JPS6118841B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6118841B2 JPS6118841B2 JP15125378A JP15125378A JPS6118841B2 JP S6118841 B2 JPS6118841 B2 JP S6118841B2 JP 15125378 A JP15125378 A JP 15125378A JP 15125378 A JP15125378 A JP 15125378A JP S6118841 B2 JPS6118841 B2 JP S6118841B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- seal
- sealing
- insulating plate
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Details Of Resistors (AREA)
- Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は密封型電気機器のシール方法に関する
ものであつて、端子1を突設した電気機器2をケ
ース体3に収納すると共にケース体3の開口部4
から端子1を突出させ、剛性を有する下絶縁板5
と薄い上絶縁板6との間に半硬化状態の熱硬化樹
脂製のシール板7を介在させて形成したシール体
8に上記端子1を挿通すると共にケース体3の開
口部4を上絶縁板6を表面にしたシール体8で塞
ぎ、次いでシール板7を加熱硬化することを特徴
とする密封型電気機器のシール方法に係るもので
ある。
ものであつて、端子1を突設した電気機器2をケ
ース体3に収納すると共にケース体3の開口部4
から端子1を突出させ、剛性を有する下絶縁板5
と薄い上絶縁板6との間に半硬化状態の熱硬化樹
脂製のシール板7を介在させて形成したシール体
8に上記端子1を挿通すると共にケース体3の開
口部4を上絶縁板6を表面にしたシール体8で塞
ぎ、次いでシール板7を加熱硬化することを特徴
とする密封型電気機器のシール方法に係るもので
ある。
従来、電気機器を収納したケース体の開口部を
密着シールするに当つて、第1図a,bのように
剛性を有する絶縁板の上に半硬化状態のエポキシ
樹脂のような熱硬化樹脂製のシール板を置き、シ
ール板を120℃程度の高温雰囲気で溶解、硬化さ
せてケース体の開口部を密着シールしていたの
で、シール板の表面に凹凸が生じて外観を著しく
悪くするという欠点があり、更に剛性を有する絶
縁板とシール板が別体だから、絶縁板やシール板
の取付けに多大の手間を要して組立て時の施工性
が悪いという欠点があつた。
密着シールするに当つて、第1図a,bのように
剛性を有する絶縁板の上に半硬化状態のエポキシ
樹脂のような熱硬化樹脂製のシール板を置き、シ
ール板を120℃程度の高温雰囲気で溶解、硬化さ
せてケース体の開口部を密着シールしていたの
で、シール板の表面に凹凸が生じて外観を著しく
悪くするという欠点があり、更に剛性を有する絶
縁板とシール板が別体だから、絶縁板やシール板
の取付けに多大の手間を要して組立て時の施工性
が悪いという欠点があつた。
本発明は上述した欠点を解消するものであり、
その目的とするところは剛性を有する下絶縁板と
薄い上絶縁板との間に半硬化状態のシール板を介
在させて形成したシール体でケース体の開口部を
塞ぎ、次いでシール板を加熱硬化することによ
り、シール体の表面に発生する凹凸が極めて少な
くて外観を美しく仕上げることができ、更に組立
て時の施工性を向上できるようにした密封型電気
機器のシール方法を提供するにある。
その目的とするところは剛性を有する下絶縁板と
薄い上絶縁板との間に半硬化状態のシール板を介
在させて形成したシール体でケース体の開口部を
塞ぎ、次いでシール板を加熱硬化することによ
り、シール体の表面に発生する凹凸が極めて少な
くて外観を美しく仕上げることができ、更に組立
て時の施工性を向上できるようにした密封型電気
機器のシール方法を提供するにある。
本発明を以下、図示した実施例により詳述す
る。ケース体3は上面が開口部4となつた略箱状
をしていて開口部4の下方の内側壁には段部9が
周設されており、第2図のようにケース体3内に
リレーのような小型の電気機器2を収納して電気
機器2の上面から立設された複数の端子1を開口
部4からケース体3の上方に突出させる。下絶縁
板5は肉厚で剛性を有していてフエノール樹脂の
ような熱硬化性樹脂を含浸硬化した積層板からな
つており、上絶縁板6は下絶縁板5より肉薄で、
かつ同材質からなつている。上絶縁板6と下絶縁
板5の間には第2図のように予じめエポキシ樹脂
のような熱硬化性樹脂を半硬化して形成したシー
ル板7がサンドイツチ状に介在していて絶縁板
5,6とシール板7でケース体3の開口部4と略
同形状のシール体8が形成されており、シール体
8には端子1を挿通するための複数の挿通孔10
が打抜加工により隔設されている。しかして電気
機器2をシールするに当つて、第3図のように各
端子1を各挿通孔10に挿通して上絶縁板6を表
面にしたシール体8を段部9に取着し、ケース体
3の開口部4をシール体8で塞いだ後、シール板
7を、例えば120℃程度の高温に加熱して溶融硬
化させ、ケース体3の開口部4をシール板7で密
着シールする。上記のように剛性を有する下絶縁
板5と薄い上絶縁板6との間に予じめ半硬化状態
の熱硬化樹脂製のシール板7を介在させてシール
体8を形成したので、端子1をシール体8に挿通
してケース体3の開口部4をシール体8で塞いだ
後、シール板7を加熱硬化して開口部4を密着シ
ールすることができる。しかもシール板7の表面
側には薄い上絶縁板6の層が設けてあるから、加
熱硬化時にシール板7が溶融して流動性を帯びて
も上絶縁板6でシール体8の表面に発生する凹凸
を最小限に抑えることができるものであつて、シ
ール体8の外観を美しく仕上げることができる。
また上述したように上絶縁板6と下絶縁板5の間
に予じめシール板7を介在させてシール体8を形
成したので、絶縁板5,6とシール板7を同時に
ケース体3の開口部4に取着することができるも
のであり、絶縁板5,6とシール板7を別々に取
付ける必要がないから、組立て時の施工性を向上
できる。
る。ケース体3は上面が開口部4となつた略箱状
をしていて開口部4の下方の内側壁には段部9が
周設されており、第2図のようにケース体3内に
リレーのような小型の電気機器2を収納して電気
機器2の上面から立設された複数の端子1を開口
部4からケース体3の上方に突出させる。下絶縁
板5は肉厚で剛性を有していてフエノール樹脂の
ような熱硬化性樹脂を含浸硬化した積層板からな
つており、上絶縁板6は下絶縁板5より肉薄で、
かつ同材質からなつている。上絶縁板6と下絶縁
板5の間には第2図のように予じめエポキシ樹脂
のような熱硬化性樹脂を半硬化して形成したシー
ル板7がサンドイツチ状に介在していて絶縁板
5,6とシール板7でケース体3の開口部4と略
同形状のシール体8が形成されており、シール体
8には端子1を挿通するための複数の挿通孔10
が打抜加工により隔設されている。しかして電気
機器2をシールするに当つて、第3図のように各
端子1を各挿通孔10に挿通して上絶縁板6を表
面にしたシール体8を段部9に取着し、ケース体
3の開口部4をシール体8で塞いだ後、シール板
7を、例えば120℃程度の高温に加熱して溶融硬
化させ、ケース体3の開口部4をシール板7で密
着シールする。上記のように剛性を有する下絶縁
板5と薄い上絶縁板6との間に予じめ半硬化状態
の熱硬化樹脂製のシール板7を介在させてシール
体8を形成したので、端子1をシール体8に挿通
してケース体3の開口部4をシール体8で塞いだ
後、シール板7を加熱硬化して開口部4を密着シ
ールすることができる。しかもシール板7の表面
側には薄い上絶縁板6の層が設けてあるから、加
熱硬化時にシール板7が溶融して流動性を帯びて
も上絶縁板6でシール体8の表面に発生する凹凸
を最小限に抑えることができるものであつて、シ
ール体8の外観を美しく仕上げることができる。
また上述したように上絶縁板6と下絶縁板5の間
に予じめシール板7を介在させてシール体8を形
成したので、絶縁板5,6とシール板7を同時に
ケース体3の開口部4に取着することができるも
のであり、絶縁板5,6とシール板7を別々に取
付ける必要がないから、組立て時の施工性を向上
できる。
本発明は上記のような構成を有するので、シー
ル体の表面に発生する凹凸が極めて少なくて外観
を美しく仕上げることができ、更に組立て時の施
工性を向上できるものであつて、リレーやその他
一般の半導体等の電子部品のような電気機器のシ
ール方法として優れたものである。
ル体の表面に発生する凹凸が極めて少なくて外観
を美しく仕上げることができ、更に組立て時の施
工性を向上できるものであつて、リレーやその他
一般の半導体等の電子部品のような電気機器のシ
ール方法として優れたものである。
第1図a,bは従来例の製造時の縦断面図、第
2図乃至第3図は本発明の製造時の縦断面図であ
り、1は端子、2は電気機器、3はケース体、4
は開口部、5は下絶縁板、6は上絶縁板、7はシ
ール板、8はシール体である。
2図乃至第3図は本発明の製造時の縦断面図であ
り、1は端子、2は電気機器、3はケース体、4
は開口部、5は下絶縁板、6は上絶縁板、7はシ
ール板、8はシール体である。
Claims (1)
- 1 端子を突設した電気機器をケース体に収納す
ると共にケース体の開口部から端子を突出させ、
剛性を有する下絶縁板と薄い上絶縁板との間に半
硬化状態の熱硬化樹脂製のシール板を介在させて
形成したシール体に上記端子を挿通すると共にケ
ース体の開口部を上絶縁板を表面にしたシール体
で塞ぎ、次いでシール板を加熱硬化することを特
徴とする密封型電気機器のシール方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15125378A JPS5577101A (en) | 1978-12-06 | 1978-12-06 | Method of sealing sealed electric equipment |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15125378A JPS5577101A (en) | 1978-12-06 | 1978-12-06 | Method of sealing sealed electric equipment |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5577101A JPS5577101A (en) | 1980-06-10 |
JPS6118841B2 true JPS6118841B2 (ja) | 1986-05-14 |
Family
ID=15514611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15125378A Granted JPS5577101A (en) | 1978-12-06 | 1978-12-06 | Method of sealing sealed electric equipment |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5577101A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6380133U (ja) * | 1986-11-14 | 1988-05-27 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58189935A (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-05 | 松下電工株式会社 | 密封リレ−の製造方法 |
JPS59208713A (ja) * | 1983-05-13 | 1984-11-27 | ニツセイ電機株式会社 | フイルムコンデンサの製造方法 |
JPS6130225U (ja) * | 1984-07-25 | 1986-02-24 | 株式会社デンソー | 内燃機関用点火コイル |
-
1978
- 1978-12-06 JP JP15125378A patent/JPS5577101A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6380133U (ja) * | 1986-11-14 | 1988-05-27 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5577101A (en) | 1980-06-10 |
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