ケーブルCのけん引または繰出を連続的に行
なうノーマルモードに設定でき、逆に第1図に実
線で示す位置に倒すとケーブルCの張力を自動的
に制御し得るオートテンシヨンモードに設定でき
るが、各方向切換弁17〜19の操作レバーは連
動操作されるようになつており、したがつて操作
レバーのうちいずれか1つについてモードの切換
操作を行なえば全ての方向切換弁17〜19につ
いて方向切換を行なえるようになつている。
なお、各方向切換弁13〜16は、ばねによつ
て常にけん引モード側に付勢されており、さらに
オートテンシヨン切換弁22はばねによつつて常
にドレン回路を開く方向に付勢されている。
また、第2制御回路MC2から分岐した油路Aに
は主制御弁11切換用のリミツトスイツチとして
の分配弁31,33が設けられ、さらに副制御弁
12切換用のリミツトスイツチとしての分配弁3
2,34が設けられている。各分配弁31〜34
のスイツチ端は、相互に同速度で異なる方向に移
動する前、後部移動台車1,2に設けられたカム
に当接可能に配設されていて、分配弁13〜34
のスイツチ端が移動台車1,2に当接すると、油
路Aからの圧油が分配弁31〜34を介して制御
弁11,12の各パイロツトポート11a,11
b,12a,12bに作用する。逆に分配弁31
〜34のスイツチ端が移動台車1,2から離れる
と、制御弁11,12の各パイロツトポート11
a,11b,12a,12bがリザーバ側すなわ
ち油タンク41側に連通されるようになつてい
る。
さらに、各制御弁11,12は、異なつたパイ
ロツト油圧が両パイロツトポートに作用したとき
圧力の高い方に切換えられるように構成されてお
り、各制御弁11,12の両パイロツトポートに
同じ圧力が作用しているときは依然として前の状
態をを維持するようになつている。
したがつて、分配弁31〜34の配設間隔やカ
ムに当接する位置に調整することにより、移動台
車1,2の前後進の切換時期とグリツパ5,6に
よるケーブルCの把持解放の切換時期とを適宜に
調整できる。
本実施例では、移動台車1,2がストローク端
に到達する少し手前で、グリツパ5,6によるケ
ーブルCの把持解放の切換が行なわれるように分
配弁31〜34を配設しているが、移動台車1,
2がストローク端に到達すると同時にグリツパ
5,6によるケーブルCの把持解放の切換を行な
うようにすることも可能で、分配弁31〜34を
配設したことによりケーブルCの把持解放と移動
台車の前後方向移動との時間差を任意に調整する
ことができる。
なお、図中の符号29,30は、それぞれ第2
制御回路MC2およびドラム駆動回路DMに設けら
れて、各回路MC2,DMにおいて圧油の調圧を行
なうリリーフ弁である。42はフイルタを示す。
上述の構成により、まず各けん引繰出パート
FP,BPが第2図に示す位置状態から連続的にケ
ーブルCをけん引する場合、すなわちノーマルけ
ん引モードの場合について説明すると、オートテ
ンシヨン用方向切換弁17〜19の操作レバーを
実線位置に倒して、、各切換弁17〜19をノー
マルモードに設定するとともに、方向切換弁13
〜16の操作レバーを実線位置に倒して、各切換
弁13〜16をけん引モードに設定する。
この状態において、油圧ポンプ37〜39を起
動させると第1、第2方向切換弁14,15を経
て主制御弁11および副制御弁12に作用するパ
イロツト油圧が、第2制御回路MC2から分岐され
た油路Aを通じ、分配弁31および第1方向切換
弁14を経て主制御弁11の第1パイロツトポー
ト11aに作用するとともに、分配弁32および
第2方向切換弁15を経て副制御弁12の第1パ
イロツトポート12aに作用する。
なお、分配弁33,34は油タンク41に連通
しているため、主制御弁11の第2パイロツトポ
ート11bは第1方向切換弁14および分配弁3
3を介して油タンク41に連通するとともに、副
制御弁12の第2パイロツトポート12bは第2
方向切換弁15および分配弁34を介して油タン
ク41に連通している。
そして、その後発停操作弁23の操作レバーを
実線位置(「運転」位置)へ倒せば、リリーフ弁
26により調圧されて船舶等の重量物43によつ
て生じる荷重に見合つた圧油が、上述のごとく切
換えられた主方向切換弁13および主制御弁11
を経て前部主シリンダ3の第1油室3aに作用す
る。
これによつて、前部主シリンダ3のピストンロ
ツドが伸長してゆくため、この前部主シリンダ3
の第2油室3b内の圧圧油は排出されて、後部主
シリンダ4の第2油室4bに作用し、後部主シリ
ンダ4のピストンンロツドを収縮させ、その結果
後部主シリンダ4の第1油室4a内の圧油が主制
御弁11、主方向切換弁13、オートテンシヨン
切換弁22、発停操作弁23およびフイルタ42
を経て油タンク41に戻される。
これにより、前部移動台車1は後方へ移動し、
後部移動台車2は前部移動台車1と同速度で前方
へ移動する。
また同時に、グリツパ用油圧ポンプ38からの
圧油は、リリーフ弁29によつて調圧されてか
ら、上述のごとく切換えられた副制御弁12を経
て前部副シリンダ7の第2油室7bと後部副シリ
ンダ8の第1油室8aとに作用する。
これによつて、前部グリツパ5がケーブルCを
把持するとともに、後部グリツパ6がケーブルC
を解放する。
このとき、前部移動台車1は後方へ、後部移動
台車2は前方へ移動しているので、前部けん引繰
出パートFPがケーブルCをけん引し、一方後部
けん引繰出パートBPは連続的にけん引すべくけ
ん引の準備運動を起こしていることになる。
なお、このときドラム駆動用油圧ポンプ39か
らの圧油は、リリーフ弁30で調圧されてから、
方向切換弁16を経て油圧モータ10をドラム巻
取方向に駆動させ、その後方向切換弁16および
フイルタ42を経て油タンク41に戻されてい
る。
そして、前部移動台車1が第2図の左端近くま
で後進移動するとともに、後部移動台車2が第2
図の右端近くまで前進移動すると、分配弁32,
34の作用により副制御弁12の第パイロツトポ
ート12bが高圧となり、同第1パイロツトポー
ト12aが低圧となるので、副制御弁12が切換
わつて、これにより前部グリツパ5がケーブルC
の解放動作を行なうとともに、後部グリツパ6が
ケーブルCの把持動作を行なう。
そして、その後各移動台車1,2がストローク
端に到達すると、分配弁31,33の作用によ
り、主制御弁11の第2パイロツトポート11b
が高圧となり、同第1パイロツトポート11aが
低圧となるので、主制御弁11が切換わつて、こ
れにより前部移動台車1が前進運動を行なうとと
もに、後部移動台車2が後進運動を行なう。
これによつて、この状態から後部けん引繰出パ
ートBPがケーブルCをけん引し、前部けん引繰
出パートFPはケーブルCをけん引するための準
備運動を行なうことになる。
以後同様の動作を繰返すため、前部けん引繰出
パートFPによるケーブルCのけん引と、後部け
ん引繰出パートBPによるケーブルCのけん引と
を交互に行ないながら、ケーブルCのけん引を連
続的に行なうことができるのである。
次に、各けん引繰出パートFP,BPが第3図に
示す位置状態から連続的にケーブルCを繰出す場
合、すなわちノーマル繰出モードの場合について
説明すると、この場合は、オートテンシヨン用方
向切換弁17〜19は前述のノーマルけん引モー
ドのときと同じくノーマルモードに設定してお
き、方向切換弁13〜16の操作レバーをばねに
抗し第3図実線位置に倒して、各切換弁13〜1
6を繰出モードに設定する。
このように方向切換弁13〜16を繰出モード
に設定すると、前述のけん引モードのときと異な
り、方向切換弁13〜15で圧油がクロスして流
れるとともに、方向切換弁16で圧油がクロスせ
ずに流れるようになり、さらに主制御弁11、副
制御弁12でも圧油がクロスせずに流れるように
なるため、発停操作弁23の操作レバーを運転位
置に倒すと、まず油圧ポンプ37からの圧油は、
リリーフ弁26で調圧されてから上述のごとく切
換えられた主方向切換弁13および主制御弁11
を経て前部主シリンダ3の第1油室3aに作用す
る。
これによつて、前部主シリンダ3のピストンロ
ツドが伸長してゆくため、この前部主シリンダ3
の第2油室3b内の圧油は排出されて、後部主シ
リンダ4の第2油室4bに作用し、後部主シリン
ダ4のピストンロツドを収縮させ、その結果、後
部主シリンダ4の第1油室4a内の圧油が主制御
弁11、主方向切換弁13、オートテンシヨン切
換弁22、発停操作弁23およびフイルタ42を
経て油タンク41に戻される。
これにより、前部移動台車1は後方へ移動し、
後部移動台車2は前部移動台車1と同速度で前方
へ移動する。
また同時に、グリツパ用油圧ポンプ38からの
圧油は、リリーフ弁29によつて調圧されてか
ら、上述のごとく切換えられた副制御弁12を経
て前部副シリンダ7の第1油室7aと後部副シリ
ンダ8の第2油室8bとに作用する。
これによつて、後部グリツパ6がケーブルCを
把持するとともに、前部グリツパ5がケーブルC
を解放する。
このとき、前部移動台車1は後方へ、後部移動
台車2は前方へ移動しているので、後部けん引繰
出パートBPがケーブルCを繰出し、一方前部け
ん引繰出パートFPは連続的にケーブルCを繰出
すべく繰出の準備運動を起こしていることにな
る。
なお、このときドラム駆動用油圧ポンプ39か
らの圧油は、リリーフ弁30で調圧されてから、
方向切換弁16を経て油圧モータ10をドラム繰
出方向に駆動させ、その後方向切換弁16および
フイルタ42を経て油タンク41に戻されてい
る。
そして、前部移動台車1が第3図の左端近くま
で後進移動するとともに、後部移動台車2が第3
図の右端近くまで前進移動すると、分配弁32,
34の作用により副制御弁12の第1パイロツト
ポート12aが高圧となり、同第2パイロツトポ
ート12bが低圧となるので、副制御弁12が切
換わつて、これにより後部グリツパ6がケーブル
Cの解放動作を行なうとともに、前部グリツパ5
がケーブルCの把持動作を行なう。
そして、その後各移動台車1,2がストローク
端に到達すると、分配弁31,33の作用によ
り、主制御弁11の第1パイロツトポート11a
が高圧となり、同第2パイロツトポート11bが
低圧となるので、主制御弁11が切換わつて、こ
れにより前部移動台車1が前進運動を行なうとと
もに、後部移動台車2が後進運動を行なう。
これによつて、この状態から前部けん引繰出パ
ートFPがケーブルCを繰出し、後部けん引繰出
パートBPはケーブルCを繰出すための準備運動
を行なうことになる。
以後同様の動作を繰返すため、前部けん引繰出
パートFPによるケーブルCの繰出と、後部けん
引繰出パートBPによるケーブルCの繰出とを交
互に行ないながら、ケーブルCの繰出を連続的に
行なうことができる。
つぎに、各けん引繰出パートFP,BPによつて
ケーブルCの張力に応じて自動的にけん引、繰出
の制御を行なう場合、すなわちオートテンシヨン
モードの場合について説明する。
まず、オートテンシヨンモードでケーブルCが
けん引されている場合の作用を第4図に示す。
順を追つて操作および作用を説明すると、ま
ず、主方向切換弁13およびこれに連動する第1
方向切換弁14、第2方向切換弁15、方向切換
弁16をけん引位置に倒し常時けん引モードが得
られるように準備する。
つぎに、オートテンシヨン用方向切換弁17〜
19を第4図に示す実線位置に倒すと、各方向切
換弁13〜16の繰出方向に作用するパイロツト
油路はオートテンシヨン用方向切換弁20,21
を介してフイルタ42を通り、油タンク41に解
放される。一方、油圧ポンプ37からの圧油は、
発停制御弁23を通り、逆止弁24の手前で分岐
されてオートテンシヨン用方向切換弁19を通
り、方向切換弁13〜16のけん引方向に作用す
るパイロツト油圧として働き、方向切換弁13〜
16をけん引方向に維持し、第1制御回路MC1
第2制御回路MC2、ドラム制御回路DMがそれぞ
れけん引方向の圧油の流れとなるように形成され
る。したがつて、油圧ポンプ37からの圧油は、
逆止弁24を介して主方向切換弁13、主制御弁
11を通り、前部主シリンダ3の油室3aに作用
し、前部けん引繰出パートを第4図に示した状態
で左側に移動させる。
このとき、前部主シリンダ3の油室3bの圧油
は後部主シリンダ4の油室4bに作用し、後部け
ん引繰出パートを右側に移動させ、けん引の準備
作動を行なわせる。油室4aの圧油は主制御弁1
1、主方向切換弁13を通りオートテンシヨン切
換弁22、発停操作弁23を経て、油タンク41
へ排出される。
一方、前部副シリンダ7の油室7bには油圧ポ
ンプ38からの圧油が副制御弁12を介して作用
し、前部グリツパ5を押出してケーブルCの把持
を行なつている。また、圧油は後部副シリンダ8
の油室8aにも作用して、けん引の準備作動を行
なわせる。
いま、前部けん引繰出パートFPが左側に移動
を開始すると、分配弁31,32が前部移動台車
1に設けられたカムより外れ、分配弁31,32
内のバネにより油路の切換えが行なわれ、主制御
弁11および副制御弁12のパイロツトポート1
1a,12aをそれぞれドレン側に解放する。
その結果、ポート11a,12aの圧力は下が
るが、ポート11b,12bもドレンに解放され
て圧力が低い状態のままなので、各制御弁11,
12において油路の切換えは行なわれない。
一方、後部けん引繰出パートBPは前部けん引
繰出パートFPが左側に移動するにつれて右側に
移動する。ストローク端で後部移動台車2に設け
られたカムが分配弁33,34のスイツチ端を押
すと、油圧ポンプ38からの圧油はパイロツト油
路Aを通つて主制御弁11、副制御弁12のパイ
ロツトポート11b,12bに作用し、各制御弁
11,12を切換える。その結果油圧ポンプ37
からの圧油は後部主シリンダ4の油室4aに作用
して、後部けん引繰出パートBPはけん引動作を
行ない、前部けん引繰出パートFPは右方に移動
してけん引準備動作を行なう。また、油圧ポンプ
38の圧油は後部副シリンダ8の油室8bおよび
前部副シリンダ7の油室7aに作用して、ケーブ
ルの把持および解放をそれぞれ行なう。
以上のような動作を繰返すことにより、ケーブ
ルCのけん引を連続的に行なうことができる。
なお、けん引動作により繰込まれれたケーブル
Cはケーブル巻取ドラム9で巻取り貯蔵される。
つぎに、オートテンシヨンモードの状態で、オ
ートテンシヨン回路ATCの作用によりケーブル
Cが繰出される作用を第5図に示す。
前に述べたように、けん引作業が行なわれてい
るとき外乱の影響でケーブルCにかかる負荷が異
常に過大になつた場合、ケーブルの破断を防ぐた
めに迅速にケーブルを繰出す必要がある。第4図
に示すようなオートテンシヨンけん引モード時に
おいてケーブルCの荷重が増加すると、前部けん
引繰出パートFPの前部主シリンダ3の油室3a
に封じ込められた圧油が圧縮され、逆止弁24に
逆圧が作用する。このとき、油圧ポンプ37から
の圧油はリリーフ弁26より油タンク41に排出
される。逆止弁24で逆流が停止されこの系統に
封じ込められた圧油は外乱の大きさに相当して上
昇してくるが、ケーブルCの張力がリリーフ弁2
8の設定圧に見合う値に達するまではけん引も繰
出しも行なわれない。しかし、そのバランスがく
ずれ、主シリンダ3aからの圧油が設定圧よりも
高くなると、リリーフ弁28、オートテンシヨン
方向切換弁18を通つて圧油が各方向切換弁13
〜16に作用し、各方向切換弁13〜16を同時
に繰出モードに切換える。
一方、オリフイス35の直前で一時的に昇圧す
る油圧がパイロツト油圧としてオートテンシヨン
切換弁20に働き、排油回路を閉の状態にする。
このため、オートテンシヨン方向切換弁18より
分岐された圧油がオートテンシヨン切換弁22に
働き、発停操作弁23、フイルタ42を通つて油
タンク41へ通じる排油路を閉の状態とする。
したがつて、各方向切換弁13〜16が繰出状
態に切換えられるので、油室3aの圧油はオリフ
イス36の直前に作用て、そのパイロツト油圧が
オートテンシヨン用方向切換弁21に働き、排油
回路を閉の状態とする。同時に上記油圧はオート
テンシヨン用方向切換弁17、逆止弁25を通つ
て各方向切換弁13〜16に作用し、各切換弁1
3〜16を繰出状態に切換えるように作用する。
このため、前部主シリンダ3の油室3aからの圧
油は油タンク41に逃げることなくリリーフ弁2
7に作用し、前述のリリーフ弁28と同じ圧力レ
ベルに設定された張力に見合うまでケーブルCを
保持する。荷重が過大となり張力が大きくなれ
ば、リリーフ弁設定圧力とのバランスがくずれ、
ケーブルの繰出しが開始される。
前部けん引繰出パートFPが第5図に示す右端
まで移動すれば、前部移動台車1に設置されたカ
ムに当接可能に配置された分配弁31,32のス
イツチ端が押され、油圧ポンプ38から送出され
る圧油がパイロツト油路A、分配弁31,32を
介して主制御弁11、副制御弁12のパイロツト
ポート11b,12bにそれぞれ働く。すると、
各制御弁11,12が切換えられ、油圧ポンプ3
8からの圧油は副制御弁12を介して後部副シリ
ンダ8の油室8bおよび前部副シリンダ7の油室
7aに作用してケーブルCの把持および解放をそ
れぞれ行なう。
後部副シリンダ8が伸長すると後部グリツパ6
がケーブルCを把持するので外乱に応じた荷重が
ケーブルCに張力として働き、ケーブルCが繰出
方向に作用する。
ケーブルCが繰出方向に作用すると、後部けん
引繰出パートBPは第5図に示す右側に移動し、
後部主シリンダ4の油室4aに封じ込められた圧
油が主制御弁11、主方向切換弁13を通つてリ
リーフ弁27に作用する。リリーフ弁27の設定
圧以上の張力が作用すれば、ケーブルCの保持バ
ランスがくずれ、リリーフ弁27より圧油が開放
されるので繰出が開始される。
連続的にケーブルCが繰出され、外乱の変化に
より張力が緩和されると、前後部主シリンダ3,
4の油室3a,4aのうち逆圧が作用していた方
の油室の圧油は減圧されるので、リリーフ弁2
7,28は閉じ、オートテンシヨン用方向切換弁
20,21に作用するパイロツト油圧も減圧する
ので、バネの働きで排油回路が形成される。する
と、各方向切換弁13〜16の繰出側パイロツト
ポートおよびオートテンシヨン切換弁22の右側
パイロツトポートとがオートテンシヨン用方向切
換弁20,21を経て油タンク41へ解放される
ので、各方向切換弁13〜16およびオートテン
シヨン切換弁22は、バネの力およびけん引側パ
イロツトポートに作用する油圧によりけん引側に
切換えられ、第4図に示したようなけん引作業が
再び行なわれる。
外乱によりケーブルCにかかる荷重は広い範囲
で変化するが、上記のように、オートテンシヨン
けん引モードとオートテンシヨン繰出モードとを
交互に行なうことにより、ケーブルCの張力を一
定の範囲内に押えることができ、さらにその張力
設定値は、リリーフ弁26,27,28の調整に
より、任意に定めることができる。
なお、ドラム駆動回路DMは、リリーフ弁30
にて適正に調整された油圧で油圧モータ10を駆
動し、ケーブルCの巻取りおよび繰出しを行なう
ようになつている。方向切換弁16は各方向切換
弁13〜15と連動するようになつているため、
けん引モード時はケーブルCの巻取りを、繰出モ
ード時はケーブルCの繰出しを行なえるように構
成されている。
以上詳述したように、本考案のケーブル張力自
動制御機構をそなえたケーブルけん引繰出装置で
は、外的負荷条件の如何に拘らず、最適なケーブ
ル張力を設定することにより、危険を伴う大張力
のけん引、繰出し作業を迅速、安全、確実かつ連
続的に無人で実施することができ、さらに従来の
テンシヨンドラム式ウインンチ等に比べ、ケーブ
ルの損傷頻度も少く、信頼性が大幅に向上し広範
囲な作業に適するよう汎用性が一段と高められて
いるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例としてのケーブル張力自
動制御機構をそなえたケーブルけん引繰出装置を
示すもので、第1図はその全体構成図、第2図は
そのノーマルなけん引モード時の作用を示す説明
図、第3図はそのノーマルな繰出モード時の作用
を示す説明図、第4図はオートテンシヨンけん引
モード時の作用を示す説明図、第5図はオートテ
ンシヨン繰出モード時の作用を示す説明図であ
る。 1……前部移動台車、2……後部移動台車、3
……前部主シリンダ、3a,3b……油室、4…
…後部主シリンダ、4a,4b……油室、5……
前部グリツパ、6……後部グリツパ、7……前部
副シリンダ、7a,7b……油室、8……後部副
シリンダ、8a,8b……油室、9……ケーブル
巻取ドラム、10……油圧モータ、11……主制
御弁、11a,11b……パイロツトポート、1
2……副制御弁、12a,12b……パイロツト
ポート、13……主方向切換弁、14……第1方
向切換弁、15……第2方向切換弁、16……方
向切換弁、17〜21……オートテンシヨン用方
向切換弁、22……オートテンシヨン切換弁、2
3……発停操作弁、24,25……逆止弁、26
〜30……リリーフ弁、31〜34……分配弁、
35,36……オリフイス、37〜39……油圧
ポンプ、40,40′,40″……電動機、41…
…油タンク、42……フイルタ、43……船舶等
の重量物、A……油路、F……本体、FP……前
部けん引繰出パート、BP……後部けん引繰出パ
ート、MC……主制御回路、MC1……第1制御回
路、MC2……第2制御回路、DM……ドラム駆動
回路、ATC……オートテンシヨン制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーブルの把持および解放を前部グリツパ用流
    体圧シリンダの伸縮によりおこなう前部グリツパ
    と、前部移動台車用流体圧シリンダの伸縮により
    前後方向に移動することによつて上記前部グリツ
    パを前後方向に移動させうる前部移動台車とから
    なる前部けん引繰出パートをそなえるとともに、
    上記ケーブルの把持および解放を後部グリツパ用
    流体圧シリンダの伸縮によりおこなう後部グリツ
    パと、後部移動台車流体圧シリンダの伸縮により
    前後方向に移動することによつて後部グリツパを
    前後方向に移動させうる後部移動台車とからなる
    後部けん引繰出パートをそなえたケーブルけん引
    繰出装置において、上記前部けん引繰出パートに
    よるケーブルのけん引または繰出と上記後部けん
    引繰出パートによるケーブルのけん引または繰出
    とを交互に干渉しないようにおこなわしめるべ
    く、上記の前部グリツパおよび後部グリツパ用の
    流体圧シリンダの伸縮運動を制御するグリツパ用
    制御弁と、上記の前部移動台車および後部移動台
    車用の流体圧シリンダの伸縮運動を制御する移動
    台車用制御弁と、上記の各制御弁を経て各流体圧
    シリンダに作用する流体の流れの方向を切換制御
    する方向切換弁とをそなえた流体圧式主制御回路
    が設けられて、上記ケーブルの破断荷重以内に張
    力を自動制御すべく、排油回路開閉制御用のオー
    トテンシヨン切換弁、オートテンシヨン用方向切
    換弁およびテンシヨンコントロールのための調圧
    を行なうリリーフ弁から成る流体圧式オートテン
    シヨン制御回路が設けられたことを特徴とする、
    ケーブル張力自動制御機構をそなえたケーブルけ
    ん引繰出装置。
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