JP2000225120A - 内視鏡用処置具の操作部 - Google Patents

内視鏡用処置具の操作部

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JP2000225120A
JP2000225120A JP11026880A JP2688099A JP2000225120A JP 2000225120 A JP2000225120 A JP 2000225120A JP 11026880 A JP11026880 A JP 11026880A JP 2688099 A JP2688099 A JP 2688099A JP 2000225120 A JP2000225120 A JP 2000225120A
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Teruo Ouchi
輝雄 大内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】第2の指掛けに人指し指と中指を通して安定し
て操作部を保持することができ、しかも操作者が指の向
きを少しくらい変えても操作部の向きが敏感に追従して
変化しない内視鏡用処置具の操作部を提供すること。 【解決手段】操作者の人指し指と中指を通すために一対
のリング状に形成された第2の指掛け22が、操作部本
体11の軸線周りに回転自在な状態に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は内視鏡用処置具の
操作部に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡用処置具の操作部は、一般に、操
作者の手の親指を通すためにリング状に形成された第1
の指掛けが操作部本体の手元側端部に設けられ、操作者
の人指し指と中指を係合させるための第2の指掛けが、
操作部本体に沿って進退自在に配置されたスライダーに
設けられている。
【0003】そのような内視鏡用処置具の操作部の第2
の指掛けとしては、人指し指と中指とで挟み付けるよう
に糸巻状に形成されたものもあるが、そのようなものは
指から外れ易いので、第2の指掛けを、操作者の人指し
指と中指が通される一対のリング状に形成したものが各
種の内視鏡用処置具の操作部に用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように第2の指
掛けを一対のリング状に形成したものは、そこに指を通
しておきさえすれば、手の力を抜いても操作部を落とす
心配がない等のメリットがある。
【0005】しかし、操作者の人指し指と中指が第2の
指掛けに対してがっちりと係合するので、操作者が少し
指の向きを変えたりすると、それに追従して操作部の向
きが敏感に変わって先端の向きまで変わってしまい、却
って使いにくい場合があった。
【0006】そこで本発明は、第2の指掛けに人指し指
と中指を通して安定して操作部を保持することができ、
しかも操作者が指の向きを少しくらい変えても操作部の
向きが敏感に追従して変化しない内視鏡用処置具の操作
部を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡用処置具の操作部は、操作者の手の
親指を通すためにリング状に形成された第1の指掛けが
操作部本体の手元側端部に設けられ、操作者の人指し指
と中指を通すために一対のリング状に形成された第2の
指掛けが、上記操作部本体に沿って進退自在に配置され
たスライダーに設けられた内視鏡用処置具の操作部にお
いて、上記第2の指掛けが、上記操作部本体の軸線周り
に回転自在な状態に設けられていることを特徴とする。
【0008】なお、上記第1の指掛けが、上記操作部本
体の軸線周りに回転不能に設けられているとよい。
【0009】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図2は、経内視鏡的にポリープ切除を行
うための内視鏡用高周波スネアを示している。なお、本
発明はスネア以外の各種内視鏡用処置具の操作部に適用
することができる。
【0010】図示されていない内視鏡の処置具挿通チャ
ンネルに挿脱される可撓性のシース1は、例えば四フッ
化エチレン樹脂チューブによって形成されていて、その
中に軸線方向に進退自在に、導電性の操作ワイヤ2が全
長にわたって挿通配置されている。
【0011】操作ワイヤ2の先端には、弾性ワイヤによ
ってループ状に形成されたスネアワイヤ3が連結されて
いて、シース1外においては自己の弾性によってループ
状に膨らみ、操作ワイヤ2が手元側に牽引されるとシー
ス1内に引き込まれて窄んだ状態になる。
【0012】なお、処置具が内視鏡用生検鉗子等の場合
には、可撓性のシース1は密着巻きコイルパイプによっ
て形成され、スネアワイヤ3に変えて開閉自在な鉗子片
等が配置される。
【0013】シース1の手元側端部には、操作部10が
連結されている。操作部本体11は電気絶縁材によって
細長い棒状に形成されており、その先端部分に、シース
1の基端が止め環4によって連結/解除可能に連結され
ている。
【0014】操作部本体11には、細長いスリット12
が軸線方向に形成されていて、操作部本体11の手元側
端部には、操作者の親指を通すためのリング状の第1の
指掛け21が操作部本体11と一体に形成されている。
【0015】13は、電気絶縁材によって操作部本体1
1を囲む筒状に形成され、操作部本体11に沿って進退
自在に配置されたスライダーである。スリット12内に
配置された導電ブロック材14には、操作ワイヤ2の基
端部が差し込まれ、それらが高周波電源接続端子を兼ね
る手動ネジ15によってスライダー13に固定されてい
る。
【0016】操作ワイヤ2のスリット12内に露出する
部分には補強パイプ2′が被着されており、スライダー
13を進退させることにより、操作ワイヤ2が進退して
スネアワイヤ3がシース1の先端から出入りする。
【0017】また、高周波電流は手動ネジ15から導電
ブロック材14、そして操作ワイヤ2を通ってスネアワ
イヤ3に伝達される。なお、手動ネジ15を緩めれば導
電ブロック材14から操作ワイヤ2を離脱させることが
できる。
【0018】22は、操作者の人指し指と中指を通すた
めに一対のリング状に形成された第2の指掛けである。
一対のリング部分は同一平面上に操作部本体11を挟ん
で対称に配置されている。
【0019】図3に示されるように、操作者の親指を第
1の指掛け21に差し込み、人差し指と中指を第2の指
掛け22に差し込んだ状態で、スライダー13を進退操
作することができる。したがって、手の力を抜いても操
作部10を落とす心配がない。
【0020】第2の指掛け22は、図1にAで示される
ように、スライダー13に対してその軸線周り(即ち、
操作部本体11の軸線周り)に回転自在に取り付けられ
ており、第1の指掛け21は軸線周りに回転不能に設け
られている。したがって、操作者が少し指の向きを変え
ても、それに追従して操作部10の向きが敏感に変わる
ことがなく、使い易い。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、第2の指掛けを一対の
リング状に形成したことにより、第2の指掛けに人指し
指と中指を通して操作部を安定して保持することがで
き、その第2の指掛けを操作部本体の軸線周りに回転自
在に設けたので、操作者が指の向きを少しくらい変えて
も、それに追従して操作部の向きが敏感に変わることが
なく、使い易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の内視鏡用処置具の操作部
の斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態の内視鏡用処置具の平面断
面図である。
【図3】本発明の実施の形態の内視鏡用処置具の操作部
に操作者の指が差し込まれた状態の平面図である。
【符号の説明】
1 シース 2 操作ワイヤ 10 操作部 11 操作部本体 13 スライダー 21 第1の指掛け 22 第2の指掛け

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作者の手の親指を通すためにリング状に
    形成された第1の指掛けが操作部本体の手元側端部に設
    けられ、操作者の人指し指と中指を通すために一対のリ
    ング状に形成された第2の指掛けが、上記操作部本体に
    沿って進退自在に配置されたスライダーに設けられた内
    視鏡用処置具の操作部において、 上記第2の指掛けが、上記操作部本体の軸線周りに回転
    自在な状態に設けられていることを特徴とする内視鏡用
    処置具の操作部。
  2. 【請求項2】上記第1の指掛けが、上記操作部本体の軸
    線周りに回転不能に設けられている請求項1記載の内視
    鏡用処置具の操作部。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5991074A (ja) * 1982-11-15 1984-05-25 Mitsubishi Electric Corp 発光ダイオ−ドプリンタ
JP2015074053A (ja) * 2013-10-09 2015-04-20 晴行 北野 日用品把持部構造
CN113613575A (zh) * 2019-03-22 2021-11-05 株式会社钟化 内窥镜用处置器具

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