JPS61188308A - 駆動および空転されるロ−ラコンベア - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、駆動および空転されるローラコンベアに関し
、このコンベアのローラは入力駆動機構に摩擦係合し、
このコンベアによって搬送される被搬送物の移動が妨げ
られた場合にはこれらのローラが空転するように構成さ
れたものである。

［従来の技術］ 従来から、ローラが駆動および空転されるローラコンベ
アは知られており、これらのコンベアでは、ローラがこ
のローラを軸方向に貫通した駆動軸に摩擦係合している
。このような装置で暎、これらローラ上に載置された被
搬送物の型温によってこれらローラを駆動するに十分な
摩擦力が与えられ、また、この被搬送物の移動が妨げら
れた場合には、駆動軸が空転してこのローラの回転が停
止し、この被搬送物の摩耗が防止されるように構成され
ている。しかし、このローラと駆動軸との間の摩擦力は
このローラの上に載置される被搬送物の重量に対応して
決定されるので、この摩擦力を十分に大きくすることが
できず、このコンベア装置の作動の信頼性が十分ではな
かった。また、このローラと駆動軸との間のＩｔＩ擦力
はこれらの間の汚れによって大きく変化するので、これ
らローラおよび駆動軸の端部にシール機構を設ける必要
があった。ざらに、このようなコンベア装置では、被搬
送物の重量等に対応して摩擦係合力を調整することがで
きなかった。

また、英国特許　ＧＢ−２００４３４Ｂ　　に開示され
ているものでは、複数の荷重支持ホイールを備えており
、これら荷重支持ホイールは入力軸に摩擦係合しており
、この入力軸は上記の荷重支持ホイールと同期してアク
チュエータによって駆動される。しかし、このようなコ
ンベア装置では、上記の各荷重支持ホイールの駆動トル
クが等しい不具合があった、すなわち、このようなコン
ベア上の被搬送物の移動がストッパ等に当接して停止し
た場合には、この停止した被搬送物を支持している荷重
支持ホイールの駆動トルクは低下することが好ましく、
また傾斜した区間を移動する被搬送物を支持する荷重支
持ホイールの駆動トルクは増加させる必要があるが、こ
のコンベア装置では、上記のように各荷重支持ホイール
の駆動トルクが同じであるという不具合があった。

また、これらの荷重支持ローラを駆動する摩擦駆動機構
を完全に密閉することはできず、このためこの摩擦駆動
機構が汚染され、摩擦力が変化する不具合があった。

［発明が解決しようとする問題点］ 本発明は以上の事情に基づいてなされたもので、上述の
不具合を解消した駆動および空転されるローラコンベア
を提供することを目的とする。

［問題点を解決するための手段とその作用］本発明のロ
ーラコンベア′ａＢは、荷重を支持するＯ−ラと、入力
駆動軸と、この入力駆動軸とローラとの間をにそれぞれ
設けられた摩擦駆動する機構とを備え、これらの摩擦駆
動する機構は、上記のローラと一体に回転するように設
けられた伝達体と、上記の入力駆動軸に設けられた駆動
体と、この駆動体を付勢し上記伝達体に押圧してａ！擦
係合させる付勢機構とから構成され５ている。

［実施例］ 以下図を参照して本発明の詳細な説明する。

図中の１０はローうであって、これら複数のＯ−ラ１０
はサイトレール１１間に回転自在に支承されている。な
お、このサイトレールは片側のみを図示する。これら各
ローラ１０はそれぞれ伝達体が一体的に取付けられてお
り、これら伝達体は摩擦ホイール１２から構成され、こ
れらの摩擦ホイールには頂角が９０”の円錐面１３が形
成されている。そして、これらローラ１０および摩擦ホ
イール１２は軸受によって上記のサイトレール１１に回
転自在に支承されている。また、このサイトレール１１
に沿って入力駆動軸１５が上記のローラ１０に近接して
配置されている。この入力駆動軸１５には複数の駆動体
が設けられており、これら駆動体は摩擦ホイール１６か
ら構成され、これら摩擦ホイールはスプラインまたはキ
ーによってこの入力駆動軸１５と一体に回転し、かつこ
の入力駆動軸１５の軸方向に摺動するように取付けられ
ている。そして、これら摩擦ホイール１６には頂角が９
０’の円錐面が形成されており、これら摩擦ホイールは
スプリング１７によって付勢され、上記の円錐面が上記
ローラの摩擦ホイール２の円錐面１３に押圧されている
。これらのスプリング１７の付勢力は、上記の入力駆動
軸１５上に設けられ軸方向に位置調整自在なカラー１８
によって調整されるように構成され、この入力駆動軸１
５から各ローラ１０に伝達されるトルクをそれぞれ調整
できるように構成されている。

上記の摩擦ホイール１２は好ましくは鋼材料から形成さ
れ、また上記の摩擦ホイール１６は合成樹脂材料から構
成され、ローラ１０が停止して入力駆動軸１５が回転を
続けた場合に、この停止したローラ１０側の摩擦ホイー
ル１２の円錐面１３が部分的に摩耗せず、入力駆動軸１
５側の摩擦ホイール１６の円錐面が全体的に均一に摩耗
するように構成されている。これら摩擦ホイール１２゜
１６および入力駆動軸１５は、上記のサイトレール１１
に着脱自在に取付けられたハウジング２０によって密閉
されていることが好ましい。このようにすれば、これら
摩擦ホイール１２．１６等に異物が付着することが防止
され、このコンベアを分解するまでこれら摩擦ホイール
は清浄に維持される。

上述したような駆動および空転されるローラコンベアは
、？Ｉ９Ｉな機構を使用することなく被搬送物が停止さ
れた場合にローラを空転させることができる。また、円
錐面を有した摩擦ホイールを備えているので、従来の駆
動および空転される０　−ラコンベアのように傘歯車を
使用する必要がない。

また、上記入力駆動軸側の摩擦ホイール１６が軸方向に
移動できるので、ローラ側のＩｌｉ擦ホイール１２を小
径ものに交換することができる。したがって、被搬送物
の搬送速度を速くしたい部分のローラ側の摩擦ホイール
を小径のものと交換すれば、この部分での搬送速度を速
くできる。この搬送速度を速くしたい部分の例としては
、被搬送物のストッパの直後の部分があり、この部分で
搬送速度を速くしておけば、ストッパから開放された被
搬送物がこのストッパから迅速に離れるので、このスト
ッパを被搬送物が十分に離れるまで解放状態に維持して
おく退避ｍｖｓ等が不要となる。また、従来の駆動およ
び空転されるローラコンベア装置では、傾斜した部分で
ローラの駆動トルクを大きくしたり、ストッパの前の部
分でローラの駆動トルクを小さくしたりする等、一部の
ローラの駆動トルクを変えることはできなかった。しか
し、本発明のコンベア装置では、スプリング１７の付勢
力を調整することによって一部のローラの駆動トルクを
変えることができ、傾斜部分を有するコンベア装置等の
場合に有利である。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例の要部を示す平面図である。 １０・・・ローラ、１１・・・サイトレール、１２・・
・摩擦ホイール、１５・・・入力駆動軸、１６・・・摩
擦ホイール、１７・・・スプリング。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）駆動および空転されるローラコンベアであって、
   支持エレメントと、この支持エレメント上に設けられた
   複数の従動部材と、入力駆動軸と、この入力駆動軸とロ
   ーラとをそれぞれ摩擦駆動する複数の機構とを備え、こ
   れら摩擦駆動する機構は、ローラと一体に回転するよう
   に結合された複数の伝達体と、上記入力駆動軸に取付け
   られた複数の駆動体と、上記入力駆動軸上に設けられ上
   記駆動体を付勢しこれら駆動体を上記伝達体にそれぞれ
   摩擦係合するように押圧する複数の付勢手段とから構成
   されていることを特徴とする駆動および空転されるロー
   ラコンベア。
2. （２）前記伝達体は前記支持エレメントに対して前記ロ
   ーラと反対側に配置されていることを特徴とする前記特
   許請求の範囲第１項記載の駆動および空転されるローラ
   コンベア。
3. （３）前記伝達体は摩擦駆動ホイールであることを特徴
   とする前記特許請求の範囲第１項または第２項記載の駆
   動および空転されるローラコンベア。
4. （４）前記摩擦駆動ホイールおよび駆動体は互いに係合
   する円錐面を有していることを特徴とする前記特許請求
   の範囲第２項記載の駆動および空転されるローラコンベ
   ア。
5. （５）前記駆動体は前記入力駆動軸の軸方向に移動自在
   に設けられ、また前記付勢手段によってこの駆動体に与
   えられる付勢力を調整する手段を備えていることを特徴
   とする前記特許請求の範囲第１項ないし第４項のいずれ
   か１に記載の駆動および空転されるローラコンベア。