JPS61189082A - ビデオデイスクシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は特に帯域圧縮された高品位テレビ信号を記録し
たディスクから信号を再生するプレーヤに関するもので
ある。

〔発明の背景〕

最近、Ｍ　Ｕ　Ｓ　Ｅ　（Ｍｕｌｔｉｐｌｅ　Ｓｕｂ　
−ＮｙｑｕｔｓｔＳａｍｐｌｉｎｇ　Ｅｎｃｏ　ｄｉｎ
ｇ）方式で帯域圧縮した高品位テレビ信号を記録したビ
デオディスク及びプレーヤがテレビジョン学会技術報告
ＴＥＢＳ９９−４で報告されている。

この信号は伝送帯域の有効利用等のため現行テレビ信号
のような負極同期ではなく、いわゆる正極同期を用いて
いる。そのため、ビデオディスクプレーヤにおいて、デ
ィスク回転モータの立上り時等において同期信号を検出
することが困難であるため、回転モータの制御やジッタ
補正用としてパイロット信号を用いることが報　　　告
されている。

上記のような従来技術では １）専用のパイロット信号をわざわざ記録せねばならな
い。

２）パイロット信号の欠損等について専用の保護手段を
設ける必要がある。

という問題点があった。

〔発明の目的〕

本発明は、専用のパイロット信号及びその保護手段を必
要としない高機能・高性能の高品位テレビ信号対応ビデ
オディスクシステムを提供するものである。

〔発明の概要〕

上記の目的を達成するために本発明では、専用パイロッ
ト信号の代りに基準クロックあるいは同期信号の少なく
とも一方をもつ音声情報を映像情報と共に多重記録し、
音声情報の再生信号からそれら情報と実質的に同一の時
間軸変動をもつ基準信号を得、基準信号を用いてディス
ク回転モータ制御やジッタ補正を行なうよう構成する。

〔発明の実施例〕

本発明を実施例を用いてさらに詳細に説明する。第１図
は本発明の実施例のブロック図である。図で１はディス
クであり第２図に示すように、低域にコンパクトディス
クの音声情報が、また高域には、ＭＵＳＥ方式で帯域圧
縮された高品位テレビ信号がＦＭ信号の形で記録されて
いる。

２はディスクモータ、５はモータ２の回転周波数を検知
する周波数発生機（以下ＦＧと略記）テアル。ディスク
１は後述するようにモータサーボ系で制御されるモータ
２で回転せしめられている。なお、４は、モータの立上
り、下り時のみモータを制御するための、立上り・下り
制御回路である。

５は半導体レーザ・光学系・アクチュエータ・光検出器
・前置増幅器等からなる光ヘッドであり、ディスク１か
ら情報を検出し出力する。なお光ヘッド５１ζはホーカ
ス及びトラッキングサーボ系が設けられているが周知で
あるのでここでは説明を省略している。

光ヘッド５の出力からＨＰＦ６で映像情報を抽出しＦＭ
ａｌ調段７にてＭＵＳＥ（帯域圧縮し念高品位テレビ）
信号８を得る。このＭＵＳＥ信号からＭＵＳＥデコーダ
（図示省略）により元の高品位テレビ信号を得る。

光ヘッドの５の出力からＬＰＦ９でコンパクトディスク
（以下ＣＤと略）規格の音声情報すなわちＥＦＭ信号を
抽出し、復調回路１ｏにて音声信号１１を得ている。

１２は中心発振周波数がＥＦＭ信号の基準クロック周波
数４．３　（４，３２１８）　ＭＨｚのＰＬＬであり、
ＰＬＬ１２の出力位相は入力再生ＥＦＭの位相と同期し
ている。

このＰＬＬ出力を用い、モータ２及びジッタアクチュエ
ータ（光ヘッド５の中に収納されており図示省略）を制
御し、ディスクからの再生情報の時間軸変動補正を妥当
に行ないうるようこのＰ　Ｌ　Ｌ１２のループ特性を設
定している。すなわちその開ループゲインをＧとすると
きＧ／（１＋Ｇ）の特性が所要補正特性を確保しうるよ
うにしている。

ＰＬＬ１２の出力を復調回路１ｏに加えＥＦＭ信号の復
調に用いると共に分周回路１３に加え分局出力１４を得
、周波数・位相比較段１５の一方の入力としている。周
波数・位相比較段１５の他方の入力Ｉこけ基準信号発生
器１６の出力を分局回路１７で分周して得た前述１４と
同じ周波数の基準信号１８を加えている。周波数・位相
比較段１５の出力を信号処理ドライブ回路１９を介して
モータ２に加えディスクの風損の変動等Ｊこよる再生信
号の低周波時間軸変動が抑圧されるよう、モータ２を制
御している。

なお周波数・位相比較段１５け、同期状態では位相比較
段として働き、非同期状態で分周出力１４の周波数が基
準信号１日のそれよりも低いときは負、高いときは正の
出力を出す特性を有しており、従って妥当な引込動作が
達成できる。

次に分局出力１４と基準・信号１８とを位相比較段２０
で位相比較し、比較出力２１により信号処理ドライブ回
路２２を介して光ヘッド５に含まれているジッタアクチ
ュエータ（図示省略）を制御して、ディスクの偏芯や歪
等による再生信号の時間軸変動を抑圧している。

以上述べたように、再生信号の時間軸変動の低域成分を
モータ２の制御で、ま九高域成分をジッタアクチュエー
タの制御で抑圧している。

次にＰ　Ｌ　Ｌ１２の動作につき第３図の波形図を用い
てさらに説明する。図でａはＰＬＬ１２の入力である再
生ＥＦＭ信号であり、周知のように時間軸変動のないと
き基準クロック周期をＴとして３Ｔから１１Ｔの範囲で
変化するパルス巾の信号である。ＰＬＬのｖＣＯの発振
中心周波数をｂのように１汀に設定しＶＣＯ出力で台形
波を造り、前述再生ＥＦＭ波の立上りでサンプルパルス
をつくり該台形波をサンプルホールドして両信号の位相
を比較する０その比較出力を処理後■ＣＯの制御信号と
してＰＬＬを構成している。

前述Ｔは約２３Ｏｎｌ！であるのでサンプルの最長周期
は５．１μＳであり、十分な精度で制御可能である。

本発明の８ｇ２の実施例を第４図に示す。第４図で第１
図と同一番号を付し念部分は、第１図の場合と同一機能
の部分であり、ここではその説明を省略する。

第４図で２５はＣＤ規格音声信号中に含まれているフレ
ーム同期信号検出回路である。同期信号は周知のように
１１Ｔ・１１Ｔのパタンで５８８Ｔ間隔で存在している
。この検出及び欠損等に対する保護はＣＤプレーヤで行
なわれている技術を用いて行うものである。その技術は
周知であるのでその詳細説明はここでは省略する。

前述のようにＴ中２３０ｎｓ　（１／４４２１８　ＭＨ
ｚ　）であるのでフレーム同期信号のくり返し周期は１
１５μＳとなる。

１６ａは周波数５４．５７ａ４ＭＨｚ　（ａ／Ｔ　）の
基準信号発振器であり１７＆は１７（５８８Ｘ８）分局
回路である。従って１７ａの出力周波数は１１５８８Ｔ
となり１４ａの中心周波数と一致する。また１６ａの出
力を復調回路１０ａにも供給し、調歩同期に用いている
。

なお上記３４．５７４４ＭＨ２の基準信号の代シにＭＵ
ＳＥ信号の基準信号５２．５６７６４　Ｍ　Ｈｚを用い
る構成も考えられ、系の簡素化と妨害対策の点から有利
である。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明によれば、専用のパイロット信
号を必要とすることなく、かつ再生基準信号の欠損等に
も強いビデオディスクシステムを実現することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明第１の実施例ブロック図、第２図は本発
明実施例のディスク記録信号スペクトラム説明図、第Ｓ
図は本発明第１の実施例におけるＰＬＬの動作波形図、
第４図は本発明第２の実施例ブロック図である０ １・・・ディスク　　　　２・・・モータ５・・・光ヘ
ッド　　　　１２・・・ＰＬＬ１５・・・周波数・位相
比較段 ２０・・・位相比較段 ２５・・・フレーム同期検出回路 へ埋ＡｆＰ埋士　小川　勝　男Ｑ′ 閉１図 閉２図 ／ｆｌ藪８−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、基準クロックを伴なうＰＣＭ音声情報及び負極同期
   信号を用いないテレビジョン信号とを多重記録した円板
   状記録媒体と、該媒体からそれらの情報を再生する手段
   と、音声情報から基準クロック情報を検出する手段と、
   クロック情報を用いて、再生情報の時間軸変動を制御、
   抑圧する手段とを備えたことを特徴とするプレーヤとか
   らなるビデオディスクシステム。 ２、音声情報の基準クロック周波数とテレビジョン信号
   の処理に用いるクロック周波数とを同一又は一定関係に
   することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のビデ
   オディスクシステム。