JPS6220732Y2 - - Google Patents

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JPS6220732Y2
JPS6220732Y2 JP9473377U JP9473377U JPS6220732Y2 JP S6220732 Y2 JPS6220732 Y2 JP S6220732Y2 JP 9473377 U JP9473377 U JP 9473377U JP 9473377 U JP9473377 U JP 9473377U JP S6220732 Y2 JPS6220732 Y2 JP S6220732Y2
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speed
switching valve
pressure
valve
pilot
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JP9473377U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は容量変換により変速する2速モータの
液圧制御装置に関する。
第1図は2速モータを用いた従来のウインチ油
圧回路図を示す。このものは、ポンプ1を手動式
の主方向切換弁2を介してウインチドラムに連結
された2速モータ3に接続し、主方向切換弁2と
2速モータ3とを結ぶ主管路4,5間にカウンタ
バランス弁6および背向するチエツク弁7,8よ
りなる高圧選択弁を介装した管路9を並設し、チ
エツク弁7,8間より分岐せるパイロツト管路1
0を手動式の2速切換弁11を介して2速モータ
3の高速側ポート12と低速側ポート13に選択
的に接続している。
この従来装置では、2速切換弁11が位置aを
とる図示状態において主方向切換弁2を位置Aか
らBに切換えると、ポンプ1からの圧液は主方向
切換弁2、主管路4を経て2速モータ3に流入し
戻り液は主管路5からタンク37へ戻り、パイロ
ツト圧はチエツク弁7からパイロツト管路10、
2速切換弁11を経て低速側ポート13に導かれ
高圧側ポート12はタンク37に連通するため、
2速モータ3は低速大トルクで駆動する。ここで
2速切換弁11を位置aからbに切換えると、パ
イロツト圧は高速側ポート12に導かれ低速側ポ
ート13はタンク37に連通するため、2速モー
タ3は高速小トルクで駆動することになる。とこ
ろが高速巻上げ時、負荷の増大等により主管路4
の液圧が上昇しリリーフ弁14が作動すると、巻
上げ不能となる事態が発生するので、手動で2速
切換弁11を位置bからaに切換え低速巻上げと
しなければならない。即ち、従来装置では、操作
員は絶えず運転状態を注視しながら手動操作する
必要があり、操作が煩瑣で即応性に欠けると共
に、2速切換弁11を切換えるべきところ主方向
切換弁2を切換える等の誤操作を生じ易く、また
起動時2速切換弁11が位置bにあるのを忘れい
きなり高速で駆動せしめる危険性がある等操業上
多くの難点がある。
本考案は前記の点に鑑み、ポンプに主方向切換
弁を介して接続された2速モータに、その高速側
ポートおよび低速側ポートに2速モータの両流出
入流路に接続する高圧選択弁からのパイロツト圧
を選択的に導いて2速モータの排出容量を2段階
に制御する2速切換弁を配設したものにおいて、
高圧選択弁と2速切換弁との間に電磁切換弁を配
設し、この電磁切換弁と2速切換弁とをつなぐ二
つの通路のうち電磁切換弁励磁時パイロツト圧が
導かれる通路と2速切換弁のパイロツト室との間
には、パイロツト圧が設定圧力を越えると開弁し
この設定圧力からこの設定圧力より低い所定圧力
まで低下すると閉弁するシーケンス弁を設け、さ
らに、電磁切換弁のソレノイドを直列配置の高速
指令スイツチと主方向切換弁の最大操作量近辺で
スイツチオンとなるリミツトスイツチを介して電
源に接続する電気回路を備え、電磁切換弁非励磁
時パイロツト圧を2速モータの低速側ポートに導
き、電磁切換弁励磁時シーケンス弁が開くまでは
パイロツト圧を2速モータの高速側ポートに導
き、開いたシーケンス弁が閉じるまではパイロツ
ト圧を2速モータの低圧側ポートに導くようにし
て操作の簡単化、誤操作の排除および操業の安全
性を図つたものである。
以下本考案の実施例を図面について説明する
と、第2図において、ポンプ1は主管路15、主
方向切換弁16、主管路4,5を介してウインチ
ドラムに連結された2速モータ3に接続し、主管
路4,5間にカウンタバランス弁6および背向す
るチエツク弁7,8よりなる高圧選択弁を介装し
た管路9を並設すると共に、チエツク弁7,8間
より分岐せるパイロツト管路10とタンク37を
電磁切換弁17、パイロツト操作方式の2速切換
弁18を介して2速モータ3の高速側ポート12
と低速側ポート13に選択的に接続せしめ、さら
に電磁切換弁17と2速切換弁18のパイロツト
室19とを結ぶパイロツト管路20にシーケンス
弁21を介装する。一方、電磁切換弁17のソレ
ノイド22は、オンオフ操作方式の高速指令スイ
ツチ23およびリミツトスイツチ24を介して電
源に接続するものである。
前記シーケンス弁21は第3図に示す弁閉の状
態ではパイロツト室26はタンク37に連通し、
ばね29は電磁切換弁17からの液圧をうけるピ
ストン27のスプール押圧力に打ち勝つてスプー
ル30を図において左端に位置せしめ液圧室33
と環状溝34の連通を断つている。いま、パイロ
ツト室25および液圧室33の液圧が設定圧を越
えると、ピストン27のスプール押圧力がばね2
9の力に打ち勝つてスプール30を押し液圧室3
3と環状溝34を連通する。これによりパイロツ
ト室26はタンク37との連通を断たれ、ピスト
ン28にも電磁切換弁17からの液圧が作用する
ため、この液圧が所定圧力まで低下してばね29
の力がピストン27,28のスプール押圧力に打
ち勝つて液圧室33と環状溝34の連通を断たな
い限り連通状態(弁開状態)は維持される。即
ち、シーケンス弁21はセルフロツク機能を有し
ている。
前記リミツトスイツチ24は主方向切換弁16
の最大操作量(スプールストローク端)近辺での
みスイツチオンとなるようにするため操作レバー
35と連動する移動杆36の円弧状凹部にばねで
スイツチレバーを押し当てる構成であり、高速指
令スイツチ23は主方向切換弁16の操作レバー
部に併設することにより集中操作方式をとる。
本実施例は前記するような構成であるから、図
示の如く主方向切換弁16中立位置nにおいて
は、リミツトスイツチ24はオフ、従つて電磁切
換弁17は非励磁で位置Aにありシーケンス弁2
1の室25,33をタンク37に連通するため、
2速切換弁18はパイロツト室19がタンク37
と連通し位置Aにある。いま、高速指令スイツチ
23をオフにして主方向切換弁16を位置nから
mに切換えると、ポンプ1からの圧液は主管路4
を経て2速モータ3に流入し戻り液は主管路5か
らタンク37へ戻り、パイロツト圧はチエツク弁
7、電磁切換弁17、2速切換弁18を経て2速
モータ3の低速側ポート13に導かれ高速側ポー
ト12はタンク37に連通し、2速モータ3はウ
インチドラムを介して荷を低速駆動で巻上げる。
ここで高速指令スイツチ23をオンにすると、ソ
レノイド22の励磁で電磁切換弁17は位置Aか
らBに切換わり、高速側ポート12にパイロツト
圧が導かれ低速側ポート13はタンク37に連通
し、2速モータ3は高速で駆動することになる。
この高速運転時、負荷の増大によつて主管路4,
15,10の液圧がシーケンス弁21の設定圧力
を越えるとシーケンス弁21は弁開となり、パイ
ロツト室19にパイロツト圧が作用し2速切換弁
18は位置AからBに切換わり、低速側ポート1
3にパイロツト圧が導かれ高速側ポート12はタ
ンク37に連通する。即ち、2速モータ3は高速
駆動時の過負荷により自動的に低速駆動となる。
この場合過負荷が解消されてもパイロツト圧がシ
ーケンス弁21の所定圧力まで低下しないときは
シーケンス弁21は弁開状態にあるため高速駆動
にはならない。さらに負荷が減少しパイロツト圧
がシーケンス弁21の所定圧力まで低下するとシ
ーケンス弁21は閉じ、2速切換弁18はパイロ
ツト室19がタンク37に連通するので位置Bか
らAに切換わり2速モータ3は自動的に高速駆動
となる。この場合、シーケンス弁21のセルフロ
ツクが解除される圧力(所定圧力)より高い圧力
で2速モータ3を高速駆動するには、一たん高速
指令スイツチ23をオフにして電磁切換弁17を
位置BからAに切換え、これにより2速切換弁1
8がパイロツト室19のアンロードで位置Bから
Aに切換わつたところで高速指令スイツチ23を
オンにすればよい。巻上げ作業終了は主方向切換
弁16を位置mからnに切換えることにより得ら
れるが、この場合、リミツトスイツチ24は主方
向切換弁16の切換え始めでオフとなるから、高
速指令スイツチ23がオンのとき、2速モータ3
停止前に電磁切換弁17のソレノイド22は非励
磁となつて電磁切換弁17は位置BからAに切換
わり、これにより2速切換弁18はパイロツト室
19がタンク37に連通するため位置BからAに
切換わる。即ち、2速モータ3は停止直前には必
らず低速駆動となる。
第4図に示すものは、電磁切換弁17と2速切
換弁18のパイロツト室19との間に介装するシ
ーケンス弁38のみ第2図図示のものと相違する
いま一つの実施例で、前述の如き動作を得ること
ができる。このシーケンス弁38は、スプールの
一端側に他端のばね39と対抗させるピストンを
備えたパイロツト室40,41を設け、パイロツ
ト室40はパイロツト管路42で2速モータ3の
高速側ポート12に連通させ、パイロツト室41
は2速切換弁18のパイロツト室19に連通さ
せ、且つ絞り43を介してタンク37に接続する
と共に、ばね39がパイロツト室40,41側の
スプール押圧力に打ち勝つと2速切換弁18のパ
イロツト室19をタンク37に連通し、その逆の
場合にはパイロツト室19にパイロツト圧を導く
ので、パイロツト室41は第3図図示のパイロツ
ト室26に、パイロツト室40はパイロツト室2
5に対応する。
以上の説明より明らかなように本考案によれ
ば、2速モータは起動時および停止直前には必ら
ず低速駆動となり、高速時過負荷が発生すると直
ちに低速駆動に切換わりこの低速駆動状態は負荷
圧が所定圧力まで低下しない限り維持されるため
過負荷は発生しない。従つて、安全に操業できる
と共に、操作が簡単となり誤操作も排除できる効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は2速モータを備えた従来のウインチ油
圧回路図、第2図は本考案の一実施例を示す油
圧・電気回路図、第3図は第2図に示すシーケン
ス弁21の縦断面図、第4図は本考案の他の実施
例を示す油圧・電気回路図である。 1……ポンプ、3……2速モータ、6……カウ
ンタバランス弁、7,8……チエツク弁、12…
…高速側ポート、13……低速側ポート、14…
…リリーフ弁、16……主方向切換弁、17……
電磁切換弁、18……2速切換弁、19……パイ
ロツト室、21,38……シーケンス弁、23…
…高速指令スイツチ、24……リミツトスイツ
チ、35……操作レバー、37……タンク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポンプに主方向切換弁を介して接続された2速
    モータに、その高速側ポートおよび低速側ポート
    に2速モータの両流出入流路に接続する高圧選択
    弁からのパイロツト圧を選択的に導いて2速モー
    タの排出容量を2段階に制御する2速切換弁を配
    設したものにおいて、高圧選択弁と2速切換弁と
    の間に電磁切換弁を配設し、この電磁切換弁と2
    速切換弁とをつなぐ二つの通路のうち電磁切換弁
    励磁時パイロツト圧が導かれる通路と2速切換弁
    のパイロツト室との間には、パイロツト圧が設定
    圧力を越えると開弁しこの設定圧力からこの設定
    圧力より低い所定圧力まで低下すると閉弁するシ
    ーケンス弁を設け、さらに、電磁切換弁のソレノ
    イドを直列配置の高速指令スイツチと主方向切換
    弁の最大操作量近辺でスイツチオンとなるリミツ
    トスイツチを介して電源に接続する電気回路を備
    え、電磁切換弁非励磁時パイロツト圧を2速モー
    タの低速側ポートに導き、電磁切換弁励磁時シー
    ケンス弁が開くまではパイロツト圧を2速モータ
    の高速側ポートに導き、開いたシーケンス弁が閉
    じるまではパイロツト圧を2速モータの低圧側ポ
    ートに導くようにしたことを特徴とする2速モー
    タ液圧制御装置。
JP9473377U 1977-07-15 1977-07-15 Expired JPS6220732Y2 (ja)

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JPS5421793U JPS5421793U (ja) 1979-02-13
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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5816263U (ja) * 1981-07-23 1983-02-01 新キャタピラ−三菱株式会社 建設機械等の走行駆動装置
JPS60125780A (ja) * 1983-12-08 1985-07-05 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd コンクリ−トポンプの高低圧自動切換装置
JPH0346246Y2 (ja) * 1984-11-14 1991-09-30

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JPS5421793U (ja) 1979-02-13

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