JPS6118885Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6118885Y2 JPS6118885Y2 JP1980151262U JP15126280U JPS6118885Y2 JP S6118885 Y2 JPS6118885 Y2 JP S6118885Y2 JP 1980151262 U JP1980151262 U JP 1980151262U JP 15126280 U JP15126280 U JP 15126280U JP S6118885 Y2 JPS6118885 Y2 JP S6118885Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- snare
- intermediate body
- operating body
- tube
- slide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002271 resection Methods 0.000 claims 1
- 208000037062 Polyps Diseases 0.000 description 9
- 208000032843 Hemorrhage Diseases 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 208000034158 bleeding Diseases 0.000 description 1
- 230000000740 bleeding effect Effects 0.000 description 1
- 239000012634 fragment Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はワイヤをループ状に形成したスネア
面を手元操作部側の回転操作に対応して追従回転
するようになしたポリープ等の体腔内の組織切除
器に関するものである。
面を手元操作部側の回転操作に対応して追従回転
するようになしたポリープ等の体腔内の組織切除
器に関するものである。
生体腔内は生じたポリープ等の組織片を内視鏡
下で切除する場合、一般にワイヤでループを形成
したスネアを用いてポリープ等を捕獲し、内視鏡
の外部からの操作で絞扼切除したり、絞扼しつつ
高周波電流で焼灼することにより切除するが、ス
ネアワイヤが内視鏡先端より突出したとき、スネ
アの捕獲面がポリープ等に対し必ずしも捕獲しや
すい角度で出ることはなく、その度ごとに内視鏡
先端アングルの調整又はスネアを最初から内視鏡
の鉗子口から入れ直したりして不便である。これ
に対し、スネアの捕獲面が手元操作部の回転操作
に追従して回転させることができれば、スネアが
内視鏡先端からどのような角度で突出しても容易
にポリープ等を捕獲できるが、従来のものは必ず
しも回転の追従性が良好とはいい難く、短時間に
かつポリープ等の組織を取り残しなく有効に切除
するためには十分でない。
下で切除する場合、一般にワイヤでループを形成
したスネアを用いてポリープ等を捕獲し、内視鏡
の外部からの操作で絞扼切除したり、絞扼しつつ
高周波電流で焼灼することにより切除するが、ス
ネアワイヤが内視鏡先端より突出したとき、スネ
アの捕獲面がポリープ等に対し必ずしも捕獲しや
すい角度で出ることはなく、その度ごとに内視鏡
先端アングルの調整又はスネアを最初から内視鏡
の鉗子口から入れ直したりして不便である。これ
に対し、スネアの捕獲面が手元操作部の回転操作
に追従して回転させることができれば、スネアが
内視鏡先端からどのような角度で突出しても容易
にポリープ等を捕獲できるが、従来のものは必ず
しも回転の追従性が良好とはいい難く、短時間に
かつポリープ等の組織を取り残しなく有効に切除
するためには十分でない。
本考案による切除器は、ワイヤでループを形成
したスネア１と、スネア１を保持する回転追従性
が良好な中間体２と、前記スネア１と中間体２を
外部に対し電気的な絶縁保護する外被チユーブ３
と、外被チユーブ３を固定部材４，５を介して回
転自在に固定する操作体６と、操作体６に対し操
作体の軸方向にスライド可能なスライダ７と、前
記操作体６に一体化された取手８からなり、前記
中間体２の他端は、前記スライダ７にネジ９で固
定され、外部の電気接点とも接続可能であつて、
スライダ７を操作体６の軸方向の外被チユーブ側
に移動させることになり、前記スネア１は前記外
被チユーブ３の開口端より突出してループを形成
し、又、操作体の軸方向と垂直な面内に操作体６
を回転させることにより、スライダ７と中間体２
は一体となつて回転するよう構成されている。こ
のとき外被チユーブは回転しない。
したスネア１と、スネア１を保持する回転追従性
が良好な中間体２と、前記スネア１と中間体２を
外部に対し電気的な絶縁保護する外被チユーブ３
と、外被チユーブ３を固定部材４，５を介して回
転自在に固定する操作体６と、操作体６に対し操
作体の軸方向にスライド可能なスライダ７と、前
記操作体６に一体化された取手８からなり、前記
中間体２の他端は、前記スライダ７にネジ９で固
定され、外部の電気接点とも接続可能であつて、
スライダ７を操作体６の軸方向の外被チユーブ側
に移動させることになり、前記スネア１は前記外
被チユーブ３の開口端より突出してループを形成
し、又、操作体の軸方向と垂直な面内に操作体６
を回転させることにより、スライダ７と中間体２
は一体となつて回転するよう構成されている。こ
のとき外被チユーブは回転しない。
操作体を回転させる時、外被チユーブと操作体
が一体となつて回転してしまうと、中間体と外被
チユーブ、外被チユーブと鉗子チヤンネルチユー
ブの摩擦抵抗で、操作体の回転時、回転の力が外
被チユーブのよじれとして蓄積し、外被チユーブ
径が細くなつて、特に内視鏡が彎曲した状態では
摩擦抵抗が大きくなり、又、中間体の回転追従性
能をよくするには径が太い方がよいが、中間体と
外被チユーブ径、更に外被チユーブ径と鉗子チヤ
ンネル間の余裕はあまりないので、中間体をしめ
つけ動きを阻外し、スネアの回転追従性を悪くす
る一方、内視鏡の彎曲状態によつて外被チユーブ
のよじれが摩擦抵抗にうちから、一気に解放され
ると、中間体に残つたよじれも同時に解放され、
スネア先端は大きく回転し、静止させるべき位置
にスネアを止めることができず、ポリープ等を捕
獲する際の微妙な術者の意志が伝わりにくい欠点
があつた。
が一体となつて回転してしまうと、中間体と外被
チユーブ、外被チユーブと鉗子チヤンネルチユー
ブの摩擦抵抗で、操作体の回転時、回転の力が外
被チユーブのよじれとして蓄積し、外被チユーブ
径が細くなつて、特に内視鏡が彎曲した状態では
摩擦抵抗が大きくなり、又、中間体の回転追従性
能をよくするには径が太い方がよいが、中間体と
外被チユーブ径、更に外被チユーブ径と鉗子チヤ
ンネル間の余裕はあまりないので、中間体をしめ
つけ動きを阻外し、スネアの回転追従性を悪くす
る一方、内視鏡の彎曲状態によつて外被チユーブ
のよじれが摩擦抵抗にうちから、一気に解放され
ると、中間体に残つたよじれも同時に解放され、
スネア先端は大きく回転し、静止させるべき位置
にスネアを止めることができず、ポリープ等を捕
獲する際の微妙な術者の意志が伝わりにくい欠点
があつた。
しかるに、外被チユーブを固定部材を介して操
作体に回転自在に固定すれば、外被チユーブは回
転するための余裕を鉗子チヤンネルを外被チユー
ブ間に設ける必要はなく、外被チユーブは鉗子チ
ヤンネル内に挿入できる余裕だけを有しておれば
よい。従つて、中間体と外被チユーブ間の余裕も
それだけ多くとれ、かつ術者の回転操作における
回転力量も少なくて済み、微妙な操作が可能で有
利である。内視鏡の検査およびポリープ等の切除
に要する時間は術者にとつても患者にとつても短
い方がよく、特に高周波電気焼灼を併用する場合
は出血や火傷の危険も有り、出来るだけポリープ
等の捕獲をやりやすくすることが重要であり、本
考案による切除器は非常に有用である。
作体に回転自在に固定すれば、外被チユーブは回
転するための余裕を鉗子チヤンネルを外被チユー
ブ間に設ける必要はなく、外被チユーブは鉗子チ
ヤンネル内に挿入できる余裕だけを有しておれば
よい。従つて、中間体と外被チユーブ間の余裕も
それだけ多くとれ、かつ術者の回転操作における
回転力量も少なくて済み、微妙な操作が可能で有
利である。内視鏡の検査およびポリープ等の切除
に要する時間は術者にとつても患者にとつても短
い方がよく、特に高周波電気焼灼を併用する場合
は出血や火傷の危険も有り、出来るだけポリープ
等の捕獲をやりやすくすることが重要であり、本
考案による切除器は非常に有用である。
尚、前記中間体には多量・多条のコイルを用い
ており、一般のコイルと違つて、回転追従性がよ
いものである。また第２図において、斜視部分は
回転のとき一体となつて回転する部分を示したも
のである。
ており、一般のコイルと違つて、回転追従性がよ
いものである。また第２図において、斜視部分は
回転のとき一体となつて回転する部分を示したも
のである。
第１図は本考案の一実施例を示す断面図、第２
図はその斜視図である。 １……スネア、２……中間体、３……外被チユ
ーブ、４，５……固定部材、６……操作体、７…
…スライダ、８……取手、９……ネジ［固定
具］。
図はその斜視図である。 １……スネア、２……中間体、３……外被チユ
ーブ、４，５……固定部材、６……操作体、７…
…スライダ、８……取手、９……ネジ［固定
具］。
Claims (1)
- ワイヤをループ状に形成したスネアと、該スネ
アを固定する回転追従性の良好な中間体と、該中
間体とスネアとを被覆する外被チユーブと、該外
被チユーブを固定部材を介して回転自在に固定す
る操作体と、該操作体の軸方向に自在にスライド
でき操作体を軸方向に垂直な面内に回転したとき
一体となつて回転するスライドと、該スライドと
前記中間体が一体となつて回転するように固定す
る固定具とからなる生体腔内の組織切除器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980151262U JPS6118885Y2 (ja) | 1980-10-23 | 1980-10-23 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980151262U JPS6118885Y2 (ja) | 1980-10-23 | 1980-10-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5774018U JPS5774018U (ja) | 1982-05-07 |
| JPS6118885Y2 true JPS6118885Y2 (ja) | 1986-06-07 |
Family
ID=29510601
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980151262U Expired JPS6118885Y2 (ja) | 1980-10-23 | 1980-10-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6118885Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002510517A (ja) * | 1998-04-06 | 2002-04-09 | カイフォン インコーポレイテッド | 内部身体領域で空洞を作製するための構造体および方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61265137A (ja) * | 1985-05-20 | 1986-11-22 | 旭光学工業株式会社 | 内視鏡用組織切開具 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5017276U (ja) * | 1973-06-11 | 1975-02-24 | ||
| US3955578A (en) * | 1974-12-23 | 1976-05-11 | Cook Inc. | Rotatable surgical snare |
-
1980
- 1980-10-23 JP JP1980151262U patent/JPS6118885Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5017276U (ja) * | 1973-06-11 | 1975-02-24 | ||
| US3955578A (en) * | 1974-12-23 | 1976-05-11 | Cook Inc. | Rotatable surgical snare |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002510517A (ja) * | 1998-04-06 | 2002-04-09 | カイフォン インコーポレイテッド | 内部身体領域で空洞を作製するための構造体および方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5774018U (ja) | 1982-05-07 |
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