JP4105319B2 - 内視鏡用処置具の操作部 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は内視鏡用処置具の操作部に関する。
【0002】
【従来の技術】
内視鏡用処置具の操作部は、一般に、操作者の手の親指を通すためにリング状に形成された第1の指掛けが操作部本体の手元側端部に設けられ、操作者の人指し指と中指を係合させるための第2の指掛けが、操作部本体に沿って進退自在に配置されたスライダーに設けられている。
【0003】
そのような内視鏡用処置具の操作部の第2の指掛けとしては、人指し指と中指とで挟み付けるように糸巻状に形成されたものもあるが、そのようなものは指から外れ易いので、第2の指掛けを、操作者の人指し指と中指が通される一対のリング状に形成したものが各種の内視鏡用処置具の操作部に用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように第2の指掛けを一対のリング状に形成したものは、そこに指を通しておきさえすれば、手の力を抜いても操作部を落とす心配がない等のメリットがある。
【0005】
しかし、操作者の人指し指と中指が第2の指掛けに対してがっちりと係合するので、操作者が少し指の向きを変えたりすると、それに追従して操作部の向きが敏感に変わって先端の向きまで変わってしまい、却って使いにくい場合があった。
【0006】
そこで本発明は、第2の指掛けに人指し指と中指を通して安定して操作部を保持することができ、しかも操作者が指の向きを少しくらい変えても操作部の向きが敏感に追従して変化しない内視鏡用処置具の操作部を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡用処置具の操作部は、操作者の手の親指を通すためにリング状に形成された第1の指掛けが操作部本体の手元側端部に設けられ、操作者の人指し指と中指を通すために一対のリング状に形成された第2の指掛けが、上記操作部本体に沿って進退自在に配置されたスライダーに設けられた内視鏡用処置具の操作部において、上記第2の指掛けが、上記操作部本体の軸線周りに回転自在な状態に設けられていることを特徴とする。
【0008】
なお、上記第1の指掛けが、上記操作部本体の軸線周りに回転不能に設けられているとよい。
【0009】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図2は、経内視鏡的にポリープ切除を行うための内視鏡用高周波スネアを示している。なお、本発明はスネア以外の各種内視鏡用処置具の操作部に適用することができる。
【0010】
図示されていない内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿脱される可撓性のシース1は、例えば四フッ化エチレン樹脂チューブによって形成されていて、その中に軸線方向に進退自在に、導電性の操作ワイヤ2が全長にわたって挿通配置されている。
【0011】
操作ワイヤ2の先端には、弾性ワイヤによってループ状に形成されたスネアワイヤ3が連結されていて、シース1外においては自己の弾性によってループ状に膨らみ、操作ワイヤ2が手元側に牽引されるとシース1内に引き込まれて窄んだ状態になる。
【0012】
なお、処置具が内視鏡用生検鉗子等の場合には、可撓性のシース1は密着巻きコイルパイプによって形成され、スネアワイヤ3に変えて開閉自在な鉗子片等が配置される。
【0013】
シース1の手元側端部には、操作部10が連結されている。操作部本体11は電気絶縁材によって細長い棒状に形成されており、その先端部分に、シース1の基端が止め環4によって連結/解除可能に連結されている。
【0014】
操作部本体11には、細長いスリット12が軸線方向に形成されていて、操作部本体11の手元側端部には、操作者の親指を通すためのリング状の第1の指掛け21が操作部本体11と一体に形成されている。
【0015】
13は、電気絶縁材によって操作部本体11を囲む筒状に形成され、操作部本体11に沿って進退自在に配置されたスライダーである。スリット12内に配置された導電ブロック材14には、操作ワイヤ2の基端部が差し込まれ、それらが高周波電源接続端子を兼ねる手動ネジ15によってスライダー13に固定されている。
【0016】
操作ワイヤ2のスリット12内に露出する部分には補強パイプ2′が被着されており、スライダー13を進退させることにより、操作ワイヤ2が進退してスネアワイヤ3がシース1の先端から出入りする。
【0017】
また、高周波電流は手動ネジ15から導電ブロック材14、そして操作ワイヤ2を通ってスネアワイヤ3に伝達される。なお、手動ネジ15を緩めれば導電ブロック材14から操作ワイヤ2を離脱させることができる。
【0018】
22は、操作者の人指し指と中指を通すために一対のリング状に形成された第2の指掛けである。一対のリング部分は同一平面上に操作部本体11を挟んで対称に配置されている。
【0019】
図3に示されるように、操作者の親指を第1の指掛け21に差し込み、人差し指と中指を第2の指掛け22に差し込んだ状態で、スライダー13を進退操作することができる。したがって、手の力を抜いても操作部10を落とす心配がない。
【0020】
第2の指掛け22は、図1にAで示されるように、スライダー13に対してその軸線周り(即ち、操作部本体11の軸線周り)に回転自在に取り付けられており、第1の指掛け21は軸線周りに回転不能に設けられている。したがって、操作者が少し指の向きを変えても、それに追従して操作部10の向きが敏感に変わることがなく、使い易い。
【0021】
【発明の効果】
本発明によれば、第2の指掛けを一対のリング状に形成したことにより、第2の指掛けに人指し指と中指を通して操作部を安定して保持することができ、その第2の指掛けを操作部本体の軸線周りに回転自在に設けたので、操作者が指の向きを少しくらい変えても、それに追従して操作部の向きが敏感に変わることがなく、使い易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の内視鏡用処置具の操作部の斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態の内視鏡用処置具の平面断面図である。
【図3】本発明の実施の形態の内視鏡用処置具の操作部に操作者の指が差し込まれた状態の平面図である。
【符号の説明】
1 シース
2 操作ワイヤ
10 操作部
11 操作部本体
13 スライダー
21 第1の指掛け
22 第2の指掛け

Claims (2)

  1. 操作者の手の親指を通すためにリング状に形成された第1の指掛けが操作部本体の手元側端部に設けられ、操作者の人指し指と中指を通すために一対のリング状に形成された第2の指掛けが、上記操作部本体に沿って進退自在に配置されたスライダーに設けられた内視鏡用処置具の操作部において、
    上記第2の指掛けが、上記操作部本体の軸線周りに回転自在な状態に設けられていることを特徴とする内視鏡用処置具の操作部。
  2. 上記第1の指掛けが、上記操作部本体の軸線周りに回転不能に設けられている請求項1記載の内視鏡用処置具の操作部。
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