JPS6119187Y2 - - Google Patents

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JPS6119187Y2
JPS6119187Y2 JP8209780U JP8209780U JPS6119187Y2 JP S6119187 Y2 JPS6119187 Y2 JP S6119187Y2 JP 8209780 U JP8209780 U JP 8209780U JP 8209780 U JP8209780 U JP 8209780U JP S6119187 Y2 JPS6119187 Y2 JP S6119187Y2
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JP
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hydraulic
control
valves
cylinder
control valve
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JP8209780U
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JPS577764U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、油圧ジヤツキのシリンダに対し圧
油を供給、排出して前記油圧ジヤツキのプランジ
ヤを上昇、下降させるようにした油圧エレベータ
の制御装置に関するものである。
前述のような油圧エレベータでは、油圧ジヤツ
キのシリンダに対し圧油を供給、排出する油圧回
路に、油圧ジヤツキのプランジヤの上昇、下降時
の油の流量をパイロツト流量によつて制御する制
御弁を設けているが、パイロツト流量が油圧回路
内の油温の変化や、プランジヤの積載荷重による
圧力変化の影響を受け、加減速時間、低速走行時
間、速度の変動となつて表われ、油圧エレベータ
の走行特性を悪くするという問題がある。
この考案は、制御弁のパイロツト流路に絞り径
の異なる絞りを設け、これらをジヤツキ圧や油温
に応じて電磁弁を動作させることにより切換える
ようにし、前述した問題を解決して、油圧エレベ
ータの走行特性を改善することを目的としてい
る。
以下、この考案の一実施例を図によつて説明す
る。
図において、1はエレベータかご、2はエレベ
ータかご1を昇降させるための油圧ジヤツキで、
シリンダ4と、このシリンダ4に摺動自在に嵌合
されてエレベータかご1を支持するプランジヤ3
とを備えている。また、5は前記シリンダ4に対
し圧油を供給、排出する油圧回路で、この油圧回
路5は、シリンダ4を第1の制御弁6を介して油
圧ポンプ7の吐出側と主流路8で連通させ、この
ポンプ7の吸入側がフイルタ9を介して油タンク
10内に開口させてある。また、第1の制御弁6
と油圧ポンプ7の吐出側との間からバイパスさせ
た戻し流路11を第2の制御弁12を介して前記
油タンク10に開口させてある。第1、第2の制
御弁6,12は、パイロツト流量によつて制御さ
れるピストン弁であり、第1の制御弁6のパイロ
ツト流路13がシリンダ4と第1の制御弁6との
間に、第2の制御弁12のパイロツト流路14が
両制御弁6,12の間にそれぞれ接続してある。
両パイロツト流路13,14には絞り径が異なる
可変絞り15aと15b,16aと16bが並列
にそれぞれ設けられていると共に、前記絞り15
aと15b、16aと16bとをそれぞれ切換え
る電磁弁17,18が設けられている。前記シリ
ンダ4と第1の制御弁6との間に電磁弁17,1
8を切換動作させる圧力スイツチ19を設け、前
記主流路8の適所に電磁弁17,18を切換動作
させる油温検知器20が設けてある。なお、図
中、21,22はパイロツト流路13,14の排
出要電磁弁、23,24は排出用絞りであり、2
5は主流路8に設けた逆止弁である。
以上のように構成されたものは、エレベータか
ご1を上昇させる場合には油圧ポンプ7を運転し
第2の制御弁12を通過する流量を制御すること
によりシリンダ4に圧油を供給し、またエレベー
タかご1を下降させる場合には、エレベータかご
1およびプランジヤ3側の荷重によつて、シリン
ダ4内の圧油を第1の制御弁6により通過流量を
制御して油タンク10に排出する。
そして、前記制御弁6,12の制御は、通常時
にはパイロツト流量13,14の絞り径の大きい
絞り15a,16aで圧油の流量を制御して行な
つている。しかし、ジヤツキ圧が所定圧よりも高
くなつた場合には、これを圧力スイツチ19が検
知して電磁弁17,18を励磁し、通常用いられ
ている絞り15a,16aよりも絞り径の小さい
絞り15b,16bに切換えて圧油の流量を制御
する。また、主流路8の油温が所定温度以上にな
つた場合にも、これを油温検知器20が検知し、
この検知器20の出力信号によつて電磁弁17,
18を励磁し、絞り径の小さい絞り15b,16
bに切換えて圧油の流量を制御するものである。
そして、ジヤツキ圧、油温が通常状態に戻つた場
合には、電磁弁17,18を消磁して絞り径の大
きい絞り15a,16aに切換えるものである。
なお、この考案において、電磁弁17,18は
ジヤツキ圧および油温の少なくとも一方によつて
切換動作するようにしてもよい。また、前記実施
例では設定時の流量を適正に調整するために径の
異なる絞りとして可変絞りを用いたが、この考案
は可変絞りに代えて固定絞りを用いてもよい。
以上説明したように、この考案による油圧エレ
ベータの制御装置は、制御弁6,12のパイロツ
ト流路13,14に絞り径の異なる絞り15aと
15b、16aと16bを並列に設け、これらを
ジヤツキ圧や油温に応じて電磁弁17,18で切
換え、制御弁6,12のパイロツト流量を適正に
制御するようにしたので、油圧エレベータの走行
特性が積載荷重や油温によつて悪化するのを防止
し、走行特性を改善できるという効果がある。
また、この考案の油圧エレベータの制御装置
は、上述のように、エレベータかご1の下降、上
昇運転する際の走行制御をこの制御弁6,12に
よつて行うようにしているので、1つの制御弁だ
けの構成に比べ電気的な制御が極めて単純となる
と共に、エレベータかご1の下降、上昇運転特性
(加速、減速、停止走行特性)をそれぞれ独立し
て調整することができるという実用上優れた効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示す油圧回路図であ
る。 2……油圧ジヤツキ、3……プランジヤ、4…
…シリンダ、5……油圧回路、6,12……制御
弁、13,14……パイロツト流路、15a,1
5b,16a,16b……絞り、17,18……
電磁弁、19……圧力スイツチ、20……油温検
知器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 油圧ジヤツキ2のシリンダ4に対し圧油を供
    給、排出して前記油圧ジヤツキ2のプランジヤ
    3を上昇、下降させるようにした油圧エレベー
    タにおいて、油圧ポンプ7とシリンダ4を連通
    する主流路8に第1の制御弁6を設けると共
    に、油圧ポンプ7と第1の制御弁6を連通する
    主流路8より油タンク10へ分岐する戻し流路
    11に第2の制御弁12を設け、前記第1およ
    び第2の制御弁6,12はパイロツト流量によ
    りシリンダ4に対し圧油を排出する流量を制御
    し、これらのパイロツト流量13,14に絞り
    径の異なる複数個の絞りをそれぞれ並列に設け
    ると共に絞り径の異なる複数個の絞りを切換え
    るための電磁弁を設けたことを特徴とする油圧
    エレベータの制御装置。 (2) ジヤツキ圧を検知する圧力スイツチ19を有
    し、この圧力スイツチ19の動作によつて電磁
    弁17,18を切換え動作させるようにした実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の油圧エレベ
    ータの制御装置。 (3) 油圧回路5の油温を検知する油温検知器20
    を有し、この検知器20の出力信号によつて電
    磁弁17,18を切換え動作させるようにした
    実用新案登録請求の範囲第1項または第2項記
    載の油圧エレベータの制御装置。
JP8209780U 1980-06-12 1980-06-12 Expired JPS6119187Y2 (ja)

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JP8209780U JPS6119187Y2 (ja) 1980-06-12 1980-06-12

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JP8209780U JPS6119187Y2 (ja) 1980-06-12 1980-06-12

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JPS577764U JPS577764U (ja) 1982-01-14
JPS6119187Y2 true JPS6119187Y2 (ja) 1986-06-10

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH066246Y2 (ja) * 1985-08-28 1994-02-16 太陽鉄工株式会社 油圧エレベータ用油圧ジャッキの流量制御装置
JPH0689762B2 (ja) * 1986-02-19 1994-11-14 カヤバ工業株式会社 アクチユエ−タの速度制御装置
JPH0740721Y2 (ja) * 1988-03-15 1995-09-20 豊興工業株式会社 流体制御装置

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JPS577764U (ja) 1982-01-14

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