JPH0689762B2 - アクチユエ−タの速度制御装置 - Google Patents

アクチユエ−タの速度制御装置

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JPH0689762B2
JPH0689762B2 JP61034798A JP3479886A JPH0689762B2 JP H0689762 B2 JPH0689762 B2 JP H0689762B2 JP 61034798 A JP61034798 A JP 61034798A JP 3479886 A JP3479886 A JP 3479886A JP H0689762 B2 JPH0689762 B2 JP H0689762B2
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actuator
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lift cylinder
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正晴 浅岡
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  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、例えば、農業用トラクターに用いられるチ
ルトシリンダやリフトシリンダ等のアクチュエータの速
度を制御する速度制御装置に関する。
(従来の技術) 例えば、農業用トラクターのチルトシリンダやリフトシ
リンダは、その起動時や停止時のショックを緩和するた
めに、その起動時と停止時に当該シリンダの作動速度を
遅くする、いわゆる微速制御をするが、この場合には、
あらかじめ設定した制御値に応じて速度制御をするよう
にしていた。つまり、当該アクチュエータの実際の作動
速度に関係なく、一度定められた制御信号を出力し続け
る構成にしていた。
(本発明が解決しようとする問題点) この作動速度は、操作作業者や作業の種類、作業対象物
の違いにより一様ではない。そして、それら作動速度に
よって、設定する微速、および微速度域も変化させなけ
ればならないが、微速度は一定に設定されている。した
がって、設定された微速度および微速度域が、最適では
ないことがあるという問題があった。
さらに、作業環境の変化により設定済みの作動速度域、
微速度域が、実際の作業には適さなくなっていることが
ある。たとえば、農業用トラクターの場合には、当該ア
クチュエータで動かすインプルメントに泥が付着したり
すると、当該シリンダの負荷が大きくなり、当初設定し
ていた作動速度と実速度との差が大きくなるという問題
があった。
この発明の目的は、起動時および停止時のショックの緩
和を安定的に制御し、油温や負荷等の外部条件が変化し
ても、最適な速度制御ができるようにすることである。
(問題点を解決する手段) この発明は、上記の目的を達成するために、次のように
構成している。
すなわち、チルトシリンダやリフトシリンダ等のアクチ
ュエータと、このアクチュエータに接続するとともに、
電気的な入力信号に応じて、上記アクチュエータに対す
る供給流量を制御する電磁制御弁と、当該アクチュエー
タに対する目標速度、起動・停止時の微速度やそれらの
速度域を決める速度モードを設定するとともに、これら
設定速度に応じて上記電気信号を出力する操作部と、当
該アクチュエータ実速度を検出する速度検出部と、上記
操作部の出力信号に応じて、当該アクチュエータの速度
制御用の電気信号を出力するとともに、速度検出部から
入力した実速度と操作部から入力した上記速度モードに
応じた設定速度との偏差を補正する制御部とを備え、こ
の制御部の出力信号に応じて上記電磁制御弁を動作させ
る構成にしている。
(本発明の作用) 上記のように構成したので、当該制御部によって、起動
時及び停止時の微速度制御区間が設定される。
さらに、当該アクチュエータの実速度と目標の設定速度
との偏差が補正される。この補正された信号によって電
磁制御弁が動作し、当該アクチュエータの速度が制御さ
れる。
(本発明の効果) この発明の速度制御装置によれば、速度モードを選択す
るだけで、いろいろな作業条件に対応した操作ができ
る。したがって、高い作業効率を得ることができる。
また、当該アクチュエータの起動時や停止時のショック
を緩和することができる。さらに、油温や負荷等の外部
条件が変化したとしても、常に最適な速度制御が可能に
なり、その制御機能が安定する。
(本発明の実施例) 第1図は農業用トラクターに用いる単動形リフトシリン
ダ1を制御する油圧回路図で、上記リフトシリンダ1の
圧力室1aは、供給通路2を介してポンプPに接続してい
る。この供給通路2には、ポンプPからリフトシリンダ
1への流通のみを許容するチェック弁3を設けている。
そして、チェック弁3の上流側における供給通路2に
は、タンクTに接続した分岐通路4を連通させている
が、この分岐通路4には、アンロードバルブ5を設けて
いる。また、アンロードバルブ5の上流側における分岐
通路4には、当該アンロードバルブ5の一方のパイロッ
ト室5aに通じるパイロット通路6と、ノーマルオープン
の第1電磁制御弁7に連通させたバイパス通路8とを接
続している。そして、このバイパス通路8には、上記ア
ンロードバルブ5の他方のパイロット室5bに連通するパ
イロット通路9を接続するとともに、その接続点よりも
上流側にオリフィス10を設けている。
いま、上記第1電磁制御弁7が図示のノーマル位置を保
持していると、ポンプPの吐出油がバイパス通路8から
第1電磁制御弁7を経由してタンクTに流れる。このと
きオリフィス10の前後に差圧が発生するが、その上流側
の高圧が一方のパイロット室5aに作用し、下流側の低圧
が他方のパイロット室5bに作用する。したがって、当該
アンロードバルブ5は、スプリングに抗して切換わり、
図示のオープン位置を保ち、ポンプPの吐出油をアンロ
ードさせる。
上記の状態から、第1電磁制御弁7に、所定のデューテ
ィー比を維持したオン・オフ信号を入力すると、その平
均オン時間に応じて、当該第1電磁制御弁7を通過する
流量が制御される。つまり、この第1電磁制御弁7によ
ってパイロット通路8に流れる流量が制御されるが、そ
の制御流量に応じて、上記オリフィス10前後の差圧が変
化する。
この差圧の変化に応じて、アンロードバルブ5からアン
ロードされる流量が決まる。そして、このアンロードさ
れる流量及び第1電磁制御弁7から流出する流量以外の
流量がチェック弁3を経由してリフトシリンダ1に供給
される。したがって、上記第1電磁制御弁7に入力する
信号のデューティー比によって、アンロードされる流量
が決まるとともに、当該ポンプPの全吐出量のうち、上
記アンロードされた流量を除いた残りの流量がリフトシ
リンダ1に供給されることになる。つまり、リフトシリ
ンダ1への供給流量は、上記第1電磁制御弁7のデュー
ティー比によって決められることになる。
また、上記供給通路2であって、チェック弁3の下流側
にもタンクTに接続した分岐通路11を接続するととも
に、この分岐通路11にはホールドバルブ12を設けてい
る。このホールドバルブ12は、図示のノーマル位置にあ
るとき、リフトシリンダ1の圧力室1aからタンクTへの
流れを遮断し、当該リフトシリンダ1を現状位置にホー
ルドする。さらに、上記分岐通路11にはホールドバルブ
12の一方のパイロット室12aに連通するパイロット通路1
3を接続するとともに、ノーマルクローズドの第2電磁
制御弁14に連通させたバイパス通路15を接続している。
そして、このバイパス通路15には、上記ホールドバルブ
12の他方のパイロット室12bに連通するパイロット通路1
6を接続するとともに、その接続点よりも上流側にオリ
フィス17を設けている。
いま、上記第2電磁制御弁14が図示のノーマル位置を保
持していると、バイパス通路15に流れが生じないので、
オリフィス17前後に差圧が発生せず、ホールドバルブ12
の両パイロット室12a、12bのそれぞれに作用するパイロ
ット圧が等しくなり、当該ホールドバルブ12はスプリン
グの作用で図示のノーマル位置を保持する。
上記の状態から、第2電磁制御弁14に、所定のデューテ
ィー比を維持したオン・オフ信号を入力すると、その平
均オン時間に応じて、当該第2電磁制御弁14を流れる流
量が制御される。このように第2電磁制御弁14によって
パイロット通路15に流れる流量が制御されると、その制
御流量に応じて、上記オリフィス17前後の差圧が変化す
る。
この差圧の変化に応じて、ホールドバルブ12からアンロ
ードされる流量が決まる。したがって、上記第2電磁制
御弁14の平均オン時間に応じて、圧力室1aから流出する
流量が制御されることになり、当該リフトシリンダ1の
下降速度が制御される。
そして、このリフトシリンダ1の速度制御は、第2図に
示すように、選択した速度モードにより決まる各区間に
分けられる。その区間とは、所定の目標速度で作動させ
る区間a、起動時の微速制御を必要とする区間b、停止
時の微速度制御を必要とする区間c、及び当該停止時に
おける不感帯dとを必要とする。起動時と停止時に微速
制御区間b、cを必要とするのは、それら起動時及び停
止時のショックを緩和するためである。
上記のように当該リフトシリンダ1を作動させるとき、
目標速度制御と微速度制御とが必要になるが、それを制
御するのが第3図に示した電気的な制御回路である。
この第3図に示した制御回路は、リフトシリンダ1に対
する目標速度を設定するとともに、その目標速度に応じ
て上記電気信号を出力する操作部18を設け、この操作部
18の出力信号に応じて、リフトシリンダ1の起動時及び
停止時の微速制御用の電気信号を出力する制御部19とを
設けている。そして、この制御部19には、上記第1電磁
制御弁7を接続するとともに、当該リフトシリンダ1の
実際の速度を検出する速度検出部20を接続している。そ
して、この速度検出部20は、アクチュエータの角度を検
出するとともに、それを微分して実速度を検出するよう
にしている。
なお、第2電磁制御弁14側も、上記第3図に示したと同
様の電気的な制御回路によって制御される。
しかして、この第3図に示した制御回路は、第4図に示
したフローチャート図にしたがって動作する。
すなわち、いろいろな作業に対応した複数の速度モード
が設定してある操作部18で、速度モードが選択される。
すると、その速度モードに応じた目標速度、微速度、及
びそれら設定速度の速度域とが設定されるとともに、そ
の設定速度に応じた第1電磁制御弁7に入力するオン・
オフ信号の仮デューティー比が決まる。なお、ここでは
デューティー比補正値をゼロに設定する。
上記のようにして設定速度が決まった段階で、駆動信号
が入力していれば、制御部19が動作して、上記仮デュー
ティー比と補正値とを加算し、それを駆動信号として出
力する。そして、このときのアクチュエータの実際の角
度と速度とを速度検出部20で検出するとともに、その実
速度と上記設定速度との偏差を演算してフィードバック
し、以後このフィードバックされたデューティー比をも
とにして、再び上記と同様の動作を繰り返す。
したがって、この実施例によれば、設定速度に対する実
速度の偏差を常に演算し、その演算結果にもとづいて、
当該リフトシリンダ1の作動速度を制御する。
上記のようにこの実施例によれば、当該リフトシリンダ
1の実速度をフィードバックして、その微速度及び目標
速度を制御するようにしたので、油温の変化や当該リフ
トシリンダ1の負荷の変化等があったとしても、常に最
適な速度制御が可能になる。
また、上記の第4図の場合には、その都度、実速度を検
出しながらその偏差を演算し、その演算結果にもとづい
て、当該リフトシリンダ1の作動速度を制御したが、第
5図のような制御方式を採用してもよい。
この第5図に示す制御方式は、速度検出部20で実速度を
検出するところまで第4図の制御方式と同様であるが、
この速度を検出した後に、駆動信号が継続的に入力して
いるときには、実速度と設定速度との補正をしない。そ
して、一旦駆動入力信号が切れた時点で、それまでの偏
差を演算してデューティー比を補正し、次からその補正
値をもとにして当該リフトシリンダ1の速度制御をする
ようにしている。
なお、この実施例では、リフトシリンダの速度制御だけ
について説明しているが、アクチュエータとしては、例
えば、チルトシリンダやフォークリフト用シリンダ等も
当然に考えられ、その種類が特に限定されるものではな
い。
また、上記実施例では、第1、2電磁制御弁7、14を制
御するのに、オン・オフ信号のデューティー比を制御す
るようにしたが、当該電磁制御弁を比例弁とし、それに
入力する電流値を制御するようにしてもよい。
また、当該アクチュエータの速度を制御するのに、上記
実施例では、電磁制御弁のほかにアンロードバルブとホ
ールドバルブとを用いたが、上記アクチュエータを直接
制御する切換弁を、電磁制御弁としてもよいこと当然で
ある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示すもので、第1図は油圧回
路図、第2図は必要速度区間を示した説明図、第3図は
電気的な制御回路を示したブロック図、第4、5図は制
御系を示したフローチャート図である。 1…アクチュエータとしてのリフトシリンダ、7、14…
電磁制御弁、18…操作部、19…制御部、20…速度検出
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F15B 11/04 C 8512−3H

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チルトシリンダやリフトシリンダ等のアク
    チュエータに接続するとともに、電気的な入力信号に応
    じて、上記アクチュエータに対する供給流量を制御する
    電磁制御弁と、アクチュエータに対する目標速度、起動
    ・停止時の微速度やそれらの速度域を決める速度モード
    を設定するとともに、これら設定速度に応じて、上記電
    気信号を出力する操作部と、アクチュエータの角度を検
    出するとともに、それを微分して実速度を検出する速度
    検出部と、上記操作部の出力信号に応じて、アクチュエ
    ータの速度制御用の電気信号を出力するとともに、速度
    検出部から入力したアクチュエータの角度及び実速度と
    操作部から入力した上記速度モードに応じた設定速度と
    の偏差を補正する制御部とを備え、この制御部の出力信
    号に応じて上記電磁制御弁を動作させるアクチュエータ
    の速度制御装置。
JP61034798A 1986-02-19 1986-02-19 アクチユエ−タの速度制御装置 Expired - Fee Related JPH0689762B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0720403B2 (ja) * 1987-07-24 1995-03-08 井関農機株式会社 対地作業の油圧制御装置
JPS6469803A (en) * 1987-09-11 1989-03-15 Kayaba Industry Co Ltd Control apparatus for cylinder
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