JPS61188470A - 防食被覆組成物 - Google Patents

防食被覆組成物

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JPS61188470A
JPS61188470A JP2808385A JP2808385A JPS61188470A JP S61188470 A JPS61188470 A JP S61188470A JP 2808385 A JP2808385 A JP 2808385A JP 2808385 A JP2808385 A JP 2808385A JP S61188470 A JPS61188470 A JP S61188470A
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oxide
corrosion
resin
metal
coating composition
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JP2808385A
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Takashi Yamamoto
隆 山本
Toshihiro Okai
岡井 敏博
Mitsuyuki Oda
小田 光之
Yoshiaki Okumura
美明 奥村
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Nippon Paint Co Ltd
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Nippon Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、中性もしくはアルカリ環境下での防食被覆組
成物、特に塗膜剥離を有効に防止する防食被覆組成物に
関する。
(従来技術およびその問題点) 従来、金属を保護するための塗料、ライニング剤、接着
剤、表面処理剤などは、樹脂等のバインダー中にクロム
系、鉛系、燐酸系などの物質を防錆剤(不動態化剤)と
して添加している。これらは被覆膜を通して浸透してき
た水などにより僅かに溶解し、同じく膜を透過してきた
酸素などの働きで、被覆膜下の金属表面に安定な酸化物
系不動態膜を形成して、金属を防食するものである。し
かし、これらの防錆剤の中で最も代表的でかつ防錆性が
優れているクロム系防錆剤、例えばストロンチウムクロ
メートを塗料等に添加してし、被覆膜  “は金属面の
腐食による剥離現象が生じ、これがしばしば問題となる
本発明者らは前に強い酸性域(即ち、pHが・1以下の
領域)、例えばH,S、Co、の存在する環境下での腐
食の一種である応力腐食割れ等を防止する被覆組成物を
機業した(特願昭58−198022号、特願昭58−
203362号および特願昭59−023873号)。
しかしながら、これらの出願には中性工たは特にアルカ
リ環境下(11<pi(< I O)の環境下で腐食の
防止についての記載はない。
(発明の目的) 本発明は、中性あるいはアルカリ環境下における腐食、
特にアルカリ環境下での皮膜の剥離等の防止に極めて浸
れた効果を付与する防食被覆組成物を1是供する。
(発明の構成) すなわち、本発明は11指固形分100重量部に灯して
、マンガン酸化物(MnOx;1.5≦x≦2)、バナ
ジウム酸化物(VOX;2≦x≦2.5)、モリブデン
酸化物(MoOx;2≦x≦3)、およびタングステン
酸化物(WOx:2≦x≦3)からなる群から選ばれた
等酸点2.0〜8.5を有する金属酸化物の少なくとら
tUを0.01〜500M量部含有する中性もしくはア
ルカリ環境下での防食被覆組成せりに関する。
本発明に用いる金属酸化物の例としては、マンガン酸化
物(MnOx;1.5≦x≦2)、バナジウム酸化物(
VOx;2≦x≦2.5)、モリブデン酸化物(MoO
x:2≦x≦3)、またはタングステン酸化物(WOx
;2≦x≦3)である。これらは不定比化合物としても
知られるように、Xの値を特定して示すことができない
ので、Xの範囲で示した。これらの化合物は常套のいか
なる方法により得てもよい。例えば、それぞれの金属の
窒化物または硫化物を空気中で焼成して得てもよい。ま
たそれぞれの純粋金属を酸化することにより得てもよい
。これらの化合物は単独または2種以上の混合物で用い
てもよい。上記金属酸化物の内好ましいものは、パイロ
ルサイト(β型二酸化マンガン)、電解二酸化マンガン
、五酸化バナジウム、三酸化モリブデン、三酸化タング
ステンである。
これらの酸化物の等酸点は2.0〜8.5であることが
必要である。2.0より小さい等酸点を有するものは樹
脂をゲル化または劣化させる恐れがあるので好ましくな
い。逆に等酸点が8.5より高いものはそれ自体がアル
カリ性を示し、樹脂を劣化させたり、被覆膜と素地金属
との接着性を阻害する等の害を及ぼすので好ましくない
上記金属酸化物の粒径は顔料に用いる粒径(例えば、0
.1−100ミクロン)と同じである。を立径を大きく
すると塗膜性能が悪化する。
上記金rf4酸化物は被覆組成物の樹脂固形分!OO重
噴重し対して0.01〜500重量部、好ましくは5〜
100重量部添加する。500重量部を超える量の配合
は塗膜の性能を悪化する。また、1重量部より少ない配
合は本発明の防食効果が十分に得られない。
本発明に用いる樹脂は塗料、ライニング剤、表面処理剤
、接着剤など通常の腐食環境下に用いられるものであっ
て、例えば、ボイル油、エポキシ14J 脂、ウレタン
樹脂、エポキンウレタン樹脂、フェノール樹脂、エポキ
シフェノール樹脂、ポリウレタン樹脂、メラミン樹脂、
アルキド樹脂、メラミンアルキド樹脂、塩化ビニル樹脂
、塩化ビニリデン樹脂、ポリビニルエーテル、酢酸ビニ
ル樹脂、ポリビニルアルコール ル樹脂、ポリアルキレン、ポリアミド、塩化ゴム、塩酸
ゴムシリコン樹脂、フッ素樹脂等の重合油、合成または
天然樹脂である。上記樹脂の混合物または変成された樹
脂であってもよい。
本発明の被覆組成物は水またはその他の溶媒を用いて分
散液にしてもよい。本発明に用いる溶剤の例としてはケ
トン類、例えば、メチルイソブチルケトン、メチルエチ
ルケトン:セロソルブ類、例えばメチルセロソルブ、エ
チルセロソルブ、ブチルセロソルブ、酢酸セロソルブ、
プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレン
グリコールモノメチルエーテルアセテート;アルコール
類、例えばメチルアルコール、エチルアルコール、イソ
ブチルアルコール、n−ブチルアルコール、イソプロピ
ルアルコール、n−プロピルアルコール、ジアセトンア
ルコール、シクロヘキサノール、ベンジルアルコール、
イソアミルアルコール;炭化水素系溶剤、例えばキシレ
ン、トルエン、ホワイトスピリット、n−ヘキサン、ツ
ルペッツ 1001ソルベブソ 150等が挙げられる
。これらの溶剤の添加量は彼て組成物全量の5〜60重
量%、好ましくは10〜30重量%である。
本発明の被覆組成物は常套の顔料または池の添加剤を含
んでもよい。顔料は常套のいかなるものを用いてもよい
。好ましい顔料としては、無機顔料、例えば、酸化鉄、
酸化鉛、ストロンチウムクロメート、カーボンブラック
、コールダスト、二酸化チタン、タルク、硫酸バリウム
;色顔料、例えば、カドミウムイエロー、カドミウムレ
ッド、クロミウムイエロー等:有機顔料、例えばフタロ
シアニンブルー、フタロシアニングリーン、ウルトラマ
リーンブルー等である。また顔料の混合物を用いてもよ
い。分散液中の顔料の含有mは通常、顔料容積濃度(P
 V C)で表わされる。一般には、PVCは5%〜6
0%の範囲内である。
他の添加剤の例としては可塑剤、界面活性剤、乾燥剤、
硬化剤、増結剤、たれ防止剤等が挙げられる。これらの
添加剤は組成物中に0.1〜30重量%、好ましくは1
〜20重量%含んでいてもよい。
特に、本発明の被覆組成物は前記金属酸化物の他に従来
の防錆剤、例えばクロム系防錆剤(例えば、クロム酸亜
鉛(ZPC,ZTO)、クロム酸ストロンチウム、クロ
ム酸バリウムカリウム)、鉛系防錆剤(鉛丹、亜酸化鉛
、シアナミド鉛、塩基性クロム酸鉛、塩基性硫酸鉛、鉛
酸カルシウム)または燐酸系防錆剤(オルトリン酸塩、
ポリリン酸塩)をとらに添加してもよい。従来の防錆剤
とともに添加する場合には、総合的にみてより有効に防
食、特に塗膜剥離防止がなされる。従来の防錆剤の添加
量は本発明の金属酸化物に対しl1lO−5〜1:10
’の範囲内であってもよい。
本発明被覆組成物は常套のいかなる基材、例えば木、プ
ラスチック、金属、またはプライマーコート上に塗布し
てもよい。好ましくは、金属上である。塗装方法は、常
套のいかなる方法を用いてもよい。例えば、流し塗り、
浸漬をり、スプレー塗り、ハケ塗り、粉末塗り、電着塗
り、ロール塗り、押出塗り等が挙げられる。 (発明の
作用)通常、塗料、ライニング等を塗布した金属表面で
の腐食は、塗膜を通過してきた水および酸素あるいは酸
により以下の反応により生じる。
(1) F e −F e”+ 2 e−(アノード反
応)(2)l/20 !+HtO+ 2 e−−OH−
(カソード反応)(2’)2H’″+2 e−* Hバ
カソード反応)上記アノードおよびカソード反応が対で
進行して腐食反応が生じる。カソード反応の(2)式は
主に中性アルカリ性環境下での腐食反応であり、(2′
)式は主に酸性環境下での腐食反応である。
従って、本願では主として(2)式が起こる中性アルカ
リ性環境下を対象として考えられるが、一部(2′)式
の反応が起こらないわけではないので、(2′)式によ
る腐食ら説明として加える。上式に示すように酸素の還
元反応式(2)やプロトンの還元反応式(2′)により
腐食反応が進行するが、特に(2)式の反応により水酸
化イオン(OH″″)が生成し局部的にpHが上昇する
。このOH″″イオンは塗膜−金属間の付着性の劣化、
塗膜の劣化等による塗膜の剥離(通称アルカリ剥離また
はカソード剥離と言う)を促進する作用を育している。
また(2′)式では水素が発生し水素が金属内に吸収さ
れ水素吸収による応力腐食割れ等が起こる。本発明被覆
組成物は以下の作用により防食効果を示す。
塗膜中の金属酸化物は塗膜上金属と電気的に接触をらち
、腐食のカソード反応にこの金属酸化物の還元反応が参
加する。従って、上記(2)式または(2′)式の反応
が減少し、それによりOH−イオンまたはH3の生成が
抑制され、金属の腐食が大幅に抑制される。これは腐食
反応自体を抑制するものではなく、腐食のカソード反応
の内容を転換するものである。
さらに、本発明酸化物は等酸点2.0〜8.5を有する
ので、環境のp+−rをその等酸点に調整しようとする
作用をもっていることから、腐食による環境1)H変化
をコントロゴルして、その結果として金属表面のpI(
を腐食の起こりにくい範囲(例えば、4<pH< l 
O)に維持し、防食機能が達せられる。
また、本発明に用いる金属酸化物は塗装金属の腐食電位
を責側にシフトする機能を有しているのて、これらを混
入した破膜は腐食カソード反応の9極を減少し、水素分
極反応(t−1= + e  −+−H)が抑制されろ
。即ち、塗装金属の裏側で観測される水素透過電流 (
1−1−)じ+e−の反応電流で塗膜下金屈面の腐食反
応によって金属中に原子状水素)Tが吸収されるが、こ
れを裏側の金属面から引き抜く時の電流)は抑制される
(発明の効果) 本発明防食被覆組成物は、十分に金属表面の腐食、特に
酸性またはアルカリ性環境下での塗膜剥離を防止し、ま
た量的には少ないがH゛イオン生じる原子状水素の吸収
を抑制し、水素が原因である腐食をも有効に防止する優
れた効果を有する。
(実施例) 本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例■および比較例1 本実施例は本発明の酸化物自体か還元され、腐食反応を
抑制し、pH上昇および水素吸収を抑制することを示す
(A)酸化物のカソード反応性と等酸点本発明の酸化物
のカソード反応性を分極曲線法によりカソード分極電流
曲線を測定することにより評価した。
図1に示す分極曲線測定セルの基[(1)上に載置した
綱板(2)上に本発明の酸化物(5重量%)を分散した
寒天(3)を鋼板に被覆し、通常の腐食環境の代表例と
して、電解セル(4)中に3%NaC(!水溶液を電解
液(5)を満たして、鋼板を分極し、その際のカソード
分極電流の大きさを測定した。
電解液(5)はルギン管(6)七別の容器(7)内の3
.33NKCe水溶液(8)と連絡し、このKCQ水溶
液にAg−AgCQ比較電極(9)を挿入した。ポテン
ショスタット(10)に接続し、ポテンショスタットの
R極は比較電極(9)へ、W極は鋼板(2)へ、更にC
極は電解セル中の白金対極(11)に各々接続した。こ
の分極電流の大きさをレコーダ(12)に測定した。
測定した分極曲線は酸化物が五酸化バナジウムの場合を
代表例として示すと、第2図に示すようになった。図中
の曲線(a)は電気化学的に不活性な二酸化チタンを5
重量%を寒天ゲル中に含まれたらの(ブランクと弥す)
である。五酸化バナジウムの場合(曲線b)はブランク
に比べてカソード分極電流は大幅(約1〜2桁)に上昇
しており、カソード反応が活発に起こっていることを示
している。
ここで本発明の酸化物を含んだ寒天ゲルにおいて、腐食
電位Ecorr、より50mVカソード側に分極したと
きの電流値とブランクを同一条件で分極したときの電流
値との比(iox/1Tiot)をもってカソード反応
の活発化の尺度とし、また腐食、電位のシフト効果(プ
ラスは前側、マイナスは卑側)もT10.との差でらっ
て各種酸化物について測定した結果を表1に示す。同時
に各酸化物の等酸点を表−1に合わせて示す。
([3)酸化物のアルカリ(OH−)発生抑制効果本発
明の酸化物のOH−イオン発生抑制効果は、酸化物を分
散させた液に浸漬した鋼板片をカソーディックに分極し
、低電流電解時のカソード液のptr変化を測定するこ
とにより検討した。測定には第3図に示した装置を用い
た。
本電解セルはアノード室(21)とカソード室(22)
を寒天橋(23)を介して連結し、電解液の混合を防い
だ。カソード室には一体型pH電極(24)を備えてい
る。カソード室には本発明酸化物を含んだ3%NaCQ
水溶液(25)を電解液40xQとして満たし、ガルバ
ノスタット(26)のマイナス側に接続された鋼板片(
27)として挿入した。電極面積(14板の浸漬面積は
12cx”であった。アノード室(21)にはガルバノ
スタット(26)のプラス側に接続した鋼板片を電極(
28)として挿入した。測定中、カソード室(22)に
は空気を吹き込み、スターラー(29)で攪拌を行なっ
た。
低電流電源(ガルバノスタット)を用いて鋼板片をカソ
ーディックに分極し、3ミリアンペア定常で低電流電解
し、その際のカソード室内の溶液のp)(変化をpl(
メーター(30)によりレコーダー(31)で追跡した
。酸化物が五酸化バナジウムの場合と二酸化チタンの場
合(以下ブランクと称する)のpH変化を第4図に示し
た。表1に本実施例の条件で4時間カソード電解したと
きのアルカリ発生量を、p)(変化から掲載して酸化チ
タンの場合のアルカリ発生ら1を100とした比で表示
した。第・1図中のP。か低;流電解による酸化チタン
の場合のpHi化てあり、P3、P?はそれぞれ本発明
の酸化物の例であろ五酸化バナジウム、二酸化モリブデ
ンを059添加した場合のI)H変化である。
また、Pl、P、はそれぞれ電池活性を示しにくいと考
えられるノリ力(SiO2)、四酸化マンガンを0.5
09添加したときのp)l変化である。
第4図よりP。−P4のpH変化はそれぞれ添加物室の
等酸点的性質によるものとTi電池活性a無によるもの
とで発現した結果である。それぞれの場合の初期1)H
は酸化物の等酸点に大きく影響されたらのであり、第4
図の結果から、本発明の金属酸化物の優れたOH″″発
生抑制効果を元押するのは、等酸点的性質に合わせてそ
れのもつ電池活性が大きく作用しているものと考えられ
る。
(C)本発明の防食組成物の応力腐食割れ防止効果につ
いて以下のように実験を行なった。本発明の酸化物を分
散した寒天(3重量%)をJISG。
3141の!71ti(0,8ixの厚さ)に被覆し通
常の腐食環境の代表例として60°Cの3%NaC(水
溶液中(pH″、1)に2ケ月間浸、責し、そのw4仮
の断面を顕微鏡で観察し、水素ブリスター発生の仔無を
測定した。その結果を表−1に示す。
また、測定後綱仮の腐食減量を求めろと、表−1中のカ
ソード反応性の大きい酸化物はj14[の腐食減量が多
いとの傾向を示した。
実施例■および比較例■ 本実施例は本発明の酸化物を含んだ被覆組成物を塗装し
た塗装金属板において、腐食進行後の塗膜剥離が抑制さ
れることを示す。
樹脂ビヒクルとしては通常の塗料用樹脂を用いて、本発
明の酸化物を樹脂固形部+00ffi量部に対し、25
重量部添加し塗料を作成した。この塗料を通常用いられ
る塗装用金属板に塗装し、140℃で30分乾燥し、塗
装金属板を得た。これにクロスカットを入れた後、通常
の腐食環境の代表例としてツルトスプレーテスト(5%
NaC12,35℃)に供し、250時間後のカット部
からの剥離幅を評価した。結果を表1に示した。
また上記の塗装金属板にクロスカットを入れないものを
サンプルとし、本発明者らが先に発明した方法(特許1
018241号)により塗膜上金属面の腐食反応によっ
て金属中に吸収された水素をこの供試材の裏側から電解
法で引き抜き、この時の電解電流(水素透過電流)を追
跡した。塗膜形成側の腐食環境は3%NaCQの60℃
、裏側の条件は30℃としてその池は上記特許の方法で
実施しに。表=1にその結果を示した。酸化チタンを居
準として500時間後の水素透過電流の値を示し実施例
■および比較例■ 本実施例は本発明の酸化物の配合量効果並びに不動感化
剤との組み合わせの例を示す通常用いられる塗料用合成
樹脂をバインダーとし、表2および表3および表4に示
す酸化物の配合で、通常塗装に用いられる金属板に塗装
し、塗装金属を得た。
剥離評価として塗装と金属板にクロスカプトを入れ、ツ
ルトスプレーテスト(5%NaCQ35℃)を、180
時間実施した時の片側剥離幅(粘着テープによる剥離)
を測定した。また、水素吸収抑制の評価し実施例1と同
様に行なった。剥離幅および水素吸収量は不動感化剤を
単独に含んだ塗料の場合を括準値として、各種塗料にお
ける剥離評価を行なった。
【図面の簡単な説明】
第1図は分極曲線測定セルの模式断面図である。 第2図は二酸化チタンおよび五酸化バナジウム含aの寒
天被覆綱板の分極曲線を示す図である。図中曲線(aL
)は二酸化チタンを含む寒天被覆綱板の分極曲線であり
、曲線(b)は五酸化バナジウムを含む寒天被覆綱板の
分極曲線である。第3図は低電流電解セルの構造を示す
模式的断面図である。 第・1図は電解時のpH変化を示す曲線である。第、1
図中P0が低電流電解による二酸化チタンの場合のp)
(変1ヒであり、Pl、P、はそれぞれ本発明の酸化物
の例である五酸化バナジウム、三酸化モリブデンを0.
509添加した場合のpH変化である。またPl、P4
はそれぞれT1@活性を示しにくいと考えられろンリヵ
、四三酸化マンガンを0゜509添加した時のI)H変
化を示す図である。 第1図および第3図中の記号は以下の通りである: (1)基板、   (2)間板、  (3)寒天、(4
)電解セル、(5)電解液、 (6)ルギン管、(7)
容器、   (8)KCQ水溶液、(9)Ag−AgC
C比較電極、 (10)ポテンショスタット、(11)白金対極、(1
2)レコーダー、(21)アノード室、(22)カソー
ド室、(23)寒天橋、(24)ptl電極、(25)
NaCQ水溶液、(26)ガルバノスタット、(27)
R板片、  (2g)?ii極、  (29)スターラ
ー、(30)I)Hメーター、(31)レコーダー、第
1図 系3図 第2図 市イ立:  E  1mV  vs   Ag/AgC
j/3.33KCj)第4図 0     1     2    3    4  
 (B!!PIIPl)手続補正書(自発) 昭和60年3月20日 19ゞ83    圃 1、事件の表示 昭和60年特許願第 28083     号2発明の
名称 防食被覆組成物 3捕正をする者 事件との関係 特許出願人 4、代理人 5、補正命令の日付 (自発) 7、?i正の岡谷 (1)明細WI第第4男男8、「窒化物または」を削除
する。 (2)同第12頁第1行、「曲線」を削除する。 (3)同第13頁下から第4行、「低電流」とあるを「
定電流」に訂正する。 (4)同第14頁第12行および第14行、「低電流」
とあるを「定電流」に訂正する。 (5)同第14頁第13行、「定常」を削除する。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、樹脂固形分100重量部に対して、マンガン酸化物
    (MnOx;1.5≦x≦2)、バナジウム酸化物(V
    Ox;2≦x≦2.5)、モリブデン酸化物(MoOx
    ;2≦x≦3)、およびタングステン酸化物(WOx;
    2≦x≦3)からなる群から選ばれた等酸点2.0〜8
    .5を有する金属酸化物の少なくとも1種を0.01〜
    500重量部含有する中性もしくはアルカリ環境下での
    防食被覆組成物。 2、金属酸化物がパイロルサイト(β型二酸化マンガン
    )、電解二酸化マンガン、五酸化バナジウム、三酸化モ
    リブデン、または三酸化タングステンである第1項記載
    の防食被覆組成物。
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